LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

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Strange Fruit / sarahbeach


この間診断メーカーで
「あなたがファンタジー世界の学者だとしたら……」というようなやつをやったのですが、わたしは身体から植物の芽が吹く「芽吹病」の病理学者なんだそうです。なんだろうこのシンクロ。

先週の盛り上がりに比べると、今週はほぼみんなの予測通りの展開でしたね。
そんななかで、ついにユグドラシルのプロジェクト名が明らかになりました。身も蓋もなさすぎる。
もうちょっと、なんだかわからない名前にすべきじゃないのでしょうか。
こんな(↑)やつね。外見描写は気にしないでください。

ほころび

「うあああ!」
病室のベッドで苦しみ身悶える男。その身体には、不思議の森の、あの謎の植物が生い茂っています。

アパートの自室で、履歴書を書いている紘汰。
「紘汰?」
バイトの面接なのでしょうか。誤字をボールペンの黒で塗りつぶし、そこだけ訂正しようとしていますが、無精せず一から書き直しなさい。
「ね、ちょっと紘汰! テレビ見て」
「……なんだよ」居間に出ていく紘汰。
ニュースは沢芽市における謎の感染症の発生を告げています。人体より植物の芽が芽吹き、大きく繁茂している様が映り、患者は、一連の怪人事件の被害者ばかりだと報じるテレビ。
インベスとの接触により、彼らの媒介するこの病に感染したのではないかと。
「なんだって!?」目をむく紘汰。
画面はビートライダーズを映し出し、市内の未成年者たちのインベスゲームが発生源と疑われるとニュースは締めくくられます。
「ねえ、紘汰たちがやってるあれよね?」
こうしてはいられない。玄関へ向かう紘汰。それへ追いすがり、靴を履いている背へ
「あなたも舞ちゃんも病院に行ったほうがいいわ、触ったことがあるんでしょあの生き物に」と勧める姉。思い切りお母さんです。
「行ってくる」
「ちょっと、紘汰!」

大きな建物のロビー。病院かなと思ったのですが違うのでしょうか。
「……とうとう市民にも侵蝕被害者が出たか」と貴虎。その隣には、緊張した面持ちのシド。ロビーにありがちな、低めのソファに座っているために長い脚が余りまくっているっぽい様子で、
「ここまでヘルヘイムが活性化すれば無理もない」とにこにこ肯うプロフェッサー。クラックの出現率が前年比12倍と、異常に高まっているようで、なんだか「響鬼」の「今年の魔化魍は」に始まる会話を思い出します。
別途対策を打つべきではと言いかける貴虎に、いまだ抜本的な対策は立っていない、引き続き、事態を隠蔽しつつプロジェクトを進めるしかないだろうと言い切るプロフェッサー。それ正式名称なのでしょうか。
「……下準備はすでに万全だろ?」
「まあな」静かに応じる貴虎。ふっと視線を落とすシド。
「いよいよビートライダーズの連中を切り捨てようというのかい?」そんな彼らの背後から歩み寄る、DJサガラのホログラム。振り返るプロフェッサー。
「そうだDJサガラ。これできみも、ひとまずお役御免だ」
「ちょっとガキどもを甘く見過ぎじゃないか? ――連中の手元には、まだあんたたちが配った戦極ドライバーがある」
その言葉を機に、立ち上がる貴虎。
「聞き分けのない子供には、お仕置きが必要だからね。そうだろ貴虎?」
立ち去っていく貴虎を、今度は振り返るプロフェッサー。
「ああ」
シドさんはただ無言です。

喪失

よろよろと雑踏の中を彷徨する初瀬亮二。フルーツパーラーにたどり着きます。
「……いらっしゃいませ」やる気のないバイトの女の子の声に迎えられ、そのまま店の奥へ突き進みますが、ソファの席には誰もいません。
取って返し、マスターに食って掛かる亮二。
「おい、お前、ディーラーはどうした。いつもここにいただろうが!」
「ああ……最近来ねえな、あの人」
おれはあいつに会わなきゃならねえんだ、とその襟を掴み、強い剣幕で迫りますが、体格に勝る余裕か、おれにそんなこと言われても、と冷静に応じるマスター。
「あいつがいなけりゃこんな店に用はねえんだよ!」
「人間にはビタミンが必要ですよ?」
「もういい!」
「……ありがとございましたー」出て行く亮二に、またもやる気のないバイトの子。
押し付けられた壁から身を起こし、
「ああ、あいつに足んねえのは食物繊維だったな」とつぶやくマスター。カルシウムではないのでしょうか。

