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LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。


Orange Shine / zlakfoto


焼きみかん、っていうのも結構美味しいんじゃないかなあ、と思いつつ観てたんですが。
いやあ、愁嘆場でしたね!
信じられない思いに顔を歪め、泣きながら崩れ落ちる女、自分にすがりつく手から、力が失われていく様を、ただ冷たく見下ろす男。
ああっ、非情です! たまりません(愁嘆場好き)。

次回、いよいよ譲登場?
愁嘆場1

面影堂。ゲートである山本を連れ、引き上げてきた一同。
「とにかく山本さん。しばらくここに身を隠すのが……」
頷き、携帯を取り出しつつ、
「亜矢に。……妻に連絡を」と奥へ異動する山本。

カウベルが鳴り、ゆらりと姿をあらわす晴人。瞬平が
「ゲート、見つかりました」と報告してもただ頷くだけで、声はありません。その奇妙な表情に気づく輪島。
「おい、コヨミは」
「白い魔法使いが……笛木が、連れてった」
ショックでよろよろと崩れ落ちる輪島。助け起こす大門。
「あの野郎……ッ! 今度はコヨミちゃんまで!」店の柱を力任せに打ち、吠える仁藤。
「コヨミのことは、心配ないと思う」
「なんで、んなことわかる!」かばう晴人にまで噛みつきます。
「あいつは。笛木は、コヨミの父親なんだ」
「なんだって?」
目を伏せ、半ば自分に言い聞かせるように、説明する晴人。
「……あいつがグレムリンからコヨミを守ってくれた。ちゃんとコヨミのことを大切に思ってる、それだけは確かだ」
「だからって放っといていいと!?」
「でも、おれたちじゃ。何もしてやれねえんだ……」

顔を上げ、うなずきつつ言う輪島。
「そうか。これでよかったのかも知れんな。ここで無理をするより、ほんとうの父親と一緒にいたほうが安心かも知れんな」
「でも」
「とにかく。今はゲートを守ろう」決然と言う晴人の言葉に、息を呑む一同。

効率的な攻撃

この愁嘆場をよそに、まだ店の奥で、電話をかけている山本。てっきりドアの向こうに行ったと思っていたのでびっくりしました。
仁藤が怒鳴ったりしてて、仮に相手が電話に出てもちょっと、話しづらい雰囲気だったのでは。
不安な表情でつぶやく山本。
「電話に出ない……」
「奥さん、出ないんですか?」

同じ頃。山本の妻、亜矢の写真をアラクネに翳すメドゥーサ。
「生まれてくる子供がゲートの希望だ」
「てことは、この女をやっちまえば」
「こんどこそ新たなファントムを誕生させるのよ。――ワイズマンのために」
メドゥーサの冷たい美貌でOP。

賢者の石

何もない空間。ふと、意識を取り戻すコヨミ。
「……晴人?」
彼女の回りを、幾重にも取り巻く魔法陣。あたりを見回し、それからまた、右手の甲を押さえます。
「痛むか?」声がして、その手をとる白の魔法使い様。
「あなたは」
「見せてみろ……」
しかし振り払うように、右手を引き戻すコヨミ。
「晴人は!」
「無事だ」
「ここはどこなの?」
「魔法で作った特殊な空間だ。ここなら安全だ。……また、ゆっくり話をしよう」遠慮がちに言う白の魔法使い様。おずおずとコヨミの頭に手を伸ばします。「お前は、わたしの希望だ」
「……え?」
白の魔法使い様が、その手のぬくもりが消えた後の闇に、独りつぶやくコヨミ。「わたしが、……希望?」

どこかの地下道。ここまで逃げ延びてきて、苦しみに喘ぎ、崩れ落ちるソラ。
「しまったな。……あいつに、持っていかれたんじゃ……手の、出しようが……」

絶望への道

山本の家。その妻、亜矢を探しに来た、晴人と真由。

面影堂。
「いない……?」
携帯で報告を受ける大門。
「でも、荒らされた形跡もないし。買い物にでも行ったんじゃないかな。山本さんに心当たりない?」と晴人。
「亜矢が行きそうなところは。……いつもの店かな?」
では自分たちはそちらに行こう、あんたはここにいろと言い聞かせる仁藤に、いや、自分が迎えに行くと言いはる山本。説き伏せようとする仁藤、大門との、しばしの押し問答。
「ぼくはどうなったっていい。ぼくは父親なんだ!」
「……そんな気持ちなのかね、白い魔法使いも」根負けしたのか、微笑んだ後で真顔に戻り、「絶対おれから離れんじゃねえぞ?」と念を押す仁藤。

