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仮面ライダーキバ 最終話 カロンの舟歌

最終回=ハッピーエンドであろうことに一点の疑いもなかったのですが、こうきたか!
ギリシャ悲劇もかくや、な前回から一転、意外にも軽やかにまとめてきましたね。
そしてビショップの「ロングコートで腹落ち」、砕け散り水底に沈んだイクサの腕、ここで出てくるんだと楽しみました。
ラストの絵が素敵です。あれ、誰が誰か(当ブログ的な意味で)知りたいものですね。
以下、本スレ300さんの労作。
300 :名無しより愛をこめて:2009/01/17(土) 19:56:59 ID:8jlesLEk0
infoseekのTV番組表上でのラテ欄。数日前と当日ではラテ欄が変わるのが面白くて記録に残してた。
しかしもう明日で最終回か・・・感慨深い。

1話「目覚めよ!!」→「運命の鎖!!」 2話「親子の組曲」 3話「父は悪人?」→「完全英雄!!」 4話「ワイルド狼」
5話「運命二重奏」→「二重誘拐!?」 6話「人間は音楽」 7話「闇三ツ星店」 8話「巨大竜怒る」 9話「イクサ登場」→「イクサ変身」
10話「斬!剣の舞」 11話「ロックの夢」 12話「初ライブ!!」 13話「父の変身!?」→「闘魂ダディ」 14話「威風堂々!!」
15話「四天王復活」 16話「非情の遊び」 17話「マイウェイ」→「おれレッスン」 18話「聞け心の声」→「四重奏変身」
19話「オーラの嵐」 20話「父、暴走!!」 21話「指輪騒動!!」→「指輪は踊る」 22話「衝撃出会い」→「紅の新展開」
23話「裏切ハント」→「22年の逃亡」 24話「皇帝変身!!」 25話「女王の覚醒(かくせい)」→「目覚め女王」
26話「秘密の記憶」→「キセキの父」 27話「’80を救う男」→「’80へGO!!」 28話 「ナゾ解明!!」 29話「俺がキング」
30話「バレた正体」 31話「親子W変身」 32話「サガ新登場」 33話「サガ大激突」 34話「破壊の旋律」 35話「母の秘密!!」→「新たな変身」
36話「伝説剣登場」→「最強剣」 37話「キングの掟」→「キング切る」 38話「母涙の再会」 39話「衝撃の告白」 40話「753復活」→「イクサ爆現」
41話「解き放つ心」→「心…解放!!」 42話「魔王怒る!!」43話「別れと結婚」→「涙の結婚式」 44話「パンクな父」→「再会・の父」
45話「さらば音也」→「最後の変身」 46話「さらば音也」 47話「最終決戦!」 48話「フィナーレ」

ラテ欄はネタバレ多かったのですが「パンクな父」て!
ドラン城広間。
玉座についた渡の前に現れたのはビショップ。
渡に食ってかかろうとして護衛を務める力、次狼さんに止められるシーンは緊迫感がありました。
いつでも挑戦を受ける、と挑発する渡に、必ずや簒奪を阻止すると言い捨て、去っていく、その鬼気迫る表情。

OPカットは最終回の恒例ですが、伊藤慎さんがいらっしゃるか否か、今回は確認したかったですね。まあ3部作は一緒に撮られたものでしょうから、OPがあればクレジットされてるのは確実なのですが(と思った方、エンディングに注目)。

カフェ・マルダムール。
嶋にイクサシステムを返還しようとする啓介。それを遮り、なぜ逃げるのかと涙声で抗議する恵。

体育館。
恵に止められ、さらに2人のコンビネーションを磨くべく、共に練習に励む啓介。
「どうして、ここまでしてくれるんだ…?」
心の底で啓介を尊敬していたことに、改めて気づいたと心の内を告げる恵と、恵の優しさを身をもって知った啓介。あら?いいムードです。

ドラン城広間。
2人目の客は太牙。自分はもはやかつての自分ではない、改めて決着をつけようと渡に申し入れます。
その必要はないと退ける渡ですが、太牙が真夜を処刑し、闇のキバを手に入れた経緯を語るにつれ顔色が変わり…
「戦う気になったか?」と笑み似た表情を口元に浮かべた太牙。
ザンバットソードをとり、立ち上がる渡。
2人の白き面に、雨と降り注ぎ、嵐と吹きつける薔薇の花びら。

