LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

相棒・詩島霧子の過去と、彼女が進ノ介の腑抜けっぷりに苛立つ理由。


Slots / Jeff Kubina


たぶんこのまま問題編・解決編の2話構成でいくのかな?
ということで奇数回の今回、事件そのものは提示されただけでちっとも解決してませんで特筆すべきことはあまりないのですが、それと交錯するように、前回終わりの方に出てきた

・「仮面ライダー」という言葉、そして
・ロイミュードにおけるチェイスの役割

が少しだけ深堀りされています。美人主婦。美人主婦。

以下感想文。第2回から引き続きアバンはなしで、いきなりOP、その後に導入部となってます。
一回見ただけで書いてますので台詞とかだいぶすっ飛ばし。
美術館女子高生誘拐事件

「ほんとなんだよ刑事さん! おれら4人いたんです」
「“どんより”している間に女子が……」
美術館前。男子高校生2人を相手に、事情聴取しているのは追田。
オカルトを信じない彼としては、単に高校生たちが鑑賞中、仲間に先に行かれ、広い館内ではぐれただけの現象に思えるのですが、
「おれ見たんだよ」
「怪物がさらったんだ」
と訴えられてつい、嘆息してしまいます。
「……どんより。怪物。……また、特状課の連中が出て来んのか?」
傍らにはその会話を盗み聞いているかのような、虹色に輝く、リムジン型のシフトカー。

「ああ。……朝から倦怠感がすげえ……」
自動車試験場食堂。またしてもテーブル1つを占領し、あめちゃんの空箱と包み紙の山を築いてぼんやりと、弛緩しきった表情で天を仰ぐ進ノ介。
「少し活躍したと思ったら。またエンジンが止まりましたね」
つかつかと歩み寄る霧子はゴミ箱を手に、進ノ介のおやつの後片付けを始めます。
相変わらずその仏頂面が苦手なのか、飛び起きる進ノ介。
バネも縮めすぎるといざというとき反発力が出ない、力を出すには一度べろんと伸ばさないと、と妙な言い訳を始めます。
「なるほど、それなりに説得力があるね」テーブル上のシフトカーから響く、ベルトの声。
「納得しないでください!」ピシャリという霧子。「そんな人は仮面ライダーとは言えませんよ」
またあの言葉だ。仮面ライダー――もの問いたげになる進ノ介をよそに、頭上のスピーカーから聞こえる館内放送。

「特状課の諸君。事件発生です」

「……行きますよ!」
先に行こうとする霧子。その眼前に、虹色に輝くシフトカーが登場します。
「ベガス……まさか」
驚愕する霧子。

捜査

重加速。世間で言う“どんより”は、すべての時間が停止したようになる現象だ。
それが起こると、必ず怪物が人々を脅かす。


自分たち特状課は、その特殊状況下の犯罪に対応すべく警視庁に特設された専門チームであると説明する進ノ介のモノローグ。
それを背景に、美術館内で重加速粒子測定器――派手で、こっけいで、ピコピコいう、進ノ介からすれば最悪に恥ずかしい装置――を操作する霧子と進ノ介の姿が映し出されます。

……て、言葉だけでいうとかっこいいけど、実際の活動はこれだもんなあ。

「おつかれちゃーん。どうだった?」
特状課課室。出迎える本願寺にむっとした顔を見せる進ノ介。
「どうもこうも。いつも通り赤っ恥ですよ」
重加速粒子が検出されたこと、高校生の証言通り、怪物の干渉が起こったと思われる旨、報告する霧子。
そこへ身を乗り出し、そんなわけあるか、どうみても単純な行方不明事件だと、割って入る追田。

「違うんだなあこれが。ぼくが真相を教えてあげましょう」

さらにその背後から、得意気に登場する西城。
翳された雑誌か新聞かの記事には、一週間前に起きたという“幽霊アトリエ事件”の詳細がおどろおどろしい筆致で描かれています。
美人主婦が目撃したというその事件は、ある画家のアトリエから、美しい女ばかりの幽霊が、何体も怪物の糸に捕らえられていたというものでした。
今回さらわれたのも女性。

