LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

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休みがとれたらわたしもオーバーロード語解明っぽいことをしてみようかと、セリフの引き写しだけしてましたが、先週早々にもうこれだ! という説を発表されたブログがありました。素晴らしい。
翻訳されたオーバーロードたちのセリフを、24話の感想文にあてはめてみたらぴったりで、もうこれが正解でいいんじゃないかな。


BLAKE William Temptation of Eve 1808 / carulmare


ということで鳳蓮ってほんとに騙されてたんですね! やっと紘汰らビートライダーズへの誤解が解けた今回、そのことにいちばん驚きました。
片やフルーツパーラーのバイトの子。ずっと只者じゃないと思ってましたが只者じゃなかった!

そして王蛇、スネークオルフェノクに並ぶ蛇キャラクター。わたし大好きなんですよ蛇。
ヘビ柄革ジャケ革パンツ、持ってます。
もともとはプロフェッサーが蛇のイメージだったんですが(細いし長いし冷たいし)、今週も怪演が光ってて、蛇通り越して妖怪っぽくなってますね。以下、もうすぐ出かけるので正確さ二の次の感想文。
羨望

ショッピングセンターに響く悲鳴。蝟集するインべス。そこへ飛び出してくる鎧武、ナックル。
「……おい、今日はやけに多くないか!? うるぁ!」
「今のうちに逃げて!」
小気味良くとんとんと撃破していく二人。しかし、一箇所にクラックが3つも開いているのではたまりません。
「次から次へと!」
ぼやくナックル、そこへ浴びせられる援護射撃、遅れて飛び込んできたのは龍玄。
「ナイスだミッチ!」
三人三様の必殺技で残党を一気に殲滅させます。

変身を解き、
「やっぱりクラックが増えてるんだ」と、快勝にもかかわらず焦りを見せる紘汰。脳裏をよぎるのはオーバーロードたちの姿。「あいつらがなんかの手がかりになれば!」
「悩んでいても仕方ないですよ紘汰さん」無茶をしたら誰も街を守る者がいなくなる、よく自覚しろと窘める光実。言葉は柔らかいものの、目の光が冷たいです。
「でもいつまでもこのままじゃ……!」
二人の対立を見かねたのか、
「まあまあ落ち着こうぜ、そう心配するな紘汰」と割って入るザックはいい人。「この程度じゃまだまだ余裕だぜ」
「……ああ、そうだな」

恐怖に身をすくめていた物陰から、
「……助かった、アーマードライダーのおかげだな」と顔を上げるショッピングセンターの客達。
バカを言うな、インベスが現れていること自体、ビートライダーズのせいではないかと言われるのは相変わらずですが、
「でも他にも助けてもらったってやついるぜ?」と擁護の声が混じり始めたのは一つの変化ですね。

凋落

「ちぇ、なんだよ、あいつらだけで盛り上がっちゃってさ」忌々しげにそれを見ていた城乃内。「ほんとだったらうまいことやってさ、他のチーム出し抜いて、今頃おれがトップに……あ、そうか、もうランキングなくなったんだよな」
その場を去りながら、一人ぶつぶつとぼやいています。

その視線の先に、見覚えのある眼鏡っ娘。

「うちのチームの……。メイちゃん!」手を上げて呼ぼうとする城乃内。しかし、一瞬早く、待ち合わせの相手が現れたらしいメイは、嬉しげな笑顔でそちらへ歩み寄っていきます。
「久しぶり!」現れたのは舞とチャッキー。
新しいダンスができたから見てもらおうと思って、と話し始めるメイ。
三人揃って歩き出す後を、よせばいいのに、なんとなくついて歩く城乃内。
ああ去る者日々に疎し。
「……ね、そういえば城乃内ってさ、めっちゃカッコつけてない?」何がそういえばかわかりませんが、いきなりよそのチームリーダーの悪口を言い始めるチャッキーにショックを受けます。
「それなのに弱っちくて。男なのか!ってwww」
それを受けて、かばうどころか饒舌なメイの口ぶりに、吹き出す舞。
「それに眼鏡とか全然似合ってない」また笑いながら同調するチャッキー。チームインヴィットのアイデンティティなのに。「城乃内やばーいwwwwww」
遠ざかる少女たち。画面手前で、しかし力なく倒れるだけの城乃内、でOP。

