LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

丸一週間遅れてますが、ようやく観られました。

結論から言うと中盤から面白くなってきました、いろいろと。
<だいちゃん>へ集結するオンバケたち。特に美声キャラであるトウベエ、フクマツが魅力的です。
カノンを愛しつつも、念には念を入れ、歌姫の代役を探しに旅に出るオタキが周到で、それだけに、いよいよオンバケたちはイパダダ退治に本腰を入れてかかるのだなと、盛り上がりを感じます。
一方ではカノン同様、人間でありながらオンバケの存在を知る青年も登場。
さらにアクション描写では、サワモリチームに加わったトウベエの活躍に目を見張ります。
そしてとうとう、イケチヨのセクシー衣装に突っ込みが!

この路線でこのままいってくれるといいなあ。
第12話 化恩

削除の前に今一度、ネットに上げたタイヘイと守谷の動画を眺めているカノン。
タイヘイの人を信じる生き方を見守ってきた、だけどタイヘイは信じる人に裏切られたというモノローグが何というか、非常に邪魔でした。カノンがそう言葉にしてしまわなければ、
「真心から行動したが報われなかった」というタイヘイのやりきれなさ、やるせなさに共感できたかも知れないのに、やっぱりカノンまであれを守谷による裏切りと認識しているのかと冒頭からとても残念な気分です。
では守谷はどう行動すれば裏切りにならなかったというのでしょうか?
そして、守谷のためと言いながらその心に添えなかったタイヘイとカノンの行動は、その論法で言うと何と呼ばれるべきなのでしょうか。
こういう描写を入れると
「人のため尽くしてきたのに裏切られた」というカノンの過去に対する言及自体がもう、薄っぺらく、疑わしいものになってしまうのですが。

動画を削除し、ため息をつきながら前夜の回想に耽るカノン。まさか、<だいちゃん>のみんなが妖怪だったなんて--。
その時細く窓が開き、差し入れられる女物の封筒。
イケチヨから、
「隠していたのは悪かったが、自分たちの関係は変わらない」
「みんなカノンちゃんを愛してる」
「落ち込んでるタイヘイに代わって」
というメッセージです。微笑むカノン。
タイヘイに会いたい--改めて彼を探しに出かけます。

河原の土手でたそがれているタイヘイに、笑顔で声をかけるカノン。
「昨日はタイヘイさんも辛かったはずなのに、驚いてしまってごめんなさい」と。
気にすることない、と笑い、ブチンコを紹介するタイヘイ。守谷のことに触れられると、たまにああいう目に会うことがあると辛そうな笑顔を浮かべます。
タイヘイの日ごろの口癖を方言ごと真似て、<だいちゃん>でラーメンを食べようと強引に誘うカノン。

意外な展開がものすごくあっさり受け入れられていますが、わたしとしては、守谷が裏切ったとかいうカノンたちの見解をこの週まで引きずられるより、カノンがタイヘイのオンバケ体を見た後の、ドタバタが観たかったな。先週の感じではダークな気分をラストで吹き飛ばそうとしたのかと思ったのですが。
あのエグザイルは何でしょうか、もしカノンがあれを見たのであれば、タイヘイがいまだに落ち込んでるというのがわけがわからないので、イメージ映像ですよね。
カノンは落ち込んでいるタイヘイを慰めに行ったのに、いきなりその正体を目撃し、説明を受けて、結局それだけで前回は帰ったようです…?

あと、正体はばれましたが、たぶんまだオンバケたちの目的は明かされてないんですね。
何でカノンに率直に明かさず伏せているかがどうもわからないのですが、人間不信のカノンの挙動が妙だったので打ち明けそこなって、その後は彼女が立ち直るのを待っているとかなのかも。
今説明しても、歌えないカノンにはプレッシャーにしかならないでしょうから。

別の日の<だいちゃん>。
トモスケがどこかへ行く道順をタイヘイに説明していますがなかなか通じません。
「だからあたしが代わりに行ってやるって」とつい口を出すイケチヨ。しかしタイヘイは、これはジュウゾウ直々に頼まれたお役目だからと、イケチヨに譲る様子がありません。
「だいたいおめ、大都会の真ん中で、そんなかっこで立ってたら目立ってしかたねっぺよ」と、イケチヨのセクシー衣装にまでケチをつけます。
「え、何で今更そんなこと言うの?」
「確かに…ちょっと破廉恥だと思う」とトモスケの冷静なコメントがおかしい。
虚をつかれたイケチヨを尻目に行ってきますと飛び出していくタイヘイ。その張り切りようにあきれているオタキ、ハシタカ。

