LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

あれ2回で一話完結じゃないのでしょうか?
謎が多いといえば普段何をしているのかわからない西城究の素顔が深堀りされるのかなあと思っていたのに。憎めないロイミュードも進化態は見られず。
でも、西城の好きなアニメ、<マーマーマンション>の完成版が見てみたくなりました。原画が誰の作か、どこかに出ていたでしょうか?


dog's face black and white / Digo_Souza


予想に反し、今回西城究に対しては、進ノ介の秘密が引き続き守られることに。
そしてメディックの方針変更により、チェイス/チェイサーは仮面ライダー担当に。
博愛主義者のハートの心を独占すべく、メディックの策謀が突っ走ったままです。ブレンさんの明日はどっちなんでしょうか。
ジャンクションは「確保しちゃうぞ♡」でした。ちなみにドライブはこのあとすぐ、じゃなく「このあとスタート」。

西城閣下の事件

雑踏を歩く、進ノ介、霧子、剛。
「お二人さん、いい絵だね!」通りすがりの男女をひやかす剛。
「剛!」慌てて引き止める進ノ介と霧子がお兄さんとお姉さん。
「もう、何やってんの!」はたく霧子をなだめるように、進ノ介が一枚のチラシを取り出し、
「でもさ、おれたちが突然顔出したら、究ちゃん驚くだろうな」と話題を変えます。<万歳ネット人生>という奇天烈なタイトルの本と、奇妙なポーズをとった西城の写真。
「その本の究さんの写真、おれが撮ってあげたんだ」
「本業はネットワーク研究家、だっけ?」
「特状課のほうには客員として協力しているだけで、西城さんは元々、知る人ぞ知るおたくのカリスマですからね」
三人は前々からネタ振りのあった、西城の出版記念サイン会(&握手会!)にこれから顔を出そうというのです。

サイン会会場。長い列の先頭では、西城からサインをもらって感動の面持ちのファンたちですが、その言動はやはり、かなりおたくっぽい。
「ありがとうございます! ……ところで、西城閣下はご存じですか。例のヤバげな情報を」
そこで、ファンからとある情報を耳打ちされ、驚く西城。
「ななっ! なんですとーっ!」
わたしの周囲で閣下といえば麻生閣下だったんですが。

その時、白い閃光が走り、重加速現象が起こります。
「どんより!?」
会場前まで来ていた三人も、重い時の流れの呪縛から抜け、さっと身構えれば、正面のビル壁面にあった大型スクリーンが一瞬にして割れ落ちます。
「事件か。じゃ、お楽しみはおれからだ」シグナルバイクをかざし、にやりと笑う剛。「レッツ変身!」
出現したマッハの姿で、
「お先に! よっと!」とポーズを決め、韋駄天走りに駆け去っていきます。
あれ、進ノ介は? と思ったら、マッハに取り残されたまま、
「ああ~。ベルトさん、来てくれよ!」とぼやいていました。最近別行動するようになりましたが、ふだんから腰に巻いておいたほうがいいのでは。

ビル屋上。
恐怖に引きつった表情のゴスロリ少女を、今にも突き落としそうにしている、一体のロイミュード。
「許さん。絶対に許さん!」
「そこまでだ」しかし、背後からかかった声に振り返るロイミュード。ゼンリンシューター片手に塔屋から進み出てきたマッハは、今日は余裕があるのか、たっぷり時間をかけてポーズを取ります。
「追跡。撲滅。いずれも~マッハ! 仮面ライダァァァァ、マッハー! へっ」
「わあああ。本物の仮面ライダー! ついに、ついにっ! キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」
「え?」
それを見てなぜか感動に身悶えるロイミュードがおたくっぽい。ゴスロリ少女はさっさと手放してますがいいのでしょうか。

「やっと追いついた」
そこへ、遅ればせにドライブが、ひょっこり顔を出します。ほんとうに無造作に来たので
「もう一人もキタ━(゚∀゚)━! ……あれ? きみは、名乗りとかないの?」と文句をつけられます。
「おれ? 仮面ライダードライブ」
「ちっがーう! さっきやってたみたいなやつ」
「さっき?」マッハに助けを求めるドライブ。
「マッハー、的な」
「あっはー。……仮面ライダァァ、ド~ライブ!」
急なリクエストに答えて適当なポーズをとるドライブがノリがいい。
「それだよそれ!」とロイミュードも大はしゃぎです。
「何なんだよこのロイミュード?」
「いや、わっかんないけど」
しかしそのおたくっぽい口調には、聞き覚えもあるのです。

TLでは皆が一斉に「カーレンジャー」「カーレンジャー」と言ってたのですが、ということは進ノ介の変身ポーズはカーレンゆかりのものだったのでしょうか?

