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LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

行けないかも……とか言ってましたが、今朝の放映観てるうちに映画もどんどん観たくなり、結局あとのスケジュールが苦しくなるのも承知で行ってしまいました!
思い立って出たので、バス降りたところから急な土砂降りの只中を映画館まで歩き(何しろ雨宿りするところがない)、映画館のビルの洋服屋さんでTシャツ買って着替えてというハプニングもありましたが大正解。


Lapis / kevinzim


サッカーモチーフということは当然事前にわかっていまして、正直微妙だなと思っていましたが、行ってみれば実に綺麗にまとまっていました。
そしてアクション好きにはたまらない、サービスシーンの大盤振る舞い。
正直バイクシーンだけで、1800円の価値はあったと思いました。
ミリオタの連れは
「自衛隊の迷彩服で米軍使用の銃w」と突っ込みいれつつ、市街戦の様相を呈した中盤のアクションシーン、大量火器と爆発と大音響に目をらんらんとさせていました。
TVシリーズから退場してしまったキャラも復活し、レギュラーキャラも普段とは少し違った性格づけがされていてシリアスなシーンの連続に萌えたり、懐かしい二人連れも通りすがり、そして、黒鎧武の殺陣に現れているその冷徹さ、容赦のなさにリュウガをふと思い出したり。
いうならば真夏の白昼夢。複雑なストーリーではありませんが、どのシーンも魅力的でキラキラしていました!
以下、ネタバレありの箇条書き(サッカー選手についてはまったく詳しくないので触れてません)。
その果実に関する伝説は数多く存在する。
黄金のりんご。
不老不死の果実、アンブロシア。
そして、アダムとイブが食べた智慧の実。
禁断の果実を手にした者は、大いなる力を得るだろう……しかし選ばれるのは、戦い、勝ち残った最後の一人だけ――。


戦闘の連続に荒れ果てた、沢芽市郊外。
大量のインベスを一撃のもとに倒し、ふと息をつく紘汰の目にも、倦んだ色が浮かんでいます。
その時、一人の少年を見かけ、保護しなければと焦りますが、少年の方は廃墟となった公園の隅に転がる、サッカーボールに関心を示します。
「もしかして、サッカー知らないの?」
拾い上げたボールをくるりと腕の上で回し、サッカーというスポーツの説明から始める紘汰。その出会いから、不思議な世界へと迷いこんでいきます。

――ですが最初に言っておく。第37話に登場した青いイナゴ怪人は出てきません。びっくりです。

・サッカーシーンへの導入が「フィールド・オブ・ドリームス」っぽいです。
・各チームのカラーを現したユニフォームが素敵です。バロンVS鎧武の試合なのに、わざわざ自分たちのユニフォームを着て観戦するチームシャルモンのグリーン(ちゃんとインヴィットやレイドワイルドのテーマカラーも入ってるそうです)も、チームユグドラシルの白も目に爽やか。
・湊さんが地味にリフティングがうまくてそこそこやる気なのがかわいい。
 シドのつっこみがよかった。
・「ザックJAPAN」「ラットは?」サポーター自重w
・よくわからないままに試合に巻き込まれていく紘汰の身のこなしが素敵です。
 あとでパンフレット読んだら佐野さんが「サッカーは得意」発言されてました。
・試合終了後、爽やかに握手を求めてくる戒斗さんが爽やかすぎて変です。
・初瀬が、裕也が生きている世界。ヘルヘイムの侵略もなく、人々が平和に、
 笑いさざめいている世界。戸惑い、また、微妙な違和感を持ちつつも、
 この世界のほうが理想的だと思い始める紘汰。
・不思議な少年を探し求め、紘汰が訪れたのは、ビートライダーズであった鎧武の
 ダンスステージ。
 しかしそこは、この世界ではサッカーイベントに若者や子どもたちが興じる平和な広場。
・中山ゴンさんも通りすがってました。