シャルモン厨房。粉の入ったボウルを前に、ただため息をつく城乃内。
「手が止まってるわよ。ボーっとしてんじゃないわよ!」と鳳蓮の檄が飛びます。
「は、あ、……すいません」
叱責されてもぼんやりしたままの城乃内。
「なんだか様子が変ね。何か悩みごと?」屈みこむ鳳蓮がけっこう親切です。
小さくうずくまり、思いを打ち明けた城乃内。
「――あきれた。最初から言ってるでしょ、あーた達がやってることはアマチュアのお遊びだって。あーたってつくづく薄っぺらい男ね」
「ううっ、うう~」泣きだした?城乃内。
「でも。はーっはっはっは、そのことに気づけただけ上出来よ。あーたもようやく本物になろうとしてるのね!」
いいわこれからは本格的にしごいてあげると、唐突にスポットライトを浴びながら、宣言する鳳蓮。
「背筋ピーン!」次の瞬間、そう凄みながら、さっそく城之内の襟首をつかみ立ち上がらせます。「さあ、ビシビシ行くわよ! はーっはっはっは!」

意見の相違

「どこだ、オーバーロード! ……う?」ヘルヘイムの森。今日もジンバーピーチを着て、探索を続ける鎧武。
洞窟の奥に人影を見て緊張します。赤いロングコートの裾を翻し、出てきたのは。
「……葛葉紘汰」
「戒斗か」思わず安堵し、変身を解く紘汰。
「こんなところで何してる」
「お前こそ。……そっか、お前もオーバーロード探してるんだっけな」
「なに? なぜ貴様がそれを知ってる」
「なんで教えてくれなかったんだよ、ユグドラシルに頼んなくても、おれたちの世界が救われる方法があるって」
「ふ、貴様はそんな都合のいい話を期待してるのか。あいつらに?」紘汰のセリフに、口もとを歪める戒斗。
「だってオーバーロードはこの森を支配できる力があるんだぞ。あの力があれば」
「やつらが人間を助けるとでも?」確かに彼らにはその力がある、しかし。「ありえないな」
「なんでだよ」
「オーバーロードは圧倒的に強い。おれはそれを、戦って確かめた」
「たっ……戦ったって、お前」絶句する紘汰。
「奴らにとって、人間はとるにたらない弱者だ」そして、弱者を助ける強者はいないというのが戒斗の論理。
「強いとか弱いとかいう問題じゃねーだろ! なんでいちいち相手を怒らせる真似するんだよ!?」
「頼み込めば情けをかけて人類を救ってくれるとでも思うのか」
「話してみなきゃわかんねえだろ!」
「貴様のことだ、どうせ相手にもされず、追い返されたんじゃないのか」
「それは……」
見透かされ、言葉に詰まった紘汰に、背を向ける戒斗。
「奴らと交渉するのはまだ早い。もっと力が必要だ。奴らをねじ伏せ、屈服させる力が人間にもあると思い知らせる。……その上で要求を伝える」

誘惑

ユグドラシル本社。回廊を歩む凌馬、湊、シド。
「……その後、DJサガラの調査の進展は」
「芳しくありません。戸籍は偽造。……こちらが報酬を振り込んだ口座も、いっさい手をつけた形跡が」
唇をかむ湊に、端から騙すつもりで近づいてきたのだろうと結論を出すシド。