新しい死神

「!」
かれらの隙をつき、突如飛来してきた二体の赤いロイミュード。「シンケンジャー」のアヤカシディエンドみたいなデザインですがそれはどうでもいい。ライダーを無視し、おたくロイミュードの前に立ちはだかります。
長い爪、死神の如き大鎌。はっとなり戦いに参入するドライブとマッハ。
「や、やばーい」救われて一目散に逃げていくおたく。「
「あいつ、逃げやがった!」
「気をつけろ、武装している!」向かってくる新手への注意を喚起するベルト。「進化途中のロイミュードだ。(逃げたおたくの)追跡は霧子とシフトカーたちを向かわせる。今はこちららに集中し給え」
「わかった……熱く行くぜ!」
突き倒されながら換装。覆いかぶさってくる赤いロイミュードを跳ね除けて、ドライブ・タイプワイルド出現。
長い爪を、剣でなぎ払うドライブ。大鎌相手にゼンリンシューターを振りかざすマッハ。二体二の攻防。やがてその剣を敵に捉えられ、身動きの取れなくなったドライブを見て、やおら宙を舞う自分の相手に銃撃を浴びせるマッハ。
「進兄さん!」
その連射で距離を取り、すかさずマガールで、今度は進ノ介の相手に、援護射撃です。
「ひとまず退くぞ」
手強いと見てか、それともライダーの相手はそもそもの目的ではないということか、さっと引いていく赤いロイミュードたち。
「あっ」二体が飛び降りた先を覗きこむドライブに振り返り、
「進化体ではないのに、結構手ごわかったね」と話しかけてくるマッハが頼もしいです!

二人の西城

マンションの通路。ハンター片手に、緊張した面持ちでとある一室ににじり寄って行く霧子。
「霧子」そこへ駆けつけてきた進ノ介と剛。
「泊さん。ハンターたちが突き止めてくれました!」
「てか、ここって究さんが居るマンションじゃ?」と歩み寄りながら、剛が首を傾げます。
ドアの前に三人揃えば、果たして中から聞こえるのは西城の声――。

(なんであんなことしちゃったんだよお)
(そんなこといったって)
(だからきみはだめなんだ!)
(ゆ、ゆるせなかったんだよお)

もとい、西城の声が二人分。
「西条さんの声同士で口喧嘩してます」

西城のマンション。
「そこを動くな!」進ノ介の声とともに踏み入る三人。
「あ、みんな」口喧嘩を中断し、彼らに振り返る二人の西城。
「嘘だろ……究ちゃんが、二人???」
固まる一同。最初に我に返ったのは霧子です。
「とっ、取り敢えず二人とも確保です!」
い、行くか? と互いに顔を見交わす進ノ介と剛。躊躇しつつもそれぞれの西城に跳びかかっていきます。
「「いやだああ!」」

船上。デッキに立ち、川面を見下ろすメディックの後ろ姿。
「いい殺気だ。きみの死神部隊だな、メディック」
「左様です」艶やかに微笑みつつ、ハートの声に振り返るメディック。その背後には数体の赤いロイミュードが控えています。「ロイミュードを倒せなくなったチェイスに、死神はもうできません。かれは打倒ライダーに集中させ、代わりにわたしたちが、不良品のリセットを」
「素晴らしい。きみは非の打ちどころがない」
手を広げ、賛意を伝えるハートに、まんざらでもないらしく上機嫌でつぶやくメディック。
「ブレンとは違いますわ、ブレンとは」
二回言うこともないだろうと思いますがw 物陰から悔しそうに聞き入っているザクブレンを、二回目は明らかに睨めつけるメディックが当てつけです。

「あるだろ、非の打ちどころなら! まずその、性格だ!」川辺で憤懣遣る方無く叫ぶブレン。
「性格?」不思議そうに振り返り、問い返すチェイス。今度から仮面ライダー専任担当となりましたので、ロイミュード的には守護神ということになりますね。