山本の家。
「おれたちも行こう」携帯を懐にしまい、真由を振り返る晴人。
「……強いですね」
「え?」
「コヨミさんのこと、心配なんですよね?」何故か真剣に見つめてくる真由に苦笑し、うつむく晴人。
「は、……ほんとはすげえ動揺してる。……でも、ここでおれが取り乱したり腐ったりしたら、きっと、またコヨミにつらい思いさせる。だからおれは自分の信念を貫く。みんなの希望を守る、魔法使いで在り続ける。自分の大事な人のために」
最後はなんちて、とおどけてみせますが、真由の表情はさらに苦しげに歪んでいきます。慌てる晴人。
「え、ちょ、どうしたの真由ちゃん」
「……すいません。晴人さんがそんな想いでゲートを守ろうとしてたのに。あたし、自分のことばかりで」
首を傾げる晴人。意を決し告げる真由。
「ほんとは、晴人さんから。インフィニティの指輪を奪いに来ました」

真由の回想。彼女に新しい魔法を授けると言った白の魔法使い様の、交換条件。
これは彼自身のためでもある。あの指輪は彼自身が生み出した。大きすぎた力は自らをほろぼす

インフィニティの指輪は、あの海辺でコヨミを失ったと絶望しかけた晴人が、こぼした涙の結晶。魔宝石を輪島が磨き、加工した他の指輪とは違います。
「だからあたしは、自分に言い訳して。ほんとはメドゥーサを倒したいだけなのに」
「真由ちゃん……」微笑む晴人。インフィニティの指輪を取り出します。「わかった。これは真由ちゃんに預ける」
信じられないというように晴人を見返す真由。
「真由ちゃんはメドゥーサを倒すために魔法使いになったんだ」
だから、それを一途に追求することに、何ら詫びるべき点はないと言うように。

絶望への道2

ほの暗い場所。跪き報告するミサ/メドゥーサ。
「……間もなく、母親が見つかるでしょう。そうすれば」
彼女の作戦を了承し、寝所へ立ち去ろうとするワイズマン。その背に呼びかけるミサ。
「ワイズマン? ……サバトを開き、新たなファントムが生まれた後――わたしをそばに、置いていただけますか」
立ち戻り、頷くワイズマン。
「もちろんだとも。おまえのようなファントムは二人といない。頼んだぞ?」
そっとミサの頭に、右手を載せるワイズマン。その仕草は、コヨミの頭に手を載せた、白の魔法使い様に酷似しています。

ショッピングセンターの駐車場。
バス停に設けられたベンチに、倒れこむように座る山本の妻、亜矢。
「あああ……妊娠すると、ホント酸っぱいものが好きになるのよね」ショッピングバッグからオレンジを一つ取り出し、休憩ついでに携帯をチェックします。おびただしい着信履歴は、すべて夫からのもの。山本さん、怖いです。
「あれ? どうしたんだろう、昌宏」
「へっへっへ。ようやく見つけたぞ」
その前に立つアラクネ。

「あや!」
駆けつけてくる山本、そして面影堂御一行様。
「……旦那を絶望させるために……」
「させるか!」
変身し、アラクネを亜矢から引き離そうとする仁藤、しかしアラクネはそちらに応じつつも、抜かりなく、グールを亜矢の周りに残していきます。
「亜矢!」
「助けて、昌宏」
「亜矢!」
恐怖に怯える亜矢。上首尾に微笑みつつ、「今度は貴様の番だ」とビーストに向き直るアラクネ。
「いいぞ、アラクネ」
そこへ、ゆっくりと姿を現すミサ。ベンチのほうへ歩み寄っていきます。
「メドゥーサ!」
「さあ、じっくり見るがいい。お前の希望が、木っ端微塵になる瞬間を……」
「あぶない!」

ミサはただ山本にだけ告げ、手を翳します。
次の瞬間、紫の光が亜矢めがけて飛び、鳴り響く轟音。
木っ端微塵となって山本の元まで飛んでくるベンチ。
焼け焦げたオレンジが、さらにころころと転がり出てきます。

真打ち登場

「亜矢あ!」絶望に叫ぶ山本。
ドクン。
その時体内に異常な鼓動を感じた山本の、全身が硬直します。表情を失い、紫にひび割れる山本の顔――。
「山本さん!」
異常を認め、必死に取りすがる大門、瞬平。
しかし、その時、何かがパラパラと壊れるような物音に、顔を上げるミサ。
「……?」

