LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。


Gerbera calyx / cod_gabriel


いろいろ見過ごしました!
井上敏樹先生が(555好きには先生です)Eテレの俳句番組に出演されることは知っていたのですが、そしてちゃんと早起きしていたのですが、うっかり今日だというのを忘れていました。
再放送は1/14(水)15:00~「NHK 俳句 題:悴む」。今度は忘れない!

そしてドライブ。放映中にまさかの電話! おかげでいいところを見逃している気がします。感想文もあとで修正の予定。
ただ、ですが、マッハの宿命についてちょっと伏線ぽいものが出てきて重要な回でしたね。
未完成の新システム。その完成を待つことなく、勝手にアメリカを離れた剛。彼は何を急いでいるのでしょうか。
変身解除直後に、高いびきで寝込んでしまったのも実は気になっています。ものすごく消耗しているのでは。
そしてチェイサーの正体は――?
あ、中盤ACのCMが入ってましたが、まさかマックが広告自粛中なのでしょうか。ハッピーセットは?
ジャンクションはマッハ。年明けてみてもドロンパです。

新しいバンド

どこかのクラブ。ビリヤード台の上に据えられたビデオカメラ。
それを前に、妙なマスクをかぶり、はしゃぐ3人のラッパーたち。どう見ても人間ですが、歌詞が不穏です。あと韻を踏んでない。
「よおく聞け諸君。3匹の狼がやってきた。街に地獄の叫びがこだまする!」
そして、それを見ながら笑いが止まらない様子のロイミュードは、前回登場、ガンマンの弟。
しかしその傍らで唐突に銃を抜くガンマン――。
どうやら単に早打ちの練習のようなのですが、直後に前回のダイジェスト映像が始まるため、一瞬マッハが現れ、それに向けて撃ったのかと勘違いします。

ラブコメ風味

秘密のピット。
進ノ介、霧子にりんな、加えて剛(逆立ち中)も揃っている前で、誰かと話しているベルト。
霧子の服装(私服)からすると、前話で剛と出会った、その足でこの免許センターへ来たようです。
「……なるほど。剛は訓練半ばで、勝手にアメリカを離れてしまったということですね、先生」
「そうなんだよ。マッハはな、完成はしているがまだまだ危険だ。危険なんだよ。……ゴウをな、よろしく頼む! わかったな!」
Ok, talk you later, see you againと挨拶をかわして通話を切るベルト。
「ベルトさん、誰と話してたの」耳元で問う進ノ介に、答えるのはりんな。
「ハーレー・ヘンドリクセン博士。アメリカにいる、クリムの恩師よ。マッハを、ドライブを超えるネクストシステムとして開発されていたの!」
演ずるは大月ウルフさん。声だけじゃなくいつかお顔も見られるのでしょうか。
「……その資格者が剛だったってわけか」
「へへえ」
「え! おれを! 超えちゃうの!?」
「ま、そういうこと」
しかし訓練を終えずに戻ってきてしまった剛。いったいなぜ、というところなのですが、和やか? な会話は突然の叫び声に打ち切られます。

納得できん!」憤懣やるかたなし、という風情で荒々しく壁を蹴る霧子。スカートでそれはおはしたのうございますが。「絶対できん!」
「まあ、霧子。そう怒らないでやってくれ……」剛にもなにか考えがあるのだろうとなだめかける声を無視し、その勢いでつかつかとベルトの前へ迫ります。
「いつから弟を仮面ライダーにしていたんですか、クリム! わたしに内緒で!」
「わたしが、わたしが怒られてるわけ……?」
「霧子。霧子!」いつにない恐ろしい形相の霧子に、慌てて止める進ノ介。ベルトを揺さぶり続けるその華奢な肩を掴んだところで、
「ふたりとも、いい絵だねえ」と誰のための修羅場かわかっていないような呑気な声。剛です。冷やかされてはっと離れる進ノ介と霧子に、
「姉ちゃん、美人だけど固いからなあ。良い相手ができたみたいでおれも安心したよ」

