LOVE! HEROES!

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キック・アス ジャスティスフォーエバー

やっと休みがとれたので行ってきました! 危なかった、平日昼間とはいえ5人しかいなかったです。もう少しぼやぼやしてたら上映終了してたかも。

うーんなんというか、つきなみな感想ですが「1」を超える「2」って難しいものですね。
面白いのは面白かったのですが、そしてあの愛すべきキャラに再会出来たのはうれしかったのですが。
キュートな高校生ヒーローを取り巻く残酷な現実。
愛くるしいシリアルキラーの小さな小さな身体から繰り出される圧倒的なバイオレンス。
その取り合わせがちょっと、パワーダウンしちゃった気がします。育ちすぎちゃったというか。

そんなわけで見どころは、「ダメな」「モテない」「平凡な」と形容される割には地味にモテている主人公デイブの腹筋
主役のアーロン・テイラー=ジョンソン(結婚して名前が少し変わりました)が、あえて運動せず、たるんで筋肉の落ちた身体をつくった前回とは見違える成長ぶり。立派なものをお持ちです。
あと、オタク仲間のマーティは心底スパイダーマンが好きなんですねw
折りたたみ以降はネタバレあり。
ストーリーとしてはほんとに「前回の続き」。
勇気を振り絞って現実と戦い、ヒット・ガール/ミンディの信頼を得たキック・アス/デイブですが、とはいえ甘くはない現実に、なんとなく一仕事終えてヒーロー業は引退? まあ素敵なガールフレンドもゲットしたし、やることやって気が済んだ? 巷にはキック・アス事件以来自警ヒーローが溢れかえり、街の平和は彼らに任せておけばいいんじゃない? なのに。

「続編があるなら復帰しなくちゃ」と、よくわからない動機で再び緑のヒーロースーツを引っ張りだすデイブ。

表向き普通のスクールガールとしての生活を送り、養父の目をごまかしつつ、実は今も着々と牙を研いでいたミンディを口説き、彼女の指導のもと身体づくりや体術のトレーニング、ビッグ・ダディの遺した武器や薬品の使い方の講義などを受けることに――。

ところが、お約束の紆余曲折があり、さらには前回キック・アスに殺されたマフィアのボスの息子、一時はキック・アスに本気で憧れたこともあるクリスが、復讐のため、金の力で凶悪な悪のヒーロー軍団を組織し襲いかかってきます。暴力が暴力を、ヒーローの組織化が悪の組織化を、復讐が復讐を産むその連鎖のなかで、キック・アスが悟る真実とは。

このストーリー、ほんとうに文字通り前回の続きで、
「ええっ、そうなっちゃうの?」という新機軸がありません。とはいえ、普通に前回通り作ればそれでも十分面白かったと思うのですが、わたしの個人的な感覚では、キック・アスがなまじヒット・ガールに鍛えられてしまったせいで、そこそこ見られるアクションになってしまい、前回の“弱さの魅力”がかなり減ってしまったなあと感じました。
もっと、ぼこぼこにされっぷりが足りないというか。
もう一つ、ヒット・ガールの見た目と残虐さとのギャップが減ってしまって、ああわたしはクロエのあの幼い外見とグレッグのすごいスタントに感動してたんだなあと思ったり。
全体にエグみがなくなったかもしれません。

ということで、注目してたのは今更学校という箱庭に閉じ込められ、イケてる女の子グループに入ってスクールガール修行を始めるミンディの苦難。

友達になりなさいと養父に紹介された驕慢な女の子、ブルックはスクールカーストの上層部にいるらしく、女子のあこがれ=ダンス部に一緒に入ろうとミンディを誘います。自分のため骨を折ってくれる相手に素直に感謝するミンディ、ブルックのくねくねセクシーダンスに目をむいて驚愕するうぶなミンディ、入部テストが自分の番になり、なんでだか4人の敵を倒すシミュレーションをしながらアクロバティックな動きを見せるミンディ、この辺り愛くるしくてたまりません。
「汚い言葉を使わないように」と養父に注意され、
「罰金なら払うわよ。入れ物が足りないんじゃない?」とお金を“誓いのビン”にじゃんじゃん突っ込みながら毒舌吐きまくるところも。
内緒のヒーロー活動がばれそうになり、紫のドゥカティ駆って家に駆け込むや、間一髪踏み込んできた養父に上気した弱々しい顔を向け、
「体調が悪いの」と嘘をつくところも。
極めつけは運動部の男の子との初めてのデートに、気が向かないと言いつつシックかつガーリーなファッションで降りてくるときの、初々しい恥じらいの表情!
やがてミンディをライバルとみなしたブルックの卑劣な攻撃が始まりますが、やり返すときのミンディの、一転セクシーな装いもまたよかった。