しかし、凌馬の執務スペースに立ち入ったその時、先客の姿に足を止めます。
普段と打って変わり、ほの暗い室内に静かに座っていたのは、当のDJサガラ。黒っぽい蛇革プリントの服が小粋です。
「――よう、遅かったじゃねえか」
「貴様」
「なんでもおれにご執心だったって聞いたんでね。それとも迷惑だったか?」椅子をくるりと回して振り返るサガラ。
「いや。ぜひきみと話をしたいと思っていたんだ」不気味な笑みを浮かべ踏み出してくる凌馬。庇おうとする湊の腕を押し切るように。「DJサガラ。きみはいったい……何者なんだ?」
「おれはただの観客だ」微笑むサガラ。「だから、あんたたちが一方的に有利になる試合運びは、気にくわない。ついつい、不利な方に声援を送りたくなる」
「それで葛葉紘汰に肩入れを?」
その問いに頷き、
「ああ、だがあの坊やだけをフォローするというのも、それはそれで不公平だ……」立ち上がるサガラ。「あんたたちの敵だって、勘違いされるのも困るしな」
「ふ。じゃ、我々にも味方してくれるのか」
「あんたたちの本当の狙いを確認したい。そうすれば、あんたたちが一番知りたがってるはずの疑問に答えられる」
聞いて横目でシド、湊らを伺う凌馬。その表情を見て、機嫌良く続けるサガラ。
「人類救済。プロジェクトアークなんてものは、ユグドラシルという組織を都合よく動かすための、方便でしかない」歩き回りながら、凌馬に、湊らに、近寄ってきます。
爪を噛む凌馬。その背後から、最後はほとんど耳元でささやくように、「――あんたの願いはほかにある。そうだろ、プロフェッサー凌馬……?」
「すべてお見通し、というわけか」微笑む凌馬。大きな目がぎょろぎょろと、異質な光を宿しています。「ヘルヘイム世界との接触は、おそらく有史以前から幾度となく、繰り返されてきた。異世界からもたらされた果実の伝承は古今東西の神話に数多く存在する。北欧神話における黄金のりんご、ギリシャ神話では不死をもたらす果実をアンブロシアと呼んでいた――」

様々な神話に登場する、知恵と力をもたらす異世界の植物の隠喩。
それらはヘルヘイムに起因すると、仮説を語る凌馬。いやあなた専門違うでしょと文系人間としては思うわけですがキニシナイ。
「だとしたら。あそこにあるのは人間をインベスに変えるための侵略的外来種だけではない。手にした者に神秘の力を授ける、禁断の果実もまた、存在するはずなんだ」
「ご明察。それこそがヘルヘイムの真実だ」頷くサガラ。「あの森は世界を蝕むだけじゃない。次の世界を支配するにふさわしい、新たな種族に進化をもたらす役目も担っている」
勢い良く振り返る凌馬。ほとんどターンを切らんばかり。
「それでは、やはり!」
「だから。進化の本質は、闘争だよ。禁断の果実は、誰にでもわけへだてなく与えられるわけじゃない。奪い合い、勝ち残った一人だけが、それをつかみとることになる……」

滔々と語リ始めたサガラの傍らで、こみあげる笑いがおさえられないのか背を丸め、口もとを押さえて歩きまわる凌馬。興奮に大きな目をぎらぎらと光らせていてせっかくのイケメンが異様です。
まだ戸口のところに立ったままの湊とシドが、なんというのか、引いてるように見えますよプロフェッサー。

「……そういうことか。ふははははは! ……そういうことか。ふははは。覚悟の上さ。いつだって黄金のりんごは血塗られた戦いと悲劇をもたらしてきた。すべて神話どおり、だ、はははははは」
喜ぶ凌馬を苦々しく見ていたサガラに、同じくシドが、口を開きます。
「DJサガラ。なぜそこまで事情に通じてる? ……ますますあんたが何者なのか、気になるな」
しかし、サガラの平然と振り返るのみ。
「オーバーロードたちを探せ。目当ての果実は今、あいつらの手の中にある……」
言いながらその姿が金色の光に覆われたかと思うと、その場から掻き消えてしまうサガラが人外です。
決意の表情を見せるシド。でも、鎧武にすらかなわない現状でどうするのでしょうか。

特訓

「パティシエ体力基本だよ♬」
公園。軍隊式に城乃内を鍛えている鳳蓮。ランニング、腹筋、バーベルを担いでの坂登り。
その後はお互い変身した状態での器具を用いた訓練。
そして試合式の戦闘訓練。しかし途中から、
「わたしを捕まえてご覧!」とおいかけっこを始めます。
「なんで……」
「あははは♡」
紗がかかり、あちこち光り始める画面がロマンチックです。リア充爆発しろ。
と思ったら、気づけば地雷を踏んでしまうグリドン。
激しい爆発に宙を舞い、くるくると、いつまでもくるくると、気持ちよく回転し続けるグリドン。
一緒に見ていた1号が
「今週は和み回?」と聞いてきたではありませんか。

「いい? 本物になりたければ、強いだけじゃ、だめ!」

美しくあらねばと、今度はシャルモン厨房で、エレガンス修行。
「うふーん」
「違う! もっとこう、エレガントに、うふーん♡ はい!」
「うふーん」
「違う。もっと、ビューティフルに、あはーん♡」
「あはーん」
ピンクの照明の中、女装させられ、様々なポーズを撮らされる城乃内。でもグラビアアイドルポーズにかけては、モモにはかないませんねお二人共。

