LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

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Orpheus / Dave Hosford


ここのところ反魂ものが続くなあと思わないでもないのですが、死者への執着というのはやっぱり、なんとなくぐっとくる題材ではありますよね。愛する妻を冥界まで迎えにいかんばかりのロシュオは、さながらオーバーロード版オルフェウス。そのために恐るべき力を手にし、いろいろと試してみたのに思うようにはならず、今はやや、厭世的でもあります。
その内包する弱さは、敵ながら憎みきれないと思ったり。

そしてとうとう光実が、鎧武陣営に顔を出しました。毎度のことながらその、上品なニットファッションに育ちの良さを感じてわくわくします。
彼なりに舞や、仲間という“居場所”にはまだ捨てきれない執着があるわけですが、自らの行動によってそれを手放してしまったことに、まだ気づいていなかったのですね。
言うとおりにならない紘汰を排除すれば、全てを知る戒斗、湊を排除すれば、取り戻せるわけではないのに。
次回、とうとうその光実が正念場を迎えそうでどきどきします。
失われた居場所

ユグドラシルタワーが占拠され、市外へ通じるルートはすべて封鎖された沢芽。

「一人で自由で歩けないなんてストレス溜まるよね」
鎧武のガレージ。室内にロープを渡し、洗濯物を干している舞とチャッキー。
「な、シャルモンのおっさん。……本当にあの白いアーマードライダーは、別人なんだな?」と紘汰。
「ワテクシの目にくるいはないわ」
「適当な事言ってんじゃねえのwww」寝そべったままそんなことを言うペコの蛮勇にびっくりします。鬼の形相で迫る鳳蓮。自分にわからないはずがないと言うようなことをまくしたてますが正直はっきり聞き取れません。恐怖のあまりカウチから落ちて後ずさるペコ。まあまあと、鳳蓮を抑える一同。
「……あいつが貴虎じゃなかったらいってえ誰なんだよ。なんであんな真似をするんだよ」頭をかきむしる紘汰。

その声を聞きながら、中央のテーブルではわずかに戒斗が顔をしかめ、そしてその隣に座る湊が、はっと顔色を変え立ち上がります。

貴虎を始末したヘルヘイムの森。崖の上に残された斬月の戦極ドライバーを、拾い上げたのは光実――。

「もしかすると」
その肩をしかし、無言でぽんとたたく戒斗。
「ミッチ!」
その時舞、チャッキーらの歓声があがります。ガレージのドアを開き、新たに入ってきたのは光実。
「良かった……」
「どこにいたの」
どっとその前に集まり、問い始める仲間たち。
「ユグドラシルに潜入して、中の様子を探っていました。やはりタワーは、オーバーロードに乗っ取られているみたいです」と微笑む光実。
「そうか。でもほんとに無事でよかったよ」
「……なんだか、にぎやかですね」そこで初めて、室内の様子を見渡す光実。
「こんな状況だからな」
ほがらかに笑うザック、紘汰。
「別に、おれは馴れ合いたいわけじゃなくて。成り行きで仕方なく……!」慌てて口を挟む城乃内に、
「あーたも素直じゃないわね」と笑って突きとばす鳳蓮。じゃれているらしいのですが、城乃内の細身の身体はあっけなく吹き飛んでしまいます。
ガラガラと崩れ落ちる家具の音に、あああ、と集まり助け起こす一同。
「おっさんガレージ壊す気かよ!」紘汰の抗議。
にぎやかな一同を、しかしまだ戸口から降りてきたばかりの位置にとどまり、無表情に見回す光実。
「どうした」その肩を後ろから抱く戒斗。「居心地が悪そうじゃないか……?」
傍らでは複雑な視線を投げてよこす湊。
凍りついたような光実に、そのまま顔を寄せ、耳元で囁く妙な構図の戒斗さんでOP。