決戦。
変身し、向かい合う2人。しかしそこへ、ビショップの邪魔が入ります。
「無能なキングと紛い物のキング。兄弟仲良く死ぬがいい」
けしかけられ2人に襲いかかる再生ファンガイアの群れ。しかしキバ、ダークキバの必殺技に加え城の3人、ガルル、バッシャー、ドッガも助っ人に入り、あっけなく消えていきます。
恒例の怪人大量発生ですが、「剣」のような世界の終わりを描くシーンはなく、あくまでビショップは新キングのためにだけ働いているようですね。

邪魔者の消えた緑地で向かい合い、鋭く切り結ぶ運命の兄弟。

その後方から、顔を歪め、せめて自分だけでも一矢を報わんと彼らに走り寄るビショップ。

その前に立ちふさがるのは啓介でした。
「…決着をつけよう。その命、神に返しなさい」
ここのイクサの変身、わたし好みでした。が、萌える間もなくビショップも変身。
凄みがありましたね。というより、化け物じみていてコワイ。
「貴様、見えないな?」
恵の声に導かれ戦う啓介でしたが、やすやすと追い詰められてしまいます。
「そんな姿で私と戦おうなどと…舐めるな!」
滅多打ちにされ倒れるイクサに、
「あの世で後悔するがいい」ととどめの鱗粉攻撃。しかし踏み留まるライジングイクサ。さらにまっすぐに突っ込んでくるビショップに、渾身の力を振り絞った斬撃。
「天魔覆滅…イクサ爆現!」
袈裟懸けに斬られ、吹き飛ぶビショップ。
村田さん、いつかブログで書かれていたバク宙~腹落ちです。長身なので見応えがありました!ブラボーです(東映公式に練習シーンの写真もあります)。
負けを悔しがりつつも、
「だがこれでわたしの魂を新しい真のキングに捧げることができる」と満足げなビショップ。

その身体が爆散し、輝く光球が空に昇っていくのを見送るや、力尽きて倒れる啓介…
駆け寄る恵の、その愛らしい頬に、倒れたまま指を伸ばします。
ふと心配げにのぞき込む恵の顔が鮮明な像を結び、
「治ったの?名護くん」
「…ああ…見える…恵!」
身を起こし、恵を抱きしめる啓介。
「ばーか」
その背に腕を回し、微笑む恵。

先代キング終焉の地、あのモニュメントのある、今は干上がり、荒れ野となったあの湖畔へ、今ようやく確かな像を結ぶバットファンガイア。

今や互いに変身も解け、力尽きかけた、太牙と渡。
「どうした、俺は母さんを手にかけたぞ」と挑発する太牙に対し、渡はもう戦おうとせず、その身体をただ抱きしめようとします。
「何の真似だ!」
「わかる…兄さんの孤独が。僕がそばにいる、ずっと…」
その豹変ぶりに戸惑う太牙。そこへ現れた嶋が、渡の真意を聞かせます。
ビショップに付け狙われる太牙の楯となるべく、渡は王を僭称したのだと。
「そんな」
自分は愛されていた。少なくとも渡には。しかし、母殺しという罪を犯した自分に、その価値はない。

逡巡する間もなく、その場へ現れたバットファンガイア。
「あいつは。僕と父さんが倒したはずだったのに…」とショックを受ける渡。
「ビショップの策略だ」
その攻撃から、渡を庇う太牙。
「戦おう、兄さん」
「一緒にな!」
心もなく枷もなく、ただ凶暴な力を振るうその恐るべき敵の前に、兄弟は力を合わせ戦おうとしますが…まったく歯が立ちません。
叩きのめされ、変身を解かれ、首を締め上げられる太牙。
「兄さん!」
同じくはじき飛ばされ、変身を解かれたまま、坂から深い崖へと転がり落ちていく渡。
「渡!」

このロングショットは誰が、どうやって撮ったのだろうと思うほど、絶望的な転がり方でした。首を折りそうな勢いで、観ていてはらはらしました。
落ちながら無我夢中で伸ばした腕をつかむかのように、渡の命を救ったのは--過去での戦いでキングにより砕かれ、水底に沈んだイクサの左腕パーツ。
そこに父の姿を見、声を聞く渡。
「渡、諦めるな…お前の中には俺がいる。俺たちは一つだ」

バットファンガイアに殴られ、投げ飛ばされる太牙。
「させるか!」
それを守るかのように飛来したダブルキバット、タツロットを見て目を見張る太牙。
その背後から、力を取り戻した渡が現れます。傷だらけの汚れた顔に、丸い目を見開き、
「兄さん、まだ戦える?」
「…当たり前だ!」
再びのダブル変身。流れ出す「Supernova」。ダークキバの紋章の力にエンペラーフォームの力も加わり、とらわれたバットファンガイアは一転、2人になされるがままに。
その身体をジャコーダーで釣り上げるダークキバ。
そこへエンペラーフォームの必殺のキックが…