取り調べ

特状課課室。二人並んだ西城を、興味津々で覗きこむ特状課の面々。
「紛らわしいので違うシャツを着せました。便宜上、白西城さんと、黒西城さんとします」
霧子の説明通り、お揃いのアニメシャツの、一方は白、一方は黒を着せられています。
「西城くん?」声をかけるりんなに、
「「はい」」まったく同じように答える二人。
「究ちゃん」今度は進ノ介。
「「はい」」
「きゅーちゃん!」今度は九官鳥に声をかける要領で、本願寺。
「「はーい」」九官鳥のような声で答える二人。
「おーはーよ!」
「「おーはーよ!」」
傾ける首の角度まで同じ二人に、
「ああ。……自分の目が信じられない、とほほ」と本願寺も引き下がってきます。
「いやあ……あの、ぼくら実は、双子の兄弟で」が説明を始めると、
「嘘つけ!」一喝する追田。
「この期に及んでしらを切る気のようだな、ロイミュードのやつ」
「とりあえず二人を離して、別室で取り調べたほうがいいかと」

***

会議室。黒西城に対しては、追田とりんなが取り調べにあたっています。
「西城究。本名、今井健太……」
本名はやめて!」いやがる黒西城。
それに対して、普通の名前だなと茶々を入れつつ追田が資料を手に迫ります。
「……ハンドルネームは最上級、なんて洒落てるくせに。でだな、その今井健太さんに、兄弟はいない!」

***

特状課課室のミーティングスペース。白西城に対しては、進ノ介と霧子。
「霧子ちゃん、相変わらず話に乗ってくれないんだね」とぼやく西城。その肩を背後から抱いて顔を寄せ、
「全部吐いて、早く楽になっちまえよ」と耳元で囁く進ノ介がベテラン捜査官気取りでおかしい。

***

会議室。黒西城からマスコットを取り上げる追田。
「どうだ。このわんこがどうなってもいいのか!?」
「ドッグスをはなせぇ~(´;ω;`)」

***

特状課課室。
「年明けからずっと二人いた、だって!?」白の供述に驚く進ノ介。
「うん。……あいつ、あ、ロイミュード072は、仮面ライダーを探索するためにぼくをコピーしたんだ」
ブレンが特状課は怪しい、というところまでつきとめていましたからね。実際にはハートもチェイスも、メディックも、ドライブ=進ノ介と知っているので探索自体、無駄な行動だったのですが。
「でも、あいつはぼくを殺さなかった」
白の供述の背景では、マンションで西城を襲うロイミュードに続き、西城の姿で特状課に紛れるロイミュードが、矢印付きで映されます。
「……それどころか、ぼくの家にこもりっきりになったんだ。たまに、ぼくと入れ替わりで特状課にいたりして……」
「えええ!?」
「結局、仮面ライダーのしっぽはつかめなかったみたいなんだけど」

「ええ……はい。了解しました」
その間、携帯で追田と話していたらしい霧子。
「泊さん。今の話、黒西城さんとまったく同じです」
「どっちも『自分が本人』、てか。はあ……」
ため息をつき、飴を口に放り込む進ノ介、その背中に、
「モヤモヤしてるね?」と白西城。
「わかんないのさ。あんたが本物か偽物か知らんが、本物の究ちゃんが、あっちが偽物だ、って言わないのはなぜなんだろうな。そもそもさ。なんで街で暴れて、あの女の子を狙ったの?」
「きみには、わかりっこないよ」
「なんで」
「あんま、アニメとか見ないでしょ。車マニアだし」
動機を問われると一転、拗ねたように見上げてくる白西城。そのシャツのアニメ柄を、ふと思いついたようにまじまじと見つめる進ノ介で、CM。

レアアイテム

秘密のピット。
「やっぱり警察は手順が面倒だなw」2階の通路に腰掛け、足をぶらぶらさせていた剛が、ひょいと飛び降りてきます。相変わらずじっとできない性質。「おれが両方ぶん殴って、確かめてやろうか?」
「本物の西城くん、なんかすっごい弱みでも握られて、脅迫されてるのかしら」とりんな。
二人に話しかけられた霧子は、しかし、さっきから一人離れて座る進ノ介が、気になっているのですね。つかつかとそばまで歩み寄り、またギアが落ちているのかと尋ねます。
「さっきから、アニメばかり見て……!」
DVDジャケットには西城の着ていたシャツと同じキャラクター。
TVに映しだされた画像はモノクロに字幕と、ちょっとアート系のアニメのよう。
「<マーマーマンション>。ほぼ見終わった」霧子に責められ、平然と立ち上がる進ノ介。静かにネクタイを絞めなおします。「で、……つながった。シフトカーのみんな、頼みがある」