白いオルフェ1

ユグドラシルタワー。赤いホール。そこで、壊された機材の残骸を改めている緑のオーバーロード。
組みあがり、通電されたPCから吸い上げた情報を壁のスクリーンに投影させていますが、その文字は既に、オーバーロードの文字に変換されています。
「……やっぱりただの猿ではない。むしろ情報力や工業力については我々より優っている。おかげで楽しいおもちゃが作れそうだが」
ふふふ、と楽しそうに操作を続ける緑。

湊の目的

鎧武のガレージ。外階段を、二人で降りてくる戒斗と湊。
「放っておいていいの」
「やつは信頼されすぎている。ここで何を言っても、やつの思う壺だ」言い捨ててそのまま出て行く戒斗の背を、階段の下に留まり、見送る湊。

「どうしてあなたがここに?」次の瞬間、階段の上から、光実の声が聞こえます。振り返る湊に、一歩一歩降りてきながら、「戦極凌摩に見捨てられたのか?」と尋ねる光実。
「きみこそ。呉島貴虎になりすまして、今度は何を企んでいるの」
「……オーバーロードと話をつけた。今、ぼくと彼らは協力関係にある」
「どういうつもり」顔をしかめる湊。
「智慧の実は、オーバーロードの王が持っている。……ぼくに手を貸してよ。そうすれば、智慧の実を横取りする、チャンスをあげる」
鼻で笑う湊。階段から足を踏み出し、光実から離れていきます。
「きみは葛葉紘汰を排除するのにあたしを利用したいだけ。でも残念ね? 誰もがきみの思い通りに動くわけじゃないわ」
「智慧の実、ほしくないのか?」虚を突かれたような光実。湊のこの反応は想定していなかったのでしょうか。
「あたしはシドとは違う。王になりたいわけじゃない。王をこの手でつくりたいだけよ。王になろうという人間の生き様を、この目で見届けたい……!」
「なにそれ」釣り餌を間違えた、とようやく気づいたものの、認めたくないという半笑い。
「きみには何の魅力も感じないと言っているのよ」くるりと振り返る湊。「お坊ちゃん、きみは王の器じゃない。腰巾着が関の山ね?」
それは光実も自覚している資質なのですが、あからさまに嘲られれば、さすがにむっとします。
「……出て行け。ここはぼくの居場所だ。赤の他人に踏みにじられていい場所じゃない」
「バカねえ。きみの居場所なんてとっくの昔になくなってるわ。人を騙し続けているきみが、今さら誰かと寄り添えるはずがないわ!」
近づいてにやにやと笑う湊。この人には前回の紘汰といい今回の光実といい、戒斗さん以外はひどい目にあってますね。
いつか、プロフェッサーにもがっつり言ってくれるのでしょうか。
それとも貴虎に、おまえが言うなとがっつりやり返されてしまうのでしょうか。

白いオルフェ2

ヘルヘイムの森。
「××……」
その石壁に、投影される風景。緑に覆われたユグドラシルタワーを目に、驚く貴虎。
荒れ果てた沢芽市を指し示しつつ、白に何ごとか説明している緑。
頷いた白のオーバーロードが
「××!」と叫ぶと、どこへ控えていたのか、新しいオーバーロードが現れます(今テレ朝公式を見たのですが名前がわかりません)。それに向け指示を与えるような白のオーバーロード。
諾、と応じ、緑のオーバーロードに向き直る新しいオーバーロードに、緑も話しかけます。
一言、二言かわし、緑とともに退出していく新しいオーバーロード。

「今度は何を始めるつもりだ?」それを見送り、白いオーバーロードに話しかける貴虎。
「……人類の技術を使い、我が后を蘇らせるつもりらしい。そうなれば智慧の実は不要。どうやらそれがレデュエの狙いなのだろう」
「まさか、あいつに与えるつもりか……?」
自分の失敗も、力にこだわる愚かさも、レデュエ、緑のオーバーロードの残虐さも、知り尽くしている賢い王。
それでも、后を蘇らせると聞けば、他のすべてはどうでも良くなってしまうのです。その業の深さにぞっとする貴虎。

