LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

特撮とはあまり関係ないのですが、販促イベントやキャラショーという観点からは一緒です。
同業者です。
ということで見逃せず、昨晩録画しながら寝てしまった「タモリ倶楽部」。
ちなみに番組はもちろん前から知ってましたが、きょう初めてテレ朝公式サイト見たところ、果たしてリンク貼る意味あるだろうかとふと立ち止まってしまうようなやる気のないサイトでしたが一応。

「毎度おなじみ流浪の番組……」とタモリがいつもの口上を述べる今宵の街角は聖蹟桜ヶ丘。
後方の建物の2階に「着ぐるみ」という黄色い看板がチラチラしていて、おお、いきなりか!と喜びつつそこで記憶がありません。
寝てました。
ので本日、帰宅後観た録画に基づき以下適当な感想文。
(敬称略でいきます)

タモリのオープニングトークにかぶせるように、
「やあ、バラエティはきついね」
「上がつかえてるからね」
 ……と登場してくるのはビビる大木&小木博明。
「上ってのはおれのことかよ!」とタモリがつっこみますが、芸人も大変なのでやっぱり役者やりたいなあと言う若手二人。
「簡単に言うけど役者やりますっていってそう簡単に仕事は来ないぜ」と言うタモリの背後から、
「そうです!」と登場する矢作兼。「ただ皆さんご安心ください。あのね、ある業界では役者の仕事が引く手あまたのようですよ」
「え?」
「もうすごいす、引く手あまた。たまたまその業界、詳しいところの前でロケなんです」

わざとらしさに笑い出す一同。もちろんその背後に見え続けている「着ぐるみ」の黄色い看板。

「たまたま?」
「そうなの?」
「たまたまここでオープニングやってるんです、ほら」
「着ぐるみ……」
「中に入る役者が少なくて引く手あまたなのよ」
「ああゆるキャラとか」
「大阪じゃ多すぎてリストラ……」
「大阪の話しちゃダメ!」

説明しよう! 
着ぐるみアクターズスクール」とは、着ぐるみ役者を育成することを目的に9年前に開校された名門校である。


着ぐるみレッスン中の生徒さんの画像にかぶせるように、画面には
着ぐるみならではの表現を学ぶ」と強調文字が!

「目指せ! ふなっしー&くまモン!
着ぐるみ学校に1日入学」


むかーし野沢直子が体験でやってて難しいとかいう番組を見た気がします。
あと、探偵ナイトスクープでも引っ込み思案をなおすために着ぐるみ志望する視聴者の要望をかなえたけど、てんで出来が悪くて……っていうのを見た気がします。
いまだと切り口はゆるキャラなんですね、と納得。

いやこれ単純にまず重労働。熱がこもるし重いし。着るだけで具合が悪くなります。
その後は主として子供たちによる容赦無い洗礼。足をキックされる、スーツをひっぱられる、面の開口部にティッシュをつっこまれる。声が出てなかったり動きが小さかったりすると大人と違って
「とりあえずなにかやってるから観てあげなきゃ」というお愛想もないし。
それに耐えられてはじめて表現とかいう話になってきます。わたしには無理だなあ……。

上記オープニングメンバーに、サプライズゲスト、ケツメイシのRYOが加わり総勢5人で講習スタート。

「ケツメイシの次に不安持ってるの?いいの?」
「ふなっしーの次を狙ってるので」
RYOさんは2010年、発泡酒の販促キャンペーンで<缶>の着ぐるみ経験ありとのこと。
「見せ方、動かし方、表情の作り方……知ってるつもりです」と自信を示したところで講師登場。

ここで講師・大平長子校長の紹介にびっくり。にこぷんのぽろり('82-'92)とは!

「女性のかた、多いんですか?」
「多いんですよ。小さい人が必要なので」
自分の肩の上に着ぐるみ特有の大きな頭をかぶるので、背が低いほうがいい感じになるようです。
ふなっしーやくまモンが牽引役となり志望者も増えているとか。

ということで学校にある18種類の着ぐるみ(ウサギ・パンダ・ひつじ・ブタ・リス・赤オニ・青オニ・おじいさん・女の子・狩人・オオカミ・ねこ・猛獣・ライオン・ブリキ・黒ねこ・ゴリラ・かかし)が映しだされます。
狩人と女の子、オオカミで赤ずきんがやれます、という説明がありましたがオズの魔法使いもいけそうです。
この中ではライオンが、タイツだから動きやすいのではないかと予測する一同。
しかし校長のアドバイスは
「(キャラクターの面の)目の間隔が狭いと外が見やすい」。これが近いですね、と例示されたのはオオカミ。
この流れで、いろいろ選べるのかと思ったら番組の進行上あらかじめ着ぐるみが決まっていたようでなし崩しにお着替え。

