LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。


Still Life with Grapes and a Carnation by Henri Fantin-Latour / cliff1066™


毎回毎回ぽんぽんと新ライダー、もしくは新フォームが出てきますが、斬月と龍玄はどっちが3号でどっちが4号なんでしょうか。いや1号2号という発想があまり意味がないのかなあ、鎧武では。
第4回は光実が主役! ラスト近くで見せる変貌が素敵でした!
長財布を持つ手も、いまにもシドの頬を札束で張りそうな手つきでよかった! たまりません。
少女のような顔で無邪気に笑う“ミッチ”と、冷たく微笑む光実。シリアス担当は戒斗かと思ってましたがこの人で決まりですね。むしろ戒斗はコ、……いや、紘太やバロンの仲間たちに引っ張られてつきあいの良さを見せてるだけですよね。
チーム鎧武の中でも、複雑な光実の立場は、ドラマ部分に膨らみを持たせてくれそうです。

今回アクションシーンは……うーん、足場の悪さをもうちょっと活かしてほしかったかな。
斬月はどうやら剣メインのようなので、次郎さん風で一つ、お願いします。強敵に叩きのめされる高岩さんが見たいんです!
龍玄は、いいところで録画中継になっちゃったのでまだどんなアクションかよくわかりません。喜多川さん風だとうれしい。
これまでのあらすじ、ナレーションも芳忠ボイス!

木の実狩り

不思議の森。爆散するインベス達。
くるり、と振り返るバロンを見て、
「やんのか」と構える鎧武。
「……ふ」
変身を解く戒斗。続いて紘太も。
「お前何無茶なことやってんだ! ここのインベスは危険なんだぞ」
「知ってるのか? この場所を」
「ああ」前に来たことがあると説明する紘太。「……その時、この錠前も手に入れたんだ」
「錠前も?」
そのあたりに生っている果物が、ロックシードになると聞き、興味を示す戒斗。
「で? 街に帰るにはどうする」
「それなんだよなあ……前は出口がわかっていたけど」
「おそらく、バイクが鍵だろう。ある程度のスピードで走り続けると、二つの世界を行き来できるのかもしれない」
言って、広い背を向ける戒斗。
「おい、どこへいくつもりだよ」
「貴様と一緒にいても仕方がない。この世界を探索する」
「一人は危ないんだって!」
「知ったことか。それとも、貴様が一人でいるのが怖いのか?」
「何?」
案内役にもならないと判断されたのでしょうか。そのまま、森の奥へ歩み去っていく戒斗。
バカにされ、自分も裕也を探してみようと思う紘太でOP。裕也の行く末は、だいたいみんな1話で予想されてた感じじゃないかとわたしも思ってるんですが。

兄弟

呉島家門前。携帯で話している光実。
「……それまではバロンと休戦ですね。ええ、わかってます。じゃあおやすみなさい。舞さん」
携帯を胸ポケットに収め、門をくぐる光実。家と言うよりホテルか博物館クラスですね。大きな建物の手前に広がる豪壮な庭園。
「どこ行ったんだろう紘太さん……」
建物に入り、ホールでつぶやく光実。と、上から声が降ってきます。
「光実」
「……にいさん」
階段から降りてくるのは、くつろいだ服装の男、呉島貴虎。2話ラスト登場の“スーツの男”でもあります。
「こんな時間までどこにいたんだ」
「うん、今日は塾の特別講座だったんだ」嘘の上手い光実ですが、信じたのか疑っているのか、近頃学業が進んでいないのではないかと問う貴虎。
「……お前なら学年トップを狙えたはずだ。いずれユグドラシルでおれの片腕となる男だ。そのためにやるべきこと、なすべきこと……すべてがわかってるはずだな?」
「もちろんだよにいさん」
「なら集中しろ。無駄なことを切り捨てることで、お前の人生が完成されるんだ」
「わかってる」従順な弟の返事に微笑む、貴虎の表情は、次の瞬間一変します。「……ぼくの人生は無駄だらけだからね」
皮肉な言葉を吐き、すれ違いに階段を登っていく弟。気遣わしげに見送る貴虎。
「光実……」
「じゃあ、おやすみなさい」
呼び止めたいのに、携帯の音。仕方なく応じる貴虎。
「わたしだ……何?」

