LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。


Photo by nestor galina

今回はイベント回。

「仮面ライダーはこの街を害するもの」という依頼人の言葉に耳を疑う翔太郎。
名誉挽回のためにも、偽物の仮面ライダーをつかまえなければならない--しかし、偽物はなぜそんなことをするのか。その目的は何か。

そして物語の進展により、ついにフィリップ(この名前はおやっさんが、チャンドラーの探偵小説の主人公、フィリップ・マーロウにちなみ彼につけた名前)の真の名が、明かされます。
いやそれはそれで視聴者にとっては大事件。
しかし、えー、そんなセンスなんですか…翔太郎の姓、「左」に対し、右京かな、右近かなとあれこれ考えていたのですが。

写真はブログ画像ゲッターより。
「ギャンビット」とは同名のチェスの手にちなんだレックス・スタウトの作品名です。
牙の幻影

鳴海探偵事務所。
白煙かと見紛うほどに、ガレージに満ち満ちる湯気。何の用だったのか、ドアを開けた亜樹子は悲鳴をあげ、慌てて翔太郎を呼びます。
そして翔太郎の見たものは…ギャリーをサウナに見立て、ストーブを据え頭から毛布を被り、ダンベルでせっせと汗を絞っているフィリップ。フィリップの身長でモスキート級は無理です。
「ヒーリング・プリンセス」で若菜がボクサーの減量に感激していたので関心を持って検索しているうちに、いつの間にか自分も無茶な減量に励んでいたわけです。
「素人がボクサーの真似事なんかしやがって…知識の暴走特急だな。そのうち死んじまうぞ」
熱中症を起こしかけて倒れるフィリップ。介抱のため右往左往する亜樹子と翔太郎。
騒ぎを横に、フィリップは妙な恐竜型のメカを、ガレージの片隅に発見します。しかし次の瞬間、その姿はかき消え…
「まさか、あいつが?いや、見間違いだろ…きっと減量の影響だ」
そうに違いない--。

偽物

騒ぎのさなかに現れた依頼人、麻生冬美は風都都市銀行の窓口行員。なんと
「仮面ライダーを探してほしい」と切り出します。
「俺たちも有名になったもんだ」とにんまりしていた翔太郎ですが、依頼人の次の言葉を聞いて凍りつき--。

「仮面ライダーはこの街の敵。憎むべき犯罪者です。あのクズ野郎…」

彼女の勤め先に強盗に入った謎の怪人が、仮面ライダーを名乗っていたというのです。
誰が、何のために。

捜査

さっそく捜査に入る翔太郎。偽物のライダーは依頼人が話していた銀行強盗の一件だけでなく、現金輸送車襲撃など、次々と新たな事件を起こしているようです。襲われた警備員の証言によれば、相手は
「さあ、俺の名前を当ててみな」と迫り、仮面ライダー?と答えた彼に
「イグザクトリィ。正解だ」と楽しげに答えたと。

「これが仮面ライダーの仕業だって…?」

無残な現場の状況に立ち尽くす翔太郎。
「俺は前々からどうも胡散臭いと思ってたんだ…おい、翔太郎。知り合いだからって庇うなよ」
仮面ライダーは自分が逮捕すると言う刃野刑事(「少女A」回において翔太郎はライダーとは友達だと依頼人の娘に話している)に向かい、
「いや。俺が無実を証明してみせる」と硬い表情で啖呵を切る翔太郎。←無実を晴らすって聞こえましたが変ですよね。
バットカメラを展開し、空へ放ちます。

