LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

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というタイトルにしたら、いつもは結論があるような気がするw

ずーっとずーっと昔に、ある場所で、ある作品のロケがありまして。
要するにオープンな場所での公開ロケを見学に行ったファンが
「こうだったよ!」とレポートしたり撮った写真をアクティブに動けないファンにも共有してくれたり、というお祭りだったわけですが。

わたし自身典型的な“アクティブに動けないファン”なので、こういう
「こうだったよ!」と教えてくださる方というのはもう、神のごとくありがたい存在なわけです。
レポート目的でなくても、大好きな出演者と記念撮影、というケースはよくある話で、それを同じファンのよしみで見せてくださるのがありがたい一方微笑ましかったり。

ただ一方、ファンのそういう行動が関係者にとって、冷やりとするものであることも、よく理解しています。
何が困るの? といえば、たとえば著作権。
ショーは著作権者からの許諾を受けて上演するものですが、だからこそ、そこからさらに撮影録画や、録画物の配布を来場客に許す裁量は、現場には認められていません。当然ショー関係者が内輪の写真をUPするのはご法度。
お客様の撮ったものでも、それが記念撮影など私的使用の範囲を越え、ネットなどで広範囲に出回れば、ショー関係者が著作権保護の努力をしていないと思われてしまう可能性があります。

舞台上で見せているものを撮影されるのはある程度仕方ないことですが、それでもショーなどをまるまる撮ってストーリーがわかる状態で動画サイトに載せるのは明らかに著作権侵害ですし、それ以外の公表を意図していない部分、とくに裏話・失敗談の類は、デリケートな扱いが必要です。また、撮った写真をキャラクターのイメージを損なう形で公表されることもあり、撮影者がどんな意図で撮っているかは、撮られている側にはわからないだけに怖くもあります。

さらにまた、映画やテレビドラマの場合、ロケ情報の内容によっては、マーケティング上、いつから、どの程度までの露出を許すのか、というコントロールがきかなくなってしまったり。

レポ、共有というのはファンの間ではありがたい行為、でもそれが行き過ぎて、関係者の方々を困らせるのも本意ではない……というところで、そのロケ祭りの際、正しいファン道とはどういうものなんだろうか、と悩んだことがありました。
当時、いろいろ悩ましかったことを思い出す一連のtwが先日あったのを、昨夜、改めて読みました。
先日とか言いつつ2ヶ月近く前だったことに今気づきました(ふぁぼっておいて、あとで読もうと思っていたものをまとめて読んだのです)。

さて、さんざん悩ましいと書きましたが、当時の感覚では、
「大好きな方にご迷惑をかけるのはよくないね、やめようね」で終わってしまう話でもあったのです。
もちろん好意で写真などを共有してくださった方に感謝することは変わりませんし、収集もやめられないでしょうから、矛盾しているよと言われればやはり悩みどころですけれども。
前述のロケ祭りの頃はまだ、特撮ファンの世界はやれビール基金だ本人公認ファンサイトだと楽しいことばかりで、悩んだとは言いつつ大したことはなかったと、記憶しています。

この問題は、かなり古くからあるものですが、それでも以前は、ここまで問題視はされていませんでした。まず大昔だと、カメラ自体が高価なもので、特に動画はマニアでもない限り、撮影はそう気軽なものではありませんでしたし。
家庭用ビデオカメラが普及しても、インターネット以前には個人が手軽にそれを編集~頒布する手段はありませんでした。
そしてそのインターネットにしても、個人サイトやブログは、一般人にはまだ敷居の高さを感じさせるものでした。

今のように、あまり著名でない人が、
「これを晒してやる!」という意図もなく気軽に発信した情報が、突如皆の知るところになり、誰もが取りざたするようになる、ひどい場合はテレビや雑誌すら後追いするようになる……という現象が頻発しだしたのは、携帯・スマホの撮影~アップロード機能と、SNSの共有機能が結びつき、共に広く普及した、ここ数年の傾向だと思います。
・発信する側は、狭いコミュニティのなかでの
 発言だとしか思っていない
・にも関わらず検索機能でコミュニティ外の人からも
 容易に発見され、そして人から人へと一気に拡散・伝播する
 という、SNS特有の情報の伝わり方のために、情報漏れを恐れる関係者側の神経の尖らせ方はそれまでとは比較にならないものとなったのですが……そして、その事情はある程度、ファンの側からも理解できるものなのですが。

ただ、わたしはショーの関係者側だったことがありますし、企業VPとはいえ撮影現場にもいましたし、一般企業で新商品・新事業の情報コントロールを行う立場にもいました。自分たちの扱う情報を法的にどう守るか、弁護士の方と打ち合わせをすることもしばしばでした。その視点からすると、情報が漏れるのは確かに困ることだけれども、でも、
「じろじろ見るな」
「撮るな」
「ネットにあげるな」
 ……等、何の契約関係にもない相手に、一方的に求めることはできないという結論に自ずと至ります(前述のショーや撮影中の映画の内容をまるまる動画サイトにアップするというものは除外)。
にも関わらず引用させていただいたような“感じの悪さ”を出す関係者がいると(椎名先生は子供向け特撮の世界にはいなかったと書かれていますが、もしいたら)どうなるか。

一ファンとしては、まず、単純に嫌なものを見たと感じます。
野外で行われるショーやロケは、そもそも誰の目に触れてもおかしくない、風景を撮影していればたまたま映り込むこともありうる、そういうもの。
そんな公の場で、ましてや小さな子供たちを対象とした夢の世界で、心ないファンの悪意にも、それに対する関係者の怒りにもわざわざ触れたくはありません。
さらにそれを受けて通常の節度あるファンまで
「見られたくないなら外で撮るな」と反発してしまうような、悪感情の連鎖を見るのも嫌。

完全に外野をシャットアウトしたければ関係者はそれなりの手段(現場や周辺地域の立入禁止措置など)をとるべきだし、できない場合は周囲に協力、ないし配慮をお願いすればいいだけのこと、とも考えます。
たいていのファンは、協力要請を歓迎するものです。そもそもトラブルを発生させない関係者の周到さも、
「ごめんなさいね、写真はご遠慮ください」
 と笑顔で呼びかける爽やかさ、スマートさも。近年急増しているローカルヒーローのショー・撮影の対応を見るにつけ、ああこんなふうにヒーローに近い距離で、ファンも共に夢の世界を守ることができるようになれば、素晴らしいと思うのです。

とここまで考えて、あれ、でも、これでは関係者への要望に終始しているぞ、と気づいて、さて、では、ファンの立場からはどう努力すべきか……?

で、話はもとにもどってしまいます。
子供たちのための夢の世界を、傍らから垣間見ているという受け身の立場で、そもそも何ができるのか。
「人に迷惑をかけず、節度ある楽しみ方を心がける」だけでは、そのうちまた、嫌なものを見ることになるかもしれません。
嫌なものを見て反発し、声をあげれば、それはさらに端から見る人にとっての、「嫌なもの」の拡大再生産に過ぎないかもしれません。
そんなことになるくらいならただ、静かに距離をとればいいだけなのかもしれないのですが。
ヒーローとファン、関係者が幸福な関係にあるのは、今はローカルヒーローの世界なのかもしれない、とか。
そんなことを考えて、昨夜からまた、ぐるぐるしているわたしです。
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2014.10.23 01:01 | diary 優雅に生きたいけどだめ | トラックバック(-) | コメント(-) |
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