ダメ出し続きでネバーギブアップ、のグリドンの変身音声の中、もういやだと店内でうずくまったまま、泣きだしたその時、外からのドアが開きます。
勢い良く飛び込んできた舞たち。そこにはメイの姿も。
「……あ。……あ」
顔を上げた城乃内が見たものは、曖昧な笑みを浮かべくるりと背を向ける舞たちの姿と閉まるドア。
「ネバーギブアアアアアアップ!」もう一度、ベルトの変身音が響くなか、膝に顔を埋める城乃内。

「泣いてる場合じゃないわ。もう一度最初からいくわよ!」声をかける鳳蓮。思わず、
「……あ、うあああああああああああっ!」叫び声を上げ、ロングのかつらを投げ捨て立ち上がる城乃内。「もうやってらんねえよ!」
「どうしたの。この程度で音を上げてちゃ、本物にはなれないわよ」
「いいかげんにしろ筋肉ダルマ! もうこんな茶番はうんざりなんだよ! 本物本物うるせえしよ! ああそうだおれは偽物だよ、そんなこと。おれが一番良くわかってんだよ!」
地団駄を踏む城乃内を、無言で見返す鳳蓮。
ピンクの照明とミラーボールの反射の中、今の自分には、自分のやりたいことさえはっきりしてないんだと叫ぶ城乃内が気の毒になってきます。なんだか青春ドラマです。しかし、怖い雇い主の前で言うだけ言ったことに、その時ようやく気づいたのか、我に返り、絶句してしまう城乃内。
「……あ。これは、」
微笑み、店内の椅子に腰掛けると肩越しに話しかける鳳蓮が、慈愛の笑みさえ浮かべてる気がします。
「あーたって、ほんとうに馬鹿ね。やりたいことがはっきりしてないなんてあたりまえじゃない」
「うるさーい!」
いたたまれず、とうとうドアから走り出ていく城乃内。女装で。

対決

フルーツパーラー。考え事をしながら、そのドアをくぐる紘汰。
「戒斗のやつ……っ、……う、おおお!?」
店内にあふれる苺のバルーン。ストロベリー祭り開催中らしいのですが、さらに中へ入り、その奥の席に陣取っているただならぬ姿の城乃内にたじろぐ紘汰。
女装というだけで異様なのに、メイクもマニキュアもバッチリなのに、かつらのないアンバランスさ、泣きはらした目つき。
キャミソールワンピのむき出しの肩に、そっと上着をかけてやっているマスターの手つきが紳士です。
「城乃内。おま、どうしたんだ?」
「うるせーのがやってきたよ」
ぼそりと呟きながら顔も上げない城乃内。その足元から、床に落ちたふわふわのショールを拾い上げるマスター。
「……こんなところで油売ってると、シャルモンにのおっさんにどやされっぞ」サボりなのかと心配する紘汰。
「るっせーな、ほっとけよ。あんな店こっちから願い下げだよ」
ふてくされる城之内の前に、そっと置かれるいちごのパフェ。おごりだ、と静かにささやくマスターが優しいです。
フォークをとる城之内。その向かい側の席に、座る紘汰。
「ああああ。ほんとつまんねえよな。なんだかんだで初瀬ちゃんと組んでた頃がいちばん楽しかったな。――初瀬ちゃん、いまごろ何やってんだろ……」
「あんな、初瀬は……」

紘汰にとってデリケートな話題。真実を告げようかどうしようかと躊躇する様子もさることながら、その背後で、先ほど拾った城之内のふわふわショールを、おもむろに身にまとい、しなをつくっているマスターのしぐさに目を吸い寄せられます。

「お前はいいよな、いっつも仲間と一緒で。青春しちゃってる感じ? なにそれ。正直キモいんですけどw」
突然変わる話題。
「……いや、そうでもないよ」
しかし案に相違して、紘汰の反応はシリアスです。紘汰としては亮二の話題からの流れですから、当然なのですが。
「あ?」生返事でパフェを食べている城乃内。