ここで、自分1人疎外された! というように、ショックを受けた表情のりんなのカットが一瞬挿入されますがホラーです。

「……これからは、進兄さん、と呼ぶことにしよう」さらに続く剛の追撃。
「いやいやいや待って待って待って。確かに、霧子は大事な相棒だけど」
「そう、ドライブを支えるのがわたしの仕事だけど」
「「そういうんじゃ/そういう仲じゃ/ないから!」」
声を合わせて否定し、それから互いに
「そこまで! きっぱり否定することはないじゃないですか」
「いや、お前の言ってる言葉のほうがきつかった」
「や、泊さんのほうが一瞬早かったです!」
「そもそもな、あんなやつ……」
…と犬も喰わない喧嘩を始める2人。にやにやと眺める剛。前回の展開からするとシスコンだと思ったんですけどね。

広大な敷地の中にただ一本、緑の枝を広げる樹木。
公園かと思ったのですが、その根本には小さなプレートが二つ並べられ、花が供えられています。
手前のプレートに刻まれた名は、「詩島 澄子 1960-2000」。
もう一つ向こうのは角度のせいではっきり読み取れませんが下の名は「幸子」と、やはり女性名に見えます。
どうやら家族の墓参りに来たらしき詩島姉弟。
「……さあ、家に帰りますよ」立ち上がり振り返って言う霧子に、
「あ、わざわざアパートを片づけてくれたみたいだけど。おれは一緒には住まないよ」と言い出す剛。
「えっ」
「日本での拠点は、自分で探す」
「どうして……!」
詰め寄られて視線を外し、
「……確かにおれはトラブルメーカーかもしれないけど、姉ちゃんのことは心から愛してる。……世界でたった2人の姉弟だからな」
「剛」
どうやら剛は、ロイミュードと戦う危険に、霧子を巻き込みたくないようですね。
「だから、信じてほしい」霧子に正対する剛。「おれが、おれのやり方で戦うことを」

絶句する霧子の、携帯がその時鳴り始めます。緊迫した進ノ介の声。
「霧子。事件発生だ。またバンドがらみだ」

予告

特状課課室。
「Yo! Yo! 今日の正午。くるま信用金庫。九瑠間北口支店注目Da!
おれたち無敵のどんより強盗団♬」
物騒な歌詞のラップ。マスクをつけた3人のラッパーの映像。そしてまた韻を踏んでない。
ちなみにテロップは「久瑠間」になってましたが第1回の地名表示は「九」だったと思うんですけどね。

冒頭で撮られていた動画が、ネットに流れていたのでしょうか、それを無言で睨みつけている追田と進ノ介。彼らが注目しているのはラッパーたちの手首です。
「戸田川のつけてたどんよりバンドと同じだ……」

それはロイミュード本体の重加速能力を分け与える端末だと、りんなが解説します。
加えて、最近、市民の通報ネットと一致しないどんより事件報告が頻発していると言う西城。これまでは前回の事件のように、誤差か誤認、偽証と判断していたのでしょうが、戸田川くんのように、ごく局地的に、ほんの数人にだけ影響するどんよりを発生させられるとするならば。
顔色を変える霧子。
どんよりバンドを使った事件は既に起こっていた、戸田川の事件は氷山の一角だった、ということになるからです。
「バンドを売りさばいているやつがどこかにいる!」結論を出す進ノ介。その目の前で、
「もう時間がない! 急ぐぞ進ノ介!」と、追田が飛び出していきます。はいと後を追う進ノ介、霧子。
時刻は11時。

捜査

11:33-34 取調室。
「じゃあ、まったく覚えていないんだな、バンドのこと」
追田に睨みつけられているのは戸田川くん。
憑き物が落ちたかのように、すっかり反省し恐縮している表情ですが、問題のバンドを誰から買ったかは、まったく思い出せないと告げます。万事休す。
「記憶を消す装置がついてるみたいですね」と進ノ介。
「ええい!」席を立ちかけて、ふと戸田川くんを振り返る追田が、かーなーり、男前です。
「いいか戸田川。相手がどんなにひどい人間でも、殺そうとしちまったらお前も同類だ。自分を落とすような真似は、二度とするなよ!」
「はい、すみませんでした刑事さん!」
「進ノ介!」
笑顔で戸田川くんの肩をぽんと叩き、落胆している暇はないとばかり、背を向ける追田に、すっかり感動し泣き崩れる戸田川くん。それを見つめる進ノ介。現さん男前です現さん。


