LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

今までも沢芽市しか登場しない、非常にクローズドな展開だったのですが、今回ははっきり、ハザード地域として封鎖され、自衛隊の出動もないことが描かれて、ますます閉塞感の高まる「鎧武」。
だいたいこういうシチュエーションは、他の作品では最終回直前に出てくるので、描写もあっさり終わってしまいがちですが、「鎧武」ではまだ回を残しての政府発表。素晴らしいです。今後はこの閉塞感をたっぷり描いてほしかったり。
そんななか、取り残された人々を救うため、一致団結して立ち上がるアーマードライダーズ――。

わざわざこんなことをした凌馬の目的が今ひとつピンときませんが、蟲毒でもやってるつもりなのでしょうか?
バトルロワイヤルの果てに勝ち残った者の手から禁断の実を奪い取る?


パッサージュ・ユロ [MAIN<109_1>] / paris.kyoto


そして唐突にまた近づいていく、戒斗と舞の心。一応今までにも伏線は貼られていますし唐突と言ってはいけないのかもしれませんが、揺れまくっていた紘汰の覚悟を妄信的に待っていたのに、今度はまた
「戒斗がいるから皆が集まった」とあっさり言っているのがよくわからない。彼の一貫して変わらない姿勢を支持していたのは湊さんであり、舞はそれを心配していた立場なので、戒斗を見なおした、誤解していたという自省か、もしくは(わたしだけはわかっていた)あなたの良さがみんなに認められてよかった、というような描写がちょっとほしいかなあ。ヘルヘイムを二人で歩いた時に、戒斗の優しさには気づいていたんでしょうけど。
今回また光実をかばっていたし、とくに洞察力に優れているわけでもない普通の女の子、という描かれ方なので、はじめからわかっていた的な表現には無理があるし……? まあ細かいことはキニシナイ。

そして、主人公なのに物語では蚊帳の外っぽい紘汰。カレーのがわからなくなってる? ところが不気味です。
前回のあらすじの後さくっとOP。さっそく極が入っててカコ(・∀・)イイ!!です。

混乱

「姉ちゃん。どこ行ったんだよ……」アパートを飛び出していく紘汰。
キッチンのテーブルに残されたメモには
「紘汰へ。先に避難してるね。紘汰も気をつけて」と書かれています。
ユグドラシルによるデェムシュ討伐隊派兵。
そして、緑のオーバーロードによる、ヘルヘイムの植物を用いたユグドラシル侵攻のために、もはや事態は一般の人々の目にも明らかとなっているのです。

郊外の公共施設。その門前で、
「ここだ、避難所」と顔を上げる晶。身の回りの荷物をまとめた、スーツケースをひいています。
「こんなところにいても助からねえぞ。救助なんて来ねえよ」そんな晶に声をかけ、避難所から逆に、街の外へ出ていこうとしている親子連れ。
「……え……?」
驚き立ちすくむ晶の足元に、今度は、お母さんどこ、と抱きついてくる幼子。どう見ても、国や自治体による統制も保護も、期待できない状況です。
そこへ襲ってくるインベス! とっさに幼子を庇う晶はさすがに紘汰の姉ちゃんです。

露見

電脳空間。
それぞれの国家の責任者らしい三人の中年男が、思いがけない事態にただ、憤りをぶちまけています。どうも同時通訳機能付きのようです。
「隠蔽に失敗するとは。日本支部は何をしてるんだ」
「報道管制にも限度がある……!」
「日本の首相とは話をつけた。自衛隊の介入はない」
「呉島の若造に任せたのが問題だったのか?」
アメリカ人らしい男が何やら対策らしいことを口にすると、そうやって主導権を奪うつもりかとくってかかるフランス人らしい男。終始怒鳴り散らしている、中国人らしい男。

その三人の中心に、ふ、と浮き上がる凌馬の姿。
「……おやおや。もめていますね?」
「プロフェッサー凌馬」
「貴様どこにいる!」
「そんなことどうでもいいでしょう? なにしろわたしは、神に至る道を発見したんです。知性あるインベス、オーバーロードが隠す禁断の果実。進化の鍵はそこにある……!」
しかし誰もその言葉には興味を示さず、事態の責任をどうとるのかと責め立てます。
そりゃそうだと思うのですが、むっとした表情になる凌馬。
「まったく、きみらには失望する。足の引っ張り合いしかできないのか?」
「我々の追求から逃げられると思うなよ!」
「おお怖い。逃げられないなら仕方ない……」

