LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

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あんまり冒頭でネタバレしないほうがいいと思うので感想の詳細は折りたたみ以降です。
これはドライブファンの評判が荒れるぜ! 止めてみないけど。


Motegi pit lane in the morning / kemeko1971


で、とりあえず肝心のアクション面は、わりと堪能できた映画でした。
冒頭の仮面ライダーブラックの、高所からふわりと舞い降りる姿。一瞬でをするとはこのことです。あれが次郎さんでなかったらもう自分の目が信じられない。信じられないけどでもたぶんその人に惚れるしかない。そのくらい圧倒的でした。圧倒されました。今回の主役・仮面ライダー3号にしても、車からゆらりと降り立つ姿が気だるくも憂愁に満ちていて、手足の枷に残る鎖がいちいち微かに鳴って、それでいてドライブに来いと手招きしたりゼロノスに顎で合図したり、なめらかな及川さんの声にも合っていて、いちいちふぉぉぉとなりました。なんというしっとりライダー。常に黒い羽を撒き散らすの王子様。
最後は例によって昭和テイストな砕石場での総力戦ですが、レジェンドライダーズを演じる若手の方も慣れてきたのか、それともベテランの方が多く入られているのか、一人ひとりの高岩度が高くなっていて、広いフィールドのどこを見たらいいのかわからなくなるくらい素敵でした。
そしてデネブ! ギャレン! 押川さんの演技が昔のままでたまらなかった……(´;ω;`)
カリス&ゼロノスが伊藤さんだったらもっと良かったのですが。中村さんのライダー復帰作ということでオファーはあったらしいのですが、お忙しくて実現しなかったとのこと(もちろん藤井さんのゼロノスも素敵でした)。
あ、あと、アクションではないですが、首領の声が違和感なくて再現度すごかったです。関さん素晴らしい。

以下適当な感想文。ネタバレ注意です。劇場でメモとかとれないので台詞やシーン変遷はうろ覚え。
荒れるとか書いといてあれですがストーリーはただ単なる「if」の世界。
ショッカーが支配する世界において、ショッカーライダーとして打倒仮面ライダーに勤しむ進ノ介が、いかにして本来の歴史を取り戻すか、というだけのものです。ということで、わりと途中までわたしも単純に楽しんで見ていました。
ドライブや1号2号が、何かというとやられた味方の名前を呼んだり、
「そこをどけ、ライダーマン!」みたいに、一言話しかけるたびに相手の名前を呼んだり、レジェンドライダーを知らないお子様への解説役になってしまっていて、肝心の戦いでは外野っぽくなってしまっていたり、何でも台詞で説明してしまっていたり、ところどころ残念な部分はありますが、尺の短い映画ではよくあることと。
ただ……。

プロローグ。1973年、ゴミ捨て場の壊れたテレビに降り注ぐ雨。落雷が影響しているのか、ふと映った「仮面ライダー」の最終回。ショッカーを討ち、旅立っていく2人のライダー。そのバイクを追う、白いモンスターマシン。降り立ったもう1人のライダーは――。

ショッカーの世界

「南光太郎連続ショッカー殺人事件」を扱う特状課。様々な調度にショッカーの意匠があしらわれ、追田警部補など完全に軍人姿。
本願寺が皆を呼び集めますが、しかしそこに進ノ介の姿はありません。if世界においても車好きなのか、「ショッカー・ユーゲント」(ヒトラー・ユーゲントを模したものと思われる少年組織)選抜がカートレースの形で行われると聞いて、すっとんでいってしまった進ノ介。しかし同行の、霧子の方は現実世界の意識を残しています。
この辺りのショッカー世界の描写はすごく面白かった。

「1号同様、最も速く乗り物を操れる者が最も強い改造人間となる」というのがショッカーの考え方らしく、表彰台に立った3人の少年をユーゲントに取り立てると発表するブラック将軍。にこにこと見守る進ノ介。
しかしそこへ、仮面ライダーブラックが妨害すべく姿を表します。
「すべての仮面ライダーはおれが倒す!」ドライブとなる進ノ介。

しかしドライブの攻撃では手ぬるいと見たブラック将軍が、極めて卑劣な手を使ってブラックを陥れたために、初めて戸惑いをおぼえるドライブ。
さらに、その場へ風のように現れた3号に、カーレースで手ひどく負かされてしまいます。
戻ってみれば霧子が、一度は倒された光太郎/ブラックをかくまって逃げたと知らされ――今までのショッカーライダーとしての己のあり方に疑問を持つ進ノ介。
・追田警部補が完全に人が変わっててとくに軍服の着こなしがすばらしい
 でも残虐なシーンが多く
 「こんなの現さんじゃない!」となってしまったり
確かにこのあたり、卑劣な罠に敢えてはまるしかなく手ひどくやられる展開が燃えるし、生身アクションもいいし、ブラック観てないわたしでもかっこいいと思いました。