小劇場の舞台のような場所。
そこでも、やはりタブレットでラッパーたちの映像を眺めているハートたちロイミュード幹部蓮。
「……力を与えた途端にこれか。人間らしいというべきか」唇を歪め笑うブレン。

以前チェイスがドライブに、人間を守ることは正義なのかと問いかけていましたが、人間の卑小さ、罪深さに幻滅しているというのはロイミュード全体の共通認識なのかもしれません。
「018のビジネスには良い宣伝になりますわ」うっとりとつぶやくメディック。
ガンマンとその弟、「018」の人間体は暗黒街の兄弟をコピーした、即ち人間の悪をお手本にした存在であるのだと、ここで解説するメディック。闇商人の弟と、それを守る兄――。

「そんなことわたしとて知っている!」思わず叫ぶブレン。それをなだめるように、
「018の進化のためにも、彼らを守ってやらなければな。……チェイス、やってくれるか」
背後に立っていたチェイスのほうへ、視線を投げるハート。
その頼みに、直接答えないチェイス。
「ハート。おれはこの間、初めて自分のナンバーを見た。……おれは何者なんだ? グローバルフリーズ以前の記憶もない……」
驚き、席を立つブレン。ハートの眼前に迫るチェイス。しかしただ泰然と、
「偉大な戦士、とだけ言っておこう。零は栄光のナンバーだ。心配せずに今は戦え。友よ」と応じるハート。
その、疑問は許さないと言わんばかりの、美しく晴れやかな笑み。
「……お前を信じる」つぶやくチェイスは幼子のごとく素直です。

迎撃

11:59 くるま信用金庫正面玄関。
「てめえら、ぬかるんじゃねえぞ!」
「おう!」
店舗を塞ぐように、大きな盾を並べ整列する警官隊。機動隊かも。そちらへ向け、ピコピコ2号を背負ったまま檄を飛ばす追田。しかしかっこいいのはそこまで。
「か、かいっ。痒いな…」と装置を外し始めます。
制服に着替えた霧子の、軽蔑の眼差しが痛い。
離れた位置でそれを見守る進ノ介とトライドロン。

ここから時刻表示は11:59のまま、細かくカンマ2桁を刻んでいきます。
11:59:42-43 マスクをつけたままオープンカーで信用金庫へ向かうラッパーたち。
11:59:43-44 バイクを駆るマッハ。
11:59:44-47 信用金庫へ近づくラッパーたち。
11:59:48-50 先回りし、その前に回りこむマッハのバイク。

11:59:51-12:00:00 郊外の路上。
マッハに邪魔され、停まるラッパーたちの車。何だ、お前と言いたげにドアが開きます。
「重加速制御装置リミッター……」
マッハの声に構わず降り立ってくるラッパーたちは、にやにやとマッハに向け手首のバンドをかざします。が、ほぼ同時に、
「………解除」小首を傾げ、その彼らに宣言するマッハ。正午ジャスト。

同時刻、くるま信用金庫正面玄関。
整列する警官隊の前に白い閃光が走り、皆一様に衝撃に体のバランスを崩します。
「どんよりだ!」
「ピ、……コピコ、2号ぉぉぉっ!」
慌てて重加速下でも動ける装置へ、手をのばそうとする追田ですが、重い時の流れの中、ままなりません。てか、予めつけてないと意味ない装置だと思われます。
表情を変えトライドロンに乗り込む進ノ介。
「これは違うぞ進ノ介。バンドの重加速じゃない!」異常に声を上げるベルト。
「変身!」

衝突

郊外の路上。
ラッパーと対峙していたマッハが、唸るエンジン音に顔をあげます。右手にはラッパーから取り上げたらしきバンド、そして左手にはなぜか、赤と白のガーベラを握っています。
「来た来た♪」
ぽいとバンドを投げ捨てるマッハ。
果たして迫り来るトライドロン。運転席のドライブは、ラッパーたちが動けない様子を見て、
「剛が重加速を出したのか!」と理解します。
「なんてことを……」嘆く声はベルト。
「剛!」ひらりとトライドロンのシートを蹴るドライブ。そのままマッハに飛びつきます。走り去るトライドロン。
「!」飛びかかられて一瞬地に転がりますがとっさにドライブを蹴りのけ、「なあんだよ、っと!」と腕を振り回すマッハ。