街をさまよう亮二。荒い呼吸音と鼓動は彼の恐怖と焦燥を表しているのでしょうか。
「あっ」
ぶつかってきた少年が、突如等身大のインベスに変じます。思わず身構える亮二。しかし、
「ごめんなさい」気弱そうな少年は慌てて詫びを言い、去っていきます。幻覚なのです。
周囲のすべての人が、インベスとなって自分に迫ってくる。そのイメージに怯え、狼狽え、尻餅をついて奇声をあげる亮二。街いく人々は、それをあきれて見ながら、ただ通り過ぎていきます。
すがるように見上げた、その視線の先には物陰からこちらを見下ろしている、斬月の姿。
「……っ!」
立ち上がり走り出す亮二。

逃げ惑い、たどり着いた高架下。
「……なんで、おれが怯えなきゃならねえんだよあんな奴に! このっ……この!」
コンクリートの柱に、拳とともに憤りをぶつけますが、やがて悔しさに崩れ落ちます。
「力さえあれば。もう一度、あの力さえあれば……!」

申し出

シャルモン。
優雅に、アンニュイに、一人お茶を楽しんでいる貴虎。街の小さなケーキ屋には高貴すぎて場違いです。
シャルモン自体、パティシエの大層な肩書からするとちょっと店の構えや客層が庶民的じゃないかといつも思ってるのですが。
フォークを置き、窓外を眺めやりながらカップを口もとに運ぶ貴虎。
「なあ、きみ?」
「……は」近寄ってきたウェイターに、
「このケーキを作ったパティシエを呼んでもらえるか?」
「少々お待ちを」
頷き、また窓外を見つめる貴虎。椿山荘みたいな豪壮な庭があるんでしょうか? にしては窓が小さいですが。
「お待たせしました。わたくしが当店のチーフパティシエですの。お味はいかがですの?」
にこやかに席まで現れた鳳蓮を、ゆっくりと見上げる貴虎。
ここで鳳蓮が二度惚れするかと思いましたがそんなことはありませんでした。
「見事な腕前だった」クープ・デュ・モンドの優勝者にしてルレ・デセールの会員、鳳蓮・ピエール・アルフォンゾをほめたたえる貴虎。慣れていると言いたげに、その称賛を聞き流す鳳蓮。しかし。
「だが今日は、歴戦の傭兵としてのあなたに、話を聞いていただきたい」
「パルドン?」

仕掛け

「なんであたしたちまで検査受けなきゃいけないわけ?」
ぼやく舞、無言の光実とともに、鳳梨病院を訪れた紘汰。この病院名、鳳蓮と関係がありますか?
心配症の姉を納得させるために来たのでしょうが、幼なじみの舞だけでなく、光実まで連れてきているのは、世話焼きでお人好しのこの人らしいです。
先週、あの後どんな会話があったのでしょうか、微妙な空気。

しかし、自動ドアをくぐった瞬間、辺りの喧騒に驚き、顔を見合わせる三人。
混雑する待合室。右往左往するスタッフ、それを捕まえて苦痛を訴える患者やその家族。予想以上に深刻な事態になっていることを、ここで初めて実感したのでしょうか。
うかつにもチーム鎧武のパーカを着たまま、立ち尽くしている彼らに、ふと顔を上げた市民が
「あいつらビートライダーズの連中だ!」と声をあげます。
「じゃあ、あいつらが化け物を?」
インベスに襲われ、治る見込みの無い奇病に苦しむ彼らからすれば、元凶となるインベスをわざわざ呼び出して遊びに使っているビートライダーズこそが悪と映る、という理屈はよくわかります。
「違う、おれたちのゲームと街で暴れてる奴らはまったく別の……!」
弁解を試みる紘汰。

ロックシードでコントロールできる小さなインベスと、勝手にクラックから侵入してきて、しかも巨大化・凶暴化して人を襲う等身大インベスは違うと言いたいのでしょうが、未知の病を媒介する謎の生物としては同じです。

取り囲む市民たちから一斉に反論の声があがり、危険な空気となったところで、
「静かにしてください」と割って入った中年の医師。彼は紘汰に振り返り、
「きみたち、いったい自分が何をしでかしたのか、その目で確かめてみるといい」と静かに告げるのです。

案内された処置室には、さながら野戦病院の趣で、ずらりとベッドが並んでいます。
その上で、呻吟する患者たち、嘆き悲しむ家族たち。苦しむ病人の中には紘汰がインベスから守り救った人々の姿もあります。
守り救った? そう、そのつもりだった。
「全部、あんたたちのせいじゃない!」叫ぶ患者の母親の声に、目を伏せる紘汰。

