LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

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観たのは初めてなのですが、毎回マツコ・デラックスさんがゲストを一人招き、ディープな世界についてプレゼンを受けるという形式のようです。
今回たくさんのフリップボードを用意して登場するゲストは、倉田プロ出身の元スタントマンにして現在は監督(映画監督もAC監督も)として活躍されている、谷垣健治さん(↑)。
テーマがずばり、

「スタントマンの世界:スタントマンのギャラ・お仕事大公開!」

 と聞けば、やっぱり観てしまいますよね。先週も書いた通り、その説明Vに富田さんが登場されるとなれば尚更です。

関西地方は放映が何週間かずれ込んでいるようで、未見の方もいらっしゃるようですので、以下心覚え程度ですが、折りたたみ。
構成はこんな感じ。

■新体操美女と落っこちバカ
■人体炎上&イケメン凄腕スタント
■火だるまで●万円!?㊙給与明細
■職場は小学校?知られざる仕事内容
■発掘!ご当地スーパーマーケット(これはたぶん次週予告)


登場

「板付」(いたつき:セットに既に出演者が登場済みであること)と書かれた台本が映り、その通り登場済みのマツコさんに
「元スタントマン、谷垣健治さん!」と名前を呼ばれ、監督登場。
その全身を隅々までまじまじ眺めるマツコさん。
ふだんあまりアクション映画とか観られないんでしょうか、AC監督というお仕事の説明についてはわかったようなわからないような顔をされてましたが、それより服の裾をめくってみたり、撫でさすってみたり、監督その人に興味があったようですね。ていうかボディに。元スタントマンの。

この後も番組全編にわたってマツコさんが監督の身体のどこかに触れ、監督もそれに応じて組手の真似をしたり(手の動きがさすがの速さ)、力こぶをつくってあげたり、サービス精神たっぷり。
そのような攻防と、あとマツコさんのトークの軽妙さ、監督のアクションへの情熱が印象に残る番組でした。

新体操美女と落っこちバカ

まず自己紹介として、谷垣監督自身の、スタントマンの頃の映像が流れます。
4人の警官に追われビルの屋上まで逃げる犯人、が谷垣さん。
隣のビルに飛び移ろうとジャンプ、壁にぶつかって衝撃を受けつつも、辛うじて手を伸ばして取り付き、よじ登ったところで、待ち構えていた相手に突き飛ばされる。
とっさに掴んだ電線を、あちこちひきはがしながら、振り子のような線を描き落ちていく――。

「これすごいねえ。アクションのレベルが……すごいことをしてたのね」と感心するマツコさんにかぶせて、足を折りました、と監督。しかしそれは苦労話ではなく、
「この後走るシーンがあって、でもそれまで履いてた革靴が履けなくなっちゃって、結局(ギプスの?)石膏の上から(革靴の)絵を描いてもらって、それで走った」という現場の工夫話の前振り。

で、ここ何かカットされてるのか、突然、カメラの角度とアクションの話になるのですが、ここで速い手わざを交え熱心に説明する監督と、
「どこがどう違うのかわからない」と顔に書いてあるマツコさんの対比がシュールでした。
マツコさんの顔がアップになるのですが、その前で動きまくる監督の拳の残像が……変わった絵柄でした。

そして本題。
日本の職業スタントマンは、実際には58人しかいない、そうです。でも日本のスタントマンはものすごく優秀で、器用で、細かいことができると。
ということで監督の周囲の、優秀なスタントマンとして、日野由佳さんと富田稔さんのVが流れます。

女性のスタントマンは数が少なく、その上武術出身者はあまりいない(身体が硬くなりやすいから)。
それに対し新体操出身の日野さんはとてもしなやかな身体の持ち主なのだと語る日野監督。その一方でパワフルなアクションもこなすため、重宝がられていると。
地下鉄のなかで大立ち回りする女子高生。バイオハザード5の、金髪の女の子。なるほどパワフルです。
顔も半分まで映るのはむしろOK、まったく顔が映らないと観客も
「吹き替えじゃん」と当然のように思うものですが、ちらりと顔が映ると却って元の女優本人が演じているように思うものだから、とのこと。