その頸をつかみ、取っ組み合いに持ち込むドライブ。
しかし、そちらがそうなら、と言わんばかりに軽快にパンチを打ち込み、派手な回し蹴りを食らわせるマッハ。
先手を取ったものの、結局はただ制止しようとするドライブに比べ、思い切りがいい分、マッハのほうが優勢となります。
どうでもいいですがラッパーたち放ったらかしです。
今回特殊効果なしで、ゆっくりどんより演技のラッパーたち。

「……いい加減にしろ!」
「お?」
「どんよりを、どんだけ市民たちが怖がってるか、わからないのか!」
「ふうん……」
頃合いと見たのか動きを止め、ため息をつきつつヴァイザーを上げるマッハ。と変身が解けます。オツカーレ。
「だからこそ、バンドをぶっつぶさなきゃいけないんだろ?」挑発的に目を上げる剛。
「悪を倒すためとはいえ」こちらも変身を解いた進ノ介が、その前に迫ります。「重加速を人間にかけたら、お前もロイミュードとおんなじだろ? 自分を落とすような真似はするな!」

それは追田の台詞の受け売りですけど、そこまでは剛は知りません。

「まじめだな、進兄さんは♪」
「その進兄さんはやめろ!」
「でもさ。おれたちふたりとも、敵のちからを使って悪を滅ぼす、怪物同士じゃないか」
「えっ」
虚をつかれた表情の進ノ介。
「だ・か・ら。少々落ちてもいいんじゃない? それでやつらを止められるなら」
「――っ!」

「剛。剛!」
その時、駆けつけるパトカー。降りてきた姉を見て、まいったなという表情でぽりぽりと頭をかく剛。
会話の終わりを悟る進ノ介。
まだ問いただしたいことはあった。まだ言いたいことはあった。しかし自分は今、何を言おうとしていたのか。
何が言えるのか。ただ霧子の前で、口を閉じるしかありません。

宣言

特状課課室。
「ただいま~! やあ、お偉いさんの接待は疲れますねえ」ゴルフウェア姿+ゴルフバッグを手に、登場した本願寺。戸口に立ったまま、室内を一瞥し、「……あら、何か事件あった?」
「いや。公務執行妨害……的なことで。あの今、お説教中です」

ミーティングスペースのデスクが変わった気がします。その場を占領するのは剛と進ノ介、追田。背後には霧子。
課員たちに取り囲まれる見慣れぬ青年を指さし、
「この子、容疑者かなんか?」と尋ねる本願寺。
「嬢ちゃんの、弟なんだとよ」説明する追田。
「おやおや悪い子だねえ。そもそもだめだろ、こんなところに入れちゃ」
済みませんと謝りかける霧子。その声に被せるように、まっすぐ本願寺のデスクまで進み出て、
「詩島剛と言います」と挨拶する剛。「これからも特状課にちょくちょく顔出しますよ」
「剛!」慌てる霧子。
「ダメ? せっかくスクープ写真、持ってきたのになあ……」マッハの写真をかざしつつ、可愛らしく、本願寺に小首を傾げてみせる剛。
「「!」」それを見て目をむくりんなと本願寺。
「剛!」
「仮面ライダーの写真だ!」背後の席から立ってきて、食いつく西城。
「へ」
「何!」
進ノ介と追田もようやく事態を悟ります。
剛から写真を奪い取ろうとする霧子。それを抑え、はいボス、と本願寺に一枚渡す剛。
同時に自分も別の一枚を手に取る西城。追田も。
「あ?」おれの見たものと違う、と言いたげな追田。
すいません、とその間も本願寺に頭を下げている霧子。りんなの表情が心配そうでいいです。
「……これ、全身白いじゃん」その時ようやく、ぽつりとつぶやく西城。
「!」肩をすくめ振り返る追田。
その目の前で、ヘタでカッコ悪い絵でしたけど、それでもしっかりとっておいたらしい追田のイラストをびりびりと破り、
「なんてあてにならない人なんだ、追田警部補は!」
「ああ!? てめえっ!」
その間も一枚一枚、写真の束をめくって確かめている本願寺。
「……おれは確かに見たんだ!」
(タイプテクニックの)顔は緑で(タイプスピードの)手は赤で、(タイプワイルドの)足は黒だった、とあくまで主張する追田。事実なんですけど写真のほうが説得力がありますしね。