いつのまにかそこに出現していた大きな岩石が内側から割れ、そこに傲然と建つウィザード・ランドスタイル。
その両腕に抱え上げられた、亜矢。
爆発の瞬間、とっさに亜矢を庇い、岩石の殻で身を守っていたのです!
「待たせたな? おれが最後の希望だ」

「無事よ山本さん! 奥さんは無事よ」
「だから絶望しちゃダメです。頑張ってください!」
瞬平、大門に加わるビースト。
「しっかりしろ! あんた父親なんだろ。奥さんと子供を守るんだろ!」
「ぼくは。ぼくは……」

アンダーワールド。
「早く早く!」はしゃぐ亜矢の声。カメラのセルフタイマーをセットし、彼女の傍らへ戻る山本。
庭での記念撮影。その幸せな風景が、縦横に走る紫のひびに砕け散ろうとし――。

「ダメだ。負けない。……家族は、おれが守るんだ!」
その精神力で、ファントムを押さえ込んだ山本。危機はさりました。
「よっしゃ!」雄叫びをあげるビースト。
そこへ、気を失ったままの亜矢を運んでくる、ランド。
「山本さん?」
「亜矢」
目を覚まし、
「昌宏…」とつぶやく亜矢。抱きあう二人。わ、とはしゃぎ見とれている瞬平と大門。

決意

巨石のある洞窟。
「真由です。指輪を持って来ました」
「よくやった」
「はい、……晴人さんから頂きました」
インフィニティの指輪を差し出す、真由。その言葉が意外だったのか、やや躊躇し、その後に頷く白の魔法使い様。
「……そうか」約束通り、と差し出されるあの白い指輪。

駐車場。
「おのれ、魔法使い共! またしてもワイズマンの意思を阻みおって……許さん!」
憤怒に燃え上がるミサ。メドゥーサ変身。身構えるウィザード、ビースト。
「二人を頼む」
「任せて」頷く大門。
「貴様を倒さないと気がすまねえ……!」唸るアラクネ。
「へっ、やられるかよ!」
剣を翳す二人の魔法使い。くるくると速い動きでアラクネを翻弄します。それを庇うメドゥーサ。
強力な一撃に、
「うわ!」一時退く二人の魔法使い。
その背後から聞こえてくる、新たな詠唱の声――。

<teleport, now>

振り返れば、決然とした表情で歩み寄ってくる真由。それを見て心得た、というようにビーストを振り返るランド。
「おい、仁藤」
「みなまで言うな」
「……っ、たまには言わせろ!」
お前はこっちだ、とアラクネを引き受ける二人。

まっすぐメドゥーサを見据え、余人は目に入らぬ、という体の真由。
「またお前か」
「今日が最後よ」
「ほお? いいだろう」
変身。メイジ出現。
「さあ、終わりの時よ」
言うやメドゥーサに襲いかかるメイジ。杖を取り、応じるメドゥーサ。その下をかいくぐり蹴りを見舞うメイジ、さらにそれを躱し、間をおかず攻撃に転じるメドゥーサ。
「来い。……場所を変えるか」
その杖が地を打てば、大きなひびが駐車場を二つに裂きます。
「うわあ、みんな!」
<gravity>でとっさに皆を守るランド。
カメラは崩れた地面の下へ――。

ひらり、舞い降りるメイジとメドゥーサ。

遅れて、ばらばらと着地する面影堂一行。
亜矢を抱き寄せる山本。
みなの無事を確認し、
「ふぃー」息をつくランド。

「はっ」
「やっ!」
既に二人だけの世界に入っている姉妹は、相撃ち、相蹴り――迫力ある映像ですが、せっかくの指輪をいつ使うのでしょうか、メイジ。

その横で、くるくるひらひらと早い回転、これぞウィザードという動きでアラクネに挑むランドとビースト。
敵の反撃に、ハイパーゴールド、ランドドラゴンへ。
「「はあっ!」」
息のあった攻撃。

「は!」
メイジの回し蹴り。その下をかいくぐり、自らも蹴り返すメドゥーサ。その頭上へ飛び退き、距離を取ったうえで魔法攻撃を加えるメイジ。高所に上がった彼女を、撃ち落とすメドゥーサ。