傭兵

先週インヴィットから奪った新しいステージで踊るチーム・バロン。
「案外しけてんな、南のステージじゃ」
まばらな観客。踊るならもっといい場所がいいだろうとわたしも思います。
そこへ、ばらばらと駆けつけてきた市民たち。
「あいつらだ、怪物つかいのガキどもだ!」
不穏な空気を感じ、
「貴様らの要求は何だ」と問う戒斗。
「この街から、出て行け!」
やはり、というように軽く頷く戒斗。
「そうか。……だが、このステージは、おれたちが力で奪ったものだ。追い払いたければ……」
進み出て変身します。この緊迫した場面でバナナ。
ナイト・オブ・スピアー出現。
「……貴様らが、おれたちより強いと証明してみせろ!」
三体のインべスを従えつつ前へ出ていきます。一般人相手に何をしているのでしょうかこの人。
怯える市民たちを睨めつけ、
「口先だけの腰抜けどもが……!」と吐き捨てる戒斗。

「エクセラーン!」

突然のフランス語に顔を上げるバロン、そして市民たち。登場したのは鳳蓮。
まるっきり悪役のセリフね、ムッシュバナーヌ?」バロンに言い、そして市民たちに振り返って、高らかに名乗りながら変身します。「わたくしの名は鳳蓮・ピエール・アルフォンゾ。またの名を、正義の味方、アーマードライダーブラーボ!」
「一体何のつもりだ」
「決まってるでしょ、罪もない市民の皆さんを、悪党から守るのよ!」
「戯言を」
短い言葉の応酬。何度目の戦いでしょうか、互いに得物を手に、対峙する二人。

「怪物と戦ってる。おれたちを守ってくれてるんだ!」と快哉を上げる市民たちが毎度のことながら説明ご苦労です。

そして毎度のことながら、この取組みはブラーボの優勢。放った剣の鋭さに、ただ避けるだけのバロン。
と、その剣はステージ後方の構造物に当たり、大きな破片がチームバロンのメンバーたちに落ちかかります。
「ペコ!」
怪我をして苦しむペコ。心配する仲間たちの声に、背後を見るバロン。
「どうする、仲間の手当てとプライドと。あなたにとってはどちらが大事?」
「……次こそ決着をつけてやる」バロンの決断は早く、あっさりブラーボに背を向けます。
「あらあら」
「おい、しっかりしろ!」
戒斗の様子に肩をすくめながら、変身を解く、鳳蓮。市民たちの方へ向き直ると、
「すごい、あたしたちのヒーローだわ!」と拍手が起こります。
ステージに上がり、夕日を背に、声援に応え手を挙げる鳳蓮。
「ブラボー!」
「ブラーボ」←いちいち訂正してます
「ブラボー!」
「ブラーボ」←いちいち訂正してます
「ブラーボ!」
ようやく好みの声援を受けられて、満足する鳳蓮。舞台俳優のごとく、恭しく大げさな一礼。
「メルシー! メルシー!」

疑惑

鳳蓮の高級マンション。豪奢な調度、見事な眺望を背景に、鳳蓮の声が流れます。またメッセージビデオでしょうか。

ボンソワール。沢芽市の皆様、危険な怪物の跳梁跋扈に不安な夜をお過ごしだと思います。ですがご安心を。これからはわたくし、ブラーボが街の平和を守ってさしあげますわ……!

ビートライダーズと称する愚連隊たちのこともご心配なく、自分がきっちりしつけ直してやると言う鳳蓮。
シャルモンの厨房で、せっせと働く城乃内の姿が映り、
「すでにリーダー格の一人は自分のもとで更生しつつある」と告げます。

チーム鎧武のガレージ。
「つまりわたしたち、シャルモンで、ケーキの作り方を教えてもらえるってこと? ……すごい!」
放送を見ながら歓声をあげる舞。がっくりする紘汰。
「おーい、まーい。お前、あいつの話ちゃんと聞いてないだろ」
「でも困りますね。ぼくたちビートライダーズのせいにされちゃいますよ」と光実。もうされてます。
「どうすりゃみんなに本当のことを伝えられるんだ?」頭を抱える紘汰を見下ろしながら、静かに出口へ向かう光実。
(もしかして、ユグドラシルは予め、こうなることを見越して――?)