何かオンバケたちの状況が大きく変わったようで、そのオタキもこれから任務で出かけるようです。
タイヘイはちょっと近場に行くだけのようですが、オタキのほうは“代役探しの旅”。なかなかたいへんな役目のようで、それをオタキに押しつけてしまったと済まながっているサワモリ。ハシタカも
「お留守の間にイパダダを倒せれば倒しますね」とねぎらうように微笑みかけます。
それに応え
「まああたしの旅は無駄に終わったほうがいいんだから。ねえセンセ」とオタキが店の奥に向かって言うと、
「呼んだかな、呼んだかな」と無駄に美声な返答が。あこがれの人なのでしょう、
「トウベエさん!?」と声を上ずらせ、両手をふりしぼるハシタカ。
でも現れたのは刀の束のような形の小さなオンバケでした。
自分が来たからにはまかせておきんしゃい!と高笑いするトウベエ。

アパートで折り紙をしているカノン。カブト、金魚、犬、トリ、ザリガニ…オンバケたちの姿を折り、できた、とブチンコに微笑みかけます。これを手紙の礼に携えて、<だいちゃん>へ向かうのですが。

途中、道でブチンコを落としてしまうカノン。小さな子どもがそれを拾い上げます。
しまった、人目にふれさせてはまずいのに。緊張し、慌てて駆け戻るカノン。
しかし子どもは
「……ブチンコ!」とその名を呼び、ブチンコもまたはわはわとうれしげにその子に話しかけるのでした。果たしてその子どもはショウタ。小さな風呂敷包みがかわいいです。さらにその背後から現れるジュウゾウ。
「え? あの……」
何だというように今ごろカノンに気づき、こちらを見る2人。しかし、まさかあなた方もオンバケですかとは聞けません。
「あの。……知り合いですか?」と言うカノンはよかった。
そして、ブチンコがカノンの正体を話したのでしょう、
「ほう、あんたが歌姫か!」とうれしげに寄ってくるジュウゾウがちょっと怖い。いやだいぶ怖い。

<だいちゃん>へ2人を案内したカノン。ショウタはイケチヨ、ハシタカに抱き寄せられうれしそうです。
「歌姫に見つけてもらってよかった!」となおも言うジュウゾウをオタキが怖い顔で店の奥へ連れて行きます。
「タイヘイさん、帰って来れますかね?」とトモスケ。どうやらタイヘイは、ジュウゾウらの出迎えに行ったのに、すれ違ってしまったようなのです。心配するカノン、サワモリ。

都会の雑踏に立ちつくすタイヘイ。

「代役探しの旅だと?」
店の奥でオタキに打ち明けられ目を丸くするジュウゾウ。歌姫ならもういるではないか。
「あんた、あの子が今どんな気持ちでいるか聞いてるだろ?」
カノンはきっと今に立ち直り、その時にはブジンの心に届く歌を歌えるだろう、しかし念には念を入れるというオタキの考えにはとても好感が持てます。その間の留守をジュウゾウに頼み、旅立つオタキ。
オタキの用件も知らず、店の皆といっしょに見送るカノン。

甲州街道にイパダダ出現との報をカザハナよりもたらされ、
「よっしゃ!」と気合を入れ飛び出していくトウベエとサワモリたち。何事かと目を見張るカノンに、
「オンバケはイパダダ退治もかってでるんだ」と解説するのはショウタです。
事情が呑み込めてない表情のカノン。

運送会社の倉庫。作業員が気づかぬうちに、1人ずつ物陰に引きずり込んでいくイパダダが怖い。
トモスケが鼻を利かせ、一同が飛び込んでいくと、犬型のタマシキが待ち構えています。

