LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。


Palácio Rio Negro / Rodrigo_Soldon


いやもう、こんな美しいもの見せられちゃったらわたくしいくらでも貢ぎます、デートとかおこがましすぎる、ただ貢がせてくださいな今回のウィザード。

ふだんテレビ見ないもので、調子が悪くなってるのに気づかず、オンタイムで観ることができなかったのですが、ご近所の方のご好意でなんとか追いつきました。
何でこんなに大サービスなんでしょうか。
以前、おそらく撮影中のことだと思うのですが、関係者の方々が
「カリスマは伝説をつくった」と口々に呟いていらっしゃったことがあって、あれはこのアクションのことだろうか、いやこれだろうかと、毎回思っているのですが、もう毎回幸せすぎて、毎回伝説で構わないという気になっています。

今回はダイナミックな蹴りの連続で口から魂抜けそうになりましたけど、剣劇で間合いを図る時はいつもの足の細い動きで、ああいつもの高岩さんだとちょっと安心したり。
あの足の運び、演じている人物の攻め気を表しているようで、わたしは好きなんですね、もちろん無駄のない、スタイリッシュな殺陣もなさる方で、それも大好きなんですが。
貢がされてる

どーなつ屋、はんぐり~。そんな店名だったのか。
爽やかな秋晴れの下、プレーンシュガーを晴人のもとに運んできたアルバイトの、両腕にはじゃらじゃらと異様なほどの石のブレスレット。
「つけすぎじゃない?」と指摘する晴人に、当人、店長、揃って彼が恋をしていること、相手の女性がパワーストーンを売っていることを説明します。貢がされてる。
「いいなあ、おれも出会いがほしいなあ」と微笑む晴人。

面影堂。
「うぉーあいにー」「ティアーモ」……勝手に店内に万国旗を掲げ、中国語やイタリア語、はてはマオリ語まで、各国語の教材を広げ、いちいち愛してます、と思い入れたっぷりに唱えている瞬平。
「何してるの」とまゆをひそめるコヨミ。
「世界中の…愛の言葉さ」
その陶酔しきった表情にたじろぐコヨミ。
「世界旅行でも……するの?」
「ううん………恋を、しただけさ……」
すごく素敵なひとなんだと語る瞬平。その教材も、ぜんぶその女性から購入したようです。旗はおまけ。貢がされてる。

「なんだなんだ、ハッピーが来たのはおれだけではないってか?」
出てきた輪島までが、美術館で出会った理知的な美女の話を始めます。骨董の買取の度、食事に誘われると。
こんどは新作の指輪をプレゼントしたいと。貢がされてる。
覗きこんで、
「それ魔宝石じゃない!」と悲鳴をあげるコヨミ。
揃いも揃っておかしなことになっています。

Have you seen the lady fairer?

秋晴れの街。青いワンピースの裾が鮮やかに翻る。
茶のパンプスで舗道をゆけば、カフェのウエイターの手からはグラスに注ぎかけた水が溢れ、大道芸人がクラブを取り落とした空疎な音があたりに響き、色とりどりの風船が、見とれるピエロの手を離れ空へ飛んでいく。
老人は眼鏡の度を合わせ、恋人連れの男は恋人につつかれても気づきもせず。
その場の男たちが皆、ことごとく魂でも抜かれたかのような顔で言葉を失い、ただその様子を見守るだけの、神がかった美女。
つばのひろい帽子の下からなびく、柔らかな髪。憂いを含んだその麗しの横顔は……
「電王」では良太郎の姉・愛梨を演じたことでお馴染みの松本若菜さん。掛け値なしに美しい方です。
「キバ」で音也さんがクイーンに出会った時以来の美女演出。嫌いじゃないわ。

フェニックス、かわいいかわいい

豪華な内装のワインレストラン。独り、仕入れたワインのテイスティングを行なっている男。そこに現れたメドゥーサとフェニックス。これはこれは、と恭しく席を立つ男。
「よっ。おれたちが来たってことは……わかるだろ?」
「ゲートが見つかったんですか?」
勇み立つような回答に、メドゥーサが微笑む。
「あなたは察しがよくて助かるわ。頼めるわね」
芝居がかった様子で、一礼する男。
「店のオープンまでに、片づけましょう……」

ノーム出現

芝生の色も美しいガーデンカフェ。緊張して待つ男の前に、現れる美女。
「山形さん」「愛美さん」と呼び合っています。
似合うと思って、と差し出されるネックレスとイヤリングのセット。
「嬉しい……大事にしますね」
微笑む愛美。
と、突如悲鳴があがり、彼女の足元まで、投げ飛ばされた人間が転がってきます。ファントムの仕業。逃げ惑う人々。あたりを蹴散らし、まっすぐに愛美達のテーブルへ歩み寄ってくるノーム。
驚愕した愛美ですが、椅子から転げ落ち、腰が抜けたようになっている山形を見ると、とっさに駆け寄り、その手をとって逃げようと促します。けっこう頼もしいです。

