LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

上品かつラグジュアリー!! スワロフスキー ゴールド チェーン付 ラペルピンブローチ

馴染みの刑事の濡れ衣を晴らすといういかにも探偵物語風のエピソードに園咲家サーガが絡み、検索能力を封じられたフィリップが苦しむ中、犯人の正体は早々に割れました(どうもアイリッシュの「幻の女」パターンではなく、ホワイダニットもののようです)。
が、これが手強い。
記事タイトルを「ダイアモンドは傷つかない」とどっちにしようかなと思うくらい強かった。腕っ節が。
正直、変身後より生身アクションのほうに萌えた今回です。

実はダイヤそのものは言うほど堅牢でも稀少価値でもないのですよね。美しいのは間違いありませんが。
何度も
「炭素だからヒートで燃やせばいいんじゃないか?」
「シャフトで打てば砕け散るんじゃ?」
と思ったりしたのですが。
画像はブログ画像ゲッターより。ほんとのダイヤじゃなくスワロフスキーですけどそれっぽいのがこれしかなかった。


「照井。何だって急にこんなところに」
「容疑者がお前に会いたいって」
留置場に案内される翔太郎と亜樹子。海外ミステリでは弁護士や探偵に会いたがる容疑者もいますが、日本ではあまりないパターンです。
連れてこられた檻の中にいた人物は……刃野。
「刃さん!」
驚く翔太郎に、竜と真倉が刃野の容疑を説明します。すかさず自分は無実だと言う刃野。

刃野の回想。昨夜、馴染みのバーからの帰り道。
その雨の中で、刃野は美しい女に出会いました。赤い帽子、サングラス、赤いドレス。しかし何よりも印象的だったのはその指に光る大粒のダイヤ。
彼女は
「ダイヤの価値ってわかる……?」と刃野に訊ね、答えられないと見るやいきなり殴る蹴るの暴行を加えてきました。
崩れ落ちた刃野を一顧だにせず、去っていく女。
後から走り寄ってきた警官たちは、
「いたぞ!」と刃野にとりすがり、そのポケットからダイヤのルースをつかみ出します。
「通報通りだな」
そして刃野は宝石の窃盗犯として逮捕され……
「頼む翔太郎。お前だけが頼りだ。あのダイヤモンドの女を探して俺の無実を証明してくれ」

謎の女の指輪はこの後も何度も描写されますが、この氷砂糖か! というくらいの石の大きさにびっくりします。
パーティー以外の普段遣いの場であんな指輪つけてたら、あちこちひっかかったりぶつかったりたいへんです。
そしてこの手でパンチされたら顔が切れちゃう。
MOMAのこれを思い出しました。

情報収集

聞き込みに走る翔太郎は、ある噂を耳にします。
人間を宝石に変える怪物がいる。これまでに7人が犠牲になったと。
そのそばで常に目撃されているのは、ダイヤモンドを指に光らせた女--。

「でもさ、被害者はみんな若くて美しい女性よ? どうして冴えない中年男の刃野刑事が狙われるわけ」

公園で休憩中の2人。亜樹子の問いに、翔太郎は、刃さんは実はすげえやつなんだと反論し、
「ずばり、騙され上手なんだ」と説明を試みます。

悪ガキだった高校時代の翔太郎を、いつも追い回していた制服警官の刃野。そんなとき、
「あっ、UFO!」と空を指さし、刃野が気を取られた隙に逃げ出すのが翔太郎の常套手段でした。
ふつうならそんなわけあるかと言う。ひっかかったとしても、一度で懲りる。
しかし刃野は翔太郎が叫ぶたび、必ず律儀に空を振り仰ぎ、時にはUFOを呼ぶおかしな呪文を唱え、その都度翔太郎を逃がしてくれるのです、夏の日も、雨の日も、桜の春も雪の冬も。

「よくわからーん」
愛すべきエピソードではありますが、すげえかどうかは疑問。困惑する亜樹子。
その背後から顔を出すサンタちゃん。
翔太郎はサンタちゃんにも情報を求めていたのです。
宝石になったとされる犠牲者は、いずれもモデル。
「しかも全員が同じクラブのメンバー」と、サンタちゃんがさし出したのはクラブ・ブルートパーズの看板でした。この店名も宝石がらみ。なにかあると感じる翔太郎。

