LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。


A wild lily / YYOI


……と聞こえたんですが、最後の台詞。

なんだかんだ言って、仁藤は我が身に飼うキマイラにさえ愛着があるんだろうな、とアンダーワールドのシーンで感じました。明日をも知れぬ命、という恐怖よりもそのほうが優っていると。
出会ったばかりのゲートにも、そしてライバルたるウィザードに対しても、「仁」の心が優る仁藤。飄々として豪快なその剣捌きもあり、魅力的なキャラクターですね。劇場版のきれいなジャイアン的。

そしてやっぱり、女の子の話になら耳を貸すのかとw

写真は野のユリ。マタイによる福音書6章の「明日のことを思い煩うことなかれ」のあたりから。
またやりなおし

水辺の公園。
「どけ」
「おまえがどけよ」
「どけ」
「おまえがどけったら」
足を引っ張り合う二人の魔法使いのせいで、戦いは泥仕合。
襲われて気が動転していた及川も、その隙に画材を拾い集め、逃げ出そうとします。
「ああ! ……こうなったら」
それに気づいたビーストは、ウィザード、ヒドラを突き飛ばし、Falconに変じます。空を舞いゲートを掴みあげると、
「ゲートはおれが預かった!」と叫んでいずこへか飛び去り……しかしそれでは悪者の台詞です。
「マヨネーズ……」
空を見上げるウィザードの元から、またやりなおしだ、と忌々しげに立ち去るヒドラ。
取り残されるウィザードでOP。

OPにも仁藤が入って、なんかかっこよくなりましたね。
高岩さんがぎこちなくステップ踏むところが消えたのは残念ですが。

最後の進化

面影堂。
「マヨネーズがゲートを誘拐した?」
晴人の説明に驚く一同。
「コヨミの言うとおり、味方になってくれそうにないな」
頭を抱える彼らの元へ、遅れて、コヨミが戻ってきます。お帰り、と家族のように出迎えたものの、彼女の様子がおかしいことに気づいた輪島。
「……どうした」
「これ」
コヨミがさし出したのは金色に輝く魔宝石の塊。
「ファントムが、晴人にって」

蒟蒻問答

キャンプ場。先週、「どこかの公園」と書きましたが、テーブルに1つずつつけられている番号札を見る限り、管理キャンプ場のようですね。
自分のテントサイトに、及川をつれてきていた仁藤。
「わたしを誘拐してどうするつもりだ? 金なら見当外れだぞ」
「おれのほしいのはあんたの中のファントム」
「ファントム? なんだそれは」
「どうすればあんたの中からファントムが生まれるんだ? 何かあるんだろ、呪文とか」
しかしお互い何も知らない者同士の会話なので埒が明きません。立ち上がる及川。
「どこ行くんだ」
「家に帰る。きみの妄想につきあってる暇はない」

ヒドラ、かわいそうだよヒドラ

川の中。その場に突っ立っている潜水服の男、護岸工事された川岸の、足場に腰掛け、脚をぶらぶらさせているユウゴ、ミサ。
「あっはっは。古の魔法使いってのはおもしろい野郎だな」
笑われて不満気にミサを見上げる、潜水服の男。
「やつに何を吹き込んだんだ」
いつになく可愛らしく、肩をすくめてうそぶくミサ。
「別に。ゲートの中に、ファントムがいるって言っただけよ」
「そうでしょうよ!」
すべてのことが潜水服の男には腹立たしく忌々しいだろうなと思います。仕事なのに、敵の妨害は今までの二倍、なのに上司がこの態度では。
ヒドラ、頑張れヒドラ。

警護

及川家。及川の背後から、仁藤も玄関のドアをくぐります。どうやらテントも含め荷物ごと、無理やりついてきたようです。
「ただいま。……どうやら、面倒なことに巻き込まれたようだ」
変な男がついてきたことについても、家人に詫びるような言葉を連ねる及川に、やや気味悪そうに、たずねる仁藤。
「誰と話してるんだ?」
「妻だよ」
あがりこんだ先の、奥の部屋の壁に、女性の顔を描いた絵が、かかっています。肖像画ってもっと上半身くらいまでは描くものだと思いますが、これは思いきり顔。
「これが奥さん?」
「妻は身体が弱くてね……」

光り溢れる居間に床をのべ、庭の花を眺めていた在りし日の彼女。
その傍らに座り、絵を描いている及川。
顔だけなのは、彼女が病床にあることを無視しようとしたからでしょうか。
「わたしがいなくなったらその絵、ここに飾ってね」と微笑んだ……