・その影で、既に人々の心に蒔かれ、芽吹いていた悪意の種。
・オールライダーカップに勝ち残れば――囁かれる黄金の果実の噂。
・自分もベルトさえあればもっと活躍できるのに、とザックを妬むペコ。
・城乃内と取っ組み合いのけんかを繰り広げ、鳳蓮に諌められても収まらず、
 自分は力を得たのだとベルトを示し勝ち誇る初瀬。
・仲良く連れ立ってシャルモンに訪れる舞と裕也がすごくいい雰囲気。
・裏切りと制裁。暴力衝動の爆発。
・その結果、仲間の消滅を目の当たりにして恐怖するザック、戒斗。鳳蓮と城乃内。
・現場で目撃した不思議な少年を探し当て、知っていることを話せ、と迫るザック。
 少年を庇おうとする紘汰の目の前で、やはり彼も変貌します。 
・「お前が裏切ることなどとうにわかっていた。申開きだけは聞いてやろうか」と
 シドに襲いかかるもみあげ長い貴虎。
 また、その様を覗いていた湊に、次は湊かと、警告どころか挑発にも聞こえる
 言葉を発する貴虎。 
 いずれもTVシリーズで散々揶揄され、また愛されてきた天然さんではありません。
 このシーンは映画館で萌え転がりそうになりました。

・少しずつ狂っていく、「平和な世界」の描写がスリリング、かつ暴力的でぞくぞくしました。
 それは少年が、人類の歴史を繰り返させぬために作った、すべてをサッカーで決する
 世界。そうであったはずなのに。

・連続するアーマードライダー消滅事件の犯人は身近にいると喝破する鳳蓮。
 どういうコネか、米軍の公式銃を手にし、自衛隊用迷彩服を着た私兵集団を
 率いて街に出ます。鳳蓮の隣の城乃内の、虎の威を借る狐感。
・鳳蓮の挑発にのったのか、大量の黒影トルーパーズとともに街へ出る貴虎。
・両者の激突によって巻き起こる激しい市街戦――。
 この部分の尺は長く、非常に見応えがありました。
 (わたしと2号はミリオタなので……ライダーだけが目当てな人には冗長かも)
 こうした映像を、純粋に娯楽として楽しめる自分の境遇の恵まれっぷりも感じつつ、
 それでもわたしは、この種の<力>の発露に魅せられます。
 自分の中にある衝動を、開放しているのかもしれません。
 単騎この市街戦に乱入し、最終的には斬月、ブラーボとともに巴戦まで持ち込む
 バロンの一騎当千ぶりもたまりませんでした。

・遅ればせに、皆を止めようと街へ走る紘汰。その前に立ちはだかる裕也は、
 「人々を守りたい」という紘汰の意識を煽り、お前も黄金の果実を獲れば
 夢が叶うと唆します。
 
・同じ頃、戦いの成り行きを愕然と見守っていた少年を見咎め、呼び止める光実。
 実の兄が死ぬところをただ見ていたのかという相手の非難など聞き流し、
 戦極凌馬の研究成果から導き出される推論を、少年に聞かせます。

・そして物語はクライマックスへ――。 
 マルス、黒鎧武とアーマードライダーたちの絶望的な、暴力一色の戦い。
 手前側で重要な会話がなされていても、引きの絵では一切戦いは中断
 されていないという撮り方も殺伐としてていい。
 理想の世界にしたのに、また同じことになったと厭世的になっていた少年に、
 「紘汰を助けて」とかきくどく舞。
 一転、また世界は変わり、騎馬戦、そして11人ライダーによるサッカーゲーム。
 銀のりんごのスーツデザインが、僧正っぽくて神々しかったです。
 明かされた少年の真名(「紺碧」)。パスのつなぎ方はゴレンジャー。

・最後、少年の正体の現れ方や、紘汰の決意の表情、スタッフロール背景の
 各ライダーの姿(ちょっと特写写真集っぽくってかっこいい)など、いい余韻の
 終わり方でした。エキストラ名の表示の仕方は555っぽかった。

始めに書いた通り、アクションシーンが盛りだくさんで、湊さんがあんな登場をするなんてとか、戦国武将らしい流鏑馬VS槍とか、とにかく大興奮な映画だったのですが、わたしとしては、
「なぜ、光実だけがもう一つの世界の記憶を残していたのか?」という点が非常に気にかかります。
主人公である紘汰はともかく、他の登場人物は皆、そのまま異世界の、(下敷きとなる存在はそれぞれあるものの)架空の住人であったのに。
自分の手にかけた相手が、前と同じ態度で話しかけてくる世界。
独身であった兄が、“妻”を見舞う世界。
有能ながら疑うことを知らない純粋培養だった呉島家の長子が、部下の裏切りを予測し、残酷な罰を与える世界。
そこに違和感を持つ光実だからこそ、ユグドラシルに凌馬の姿がない点を疑い、その研究室を調べ、物語の真実へ近づくことができるわけですが。