森の秘密

森の中を歩む戒斗。ふと、手近な木の実に目を留め、試しにもぎ取ります。たちまち手の中で、ロックシードに変わるその実。
「……よりどりみどりだな」もう一つもいで、微笑む戒斗。「ほお、11万か」
先に獲ったほうのロックシードは投げ捨てます。「こいつはいい。……だが」
視線の先にはインべスの群れ。背後にも。
「そうそう簡単に済む話じゃない……か。変身」
「バナーナ!」
既に2回めにして、慣れた仕草で変身。すごい適応力です。バナナの皮が開くまで歩かないでくださいってば。

「おーい。誰かいないか? 裕也! ……まいったな、警察とか呼べないのかな。もうほんとどこなんだよここ!」
裕也を探しているのか迷子になっているのかよくわからない紘太。

一方のバロン。さっそく一体のインベスを下しています。槍が短くなったような気がします……前回のが見間違いだたんでしょうか。これならばランスじゃなく、スピアという感じ。
戦っては木の実をもぎ、もいではまた戦っています。

「……あれは」やがて、人影を見出す紘太。作業服姿で、何か観測したり調査したりしているようです。「あの、すいません」
しかし声をかけると、男たちはぎくりとしたようにただ、立ち去っていきます。
「あ、怪しい者じゃ……あいつら、一体何やってたんだ?」
そこへ銃撃。振り返ると、立っているのはメロンの武将。
「何すんだよおい!」抗議しますが、相手は無言でロックシードを取り出し、ぽいと投げ捨てます。
それに取りついて貪る、一体のインべス。その姿はたちまち異形のものとなり…
「育った!」
前回も登場した、シカインべス! メロンの武将が指を鳴らすと、紘太に襲いかかってきます。
慌てて変身する紘太。その様子に、意表をつかれたというように見守るメロンの武将。

渓流近くでシカインべスともみ合う鎧武。足場が悪いためか、狭いためか、戦いは精彩を欠きます。
それを、谷の上から見下ろしている、メロンの武将。
「やあっ!」
撃ちかかるもオレンジの剣をとられ、今度はパンチ。
「こいつにはこれだ!」
パインのロックシードを取り出しフォームチェンジ、モーニングスターでインベスの自由を奪うと、腰の刀で突き刺します。爆散するインべス。

「………………………………」

はっと振り返れば、背後にメロンの武将。無言で腰の剣を抜き、鎧武に迫ります。慌てる鎧武。
「ちょっと待って。おれは人を探してるだけだ……!」
「ふん」
問答無用。清流に足を踏み入れ、戦う二人。
「やめろって!」
「どうした、その程度か?」

一方のバロン。かなりのロックシードを手にしています。無人島に一緒に行くならこのくらい適応力の高い人がいいかも。価値の低いものは捨て、厳選してのこの成果。
「……ま、こんなところか」
頷き、再びローズアタッカーを出すと、走り出します。
彼の予測した通り、ある程度のスピードが出たところで、バイクは花吹雪とともに、森の外へ。

メロンの武将の斬撃を、避ける一方の鎧武。足場の悪い中を逃げ惑うも、かんたんに前へ回りこまれます。この人剣術より足運びがすごいですよね。
「逃げるな。さあ、かかってこい!」
「なぜだ!?」
「なぜ、だと? ……敵になぜなどと問いかける者は、そもそも戦う資格すらない」なんか戒斗さんと気が合いそうな人です。「このベルトは過ぎた力だ。手放してもらおう」
「ああっ!」
剣で攻撃され、倒れた胸を、さらに銃撃されてのたうつ鎧武。必死に顔を上げる、鎧武の視界に入るメロンの武将は、あくまで静かな佇まいです。
「そんな……」
「戦いに意味を求めてどうする。答を探し出している隙に、死が訪れるだけだ」
後退ろうとして見る、すぐ先は谷底。追い詰められた鎧武。
「この世界には理由のない悪意などいくらでも転がっている。そんなことすら気づかずに今日まで生きてきたのなら、貴様の命など意味は無い。今この場で消えるがいい」
「!」

谷底に落とされ、衝撃で変身を解いてしまう紘太。恐怖のゆえか、うつろな目を見開き、それでも流れから這い上がると、重い体を引きずり、逃げていきます。
その姿に、無言で銃を向けるメロンの武将――やがて、ため息とともに銃を収めると、変身を解いたその姿は、ユグドラシルコーポレーションの研究部門担当、光実の兄、呉島貴虎。

