LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。


双子銀河 / naka_hide


おおおおー、ドキドキしました!
後半、CMの時に時間を見て、これ終わるのか!終わるのか!?と。
そしてラストの展開に燃えました!
考えようによっては晴人よりも過酷な運命、にもかかわらず決然とした表情で微笑むその横顔が美しくてたまりませんでした! すごいな、ファンになってしまいそうです中山さん。凛々しい美人は好き! ビックリマーク多くてスミマセン。
混乱

「ゲートを諦めてもらおうか」
「……」メドゥーサを取り巻く、4ドラゴンとビースト。多勢に無勢。「…ふん、まあいい」
今日のところは引こうと決めたのか、一撃で魔法使いたち5人を煙にまくと、ゲートたちに歩み寄っていくメドゥーサ。
必死にその前に立ちふさがる大門の、その肩越しに覗きこみつつ変身を解き、言葉をかけたのは、
「会えてうれしかったわ……真由」
その言葉に立ち上がる真由。
「美紗ちゃん! ……ほんとに、美紗お姉ちゃんなの!?」
「違う、あれはファントムなの!」引き止める大門。
「離して! ……待って! 美紗ちゃん!」
またね、と踵を返すミサに、追いすがろうとする真由で、OP。

ヒーロー大戦のCMを見て、インフレーションとはこのことだぜーっと!

姉妹(1)

帰宅するゲート=多香子。
「おれに任せておけば大丈夫だって」
「ぼくがきちんと説明するからね」
その護衛につき、我先に話しかけるのは、仁藤と女装瞬平。この二人でご家族の理解を得るとか可能なんでしょうか。

面影堂。
一同に囲まれ、輪島に茶を供される真由。
「落ち着いた?」とコヨミ。
「まだ混乱してますけど……」
少し聞いてもいいかな、と、身を乗り出す大門。
「ご両親も行方不明みたいだけど」
しかし、自分が留学してる間のことであり、家族に何が起こったかはわからないのだという真由。誰もいない家に一人でいることはできず、今は寮住まいであると。
「……美紗ちゃんはとってもやさしくて、引っ込み思案なあたしをいつも助けてくれました……」

回想。居間で海外留学のパンフレットを眺め、ため息をつく真由。
「どうしたの、ため息ついちゃって?」
「まだ迷ってるのか」
「……外国の暮らしになじめるか不安だし……それに、みんなと離れ離れになっちゃうのって」
そこへ入ってくる姉、美紗。真由の肩を抱くように、
「大丈夫だよ真由。心配しないで!」
笑顔で言うと、可愛いチャームをさしだします。家の前には、4人の人物。パパ、ママ、そして、美紗と真由。
「みんないつも一緒よ。折角のチャンスなんだから。始まりも終わりも、決めるのは自分よ! ……どこに行っても、応援しているから?」

「……いいお姉さんだったんだね」
「だから、本当にショックだった」と言う真由。「けど」
「お姉ちゃんの言葉を励みに、いままで頑張ってきたんだ?」
「諦めなければ、いつかまたみんなに会えるって。でも」
けど、でも。鞄の先に揺れる、家の形のチャーム。それを手にとる真由。
「まさか美紗ちゃんが……」

月の夜。まだ新しい、しかしすべての家具に白い布がかけられた、誰も住まない家。そのソファにうずくまるミサ。
窓から緑の化け物が飛び込んできます。物憂げに目を上げるミサ。
「ここがミサちゃんが住んでた家かあ」
「何の用?」
「まさかミサちゃんの妹がいるなんてびっくりしたね。さすがに予定外だったでしょう?」
「……そうね」
「どうするの、これから」
自分が協力してもいいと言うソラ/グレムリン。
「じゃああなたが、あのゲートを絶望させなさい」
「どうして? 自分でやるんじゃ?」
「いいの」

面影堂。
客用の一室に案内される、真由。
「あの」
じゃあと出て行こうとするところを、呼び止められた晴人。
「美紗ちゃんは、もう元には……?」
「それは」
「あたし思ったんです、ファントムの中で、まだ美紗ちゃんが生きてるんじゃって」
「ファントムは、ゲートの記憶を利用してるんだ」応じる晴人の表情が苦い。
「でも、もしかしたらって――ごめんなさい、困らせるような質問しちゃって」
「……ゆっくり休んで」
ドアが閉められ、一人の部屋。目の前のテーブルに、泣き伏せる真由。