鳴海探偵事務所。
フィリップの携帯が鳴り、翔太郎の声が潜入捜査の予定を告げます。
「ああ、わかった」
「どした。なんか元気ないな」
「……いや、なんでもない」
地球の本棚に現れた姉・若菜。彼女の心を変えることはできない。しかし彼女から逃げることもできない。

蠱毒

「若菜が地球の記憶に? このままでは先に来人が奪われる……」
見た感じ高級中華っぽいレストラン。しかし広い店内には加頭と冴子さん、2人きり。
若菜のエクストリームモードについて、
「ナスカのレベル3の力を以てしてもかなわない」と冴子さんに説明する加頭。
むかつく男ねと文句を言いつつも冷静に受け止めている冴子さんは、しかし加頭が
「あなたの勝利の確率を高めるメモリがあります」とヒントを出すととたんに食いついてきます。

捜査

クラブ・ブルートパーズ。モデル達がメンバーになっているだけあり、集まる客は美女ばかり。
足取りも軽く入り口へ近づいていく翔太郎を、
「でれでれしすぎ」とスリッパで殴りつける亜樹子。
ドアマンはそんな2人を会員制クラブだからと阻止します。自分は会員だ、モデルだと言いはったものの、撃退される翔太郎。
ドアマンはさらに、
「では美人すぎる所長のあたしが…」と無茶を言う亜樹子も撃退。優秀なのですが、さすがに若い女性と入れろ入れないで揉めるのは人目につくのでしょう、
「失礼だぞ」と亜樹子を助けに入ったのは、有名モデル、上杉マコト。その指には大粒のダイヤが光っています。
生真面目な表情で手帳を取り出し、何か質問でもするかと思えば次の瞬間、サインください!と叫ぶ亜樹子がお約束です。

マコトの連れとして中に入ることができた翔太郎、亜樹子。
ダイヤモンドの女を探している、とマコトに説明すると、マコトの表情は曇り、
「僕はここで」と離れていきます。と、
「あ、あれじゃない!?」
突然、クラブに入ってきたばかりの美女の、赤い帽子に目を止める亜樹子。その姿はまさに刃野が描写した通りです。
指に大粒のダイヤがあるかどうか確かめようと、突進していく亜樹子。
その亜樹子に振り返り、突然殴る蹴るの暴行を加える美女。
「おい何してる!」翔太郎の声も無視し、
「ダイヤの価値ってわかる? 美しく、けっして傷つかない。このわたしみたいにね!」と倒れた亜樹子を踏みにじるのです。
「待てこら!」
「……あたしは美しいものが好き。みんなダイヤになって、このわたしを飾るといい……!」
皆の注目が集まるなか、人波をかきわけ追っていく翔太郎。
しかしその翔太郎の眼前で、突如ドーパントに変身する美女。
「亜樹子、下がってろ」
事情を知らず立ち尽くすメンバーのモデルたちに、腕から何かの物質を噴霧すると、彼女たちは皆ダイヤモンドのルースに変じ、ばらばらと地に落ちます。
「フィリップ!」
前に飛び出し、変身する翔太郎。サイクロン・ジョーカー。

いつも思いますがライダーのメタリックなボディは、こういう屋内撮影が映えます。しかし、かっこよく登場したものの、敵ドーパントの強さに太刀打ち出来ないW。

「あたしは美しいダイヤ。誰にも傷つけることはできない」
「試してみるか?」

余裕しゃくしゃくのWでしたが、ヒート・メタルの高熱シャフトも、ルナ・トリガーの弾丸も効果なし。
「ダイヤの粒子を瞬時に結晶化させミラー状のシールドを出した…! すごい」
フィリップもただ感心するばかりです。
「噂の仮面ライダーもその程度か」
嘲笑うように去っていくドーパント。目の前の犯行も止められず、事後に取り押さえることもできず。
悔しさのあまり
「あの女、何者なんだ!」と叫ぶ翔太郎に、自分には心あたりがあるというマコト。
「城島……ルイです。昔からの大切な仲間。親友でした」
「親友?」
「ルイは変わってしまった、僕のせいで。僕は彼女を救ってやりたい」