「……きみ、剛くんって言ったっけ。いつでも来ていいよ」その喧騒を尻目に、顔を上げ、剛に確約する本願寺。
「ちょっと課長。ダメですよ!」止める霧子。
「まあ霧子ちゃんの弟なら、しっかりしてるだろうし」

「おい、ちょっとこっち来い」その時、騒ぎから抜けだそうと、剛をドアへ引っ張っていく進ノ介。
「すっげえ変わり身の早さ! 接待ゴルフが目に浮かぶわ」本願寺に呆れつつその後を追うりんな、霧子。

「おい……どうやって撮ったんだこんな写真?」
ロッカースペースの壁にへばりつくようにして、問いただす進ノ介。
剛が課員たちに示したマッハの写真は、どう見ても第三者の手を借りる必要があります。
予めカメラを仕掛け、シグナルバイクたちにシャッターを切らせたと説明する剛。
ここで、
「どれだけ自分が好きなのかね……」というベルトのつぶやきがちょっとつぼに来ました。
馴れ馴れしく進ノ介の胸を叩きつつ、
「ドライブはあ、警察組織だって利点もあるけど、弱点もあるじゃん? おれのこの立ち位置じゃなきゃできないこともいっぱいあるはずだ」
「剛……」

だから自分は自分なりに、自由に戦うのだというように、独り外へ出る剛。
ドアの外。独り不敵に微笑む剛。
「さて、お楽しみはこれからだ」
その手には先ほども持っていた、赤と白のガーベラ2輪――。でCM。

昆虫のないジャポニカノートなんて!
あと、みかん被ったクレヨンしんちゃんとかw タイプオレンジwww

秘密のピット。
「マッハドライバーの○○には、わたしの代わりにAIの補助頭脳がついている。戦闘力は高いが、ドライブより変身者への負担が大きいマッハシステムだ……」
宙のスクリーンにマッハの設計図を投影しつつ、解説しているベルト。長セリフなのできちんとメモとれていませんが、やはり完成度には問題があるようですね。

それを聞きながら二人同時に何かを手に取ろうとして、慌てて触れ合った手を引っ込める進ノ介と霧子が定番のラブコメです。わたしを差しおいて若い子どうしなにやってんのよ! と言いたげなりんなの表情がまたホラー。

「ハーレー博士はその負担を軽減する研究をしてたのね…」ため息をつくりんな。並んで座る霧子と進ノ介の間に強引に割り込み、「あの子。それを待たずになーに突っ走っちゃってんだろう」
「あたしもそれが気になってるんです」つぶやく霧子。
「!」その暴走にやはり思い巡らせていた進ノ介は、その時突如立ち上がります。
その周囲をめぐる、これまでの数々の印象的な場面――。

「日本のライダーも大したことねえな」と、あの時ドライブに向け言ったガンマン。
「だからこそ。バンドをぶっつぶさなきゃいけないんだろ?」と言った剛。「おれのこの立ち位置じゃなきゃできないこと」とも。


「つながった!」はっと顔をあげます。「あのばか……!」
「ばか」聞き咎める霧子。弟への侮辱はゆるさないと言わんばかりに、「ばかってどういうことですか!」
「そういうことだろ」しかし説明の時間はないとばかり、その危険な行動に表情を引き締める進ノ介。「シフトカーのみんな。剛を探せ!」
たちまち四散し、宙にフリーウェイを敷きつつ走り去るシフトカーズ。

暴走

運河近くの倉庫街。
コートのフードをかぶり、ぶらぶらと何気ない足取りで歩く男。
ふらりとその一角に立ち入り、奥のドアの前で、監視カメラに2輪のガーベラを翳してみせます。
赤と白。それが何かの合図であるかのように。

倉庫内。冒頭のクラブのような場所は、この倉庫だったのですね。
「ふははははは。……うまいなあ、人間の邪念のこもった金は!」
札の山をかき混ぜ、抱きしめ、陶然とする018。
そちらへ慈愛の眼差しを向け、
「バンドを売った金をたんまり食って、早く進化しろ?」と声をかける兄・ガンマン。
「うん、がんばるがんばる!」
「さあ、客だ」
「客?」促され監視モニターを見れば、赤と白のガーベラを翳す男が映っています。「早く! 早く金よこせ! 金金鐘だよお♡ あっはははははは。ほほほっほっほ!」