続いて、<落っこちバカ>の愛称に、観る前から
「あら可愛い」とマツコさんに関心を持たれた富田稔さん。
落っこちも色々なものがあって、とのことで映像は富田さんの落っこち5連発(「牙狼」含む)でしたが、圧巻は最後、銃をつきつけられ、撃たれた衝撃で建物の窓を破り、下の路上へ落ちていくシーン。
窓から放物線を描いて道路の向こう側へ落ちていくのですが、そこで柱?欄干?のようなものに顔から激突、のけぞりつつそのはずみで道路の建物側へ跳ね返り、そのまま落下、さらに階段を転がり落ちていくというすごい映像です。
マツコさんが驚いているのに、
「靴観てください、衝撃で靴が脱げてるんです」とマニアックな説明を始める監督。
「いや、靴よりこっちでしょ!」
それより柱にぶつかった衝撃は大丈夫なのかとマツコさんが指摘するのですが、やはり富田さん、この撮影の際気絶されたそうです。
「で、本人は気に入らなくてもう一度やらせてくれといって、本場のスタントマンが『こいつバカか』と。2回めがまた上手くいかなくて、1回めので十分だからと言われて悔し涙」
「あれどうやったの、大丈夫なの?」
しかし、柱にぶつかったシーンは、実は、顔はあたったかのように反動をつけているだけで、実際には胸のあたりしか打っていないそうです。
「……僕らはね、そういうことで怪我をするのは非常に無駄だと思うわけです。わかります?」と言いつつマツコさんから挑まれ組手で受けて立つ監督。優しいなあ。

火だるまで●万円!?㊙給与明細

スタントマンの報酬について、ここはクイズ形式でした。
それぞれ色々なアクションがあり、一概には言えないようで、だいたいの平均的な額のようです。
(cf.「スパモク!! プロQ その道のプロ!スタントマンが選んだ「怖いもの知らずプロとして言いたくないけど、正直辛かったスタントは?」

以下マツコさんの回答と、正解を並べてます。

1)殴られのギャラは? (危険度
「1万円」→ 正解:4,000円

絡み、あるいは時代劇の斬られ役なども含みます。殴られながら技術を身につけられるため、安いことにあまり疑問は持たないものだ、とのこと。

2)階段落ちは? (危険度
「8,000円」→ 正解:5万円

3)はねられは? (危険度
「10万円!」→ 正解:7万円

金額きざんで来ました。
はねられは自分でコントロールできないタイプのアクションなので、スタントマンとしては嫌なものなのだそうです。

4)落っこちは? (危険度
「10万円」→ 正解:10万円

でも、これも高さによるもののようです。

5)火だるまは? (危険度
「100万円」→ 正解:100万円

番外)スタントマン過去最高のアクション:1日400万円(推定)

流れるVは「Survive style 5+」。
伝説の日本記録、42mの落っこち、という監督の熱のこもった言葉と裏腹に、とてもスタイリッシュな、乾いた感じの映像です。42mというだけあって落ちてる時間が長い。実際はクレーンから落ちたので、背景のビルの絵はCG合成とのこと。
「これはすごい技術です。あの姿勢をちゃんとキープできるところが。優れたスタントマンというのは、動きのイメージがちゃんと(頭のなかに)できてて、そのイメージを、自分の肉体を使った再現率が高い」

ぐぐってみましたが浅野さんの吹き替えをされたスタントマンのお名前がわかりませんでした。

職場は小学校?知られざる仕事内容

まずは小学校の交通安全講習会で、車に引かれる仕事。
これも映像が流れます。
車道を、横断歩道ではない所で、横切ってしまうお兄さん。車を1台やり過ごしたつもりが、後続のトラックに引かれ、つかまり、長々と(これ必要なのか、というくらい)引きずられてしまうお兄さん。
みんなで大丈夫か、と助け起こす小芝居付き。
最後に、助けだされたお兄さんが
「全て演技です。みんなも、たとえ遅刻しそうになってげんこつを落とされても、命だけは落とさないでください」とスピーチしておしまい。
「……ぜんぜん教訓になってないですね」(監督)
「ただすごい人を見せますショーになってる」(マツコさん)
日給が2万5千円と比較的高額なため、スタントマンには人気のお仕事なのだそうです。

もう一つ、バラエティ番組の罰ゲームの、実験台もスタントマンであるとのこと。
安全性をスタントマンにチェックさせてチェックになるのか、とマツコさんが疑問を呈されていますがわたしも同感です。