思惑

「はっくしょん!」
仁藤のテント。一緒に泊まったらしい瞬平が寒そうに出てきます。
「ったく、情けないな、こんくらいの寒さでよ」と火を前に座っている仁藤。「……ああ、みなまで言うな。家に入れてもらえなかったのはお前の説明が下手なせいだ」
常識人の晴人と異なり、この二人の説明ではゲートの家族も、娘を頼むとはならないでしょう。
言い争っているのは、どうやら多香子の家の前だったようです。通行のじゃまにはならないのでしょうか。
その玄関が開き、飛び出してくる大門。その後ろには荷物を手にした多香子。
「あんたたち、なに喧嘩してるの! ご家族には話をつけたわ。ほら、行くわよ」
警官という立場が、ものすごく役に立っている大門。チームという感じになってきましたね。
しかし、その前に突如現れる、グールの群れ。
「こうなったら俺の出番だ!」とうれしげな仁藤。ビーストに変身し、「ブレックファストタイムだ!」

面影堂。団欒する一同ですが、突如鳴る、携帯の着信音に、ゴーレムが怯えます。
「……ほんとに気がちっちゃいやつだな」と笑う輪島。
「どうかした?」と、真由に目をやるコヨミ。
「いえ、別に」と答えつつ、携帯を手に、目が泳いでいる真由。「……あの、寮に帰ろうと思うんですけど」
「え?」
「ちょっと……一人になりたくて……」
その言い訳も、いかにも今思いついたという様子です。皆の返事も聞かず、荷物を手に立ち上がる真由。
「送ってってあげなさい」と、晴人に言う輪島ですが、それにも慌てて
「大丈夫です、一人で」と言い、逃げるように店を出て行く真由。
後を追うべきかと、腰を浮かせかけていた晴人ですが、そこで今度は、彼の携帯が鳴ります。
「……凛子ちゃん?」

多香子の自宅前。ゲートを守り逃げようとする大門、瞬平の前に、
「ハロー!」とひょっこり現れ、手を振るグレムリン。
「……おいっ! くそ」
そうはさせないとばかり、足手まといなグールの群れを一気に片づけ、グレムリンにとびかかっていくビースト。
「今日のメインディッシュはお前だ!」
「食べてみればあ?」

バイクを駆る晴人。車上でウィザードに変身します。

公園。
はあ、はあ、と息を切らす真由。面影堂からここまで、走ってきたのでしょうか。
辺りを見回し、一人だと確信して、もう一度携帯を取り出します。表示されたメールの文面は、
『わたしを助けられるのは、真由だけ。一人で家まで来て。 美紗』

オフィスビルの駐車場。
ここまで闘いつつ来たのでしょうか。
「ぼくが捕まえられるかな?」
ビーストを翻弄するように、素早い動きを見せるグレムリン。こっちこっちとからかう様子がむかつきます。
「ちょこまかちょこまか逃げんじゃねえよ!」
今のうちに、とゲートを連れ逃げようとする大門の前に、
「また会ったね、ふふふ♫」と顔をのぞかせるグレムリン。その背中に、銀の弾丸が浴びせられます。ウィザード登場!

「……おい、お前いつの間に」と不快気なビースト、
「あああ、二人揃っちゃった」と悔やむグレムリン。しかし、歓迎されてません、ウィザード。とくにビーストから。
「わざわざ来ることねえのに」
「お前一人じゃ心配だから」
「心配ご無用だっての!」
そこへグレムリンからの攻撃。うわあ、と地を転がる二人の魔法使い。起き上がりつつ、
「……心配ご無用、だって?」
「うるせえの!」
並び立ち、バッファロー、ハリケーンとなる二人。
その攻撃を間一髪で逃れ、
「なんかいまいちだなあ?」と首をひねるグレムリン。
「二人相手に余裕じゃねえか」
「ふふ、……もっと面白くするために、いいこと教えてあげるよ!」
「え?」

姉妹(2)