RYO ⇒ 猛獣希望でしたがウサギ
小木 ⇒ ウサギ希望だけどパンダ
大木 ⇒ ブリキ希望でブタ
矢作 ⇒ ねこ

……で登場!
なのですがへたくそ。愛嬌がない。キレがないと言いたい放題のタモリと矢作ねこ(進行役のため着ぐるみ陣のなかで一人だけ頭取ってます)。
確かに皆さん、のそっと真顔で歩いてくる感じが怖いです。そしてそこはかとなくおかしい。役に入るため?
「なんか言えよ」と促すタモリ。
「喋っていいんですか? 喋りたい、ブー!」と甲高い声を上げポーズを取るブタ。これは可愛い。
「よろしくだ……っ、ぴょん」とドスをきかすウサギ。
そして奇妙な動きで
「わたしは、パンダです」と自己紹介するパンダ。
役に入ってはいません。ええ。

Lesson1 目線の作り方

まず着ぐるみの中からの視界が図解で示されます。中の人間の目と目の距離より、さらに間隔の離れた二つの覗き穴(面の目と目)。
それを通して外を見ようとすると、当然ながら真正面が見えません。
つまり客である子供の顔を視覚で捉えようとすると、片目で見ることになり、なんということでしょう、面の正面が子供に向きません。
そこで子供が死角の位置に来るようにするわけです……が、これ難しそう。
番組では子供がいないので、用意したカメラに視線を向ける練習をするのですが、まずカメラの位置がわからない一同w

・ウサギ 3台のカメラに向け歌舞伎さながらの見得を切りますが、カメラ目線、という
      感じはしないです。でも顔は正面向いてたので合格。
・ブタ   1カメは真正面、でも2カメは流し目、3カメはどこ向いてるかわからなくなりました。

ここで、いきなりカメラに向かってくるのでなく、カメラに気づいて手を振る、的な小芝居を入れるよう要求するタモリ。

・パンダ  いったん通りすぎかけて、あれ!?と1カメを凝視するのが上手い。
       タモリの「パンダだよー」のアテレコに合わせて手を振ります。
       が、2カメはやっぱり斜め。上を向くのがネックなのか?
       3カメではまた、視線が来た感じがしました。

「カメラの正面に来るともうちょっといいよね」
「でも今までより一番いい」で大拍手。

進行交代くじ引き(1)

拍手のあと、次のレッスンは何ですか、と話しているのに割り込んでくる大木ブタ。
「ずるいぞ、進行変われ」と矢作ねこに迫る段取りだったようなんですが何言ってるかわからなくてタモリにいなされます。
「普段割りと腕の良い芸人なんだけど、着ぐるみ着てっとぽんこつですねw」と笑う矢作ねこ。
仕切り直し。
「ずるいぞ、進行代われよ!」
「顔が見えないんだよ」
「ずるい、変わってくれよ」
でも同じことを繰り返すので
「何か面白いこと言えよwww」とタモリが混ぜっ返し。うまく喋れないらしくてくじ引きで進行決定。ぐだぐだです。
じゃあおれから引こう、と手を出す矢作ねこですがいきなり当たりを引いてスタッフ爆笑。続投決定。ぐだぐだです。

Lesson2 歩き方

まず普通に歩いてみるブタさん。でも素です。元気がない。
続いて、着ぐるみ歴10年以上のプロによるお手本ゴリラが登場。軽快に現れ、ポーズを決めたりドラミングしてみせたり。
「うわあ、動きがぜんぜん違う!」
「カメラちゃんと向いてる」
「向いてる」
ステージ正面、左右、二階席(レッスンスタジオなのでないんですが)、などにそれぞれ手を振る感じの動き。

「スミマセン見えないんですけど。お手本が視界に来てないので見えないんです」とパンダ。
「あっ!」慌てる校長。……ということで、お手本演技の間は全員顔出し許可。

・男の子の歩き方
 元気に手を振り、足は膝を直角に上げる歩き方。手は握りこぶし。
 ペストの裾がひらひら動きます。

・女の子の歩き方
 足をちょっと内側に入れ、肘もちょっと内に入れます。開き気味の両手が
 ひらひらしてキュートです。
 この肘のポジションはわたしのいたチームの女形指導の人も言ってました。

お手本の後は実践。

・ブタ   女の子の歩き方をしながらドラミング。
      「ちょっと気持ちが悪い」と先生の評価。

・ウサギ 女の子ふうに歩きつつスピンしてドレスの裾をひらひら。
      その後大きな足でムーンウォークしようとしますがそりゃ無理です。

ちなみにおじいさんだと腰を屈めて落し気味、ひざをを開き気味にして歩くそうです。
ウサギがやってみますが頭を下げているのでどすこいどすこいというイメージです。

・パンダ 男の子の歩き方で膝を広げ、一瞬いいと思ったのに、途中から
      変に腰にツイスト入りはじめてくだぐだです。
      おじいちゃん、で腰を落とし、そして数歩歩いた後は腰の剣を抜き、
      メッタ斬り。
      座頭市、と褒められますが……すぐ後ろ向いて頭を持ち上げます。
      辛いらしいです。

