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インサイダー

株の話ではアリマセン。
このtwを読み、すぐに数年前、
「AさんのブログとBさんのブログのロケ弁が同じ! ということは一緒の現場で、あれを撮影しているに違いない!」と2chにスレが立ったことを思い出しました。なので怖いのは「ツイッタ」ではなく「ネット全般」ということになりますね。

未発表作品の撮影情報や内容バレに限らず、関係者しか知らない、現場で参加した人だけが享受できる、特別な情報というのはファンにはほんとうに心躍るものであり、それがロケ弁の内容程度の、ほんのちょっとしたものであっても大喜びするものです。わたしももちろん、掲示板やtwitterの、真偽不明な書き込みや、関係者の方々の発言などを拾い集め、つきあわせ、皆であれかこれかと推測しあう特撮ファンの一人です。
ここ数年はそんなことばかりしていますし、得られたことは皆さんで共有したいと、ブログやtwに書き散らしたりもしています。
「さら電」撮影時、太秦で見学された方のレポはどきどきしながら読みました。同じ物を読んだ人たちと、
「すごいねすごいね」とほとんど朝まで、ネットを通じお喋りしました。
毎年新作企画が固まる時期には、公開されている商標登録申請情報をちょっと調べてみたりもしています。
で、もちろん、一方では、そういった情報流出を、製作会社側がよしとしていないことも知っていますから、自分なりに扱い方の線引をしなければならないなあ…と考え、だいぶ前のことですが、このブログでもネタバレの基準について、記事を書いたことがあります。
で、最近また思うことがあり、自分の行動を思い返してみたのですが…わたしの判断基準は、実は「ネタバレかネタバレでないか」ではなく、「どこから漏れてきたか?」だったんだなあと思います。

過去記事の繰り返しになりますが、製作側やその協力会社から情報が出ているケースについては、ネタバレ情報でも、真偽不明のものでも、
「こんな噂がある」という形で取り扱ってよいと思っています。一般企業ではよりシビアに情報を扱っているわけで、この状況で製作側の言い分を観客側に押しつけられても同情できない、そんな筋合いはないと思うからです。
もちろん、必ず扱うわけではなく、関心のない情報ならスルーしますし、まあ誰でもミスはあることだから、と思える場合は適当な時期まで伏せることもあります。ケース・バイ・ケースです。

その逆で、非関係者による、不正な手段で入手された情報(撮影状況の盗撮ネタバレ、発売前の雑誌記事のリーク等)は、もちろんこのブログでは一切触れません。

そしてもう一つ――情報を出せばすぐに
「誰から出てきたか明らかになる」ネタバレ等も、できるだけ触れないようにしています。
“その方”に迷惑をかけないためでもありますし、また、元々できるだけ、スーツアクターの皆さん初め関係者と距離をとるようにしているのは、一観客として好き放題書きたいという自分の欲求のためでもあります。
ネット上の関係者発言のうち、これは問題とされるのではないか、と危惧したもののなかで、相手が個人的に連絡がとれない方である場合は(当然ながら当方一般人のアウトサイダーですのでまず連絡はとれません)、見なかったこと・読まなかったことにしていたり、します。

こんな小規模な個人ブログでも、長年やっていると、それなりに色々な情報を教えてくださる方がいらっしゃいます。
教えていただいても、でも、何も書かない時もあります。その場合は、最後のケースに該当するのでは、ということで、失礼をお許しいただければ幸いです。表に書かずとも影ではもちろん感謝していますし、
「王様の耳はロバの耳」ができず床磨きしていたり、します。
1/27追記。なんか見ていて長いので折りたたみました。
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