「じゃ、奥さんは」
「ああ。妻が死んでから、わたしは絵が描けなくなった。今のわたしにはもう何もない。その絵と話すことだけが、わたしの生きる希望なんだ」

街角。及川、仁藤を探す晴人の、携帯が鳴ります。
「もしもし」
「晴人くん?」相手は大門。「ゲートがわかったわ。結構有名な絵描きさんみたい」

ペタ、ペタと水量の少ない水路を歩む、潜水服の男。せめてフィンをとって、路上を歩くことはできないのでしょうか。これでは通報ものです。
「ゲートの気配がするぜ!」

事情説明

及川家。チャイムの音に席を立つ仁藤。ドアを開けると晴人が微笑んでいます。
「よ」
「あ、どうも。魔法使いなら間に合ってますんで」
にこやかにドアを閉じようとする仁藤、もみあい、無理矢理に押し入る晴人、その背後から勢い余って晴人より先に、居間へなだれ込む大門、瞬平。
その騒ぎに及川も思わず立ち上がります。
「何ですか」
瞬時に警官の顔を取り戻す大門が、助手としてとても頼もしい。身分証を示し、
「及川さんですよね。ちょっとお話があります」と言うと、さすがに及川も聞く姿勢を見せます。

彼らの背後、窓から見える庭へ、晴人に小突かれるように出てくる、仁藤。
今回こんなふうに、二つのシーンを同時に映す構図が多くて面白いです。
「……なんだと。じゃ何か? ファントムが生まれるってことは、あのおっちゃんが死ぬってことか? ……嘘だろ」
「たく、簡単に騙されやがって」
妙なことはするなと釘をさし、立ち去ろうとする晴人の肩を背後からつかむ仁藤。
「待てよ。じゃ、おれはどうなるんだよ。おれはファントムを喰わなきゃ明日をもしれない命なんだ」
「ゲートの命は、今、危ないんだ。明日の命より、まずは今日の命だ」
振り払い、言い捨てる晴人の吐く息が白いです。背を向ける晴人、天を仰ぎ、そのまま庭に、倒れこむように横たわる仁藤。青い空。

「こっちも話はついた」と居間に戻る晴人。彼らが警護のため残ることになり、
「荷物は?」と及川が、そこに持ち込まれたままの、仁藤のリュックを示します。
「あたしが持ってくわ」とそれを手に持ち、庭にまだ横たわったままの仁藤のもとへ、出て行く大門。それそんな軽いものじゃないのですが、さすが刑事と言うべきでしょうか。鍛えてます。

「……なんだよ」
起き上がった仁藤に、顔を近づける大門。
「あなたに言っておきたいことがあって。あなた、晴人くんは呑気でいいって言ってたけど、それは間違いよ。彼はゲートの命を守るために、自分の命を賭けてる」
「赤の他人のために?」
「ゲートからファントムが生まれるところを見ているから。この悲劇を止めるのは、魔法使いしかいないって」

及川家の門前に立つ、潜水服の男。
「ち。魔法使いに先を越されたか」
悠長にぺったんぺったん歩いてるからです。

明日の命、今日の命

面影堂。工房にこもる輪島。

及川家。壁の絵を見上げる晴人。
「この絵が生きる希望か」
「ああ。妻がまだ、そこにいると思うと心が休まる……」
おにぎりできたよ、と盆を手に現れる大門。3人でここに泊まるつもりでしょうか。
「ん。凛子ちゃん、やるね」とねぎらう晴人。自分もおにぎりに手を出そうとしてふと窓の外を見た瞬平が、
「あ、晴人さん。あの魔法使いバーベキューしてますよ」と叫びます。
真っ暗な庭で、独り火に向かう仁藤の姿だけが照らしだされています。
「……呑気な野郎だ」と呆れる晴人。
しかし、それは逆かもしれないと、仁藤の不安を思いやる瞬平。
「明日をもしれない命なんです。ああやって気をまぎらわしているのかも……」

「どうすっかなあ」
当の仁藤は、ミサの言葉を思い返しています。

目の前のファントムを食べれば今日は生きられる。
でも新たなファントムが生まれなくなれば、いずれあなたの命もなくなるわ……


「あのファントムの言うとおりだ。けどゲートを犠牲にするのは後味が悪い。だがファントムを食わなければ……」
堂々巡り。
明日の命より、まずは今日の命だ――晴人の言葉も、蘇る。

翌朝。及川の荷造りを手伝う晴人。面影堂で保護しようというのでしょう。
大切な妻の絵の梱包は、自分でしたいだろうと思うのですが。
「……?」
ふと、額の裏に隠された手紙を見つける晴人。