しかし目は、二人の背後でふわふわショールを肩にポーズをとるマスターと、それにスマホのカメラを向けるバイトの子の、二人撮影会に引き続き引き寄せられてしまいます。

「おれは本来チームを辞めた部外者だから。それに、みんなに隠し事をしてる。そのことが後ろめたいんだ」
「ふうん」
「ミッチにも迷惑かけてるし、戒斗のことだって。ほんとにおれの手に負えるのか。そんなことを考えると不安で押し潰されそうになるよ」
「……なんだかよくわかんないけど、お前も大変そうだね」
少し気を取り直し始めた、城乃内。しかしそこへ、
「そこまでよ!」乱入してきた鳳蓮。
「やっべ! シャルモン!」驚く紘汰。人を指さしてはいけません。次の瞬間、しかし、マスターとバイトの子の撮影会に、
「えええっ」とのけぞる鳳蓮。「ちょっと何やってんのよ! ……それはそうと、みずがめ座の坊や!」

硬直する紘汰の背後で、そっと壁で隔てられた奥の席へ、姿を消す城乃内。

「うちの子をまた不良の道に引きずり込む気ね」
「はあ?」
「いいこと? その子はね! 今が一番たいせつな時。本物になろうと必死にあがいてるのよ! それをあーたみたいな不良に邪魔させないわ!」親心がありがたいです。
「いや、ちょっと誤解だって」
「問答無用! 変身!」
「や、お、ちょとま、ちょっと待てって!」
ブラーボ出現。逃げ惑う紘汰に双剣をふるいます。
「やめてえ!」さすがに我に返り、悲鳴をあげるマスター。
ぱんぱんと割れる苺のバルーン。その前へ、無言で立ちふさがるバイトの子。靴を蹴って脱ぎ捨てます。
「パルドン?」小首を傾げるブラーボ。
「は?」固唾をのむ紘汰。

無言のまま、ブラーボに向かい果敢にもほうきとチリトリを構えるバイトの子。
「あ?」とでも発声したのでしょうが、スローモーション映像風にピッチの下がるブラーボの声。その両頬を叩きまくるバイトの子。さらに振り回されるモップの柄に、背後のマスターもビンタくらってます。
相手が怯んだ隙に、次に取り出したのはヌンチャク! で、打つべし打つべし打つべし……!

「ああもう」散乱するバルーンの残骸。失神するマスター。頭にヌンチャク刺さっちゃったブラーボ。店内の惨状に頭を抱える紘汰。仕方なく逃げ出そうとします。
「お待ちなさい!」頭のヌンチャクを引っこ抜くブラーボ。
「……変身」変身動作に入りながらドアをくぐる紘汰。
「お待ちなさいって!」その後を追うブラーボ。

変身したまま逃げる鎧武、追ってきたブラーボ、共に店の外の階段から下へ落ちます。変身しててよかったです。
「お! って、あ、ああああああ! ……ああ、いってえ……!」
よろよろと腰を押さえ立ち上がり逃げる鎧武。
よろよろと腰を押さえ、後を追うブラーボ。
遠ざかりながら、よろめきながら、戦いを続ける二人。
「ああ、いって!」
とうとう疲れ果て、足を止める鎧武。
「素人の目はごまかせても……」そこへ覆いかぶさってくるブラーボ。「プロフェッショナルな、ワテクシの目は」
「あいてえ」
「あっ! あああ、ごまかせないわ!」
「なんの話だよぅ」
「インベスと戦ってるのは、あーたたちの自作自演。図星でしょ!」
「ごかいだってえ、おお、……言ってんだろ」

もつれ合いぐだぐだになり、とうとう動けなくなった二人に、背後から襲いかかる二体のインべス。

「インべス!」飛び退きつつ剣を振るう鎧武。
「ほらご覧なさい、これが動かぬ証拠よ!」
「だから違うって。こいつらはクラックから現れるんだっての!」
「わけのわからないこと言ってんじゃないわよ!」

「……」もつれ合っている二人を、物陰から見守っている城乃内。心配して追ってきたのでしょう、女装で。柱をつかむ手のマニキュアがオレンジ色で若々しいです。
ふと気づけば、空から飛来するインベスの群れ。
「他にもインベスが?」しかし二人はまだ気づいていないようです。というよりいきなりの上級インベス二体で手一杯の様子。「どうすんだよ……」

和解

先ほどのフルーツパーラーでのできごとを、思い返す城乃内。

「いいこと、その子はね、今がいちばん大切なのよ! 本物になろうと必死にあがいてる!」だから邪魔はさせないと、紘汰に説教していた鳳蓮。誤解なんですが愛は感じますよね。