無事ドアが開けられたらしく、フードの男が現れ、つかつかと018の前まで歩み寄ります。
ぽんと投げてよこされた札束を受け取り、
「いいだろう。きみにもどんよりの力を分けてあげるよ」と重加速発生バンドの箱をさぐり、一つ手渡そうとする018。
「ん?」
しかし今までの客とは様子が異なることに、遅ればせに気づきます。
くんくんと手元の金を嗅ぎなおす018。とっさにビリヤード台からキューを取って投げつけるチェイス。
床に散らばるお金は稚拙な偽札です。
「あは♫」
「!」
とっさに発砲するガンマン。宙を舞う札束。
「貴様!」
吠えますが、そちらへ脱いだコートを投げつける男。サングラスを外した顔は剛です。
コートを払いのけ、なおも撃つガンマン。その銃弾の雨を華麗にかわし、むしろめちゃくちゃに撃ちまくる剛。
「お兄ちゃん!」
とっさに変身し重加速を発生させるロイミュードたちですが、にもかかわらず撃って撃って撃ちまくります。
どう見ても乱暴狼藉を働いているのはこちらの側。

「重加速が効かない。まさか…?」
背後からその剛へ、静かに声をかけるチェイス。剛がニヤリと振り向き、シグナルバイクを降って示せば、それだけの動作で新ライダーと悟ったのか、おもむろにブレイクガンナーを手に取ります。
「……ブレイクオフ」
紫色の怪人の姿に、
「うわあ♡ こいつが死神か!」とはしゃぐ剛。

しかし余裕もそこまで。
「おっとっとっと!」
チェイサーの重い銃弾をさすがに賢威に感じてか、倉庫から表へ逃げ出す剛。
それを追うのはしかし、チェイサーだけではありません。
「待て、待てったら! 人の商売のじゃまばかりして。許さないからな!」
「おわ、やっべ」
「とどめだ」
「いけいけ! お兄ちゃん!」
「……(;´∀`)」
魔神チェイサーにガンマン、ロイミュード018と、3体いっぺんに襲い掛かられ、3重の重加速にさすがに動きの鈍る剛の絶体絶命でCM。

救援

倉庫の前。
争って剛に襲いかかるロイミュードたちの前に滑りこむトライドロン。チェイサーの、ガンマンの銃弾に対する盾となり、先に飛び降りた進ノ介が剛をかばえば、続いて降り立った霧子により、反撃の銃弾が雨と浴びせられます。
「……」
その可憐な姿を見て、ふと棒立ちになる魔神チェイサー。激しい頭痛に苦しみ始めます。

一方の剛、進ノ介。
物陰に身をかがめ、
「思ったより来んの早かったね。トップギア、入ったってやつ?」と隙を見て撃ち返す剛。
「お前」銃撃戦の轟音に負けぬよう声を張り上げる進ノ介。「バンドの犯人、記憶を消す前に××そうとして重加速つくったんだな? お前は強盗団からバンド売買の場所と、方法を既に聞き出していた。そして客として敵陣に殴りこんだ。アメリカでやりあって、あいつらの手口を知ってたんだろ」
あの時、重加速をいたずらに発生させたのではなく。
「やある、進兄ちゃん」正しいと認める代わりに冷やかす剛。
「その呼び方はやめろって!」

答えず再び銃弾を撃ちこむ剛。ガンマン、018がまともにくらい、ロイミュード側が一瞬沈黙します。

「反撃だ、進ノ介」
「変身!」
物陰から飛び出し、ひらり、華麗にトライドロンを飛び越えて迫るドライブ!

えーとロイミュードを霧子独りに任せていていいんですか、仮面ライダーをガンマンたちに任せてていいんですか、とそれぞれ思っていたら、
「何をしてる、死神!」と仲間に叫ばれ、ようやく気を取り直したチェイサーが襲いかかってきます。
がっぷり組むドライブ。
「小僧ッ!」
一方、起き上がり、弟を連れ剛に迫っていくガンマン。
「おっとう」
「剛! なぜ変身しない!」
見かねて叫ぶドライブを、引き倒すチェイサー。バイラルコアで武装する相手に、タイプワイルドで応じます。