合従連衡

チームバロンのアジト。
「わざわざ呼び出して何なんだ?」喧嘩腰のレイドワイルド・亮二、無言で座っているインヴィット・城之内。そういえばインヴィットのユニフォームって眼鏡なんでしょうか。
そんな二人の前に、いちごとどんぐりのロックシードを投げ出す戒斗。
「これからはシドの代わりに、おれが新しいロックシードを用立ててやる。その代わり……」
傘下に入れと言う戒斗に、たちまち激高する亮二。それをなだめ、
「悪い話じゃないと思うよ、初瀬ちゃん」と微笑む城之内。
「決まりだな」
悔しげに、どんぐりを手にする亮二が可愛いです。何でこの人、城之内の言うことは聞くのでしょうか。その様を見てほくそ笑む戒斗。合従連衡は戦国の世の常。

これもまた、ひとつの強さの形……

自立

アパート。訪れる舞と光実。
「ごめんね、わざわざ来てもらって」と姉に案内され、紘太の部屋に招き入れられます。そんな二人にほとんど反応もみせず、ただ暗い目でうずくまっている紘太。
「……一体、何があったの?」
「もう一度あの森に行った。……裕也が消えた、あの森に」

スーパーサウンドほしいな。

紘太の言葉に驚く舞。うつろな目のまま、説明を続ける紘太。
「……そこで、別の白い、アーマードライダーに出会った」
「白いライダー?」問い返す光実。
「恐ろしく強くて、戦った。おれはそいつに殺されかかった……!」
「そんな」
「本当だ。あいつは本気だった。……おかしいよな。おれはただ、インベスゲームに参加してただけだ。バロンとの勝負だって、ルールの中で勝ち負けを競ってた。でも気づいた。そのベルトの力は、そんな生やさしいもんじゃない。遊び半分なんかじゃなく、生きるか死ぬかを決めるためのものなんだって」

戦極ドライバーはベッドに投げ出されたまま。そこから少しでも離れようとするように、紘太は部屋の、対極の壁にへばりつくように、うずくまっていたのです。

「紘太……」
「わかるんだ。そのベルトを使い続ければ、いつかまたあいつがおれの前に。……次はもう逃げ切れない。だからおれは、おれはもう、変身できない……」
「紘太さん……」おろおろと口を開く光実。しかし、舞の毅然とした声に驚きます。
「わかった」
「え?」
「もう大丈夫。紘太はもう、何も心配しないで」言いながらベッドから、無造作にドライバーを取り上げる舞。
「でも舞さん、それって」
「これは、裕也がチームの為に用意してくれたものだから、あたしたちがガレージで保管する。いいわね」
「悪い。……済まない」
「いいのよ、気にしないで」

帰途につく二人。公園。
「舞さん、聞きました? バロンチームの連合の件。この先紘太さんがいないと」
「やめて。これ以上、紘太は巻き込めない」
チームの面倒は自分たちで解決すべきだと言う舞。
反論しかけた光実に、自分もその森に行ったことがあるのだと告げます。
「前にあたしたちはそこで、すごく怖い目にあって。その時も、紘太が助けてくれた。いつだってそう。あいつは誰かの為に傷ついてばっかり。だからもう、これを紘太のそばには置いていけない」
紘太に迷惑をかけたくない、紘太を傷つけたくないという舞の想い。しかし、光実の反応は違いました。
「誰かのために傷つくのは、そんなにおかしいことなんですか」
「え?」
「ぼく、紘太さんが間違っていたとは思えない。紘太さんは必ず立ち直るって信じてます。あの人、何も間違ったことなんてしてないんです!」
紘太のヒロイズムが、こんなところで終わってほしくないという想いの光実。

転機

光実の自室。ホテルの一室のような、豪奢な調度です。
その隅で、小さな、おそらくスマートフォンの画面で、ちんまりとチーム鎧武のダンス映像を見ている光実。隠れての活動だから、大きなスクリーンでは見られないのですね。
舞にはああ言ったものの、自分たちがただ紘太に守られるだけ、紘太の足をひっぱるだけの存在であることは、光実にもよく、わかっています。

ぼくだって変わりたい。こんな自分は嫌なんだ。でも。

「ぼくにできることなんて、あるのかな」
ぼそりとつぶやき、立ち上がる光実。

フルーツパーラー。
「いらっしゃいませ」と、新しい客を迎えるウェイトレスの声。
奥の席ではいつものように、客待ち顔で錠前を磨いているシド。と、客はまっすぐその前まで進んできて、
「ほしいものがある」と、いきなりユグドラシルのマークの入った、ゴールドのクレジットカードを差し出します。それはチーム鎧武の青いパーカーを着た、光実。
「……なんだ。ロックシードか?」テンション低く応じるシド。戒斗のせいでお客が減ってませんか?
「それとベルト」
向かい側に腰掛ける光実に、断りの文句を告げるシド。
「いくら出されたって売れないものがある。戦極ドライバーは、これと見定めた奴にしか使わせないことにしてる」それが自分のディーラーとしての矜持だと。「……だいたいお前は、呉島の弟だろ」
「にいさんを知ってるの」