「どうしたんだ、やけに機嫌が悪いじゃないか?」
赤いホール。舞い戻ってきていた光実に、話しかけるレデュエ。
「約束は守ってくれるんだろうな?」
「約束」
「きみが智慧の実をとったら、ぼくに人類の管理を任せるという約束だ」
「ああ……もちろん」自分はおもちゃがほしいだけなのだと言うレデュエ。「後は好きにするといい。邪魔な者をつぶすのも、愛する人を救うのも」
「ほんとにうまくいくのか。だいたいどうして、ロシュオはさっさと智慧の実を使わない」
「簡単さ、どうやって王妃に食べさせればいいかわからないんだよ。だって王妃はとっくに死んでいるんだからねえ」

智慧の実を王、ロシュオが求めたのは愛する者を蘇らせるため。なのにすべてを知る力を得てさえ、求めたものは何一つ果たされない。その愚かさがおかしくてたまらない、というように笑うレデュエ。

「つまり、方法があれば、智慧の実にはこだわらないってこと……?」
「ああ」
「そう簡単に、強大な力を手放すとは思わないけど」
あいつは既に枯れている。王妃のこと以外には興味はないのさ、と嘯くレデュエ。
「……そうなることを願ってるよ」不機嫌に応じる光実。

宣戦布告

避難所。外の様子を窓から伺う晶。その周辺にはうようよとインベスがうろついています。
俯き、携帯を操作してみますが、やはり何の反応もなく、
「やっぱりつながんない」とつぶやく晶。
「こわいよう」その足元にすがりついてくる幼子。
「大丈夫。大丈夫だからね」
背後では床に新聞紙やレジャーシートを敷き、身を寄せ合って、人々がラジオに耳を傾けています。
「この子をお願い。あたしは助けを呼んでくる」
言って外に飛び出す晶を、早速インベスが、追ってきます。
「!」
避難所は体育館か何かなのでしょうか、ずらりと停められた自転車の列をわざと倒し、インベスがそれに囚われている隙に走って逃げる晶。

ドルーパーズ。カウンターには戒斗。
「紘汰。なんか食ってくか?」入ってきた紘汰に、話しかけてくるマスター。
「ああ……」その問いに、なぜか躊躇を見せる紘汰。「じゃ同じものを」
戒斗のほうを見て、その隣りに腰かけます。
頷き奥へ戻っていくマスター。
「黄金の果実って、なんだろうな?」その背を見ながら、戒斗に話しかける紘汰。
「どうした、藪から棒に」
「サガラが言ってた。世界を救いたければ黄金の果実を手に入れて支配者になれって。……でもおれ、それがどういうことか、わからないんだ」
くっ、と皮肉な笑みを浮かべ、
「相変わらず小さなことで悩んでるな」という戒斗。
「……っ、小さなことじゃないだろう!?」
「おれにもわからんが、おれはそれを手にする。そのためなら、誰とだって戦う」
言い捨ててまた皿に向かう戒斗。その横顔を眺めている紘汰。
「おれは、おまえになら、黄金の果実を譲っても構わないと思ってる。手に入れた力で、世界を救ってくれればそれだけで」
「ふん。そんな甘い考えでは、どのみち黄金の果実を手にすることはできない。無意味な取引だな」
「お前なあ」
そこへ戻ってきた阪東。紘汰の前に新しい皿を運んできます。
「さあ、まずは腹ごしらえだ」
その時、店内のテレビスクリーンから急に音声が流れ始めます。そこに映しだされているのは緑色の怪人、レデュエ。背景はどうやら、ユグドラシルタワーの赤いホール。

「全世界の人間につく。お前たち猿どもの、新しいご主人様だ。……もっと早く挨拶しようとしたが、地球にあるすべての言語を習得するのに時間がかかった……」

この人外国語習得が早いですよね。現在世界に存在する言語の数は千数百とも数千とも言われるのですが。でもまあ、放送という用途を考えれば、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語、中国語……くらいで足りるかも?
いずれにせよ羨ましいです。
それにしても統一言語をつくらなければ、人類のせっかくの長所である情報力が生かされないとかなんとか、けちをつけたあと、レデュエは恐るべき発言をします。