強大な敵を倒した後、改めて兄と共に在りたいと眼で語る渡。
自分はあまりにも多くの罪を背負いすぎたと、その場を去りかける太牙。
「兄さんの罪は僕の罪だ。一緒に背負うよ、僕も」
そこへかけられた声は…
「太牙、渡…」
「母さん!どうして」
現れた真夜の黒々とした姿、弱々しい声に、一瞬冥府から太牙を迎えに来たのかと思ったわけですがそんなオカルト展開はありませんでした。たぶん何故真夜が生きているか、映像だけでなく台詞での説明もあったのでしょうがこの辺りカットされたのではと思います。
「いいのよ、太牙…」
母を、嶋を、殺そうとしては、いずれも土壇場で果たせなかった太牙。それは心の弱さでもあります。
だからこそ絶望した。
ただ、そのために弟に愛され、母に許され、嶋も自分を心配してくれていたと知ることができました。
独り生きてきた太牙には、初めて訪れた癒しだったのかもしれません。

キングは兄さんだ、兄さんなら人間とファンガイアの新しい世界を築いてくれるという渡に、大きさを感じる太牙。
「渡、もう一度戦ってくれ。そんなお前を乗り越えていきたいんだ」
わずかに残るわだかまりを、弱い自分を、戦いによって打ち消そうとする太牙。真夜も
「戦いからお互いの魂を感じなさい」と声をかけます。
再び繰り広げられる激しい戦い。ちょっと激しすぎる気がしないでもないです。
しかし見守る真夜の表情からすれば、それはもはや仲のいい兄弟のじゃれ合いのようでもあり…

紅邸居間。
正装した静香が、
「渡!何してんの遅れちゃうでしょう!」と駆け込んできます。タイを結べず悪戦苦闘している渡。

マル・ダムール。
「マスター!早くしないと」と駆け込んできた嶋、健吾の前には無数のプレゼント。
風邪だから自分は行けない、代わりにプレゼントを持って行ってほしいというマスターの言い分に
「もぉぉっ!」とプレゼントを抱え上げようとする2人。ぶるまんの代わりの犬がいましたね。

教会の控え室。
「母さん。あたし結婚します…」
窓の外には雪。独り座る、ウェディングドレス姿の恵。柳沢ななさん、キュートな花嫁さんです。
ただ戦士として生きると、頑なだった恵に、今は愛する人がいる。それを認める、心の強さ。
啓介の成長ばかりが目立っていましたが、実は彼女も成長していたのですね。
その前に、ゆりの幻が現れ、娘の結婚を祝福します。

教会聖堂。
庭園に向かって開かれた、美しい聖堂。後方のドアが開き、嶋にエスコートされる恵が、しずしずと歩み入ってきます。ちょっと待て。
呉服屋のお父さんは?
祭壇まで進む2人。祝福する一同のなかに、光秀だけじゃなくキバット、タツロットも見えます。城の3人みたいに人間態はとれないのでしょうかこの人たちは。
そしてコハナちゃんも。え?
533 :sage:2009/01/18(日) 15:50:47 ID:8zFGej+D0
>>381
コハナ役の子はプライベートで現場に来てたんだってさ
同事務所の小越勇輝が撮影アップの日にコハナちゃんが駆けつけてくれてうれしかったってブログに書いてた
ついでに出てもらったってとこかな

人々の声も耳に入らぬかのように、ただ目の前の恵の美しさに呑まれ、緊張の色を隠せない啓介。それを見てとり、苦笑しつつ恵の手を啓介に渡して、会衆の席へ戻る嶋。

投資会社会議室。
新社長の方針を伺います、と紹介されたのは、ビジネススーツに身を包んだ太牙。
人間との共生のため、ライフエナジーに変わるエネルギー源の開発に力を注ぐと。

教会聖堂。
硬直する啓介に、誓いのキスも恵からでした。沸き立つ一同。写メといい力の次狼さんへのキス(未遂)といい、皆さん思い切り、式というより披露宴テイスト。
神父さん、怒ってもいいんですよ。
静香がしゃしゃり出て、これより渡が祝福のためバイオリンを演奏すると告げます。
前に出て弓を構える渡。