検索

鳴海探偵事務所。一方的に殴る蹴るされた亜樹子の手当てをするフィリップ。検索してくれと叫ぶ亜樹子。
「あのドーパントの能力から始めようぜ。……硬さ・反射・結晶化」
翔太郎のキーワードで、新しいドーパントの正体を探るフィリップ。しかし、絞り込まれた最後の1冊を手にとったのは、突然宙に現れた若菜です。
「姉さん……」
ゆらゆらと宙を舞いながらフィリップに近づいてくる若菜。
フィリップが地球の本棚に入れば、自分にもすぐわかる。シンクロ率も前回に倍した完璧な状態。本に触れることもできれば、フィリップを連れ帰ることさえ可能だと微笑み、その白い手はねっとりとフィリップの頬を撫で回します。この手がエロいです。
陶酔と恐怖に顔を歪めるフィリップ。

姉さん、と一言叫び、ただならぬ表情で地球の本棚から飛び出してきたフィリップを、翔太郎・亜樹子も心配しますが、
「済まない、今は混乱して検索できない」としか言わないフィリップ。

取調べ

「吐けよ。金に困ってやったか?」
先輩としてこれまで様々にフォローしてもらった恩はどこへやら、ひとたび刑事対被疑者という関係になると、途端に態度が大きくなる真倉が、いちごのかき氷を食べ食べねちねち刃野を追求しています。
刃野の前にはメロンのかき氷。配慮しているようですが、昆布茶派の刃野には嫌がらせかもしれません。
それに対し馬鹿を言うな、女を探せ、自分は無実だとしか言わない刃野。
「そんな女どこにもいねえんだよ!」
「……いや、いたぜ」と現れた翔太郎。城島ルイだと刃野に告げます。
「まさかな、翔太郎。そりゃねえや」
「いや、ルイです」と、翔太郎に続き入ってきた男を見て、上杉、と驚く刃野。あの有名モデルのと、うれしそうな声を上げる真倉。
こんなに簡単に部外者が入ってくる取調室もどうなのと思いますが、
「知り合い?」とはしゃぐ真倉が現金です。

差し出された写真に写る、3人の男女。
ルイ・マコト・サトル……彼らは3人組の、仲の良い友人同士でした。
その上学生の頃は風都の平和を守ると志し、しばしば不良グループらとの小競り合いを起こしていて、だからこそ当時制服警官だった刃野ともつながりがあったようです。
正義の心が強いルイが自分をはめたなどとは、信じられない刃野。
俺のせいなんですとうなだれるマコト。
「前もそう言ってましたね。どういう意味だ」と説明を求める翔太郎。

3人のドリカム編成ではよくあること……と言ってしまうと身も蓋もないのですが、あるときサトルが、
「ルイを女性として愛してしまった」とマコトに打ち明けます。応援すると答えたマコト。
しかしルイは、サトルではなくマコトが好きだったのです。
友達と争いたくなくて、自分はルイを拒絶した、それがルイをおかしくしたと説明するマコト。あんな、怪物なんかに。
「怪物?」
「城島ルイは、人間を宝石に変えるドーパントだ」と竜が解説します。
「まさか……そんなはずはない! ……おい、サトルはどうした」
「行方不明です、ルイが怪物になった、その直後から」うなだれるマコト。

ジュエル

園咲家。加頭を呼びとめ
「お姉さまは元気?」と尋ねる若菜。
「何でもご存じなのですね」
「わたしは地球の記憶とつながったのよ? わからないことはないわ……手に入らないものもね?」

マコトの証言により、刃野の主張も信憑性が増してきました。捨ておけず、ルイの行きつけの店を捜索する竜と真倉。バーテンダーは
「今日もお見えですよ」と答えます。ついさっき、化粧室に入っていったと。

化粧室。鏡を覗き込むルイの傍らに、ドレス姿の冴子さんが立っています。S系美女が2人並んで萌える構図です。
「城島ルイ。派手に暴れてるそうね? あなたのガイアメモリ、あたしに見せてくれる」と、唐突に話しかける冴子さん。加頭に狙えと教えられたのは、ルイのジュエルのメモリだったのですね。
むっとしたように顔を上げ、
「ダイヤの価値ってわかる?」と訊ねるルイ。ちょっとワンパターンすぎる気がしてきましたが、加頭の物を落とす癖と同じようなものなのでしょう。当然ながら
「何、それ?」と応じる冴子さん。
突如ルイの長い脚が蹴りを繰り出し、避けて体制を崩した冴子さんは追撃に倒されます。その腹を踏みにじるルイの赤いハイヒールが素敵です。
「待て! ……園咲、冴子?」
そこへ踏み込んでくる真倉と竜。