自分たちには植物を操る力がある。
これより世界中のクラックを活性化させて、一年以内に地球全域を、ヘルヘイムと同様の環境にする――。


「一年……」隣のチャッキーと抱きあうようにして、息を呑む舞。鎧武のガレージ。
「……抵抗は無駄だ。おとなしくしていればお前たち人類の未来は保証する。わたしのおもちゃとしての未来だけど?」
愉快そうな笑い声。憤りに立ち上がり、テレビを消すザック。
「舐めた真似しやがって!」そしてそのまま外に飛び出していきます。
「ザック!?」
「感情に任せて出ていったって」何の戦略もなければ勝ち目はない、と肩をすくめる鳳蓮。「……行くわよ!」一転、ザックに続き出ていきます。
「あ、おい……っ!」慌てて追っていく城乃内。

「オーバーロードはあんな連中ばかりかよ!」
ドルーパーズ。こちらでも紘汰が、怒りをぶちまけています。
「だけどよ。今の放送、全世界が見たんだら、今度こそ沢芽にも救援が来るんじゃないか?」なだめるように言うマスター。
「救援など来ない。甘えた考えは捨てた方がいい」冷水を浴びせる戒斗。

戒斗の言うとおりなのです。
沢芽を封鎖したあと、為政者の成すべきことは侵略者の殲滅。つまり、汚染されたハザード地域の完全なる焼却。
一年という期限を切られたのですから、猶予はありません。

暗澹たる空気があたりを支配しようとする、次の瞬間、
「誰かいませんか……? 助けてください!」と店内へ飛び込んでくる女の声。
「姉ちゃん!」それを見て驚く紘汰。しかし晶は弟の無事を喜ぶ時間も惜しいように、まっすぐ踏み入って来ます。
「紘汰。取り残された人がいるの……!」

白いオルフェ3

赤いホール。
「ふうん……」
放送後の人類の反応が楽しみなのか、組み立てている機械の性能に満足しているのか、愉悦の声をもらすレデュエ。その前に歩み寄る光実。
「何を考えてるんだ、これじゃ完全に宣戦布告だ!」
「だって、挨拶は大事だろう?」
「いきなり世界を敵に回すのか!?」
「だーいじょーぶだって。猿どもがどうするか見ものだな。……それよりやっとできたんだ」

机上にある新しい装置を、光実に示すレデュエが得意げです。王から部下として使わされたオーバーロードが、こういうことが得意なんでしょうかもしかして。

「その奇妙な機械が、王妃を蘇らせる方法だと?」顔をしかめる光実。
「たくさんの燃料が必要だ。でもなんとかなる。××××……!」
レデュエが何ごとか指示を与えると、控えていた新しいオーバーロードは、ただ一礼して出て行きます。

生贄集め

沢芽市街。ユグドラシルタワーへ向け、走っていくザック。
「あそこにオーバーロードがいる。だったら!」
「お待ちなさい」
「無計画に突っ込んだって意味ないだろ!」
その後を追う、鳳蓮と城乃内。
しかし、突如立ち止まるザック。
「ちょっ……!」
急には止まれず、その背中にぶつかりともに倒れこむ鳳蓮と城乃内。

「助けて。人さらい!」
ザックの見たものはこれです。ビルや大きな建物から、人々を担ぎだしてどこかへ連れ去ろうとするインベスの群れ。
「無駄話は後だ!」
変身しつつ飛び出していくザック、鳳蓮、城乃内。
「逃げろ!」インベスを引き倒し、その腕から解放された人々に叫ぶナックル。
「うじゃうじゃいるわあ……」いやそうな声をあげながら容赦ないブラーボ。