人体炎上&イケメン凄腕スタント

監督が推薦する、世界最高峰、スタント衝撃映像ベスト3、とフリップにはあります。

3位:コンマ1秒が生み出す落っこちスタント
ここカットされたのでしょうか。詳細不明。

2位:事故にしか見えないはねられスタント
バイクが大通りに飛び出したところに、横から走行車がぶつかり、跳ね飛ばされる映像。

「実は、車がぶつかる前から、(スタントマンの身体は)バイクから離れてボンネットに手をついてます、計算してますよね」という監督の説明に感心するマツコさん。
僕がすごいと思うのは、カメラこの辺から撮ってるから…とまた話が専門的になりましたが、今度は喜ばれていましたね。

1位:大やけど寸前!火だるまスタント
映像は86年の香港映画、「海市蜃楼」。

格闘中、ガソリンを浴びてしまったのを逆手に取り、自ら火だるまになりつつバイク起こしてまたがり、火薬庫に飛び込む、というシーン。とにかく1カットが長い。長すぎて途中火が全身に回りすぎ、一旦消して、カットを割ってからバイク走行シーンを撮ったようです。
CGがない時代ということで、火薬庫爆発シーンも(逃げ道は用意してあったのでしょうが)本当に何かが爆発しているはず。非常に危険です。
危険ですが、
「こういうのを小学生に見せたら誰も信号無視とかしなくなると思います」と唐突に言われても、マツコさんだけでなく視聴者も困る。

ここで話題は変わり、いわゆるイケメン俳優も、最近はスタントマン顔負けのアクションに挑戦しています、とのこと。
Vは「アルティメット」のダヴィッド・ベル。
パルクールの創始者、神と言われた人だけあって、軽快な逃亡シーンです。
監督の解説によればまずすごいのが、上半身、裸な点。同じ衣装なら吹き替えを本人に似せることができる。裸ということは、
「おれは吹き替えは使わないぞ、自分でやってるぞ」という証拠のようなもの、だそうです。
壁を飛び越す際、ついた手に力が入っていない、手をつく前から、身体はもう壁を飛び越えたいる、という指摘もわかりやすい。
やってることはジャッキーと同じ、飛んだり跳ねたりですが、そのフォームが違う、とのこと。

で、彼がアクションの流れを変えた、香港も新しい人が出なくて…という流れから、なぜか往年の香港映画アクションスターの年齢の話になりました。

ジェット・リー50歳
ジャッキー・チェンは今年で59歳
ユンピョウは56歳
サモハン・キンポーは60歳超

ああ明治は遠くなりにけりです。明治じゃないけど。

次が日本のイケメンです、ということで紹介されたのが、我らが佐藤健さんの「るろうに剣心」。
少林寺拳法とダンス、器械体操のキャリアありで、運動神経がいいことは特撮クラスタには旧知のことですが、監督も指摘するぎりぎりの見切りのかっこよさがわたしには予想外。
立ち回りは時代劇のテンポではなく、
「とにかくすばしっこい」という監督の声に合わせて剣心が敵の股をくぐり、壁を蹴って宙返りし、そしてドリフト走り!
最後は
「ぼくがアクション監督をやった作品で、ブルーレイ&DVDが出ています」と「るろ剣」の宣伝になったのはご愛嬌です。

発掘!ご当地スーパーマーケット

次週なんでも電話して聞く人のようで面白そうです。


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style="clap"

こちらへは お久しぶりです(^-^)/

録画して先程見ましたるろうに剣心、劇場で見たかった!と思いました(^O^)われらの、って言いたくなりますよね健君←身内口調
高岩さんたちのアクションを間近で見た経験も、彼の動きに影響を与えていることでしょうそうでしょう。

2013.01.27 13:51 URL | fog #- [ 編集 ]

fogさん、いらっしゃいませ!

おお、fogさんも「るろ剣」はDVD組ですか?

> われらの、って言いたくなりますよね健君←身内口調

身内口調になっちゃいますね。失礼ながら、親戚の子供みたいに、ずっと動向を気にしてしまう感じなんです。
ライダー俳優さんにはみんなそんな感覚がありますが。
もともと聡明な方でしたから、きっとものすごいスピードで、経験したことを吸収していかれるのでしょうね。

2013.01.27 17:03 URL | maki #mxyayG2g [ 編集 ]















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