LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

三谷幸喜×アガサ・クリスティ×野村萬斎第二弾は「アクロイド殺し」!

黒井戸殺し

地上波ドラマとしてはなんと贅沢な布陣。制作発表を聞いてからずっと楽しみにしていました。
あまりにも作品が有名すぎて犯人はとっくにわかってしまっているのに、冷酷にして卑劣な殺人、機を見るや瞬時にトリックを計算し実行するその頭のよさを、原作に忠実に再現した映像。
にもかかわらず、実に楽しんで観てしまいました。

無理やり日本の話にしているためアクロイド=黒井戸だのハモンド=鱧頭だの人物名がなかなか厳しいのは前回同様でご愛嬌。
もちろんポワロは「勝呂」です! 本人が気取って何度も1人称に使います。

以前「オリエント急行」の映画感想で、
「クリスティはアンフェアだという論争が起こったこともある」みたいなことを書きましたが、それはまさに今回の原作、「アクロイド殺し」を指してのものでした。映像化によって、あの
「やられた! 騙された!」という驚きはかなり緩和されてしまっていましたが、ラストの勝呂の表情が圧巻すぎて、ああこれこそ映像の力、演技の力だなあと息を呑むばかりでした。
以下、言わずもがなのネタバレ感想文。

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2018.04.15 00:53 | dvd box 観たらめも | トラックバック(-) | コメント(-) |
ある事情で前職を辞めることになり、今は再び悪名高い裁量労働時間制――というか高度に柔軟性を発揮しつつ臨機応変に働く体制の仕事を、ふるい知人のお手伝い的な感じでやっています。どこまで続く転職人生。
今日はテープ起こしをするはずだったのですが音源が届かず、お昼すぎても来ないので勝手に休みと決めて映画を観にでかけました。
時間的に吹き替えしか無く不本意ながら観た、わけですが、英語の聞き取りはできてもタイトルのように流行語の聞き分け(による世代差の類推)まではできそうにないわたしには、正解だったように思います。


Board games by candlelight. / Flashy Soup Can


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2018.04.13 00:59 | dvd box 観たらめも | トラックバック(-) | コメント(-) |


祝アカデミー作品賞&監督賞&美術賞&音楽賞受賞。監督のスピーチにはぐっとくるものがありましたし溢れる特撮愛にはなんとなく、
「才能ある監督が受賞した」というより
「ぼくらの仲間がすごいことしてくれた!」みたいな親近感を勝手ながら感じてしまいました。TLもそんな感じでしたよね。予告編のラストをご覧ください。自主制作映画かと言いたくなるクレジットを。
あと、今回「ゴジラ」の中島春雄氏への追悼が行われたのも、本作と何か関係があるような気がして、感慨深かった。

でもちょいと恨みもありましてパンフレット買い損なってしまったのですよ。たぶん受賞のせいと思われます。まあ、なんとか後からでも入手しましょう。
代わりにもらってきたチラシの地模様が水を表すウロコ模様だったのがツボでした(wi-fiマークみたいなの)。

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2018.03.10 01:30 | dvd box 観たらめも | トラックバック(-) | コメント(-) |
――人生の。
実話を謳い文句にしている映画なので、何が起こってどうなるかはだいたいわかっている状態なのに、3人の少年の出会いとその交流、別れ、人生への夢と挫折、といった物語が突然始まるので、否応なしに観客は、彼らがパリ行きの急行に乗り込む前からその旅につきあうことになります。
クリント・イーストウッド監督の実話ものは「硫黄島からの手紙」あたりからかなと思うわけですが、戦闘そのものより兵士たちが、将官たちが、それぞれに硫黄島へ赴くまでの生活に長尺が割かれていまして、ああ同じような作り方なんだなと思います。

やがて青年となり、再会も兼ねてヨーロッパでの休暇旅行を計画する3人。美しい女性をナンパして風光明媚なイタリアを楽しむ2人と、文通相手の女性とともにドイツで祖父の思い出をたどる1人が、アムステルダムで刺激的な一夜を過ごし――。

「主よ、わたしをあなたの平和の道具にしてください」

できのいい子供とは言えなかったあの頃、母にもうたくさんと突き放されたようで寂しかったあの夜の祈りの言葉が、思いがけず現実になる。よかったね、と誇らしげな顔に声をかけたくもなり(全員レジオン・ドヌール受賞!)、しかしそんなふうに望みが叶うのは、この世の中が相変わらず辛く哀しい日々に満ち満ちている証拠でもあり、若いかれらには今後も失望や哀しみが訪れるのでしょうが、それでも幸あれと祈ってしまうラストでした。

余談ながらキリスト教系の学校に通う幼い彼らが、
「ここって公立じゃないからプロムもホームカミングもないじゃん。おれは彼女がほしい」とおませにぼやくシーンで、スパイダーマンを思い出しました。

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2018.03.06 23:31 | dvd box 観たらめも | トラックバック(-) | コメント(-) |
いやそのかっこいいというのがヒーローじゃなくて、ヒロインでもなくて、親衛隊長(ブラック・パンサーは一国の王なので)の女性、オコエなんですけど最初っから最後までこの人にしびれっぱなし。アクションでも容姿でも演技でも途切れなく。惚れ惚れします。わたしは断然オコエ推し。

作品全体で言うと、うまくまとまった宮廷劇でした。
もちろん力感あふれるブラック・パンサーのアクションもいい。敵の攻撃を受ければ受けるほど反撃エネルギーとして蓄えるスーツ最高。なのに最後はローテク、つまり拳でけりをつけようとするのも最高。
でもオコエ(ダナイ・グリラ)推し。ワガンダ国の国民皆兵的な鍛えっぷりのなかでも出色です。「インフィニティ・ウォー」にも出るらしいので絶対観る。

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2018.03.02 23:38 | dvd box 観たらめも | トラックバック(-) | コメント(-) |