父親はユグドラシルの重役、自らも研究部門で重責を負っている。いずれは父親を超える出世をするだろうと、貴虎への世間一般の評価を告げるシド。そうなれば、当市におけるその権力は、計り知れないものになる。

「そんなおっかない奴の弟に、危ない火遊びを教えたとあっちゃあ」
微笑む光実。ソファの背に、長財布を持った手をさりげなく乗せます。
「なあ、シドさん? ――確かにぼくは呉島の人間だ。それも、貴虎にいさんより、偉くなるかも……」
「おいおい」
「今にいさんを怖がるのは無理はない。でも先行きほんとに怖いのは誰だろう」あくまでも少女のような、優しげな面差しの光実。その笑顔の冷たさがたまりません。「……ここでぼくと、友だちになっておくのも悪くないんじゃないかな?」
「………っ!」

幼い子供と侮っていた相手の変貌に、フルーツティーのカップを握るシドの手が、震えています。これまで下位チームの、リーダーですらなかった少年が、ここまで自分を脅かすとは。
隠されていたのは良家の、否、天下に号令する領主の血統。

「……は、はははっ! さすが呉島家の男だなあ。……気に入ったよ」肚を決めたのか、立ち上がるシド。席を去り際に、「なあ、お行儀のいい呉島の坊っちゃんなら、もしおれが忘れ物をしても、もちろん届けてくれるよなあ?」
その背を振り返り、そしてシドの元いた席に、視線を戻す光実。
「お行儀のいい坊っちゃんなら、ね」
残されていたのは、もうひとつの戦極ドライバー。ほんとにシドは、“金じゃない”んですね。いいところでCM!

デビュー

鎧武のステージ。湧き上がる観客をよそに、浮かない顔でステージ脇に座り込んでいる舞。
「よお、どうした鎧武? いつもの用心棒の姿が見えないな」
割り込んできたのは、城之内。
「舞!」
紘太から引き上げてきた、オレンジのロックシードを手に立ち上がる舞。そのまま、いちごのロックシードをかざす城之内に対峙しようとしますが、それを引き止める光実。
「ミッチ?」
「大丈夫です、舞さん。……チームインヴィットの城之内。卑怯な手口で有名だよね?」
「策士、と呼んでほしいなあ」
「紘太さんの留守なら勝てると思うか? あいにくだけど」
戦極ドライバーを示す光実。とたんに城之内の顔色が変わります。策士を名乗るなら、外れた時の第二、第三の策も用意しているべきなのでこいつは失格。
「まさかお前も?」
「そう簡単にはやらせない!」
ベルトを身につけるや鳴り響く胡弓の音が渋い。轟く芳忠ボイスは、
「葡萄!」

辛いことも、悲しいことも、けして消えてなくなったりしない――。

「ロックオン!」

大切なことを傷つけるより、自分が傷ついたほうがいい。そうだよね、紘太さん?

「変身!」天に高く掲げた腕。
「葡萄アームズ! 龍砲、ハッ! ハッ! ハッ!」
いかにも中国風の鎧が三国志みたいでかっこいいです!
「新しいアーマードライダー?!」沸き立つ観客たち。

公園。
ぼんやりとした表情で、あてどなく歩く紘太。しかし、
「新しいアーマードライダー」の声にはっとなります。座り込み、タブレットを覗きこんでいる少女たちの後ろに立ち、思わず自分も首を伸ばす紘太。
「ガンスリンガー!」
いちごのロックシードはさすがAクラス、城之内は宙を舞う怪鳥のようなインベスを召喚していたのですが、一気にそれを吹き飛ばす光実の決め技がすごい。
「まさにドラゴンの息吹。アーマードライダー龍玄、といこうじゃないか! 盛り上がって来たぜ!」
弾むDJの声に、呆然と立ち尽くす紘太。
「なんで……」

次回は鎧武、いちごフォーム登場!
今週の胸に○○が……。街のみんなが傷ついたヒーローを応援するのって燃えるなあ。ブルーはほんとかわいい。
同日追記。斬月を残月と間違っていたので修正。残月はとらやの美味しいお菓子の名前です。
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