LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

上映期間延長のおかげでしょうか、休日にも関わらずいい席がとれたので、ついに観に行ってきました!
製作の発表があってからずっと観たいと思っていた、マイケル・ジャクソン「THIS IS IT」。

観ながら最初に思い出したのは、この7月からのコンサート、「THIS IS IT」のためバックダンサーとして採用された、あるオランダ人ダンサーのことでした(映画では冒頭で登場)。
前に書いたかもしれません。
この人が帰国後、オランダのニュース番組にゲスト出演し、マイケルについて色々と語っていた映像を観たのですが、彼の最初の発言は、だいたいこういう感じのことでした(会話体にしていますが例によってわたしのうろ覚え&ダメ英語による意訳なので雰囲気だけ感じてください…ソースはyoutubeなのでここに貼るのは控えます)。

キャスター:「番組には君宛にたくさんメールが来ていますよ」
ダンサー:「帰国してから個人的にもずいぶんいろんな人から連絡をいただきました。みんな、『こんなことになって残念だったね』『夢が叶う直前だったのにね』って言うんですが、あの、とんでもないです。僕の夢は既に叶っています。夢は叶ったんです、マイケルの前で踊ったあの瞬間に」
キャスター:「どういうことですか?」
ダンサー:「ずっと彼の前で踊りたいと願ってきました…僕たちは数ヶ月間、『THIS IS IT』の準備のためマイケルと共に過ごしました。彼のエネルギーを、情熱を目の当たりにしてきました。それが僕たちにとってどれほど大きなことか。僕はこれまでの人生のどの期間にも起こり得なかった成長を、この期間に果たしました。ほんとうに素晴らしい体験でした。マイケルに会えたこと、彼と共に過ごせたこと、それ自体が、僕の夢だったんです」


今回の映画を観て、初めてこの若いダンサーの言葉が理解できた気がします。
ダンサー、ミュージシャン、スタッフ、関係者すべてが同じ体験をしたでしょう。映画を観ながらわたしが最も強く感じた感情は、
「うらやましい」というものでした。彼ら関係者のすべてに、そして中でも、それを率いるプロデューサーに。

マイケルという世界最高の素材をプロデュースできるだけではありません。
彼はすべての関係者の才能を引き出し、成長と努力とを要求し、若い人々には示唆とインスピレーションを与えました。常に最高を求める、それによって、世界中から選び抜かれた一流のチームが、さらなる高みへと昇っていく、その様が、映画を通じて手に取るように感じられました。
それはまさにマイケルの「情熱」によるものです--持ち前の完璧主義に加え、昔から平和や環境保護を訴えてきた、その理想の高さからくる。
謙虚でものやわらかで、常に相手を尊重しながら、頑として要求水準だけは下げない。

それによる成長の喜びが感じられるからか、マイケルのチームは皆、終始、ほんとうに楽しそうでした。
こんなチームを率い、最新かつ最高の技術を用いる権限を与えられたプロデューサー()もまた。
彼らはどんなに幸福だったことでしょう。

そして、それと同時に、深い同情も覚えました。

リハーサルでこれだけ素晴らしかったのなら、行われなかったコンサートはどうだったのだろうと。
「最後のカーテンコールだ。みんなの聴きたい歌を歌うよ」と言った通り、映画に採用されていた曲はすべてわたし達には聴いたことのある、おなじみの曲ばかりでした。
しかし、その演出は洒脱で、大人になったマイケルの、洗練とエレガンス。そこに若いダンサーたちの荒削りな魅力(映画では「Shake your body」を背景にした「ダンサーズ!」のシーンが圧巻)が入り混じり、凝りに凝った映像と共に
「今までこんなものは観たことがない」というものになっていました。
…なろうとしていたのがわかりました。