「同じ指向性を持つ怪物の犯行だよ。間違いない!」
「またオカルトか!」忌々しげに食って掛かる追田。「そんなもんはネットにでも書き込んでろ!」
言い争いを始める西城と追田の背後で、霧子にささやきかける進ノ介。
「究ちゃんが言うから胡散臭いけど、ビンゴじゃね?」
「……」生真面目な表情で頷く霧子。

一方、この喧騒を見ながら
「やっぱりうちのチームはダメだ」と溜息をつく本願寺。チーム替えをしようと、スマホの占いサイトを覗き込みます。
「……はいはいはい! チーム分けしますよ」

進ノ介・霧子と西城はアトリエの聞きこみに。
追田とりんなは周辺調査を。

「女先生のお相手か」本願寺にそう言われ、気を取り直して襟を正す追田。しかし、その場にりんなはいません。「……あれ」
「今日先生いないじゃん!」
「行ってきます」それを無視して無表情に告げる霧子に、
「行くの」と鸚鵡返しするしかない本願寺。

「頑張ろうぜ霧子ちゃん!」
霧子と組むのは初めてなのでしょうか、助手席に乗り込んで笑顔をみせる西城。
しかし騒々しくも愛想のいいりんなとは異なり、完全に無視してハンドルを握る霧子に、拍子抜けとなります。
「……きみ、ほんと大人しいんだね」

画家

「なあ、ベルトさん」同様に、聞きこみに出かけるべく一人トライドロンに乗り込む進ノ介。「あの洒落たシフトカー来てから、霧子のやつおかしくないか」
「シフトカーの中には、それぞれ別の事件を追っているものがいる」
そしてドリームベガスは、霧子の過去に関わりのある事件を追っているのだと、説明するベルト。

住宅街の一角にある、アトリエ。
落ち着いた佇まいに似つかわしくなく、軽薄にしゃべり散らす男。
「特状課? 世の中には色んなものがあるんだねえ。多様な価値観との出会い。アバンギャルドだ!」

浅矢一広。このアトリエの主人だ。前衛的な画風で有名な画家らしい――。

言いながら進ノ介、西城には目もくれず、霧子の手首をつかみどこへか連れだそうとします。
「……ちょっと」
「あ、いや、こりゃ失礼。きみが素敵だったからつい」手は離すものの、馴れ馴れしい態度は変わりません。「わたしのモデルにならないかい?」
「……」無言で見返す霧子。
「失礼なことはしないよ! ご覧のとおり」イーゼルにかけられたいくつもの美人画を示し、「首から上しか興味が無い。頼むよ! 描いていたらなにか思い当たることもあるかも?」とかきくどく浅矢。
進ノ介も西城も庇ってやらないんでしょうか、と思ってたら、
「先生……」と背後から登場する生真面目そうな青年。「初対面の女性に失礼ですよ」
おどおどしている割には言うこと言うタイプ。
「だからお前の絵は駄目なんだよ富士宮。欲望が。衝動が。感じられない!」むっとしたのか青年の手からスケッチブックを取り上げ、乱暴にめくりながら叩きつけるように言う浅矢。「――失礼。センスのない弟子でね」
「……」師に背を向けられて顔をこわばらせ、一同にただ頭を下げて、出て行く富士宮。

「怪しいですね」アトリエを辞し表へ出てきた一同。霧子の問いに進ノ介も、
「ああ。ビンゴの穴がいきなり4つ開いた気分だ」と応えます。「……究ちゃんは?」
路上に脚立を置き、その上からアトリエの生け垣にカメラを突き出し、内部の様子を連写している西城。
「……うちの仲間も十分怪しいけどな。お?」
進ノ介が言いかけた、その時、白い閃光が走り、突然時が止まります。凍りついたようになる霧子。
「ああ!」脚立の上でバランスを崩しかけ、叫ぶ西城。「どんよりきた!」

その時、アトリエの角、ちょうど霧子の背後から現れる怪人。
肩口に大きな絵の具のチューブをつけた、それはペイントロイミュード。彼の術により、突然、霧子の手が、虹色に輝く光の糸のように変わります。徐々にほどけていく自分の腕を見て、恐怖に瞠目する霧子。
「霧子!」そして、声をかけるのはいいが、何もしてやれない進ノ介。