アメリカ人らしい男の怒声に、微笑む凌馬。
次の瞬間、一斉に鳴り始める、三人の男たちの携帯。

「……これで逃げなきゃならないのは、あなたがたのほうだ」
なんとプロジェクトアークの全容を、各国の報道機関に公表したと言う凌馬。
この自爆行為に色を失い、人類はどうなるのかと訴える男たちを、冷然と見返し、皮肉な笑みを頬に浮かべます。
「やだな、そんなことよりぼくの研究のほうが優先されるに決まってるじゃないか……?」

孤立

鎧武のガレージで、テレビの報道番組を見ている一同。チームバロン以外のアーマードライダーも集結しているというのが胸熱です(その割に、ラットやリカ、チャッキーらはいないわけですがキニシナイ)。
アークプロジェクト公表の結果、日本は内閣総辞職の大混乱。世界中同様です。パリ、ニューヨーク、北京。チャンネルを変えれば、それぞれの現地特派員が、それぞれに異変を告げています。
229 :名無しより愛をこめて:2014/06/08(日) 08:39:41.14 ID:CxdlFb9M0.net
どの局もユグドラシルのニュース流してるあの時でもテレ東はアニメを放送してたんだろうな……

248 :名無しより愛をこめて:2014/06/08(日) 08:41:47.27 ID:eeLz6otZ0.net
>>229
いやでも今回の騒ぎはライダー史上でもトップクラスだろ
なんたって世界規模だし
さすがにテレ東でも動くレベルだと思うんだが

256 :名無しより愛をこめて:2014/06/08(日) 08:43:15.77 ID:08jeqInP0.net
>>248
それでもテレ東なら・・・テレ東ならやってくれる

「……世間はそれどころじゃないみたいだ」リモコンでスイッチを切るザック。
携帯もまだ通じないと言う城乃内。
それに応じ、ミッチにもまだ連絡がとれないと言う舞。
「あの子ならもうとっくに逃げてるでしょ」利に聡い光実の特質を、よく理解している湊に、
「ミッチはそんな子じゃない!」と反駁します。

湊や戒斗さんは、ここで光実の正体をばらしてもいいのですが、舞・紘汰の前では無用な諍いを招くだけだとわかっているのでしょう。ただ、他の仲間には、光実に気をつけろと、警告してもいいような気がしますが。

「ねえ、逃げ残って家に閉じこもっている人多いんじゃないか……?」と城乃内。
「警察とか自衛隊とか……!」言いかけるザックに、
「動かないわよ」とまた、ピシャリと言う湊。
「なんで分かるんだ?」
「沢芽市の中のことはユグドラシルが対処する、そういう手はずよ」
「対処できてないだろ!?」

「……こいつを見ろ」その時、沢芽の地図を広げて別の話を始める戒斗。皆がよってきてその手元を覗き込みます。
「沢芽の出口は限定されている。何かあれば隔離は簡単……はなからそういうつもりで作りやがったんだあいつら」


「許せない!」
「許せなきゃどうする?」
「政府もユグドラシルも、ボロボロよ」と湊。この人はさっきから正確な事実を伝えているだけなのですが、その度皆に反発されて気の毒です。
「あれじゃ自衛隊も動けないわね」と溜息をつき、政府は沢芽市を外から封鎖して、インベスを外に出さないよう閉じ込めるのが精一杯だろうと意見を述べる鳳蓮。
完全に孤立してしまったことを理解し、暗澹たる表情の一同に対し、
「他人をあてにしたい奴は勝手にしろ」と独り踵を返す戒斗さんのロングコートのの広がりがかっこいいです。「……自分で動きたいやつだけ、ついてこい」
「待って」それを呼び止める湊。戻ってきた戒斗さんはじめ、一同の前でばらばらと小型の機械をテーブルに広げます。「通信機よ」
「これは……」小首をかしげる紘汰。
「湊さん?」真意を問うように、見上げる舞。
「力を合わせないと。でしょ?」
「うん!」微笑む舞。「じゃまず、街をパトロールして、取り残された人を安全な場所まで避難させる。みんな!」
なんでお前が指示をだすのかとかは誰も言いません。それぞれに笑顔で出ていこうとするアーマードライダーズ。
「まかしとけ!」ひときわ嬉しそうにそれに応じ、戒斗に微笑みかける紘汰。