それが素晴らしいものであればあるほど、でもわたしは、ライブの魔法がかかったステージは、この何倍光り輝いていたのだろうと、思わざるを得ません。
たとえDVDでもいい、ほんとうの「THIS IS IT」を観たかった。
誰よりもマイケルが、そして彼らチームが、それを願っていたのではないでしょうか。
彼らから、そしてこの地球から失われたものの大きさを思い知らされる、悲しく美しい映画でした。
520 :ダンサーまとめ:2009/11/18(水) 21:03:33 ID:Z12NZb4u
ちょっと改訂しました。Danielle Rueda-Watts この人だけ後で決まったのかわからなかった。

チャッキー・クレイパウ:フィリピン系ダンサーで「ハイスクール・ミュージカル」の振付師。リハではボブっぽい髪型。
ドレス・リード:頬髭のある黒人ダンサー。ジャネット、リッキーマーティン、クリスティーナ・アギレラと仕事経験あり。
デヴィン・ジェイミーソン:合格時に初日はどうなるんだろうって感激で泣いてた坊主頭の人。
ダニエル・セルブレ:元ヒラリー・ダフの相手役(ダンスダブル)。ダンスを2年間止めていたが、マイケル復帰を聞いてオーディション応募。
ニコラス(ニック)・バス:ジャネット、プリンス、ブリトニー等の振付師。ミーシャの相棒。
ミーシャ・(ガブリエル)ハミルトン:ジャスティン似の人生はつらいだろの人。ジャネット、ビヨンセのダンサー、ジャスティン等の振付師。リハから金髪に。
シャノン・ホルツァフェル:元ブリトニーのダンサー。2日前にオーディションを知ってオーストラリアから飛んできた人。
ティーモア・ステフェンズ:ダンス番組"SYTYCD"出身。オランダの番組でマイケルの香水エピソードを披露した人。
クリス・グラント:ビヨンセの振付師の黒人ダンサー。「マイケル役」としてショー出演の経験有
メキア・コックス:"The Way You Make Me Feel"の女性ダンサー。 CSIや舞台「シカゴ」等に出演
タイン・ステックリーン:ロングヘアのブロンドダンサー。「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」等に出演

521 :ダンサーまとめ追加:2009/11/18(水) 21:05:10 ID:Z12NZb4u
クリス・グラントのマイケルダンス動画:
http://vids.myspace.com/index.cfm?fuseaction=vids.individual&videoid=44946854
ミーシャ・ハミルトンとニック・バス他の "Off The Wall"
http://www.youtube.com/watch?v=tSiRRkwQ1GE&feature=player_embedded
シャノン・ホルツァフェルの公式サイト。トップにマイケルが大きく掲載…
ttp://www.shannonholtz.com/

645 :名無シネマ@上映中:2009/11/19(木) 08:28:13 ID:bFlmClX4
>>520
亀だけど
Danielle Rueda-Wattsはポールダンサーの女の人だよ

11/18追記。そろそろ上映期間も終盤ですが上記2chレスを追加します。

以下は不謹慎な萌え語りになりそうなので折りたたみ。
i0015051-1253778417.jpg
…でですね、映画では先述の通りマイケルがいろんな人たちに要求を出す場面がところどころ出てきますが、言っていること、厳しいですよね?
もちろん単純な指示の場合もありますがいつも毅然としています。キュートな笑顔&相手を傷つけないよう選び抜かれた言葉なのに、指示された側の緊張の面持ちときたら。
いやあなんか、この場にいたら、
「成長する喜び」だけじゃなく、
「指示される歓び」や
「命令され従う悦び」まで
感じてしまうんじゃないだろうかと…萌えました。
He's the boss通り越してHe is the KINGですまさに。

昔はマイケルの若々しく愛らしい外見のせいで、「KING」の称号には違和感を感じていました。
確かに業績はその名にふさわしいものでしたが、どこかの国の王子様のような顔をして、と。
でも、さまざまなリハーサル映像を観る限り、当時から自分で自分を演出することに貪欲であり、スタッフにもダンサーにもやんわりと完璧を求める人だとわかり、その風格はなるほど一国を率いる王だなあと感じるようになりました。
そしてそれは今回改めて知ったのですが、50歳になっても変わっていなかった、どころかますます磨きがかかっていたわけです。