舞を庇おうとした結果とはいえ龍玄のスーツで、また手を組むべきオーバーロードがいないからとはいえ、世界を救うべく他の人間と力を合わせる。昔の、まだ狂気にとらわれていない怜悧な光実が帰ってきたようでたまりませんでした。
元の世界に戻った紘汰は、この戦いで得たことを胸にいっそうの決意を固めるわけですが、もしかして光実も、
「皆と協力した」という記憶、争いに明け暮れて滅びの道を行ったオーバーロードたちの記憶を彼らの遺産として持ったまま、戻っていったのかなあとか。
まあ彼らの戻る「現実」は、TVシリーズの「現実」ともまたパラレルなようなんですけど。

なお今回の悪役、コウガネは、仮面ライダーシリーズではめずらしく、人の悪意を純粋に喜ぶシンプルな悪。
世界を征服したいとか、使者を蘇らせたいとか、そういう人間的にわかりやすい動機なくして、ただ暴力を、悪意を、破滅を歓び、それを自らの力として神を僭称する、要は悪魔のような存在。
こういうのって難しい役なんじゃないかと思うのですが、さすがの貫禄でした。
もうちょっと襟元すっきりした衣装のほうがいいんじゃないのとは思いましたが。
パンフレットはキャストインタビューがいいですね!
撮影のため裕也役の崎本さんがサッカー猛練習してなんとかリフティング10回までできるようになると、小林さんが
「ちょっとやめてくださいよ」と牽制してきたとか、でも構わず孤独を味わってもらったとか(わたしは小林さんの運動神経に関する話題が大好きです)。
青木さんがユグドラシルチームを見ながら
「そうか、凌馬がいないとこんなに楽しそうなのか」と思ったとか、自撮りシーンはほんとに自撮りだったとか。
高杉さんはサッカーシーンへの参加はなく、
「こんなことならサポーターに紛れて応援すればよかった」とか。
ペコ役百瀬さんは、ベルトがあればもっと活躍できるというのは自分自身の心情でもあると言われていたりとか。
佐野さん、今回活き活きとサッカーしてたり、かと思えば狂気の演技がものすごく気持ち悪かったり、いつもと違う面がぐっと出てきていてすごいなと思っていたらやはりその点がやりがいがあったらしいなとか。
龍玄を、バロンを情け容赦なく圧倒する黒鎧武の演技を金田監督がほめてらっしゃるとか。
メイキングインタビューでは久々戻ってきた崎本さんが佐野さんに
「最近はどうやって金稼いでるの?」
「阪東さんが配慮してくれて……」
 という会話が面白かったです。あと、ペコのかっこいい変身シーンの影で、
「ザック差し置いてゲネシスドライバーですよ!」
「差し置かれちゃった…」
 と小林さんや松田さんがはしゃいでたのもかわいい。なんでか佐野さんのリフティング講座が入っててわけのわからん構成です。
同時上映ですから、もちろんトッキュウジャーでもサファリチェンジしてきました!
東映の三角ロゴの中をくぐるように列車が走ってきたのよかった!
みんなが狩るぜ狩るぜ言ってたのがよかった。劇場版銀河鉄道999の不夜城の主(ハンティングマニアの貴族)をちょっと思い出しました。
こちらも実にシンプルなストーリーだったのですが、見どころはパンダちゃんのもふもふ強さ、ライトにしかできないイマジネーションの集め方、天高くより逆落とし状態で落下してくる列車の恐怖、そして、前も一度書きましたが4号/ヒカリ役横浜さんの生身アクション! かっこいい!
ほんの一瞬でしたが、福沢先生、タケウチ先生、ありがとうございますです。
鎧武の佐野さんくらいがんがんやってくれとは言いませんが(そもそも戦隊で一人にそんなに時間割けないでしょうし)横浜さんも殺陣ができる人なので、TVシリーズでこの手のアクション増えたらいいなあ。
メイキングDVD中の座談会では6号役長濱さんがにこやかで、一瞬誰かと思いました。
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