「出会いねえ……は、ドーナツでも食うか」
軽く自嘲気味に公園を行く晴人の横を、カフェから逃げてきた人が走り抜けようとします。ぶつかり、取り落としたドーナツの袋が相手に潰されたため、思わず悲鳴をあげる晴人。しかし相手は詫びもせず、起き上がるや
「ばけもの!」と一言残し、また駆け去っていきます。事情説明が手短すぎます。
一瞬の後はっと顔色を変え、相手が来た方へ向かう晴人。

「幸せの時間は続かない……」
噴水の前へ追い詰められた愛美たち。「死の恐怖に怯え、絶望しろ」
二人の前に立ちはだかり、おもむろに剣を抜くノームですが、そこへ銀の銃弾が打ち込まれます。
「これもある意味、出会いってやつ?」
皆の視線の先で、小首を傾げる晴人。
「あなたが指輪の魔法使いですか……」
ノームの言葉に、顔を上げる愛美。「まほう、つかい……?」

美しい庭園で変身。フレイムスタイル。ばしゃばしゃと噴水の中に分け入り、戦います。基本的な白兵戦はこのスタイルなんですね。
ノームの反撃を封じるべく、ハリケーンとなって空を舞い、宙から圧倒的な火力を見舞うウィザード。
しかしとどめを刺そうとしたところでフェイントをかけられ、逃げ出されてしまいます。
相手を見失ったウィザードの前には、ぽっかりと空いた穴。
「地面にもぐれるのか」
深追いは諦め、ユニコーンに穴の探索を命じるウィザード。

刑事が苦手

大邸宅。
「助けてくださってありがとうございました」と山形邸に招き入れられる晴人。この玄関ホールには見覚えがある。
事情を説明しがてら、ひたすら紅茶に砂糖を入れる晴人。ブラウンシュガー3個かな。もっとかな。
「つまり、ぼくたち二人のどちらかが、ゲートで」
「あなたが、その、ファントムと戦う魔法使い……?」
そこへメイドに案内され、現れる大門。
「おれが呼んだんだ。二人守るにはこっちも二人のほうが守りやすいから。この人刑事さんだし」
安心したように頷く山形の横で、顔色を変えた愛美は、立ち上がり、帰ると言い出します。
「どうしても外せない仕事があるんです」
「いや、仕事も大事だろうけどさ」
愛美を案じる山形は、
「だったら晴人さんが愛美さんについててあげてください」と主張し…回転する天井のファン。
頷くと、
「お願いします」と晴人の手をとり、じっと見上げる愛美。山形さん悲鳴をあげてましたが。
その魅力に撃ち抜かれる晴人。ずぅっきゅーん!
「あ~ん…………任せてください(キリッ」
なんだそのあ~んは。

フェニックスに失敗をからかわれても、自分の使命は魔法使いの相手ではないと泰然とするノーム。結構負けず嫌いです。
「ご安心を。この鼻が匂いを覚えております。どこへ逃げてもかならず突き止める」
逃げたのはあなただったような。

街を行く二人。心細げに、晴人の腕にしがみつく愛美。
「大丈夫ですよ」と話しかける晴人。しかしここから、愛美の<チャーム>の魔法が炸裂です。
頼もしいとおだてられ、どんな魔法が使えるのかと聞かれる晴人。お金や宝石も出せるのですかと。このセリフがおかしいと思わないのでしょうか。
自分の魔力は戦いのためだから、おそらく無理だという返答に、急に晴人への関心を失う愛美。
わざとらしい芝居で晴人をまいてしまいます。振り向くともうそこに愛美はいない。
「うっそ。………ナンデ?」
わりと声の演技、好きだな白石さん。

山形邸。山形の心をほぐそうと、
「愛美さんってすごい美人ですよねえ!」と話題をふる大門。二人はスポーツジムで出会ったそうです。
「お勧めの健康食品を教えてもらううちに、仲良くなって」
段ボール箱の山を見せられ、驚愕する大門。貢がされてる。