閑静な住宅街。一件の家に入っていく、真由。その後を一匹の使い魔が、つけています。ケルベロスに見えましたがどうでしたでしょうか。
白い布のかけられたソファにかけ、物音に顔を上げるミサ。
玄関を開け、
「美紗ちゃん?」と入ってくる真由。恐る恐る廊下を抜け、ミサの待つ居間へ。
「……待ってたわ。来てくれると思ってた、真由なら」
「美紗ちゃんなのね、やっぱり」
「そう、あなたのお姉ちゃんよ」
抱き寄せるミサの顔が、美しいです。
「やっぱり、美紗ちゃんの心が戻ってたんだ……!」
「真由のおかげよ。あなたの顔を見て、色々と思い出した」
「じゃあ、このまま元のミサちゃんに?」
「かもしれない。もっと色々と思い出せれば」
「じゃあ!」
持っていたチャームを、出して見せる真由。
「お姉ちゃんがくれたのよ、憶えてる? あたしこれを心の支えに頑張ってきたの、諦めなければ、みんなに会えるって……」
こうして会えてうれしいと、泣き笑いの顔になる真由。それを見て、
「あたしもうれしいわ」と微笑むミサ。「……あなたの、心の支えがわかって」
「……?」
「これで、あなたを絶望させられる」

駐車場。
「なんだって!」
「真由ちゃんがゲート!?」
驚きの声をあげる魔法使いたちに、ほくそ笑むグレムリン。
「びっくりした? まさか同じ学校にゲートが二人もいるなんて、しかもミサちゃんの妹なんてね? ……信じなくてもいいけど、今ごろミサちゃんが、お家でお出迎えしてるんじゃないかな?」
メールの着信を知ってから、明らかに態度の変わった真由。自分はあのまま一人で彼女を行かせてしまった。
「そんなことさせるか……仁藤」
「みなまで言うな!」
ここはおれに任せろと言うビーストに頷き、ハリケーンドラゴンとなるウィザード。
自分も行くという大門を抱き寄せ、
「頼む、凛子」と二人、宙に舞い上がります。

「……」
驚きの表情で見上げる真由に、愉しげに笑いかける、ミサ。
「まさかあなたがゲートだったなんて。双子って不思議ね?」
「美紗ちゃん。なに、言ってるの」
「わたしに美紗なんて女の心は残ってない。わたしはファントム、メドゥーサ」
蝕の儀式の記憶。
「……そんな……! パパとママはどうしたの」
「ふふふ、あの二人、馬鹿よね。自分の娘はとっくに死んでるのに」

回想。
美紗の姿を借りたまま、篠突く雨に打たれ、この家に現れた、あの日のミサ。
ずぶ濡れの、黙しがちな娘の帰宅に驚いた両親が、わけも聞かずタオルを差し出し、暖かいココアを飲めと世話をしていたのは、この居間。
「美紗ちゃん……? きゃあああああっ!」
突如メドゥーサの本性を現したミサは、長い蛇の髪を二人に伸ばし……

「そう、あたしがこの手で……」
チャームを粉々に握りつぶした手を開き、真由に示すように破片をぱらぱらと床にこぼすミサ。
「そ、そん、……な……」
ひび割れる記憶、崩れ落ちる真由。たたみかけるミサ。
「あなたの大好きなパパもママもお姉ちゃんも、みんなこの世にはイない。さあ! 絶望してファントムを生み出しなさい!」
「……やめろ!」
戸口に立つ、ハリケーン、そして大門。
「指輪の魔法使い? なぜここに」
「晴人くん、真由ちゃんが!」
悲鳴をあげる大門。その示す先で、真由が力なくうずくまっています。全身に、紫色の亀裂を走らせながら。
「パパ、ママ……」
思わず彼女に気を取られるハリケーンドラゴン。
そんな彼に、大事な<ゲート>に近寄らせまいと、牽制を加えるミサ/メドゥーサ。

終わり

駐車場。
「もういいかな? あっちのほうが面白そうだから。じゃあね」
ひらりと身をかわし、姿を消すグレムリン。
「ああ、おい! ……食いそびれっちまったか」
引き止めそこなったビーストは変身を解き、「大丈夫か?」と多香子、瞬平のほうへ近づいていきます。
「はい。でも、真由もゲートだったなんて」
「……間に合うといいがな」