剛に正対するガンマンがおもむろに銃口を向けます。
「やっべ」しかしまだ、変身しない剛。身軽な動きで致命傷は避けるものの、割と律儀に攻撃を受け続けています。
「はっ!」ガンマンから逃げる剛を庇うように飛び込んでくる霧子。
その銃弾を受け、のけぞる018。
「あっ。……おめめは、ダメでしょ!」
急所を攻撃された怒りで、さらに重加速を発生させる018。動きを止める霧子と剛。

「霧子!」
「お前の相手は、このおれだ!」
気がそれるドライブを、引き止めるチェイサー。
「きみのナンバーは、零ではないのか?」その彼に、語りかけるベルト。
「!?」
棒立ちになるチェイサー。何のこと? と一瞬戸惑うドライブ。
「黙れ!」不安をつかれ襲い掛かってくるチェイサー。

ドライブの救援は望めず、コンクリートの地面にうずくまる霧子。重い時の流れで、立っているのがやっとの剛。
「はははは! ここまでだね、お兄ちゃん♫」
その様を見てはしゃぐ018。
「……ああ、ここまでだよ!」
「「?」」
それでも不敵に言い返す剛に、顔を上げるロイミュード兄弟。その時飛来するシグナルバイクの群れ!
「「!」」
襲いかかるシグナルバイクに、思わず気を取られる兄弟、そちらへ向け立ち上がり銃弾を撃ちこむ剛。
そのはずみに018からばらばらとバンドがこぼれ落ちます。
「どんよりバンド?」
「そう。やつ自身が製造工場だったんだ」姉に解説する剛。「あれを複数作動させて、おれの動きを鈍らせていた」
「ま、まさか!?」驚くガンマン。
「そう、お前のほうの力は見切ってる」ひょいと銃を肩に載せる剛。「弟の手の内が知りたくて耐えてただけさ」
「き、きさまぁ……っ!」ここ、018が騙したな、とか何とか言ってるんですが録画観ても聞き取れません。
「おれ、超・短期決戦タイプなんでね」言って霧子に振り返る剛。「姉ちゃん、下がってて」
「?」
「姉ちゃん」目顔で合図。頷き走り去る霧子。
それを見届けておもむろに、ベルトを装着する剛――。

「こ、このお!」
出現したマッハに突進するロイミュード兄弟。
それを交わしては、「……追跡!」
「おおおおおっ」
「撲滅!」
二体をいなして、大きく手を広げ、「いずれも~マッハ!」
「それ、毎回やるの?」と霧子のツッコミも無視し、
「仮面ライダぁー。マッハーッ!」とさらに見得を斬りまくるマッハ。

「だから××ってるってーの!」
何事か文句をつけながら飛びかかってくる018とガンマン。
ロイミュード2体を相手に、蹴り倒し、投げ倒し、上からチョップをくらわし、華麗に捌くマッハでCM。

反撃

引き続き倉庫の前。
マッハのベルトが火を吹きます。ゼンリンシューターの前輪を回し、くるりと自身も回転しつつのめった打ち。。
シグナルキケーンを取り出し、
「これ。危ないぜ?」と示しつつシグナル交換。キケーンシューター!
と、宙からなにか黒っぽいものが落ちてきます。
弾丸のような、サメのような形の小さなそれが、ちょこちょこ動き回るのを見守るガンマンたち。
と、たちまち大きく膨れ上がり、サメに変じて018に齧り付き!
「うわああああ!」
「ああ、弟よ!」可愛い弟の悲鳴に悲しみの声をあげるガンマン。しかし、サメがいざ自分に向かってくると、
「あ、おい、お、止せ! やめろ!」と腰がひけ、逃げていきます。
「だから言ったでしょ?」
再びシグナル交換。トマーレ!
また宙に、何か浮かび上がったかと思うと、「STOP」と書かれた標識となり、それが盾のようにロイミュードたちにぶつかっていきます。
「すごいでしょ」
すごい、と頷いている霧子。
「そろそろきついんで、一気に止め」
さらにシグナル交換。拡散必殺フルスロットル! カクサーン!
と、今度は宙の一点から銃弾の雨!
あっさり爆散する2人のロイミュード。追い打ちを掛けるようにマガールでホーミング弾を撃ちあげれば、ふわふわと舞い上がる「017」「018」の数字を逃さず撃破します。
「ふう。……いい絵だったでしょ」