協力

ユグドラシルタワー。赤いホール。
「死んじゃったなあ。デェムシュは」物憂げに辺りを見回す緑のオーバーロード。「……最後まで馬鹿なやつ」
「でもきみは、ずいぶんと簡単にユグドラシルを落としたね?」と光実。
「ふふ、力押ししか能がないと思ったか?」
「まあね」
「あとは、智慧の実を手に入れる。そうすればこの世界とヘルヘイムと、両方がわたしのものに……そのために、お前の力を借りたい」
「ぼくの力?」
「果実はうまいが取りすぎれば腐ってしまう。わたしには人間についての知識がない。どのように支配し操るか、うまい方法を考えてほしい」
「人類を滅ぼそうというわけじゃないんだね?」
「廃墟を支配してもつまらんからな。お前が管理し、わたしが支配する」
神になりたくはないという保身。神に恩を売るほうがいいという権力志向。そんな光実の起用法としては最高のやりかたです。この魅力的な――魅力的すぎて餌っぽいのですが――申し出を、検討する光実。

(悪くない、しばらくのってやるか……?)

一瞬で心を決め、歩み出します。
「どこへいく?」
足を止め、振り返る光実。
「まずは最大の障害を排除しよう。紘汰さんを倒す」
「こうた。……なら彼を連れて行け。役に立つだろう。デュデュオンシュ!」
緑のオーバーロードが声を上げると、ホールに開かれたクラックから、飛び出してくる派手なオーバーロード。
「……仰せのままに」と緑の前で膝を折ります。
「(借りても)いいのかい?」と光実。
「ああ。これからは仲間だ」鷹揚に頷く緑。
「ああ。頼もしいね。……よろしく頼むよ」と後半はデュデュオンシュに微笑みかける光実。
その美しい笑顔のままでつぶやきます。

(見え見えのお目付け役か。侮られたものだな)

ふれあい

「はあああっ!」海を望む公園。現れた上級インベスを屠っているバロン。紘汰もですが、力をつけてきた戒斗さんにとって、上級とはいえもはや通常のインベスごとき、彼の敵ではありません。
「こっちは片づいたぞ。次はどこだ」通信機に向かい報告します。
「そこからは何が見える?」鎧武のガレージで、地図に掃討した地点の印を入れながら、応答する舞。
「いまのところ騒ぎはない。静かなものだ」
変身を解き、誰もいない広場――かつてそのステージでビートライダーズが踊り、人々が熱狂し、時にはチーム間の争いと対立の場にもなっていた――を見渡す戒斗さん。
「そう」地図を見下ろし、ふと押し黙る舞。
「どうした」
「わたしね。……どんなに変わっても、沢芽は沢芽だと思ってた」
「…………」
「でも、人がいなくなったらもう街じゃない。空っぽの廃墟だよ」
「廃墟か……」ふと頬を緩める戒斗さん。「違うな。おれがいる。お前らもいる。これも一つの自由だ。そう考えれば、悪く無いだろ」
「そっか。でも。……わたしはそんな強くないんだよ」
「舞。踊ればいい。それがお前の強さだろ」
「踊りなんて。もう誰も見てくれる人なんかいない」
「わからんぞ。そのうち戻ってくるかもしれん」

この辺りの描写は、お互いに相手が目の前にいるように感じているということなんでしょうね。
戒斗さんの表情が、舞の想像のせいか、実際にそうなのか、いつになくひどく柔らかくて素敵です。

「……そうだよね。そうだといいな」
「そうなれば、それもお前の力だ。お前には、人を集める何かがある」
「それは、戒斗もじゃないかな」
「おれが?」
「うん。気がついたら、チーム鎧武もバロンも、ユグドラシルの人までみんな一緒に戦ってる。これって戒斗がいたからだよ! だから。だから……」

そこは紘汰さんの人柄だっていうところだと思うんですけどね、力を合わせようと共闘にこだわってたのは紘汰で、戒斗はあくまでそんなものは無駄だ、意味がない、自分は独りででも戦うという立場だったのに。
しかしその時、突如戒斗の目の前でクラックが開きますのでコマケエコトハイインダヨ。

「……切るぞ。変身!」バロンとなり身構える戒斗。

異変

「だから……」鎧武のガレージ。言いかけた言葉を、飲み込む舞。
その時、紘汰が入ってきます。とっさに笑顔をつくる舞。
「パトロール終わったぜ。……なんかあった?」
「なにもないけど。紘汰おなかすいてるんじゃない。阪東さんの店行こ!」
強引にごまかす舞。
「え、だけど、こんな時に」
「やってるやってる!」