そのなかでやや戦いに苦戦しているグリドンに、
「戒斗からこいつを預かってる。使ってみるか!」とスイカのロックシードを投げ与えるナックル。その手でロックシードをつかめたのかとグレイトです。
「いただき!」ちゃっかり装着してみるグリドンですが……頭上に現れた巨大なスイカの影にうろたえます。
「なんだこれ! ……え? え?」
頭上をゆらゆらと迫り、逃げ惑うグリドンの頭上に、強引に降りてくるスイカ!
「………!」
どうにかこうにか、突き刺さり、上から頭が出てきたものの、ふらふらと人心地のつかない様子に、
「おい大丈夫か?」と気づかうナックル。
「まったく。試してもいない武器をいきなり使うなんて。プロフェッショナルじゃないわよ、動けんの?」とブラーボ。
それにつけても最初からスイカに動じなかった戒斗さんが思い返すに異様です。

「無理です……」
「仕方ないわね!」

群がってきたインベスに向かい、やおらグリドンごとスイカを持ち上げて振り回し、辺りをなぎ払うと、
「いってらっしゃーい!」と立体交差から下の路上へ、蹴り飛ばします!
「へ、すげえな、っておい、ちょっと。こっち来んじゃない……!」
勢い良く落ちてきたかと思えば、ごろごろと転がりながらインベスを引き倒しつつ路上を走り始めるスイカ。慌てて逃げ惑うナックル。
「あらやるじゃない?」手をひさしに、それを見送るブラーボ。
「目が回るうううう」
「きゃあああああっ!」
避難所。出入口のバリケードを破り、中へ入ってくるインベス。こちらでも人々は引きずり出され、インベスの手で抱え上げられて何処へか運び去られていきます。
「!」そこへ駆けつけた晶、紘汰、戒斗。
「お姉ちゃん!」
「さとくん!」
今助ける、と戒斗とともに、ダブル変身する紘汰。
バロン、鎧武がそれぞれに、人々を連れ去ろうとするインベスへ襲いかかっていきます。
「逃げろ!」
「ああ助けて……!」
その隙をつき、晶が面倒を見ていた男の子、さとくん、がインベスに捕まってしまいます。それに気づいてはいるものの、別のインベスの攻撃を防がねばならない鎧武。組み打ちになってしまい、容易に動けません。
「しまった! ……何だ、この馬鹿力」
それを見て自ら手近な鉄パイプを握る晶。
「うわああああああっ! 返して……っ!」
大声をあげ、インベスに打ちかかっていきます!
「姉ちゃん!」驚く鎧武。
「おねえちゃあああん!」助けを求めるさとくん。
その勢いに思わず幼子を取り落とすインベス。駆け寄ってくるさとくんを保護する晶の側へ、鎧武も近づいてきます。
「姉ちゃん!」
「紘汰、この子をお願い」
その時背後からまた、インベスが晶へ襲いかかってきます。とっさに子供をかばい、鎧武のほうへ押しやりながら、自分が捕らえられてしまう晶。
「!」
慌ててそちらを見ますが、任された幼子を放置するわけにもいかない鎧武。
「ぜってえ助ける!」
連れ去られていく姉の方に約しながら、背後から打ちかかって来る別のインベスから幼子をかばうため、カチドキとなります!
「ぼく。あの中に隠れているんだ」そして、建物近くへ連れて行く鎧武。
「ありがと……!」礼を言い、駆け込んでいくさとくんが素直です。ここで怖いとかなんとかしがみつかれたらやっかいですよね。

「フルーツバスケット」その場に仁王立ちとなり、極アームズに換装する鎧武。大大大大大将軍、の呼び声とともに出現した勇姿で、CMです。

CM開け。
葡萄の銃を撃ち、マンゴーの棍棒で突き崩す。反撃してきたインベスに押さえつけられたところへ、バロンが躍り込んできます。そのバロンが突き崩されれば、鎧武。二人、交互に前へ出るコンビネーション。
火縄橙DJ銃。
バナナスプラッシュ。
頃や良しと発揮されるそれぞれの必殺技に倒れかけるインベス!
――しかし、その身体を支えるように、現れたのはレデュエ。