霧子の回想。雨の夜。交通整理姿の霧子。街灯に照らしだされた怪人の姿。
あの夜、霧子の口から上がった悲鳴。夢の中のように、奇妙にゆっくりとした――。


その時前方より虹色のシフトカー、ドリームベガスが現れます。そのまま怪人に向け疾走しながら、トランプのカードを発射して牽制。
時を同じくして、進ノ介にも救援が。腰のホルダーに飛び込んでくるシフトカーによって、どんよりの呪縛から解放される進ノ介。
「大丈夫か」霧子を支えたところで、
「こっちだ進ノ介!」とトライドロンも登場。
「助かった!」駆け寄り、開いたドアからベルトを取り出してきます。「行くぜ、ベルトさん!」
相変わらずさん付けなのが可愛いです。
ドライブ・タイプスピード。

「……」こうなれば自分は足手まといでしかない。物陰に隠れる霧子。危ういところでシフトカーが介入したこともあり、光の糸は元通り、自分の手に戻っています。「あいつが。あのときの……?」

「気をつけろ。どんな超能力を持っているかわからない!」警告するベルト。
「さっき見たよ。人間を、光の糸みたいにしちまう……」応じるドライブ。
その時、その光の糸を空中に発生させたかと思うと、巨大なコンクリート塊に変えてぶつけてくる怪人。
「――!」
避けるドライブに、
「貴様が噂の新しい仮面ライダーか」
「新しい?」
その後も矢継ぎ早の攻撃が向けられますが、すべて躱し蹴りを見舞うドライブ。
「よっしゃ」
「うりゃあ!」しかし喜ぶのもつかの間、肩口のチューブから絵の具を飛ばしてくるペイントロイミュード。
「おお?」
「早くタイヤ交換し給え!」
「よし、お前だ。ベガス!」
新登場の武器をどんどん試す感覚なのでしょう。虹色に輝くドリームベガスを呼んだドライブ。タイヤ交換。ドリームベガス!

「はっ! やあ!」
両手に出現した武器で軽快に殴りつけると、必殺フルスロットル発動。
ベガスの場合は、胸にはまったタイヤに、両手の武器となっていたタイヤが重なり、三連のタイヤがそれぞれのスピードで回転を始めます。白地に様々な絵柄が描かれているタイヤなので、イフェクトが華やかです。
そしてタイヤが3本といつもの3倍幅をとる分、上半身の位置がずれて頭や肩が妙なことになっていますがキニシナイ。
「おお。なにこれ! すげーこと起こりそう」
やっぱり体の軸がずれてますがキニシナイ。はしゃぐ進ノ介。
やがてタイヤの回転が止まります。3本のタイヤの絵柄はすべてバラバラ。

「…………」そして、ちゃりん、とコインが1枚、ただ、路上に落ちます。待っていても敵への攻撃は起こりません。
「…………」呆然と足元を見るドライブに、ベルトの声。
はずれだったね」
「ええ? はずれとかあんの? ……必殺技に?」
驚いているドライブに再び絵の具を飛ばし、その隙に、姿を消してしまうペイントロイミュード。
「……あ、逃げられた」
「ベガスと共に戦うのにはこつがいるんだ」
「ええ? そんなの早く言ってくれよ……」
間抜けなやりとりを聞いているのか、震えている霧子でCM。

