LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。


Jade vine / Strongylodon macrobotrys / 翡翠葛(ヒスイカズラ) / TANAKA Juuyoh (田中十洋)


二週間分ぶりの華麗なるひらひらタイム!
そして、待ってました、0課・木崎、再びの登場!

主人公を捜査対象として追いつつも、真の悪に対しては共闘することもある、そういうタイプの、警官とヒーローとのストーリーって好きなんです。晴人と木崎は、
・テレビの生番組で、カメラの前でも平気で変身する晴人
・万事「詮索するな」で済ませる秘密主義の木崎
…と対照的。
晴人の驚異的な力を脅威に感じる木崎には困難なことでしょうが、
「父の死に疑いを抱き、単独上京して真相を調べようとする少年」というメインストーリーが、木崎の心の傷を抉る展開のようで、そこに晴人がどうからむかですね。やがて共闘してくれるようになるとうれしいなあ。
別に大門みたいに心酔してべたべたしなくても、使えるものは利用してやるよ、程度でいいのですが。

いや、暴走する正義でとんでもない行動に出る警察エリート、っていうのも好きなので、その方向も期待しています。妄想両面待ちで次回を迎えたい。

写真は石じゃないんですけど、きれいな緑ですよね?
フェニックス、かわいいかわいい

先々週より、ミサ/メドゥーサのいじめタイムは続行中でした。
薄暗い地下道。
「……不死身の体でよかったわね?」
せせら笑うミサ/メドゥーサに、顔を歪めるユウゴ/フェニックス。
フレイムドラゴンに焼きつくされ、燃え尽きた灰が、夕闇のなか風に吹き寄せられ、そして、フェニックスの姿を再現する映像が、ここに挿入されます。
「……あいつを倒すまで、何度でも蘇ってやるよ」
「それって何度もやられるってこと?」
「うるせえ!」
荒れ狂い咆哮するフェニックスですが、あまり怖くありません。どちらが怖いかといえばやはりミサ/メドゥーサの、冷たい微笑。ぞくぞくきました!

赤の魔法使い様生写真セット

机上に広げられたウィザードの、華麗にして優雅な戦闘シーンをとらえた写真、写真、写真……そのなかには最新の、フレイムドラゴンのものも混じっています。そこへ手を伸ばし
「とうとう本性を表したか」とつぶやく0課・木崎。その写真わけてください。
晴人の体内に飼っていたドラゴンの、その力が現出したスタイルを見て、彼らはウィザードをイコールファントムと確信したようです。
「しかし、ファントムなのになぜ人を守るんでしょうか」
考えこむ部下をいなし、
「何にせよやつが化物であることに変わりない。我々も急がねば」と傍らのスーツケースを開く木崎。
そこには緑に燿く大きな魔宝石が鎮座していました。
先日白いガルーダが持ってきたのに比べると、すごく大きいです。

輪島受難

「この指輪の力、半端ないわ」
面影堂。新作の指輪を賞賛する晴人の言葉に、気を良くし、もっとどんどん作ってやると作業場へ急ぐ輪島。ならば自分も、ファントム探しに出かけようとする晴人。

店の前に停めた車の中から、その様子を監視していた木崎。晴人のバイクを見送り、
「……行くぞ」
「はっ」
部下とともに面影堂へ乗り込んでいきます。
「輪島はあたしですけれども」
名指されて奥から出てきた輪島に、身分証を見せ名告る木崎。
「ほう? 警察の偉い人がわたしに何か」
「指輪を作っていただきたい」
「え? ……あ、すみません、よく知らない人に指輪を作るのやめてるんですよ。前にどでかい失敗を」
「ご心配なく、決して怪しい仕事ではありません」
商人らしく愛想を交えながらも、詳しく話してもらえないならお断り、と言いかけた輪島を、
「断るという選択肢はあなたにはない」と無理やり連行する0課の面々。強引です。前にしたどでかい失敗の話、気にならないのでしょうか。
もみ合いながら戸口まで来たところで、入ってきた大門と鉢合わせになる一行。
「……大門凛子?」
一瞬、立ち止まる木崎でしたが、すぐに彼女と面影堂の関係を察し、そのまま出ていきます。
「え? どうなってんの?」
泣きそうな顔で立っているコヨミに問いただす大門。

おっさん呼び

紅いガルーダがファントムの出現を告げる。
「来たか!」
「プリーズ」
市中を疾走するバイクに跨ったまま、変身する晴人。ほんとうに開けっぴろげです。

「はははははは!」
スタジアムの前で、大勢の人々が逃げ惑う中、異形の化物が一人の少年をとらえます。悪魔的な羽と尾、しかし滑稽にも見えるプロポーション、これは西洋建築に用いられる彫刻の怪物、ガーゴイル。
少年の眼前へ、ぐいと顔を近づけたところでウィザードの邪魔が。
「お前がウィザードとか言う?」
「おれも有名になったなあ」
剣を手に挑みかかるウィザードですが、元々石の彫刻であるガーゴイル、その硬化能力に剣戟は効きません。
「その程度じゃおれさまはビクともしないっす」
そのままウィザードを押し倒し、のしかかってきます。
「重っ」
押しつぶされそうになりながらのスタイルチェンジ。ランド。
「無駄っす」
「……こう見えて意外に力持ちなのっす!」
相手の口調を真似る余裕を見せつつ、ガーゴイルをはねのけ、<BIG>の指輪で手を巨大化するウィザード。その手でつかみ、叩きのめそうとするところを
「握りつぶされるのはゴメンっす」と逃れるガーゴイル。緒戦は引き分け。