「どうしちゃったんだよ……おれええええっ!」
卑怯者は褒め言葉。策士を自認する自分が何をしようとしているのか。ぼやきながら眼鏡をむしりとり、物陰から飛び出す城乃内。
「変身!」
キャミワンピのまま大股に走っていく姿が結構美脚です。

「!」
上級インベスの手で地に投げだされたブラーボと鎧武。そこへ、空から火弾を浴びせるカラスインベスたち。両者の間に飛び込み、盾となってブラーボ、鎧武を守るグリドン!
「ああっ」
しかしそのままカラスインベスの一体に捉えられ、宙高くまで持ち上げられてしまいます。とっさに一方の剣を投げつけるブラーボ。
「う、わああああっ」
落ちてくるグリドンの身体を、両手を広げて待ち受け、がっしりと抱きとめるブラーボが頼もしすぎます。
「よいしょぉ!」
「う、ほうれん、さんっ」
おずおずと首を伸ばすグリドンに、「……もう、困った子ねえ……」
「へへへ……あ」照れ笑いをしていたグリドン。次の瞬間、気を失ってしまいます。「えっ? 坊や!」
叫ぶブラーボが母性愛ですが、再び飛来するインベスの群れに気づいていません。

「まずい!」
それに気づいた鎧武は、カチドキアームズに。DJ砲で砲撃、連射。群がるインベスを殲滅します。
青空のもと立つその勇姿! しっかりとポーズを決めた後、
「へっ。大丈夫かあ? 二人共!」と振り返る鎧武。
「おおおおおおえええええ!?……え。いない。……え……?」しかしその背後にもはや誰も居ないのはお約束です。

「……あれ」
目覚めれば鳳蓮の背。既に戦いの場から遠ざかり、枯野の中を歩んでいます。
「目が覚めた?」
「あっ、ああああ!」
「ああもう、急に動くんじゃないわよ! 危ないでしょ」
「……あ……あの、おれ」
「まったく、あーたってほんとのほんとにバカね、あんな無茶するなんて。……でも、なかなか素敵だったわ。あーたもどうやら一皮むけたみたいね。ちょっとだけ認めてあげてもよろしくてよ、坊や」
「鳳蓮さん……」美しい鳳蓮の微笑。涙にくぐもる城乃内の声。広々とした風景の中、点景となる二人の姿。叙情的な絵です。

「あああっ!」しかしその余韻も長くは続かず、今思い出したというように突然叫びだす鳳蓮。「そんなことよりあの悪がき、今度こそぎゃふんと言わせてやるんだから!」
「……あの、そのことなんですけど。ほんとにあいつら、インべスゲームやめてますよ」
「バカおっしゃい!」ではどうしてインベス事件があとをたたないのか。
「でも、ランキングも廃止されたし理由がないんですよ。それにうちのチームの子も鎧武の連中と、仲いいみたいだし」
「あら。……じゃあどういうこと?」

秘密

夕暮れの赤い光に照らされるフルーツパーラー。
「悪いな、手伝ってもらって」ねぎらうマスター。
「いや。半分くらいおれが悪いんで」いちごバルーンの残骸を片付けている紘汰。そこへ、もう閉店近いだろうに、入ってくる舞。店内の惨状に足を止め、にもかかわらず平然と腰掛けたまま、スマホをいじっているバイトの子に目を留め、そして後かたづけしている紘汰に、気づきます。
「あ、紘汰?」
「お、舞……」
見つめ合う二人。
夕陽の光がロマンチックです。言葉が見つからぬまま、
「それじゃおれはこのへんで!」と、そそくさと出ていこうとする紘汰。まだぜんぜん片付いていませんが。
「え、手伝うって……?」
マスターの声を尻目にドアをくぐろうとする紘汰。
それを呼び止める舞。
「待って。紘汰、話したいことがあるの」
戒斗のことですか? 戒斗のことなんでしょうか。

路地裏。
「ふうん、なるほど。これがクラックというわけ」口を開いた次元の裂け目を、覗きこむ鳳蓮。「どうやら、調べてみる必要がありそうね!」
飛び込んだ、その瞬間、その顔が歪みます。いったい何を目撃したのでしょうか。
今週の帽子なでなで。来週は4号の生身アクションが見られそうですね、「ライダー大戦」では少しでしたがかっこよかった!
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