制裁

「……」荒い息とともに、人気のない廃倉庫に駆け込んできた男。
後ろを気にしながら進み入った、その前方に人影を認めてぎくりと足を止めます。そこに立っていたのはロイミュード幹部・ブレン。
「ひっ」踵を返し逃げようとした、その背後にはしかしもう、やはりロイミュード幹部・ハートが立っており、退路を阻みます。
「逃げるなよ、友達じゃないか」微笑むハートを、きっと睨み返す男。
「何が悪いんだよ、ちょっと銀行強盗した程度でよ!」
「あなたはあまりにも乱暴で、無計画だ……」メガネを手で押さえつつ、まるで被告に罰を宣告する、裁判官のようなブレン。
「――!」
はっとそちらへ振り向き、そして落ち着きなく辺りを見回すなかで、階段の上からこちらを見下ろしているチェイスに気づく男。
「ブレイクオフ」低い音声とともに、高みから銃を構えつつ、紫の装甲を身にまとうチェイス。
コウモリ型ロイミュードとなり、身構える男の元へひらりと飛び降り、銃撃を加えます。
「おれが裁かれるなら、あの勝手な絵かきを何とかしやがれ!」悲鳴を上げるコウモリ。
「……ブレイク」
耳を貸さず止めをさせば、爆散する身体からひらひらと舞い上がる「051」の数字。
それはやがてひとつの光球に姿を変え、そして、ブレンの持つタブレット画面に、吸い込まれていきます。
わたしはどうしてもスマートパッドと言ってしまうのですがスマートブレイン社のあれと混同してしまうのでタブレットと言い換えることにします。
もう一度やり直せ、と、穏やかに語りかけるブレン。
「051の言うとおりだ」そしておもむろに、顔をあげるハート。やはりゼロゴーイチ、と発音しています。「目をつけておいたほうがいい」
「ペイント、にもですね?」頷くブレン。

一応この辺り、幹部のコントロールスパンからはみ出たロイミュードが制裁されるシーンだと思うのですが、にも関わらずブレン、ハートの態度にはロイミュードたちに対する愛情というか、親心みたいなものが感じられて好きです。
制裁する一方では、ドライブに負けて戻ってきた「029」に新しい体を与え、その覚醒を楽しみにしていましたし、なんだかブリーダーが仔犬をかわいがってる、みたいな。

手がかり

ということで、やはりアトリエが怪しいと捜査を続ける進ノ介たち。
翌日も重加速粒子検出装置を携え、表の生け垣のあたりを調査しています。
そこへ現れた浅矢。
「よ。精が出るねえ」そしてピコピコと派手な光や音声を発している装置に目をやり、「その機械。いいよ。アバンギャルドだ!」
言って霧子の肩をポンと叩き、中へ入っていきます。
「……すいません」師の無礼を詫びるように、霧子の背の重加速粒子検出装置に手を添え、頭を下げつつ後に続く弟子・富士宮。
「へ、余裕だな」師弟の行動を見送り、忌々しげな進ノ介。

秘密のピット。
進ノ介に、ロイミュードの偽装能力を講義しているベルトさん。
彼らは身体の周囲に光の膜を張り巡らせていて、子供にでも簡単に偽装できると。
警官にはかんたんには尻尾を掴ませない、迂闊には手が出せない、厄介さがあります。進ノ介のぼやきを苛立ちつつ聞いていた霧子。
「それまでに何人の女性が犠牲になるんです!? のろのろしている場合じゃないでしょう!」
「だけどな。やつらは人間の世界に溶け込んでいたほうが、安全だって知ってるんだ」
「理屈は知ってます! でも、それを飛び越えて人間を救ってあげられるのが!」
「仮面ライダー、ってやつ?」
見透かされたようなことを言われ、奮然と出て行く霧子。
感心しないと言いたげなベルトに、
「お前までおれに抗議すんのかよ」とぼやく進ノ介。
「それだけ怖い思いをしたってことだよ。半年前にね」
半年前、グローバルフリーズによって心に傷を負ったのは進ノ介だけではない。そう、話し始めるベルト。

グローバルフリーズ。多くの人々が怪物に襲われ、進ノ介が親友・早瀬を心ならずも傷つけたその夜。
やはり昏い雨の中、交通整理の任についていた霧子は、人間をデータ化するロイミュードに襲われたのです。


「霧子は、今回のロイミュードがあの時の進化体だと思っている」

突如流れを止めた重い時のなかで、怪物に襲われ、今回同様為す術もなく身体の末端からデータに変換されていく霧子。
実体のないものへ変えられ、この体がすべて消えてしまった時どうなるのか、という恐怖に凍りつき――。
しかし、時の呪縛は高らかなエンジン音とともに、唐突に終わりました。


「その時霧子を救ったのが、プロトドライブだった」

宙にフリーウェイを敷きながら登場したシフトカー。
そして、霧子の背後より現れた、異形の戦士。
暗闇のなか彩度を失い、ただメタリックな光沢を示す身体。ヘッドライトのように輝く、大きな目。
剽悍に跳びかかっていくその姿を、霧子はただ、見ていたのです。