前々から
「この人の影響力を利用しようとする政権や宗教が登場しなくてよかった」とつい心配してしまっていた、あのパワーも健在でした。
声の艶、ダンスのキレ、卓越した創造性、それらもほぼ、往時をしのごうとしていました。

これに加えて前出のオランダ人ダンサーも言っていた、MJという人の可愛らしさ。

このダンサーは同じテレビ番組で彼のダンスの素晴らしさを真剣に力説していましたが、キャスターから
「では最後に、何か面白いエピソードがあれば」と言われるとにっこり笑い、
「オーディションの時、僕は感激してマイケルに抱きついたんです。『ああこれがマイケルの匂いか』って思いました。リハーサルが始まったある時、ダンサー連中だけで話していたらふいにその時の匂いがしたので、僕は『あれ、マイケルの匂いがする』と言って--振り返ったら、後ろにマイケルが真っ赤になって立っていました。彼は何も言いませんでしたが、翌日から、香水を変えてきたんです!シャイなんです彼。僕らにとっては神様のような人なのに、とてもシャイなんです」と言ったのです。
映画にこのエピソードは出てきませんが、それでも、皆に冷やかされたり冗談を言われたりしたときのはにかんだ微笑みを観れば納得してしまいます。

色々書きましたが、実際には問答無用ですよね?観た方ならおわかりのはずです。映画館の大スクリーンで彼を観れば、落ちますこれは。

ものすごい萌えと、
「こんな感動的な映画を観てお前はそれか」という反省とに襲われて、何かもう、どうしたらいいのこの気持ち!みたいな心境です。だから地球環境を守れよ。
ご本人に言われそうですね、最初からそう言ってんじゃん、みたいな。
席がとれたらまた観に行きたいです。映画館にもよりますが、11/27まで上映延長決定。

www_dotup_org82888.jpg
あと、今週土曜からの「MOON WALKER」(↑)は正真正銘お色気大放出映画ですので(嘘です、あれも子どもを守れという理念が反映されています)、DVDは持っているのですが心おきなく映画館で萌えさせていただこうと思っています。ご本人も
「僕個人に対しては困るけど、僕のステージ、僕のダンスや歌に対してセクシーだと言われるのは好きだ」と仰っていることですし。

GYAOの特番も何とかして観たいです。佐藤健さんの姫姿を観て以来なのでIDを忘れてしまっている…
YAMAHAだったか?日本の音楽機器メーカーの人の談話で、マイケルには常に最先端のものを提供できないと、次からオーダーが来なくなるからこちらも真剣です、というのがありました。映像についてもそういう姿勢らしいので、どなたか知識のある方がMJ作品を特撮の観点から論じてくれないかなあと思ったり。
例の3D撮りおろし「THRILLER」、これだけでもDVDで出してくれないかなあ。
11/26そろそろ終わりなのでこっそり追記。
まず、「THRILLER」など「THS IS IT」のVFX 3Dを担当したクリエイターに関する記事を見つけましたので貼っておきます。⇒「【ハリウッド報告】マイケル・ジャクソン ドキュメンタリー映画「THIS IS IT」のVFXを日本人クリエイターが担当!!