ドルーパーズ。カレーの皿を前にした二人に、
「バイトのお前ら置いて店長のおれが店閉めるわけいかないだろ。お前らが頑張ってる間、飯の面倒は任せろ」と頼もしいマスター。フルーツ以外の食材もあったんですね。
食べながら、つい、不安を漏らす舞に、
「智慧の実をつかえば万事オッケーだろ」と紘汰が心配なくらい脳天気です。
「そうすればみんな戻ってくるかな……?」
「戻ってくるさ。そのためにおれがいて、アーマードライダーの力があるんだからな。ごちそうさま!」
元気よく言いますが、しかし皿にはまだ、カレーが半分近く残っています。
もういいの? と舞に問われ、ずっとベルトしてたから腹減らなくてさ、と答える紘汰。そうしながら、しかし、
「なあ阪東さん。味薄くねえか」とか言い出すのが失礼です。
「な! そんなことあるわけないだろが!」心外なと言いたげな様子のマスター。

「うん?」その答えに、不思議そうに皿を見つめる紘汰。

「……はい。はい。わかりました」その横で誰かに応答している舞。「……湊さんから。変なインベスを見たという目撃情報が」
「オーバーロードか!」腰を上げる紘汰。「阪東さん、行ってくる!」
店を飛び出して行く紘汰でCMです。

覚悟

オフィス街の公園。誰もいないそこを、警戒して歩いている湊。
「湊さん!」そこへ駆けつけた紘汰。
「ここよ」
二人で警戒を続けます。しかし、何もいませんし、誰も出てきません。先を行く湊を、ふと見つめる紘汰。
「……なあ。なんであんたは、ユグドラシルを裏切ったんだ?」紘汰は前回の、湊共闘の流れを見ていませんから、これは当然の疑問。
「気になる?」
「そりゃなるよ。理由がわからないと安心できないっていうか」
「裏切ったわけじゃないわ。あっちに見捨てられて、見限っただけ」それに、ここには戒斗がいるもの、と微笑む湊。
「かいと?」
「わたしは力を求める人が好きなの。どこまで行けるか見届けたくなる」

***

二人を物陰から見ている光実。デュデュオンシュへ振り返り、言います。
「うまく釣れたな。お前は女のほうを倒して、男をおびき寄せてくれ」
「いいのか?」
「なにが」
「あいつは仲間だったんだろ」
ふ、と微笑む光実。
「仲間っていうのはね。ぼくの思い通りになる人のことさ……!」いやミッチ、それ日本語間違ってる。

***

湊の言葉を問いただす紘汰。
「力があればなんでもいいのか?」
「そうよ。あなたはどうなの」
極アームズという強力な力を手にしてどうするつもりかと問う湊。
「……みんなを守る」
「じゃあ守り終わったら?」
「え?」思いがけない問いに絶句する紘汰。「平和になったら……おれは」
「誰かのために、なんてだれにでも言えるわ。覚悟が足りないのよ」
「やってみればわからないだろ」
「わかるわ。あなたは戒斗には勝てない」
「戒斗と戦う必要はない!」
紘汰の考えの足らなさを嗤う湊。
「ほんとに甘いわね。智慧の実は一つしかないのよ。奪い取る覚悟がなければ……っ」

その時言い争う二人の頭上から、突如飛び降りてくるデュデュオンシュ!

「オーバーロード!? 変身!」即座に身構える鎧武。しかしそれを尻目に、湊にだけ襲いかかるデュデュオンシュ。
それを守り、斬りつけていく鎧武。
「……変身」
鎧武がデュデュオンシュを引き離した、その隙に変身し、遅ればせに参戦するマリカ。
二人の光の矢を受け止め、反撃するデュデュオンシュ。火弾を投げつけ、怯んだ隙に、ただまっすぐにマリカへ連続の剣撃を見舞います。
「ふははは!」
「ああっ」
あっさりと倒され、変身を説かれる湊。
「湊さん!」
そちらへ向かおうとする鎧武の頭上を、しかし飛び越し、いずこへか逃げていこうとするデュデュオンシュ。
「あいつ!」

その行方を見送り、湊を気遣って振り返る鎧武に、まだ倒れた姿勢のまま、
「あたしは大丈夫、追いかけて!」と叫ぶ湊さんが解せません。あからさまな誘導ですよね。鳳蓮、光実、戒斗さんなら深追いは禁物だという判断がつくでしょうし、同じ陣営ならそう忠告するはずですが、腹に一物あるのか、それとも案外この人は戦士として今ひとつな見掛け倒しなのか。
「わかった!」しかしそこまで頭が回らず、踵を返し走りだす鎧武が素直です。そういや頭が悪いんだった……(´;ω;`)