反転

進ノ介の疑問が確信へ変わったのは、目の前でぼろぼろになっても戦う、光太郎の影響もあるでしょう。ただ、決定打は本願寺と霧子の犠牲。
「進ノ介が裏切った」との報に思わず人前で快哉を叫び、裏切り者として制裁される本願寺。
ショッカーに捉えられ、人質として進ノ介の足手まといになることを拒みビルの高みから墜落していく霧子。
ここの描写は熱く、それだけに進ノ介/ドライブが喪失感のあまり、暫時、腑抜けになってしまう演技が素晴らしいのですが、特状課の面々に対して愛着を感じ始めている今になってこんなふうにゲームのコマのように扱われるとわりと工エエェェ(´д`)ェェエエとなってしまいます。

・そしてショッカーライダーとして戦う時もノリノリだったベルトさんが、進ノ介に
 「やっと目が醒めたね」的なことを言うのが変わり身早い

打ちひしがれたドライブを、危機一髪で救い出す3号、黒井響一郎とトライサイクロン。
黒井/3号は、ショッカーライダーとして1号2号を倒したライダー。しかしその事実は伏せ、ただ、ショッカーに討たれたとされる2人が、電子データに移された魂の形でまだ生きている、自分がそれをライダータウンに隠したと進ノ介に説明します。
ショッカーに倒され、洗脳完了したライダーが多いものの、それに抗し、ショッカーと戦って人々の自由を取り戻すべく多くのライダーがライダータウンを目指しているのだと。
黒井と行動を共にし、正しい歴史を取戻すことで霧子に報いようとするドライブ。
・高所から落下するウィザード、棒立ちのまま崩れ落ちる鎧武、ショッカーに倒されるライダーの描写が素敵です

この道行きに参入してくるのが詩島剛/マッハなのですが、ここがまたあっさりしすぎていてご都合主義な感が強いです。今まで進ノ介とともにショッカーライダーとして仮面ライダー逮捕に勤しんできたはずなのに、ちょっと話を聞いただけで
「そうか、わかった」となるのは軽い。その辺は尺がないのかもと思ったのですが、霧子の死? を聞いても
「おれが姉ちゃんの敵をとる」とあっさり受け入れてしまって、あのシスコンがありえないだろうと思ったり。
道中他のライダーたちが襲いかかってきますが、3号の戦いぶりが苛烈を極めており、それが気にかかる進ノ介。

疑惑

夜、野営する3人に、襲いかかるのは仮面ライダーJの巨大な影。
剛、黒井は逃げ切りますが、ここで進ノ介は絶体絶命の危機に陥り、それを黒井を監視していた桜井侑斗/ゼロノスに救われたことから図らずも別行動となります。
侑斗に
「3号はショッカーライダー」
「自分の観測していた歴史では1号2号は倒されていなかった」
 等と聞かされ、霧子の言葉との一致に納得する進ノ介。黒井の不自然なまでの勝ちへのこだわりも思い合わせ、こっそり逃亡中の西城・りんなと連絡をとり、黒井の情報を求めることに。
・このキャンプシーン、稲葉さんの目が大きいです
・西城&りんなの変装がひどいです(可愛いともいう)



ライダーたちを救うべく、黒井とともにショッカーアジトへの潜入を試みる剛。
「進兄さんはどうせすぐ追いつく」とあっさりしたものです。今しもカリスに処刑されかけていた橘/ギャレンを救い、また、
「気づいていないとでも思ったか?」となおも彼らを監視中だった侑斗に、声をかける黒井。
自分とともに正義に目覚めた剣崎/ブレイドが、カリス、レンゲルの手に落ちたという橘の手引で、まんまと潜入に成功する剛と侑斗。黒井は別行動。
囚われのブレイドを解放しますが――その時、無言のまま襲い掛かってくるブレイド!
「ばかめ」そして上階から現れるカリス、レンゲル。声がオリジナルキャストですね。さらには橘までが、カリスに
「やったな」と声をかけられ、頷いています。
とくに洗脳されているわけではないこの4ライダーは、
「ショッカーに取り入り出世するのも悪くない」と欲得ずくで彼ら(ショッカーにとっての)反逆者を狩っていたのです。不敵に笑う橘。これは罠。
慌てて変身するマッハとゼロノスですが多勢に無勢です。かなり疲弊したところで乱入してきた3号に救われますがさもなければ危なかったかも。
攻勢に転じ、ギャレンに銃を突きつけるゼロノス。それを止める3号。
「勝負はついた。殺せば必ず後悔する。仮面ライダーという希望を自分が滅ぼしたという罪を、お前に負わせたくない」
それは1号2号を倒したことへの後悔が言わせているセリフなのでしょうか。ギャレンを解放し立ち上がるゼロノス。そしてうなだれるブレイド・カリス・ギャレン・レンゲル。
・潜入前、かなり危ないやつらだ、とカリスらのことを説明する橘に対し、危ないのは好物だという剛が命知らずです