その頃の面影堂。次に訪れたのは瞬平。にこにことコヨミに訊ねます。
「晴人さんは二階?」
「ファントム追ってる」
「凛子さんは?」
「輪島のおっさんを追ってる」
「輪島さんはどうしたの」
「さらわれてる」
「そうか、さらわれたか…………って、えーっ!?」

会いたい人

ドーナツ屋。初めてプレーンシュガー以外のものを晴人が買うので喜ぶ店長ですが、それはあの襲われていた少年の分でした。自分にはやはりプレーンシュガーを買い、移動店舗の前に出されたテーブル席に戻ります。
少年、直己に事情を説明し、
「しばらくは出歩かない方がいい。家まで送る」
「……おれの家、秋田なんですけど」
「秋田?」
ならば秋田へ帰れと促す晴人に、どうしても会いたい人がいて上京してきたのだ、と説明する少年。

二つの話が進行しています

木崎の執務室。
「無理やり連れてきたことはお詫びします。だが我々が急いでいることはご理解いただきたい」
輪島に魔宝石を見せ、趣旨を説明しようとしていた木崎に、入ってきた部下が耳打ちします。
急ぎ玄関ホールまで出る木崎。そこでは、大門が中に入れろと警官たちに食い下がっていました。木崎の姿を認め、
「輪島さんはどこですか!」とかみつく大門。
「君が協力してくれれば我々がこんな手に出ることはなかった」
「え?」
大門が正直に、面影堂との関係を申告し、0課に協力していれば、もっと穏やかな方法がとれたはず、非難されるとすれば君の方だと続ける木崎。

「いえ、それはあなたの方です!」

突然入り口から割って入る声。そこには直己が立っています。その背後には警護についてきたらしい晴人。
「……え」
「あれ?」
木崎・大門も驚いていますが晴人のほうも大門の姿を認めて驚きます(晴人は木崎を知りません)。
やおらホールの階段をかけおり、まっすぐ晴人に詰め寄る木崎。
「ゲートであることを本人に話したのか!」
「え。だれ、」
「早く答えろ!」
そこへ大門が木崎を追って来て、
「どうして輪島さんを連れてったの?」と問いかけます。
なぜ輪島が出てくる? 混乱する晴人。

因縁

木崎の執務室。
「なぜ東京に出てきたんだ」
「あなたにあって父のことを聞くためです」
「……片山さんのことは全て話したはずだ」
「いえ。あなたは何か隠している」
問い詰める直己に、さしもの木崎も口が重い様子です。事情もわかっていないのに、
「そうよ、国安0課は隠し過ぎなのよ。もっと情報公開しなさいよ!」と割って入る大門。
余計な詮索は公務執行妨害だという木崎の言葉はやっぱり詭弁に聞こえます。
思い出し、そうだ、輪島のおっさんはどうしたと、晴人も参加しようとすると、とたんに晴人にのみ、攻勢に転ずる木崎。
「きみにそんなことは言える立場じゃない」
「え?」
木崎は前から晴人を監視していたといい、ウィザード=危険人物であると指弾します。「……きみはただの化物だ」
気圧されて黙る晴人。それを見て木崎は直己を振り返り、送っていくと退出を促します。
が、自分は晴人を信じる、晴人とともに、木崎がほんとうのことをいうまで東京に残ると宣言する直己。

人間体は工事作業員的なガーゴイル。
「前に逃したゲートを見つけたと?」
彼にとって直己は、やり残した仕事、であるようです。
あのときは絶望させそこなったが、ここで片付けられるのはうれしいと、ミサ&ユウゴに報告するガーゴイル。実直な性格のようですね。

不信

面影堂。
「じゃあ、死んだお父さんが、あの眼鏡野郎とコンビだったと?」
まだ状況のわかっていない晴人に、若い頃のさわやか木崎さんの思い出を語る直己。木崎は少年の父、片山の部下であり、片山の自宅までよく慕って遊びにも来ていたのです。
「信じられない、木崎警視にそんなところがあるなんて」と失礼な大門。
「でも、なんだか人が変わっちゃって」
半年前、事件で死んだという片山。その現場にいた木崎は、それから人が変わったようになった……
「父が死んだのは、木崎さんのせいだと思うんです」
ああまでかたくななのは、追求されると困るからに違いない、と言い張る直己。

絶望の場所

「不便はありませんか? 足りないものがあれば遠慮なく言ってください」
軟禁状態の輪島を、訪れる木崎。食事中の手を止め、ではとばかりに尋ねる輪島。
「この魔宝石はどこで手に入れた?」
「……余計な詮索は無用です」
はあ、とため息をつく輪島。