公園。
「お金にならないうえに、刑事と知り合いだなんて冗談じゃない」
一息つくうちに、ふと、近くでシャボン玉遊びをする親子に目を留めます。

「まなみ、じょうずじょうず」
母の笑い声。父の優しい目。庭の芝生。虹を映すシャボン玉。

「……溜息ついてる場合じゃない」表情が険しくなる愛美。

受難

「じゅってーむ。あいらーびゅ! こいって、いいな~あああああ~♡ あ、あぁっ?」
文字通りお花畑をスキップしていた瞬平は、そこに佇む愛美を見て足を止めます。
「愛美さあん!」
たじろぐ愛美。
「瞬平くん。きみとの約束は6時からだったはずじゃ」
テンションあがっちゃって、早く来てしまいましたという瞬平。もしかして、愛美さんも?
誤解を解こうとする愛美ですが、そこへ、彼女を探しに現れた晴人の姿が見えたため、とっさに瞬平に
「あたしも会いたかった!」と抱きつき、やり過ごそうとします。硬直する瞬平。
「まなーみさーん!」
タイミング悪く登場したのは本来の待ち合わせの相手である、輪島。瞬平に気づき、
「知り合い?」と訊ねます。気まずい瞬間。なのに重ねて、
「まなーみさあああああああん。こんなところで会えるとはなんという偶然!」と駆け寄ってくる、ドーナツ屋の店員。
「知り合いですか?」重なりすぎ。3人揃ってピンクの服でお花畑です。
その騒ぎのせいか、ついに愛美を見つけた晴人まで戻って来てしまい……
「晴人も………知り合い?」
ああ、これは、ぜんぶ瞬平が悪い。

「で、何この知り合い大集合?」
「「「今から愛美さんとデートするの!あはっ!」」」
万事休す。3人の返答を聞いた瞬間、晴人の顔が険しくなり、その横でただ、うつむいている愛美。
3人はそのまま、彼女とデートするのはおれだ、そのためにこんなに買い物をしたんだと、争いを始めます。
「……愛美さん。こうやっていろんな人を騙して、金儲けしてたんだね?」
「何が悪いの」
「え?」
「あたしはただお願いしただけよ。みんなあたしの気を引きたくて、勝手にあたしに貢いだんだわ」
それは全くその通りなんですよね。法的にはギリギリOKかも。駆け去る愛美。脱力する3人。

ひらひら大回転

「台なし!」
足早に公園を歩む愛美。「……こんなコトしてる場合じゃないのに」
先ほどの回想といい、彼女には何か、目的がありそうなのですよね。しかしそこに触れる間もなく、土中から現れる手。引きずり込まれる愛美。
後を追ってきた晴人に、ユニコーンが急を告げます。

廃工場。ムーンボウとか見えそうな。
「またお目にかかりましたね? 芳しい<ゲート>……あなたは何に絶望しますか?心臓を貫かれる恐怖?それとも、自慢の美貌をずたずたにされることですか…?」
恐怖に目を見開く、若菜さんの白い顔が泥のようなもので汚されているのがポイント高いです。

今思うと、大門や瞬平を襲ったファントムはそれぞれ的確にゲートの弱点をつかんでいましたね。
いきなりあれがゲートだから襲え、と言われれば、このノームのように、どうやって絶望させようかと色々手間取るのが普通なような気がします。

公園。
大地に口を開けた穴を前に、ランドスタイルをとる晴人。
土埃とともに土塊が舞い上がり、帯のごとく晴人の周囲を取り巻くと、二枚の金色に輝く魔法陣となって天地に分かれ…そのはざまに、仁王立ちとなるウィザード! 即座に<ドリル>の指輪を翳します。
そのまま廃工場の地下室へ。

「愛美さんのほうがゲートだったか」
「あなたとやりあうつもりはないというのに…!」
「そっちになくても、こっちにはあるんだ」
生成されたグールに取り巻かれ、独り天からの明かりを浴びるウィザードが神々しいです。力強い蹴り、グールの槍っぽい得物を巻いて取る、やわらかな手首。そのうちの一人に取り付くと、反動で回転しながらあたりを薙ぎ払う脚。ああ。
「プリーズ」
フレイムスタイル。右手でわずらわしそうにコートの裾を払い、飛びながらの回し蹴り。そしてもう一度。
早く激しい攻めのことを火に例えますから、フレイムスタイルは機動力があがる設定なんだろうなと思います。さらにもう一度。もう一度。
ああ高岩さんの足とともに回転するカメラ。ひらひら大回転

シューティングストライク。圧倒的な火力に、瞬時に消え去るグールの影。

ほっと一息つくウィザードの、耳を打つ悲鳴。形勢不利と見たノームが、愛美を連れ去ろうとしています。
とっさに銀の銃弾でその足を止めるウィザード。
ファントムの腕から落とされ、コンクリートの床に倒れ伏す愛美。
「なんで……あたしなんかを助けようとするの」
「なんで…?助けるに決まってんじゃん。たとえ詐欺師でも。それが今、おれのやるべきことだから」
よろよろと立ち上がるノーム。
駆けより、剣で打ちかかるウィザード。

呆然とうつむく愛美。手をついた廃工場の床は何らかの液体に濡れ、水鏡となって愛美の顔を映しています。

必死にウィザードの剣からのがれ、
「遊びの時間は終わりです!」と天井を突き崩すノーム。落ちてきた瓦礫に埋もれ、足を止められた隙に、敵はまんまと逃げてしまいます。
<ディフェンド>、焔によってその瓦礫を灼ききり、再び姿をあらわすウィザード。
変身を解き、
「逃げられたか……愛美さん?」と後ろを振り向きますが、そこには愛美の姿もまた無く、以下次号。
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