「……覚えてろ」
負け惜しみを言い、またも地面に同化して逃れさろうとするアラクネ。逃さぬというように、<big>の手でその襟首を掴み上げるランドドラゴン。
「仁藤」
「みなまで言うな!」
そのままつまみ上げられたアラクネへ、ハイパービーストが銃撃を加えます!
ハイパーストライク。爆発の炎に、赤々と照らされる地中。
「ごっちゃん!」手を合わせるビーストを見て、自分も安心したように
「ふいー」とまた、息をつく、ランドドラゴン。

愁嘆場2

「望み通り、最後の時よ!」勝ち誇るメドゥーサ。それへ、飛び蹴りを見舞うメイジ。
「最後を決めるのはあなたじゃない。わたしよ!」

取り出された白い指輪。ベルトに翳せば<holly>の声。
白い光があたりに満ちます。その聖なる力。

「ほざくな!」
応じるメドゥーサの、強力な魔力。拮抗する二つの力。駆けつけた晴人らも、その勢いに息を呑みます。
「お父さん……お母さん……。美紗、ちゃん……っ」家族の名を口に、必死に持てる力のすべてを振り絞るメイジ。「はあああああ……っっっ!!!!!!」
気迫で押し返せばやがて大きな爆発が起こり、反動に地を転がる真由は、既に変身を解いています。
「終わった……」
しかし一同の視線の先で、よろよろと起き上がるミサ。
「まだよ、こんなところで死ぬわけにいかない……あたしは、ワイズマンと共に在る。あたしの全ては、ワイズマンに捧げるのよ………あ、」

ふいに、その魔力が消えます。
おずおずと振り返るミサ。彼女の背から腹へ、剣で刺し貫きつつ、そこに立っていた白い影は――ワイズマン。

「ワイズマン……どうして」
「その魔法使いが必要なのだ」
言われて信じられない、という表情で、真由を振り返るミサ。魔法使いが必要とはどういう意味なのか。
「……なぜ。わたしを必要だと。わたしを。おそばにおいてくださると……!?」
喘ぎ、よろめきつつ必死に問うミサが、かわいそうでなりません。
「そう。ゲートを探せるのはお前だけだ。……しかし今ここに、四人目の魔法使いとなる人物が誕生している」
その言葉に、はっと山本を振り返る一同。
次の瞬間、ワイズマンはその変身を解きます。白い光が消えた時、そこに立っていた姿は。

「……ふえき?」
呆然と呟く晴人。

「もう、お前は必要ない」ミサに告げ、改めて白の魔法使い様となる笛木。
「ああ。……ああああ」苦しいのか、腹を抑えるように身体を二つに折り、なおも喘ぎつつ、よろよろと白の魔法使い様へ歩み寄るミサ。
「ワイズマンが魔法使い、……では、あたしはずっと誑かされて。……うそだと。いってください……」
その肩にすがる手が、やがて力を失って行きます。苦悶の表情で、それでもわずかな希望を見出そうと、白の魔法使い様を見上げるミサ。
「今までご苦労だったな。メドゥーサ」
「ワイズマン……」

騙されていた。一片の真実すらなかった。地に落ちる絶望の涙。
ミサの姿は、黒い灰のように薄くなり、粉々に分解され、そして跡形もなく、宙へと消えていきます。

それを一顧だにせず、一同の方へ向き直る白の魔法使い様。
あまりの非情さに凍りついたままの一同で、以下次号!

いや、この展開はずいぶん早い段階から予測されていたのですが、それにしても非情です。
中山さんの熱演もあり、ミサに同情して泣いてしまいそうでした。
笛木の、コヨミを想う父としての情だけは信頼していたであろう晴人、それに影響を受け、笛木を認めようとしていた仁藤、木崎への仕打ちなど、様々な疑問を抱きつつも、力を与えてくれた師としての白の魔法使い様には感謝していたであろう真由――三人の魔法使いが、心底ショックを受けた、という表情でしたね。

また、その死(消滅)を惜しむ東映公式が泣ける!

この後、彼の非情さが魔法使いたちをさらに辛い運命にたたき落としていくのかなと思うと興奮します。
一方で、ゲートの物語が、仕方ないことですが相対的に、薄っぺらい感じになってしまいました。譲に続き、白の魔法使い様に見込まれてしまった山本さんの、この後の運命やいかに。
今週の名乗りカット。らっきゅーろたんの頭をかぶったレッドがキモ可愛い。低反発まくらだのイエス・ノーまくらだの、小ネタ入ってましたね。
「ああ~はいはい……ちょ、『荒れるぜ!』とかもないの?」は手抜き抗議なのか?
あ、丸の内では福井恐竜博物館の化石を展示中。
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