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LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

昨年よりスタートした「東映ムビ☓ステ」の第2弾、「死神遣いの事件帖」。とりあえず映画の方を観てきました!
第1弾「GOZEN」は田舎の悲しさでまったく観られなかったのですが今回は幸い隣の市で上映されていたので遠征。下手したら京都大阪まで行かないといけないかなと思っていたのでラッキーです。

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写真の通り、豪華なパンフも買えました。鈴木拡樹さんが今回艶やかです。そして殺陣が重かった。
「柄まで通ったぞ」は「刀剣乱舞」における短刀、薬研藤四郎の殺し文句(文字通り)なので、ここで使うと薬研ファンに怒られてしまうかもしれませんがそれくらい重く衝撃的で、かつ甘やかな仕留め方をしてきます。鈴木さんが。悪役がうらやましい。
以下ネタバレ気にしない方に見てほしい感想文。

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時節柄なのでしょうが、街のショッピングモール(シネコンがある)もそこに至る道もがらがら。
座席指定の画面が市松模様になっていてぎょっとしましたが、1つ飛ばしで席をとるようにという劇場側の配慮でした。ポップコーン売り場も物販のスペースも係員が極端に少なくて、寂しい……この春はアルバイトがなくなった学生さんも多いかも。病気よりも経済の冷え込みが心配ですね。

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Photo by Johann Siemens on Unsplash

第一次世界大戦中の実話を元にした映画。ぞっとするような戦場の不潔さが冒頭これでもかと描かれているのですが、終始宗教劇を観ているような静謐と品格を、同時に感じとってしまいます。家系樹(家樹)のごとく枝を広げる草原の樹木。そびえ立つ梢を吹き抜け、深い森の暗がりに満ちていく美しい賛美歌の響き。照明弾の禍々しいまでの明るさ、炎上する教会とろうそくの灯りに照らし出される聖母さながらの女性。作戦中止の伝令を走らせる将軍がコリン・ファース、メッセージを受け取る最前線の大佐がベネディクト・カンバーバッチと、始まりと終わりにしっかりとした重石が配されているのも心憎い。

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60年代アメリカを忠実に再現した街並み、ミニスカにロングブーツ、ニットや無造作なロングヘア、ヒッピーにヒッチハイク。そして当時の社会のあらゆる階層に影響力を及ぼしていた映画とテレビ。世界を変える力すら持っていた、かつてのハリウッド。
……という当時の空気感を感じるための映画だろうと思って観ましたが予想外のオチがついていました。
レオ様とブラピ、かつてのスター俳優が二人して、落ち目の中年俳優&その専属スタントマンを演じているのも洒落ています。

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Photo by Nathan DeFiesta on Unsplash

以下、ネタバレを気にしていない感想文。ブルース・リー好きの方はちょっとムカッとくるかもしれないシーンあり。

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映画の冒頭とラストで、同じ一つのモノローグが繰り返されます。
うろおぼえですが、

「7000rpm(エンジン回転数:毎分7000回転)は特別だ――そこを過ぎれば、
車体は重みを、存在を失い、ただそこに残された魂と肉体だけが時空を駆ける。
その時、わたしに問う声が聞こえるのだ、『お前は何者なのだ』と」

 的な。限界を超え、レッドゾーンまでアクセルを踏みこんだ果てに訪れる、特別な感覚。これを、わたしははじめ、<ル・マンを制した唯一の米国人>との名声を武器に、今や気鋭のカーデザイナーにしてチャーミングなセールスマンとして成功を収めつつあるキャロル・シェルビーの、胸に残る苦い憧憬を語る言葉だと思っていました。
が、最後まで観ると、もう1人の主人公、ただひたすら車を愛した純粋な男、ケン・マイルズが到達した幸福を語るロマンチックな言葉でもあるとわかってきます。

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Photo by Markus Spiske on Unsplash

この2人の主人公の、短い友情を語る物語。以下の感想文は例によってあまりネタバレとか気にしていません。

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特撮は関係ないんだけど、あの再現度はもはや特撮だなあ……と思うくらい、タロン・エガートンの、エルトン・ジョンには似ても似つかない容姿が、どんどんそれっぽく見えてきます。物語のエピソードが中年期に向かうにつれ、どんどん額が広く、なおかつ頭頂は薄くなっていくので
「まさか抜いたのでは? でも抜いたら生えてこなくなるよ!?」とどきどきするくらい(メイキングで一旦頭を坊主にし、薄毛のウィッグをつけたと明かされて一安心するくらいにはずっと気にしていた)。
タロンが主演を務めた「キングスマン ゴールデンサークル」にもエルトン・ジョンは出演していてあの妙なトリみたいな衣装を着ていたので、縁があったのかもしれないですね。

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Photo by Michał Parzuchowski on Unsplash

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