進行交代くじ引き(2)

唐突に再度くじびきタイム。また矢作ねこが当たりを引きます。
ていうか一人だけ視界がいい状態なので彼が最初なら当たり引くのは当たり前なのですがなぜ他の着ぐるみ陣は気づかないのか。
交代できなくて肩を落とす着ぐるみたちとスタッフの笑い声。

Lesson3 高度なお芝居

に入る前に、どうしてもダメなときは頭をとっていい「ひなん所」を設けましたとアナウンス。

(1)荷物の受け渡し

二人一組で一方が物を投げるマイムをするので、重い、軽い、大きい、小さいというその表現を見て、同じ重さで受け取る芝居をするというレッスン。
まずはゴリラとタモリでお手本。
重い荷物を持ってジリジリにじり寄るタモリ。
「投げれない、手渡す手渡す!」というので、慌てて両手を前に出し寄っていくゴリラ。タモリが手を離すと重みでどーんと腰が下がります。ふらふらしながらもう一度タモリににじり寄り、荷物を渡すと、手を離した反動で後方によろけるゴリラ。
タモリがそれをさらに床に、ゆっくりおいてお芝居終わり。

その背後で3人が、魂の抜け殻となった、無の表情で立ち尽くしています。

・ウサギ 漬物石を投げられ、重すぎて手が床についてしまい、挟まれて痛い痛いと
      小芝居。
      投げ返すときは視線が変だったので「どっち投げんだ」と笑われますが、
      砲丸投げのようにぐるぐる回転して投擲。
      拍手され、ハイタッチでパンダと交代、避難所に駆け込みます。
      が、そこから覗いてみせる元気はあり。

・パンダ より重い荷物の手渡しで、無理だよ無理だよと手を振りつつ後ずさる。
      腰が引けてます。強引に渡され後ろに尻もち。
      ゴリラの手助けで、倒れこんだ身体の上から荷物をどけてもらって一安心。
      「ゴリラに助けてもらってんじゃないよ、行けよお前」とブタをつつくタモリ。
      それを尻目に、力なく避難所へ消えていくパンダ。

(2)タモリとお芝居

今日の仕上げなのですが、互いに譲り合う3人。
「その、お前が行け、みたいなやりとりもキレがねんだよな」と矢作ねこ。
3人一緒に電気うなぎのマイムに挑戦。
タモリから電気うなぎを投げつけられたウサギ。手に取って、食べ、電気ショックで硬直&痙攣。
そのウサギからタッチされてブルブル震え始めるパンダ。
パンダに抱きしめられたブタ。痙攣しながら倒れこみ、「しびれたー」のポーズ。
大丈夫? とそのブタの顔色を覗きこんでいるようなゴリラに反し、本来仲間であったウサギとパンダがてんでんばらばらな方向を見ているのはなかなかシュールです。

「よく表現出来てたと思います。身体が暖められて、動くようになってきたんじゃないかと思います」
講評の間もうなだれ、聞きもせずに避難所に消えていく三人。
「先生は皆さんのこと考えて喋ってんですよ」と注意されても限界超えてるのか耳もかしません。
「レッスンはあと五つです」
そこでこう、からかわれるのですが、最後尾で振り返るブタ以外リアクションなし。
ゴリラの戸惑いの表情で空耳アワー。

空耳アワー

空耳アワーでまで着ぐるみ話しなくてもいいと思いますが。
「顔を動かしたり視線動かしたりすると中の人がきついらしいですよ」
「いやいや、何もしなくてもきついらしい。吐く息吸ってるわけですから、酸素が頭にいかないんで。なんの考えも浮かばないらしい」
「そりゃそうですよね」
芸人らしいふるまいができないのはそういうことらしい。
空耳アワーは久々ですが楽しかったです。かっぱ橋懐かしい。

エンディング

エンディングトーク。
とうとう我慢できなくなったのか全員頭を取っています。
「限界来ちゃってます?」
「限界来てますからこれ」
タモリたちが言っていても、頷く気力すらなさそうに突っ立ってる3人。
「やってる人はいかにすごいかわかるよね」とタモリ。
現にゴリラはかぶったままでまだ小芝居しています。
「じゃ最後に100M走ありますけど」

ということで最後に大平校長より最優秀着ぐるみアクターの選出&表彰。

「最優秀者は、ウサギさんに」
元気がよく、手で一生懸命女の子をつくっていたから
「おおー、RYOさん!」
…のやりとりの間もゴリラは手をひらひらさせたり拍手したりです。
ちゃんとウサギを見て、祝福してる感じなんですよねえ。
商品は黄色いくるみ(なぜ?)。それを授与される手元を覗きこんだり拍手したりするゴリラ。
さらにこのスクールの、レッスンチケット12回分も。やっとここでRYOさんの笑顔が見られました。

最後は記念撮影。せーのでジャンプ、とタモリが無茶ぶりしますが、足が上がってなかったなあ。
皆さん疲労の限界だったのは間違いなし。
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