「パパ~ッ!」

そこへ乱入してきたスチャラカなその姿は。
「パパー!会いたかった。僕だよ、正夫だよ。22年後の未来から来た正しい夫と書いて正夫、おじいちゃんとは違うでしょ?」
武田航平さん、隔世遺伝なんでしょうか。一気に言われましたがその顔は音也さんそっくりなので、渡としても疑う余地はありません。ただ事態の把握に努めるのみ。
「は?」
「そうだパパ、未来が大変なんだよ!奴ら僕を追ってきたんだ」
つられて外へ出る一同。何と上空には怪しげに光る巨大な物体が…
「正夫、あれ何?」
「ネオファンガイアだよ」
「渡!」
そこへ異変に気づき、会議を切り上げ駆けつけてきた太牙。
「あっ、伯父さん」と正夫に声をかけられ、一瞬相手を見返します。ちょっとむっとしてますか?かわいいです。

新たな敵と聞いて我に返り、前へ進み出る啓介。負けじと銀の銃を取り出して周囲に取り押さえられる恵。その銃は今どこから出しましたか。
太牙(ダークキバ)、渡(エンペラー)、正夫(キバ)、啓介(ライジングイクサ)と、次狼さん(ガルル)、ラモン(バッシャー)、力(ドッガ)が一斉に変身。上空の物体に向けキック!というところでラストです。皆さん言われているでしょうが…何というバック・トゥ・ザ・フューチャー。
これ、絶対「電王」でやると思ってたんですけどね。

というわけで、綺麗に、軽やかにまとめてくれました。
嶋の罪とは、ゆりの新しい恋は…など、関心は引かれるものの語られなかったエピソードが、いくつかあります。でも、いずれも些末なこと。
これぞ子ども番組!と言いたくなる美しいラストカットにもう大満足です。
フィナーレであると同時に、アンコール部分も--メタではないものの、言ってみれば「蒲田行進曲」的に--含んだ最終回。
キャストの皆様、スタッフの皆様、一年間、ありがとうございました。
同日追記。誤字とか修正しつつ気づいたのですが、山本匠馬さんのブログに村田充さんの寂しげなコメント入ってましたね。哀しみの王、ダークキバの写真も美しすぎるので、リンク貼りました。そしてビデオ見直せたので、一部順番等修正。

さらに追記。コハナちゃん確認できたので2chレスを貼りました。この件、加藤さんのブログにも記述がありましたね。
「…僕の子です」って書いても、ライダーファンは騙されません。
通りすがりの仮面ライダーブラボー。クウガはやっぱりバイクアクションなんでしょうかね。
1/22追記。武田さんのブログにラストシーンのガワ全員集合写真があったのでリンク貼りました。1/23追記。本題とは関係ないんですけどねw→鳴瀬さんのブログ
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コメント 4

There are no comments yet.
桐生
2009/01/20 (Tue) 13:32

天魔覆滅

の下りで名護さんが「影の軍団」の服部半蔵に見えました。
いや、イクサは白いんですけども。

晴れ晴れとした気分で見終えた最終回でした。
てっきりシリアスしんみりエンドだと思ってたので、いい意味で裏切られてよかったです。
本当にキャストとスタッフの皆様、お疲れ様でした。

しかし次狼さんの心理は「ゆりの娘は俺の嫁」だったのか「ゆりの娘は俺の娘」だったのか。

maki
2009/01/20 (Tue) 15:14

桐生さんいらっしゃいませ。

753は妙に時代がかった向上が好きなので、小さいときはおじいさんかおばあさんと一緒に時代劇を観ておこたで番茶を啜ったタイプと思っています。父殺しのエピソードがちぐはぐになっちゃいますけどね。

次狼さん感慨深げでしたが単に
「俺もこういう式を挙げるつもりだったのに横から持って行かれた…」と古傷がうずいたのでは。それ以上にドッガさんのちゅーを避けるのが大変そうでしたし。

2009/01/21 (Wed) 17:23

正夫!?

まさか武田さんがああいう形で最終回に!
そしてあの教会の列席者の豪華なこと!

音也の最期に涙したり
設定的に疑問が残ったり
そーゆーの全部私の脳裏からぶっ飛んでいきました
にこにこ笑ってしまいました

1年間ありがとう!


maki
2009/01/22 (Thu) 00:35

銀さん、いらっしゃいませ。

「キバ」には色々不満をお持ちの方もいらっしゃるようですが(そのこと自体は残念ですが)、ラストは絵に描いた大団円でしたよね。

まあわたしも、渡のバイオリンが遂に完成して、それを渡が演奏して終わったりするともっと美しかったとは思うのですが…それはそれ。
大阪のトークショーの内容を聞いて、サガークの孤独を思いつつ、見直すとまた感慨深いです。

kiva キバ