この辺り、ミンディの“自分探し”ストーリーには、もっと、じっくり時間をかけてエピソードを重ねてほしかったなと思います。早々にやってられるかとばかり爆発してしまうのがちょっと残念。
それでも、亡き父との約束を守るため、安々とはヒーロー活動に戻らなかった彼女。
再びヒット・ガールの衣装を身につけたのは義憤ゆえ。
そして戦いを終えた後は、風のように去っていき――。
彼女の初恋はデイブだったのかなあとちょっと思いつつ、養父のマーカスもいいお父さんだったと思うので、街を去っていってしまうのが二重に悲しかったです。
「自分には子供時代がなかった」という人は、
「だからこそ自由になった今、子供らしいことをして自分を育てなおそう」とする人と、
「自分には必要なかったから子供時代がないのだ」と受け入れてしまう人と、両方いるような気がします。
ミンディは後者。でも、父親という存在そのものは、彼女はまだ、必要としていたはず。マーカスの理解さえ得られていればと思います。

一方の主人公、キック・アス/デイブ。こちらはこちらで、初めはヒット・ガールを、彼女に断られた後は別のヒーロー仲間を集めて戦います。自分も強くなりつつ、仲間も必要、という考えは正しいのですが――余談ながらヒーロー仲間が集まって自己紹介するところは大佐ことスターズ・アンド・ストライプスの脳天気な明るさも含め、アル中友の会みたいでした――なんとなくいつも寄らば大樹、そのくせ自分の父親には偉そうなことを言う安易さが気に入らないと思っていたら、ちょっとしたほころびから新たにゲットした恋人も失い、ついには大きすぎる犠牲を払うことに。
「復讐は復讐しか呼ばない」
「(ヒーローごっこを戒めた)父さんは正しかった。これが現実だ」
物憂げなモノローグ。
皆で力を合わせ、悪を滅ぼすのはお約束ですが、その勝ちっぷりも血みどろの戦いの末という感じで前回のバズーカの爽快さはありません。

だからデイブは、ヒーローをやめるのか。
それとも、だからデイブは、ヒーローを続けるのか。
結局どちらなのか、曖昧な終わり方なのです。

ただ、ビッグ・ダディの遺産の一つ、“いつでも死ねる薬”を持って行けというヒット・ガールに、
「自分は覚悟しているからこそ持っていかない」と断わるところや、追い詰めたクリスの、命は助けようとするところなど、相変わらずの甘さは健在。
制作者は続編を考えているようなので、今度こそリアルな生活を送るということには、ならないかも。

そして悪軍団。レッドミスト改めマザーファッカー/クリスは相変わらずの甘やかされた“坊や”キャラ。
前回、レッドミストとして活動し、人々の喝采やキック・アスとの友情に胸を躍らせていた彼。
それが簡単に悪に寝返ったのはまあ仕方ない。元々キック・アスに近づいたこと自体、マフィアのボスたる父の命令でしたから。
結局キック・アスに父親を殺され、復讐を誓うのも、自然な流れ。
良識派なツッコミ役を無残に失い(´;ω;`) 一層腹が据わり冷血となるのも、悪の成長物語ではありがちなエピソードです(おとぼけ主従という感じでいい味出してただけに残念ですが)。
ネーミングといい服装といい、ツッコミが入ろうが入るまいがどこまでもボケ倒すそのセンスも許容範囲。

でも相変わらず、彼の戦いはお金にものを言わせることの一点張り。考えがなさすぎて情けないです。

そして、
「もうあいつ(マザーロシア)一人でいいんじゃないかな?」
3/8追記。文字装飾しつつ、一行挿入。
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