ヴァイザーを上げため息をつくマッハを振り返り、さすがだと感服するベルト。
その前で、ドライブを殴り飛ばし、
「やはり。もう1人の仮面ライダーか」と身構えるチェイサーですが、唐突にその眼前へ、黒い長手袋の腕を翳すのはメディック。
「……もうよろしくてよ。ガンマンたちのコアは、治しようがありませんもの」
そして紫の薔薇の壁を出現させます。花の影が薄れた時、その向こうにチェイサーやメディックの姿は既になく――。

オツカーレ。おもむろに変身を解き、ため息をつく剛。
「ふえええ……」と地面に大の字になります。
「剛!」駆け寄る霧子。
「……ねえ、敵はあと、何体?」
「把握してる限りでは、あと88体だ」説明するベルト。
「かーっ、結構多いな! ……でも、マッハの活動時間もグングン伸びてる。もっともっと。……もっともっと、急がなきゃ」

何をそんなに急ぐ必要があるのか。何を焦っているのか。自分に言い聞かせるような表情です。

しかし霧子らが問いただす間もなく、急がなきゃと言い放った次の瞬間、いびきをかいて寝入ってしまう剛。
「剛。……もう、どうしようもない子」呆れたように言う霧子に、
「いや、どうかな。こいつはただの危険好きや、暴走野郎じゃない。何かの、深いものを抱えている……」とつぶやき、ネクタイを閉めなおす進ノ介。夕日を背に、シルエットとなって浮かび上がる三人の姿が美しく、ここがアップにならず、あえてロングショットなのが意味深です。

りんなさんの明日はどっちだ

「剛くんってすごいよね! あたしぃ、こんなに可愛く撮ってもらえたの初めて!」
免許センター食堂。
もう馴染んだのか、職員の女の子2人が、剛にもらったらしき写真を握りしめ、嬉しそうに礼を言っています。

これはわたしも経験したことですが、ちゃんとしたカメラマンの人に写真を撮ってもらうと、無理矢理にでも可愛いところ、きれいな瞬間を探して、その一瞬を逃さず撮ってくれるので、
「これがわたし……? (*´ω`*)」となりがちなのです。

「世界中どこへ行っても、女の子にそう言ってもらえるよ」鷹揚に頷く剛。
「仮面ライダーとかの写真も撮っちゃうんでしょ」
「うん」
「見たあい!」
「ぼくもぼくも! それ見たあい!」その時割り込んでくる西城。しかし、きゃあ、キモぉい! と女の子たちが悲鳴をあげます。

どうでもいいですがこの食堂、今日は客が多いです。内トラだらけです。

えい、えい、あっちいけと女の子たちに打ちのめされている西城。
「じゃかあしい!」
喧騒を一括する中年の男。
「……注意してきます」
席を立ちかける霧子。まあまあ、と止め、自分が剛のもとへ近づいていく進ノ介。

「あれ。どうしたの進兄さん。あ、て言うと怒るんだっけ?」
「ま、霧子のことはともかく。兄貴呼ばわりしたきゃ、好きにしろ」
真意を探ろうと進ノ介に正対する剛。その目をまっすぐ見つめ、
「お前、おれが間に合わなかったらやばかったろ。これからは目を離さない。……おれはお前のブレーキだ」と告げる進ノ介。
進ノ介なりに、剛の抱えるものに思いを馳せての発言ですね。それを理解し、ニヤリと笑う剛。
「おれに追いつけるかな? 進兄さん♡」
「バイク野郎に追いぬかれっぱなしじゃ車好きの名誉に関わる。負けねえよ!」
2人見つめ合ったまま、拳を打ち合わせます。ライダーとライダー。互いの力と心意気を認めた証。
誰か西城を助けましょう。

次週、さくら姐さん登場
今週の玩具の家が懐かしい。時間は正確に。ライトの闇に陛下も明もたじろいでいたけどこれは後にどうつながっていくのかとどきどきしますね。あと、ニンニンはシンケンと演出似てる?
1/12追記。電話で観られなかった部分などを補足。但し録画見なおしても聞き取れなかった台詞がそのまま残ってます。予告でわたしも「二人の鎌田」を思い出したことをご報告します。
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2015.01.11 12:41 | drive ドライブ | トラックバック(-) | コメント(-) |
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