免許センター正面玄関。二人並び立つ白西城と黒西城。清々したように
「はあ、朝だ! ひとまず、解放されたね」
「うん」
と仲良しです。

その二人の前に黒塗りの車が停まり、降り立ってきたのはサングラスをかけ銃を片手に、ハードボイルドに決めた追田。

「「追田警部補?」」
「こうなりゃ実力行使だ。偽の究太郎! 正体を現せ!」
銃には詳しくないのですがショットガンでしょうか。ジャキッと音高く薬莢を籠め構えれば、恐怖にすくみ上がる二人の西城。
「やめなさい。ちょっと!」それを庇うように現れ、追田を抱きとめる本願寺。さすがに人目については大不祥事です。
しばらくもみ合っていますが、やがて銃の銃爪が引かれ、銃口から飛び出してきたのは色とりどりの造花とモール。手品用の玩具。
「そんなもので騙されるわけないでしょ!」
呆れたようにりんなに言われ、しゅんとする追田が可哀想。西城sは十分騙されていたように見えますし、脅せば展開が変わるかもと思ったのですよね。しかしそれは違法捜査と思われます。「西部警察」の見過ぎです。
「大丈夫だ、現さん」
「進ノ介くん?」
颯爽と彼らの前に立ちはだかったのは進ノ介。
「脳細胞がトップギアだぜ。これを見ろ!」と一枚の絵皿を取り出します。新番組スタート記念と銘打たれたそれに、
「「ああ!」」たちまち反応した西城s。
「「それは。日本に五枚しかないと言われている新番組スタート記念皿ァッ!」」
「今のおれには簡単に偽物が見ぬける。……こうやってな?」
要はマニア垂涎、スーパーレアなアニメグッズ。それをフリスビーのように無造作に、そして思い切り遠くへ、投げ出す進ノ介。
「「ああああなんてことを! 記念皿ァァァァッ!」」
たまらず駆け出す二人の西城。しかしそこまでは同じでも、運動能力が違います。黒は無様に転んで起き上がれず、身軽に飛び上がって見事にキャッチしたのは白。
貴重な皿を守れた喜びでうれしげに進ノ介らを振り返り、かれらの表情を見て――。
「あ」
「あ」
「ああ」
「……がニセモンだあっ!」とうとう追田が叫び、
「あああ」慌てて正体を表し、逃げ出そうとする白西城!
そして、倒れたままうなだれ、事態の発覚を悔やむ黒西城。

***

逃げる白西城の足は早く、あっという間に特状課の面々をまいてしまいます。
しかし、その行く手に先回りしていた進ノ介と霧子。
まだその手にある絵皿を指して、
「よくできてるだろ。あげるよ。……その偽物」とさらに揺さぶりをかけます。
「え!?」
「それはシフトカーの力で作った複製品だ」とベルトも解説。戦闘以外でも有能ですね。残念でした、騙してごめんね、と言いたげな進ノ介の笑顔が可愛い。
「……そっか。進ノ介くんが仮面ライダードライブだったんだね? てことは、いよいよぼくも最後だな」正体を表しうつむく072。しかし進ノ介は意外なことを言います。
「それはまだ決められない」
「ええ?」
「疑問はすべて解けた。究ちゃんは脅されていたわけでもなんでもない。自分の意思であんたと暮らしていたんだ……」

***

「行かないでぇぇぇぇっ!」
「おい」
「ごめん。ごめええん……!」
正面玄関。まるで金色夜叉のように、倒れたまま追田の脚にしがみついている黒西城(本物)。
なかなかそれを振り払えず苦慮する追田の横で、厳しい表情のりんな。
「やっぱり進ノ介くんの推理通りだったのね。西城くんはあのロイミュードをかばってるって」
「「え?」」
それに驚く追田、本願寺でCM。
CM明けはりんなの同じ台詞が繰り返されますが「ドライブ」ではめずらしいですねこの演出。
それに対して叫ぶ西城。
「聞いてよ。あいつはただの怪物なんかじゃない。変なやつなんだ……!」