帰結するところ

「なるほど、今のがデェムシュを倒した力か。……困るんだよねえ。生贄えさ集めを邪魔しないでくれ」
生贄えさだと!?」
燃料だの生贄えさだのさんざんな言い様です。人の命を消費して、それを以って王妃の蘇りの儀式をやり遂げようというのでしょう。
憤る鎧武、バロンをあざ笑うように、
「いいだろ。どうせ、六十億人も消すつもりだったんだし」と言うレデュエ。それを言われれば、確かにユグドラシルの目論見はそうだったわけで、特にオーバーロードが残虐であるとの非難はあたりません。
「なっ!」
「いいのかい、わたしなんかを構っていて? 考えてもみなよ。わたしは世界中に宣戦布告したんだよ? ……だったら、人類の採るべき手は一つだ」
「……何の話をしている?」わからない鎧武。
「沢芽市ごとふっとばすつもりか」忌々しげにうなるバロン。

白いオルフェ4

「これはいったい……」
ユグドラシルタワー、赤いホール。クラックを抜け白の王、ロシュオとともに戻ってきた貴虎は、あまりの惨状に驚き周囲を見回します。
「これは既に、我がヘルヘイムの陣地だ」
「だが人類は……!」
人類はどうなる、と尋ねようとしたのか、それとも人類は必ず方策を見つける、と言おうとしたのか。いずれにせよ貴虎の言葉はロシュオに遮られます。
「世界中から飛んでくる――あれは兵器だな?」
「戦略ミサイル……」
壁のスクリーンに映る無数のミサイルの雨に、息を呑む貴虎。
まあ、元々ユグドラシル自体、スカラーシステムで焼き払おうとしていたくらいですから、他の人間が同じ判断をしても何らおかしくはありません。

「……繰り返しお伝えします。先程、十二時四十分頃、日本に向かって……」
「ミサイル……」
ユグドラシルタワー、貴虎の執務スペース。PCモニターのテレビニュースに呆然となる光実。

「凄いねえ人間って。目的のためなら平気で仲間を犠牲にするんだ?」愉しそうなレデュエ。
「そんなわけないだろう!」憤る鎧武ですが、その背後から
「ユグドラシルがしようとしたことをもう忘れたのか?」と囁くバロン。
「…………!」
「お前たちは全世界から見捨てられたんだよ。ほおら、来たよ?」
「あ」

ユグドラシル屋上。今や視認できる距離へまで迫るミサイル群を、あれが、と振り仰ぐ貴虎。
「……ここはレデュエの口車に乗ってやろうとしようか」
つぶやくロシュオ。その杖を高く掲げた瞬間、飛来するミサイルが、凍りついたかのように静止します。

「あ? なんだ……?」異変に驚く鎧武。
「見るがいい。我らが王の力!」うれしげに声をあげるレデュエ。ロシュオの力を借り出し、それを人類に見せつけるのが、宣戦布告の狙いだったのでしょうか。

ユグドラシル屋上。続いて、掲げた杖を振り回すロシュオ。たちまちミサイルは、音もなく粉微塵となり消えていきます。

「ああ。ああああ。消えた……?」
「一体どうなってる!?」
驚く鎧武、バロン。その反応にさらにうれしげに哄笑するレデュエ。
「ははははははは。あれが、智慧の実を手にした者の力!」

「これじゃ人類に勝ち目なんてない……」
貴虎の執務スペース。力が抜け、ふらふらと床に倒れこむ光実。大の字になりながら、こみ上げてくる笑いに腹を震わせます。
「……ふふふ、ふふふふはははははは! やっぱりぼくの判断は正しかった。居場所なんて要らない。世界が終わったあとでぼくの手で。理想の居場所をつくればいいんだ! はははははははは!」

ここのところ毎週笑いの絶えない光実です。ついに来週は正念場?
今週のおれの罪。ってそっちかい。変身、ってそっちかい。
同日追記。鳳蓮さんのtw貼りつつ、世界の言語数をぐぐってみたり。
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