「……そして、敵は彼を、仮面ライダーと名づけた。ロイミュードにとって、それは敵の名前になった」
「そして霧子のナイト様、ってやつか。先輩のドライブがいたんだな」
会ってみたい、と言いたげに微笑む進ノ介。しかし、続くベルトの言葉に絶句します。
「残念ながら彼は敵を撃退したものの命を落とした。きみとは違って、敵のコアを破壊する力がまだなかった……」

ピットから出て、道具庫の間を抜けていく霧子。
ふと、今朝持ちだした重加速粒子測定器に目を留めます。背後の装置部分に挟まれた紙片。すれ違いざまここに手を触れたのは――。

(あの時彼が?)

紙片を取り出し、開いてみる霧子でCM。

閃き

詩島様。
今回の事件について、お話ししたいと思います――。

入口の鍵は自分が開けておくから、アトリエに来いという富士宮の手紙に従った霧子。
「富士宮さん? いらっしゃいますか……?」
声を上げながら、2階まで進む霧子。
どこかに何者かが潜んでいるような、怪しい呼吸音が響きます。

「ああモヤモヤする! 光の糸。女の子を糸にして、どうするんだ……!?」
特状課課室。一人頭を抱えている進ノ介。その背後で、
「見してやるぞ、ぼくの情報網のすごさを!」と気勢をあげながら、ものすごいスピードでキーをたたいている西城。
「……なにしてんの?」
「消えた美女のリストアップさ!」
入力された失踪者たちの顔写真を次々と表示してみせる西城。その画像のひとつが、進ノ介に引っかかりを与えます。
「ちょっと待った。2つ前のを見せてくれ!」

バラの花を前に笑顔で佇む若い女。愛らしい髪飾り。

「そうか。脳細胞が。トップギアだぜ! ――わかったぜ霧子!」
慌てたようにせわしなくネクタイを締め上げ、辺りを見回す進ノ介。しかしそこには西城と、本願寺しかいません。
「……?」
「霧子ちゃんなら、さっきどこかへ……」
「何? 何気づいたの?」

助けて。助けて……
アトリエの2階。恐怖に怯える霧子の眼前で、イーゼルにかけられた絵の中から、訴えかけてくる女。
お願い。ここから出して
助けて。苦しいよお……
すべての美人画が、それぞれにすすり泣き、恨めしげに助けを求めてくるのです。生きている絵。
「そうか。やつは人間をデータのように変換できる。さらわれた女の人を、この絵に描き込んだんだわ!」
合点する霧子を、
「こっちへ」とその時現れ、誘導する富士宮。慌てて彩色された絵を一枚つかみ、ついていく霧子。

――そして。
立ち去っていく2人の後から2階に現れ、ひとつのイーゼルが空になっているのをまじまじと見つめる浅矢。

「ありがとうございます富士宮さん」足早に緑の公園まで連れ立ってきた霧子と富士宮。「……あなたは、浅矢一広の犯罪を伝えようとして、……」
しかし皆までは言わせず、足を止め、霧子の手を取る富士宮。戸惑う霧子に、
「あなたは先生にはもったいない!」と叫びます。

あなたを下書きにしたら、今度こそ最高の絵が。
ぼくの絵の、生贄になってくれませんか――?

熱っぽく手にしたスケッチブックのページをめくってかき口説くと、スパイダー型ロイミュードとなり、霧子に白い光線を発する「084」。
重加速状況下、ただその胸の数字を、信じがたい思いで見つめるだけの霧子。

救出

その時、車の音がして、誰かが怪人に飛び蹴りを見舞います。
同時に、霧子の腰のホルダーに飛び込んでくるシフトカー。呪縛から解放され、振り返る霧子。
「泊さん?」
「それ持っててくれ」
スパイダー型ロイミュードの手から落ちたスケッチブックの、そのページには特徴的な髪飾りのモデルの下絵。
それと瓜二つの女性の写真を示しつつ、浅矢に富士宮という弟子は存在しないのだと告げる進ノ介。
あの夜主婦が目撃した事件の真相は、
「そのスケッチブックの絵から行方不明者が逃げ出すのを、お前が引き戻す光景だった、ということだ!」
スパイダー型ロイミュードに向け見得を切る進ノ介の傍らから、
「ギア入るのが遅いです泊さん」と突っ込む霧子がすっかりいつもどおり。
「こっからは速いぜ! なあベルトさん」
「最高速で倒そう。Start your engine!」
変身。ドライブ・タイプスピード。いいところでCM……ッ!