選ばれた家族

「フィリップくん…」
上の空の若菜。案の定、父・園咲とのチェスには負けてしまいます。それでも上機嫌で、
「いけない、もうこんな時間…お仕事に行って参りますわ」と立ち去っていきます。それを見送りつつ、
「困ったものだ」と独りごちる園咲。長女・冴子にふところから若菜の捨てたクレイドールのメモリを取り出して示します。
「これは若菜の…?」
顔色を変える冴子。
「冴子。私たちは何かな」
「地球に選ばれた家族です」
「そうだ。お前はその長女だ…若菜のように気ままに生きていくわけにはいかないよ」
地球儀の形を模したクリスタルをテーブルから取り上げ、自らのワイングラス(実はシャンパングラスらしいのですが赤ワインが入ってます)に入れる園咲。紅の中にぼんやりと白く浮かぶ地球が美しい。
冴子は娘から幹部の顔となり、恭しく口を開く。
「わかっております。ガイアメモリの開発。販売。すべては順調に進んでおります」
「そろそろ新しいメモリも増やしたいね」
「…申し訳ありません。その件も現在進行中です」

邂逅

バイクを駆り、新たな獲物に襲いかかる偽物の仮面ライダー。
バットカメラがその映像を捉え、
「出番だフィリップ。身体、大丈夫か」
「…問題ない…僕はもともと、身体は使わないから」
まだ事務所のベッドに横になった姿勢で変身するフィリップ。

「…さあ。俺の名前を当ててみな」
「し、知らないよ」
「ブブー。正解は仮面ライダーだ。忘れんなよ♪」
別の現金輸送車を襲い、警備員に楽しげに自らの名を告げる怪人。
「おいこら!でたらめ吹き込んでんじゃねえこの偽物が!」
はらわたの煮えくり返る思いを抱えつつ、現れたW。
しかし相手は
「思ったより早く会えたなあ」と哄笑しつつ、逃げていきます。
重量級の身体・重火器武装のくせに軽快な動きでWを翻弄しながら
「やべえやべえ」とバイクを走らせる偽ライダー。
ハードボイルダーだけでなく、リボルギャリーをも用いながら追走するWですが、まんまと逃げられてしまいます。
悔しがりつつ、ふと、敵が消えたあたりで何かの金属片を拾い上げた、W。

正体

ロッククライミングのトレーニングをしている依頼人・冬美。そこへ現れた亜樹子は、
「犯人を見つけましたが、逃走しました」と告げます。
「経過報告だったら、電話でも良かったのに」と答える依頼人。しかし亜樹子は
「あなた、銀行員じゃないよね。妙に汚い言葉を使うから気になって調べてみたのよね」と追求し…
訳は答えず立ち去ろうとする彼女の前に立ちはだかるのは翔太郎。
俺たちにも偽物ライダーを捕まえなければならない理由がある。隠し事はやめて協力してくれと。
観念したように冬美が語る過去は、意外なものでした。

かつて風都を騒がせた怪盗ツインローズ。うっかりツインテールと書きかけました。
その片割れが、冬美の正体。
55 :名無しより愛をこめて:2009/12/20(日) 08:57:04 ID:Zs5sYTmm0
ツインローズという名前だと女2人の怪盗っぽい感じなんだが
相棒の男としてはどうだったんだろうこの名前

(中略)

73 :名無しより愛をこめて:2009/12/20(日) 08:58:33 ID:U8yutMrz0
>>55
昔はものすごくキザで薔薇の花を口にくわえながら「フッ・・・」とか言っちゃうような男だったのかもしれないぞ

84 :名無しより愛をこめて:2009/12/20(日) 08:59:19 ID:mIzWLGPw0
>>55
男「どうも~ツインですー」
女「ローズです~」
二人「二人あわせてツインローズでーす!」

その手際の鮮やかさ、予告状を出し一滴の血も流さず目当てのものを手に入れる、誰も傷つけない自分たちのスタイルに、泥棒ながら誇りを持っていたツインローズ。
しかし、冬美は昨日、偶然出くわしてしまったのです--かつての相棒・倉田剣児が、スタイルも何もない暴力の権化、ただの銀行強盗と化してしまったところを。
姿は変わっているが、あの声、そして愉快そうに首をゆっくりと回すくせ、間違いない。
会って、そしてもうあんなことは止めさせたかったのだと、彼女は語ります。