西城のマンション。かれの姿をコピーした072が
「さあ、きみもこれで用無しだ」と最後を告げると、
「殺されるなら頼みがある」と言い出す西城。「今夜放送されたアニメの最終話を見せてくれ。見れなきゃ、死んでも死にきれない……!」
二人、TVモニターのまえに並び、一緒に観た<マーマーマンション>。
録画していたのでしょうか、アニメが終わるとすぐにモニターの電源を切り、そしてティッシュで涙を拭う西城。
「……よかった、この回見逃さなくて。基本ギャグだけどたまにこういう泣きの回がくるんだよな……」
感動を言葉にしながら、ふと、傍らから起こるすすり泣きの声に驚きます。
「すごい……、何だ、この神アニメは!」隣には感動しきりの072。
「きみ、わかるの」
「うん」


「おそらくあんたは究ちゃんと意気投合したんだろ。そして共同生活を持ちかけ、お互い入れ替わりながら人間の生活を満喫していた……」
072を前に、推理を披露している進ノ介。
そんな頃、かれらの好きなアニメ、<マーマーマンション>の劇場版制作発表会と、西城自身のサイン会の日程がぶつかってしまい、やむなく手分けして参加することになった二人。
発表会のほうに出た072は、しかし、そこで発表された企画の内容に納得できず我を忘れて暴れたのだと。

同族殺し

「そして。女の子をつかまえて、説教しようとした」
ゴスロリ少女は制作発表会のステージに立っていた女の子だったのです。
「なぜあの子に?」質問する霧子。
「それは、あの女の子が……声優だったからだ」
「は?」
「うん、その通りさ!」力強く肯定する072。
「いや、まったく意味がわかりません」
「<マーマーマンション>はな、台詞が字幕なところがいいんだよ。アイドル声優なんか使ったら……ああっ、ぶちこわしだ!」
進ノ介のマニアックな解説を喜ぶ072。
「進ノ介くん。きみもわかるの!?」
「あんたに言われて、観てみたのさ。良いアニメだな。……おれは、究ちゃんがいいやつだって、知ってる。だからそれをコピーしたあんたも、簡単に悪人と結論づけたくない。間違っていいやつになっちまうロイミュードだって、いるかもしれないだろ?」

聞きながら、霧子の脳裏によぎるのは紫の影。

「もしかして泊さん……?」
「きみは072のことをチェイスに重ねていたのか」ベルトもつぶやきます。
「倒すかどうかは、あんたの話を聞いてから決めようと思ったのさ」
「進ノ介くん。ぼく、ぼくは、できることならこのまま、西城究と人間の世界で……!」

感動し、進ノ介に心を打ち明けようとした072。しかしその瞬間、彼らの目の前で、背後から胸へ、赤い鞭で身体を貫かれてしまいます。そうなって初めて、その手から離れ、地面に落ちる皿。
「おい、おい! しっかりしろおい!」再び西城の姿に戻り倒れた072に、駆け寄り助け起す進ノ介。
「……噂通り、とんだ不良品でしたわねえ。人間と仲良くなりたいだなんて」
声をかけてきたのは二体の赤い死神を従えた黒い影。はっと顔を上げ睨みつける進ノ介。
「貴様!」
「072は進兄さんに任せたけど、あいつら相手なら手、出していいよね?」
その時派手な銃声とともに姿を表し、おれに任せろとばかり、メディックの方へ駆け出していくマッハ。

「進ノ介くん……」腕のなかで、助け起こした072の声がします。西城の姿で、「いや、仮面ライダー。……本物の西城究には、ぼくが大暴れしてきみに倒されたって、い、言っといてよ」
「え?」
「ほら、あいつ、あんな顔して結構、涙もろいから。ぼく、わかるんだよな。あいつと同じ心持ってるし。ね」
そう言い捨て、進ノ介、霧子を突き飛ばして立ち上がろうとする072。
一瞬ロイミュード態に戻り、そして大きな炎を吹き上げ、舞い上がったコアも、爆散します。
「……」うなだれる進ノ介、霧子。短い間の思い出しかありませんが、072の様々な言動が思い起こされます。二人が無事だったのも、072に突き飛ばされ、庇われたから。
「行こう、進ノ介」
「……ああ!」
ベルトに促され、決然と立ちあがる進ノ介。変身。ドライブ、タイプスピード出現でCM。

宣戦布告

マッハ対死神s。軽快な立ち回り。
「そうか、お前ら新しい死神ってわけか。それなのに、仲間の方を殺すのか?」
「わたし、最近気づきましたの♡」彼らの背後から、ピクニックでもしているかのように、のんびりと話し始めるメディック。「何度リセットしても、ロイミュードは同じことをするって。だから、ハート様とわたしと、選ばれた者以外は、消していったほうが効率がいいんです」
予告ではメディックはもっと物騒なことを言っていたような気がしますが、取り敢えず今回の内容だとブレンさんはまだ大丈夫そうです。ただ部下たちはええっと恐れおののいています。
「それが。新しい死神の長である、わたしのやり方……」
「何が死神だ!」怒りの声が空気を切り裂きます。遅ればせに現れたドライブ。ゆっくりと歩み寄りながら、「チェイサーといっしょにすんじゃねえよ」