MJともなると歌舞伎の18番ではないですが、
「これを聴かないとマイケル・ジャクソンのライブに行った気がしない」とファンが思う曲というのがかなりあるようです。「THIS IS IT」の中でもしきりに
「ファンの中にある原曲のイメージに忠実に」という趣旨のことが言われます(まずそれを実現して、それをさらによくしていこうという感じ)。

先日たまたま1984年のビクトリーツアー(MJはまだジャクソンズ在籍時)での「BEAT IT」の動画を見まして、最後の演出の原型はもうこの時にできていたんだなあと思ったので貼ってみます。画質めろめろで済みません。
「BEAT IT」レコーディングに参加したヴァン・ヘイレンが飛び入りしているのも見もの。あの高音ギターソロがエディの即興だったとは知りませんでした!
「THIS IS IT」だと「BLACK OR WHITE」でオリアンティに何度も弾きなおさせていたところが似た感じですがああいうのが好きなんですねきっと。しかしこのライブではちょっと音合ってません。
拍手レスです。

>内緒様

浮気エントリでのお返事でごめんなさい。
もったいないようなお言葉をいただいてしまいましたが、うれしいです。一緒にお祝いしてくださって、わたしがお礼を言うのは変なんですが、でもうれしいです。
ありがとうございます!

>なゆさん

行き違いになってました。ほんとうに過去においても、周囲を見回しても素晴らしい方々がいらして、その流れの中で観ると、さらに世界が豊かになるなあと感じます。
まさにわたしも、同時代で観られる幸福を感じています。
ありがとうございました!

コメントなしのみなさまも、いつもありがとうございます。
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style="clap"

撃たれたー

『怒ってないよ』
ずきゅーんときました。←分かってもらえます?

妥協せず全てに厳しいのに全てに優しい。
ああ、も1回見たいなぁ。

2009.11.04 08:36 URL | うぼめし #- [ 編集 ]

おはようございます。makiさんのレポ待っていました!
朝起きがけに読んで、感動がまた蘇りました。

マイケルかわいいですね>香水
ダンサーのみなさんなんですけど、ステージ上でマイケルの後ろでキメたときマイケルを見る表情が
もう嬉しそうというか、誇らし気にも見えて、本当にいい顔してました。
スリラーとケアドント~とスムースクリミナルは完全版観たいです。仰るように、DVDに入れてほしいですね。

こちらも上映期間延長&ムーンウォーカー上映します!
ムーンウォーカーは子どもも連れて行こうかなと思っとります。
デジタル処理された映像や音響が楽しみです!
ってか、映画館に向かうとき、ついでにディケイド劇場版の前売り券も買って帰ろうと思っていたのに、終わった後すっかり忘れてましたよ。
長々とスミマセンm(__)m

2009.11.04 09:58 URL | ナノ #4C5bA0qg [ 編集 ]

お2人さま、いらっしゃいませ!

亡くなってもなお様々な人の様々な思いをかきたてるMJという人は、ほんとうに特別な人だったのだと思います。

>うぼさん

わかりますとも > ずきゅーん

物心ついた時から世界的な注目を受けていたために、
「汚い言葉を使えば子どもたちに悪影響だ」
「不用意なことを言ってどこでどんな反響があるかわからない」
と、王族なみの慎ましさを体現していた人です。
ステージでも「I love you」「Thank you」くらいしか言わないと昔から言われていました…そういうことも関係しているのでしょうし、そういうことを除いても、生来優しい方なのだろうと思います。
相手の自尊心を、とても大切にしていますよね。
子どもたちに対する接し方とか見るともっときますよ。

こんな人を追い詰め、引きずりおろし、貴重な時間を奪った“魔女狩り”について思うところもあるのですが、ご本人にはありがとうという言葉しか出てきませんね。

>ナノちゃん

いかがでしたでしょう。なんか書いていて
「俺は故人にだって萌えてしまうんだぜ」とか思って自己嫌悪にとらわれたりしていたのですが…

ダンサーの皆さん、ただのファンになっていましたねあの映画。
それもうらやましかったです。
MOONWALKERは映画と言われると…つながり的には「え?」という感じですが、あれも中毒する映像ですね。わたしはマイケルが走っているフォームがどうも好きで、そこばっかり見ています。
お子さんがまた楽しんでくれるといいですね。

2009.11.04 23:24 URL | maki #mxyayG2g [ 編集 ]















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