指名手配犯の依頼は聞けないという亜樹子。
それに対し、
「依頼人は皆わけありだ」と捜査続行を告げる翔太郎。何より止められない理由が、自分にはある。
「俺のほしい報酬は一つ。奴を捉えたら2人で自首すること」

検索

鳴海探偵事務所。
犯人を探し求めようにもキーワードが足りず、地球の本棚の本を、絞りこむことができません。苛立つ翔太郎。
落ち着けという亜樹子にも反論します。
仮面ライダーという名は、この街の人達がつけてくれた名前。愛着がある。その名を遊び半分で汚すやつは許さないと。
「この証拠品なんかどうよ」
現場で敵が落としていった金属片を持ち出す亜樹子。
「何の部品かまだ判明していない」
「うーんと…」プレートをあちこちから眺めまわす亜樹子。「この形は、りんごのお尻」
なわけあるかと怒鳴る翔太郎を制し、「りんご」を検索キーワードに加えるフィリップ。するとたちまち本は一冊に絞り込まれていきます。
「そのプレートはロッカーキーのプレートの一部だ。偽物の活動エリアとロッカーの設置場所が重なるのは一つしかない」
あるビル名を告げるフィリップ。ウィリアム・テルですか。
「うっそ。まじで…」
「感心なさい。インスピレーションの女王とお呼びなさい」
勝ち誇る亜樹子を尻目に冬美を呼び出し、共に現場に向かおうとする翔太郎。
倉田の目的を詳査し、対策を立ててからのほうがいいと引き止めるフィリップを、
「もたもたしてる場合かよ。仮面ライダーは2人で1人、俺とお前なんだよ。名誉を挽回しなくてどうする。--対策なんざ、動いてから立てればいいんだ」と振り切ります。

秘密

園咲家。霧彦さんは妻に恐る恐る切り出します。
「昨日、見るからに品のない男が、君に面会を求めていたね」
「ええ」
「あれは誰なんだい?ここ数日、君の様子がおかしい」
「それはあなたでしょう。気がつけば姿がないじゃない…サボタージュでもしてるのかしら?」
「……」
「そろそろね。ショーの時間」

チェックメイト

シャーウッドビル・地下駐車場。
待ち受ける依頼人と翔太郎、亜樹子。その前に現れた偽物ライダーは、変身を解き、どこか愉快そうです。
「冬美」
「剣児!お願いだ、昔のあんたに戻ってくれよ」
「昔の俺ね…無理だな!」
突き飛ばされる冬美。その前で身を震わせながら、
「もう、俺自身にも自分を止めることができないんだよ…ガイアメモリという禁断の果実を食っちまった、今となってはな」と倉田は笑います。

シャーウッドだの禁断の果実だの、そこまで言われたら<アップル>のメモリの立場がない気がします。

「倉田!メモリを捨てろ」
「は。メモリを捨てるくらいなら人間を捨てるね」
<アームズ>の声と共に、再び返信する倉田。応じて変身する翔太郎。
「本物さんよぉ。たっぷり遊んでくれよ…」

倉田の変身するアームズドーパントはその名の通り、自在に武器が換装でき、どれも威力十分。
しかも重量級なのに動きは軽快。サイクロン×ジョーカーでも歯が立ちません。
ヒート×メタルで凌ごうとするW。
しかし、ハッピートリガー的な歓声をあげつつ襲いかかってくるアームズ。ジャギ言うな。
「こいつは強敵だ…」
リボルギャリーを楯に、その背後から躍りかかるようにヒート×トリガーで仕留めにかかるWの動きがトリッキーで良かったです。
さらに、ヒート×ジョーカーでは迫力の肉弾戦。
「はは、やっぱ本物はつええや」
…しかし、アームズの余裕は消えません。

ぐだぐだと続く戦闘にしびれを切らしたのか、冴子から彼に電話(無線機みたいに大きい)が入り、
「おっと失敬?…了解。…俺のクライアントに釘さされたわ。じゃあ、こっからが本番♪」と改めてWに向かうアームズドーパント。
そして、いつの間にか、彼らを取り巻いている無数のマスカレイドドーパントの群れ。
亜樹子、冬美は人質にとられてしまいます。