及川家を出る際、何気なく庭を覗きこむ晴人。テントの前で、無言で見返す仁藤。渋い。

「できたぞ」
面影堂。会心の笑みを浮かべる輪島。
「お疲れ様」
微笑むコヨミの前にさしだされた、二つの指輪。

戦い

及川家近くの公園。一行が通りかかったところへ、噴水の中からヒドラが姿を表します。
「ざーばざば。待ってたよ、ゲートに魔法使い」
「……見張ってたってことか」
「おかげでゲートの心の支えもわかった」
「わかったところで。ここでお前を倒せばいい」
ドライバーオン。
フレイムスタイルとなったウィザード。ヒドラとの組打ちになります。ウィザードが優勢。今のうちに、と及川を連れ、走る大門と瞬平。
しかしその行く手には、多数のグールが現れ、彼らを取り巻きます。逃げ場を失い、立ち尽くす及川。
それに気づき、忌々しげに叫ぶウィザード。
「自分を囮にしたのか!」
「遅いわ」
打って変わったようにウィザードを振り払い、及川のほうへ。ウィザードが追いつかぬうちに、瞬平の取り落とした荷物の中からグールが取り上げた絵を目がけ、飛び蹴りを!
真っ二つに打ち割られた絵。さらにそれを、
「これで完璧だ」と足で踏みにじるヒドラ。
「……ああ」
衝撃に膝から崩れ落ちる及川の、絶望に歪む顔。
「いいぞいいぞ。ファントムを生み出せ」嬉しそうに囃すヒドラ。

そこへ……

「たあ!」
生身のまま、飛び込んできた仁藤。ヒドラを突き飛ばし、ウィザードとともにグールを蹴散らします!
「……何しにきた」
「『明日の命より今日の命』、だったな。とりあえず明日のことは今日は考えないことにした。今日は今日をちゃんと生きる。明日のことはそれからだ! ……変身」
シャキーン、という効果音つきで変身動作に入る彼を、見守るウィザード。
<Lion>の詠唱とともに、その左肩には金獅子が現れます。ビースト降誕。
「やれ!」けしかけるヒドラの声。
「さあ、ランチタイムだ!」
「ふ、……召し上がれ
微笑みつつ、恭しく先を譲るウィザード。いいコンビになりそうですね。

男に指輪(1)

そうこうする間にも、及川の顔にはひびが走り、今にも絶望にはちきれそうになっています。
怯え、危機を告げる瞬平。
「晴人さん!」
「待て、行かせるかよ」
助けに行こうとするウィザードを、引き止めるヒドラ。それを見たビーストはBuffaloに変じます。ケープは赤。Falconとは色が違う?
「いただくぜ」
力強く地を撃つと、瞬時に殲滅されたいくつものグールの魂が、飛び込んできます。
「もう間に合わない!」及川の様子に、悲鳴をあげる大門。
一気に身軽になったビーストは、ウィザードに向け、
「ゲートはおれが助ける、こうなったのはあの時そいつを倒さなかったおれの責任だからな!」と告げると、「悪かったな、今助けてやる」と、及川の手を取ります。

ゲートの存在も知らなかったのに、ビーストもエンゲージの指輪を持っていたのですね。
彼はこれまでこの指輪を何に使っていたのでしょう。
<engage><please>
詠唱の声とともに、豪快に飛び込んでいきます!

「ここがおっちゃんの心の中か……」
当然ながらアンダーワールドは初めてらしく、ものめずらしそうに見まわすビースト。及川家の庭に佇んでいると、家の中から巨大なムカデのようなものが飛び出してきます! これがバンダースナッチ? というよりレックウザ。
「おお。でか! おお!」

及川家近くの公園。ねばるヒドラに、ウィザードはランドスタイルをとります。
地面が紅葉に覆われた様が美しく、そこへ<drill>の魔法で飛び込んでいくウィザード。相手を見失い立ち尽くすヒドラを、地中から突き上げますが、自らも叩き落され、地に転がります。
そこへ駆け寄るコヨミ。
「これを使って!」
「できたか!」
なんか新しい顔を持ってきた人のようですが。さっそく新しい指輪を装着するウィザード。
明るい黄のコート、トパーズのような肩当て、ランドドラゴンの出現です!

背後の樹上には、コヨミに石を渡したあの青年が潜んでいます。
「4つの石を得て、全て進化した。もう戻れないよね。――さあて、どうなるのかな」

ここでCM。555はファイズだ!

男に指輪(2)

アンダーワールド。
「とんだ大ピンチだぜ。だがピンチはチャンス。来い、キマイラ!」
晴人の世界のドラゴンのように、召喚されたキマイラがバンダースナッチに襲いかかっていきます!