その木崎を呼び出す晴人。0課の庭で話す二人。
「あんた、直己がゲートだと知ってたよな。一体どういうことだ?」
「…………」
複雑な表情で押し黙る木崎ですが、続いて晴人が
「ファントムのこと随分調べたようだが、あまり深入りしない方がいい。残念だけど人間が太刀打ちできることじゃない」と言った瞬間、激高します。
「魔法使いかなんか知らんが、自分だけが人を守れると思いあがるな!」
その表情を見て、何かを悟る晴人。
「……気をつけた方がいい」

ため息をつき、晴人の喉元を締めあげていた手を、ほどく木崎。そこへ部下からの通信が入ります。
「わかった。彼に気づかれぬよう監視を続けろ」

同じタイミングで、晴人の携帯も鳴り出します。
「直己くんがいなくなったの!」
「ごめん、ちょっと目を離した隙に……」
面影堂の面々の顔芸タイム。
「わかった」

直後、黒塗りの車で0課を出る木崎、後を追うように、バイクに跨る晴人。

再戦

大きな施設に、一人、潜り込む直己。
その後を追う二人組のスーツの男。おそらくは木崎の部下。
薄暗い内部では、柱の一本の前に、日本酒と菊が供えられています。
「ここが、父さんの死んだ場所……」
跪きかける、直己ですが、背後の足音に振り返ります。中年の作業員が一人近寄ってくるのを認め、
「済みません、勝手に入って」
「やあ、うれしいっす」
ところが、にこにこと歩み寄ってくる作業員。場違いな言葉に状況をつかみかねる直己。
「……まさか、因縁の場所で絶望させられるとは思わなかったっす」

――ガーゴイル出現。

尾行していた0課の男たちがとっさに直己を守るべく走り出てきますが、銃撃も体術も、所詮ファントムの敵ではありません。呆然と立ちすくむ直己。
そこへ、
「逃げるんだ直己くん!」と木崎が駆けつけ、少年の手を引きます。
「でも!」
ガーゴイルの手にかかり苦しんでいる二人のスーツの男を、振り返る直己。しかし木崎は構わず、手を引き続け、直己を伴って階段を駆け上がっていきます。
「早く!」
外へ出ると、そこは浄水場でした。
プールの上に張り巡らされた通路の、その向こうへ、先回りしているガーゴイル。
「……どこにも、行けないっすよ」

そこへ加えられる銃撃。

「晴人さん!」
「……たく、勝手に出歩きやがって。あとでお仕置きだからな」
「ほんとしつこいっす」
「ああ、それがおれのキャッチフレーズだからな。さあ、ショー・タイムだ」
不利と見てその場から離れようとするガーゴイル、あとを追うウィザード。木崎と直己は取り残されます。

「……お前の相手はこいつだ!」
足止めにグールを生成するガーゴイル。さあ、ひらひらタイムです。
二週間待たされたぶん、いつもの二倍はひらひらくるくるしている気がします。
グールの群れを蹴散らすと、ガーゴイルの後を追って剣を振りかざしつつ、高い通路から飛び降りてくるウィザード。
とっさに硬化して防ぐガーゴイル。
「……効かなかったんだよな」
微笑むと、こんどはフレイムドラゴンとなるウィザード。
<BIG>で拳とともに剣も大きくし、敵の甲殻を打ち砕きました!
「まだまだ……っ」
グールを再生産し、さらに逃げようとするガーゴイル。
「チョーイイネスペシャル」
「なに?」
必殺技である胸の焔を、グールともどもガーゴイルに浴びせます。が、舞い降りた地上には跡形もなく。

逃げられたと知り、
「もう少しだったのに」とつぶやくと、コートの裾を翻し、変身を解く晴人。

「晴人さん!」そこへ、駆け寄ろうとする直己ですが、その手を木崎は、なおも後ろから引き止めます。
「やめろ。行くぞ」
「嫌だ!」
木崎をまともに睨み返す直己。
「あなたは、そうやっていつも逃げてばかりなんだ」
「なに」
「今だってそうだ。危険なことは部下任せで。あなたは逃げることばかり考えて。父さんの時もそうなんでしょう。危ない時は父さんに任せてあなたは、父さんを見捨てて逃げたんでしょう!」
はらはらと見守る晴人。
直己の言葉に、木崎の顔がわずかに歪んで、以下次号。
それにしても、「バイク対装甲車」って……わたし的には
「世界よ、これが日本のヒーローだ!」よりもヒットです。このところの東映の宣伝文句はとばしてる。
そして直己役・桑代貴明さんはやっぱり、「カブト」第21・22話のムーンボウの男の子でしたね。「アギト」劇場版でもあったけど、誰の庇護も受けずたった一人で生きている少年、お菓子の食べかすなどが漫然と散らかっている秘密基地というビジュアルは切なかったなあ。
数年経って見違えるような成長ぶりですが、今回もまた、父の死の謎を探り国家に挑む、まだ10代の少年という切ない役どころでたまりません。
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