正義の味方

郊外の工場。停められた装甲車の上方で、突如開くクラック。
そこからセイリュウインベスが滑り出し、工場の壁を破って外へ出ていきます。
「わあ!」
「たいへんだ!」
外をいく作業員たちへ襲いかかり、突き飛ばすセイリュウインべス。
「うらあ!」
そこへ飛び出してくる紘汰! いつの間にインベスセンサーをゲットしたのでしょうか、生身のまま飛び蹴りし、インべスと作業員たちを引き離すと、ドライバーを腰に構え……そして、変身の前に、一瞬躊躇します。

(ここでおれが戦っても、どうせ誰にもわかってもらえない。けどおれは)

自分はこうするしかない。これしかできない。頷き、改めて変身しようとする彼へ、いきなり横槍、というか横っ飛びの蹴りをいれる鳳蓮。
「――!?」
その隙へ、セイリュウインベスは紘汰のそばから逃げていきます。
「いつぞやの借りを返しに来たわよ!」
「おい、あのインベスをほっとくのか!」
「それが何よ。わたくしのミッションは、あなたを捕まえることだけよ」
「あのインベスは人を襲うんだよ!」
「怪物退治なんて契約に含まれてないの」
契約外のことをするのは一流のプロではないとブラーボ。その剣を腕で受けながら、ぐっと下から睨みつける紘汰の表情が凛々しい。
「ああそうかい、よおくわかったよ。あんたは正義の味方なんかじゃねえ! 変身!」
オレンジロック・オン。オレンジアームズ。
「そうこなくっちゃ!」

しかし障害物の多い立地、地力に勝る相手に、何度も追い詰められる鎧武。
「やっぱこいつ、強い……!」
「だめだめね」
余裕を見せるブラーボ。しかしその背後から、生身で蹴り飛ばす人物が。
「戒斗?」
驚き振り返ると、立っているのは戒斗。
「あきれたもんだな、それでもNO.1チームのアーマードライダーか?」
起き上がってくるブラーボ。
「ああら、奇遇ね!」
「次こそ決着をつけると言ったはずだ。ここなら、足手まといになるやつもいない。……尤も」まだ驚いている鎧武をわずかに振り返り、「貴様が足を引っ張らなければの話だが」
「助けてくれるのか?」
「勘違いするな。おれはおれの敵を砕くだけ。貴様の都合など知らん」
「ああ、オッケー。……じゃ、おれもおれの敵と戦うぜ!」
カモン! バナナアームズでCM!

バロンと鎧武。並び立つと、
「ここからはおれたちのステージだ!」
平成ライダーの醍醐味は、気が合わない、仲間じゃないと言いながらなぜか息の合う共闘だと個人的に思っています。
「行くわよ!」とブラーボ。この人ほんとに紘汰は好みじゃないんだなあ。
「戒斗!」にわか仕立ての相棒に合図しながら、攻撃に出ていく鎧武。
「はっ!」
二対一。見事なコンビネーションでブラーボの双剣をかわし、襲いかかっていくバロンと鎧武。
「お前、結構やるじゃねえか!」
「貴様も意外と役に立つ」
顔を見合わせる二人に苛立ったのか、
「調子に乗ってんじゃないわよ!」と剣を投げつけてくるブラーボ。気が合います。わたしと。
その勢いに吹き飛び倒れつつ、銃撃で牽制しながら起き上がる鎧武。
その隙にマンゴーのロックシードを取り出し、外したバナナのロックシードを、無言で鎧武に差し出すバロン。
「お、サンキュー! ……おれにも使えるのか?」
差し出されたからってなんでも使ってみるのどうかと思います。
当然のごとくバナナフォームとなる鎧武!
「おお、バナナな」
「はっ!」
傍らでマンゴーフォームとなり、パニッシャーを構えるバロン。
自分も、とばかり、スピアーを抱え構え直す鎧武。
二人で力押しの攻撃です。悲鳴を上げるブラーボ。
「あんたたち、いつの間に腕を上げたの? まさか最初からつるんでたわけ?」
「冗談は」
「よせ!」
否定の仕方も息が合ってます。ダブルライダーキック、ダブル必殺技に
「そんなバナナ~ン♡」と叫ぶ鳳蓮。「ここはいったん撤退よ。××(聞き取れませんでした)の仕込みもしなくちゃ!」と去っていきます。