またCM。最近CM多いです。

愛の証

ショッピングセンター近くの舗道。ここまで走ってきて、足を止める鎧武。
「どこ行った!?」と周囲を見回すうちに、足元の異変に気づきます。「……あ、なんだ?」
どういう作用なのか、突如足下が融解し、泥沼のように、膝まで沈んでしまう鎧武。
足が取られ、動けなくなったところへ斬りかかってくるデュデュオンシュ。その豪剣に身体が吹き飛び、結果的に罠から抜け出せたのはラッキー。
「ああ!」
「デェムシュ様のかたきだ!」叫ぶデュデュオンシュ。
「かたきだと。あいつはおれたちの街をめちゃくちゃにしたんだぞ!?」
「下等な猿とデェムシュ様じゃ、命の重さが違う!」
「そんなこと言ってんじゃねえ!」その言い草に怒る鎧武。カチドキアームズとなり、一転して激しい剣撃を加えていきます。
その時、背後から打ちかかって来る影。
「……貴虎!? どうしてあんたまで」
振り返れば、突如現れた斬月が、弓を剣に斬りかかってきます。
「おれ達が戦ってる場合じゃないだろ!」
「はあああああああああっ!」
問答無用と斬りかかってくる相手を、ただ呆然と見返すのみのカチドキ。それを背後から羽交い締めにするデュデュオンシュ。動けないカチドキを斬りつけ、しかしその勢いでデュデュオンシュまで突き飛ばしてしまう勢いの斬月が正気の沙汰ではありません。
「やめてくれ、貴虎! やめろ貴虎!」
防戦一方、ただやめろと言うよりすべのないカチドキを、蹴って蹴って斬りまくります。

さすがに動けなくなった相手に、とどめをさそうと間をとる斬月。そこへ、
「こいつは偽物よ!」
両者の間に飛び込んできたブラーボ! 双剣で斬月の弓を受け止めます。
何、とつぶやく斬月の声がかこいい。
「にせもの?」聞きとがめ、倒れた姿勢から半身を起こすカチドキ。
「こいつにはエレガンスが足りない! ワテクシの目はごまかせないわ!」

ああこの展開を待っていました。セリフが聞き取れなかったのは残念ですが、愛です。
なのにそのブラーボをすかさず蹴り飛ばす斬月!
「あああ」と力なく退場するブラーボ。

「……ならお前は何者だ!?」わきたつ怒りに、立ち上がる鎧武。極アームズに換装します。
「新しい力。またか」それを見て苛立たしげにつぶやく斬月。
その前に立ちはだかる、極アームズの威容でCM、death。

極となれば、二対一の攻撃にもびくともしない鎧武。
弓には弓、槍には槍。ソニックアローで退ければ、背後から襲いかかるデュデュオンシュの火の玉をメロンディフェンダーで受け止め、蹴り返し。
橙丸無双セイバーを手に、矢を射かけて突進してくる斬月(この動きは好きです)をメッタ斬り。
止めは火縄DJ銃!
「やばい」
その威力を悟るや、吹き付けてくる焔を寸前で、デュデュオンシュの身体を盾にしのぐ斬月。
「裏切り者め、いつからだ貴様……!」呪詛の言葉を吐きつつ爆散するデュデュオンシュですが、この人は仲間とかかたきとか裏切りとか、ずいぶんまともな考え方をするようですね。惜しい人をなくしました。
そんな言葉には耳も貸さず逃げる斬月。
「メロンの君を騙るなんて不届き者! ゆるせないわああっ!」
それを見送り叫ぶブラーボ。でも極が戦ってる間ただ見てたんでしょうか。

再起

「……っ」
逃げ延びてきた光実。郊外の工場街でしょうか、苦しげに肩を上下させながら、フェンスにもたれかかります。
「なんでだ。なんであの人ばかり強くなる!?」悔しげに叫びますが、次の瞬間微笑みます。「でも。でも、どんな力を得たところで紘汰さんは紘汰さんのままだ。つけいる隙はある。ああ……」
身を起こし、歩き始める光実。いや紘汰さん味覚おかしくなってきてるんですが。
「最後に嗤うのはぼくだ。ふふふふふふ、ははははははは!」
悪役っぽく哄笑する光実が素晴らしくて、最後は見とれてしまいました。

次回、湊に覚悟について問われた紘汰は、戒斗に――!? 晶姉ちゃんはどうなった。
今週の食いしん坊。こういう出方するんですね。「上からの期待」か。
同日追記。誤字訂正しつつ、2ちゃんレスを貼りました。
6/26追記。沢芽市の地理について、その視点はなかった、というtwがあったので貼りました。
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