逃げていくルイ、追う真倉。しかし竜は冴子さんに向かい、
「ガイアメモリ流通容疑で逮捕する」と宣告します。指名手配とかされてるんでしょうか。真倉1人にして大丈夫でしょうか。
やってごらんなさいというようにナスカに変身する冴子さん。アクセルとなる竜。

「待ちやがれこの野郎!」
店の裏に出て、路地を走る真倉。ようやく袋小路に追いついたものの、ルイに激しく蹴りつけられ、ここでダウン。

公園で相争うナスカとアクセル。
「井坂先生の仇……とらせてもらうわ。超加速」
トライアルで応じるアクセル。音速の戦いが展開されます。

硬度

港の見える公園。
「待ってた甲斐があったぜ」と、赤い帽子の女に背後から話しかける翔太郎。「上杉さんが言ってた。あんたのお気に入りの場所だってな」
「あいつ、余計なことを」
マコトはルイを心配しているのだという亜樹子の言葉を鼻で笑い、去ろうとするルイ。
それをさらに呼び止めて、サトルは今ごろ宝石なんじゃないかと切り出す翔太郎。聞きながら髪をかきあげるルイの指に、ダイヤが光ります。
「そうよ。だったら?」
「……許さねえぜ」
振り向くルイは、とっさに蹴りを繰り出します。

このノータイムの蹴りがいいんですよねルイ。
てっきりJAEの方の吹き替えかと思っていましたが、東映公式によれば、演じる奥村佳恵さんの生アクションだそうです。
神田うのさんの「うのマン」もそうだったのですが、バレエ経験者の蹴りって速さといい美しさといい見ごたえがありますね。変身するとああもうちょっとそのまま戦って欲しかったのにと惜しくなるくらい。

翔太郎を蹴りつけ、倒れた胸を踏みにじりながら
「ダイヤの価値ってわかる?」と問うルイ。その足首をつかみ
「ああ、わかるぜ。あんたみてえな女にはぜってえ似合わねえことがな!」と引きたおす翔太郎。

ごろごろと2人地面を転がったのち、起き上がって逃げるルイ、追う翔太郎、そして変身。
「決まりか……フィリップ」
「何度戦おうと同じ」
W側はルイ同様身軽なサイクロン・ジョーカー。しかし、パンチをいくら繰りだしても、相手はびくともしないどころか拳の痛みにWがよろめくほど。
「硬!」
ジュエル・ドーパントの胸にはブリリアンカットのダイヤを模した装甲がついており、そこを何で攻撃しても効き目はありません。
エクストリーム。
プリズム・ビッカー。プリズムソードでも、ビッカー・チャージブレイクも。
「ならこれだ!」
エクストリーム・マキシマムドライブ。ダブルエクストリーム--。

しかし硝煙が消えたのち、なおも傲然と立っているのはジュエルの方。
高笑いしながら、Wを蹴りつけ、踏みつけるジュエル・ドーパント。

理由

と、犯人がルイであることはここまで描写されてきましたが、その動機は今ひとつ曖昧です。
・マコトに失恋した、それ以来ルイの性格が変わってしまった
という背景と、
・美女たちをダイヤモンドに変えその身を飾る
・刃野をはめ窃盗犯に仕立て上げる
という犯行の内容がどうにも結びつきません。
若き日のルイを知る刃野にとっても、それはどうしても納得できない問題。今日は真倉に構われずに済んだこともあり、留置場で思いにふけります。ルイが上杉マコトを好きだったなんて。

「……好きになればなるほど、最後には壊したくなる」

ふと脳裏をよぎったのは若き日のルイの言葉。まさか、マコトを我が物にする力がほしくてドーパントに?
「上杉が、上杉が危ない! 翔太郎!」
叫ぶ刃野のアップで、以下次号!

今週のかわいいコックさん。えりはてじゅんとだんどりをおぼえた!
戦闘中、
「ゴセイピンクはどこにいる!」と訊ねて
「ケーキを焼いてる。いま手が離せない」と答えが返ってきた時のゴセイナイトの脱力と衝撃を思うと何だかもうたまりません。自由奔放な天使たちにかき回される萌えキャラだったとは。
生真面目で剛直なゴセイナイトを見るたび、この人が王蛇の狂気や、もっとイッてる糸矢イクサまで演じたんだよなあとため息が出そうです。しかも全員絵が強い。そのうえかっこいい。惚れ惚れします。
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