そしてCMではしんのすけがwwwww
コラボないでしょうか? 電王ではありましたけどね。

再び怪物へ軽快に立ち向かうドライブ。蹴りつけてパンチ。霧子には
「隠れとけ!」と叫びつつ相手を噴水に蹴り落とします。
「気持ちいいだろう?」
水の中での回し蹴り。まんまと食らうスパイダー。
「どうした、今日は切れがないなあ? ……おおっ!?」
挑発されて糸を伸ばすスパイダー型ロイミュード。腕ごと縛りつけ、身動きできなくなったドライブに銃撃を加えます。
「タイヤ交換だ!」叫ぶベルト。
「いやベガスはちょっとご勘弁だ」
「ピットから援軍を呼んである!」
それならばとタイヤ交換を宣言するドライブ。スピンミキサー、マッシブモンスターを迎え、糸を切ってもらいます。
「……こいつらね。行くぜ!」

一難去って

しかしその背後から現れ、シフトブレスに強引に飛び込んできたのはベガス。
「ええっ!?」
樹上に巣をかけ、高みから糸を吹き付けてくる敵に、驚いている間も与えられず、やむなく必殺フルスロットルを発動します!
すかさずミキサーから噴出される生コンクリートをくらい、落下するロイミュード。
そのまま足を止められたところへ、モンスターの強い腕で殴りつけられ、撃破されます。

同時に霧子の手のスケッチブックから、消えていく髪飾りの女。
「!」
「おっけ。もとの人間に戻れそうなかんじだな?」覗きこんで微笑むドライブ。
しかし、イーゼルから持ち去ってきた彩色済みの絵の方はそのままです。
「こっちではもどらないぞ?」不審げなベルトの声。
「そうか。これは富士宮の絵じゃない!」
「だからナンバーが違ってたんだ……」納得したような表情の霧子。顔を上げ、「このロイミュードは、半年前にわたしを襲ったやつではありません」
「もう一人は恐らく、」

浅矢、とドライブが言いかけたところへ向けられた銃弾。

「あぶない!」振り返るドライブ。その背後で、バイクから降り立ってくる一人の男。
「仮面ライダー、か。おれの仲間を。やったな?」
「あの男。まさか……?」
見覚えがあるのか目を凝らすベルト。
見守るドライブの前で、手にした銃、ブレイクガンナーの銃口を左の掌で押さえ、紫のライダーに変身するチェイス。
「お前は」
「おれは、魔進チェイサー。ロイミュードの番人。――同時に、死神だ」
「え?」
作戦中のロイミュードたちを仮面ライダーの妨害から守り、またそのコントロールから外れるものは処刑する、その複雑な役割を端的に説明する魔進チェイサーが親切です。そして。

「仮面ライダーと魔進チェイサーか。これは実にアバンギャルドだ。はははは。あはははははは!」
物陰から見守りつつ哄笑しているペイントロイミュード。
どっちが勝っても貴方この後処刑されますがわかってるんでしょうか。

じりじりと間合いを詰めていく2人。突如、魔進チェイサーの銃口が火を吹いたところで以下次号。
日本鉄道賞受賞おめでとう! 今週は眼福回♡ ええもん観ました! ライト、ヒカリの型。手合わせか、というところで顔出し。後半は敵のいる塔へ、雑魚を倒しながら登って行くという空手&カンフーものの基本パターン。横浜さんの殺陣はスローモーションいれないで最後までじっくり見たかった!
同日追記。鉄道ニュースを貼りました。
あと、3連タイヤで体の軸がずれたの、すごく話題になってたんですがわかりやすいイラスト付きtwが流れてきたので貼りました。
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2014.10.19 12:30 | drive ドライブ | トラックバック(-) | コメント(-) |
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