「まさか。組織の罠?」
「そういうことだお2人さん。俺の落としたヒントをちゃんと嗅ぎつけてくれるとは、噂通りの勘の良さだぜ」
あの金属片は、Wを誘き寄せるための囮だったのです。
「お願いだ、剣児!やめてくれ」と涙ながらに叫ぶ冬美。
「…クズめ」
「クズの次の要求もだいたいわかるよな?変身を解け」

(フィリップ。変身を解除すると見せかけてルナを刺す。ルナ×ジョーカーで逆転するんだ)
(わかった)

しかしメモリを一つ外した、その瞬間、
「そうはいくか!」とアームズドーパントの銃弾が跳び、Wドライバーのメモリの差込口を破壊します。
変身を解かれ、アームズの哄笑のなか、倒れこむ翔太郎。
「油断も隙もねえなあ♪ さてと…お目当ては車の中にいるかな?」

仮面ライダーシリーズには
「イグザクトリィ」を使いたがる人物が多いような気がしますがキニシナイ。
西さんは「アバレンジャー」でもアバレブルーと人格転移した際の演技で暗い表情が意外とお似合いでしたし、今回も見事な悪役だなあと思います。
ただ、この方とファング並べてみたらファングがアバレキラーに見えてしまうところが難点。

彼らの目的はフィリップ。翔太郎は絶体絶命、しかしフィリップなら事務所にいるから安心--と思っていたら、何と現場まで様子を見に来ていました。何で?
「逃げろフィリップ!--早く逃げろぉっ!」
翔太郎の声で初めて我にかえったかのように、追いすがるマスカレイド達を振り切り、逃げ出すフィリップ。

真名

逃げ惑い、公園の噴水の前で荒い息をつくフィリップ。
自分はどうすればいいのか--。
その前に現れた美しい女。
「…私についてくればいいのよ」
「まさか、今回の事件の首謀者?」
「そうよ。すべて私が目論んだこと。もう一度あなたをこの手にするために…さあ、いらっしゃい、来人(らいと)」
「来人…」
「あなたの名前よ。一緒にうちに帰りましょう」

すごくいいシーンなのに、そのネーミングセンスが残念だ!冴子・若菜はまともなのに何故なんだ!ということで来年に続く!
457 名前:名無しより愛をこめて[sage] 投稿日:2009/12/20(日) 22:00:57 ID:BIMgrKAMO
士「世界の破壊者って名前はな。
  鳴滝さんが自然と俺に名付けてくれて、
  鳴滝さんがいろんな世界に自然と広めてくれた名前なんだ。
  結構愛着湧いてんだよ。
  だから、遊び半分でその名を汚す奴を俺は許さない。絶対にだ」

458 名前:名無しより愛をこめて[sage] 投稿日:2009/12/20(日) 22:04:01 ID:7D7tOCmD0
>>457
おのれディケイド…!!

どこにでも通りすがるディケイド貼りつつ映画とTV版のつながりの件ですが、わたしはあれは微妙にパラレルだと思っています。
先週、そして先々週の「ヒーリング・プリンセス」で「死人返り」や「骸骨の怪人」の噂を聞いても何も反応しない翔太郎たち。ここからすると映画の事件は第14話以降に起こったと思われます。
が、そう考えると第14話で<クレイドール>のガイアメモリを捨てた若菜の存在がおかしくなります。園咲の一員として嬉々としてライダー討伐に現れる若菜が。
では先週と映画の間に、若菜が再度メモリを手にとるような話があるのかと思えば…そうすると今週のエピソードとはまたつながらなくなってしまうのです。
うーん、映画は今週の後、と思うべきなのかなあ。クリスマスまでに若菜に何かがあるのでしょうか。しかしそうすると、フィリップと冴子が接触した後ということでむにゃむにゃ。
いろいろと話題沸騰ですが、今週の殿様。こちらも盛り上げてきましたね。
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