<だいちゃん>。カノンの折り紙を目を細め眺めるショウタとイケチヨ。
その背後でジュウゾウが、イパダダの説明をしています。
人が強い思いを残して死ぬと悪霊になる、それを倒すのがサワモリたちの役目なのだと。争いは好まないが、多くを守るためには、性質の悪い人間=イパダダは葬らねばならないと。
「ジュウゾウさん、その辺にしときなよ? にしてもタイヘイは遅いね」
イケチヨが言うのと同時に、店の引き戸が開く音がします。
「タイヘイさんだ!」
出迎えに走るカノン。

しかし顔を出したのは気の弱そうな眼鏡の青年でした。
「お客さんごめんなさいね。今日は営業ができなくなっちまって」とイケチヨが断ると、何と
「じゃあオタキさんやサワモリさんたちはお出かけですか?」と問いかけてきます。
「そうだけど」
「……ですって」
青年は前に抱えたショルダーバッグに声をかけます。「そうなのか」と残念そうに応じる渋い声に、顔をほころばせるイケチヨ。
「もしや! フクマツかい?」
笑顔でバッグの蓋を開ける青年。中からブルースハープのオンバケが、「よぅ」と片手を上げます。

運送会社の倉庫。犬のタマシキはなかなかの強敵です。
「痛いよ、ごめんね」と言いながらトモスケが戦うのは犬同士のシンパシー? 結果遅れをとるトモスケに飛ぶ、
「馬鹿者!」という叱咤。
「尻からにょっきーん!」のところは何が起こったかよくわからなかったのですがたぶんトモスケに襲いかかるタマシキの口に飛び込んだトウベエが体内でその刀身を伸ばしながら、お尻から飛び出してきた、んですよね。突如、ひと振りの長刀に変わったトウベエによって、煙と消えるタマシキ。
とっさにその長刀を手にし、他のタマシキへ斬りかかっていくハシタカが素敵でした。
さらに刀はハシタカからトモスケへ、サワモリへと飛んでいき、彼らはそれぞれにタマシキを祓いイパダダを切り伏せようとします。

ここのアクションはスピーディーな展開で楽しかった。
しかし以前、ハシタカらの回想で活躍するトウベエの影絵アクション(たぶん伊藤さん)があって、てっきり刀を振るう武者の方がトウベエだと思っていたので意外でもありました。

<だいちゃん>。青年とフクマツの馴れ初めを聞いていたイケチヨ。ラーメンを出せず申し訳なかったともう一度詫びを口にします。
「いえ」と微笑む青年、
「イケチヨに会えて胸がいっぱいさ」ときざなフクマツ。きざですが褌です。
その間にも青年がカノンを気にするので
「お兄さんと同じ人間様だよ」と紹介するイケチヨ。カノンは一昨日オンバケの存在を知ったばかりなのだと。
「けっこうびっくりしませんでしたか」
「はい、もういろいろと」
「ですよねー」
と妙に軽い会話が交わされ、そこへ疲労困憊したタイヘイが到着します。

「抜かるなよ」
「…はい」
オンバケ体となったサワモリはトウベエを手にイパダダに迫ります。ここもくるくると攻守の変わるスピーディーなアクション。
「サワモリさん!」
ハシタカ、トモスケが加勢しますが鼻をやられたトモスケは失神。
「トモスケ!」
倒れた仲間を気づかいながらハシタカ、サワモリは引き続き紐のようなものでイパダダを捕らえています。そこへ小さなオンバケ体に戻ったトウベエが
「参る! ……ちょん」と襲いかかり、そしてそれがダメージだったのか? 絶叫するイパダダのアップで、今週はおしまい。

うーん、なんだかんだ言ってますがようやくオンバケたちのイパダダ退治が本格化してきましたね。
久々のアクションもあり、おおむね楽しく観られました。
次週サワモリ負傷のようで申し訳ないのですが。ブジンサマは和み系?

カノン周りは現状キニシナイでいられるレベルです。
これまでもカノンが傷ついたという描写はこれでもか!というほど重ねられてきましたが、周囲の人の好意を一方的にないがしろにしているのはわたしなどにはむしろカノンのほうに見え、いったいこうなるまでに過去に何が起こったのかと思っていました。
でも、カノンの過去はもう、このまま描かれないでいったほうがいいかも。カノンが裏切られたと言ってるんだから裏切られたんだろう、程度で。
ということでしばらくカノンに関しては、オンバケ戦隊のマスコットガールとして観ています。
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