禁断の果実

「……あ、」鳳蓮を見送っていた鎧武が、突然顔をあげます。
「どうした」
「こうしちゃいられねえ!」
「おい、おれの錠前を返せ、おい!」
すでに立ち去った後のセイリュウインベスの姿を求め、歩きまわる紘汰。後を追ってくる戒斗。しかしそこにはもう、誰もいません。廃工場の中へ立ち入ったところで、呆然と立ち尽くす紘汰。
「ああ……」
「おい?」
戒斗の声に我に返り、力なくバナナのロックシードを渡す紘汰。
「あいつどこへ隠れやがった……な、戒斗」
しかし戒斗の返答はありません。
「おい戒斗?」
「……」
振り向けば、植物の蔓に覆われた装甲車の前に、立ち尽くしている戒斗。ようやく紘汰へ問いを発します。
「なんだ、これは」
その傍らへ向かう紘汰。「きっと、ここからクラックが開いたんだ」
その時、二階の通路から装甲車の上へ、大きな物音を立ててセイリュウインベスが落ちてきます。その背後には真・斬月の姿。

「白いアーマードライダー!?」
「鳳蓮め。……使えんやつだ」
その不敵な姿を、睨みあげる戒斗、紘汰。そして、彼らが気づいてない物陰には、力を求め彷徨ううち、ここまで迷い込んできていた亮二。
(あいつのせいでおれは……)

その時、装甲車の上で苦しみにもがいていたセイリュウインベスが、そこに繁茂していた不思議の森の木の実を手に取ります。
「やばい!」
紘汰が気づいた時には遅く、木の実を食べ巨大化するインべス。
工場の高い天井を突くほどの、巨大な竜が出現します。
「無駄なあがきを」
忌々しげにつぶやくと、飛び降りてくる真・斬月。
「戒斗」
一旦物陰に隠れる二人。「行くぞ、変身!」
そこへ、竜が青い炎を吐きつけてきます。その圧力で転び、ロックシードを取り落とす紘汰と戒斗。
「うわ、」
その背後から、無言で得物を構える真・斬月。青い炎を最小限の動作で避けながら斬りつけ、間合いを詰めていきます。
「すげええっ!」
その美しい戦いぶりに、思わず見惚れる三人。
宙に舞い上がり、インベスの眼前に迫って蹴りを見舞う真・斬月。
さらに、斬撃。そうして、ロックシードをドライバーから弓の持ち手に装着します。
「……とどめだ」
ゆっくりと弓をひく真・斬月。

「メロンエナジー!」

凝縮されたエネルギーが矢となって宙を飛べば、巨大な竜インベスの姿はあっけなく雲散霧消していきます。
「すげえ」
ため息しか出ない紘汰。
「次はお前たちだ」二人に背を向けたままの姿勢で、つぶやく真・斬月。
「戒斗!」
紘汰の合図に、頷く戒斗。同時に走り出て、先ほど取り落としたロックシードを拾い上げると、
「望むところだ!」

ロック・オン。
鎧武とバロン、並び立つ二人へ、ゆっくりと振り返る、真・斬月――。

「力。力……。あいつらの力が」
物陰から、今度はライダーたちの戦いを見つめる亮二。「……なんで、おれにはないんだ……っ!」
一度は力を手に、戦いの場に身を投じた亮二だけに、今の惨めさが受け入れられないのでしょう。
ふと、装甲車の周囲に繁茂する不思議の森の植物、そこに実った果実に、目をとめます。
「……こいつを」
インベスはこれを食べて巨大化した。自分もこれを食べれば。
「へへへ……」
思わず笑い声をあげる亮二。

その姿を、対峙する真・斬月の、その背後に認めた鎧武。
「初瀬? お前、何してんだ」
「もう一度、おれに力を……!」
禁断の果実を、食べる亮二。
「おい!」
「おい、吐きだせ」振り返りざま真・斬月も声をかけます。
もはや白いアーマードライダーどころでない鎧武。「おい!」
「……っ!」
苦しむ亮二の姿は、やがて緑の光に染まります。
「なんだ?」
目をやれば、そこには、異形の姿となった亮二。
「初瀬……」
呆然とする鎧武、信じられない光景に立ち尽くすバロン。
「やっぱりか」
そして、わかっていたと言わんばかりに、軽く頷く、真・斬月。
ただ、予告を観ると、半人間体に戻ったりするっぽいですね。回復もするのでしょうか、もしかして?
今週の逃げろ! 毎回トリンのお腹を見てしまいます。あの重厚な体型で、あの軽やかかつ切れの良い動き。相変わらずの岡元次郎感。
同日追記。プロジェクト名についてはわたしの空耳でした。観直して修正。
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