LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

まいりました。こんな可愛いホームズ初めて見た。全裸拘束の予告編からして萌えていたのですが本編はそれの上をいきました。そんなところばかり見ていてすみません。

くしゃくしゃのワイシャツ、行動的な短い丈の上着、サングラス、警官や労働者階級ともアメリカ大使とも常に対等な口をきく、その自由人ぶり。そのくせ教養の高さを感じさせる綺麗な英語。
そして、ワトスンの結婚に拗ねるホームズ、常識はずれの行動をワトスンに咎められてしょげるホームズ、うっかり警官を怒らせるような軽口を叩いてしまい、しまったと沈黙するホームズ、いつもいつもアイリーン・アドラーにしてやられ、
「なのに彼女からの依頼を受けたって? 君はMか」とワトスンに呆れられるホームズ、ワトスンを事件に巻き込み後悔するホームズ……etc.etc.

原典通りとは言いません、今回のホームズには事件解決後に
「バイオリンの音に耳を傾けようではないか」と誘う気取りは一切なし。その傷つきやすさや愛嬌を、わかりやすく前面に出してきています。
でもそれ以外は、こんな解釈もありなんではないでしょうか。原典でもけっこう可愛い台詞を言ってます。twitterで今フォローしているホームズbotも。

そしてこんなにもイメージ通りのワトスンも初めて見た。原典の
「荒事だ、ワトスン君。君が必要だ…拳銃を用意して来てくれ給え」という台詞にもある通り、元々ワトスンは実際家の常識人、その上元軍人らしい果断な行動力の持ち主としてホームズに信頼されている存在。名探偵の引き立て役などではないわけです。
驚くほどの悪癖の持ち主で生活上は完全なだめ人間、しかしその冴えた頭脳、あくなき探究心、それらを支える、悪を憎む心。そんなホームズの突出した美点を認め、彼の悪癖に引きずられつつも耐え、面倒をみてやろうという度量を見せるのが、頼れる男、ドクター・ワトスン。彼自身も悪を憎む心が人一倍あるんでしょうね。
パンフレットにこのかっこよさは女性対策みたいに書かれてありましたが、元々ワトスンはかっこいいんですってば。

悪役は二人とも品格があり、小者でないところがうれしい。全体に娯楽ものとしてとてもいいバランスの映画だと感じました。
「婚約指輪落としちゃったけどどうするの?」みたいな小さな疑問にもちゃんとラストで答えてくれてそれもうれしい。

さてこの映画は「ホームズが格闘する」というのが売りになってたようなのですが、テンポのいいストーリーにはたっぷりアクションシーンが盛り込まれています。
秘密めいた地下室で、造船場で、架橋工事現場で、狭い研究室で…とそれぞれタイプの違う場所での格闘。それに応じアクションスタイルが変わるのは当然ですが、その戦いっぷりにも登場人物それぞれの性格が出ているところが面白い。
最初からやる気満々、加えて格闘においても戦略的なホームズ。
「必要があれば」腕にものを言わせないこともない、そしてそういうとき一切のためらいがないワトスン。
そしてアイリーン・アドラーは、実は一番アドレナリンが出ているタイプ。嬉々として、とまでは言いませんが戦いにスリルを感じているようなアクションです。

衣装好き、美術好きにはうれしい時代物。カエルの解剖が嫌いな人は要注意。
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拍手!

拍手コメントに書きそびれましたが、makiさんのレポ読んだらますます原作を読みたくなりました。
明日図書館行ってきます!
ワトソンの婚約者に対するやっかみというか、態度が子どもっぽくて何だか可笑しかったです。

…パンフレット買うの忘れてた…orz

2010.03.17 16:27 URL | ナノ #4C5bA0qg [ 編集 ]

ナノちゃん、いらっしゃいませ!

この映画はオリジナルストーリーだと思うのですが、アイリーン・アドラーは女嫌いのホームズが唯一認めた女性、モリアーティ教授は宿敵ということでそのあたりしっかり押さえられていますね。短編が多いので読みやすいと思いますよ!

> パンフ

格闘シーンは基本的に俳優本人によるものらしいのですが、
ジュード・ロウ「こいつはこの間、見事にノックアウトされたけどね」
ロバート・ダウニーjr.「いや、その瞬間、亡くなった祖父母の姿が目の前に…」
みたいなインタビューがあったりして、楽しい感じのパンフでした。

2010.03.18 01:44 URL | maki #mxyayG2g [ 編集 ]















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