公園。
<gravity>。
突如発生した異常な重力に、地中に埋もれていくヒドラ。それを、持ち上げては落とし、持ち上げては落とすウィザード。
「ばかな、まさか重力を操っているのか?」

アンダーワールド。キマイラがバンダースナッチに喰らいつく様を見て、
「おおおおお!」と雄叫びを上げるビースト。その傍らに舞い降り、おれに乗れというようにビーストを見る、キマイラ。
「よっしゃ。いっけえ!」
キマイラの背から剣を振るえば、真っ二つにされてもなおも逃げようとするバンダースナッチ。
それを追い、さらに細かく切り刻めば、それぞれに羽を生じ……面倒だ、というように無数の光線を炸裂させるキマイラ! バーサクですねバーサク。

公園。
「……フィナーレだ」
チョーイイネ、スペシャル、サイコー! の声とともに、ウィザードの両手に現れた、龍の鉤爪。
見届けて青年は去り、爪にかかったヒドラは炎上しながら、自らの体重によって地中に開けた穴の中へ、落ちていきます。

アンダーワールド。
こちらもフィナーレだというように、剣でとどめをさす、ビースト。

公園。
「ふう、なんとかなったぜ」と及川から出てきたビースト。仁藤の姿に戻ります。
「ちゃんとやったのか?」
「ああ。お前は?」
「あたりまえだろ」
仁藤に頷くと、大丈夫か、と及川に声をかける晴人。
危機は去りました。が、絵は破壊された後です。
「ああ……!」
悲痛な声をもらし、残骸に這い寄る及川。「わたしの希望が……」
「済まなかった。でもまだ希望はなくなっちゃいない」
ポケットから手紙を取り出す晴人を、力なく見返す及川。
「奥さんからの手紙。絵の裏に隠してあった」

あなたへ。
あなたがこれを読む頃、わたしはそばにいないんでしょうね。
でも悲しまないで。
わたしのことを振り返るより、新しい絵をいっぱい描いて。
わたしたちの家が、あなたの絵で埋まるくらい。
それが、わたしの希望です。―――ゆきこ


二人仲睦まじかった頃の思い出。
及川の表情が穏やかなものに戻っています。

「……奥さんは今でもあんたの絵を楽しみにしている。その希望をかなえてやることが、あんたにとっても希望なんじゃないのか」
「ああ、そうだな」
晴人の言葉に、静かに頷く及川。

公園からの、帰り道。
「来てくれて助かった」
「別に。おれは責任をとっただけだ」
「そうか」
不器用な仁藤の言い草に、晴人が苦笑していると、ふいに瞬平が頓狂な声をあげます。
「……晴人さんが仁藤さんのアンダーワールドに入って、晴人さんが仁藤さんのファントムを倒せばいいんじゃないでしょうか!」
「え」
確かに晴人がキマイラを倒せば、仁藤は少なくとも死の恐怖からは解放されるのです。
「魔法使いが一人いなくなるのは残念だけど」大門も賛成し、晴人もやがて、頷きます。
「やってみるか?」
どっちつかずの表情で、頷く仁藤。
「手、出せ」
「ああ」

仁藤の指に、エンゲージの指輪をつけさせようとする晴人。
それを見て、突然大声で叫ぶ仁藤。

「断る!」
「……どして」
「おれは、男に指輪をはめてもらう趣味はない。それにおれの中にあるキマイラ、つええからな。返り討ちになったら後味が悪い」
まくし立て、あっけにとられたような晴人に笑いかけます。「……次は、正々堂々勝負だ!」
足を早め、先を行こうとする仁藤。わずかに肩をすくめ、それを見送る晴人。
「どっちが先にファントムを見つけて倒すかな。我が永遠のライバルよ!」
背を向けたまま言い捨て、ただ手をあげて合図する仁藤の後ろ姿で、ラストです。

あれ、残念な人だったのに、話聞くようになったら快男児風になってる? しかし男に指輪をはめてもらった人たちの立場は。
今週のバックアップ。大詰めなのにちょっとコメディ入ってましたね。エスケイプに対するリュウジの情、そして
「これはこれでつまらないですね」というエンターの退屈、なんだかんだオリジナルエスケイプの存在を感じて萌えました。クワガタはちゃんと飼えば何年も生きてます。
同日追記。ウィザードスレより。
171 :名無しより愛をこめて:2013/01/20(日) 10:41:05.36 ID:jVW6HGx60
今日出てきた絵描きの家って「呪怨」の家だよね?
階段上からのカメラアングルで気づいたわw

マジすか!
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