LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

昨日も日記を書きかけていたのですがUP寸前でやめてしまいました。
で、その際唐突に思い出した件で、ものすごく今更なネタなのですが…

「ディケイド」第17話に登場したイクサが
「その命、神に返しなさい」という名護啓介の決め台詞を言った際、

・753役・加藤慶祐さんの声に聞こえたのに違う人だった
・同時にイクサの内蔵ディスプレイ(HMD?)に
 「Retern it to the life and the God.」と奇妙な英文が表示された

という2つの点が話題になりましたよね。

「Retern it to the life and the God.」については、当時エキサイト翻訳に
「その命、神に返しなさい」を入力したらこのままの英文が出てきたと評判でしたので、たぶんその手のものを使われたのだろうと思います。
ただ、本来ならどういう訳がいいのかなあとふと気になりまして。

最初、イクサにしろ恵にしろ青空の会の台詞は妙に時代がかった感じなので、適当に古語を混ぜて
「Render unto God thy life.」とかでいいんじゃ?と思ったのですが、そもそも死ぬことの婉曲表現で「命を神に返す」ってありなのかなあと考え出したのが運のつき。
英語圏では神は特に注釈をつけなければ唯一絶対の神であり造物主であるヤハヴェを指すものと思われ、そしてヤハヴェ信仰の代表であるキリスト教では地上の死を迎えた後も魂は永遠なので、「命を神に返す」という絶対的な死の表現って合いにくい気がするんですよね。

敵の徹底的な殲滅を図っているのだからいいじゃないか、とも思いエクソシストとかクルースニクとか化け物退治を生業とする人の台詞を調べようと、フィリップみたいな検索地獄に陥りかけたのですが…

しかしイクサの場合、相手は人間ではないにせよ、ファンガイアという同じように神に造られた同格の存在(恵もゆりもファンガイアは悪魔ではなく神がこの世に在らしめたものと明言しています)です。
これに対し人の身でありながら、神の名のもとに相手の魂すら消滅させると宣言するのは非常に僭越な行為。悪魔を相手にするエクソシストだってそんなことはしません。人間にできることは祈りによって信仰の篤さを示し、それによって悪魔を立ち去らせることだけ、とされています。
中世ならともかく、現代キリスト教的にはまずい。

いやいや、753も恵もクリスマスを祝う一方神社でお神籤を引く典型的な日本人なので、「神」という言葉も特にヤハヴェを指していないのでは? とか、魂どうこう考えて言ってるんじゃないのでは? 細かいこと気にしなくていいのでは? とも思ったのですが、とすればとりあえず、「神」は大文字の「God」ではなくなります。
「the god」になるのでしょうが、そうすると、誰やねんそれ、という新たな疑問が。
ファンガイアの神というものが存在するのであれば、
「おまえたちの神に返しなさい」という言い回しもありかなあ…? でも麻生親子の
「神は過ちをおかされた」という台詞は造物主を指していて、そういうニュアンスはないんですよね。

その辺を深く突っ込まないで訳すると、
「Return your life to the god.(お前の生命を神に返しなさい)」とか
「Give to the god the thing that is the god's--your life.(神のものは神に返しなさい)」とか
「Meet your god.(お前の神に会いに行きなさい)」とかになるんでしょうか。
しかし、英語において誰やねんそれ、何処やねんそこ、みたいな疑問を放置するくらいだったら、あっさり
「滅びよ」
「朽ちよ」
「土に還れ」
みたいな言い回しのほうがすっきりしていいと思うわけです。

つまりわたしの言いたいことは…
英訳なんかしないほうがよかったんじゃないでしょうか>スタッフ
番組でもその必要性はなかったですよね?
わたし自身、英語が得意なわけではないので詳しい方のご意見を伺いたいと思いつつ、でも、こんなこと考えつかなきゃよかったと後悔中です。

まあ寝そびれちゃったので時間つぶしにということで。
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