ロイミュードは殺せないと、仲間に対しては粛清ではなく、あくまでリセットすることにこだわっていた魔神チェイサー。
そこには一種の信義があり、その剛直さに、敬意さえ感じさせた。しかし新しい死神は。

「おめえみたいなのを、人間は死神じゃなく、悪魔って呼ぶんだ」
「なんですって」一瞬、真顔になるメディックが怖いです。
「来い! デッドヒート」手慣れたのか一瞬で換装するドライブ。「どうにも気分が収まらねえ……ひとっ走りつきあえよ!」

声に怒りをにじませ(ここの演技お見事です)、すさまじい勢いで剣を振りかざすドライブを見て、これは手に負えないと言いたいのか、お手上げのポーズをしているマッハ。

追いすがる死神たちを振り払い、まっすぐメディックに迫るドライブ。
ドライブの本気を必死にかわしつつ、手から光線を放つメディック。レーザーメスの、その熱に胸を貫かれますが、放熱でボディが裂かれるというベルトの危惧にもかかわらず、
「おれの怒りの熱はそれ以上だ!」と怯まないドライブ。デッドヒートのままタイヤ交換。必殺フルスロットル。フレア。
すさまじい業火がメディックを襲います。
「!」
とっさに鞭で死神sを捉え、その身体を楯に逃れるメディック!

「……はあ」大爆発の炎が鎮まり、ようやく立ち上がる進ノ介に、
「メディックはうまく逃げたな」と声をかけるベルト。
どうしようもない怒り。無人の野外劇場に立ち尽くし、
「うおおおおおおおっ!」と、ただ激情のまま吠える進ノ介――。

特状課課室。バツが悪そうな表情の西城。
「みんな、ほんとうにごめんなさい」
「もう気にすんな」
「でも残念だな、あいつ、最後に暴れたなんて」
「仮面ライダーに倒された」なおも言う西城に、それが慰めになるのか、なだめるように言う進ノ介。
「あなたは他の人間にできないような経験をした。それが今後、あなたの人生の役に立ちますよ。ね?」そして最後に、しみじみと話しかける本願寺。進ノ介、追田らも見なおしたという表情で、
「おお」と声を上げます。
「……今のコメント、いい上司っぽかったですね♫ さあ、誰に報告書を押しつけようっかな……?」
しかし次の瞬間、一斉に本願寺に背を向ける課員一同。
「この流れは。脱出しましょう」と霧子。頷き共に出ていこうとする進ノ介。
「逃がしませんよぉっ」その背後から迫る本願寺。二人共にデスクまで引きずられていきますが、進ノ介だけはその腕を振りほどいて逃げ出します。
「泊さんっ!」置いて行かれたと悟る霧子の絶望の表情。「ああ! ずるい……!」
「済まねえ!」霧子の恨み節に苦笑しつつ、なお追いすがるりんな、追田も振り払って、西城の席まで行く進ノ介。その方を抱き、「頑張ろうな、究ちゃん!」

船の上。白い二の腕に、小さな切り傷。
「許せませんわ……!」
この自分に傷を負わせるとは。憤怒の表情で、一人ひっそりと、怪人態を現すメディック。船上に佇む、禍々しく美しいその姿がラストカット。
最終決戦ってどういう意味ですか。
今週の忍法畳返し。まだサービス月間中なのか、アクションシーンが多くていいですね。アカのコミカルでいて速い動き、クールなアオとのライバル関係、心配したりにやにやしたりのいとこたち、魅力的です。「たか兄のものなら名前くらい書いておけ」と川での着地ポーズに吹きました。アオのロボがドラゴン型なのは英国魔法留学を象徴しているのでしょうが、ドラゴンも座るのかとそれが今回一番の衝撃w
同日追記。黒がごまかそうとした(=かばった)のに白が偽物だった、というところを強調しました。ちなみにカーレン疑惑についてはわたしがこれ書いてる間にけりがついていましたw
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2015.03.01 11:38 | drive ドライブ | トラックバック(-) | コメント(-) |
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