外に出て、相争うメドゥーサとハリケーン。早い剣捌きと、重い斬撃。
CMをはさみ、メドゥーサの槍に打たれ、転がり逃れるハリケーン。転がりながら詠唱し、一旦フレイムドラゴンに変じます。<connect>でタイマーを取り出し、ドラゴタイム。
4ドラゴンとなられてはやっかいと、詠唱が終わる前に襲い掛かるメドゥーサ。地に倒れ落ちるフレイム。
「……どうした、ずいぶん焦っているな?」
それを見下ろし、嘲笑うメドゥーサ。
傍らで、うずくまる真由の身体が、今にもはちきれそうになっています。思わず声をあげる大門。
「晴人くん、ファントムが生まれちゃう!」
どうでもいいですが、姉妹の生家からここまで、距離がありそうなのですがわざわざ連れてきたのでしょうか。
「……真由ちゃん!」
「ふん」そちらへ気を取られたフレイムに、また攻撃を喰らわせるメドゥーサ。たまらず崩れ落ちた、魔法使いに、
「ダメよ、よそ見しちゃ?」と余裕の声をかけます。
その身体を助け起こすかのように、蛇の髪を絡めるメドゥーサ。
「ああ……っ」
魔力を吸い取られ、変身を解かれ、地に打ち捨てられる、晴人。

「パパ、ママ……」
粉々にひび割れていく記憶。うずくまる真由の背から、新たなるファントムの姿が、刺のように覗いています。
「ああああああああっ!」
いたわろうとする大門を突き飛ばし、悶え苦しみ、絶叫する真由。
「駄目だ、絶望しちゃ……」
つぶやきつつも、もう起き上がることもできない晴人。
「ふ、指輪の魔法使い。……新たなファントムの誕生をその目で見なさい? そして、一緒に絶望して、あなたもファントムを生み出すといいわ」
晴人に背を向け、改めて真由の前に立つ、メドゥーサ。

今にも四散しそうになっている、あの日の、居間での団欒の記憶。
モノクロの思い出の中で、美紗が言った――。

「……始まりも終わりも、決めるのは自分よ」

「ああああああああああああああっ!」
体中から刺を覗かせ、身悶える真由。
「美紗ちゃんっ! ああ」

始まり

「……え?」
その瞬間、真由の全身から突き出た刺が消え――。戸惑うメドゥーサ。
「馬鹿な……」
ファントムを押さえ込んだ、とつぶやく晴人。
「晴人くんと同じってこと?」
全員の視線を集めつつ、ゆっくりと顔をあげる真由。
「美紗ちゃんが、……お姉ちゃんが、助けてくれた……」
「なぜだ」
そのメドゥーサを、怒りに燃える目で、見返す、真由。
「美紗ちゃんのふりをしたあんたなんかに、あたしの人生を終わりにさせない!」
「なんだと」
身構えるメドゥーサ、それを制するように、彼女と真由の間に現れたのは、白の魔法使い様。
「え、」

遅ればせに様子をのぞきに来た、ソラ/グレムリン。
「おっと。これは予想外。――でももしかして、すごいラッキーなのかな、彼と会えたってことは?」

「消えろ」
メドゥーサを一撃で弾き飛ばす白の魔法使い様。真由を振り返り、
「……よく希望を捨てずに生き残った。お前は魔法使いになる資格を得た。わたしと来ることが、お前の家族を奪ったファントムを倒す、ただ一つの道だ。――どうする?」と語りかけます。
「おい、待て」
ようやく立ち上がり、割って入る晴人。しかしそれにも、
「決めるのは彼女自身だ」と、冷然と遮る白の魔法使い様。
「行きます。わたし」立ち上がり、白の魔法使い様を見返す、真由。
「真由ちゃん?」
「いいんです。――これは、あたしが決めた、始まりだから」
真由は晴人に答えつつも、視線を白の魔法使い様から外さず、その手から指輪を受け取ります。完全にお呼びでない主人公。
「また会おう、操真晴人」
白い魔法使い様がつぶやいた瞬間、二人の姿は消え去り――。

「あれが、晴人くんの言っていた?」と尋ねる大門。それにも答えず、
「あいつ、真由ちゃんを魔法使いにするつもりなのか?」
この過酷な運命に、あんな少女を? 
衝撃にただ立ち尽くす、晴人。で、以下次号!
239 :名無しより愛をこめて:2013/03/17(日) 08:28:35.95 ID:NdyM7mRf0
魔法少女ビーストはこのための伏線だったのだ・・・

いやいやいや。今週のグリーンボーイ。こんなに早く過去戦士が出てくるのですね。
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