その時、そんな彼らを高所から狙っていたのは乾巧/仮面ライダーファイズ。その存在に気づき一瞬睨み合ったものの、長居は無用と立ち去ってしまう一行。
「あ、ちょ……っ」と、あてが外れたような顔を見せるたっくんが可愛かったです。

……こんな感じで、どのライダーが敵でどのライダーが味方か、忙しなく入れ替わりつつ、
「面白い、こいつはおれがもらった」
「早く、ここはおれに任せてお前が先に行け!」
「――いいもんだな、仲間って」
 と熱そうなセリフのやりとりが観られます。・ファイズ再登場シーンは洞窟のなかで、立抗の闇のなかで光り輝いていた「555」の巧初変身を思い出しうるうるしました
・ここで剛に
 「おっさん世代は面倒くさい」的なことを言われて目を白黒させる侑斗
 「お、おっさん言うな!」
 「じゃあね、早く行きなよおっさん
 佐藤さんに「仔犬の目」とからかわれていた中村さんもそんな年なんですね(*´艸`*)
・そしてもっとおっさんな乾巧/ファイズアクセルフォームは勝負半ばであっさり変身を解き、
 「飽きた」と言い放ってさすがの剛をも驚かせますが
 この人ほんとに無頼に過ぎるw

勝負

――とうとう最後の1人となる侑斗。
思えば“歴史を改編する”今回のショッカーに対し、“時間の正常な運行を見守る”ライダー・侑斗が進ノ介以上に活躍シーンが多くなるのは、当然のことと言えるでしょう。
ライダータウンに<本郷>なる表札の屋敷を見出し、訪れれば立花藤兵衛と名乗る老執事が、
「ご案内するよう主人に申しつかっております」とかれを奥へ誘います。
1号2号の魂をデータ化し、また本郷家の財をすべて投じた最新最先端の設備を前に、息を呑む侑斗。しかし1号を名乗り話しかけてくる声は――。

「この設備はショッカーのものだ」喝破する侑斗。たちまち豪奢な屋敷は瓦解し、1号2号のデータを収めた設備だけが、黒々と巨大な建造物となって彼の前にそびえ立ちます。
これも罠。哄笑する首領、その声に従い集結したショッカー怪人たち、そして黒井響一郎/3号。
あっけなく騙されたことに対して悔やむ、かれの背後から現れた進ノ介の、衣装がショッカー風のハードな革ジャンから、刑事らしい簡素なスーツに変わっています。

「つながった」

今までも3号はこのようにして正義を語り、ライダーたちをおびき寄せていたのだろうと推理を語る進ノ介。
ここで、ブラック将軍、追田警部補らがこれみよがしに霧子を引き立ててきます。
「大事な人質をむざむざと死なせるわけがないだろう」
人質までとられ、多勢に無勢過ぎて今更どうにもならない進ノ介。しかし、嘲笑う黒井らを無視し、頭越しに首領に対して、
「おれの勝負を受ける度量はあるか」と問うところが不敵です。侑斗が呆れて見上げる表情がおかしかった。
ショッカーならばライダーの力比べはスピード勝負が最適だとばかり、レースを申し込む進ノ介。
「レースならすでにお前はおれに負けているだろう」失笑する黒井ですが、
「完全に叩きのめすまで勝負はつかない、んだろ?」と黒井の勝利へのこだわりを口にして揚げ足取る進ノ介が刑事っぽい。勝てば霧子を解放してほしいとまで願い出てかなりの肝の太さです。

「あんなことまで言って、何か勝算があるのか。ショッカーが約束を守るわけがないだろ」
勝負まで投獄されている侑斗と進ノ介。先ほどの進ノ介の振る舞いに呆れた侑斗が問いただせば、進ノ介は3号の本音が知りたいのだと、答えます。
「それを探るためのレースか」
「考えても仕方がない。さっさと寝ようぜ」
言って靴のまま、ベッドに入る進ノ介。起き上がったまま、その背を見つめている侑斗。

スリップストリーム(違う)

ここまでが前半です。後半は予告でもタイトルでも分かる通りのグランプリレースで、展開ははしょりますが当初のテイストは「チキチキマシン猛レース」か「マッハGoGoGo」。例えが古くて申し訳ない。10組の出場ライダーたちの、細かい仕草とか、ショッカー整備員が真剣にそれぞれのマシンを点検している様子が楽しかった。
・霧子だけでなく侑斗までヒロイン人質ポジションで磔されながらの観戦w
・レースクイーンはたぶん仮面ライダーガールズ
・観客席に溢れかえるショッカー戦闘員たちが楽しそう
・いち早く先頭に踊り出るも後続のトライサイクロンにマシンガン攻撃され失速、
 「そういう勝負か」とにやりとするドライブ・タイプフォーミュラがお約束
・魔法でトライドロンの走行妨害するも、鎖を断ち切られ
 「ええーっ」となっているウィザードの小芝居
・Wのリボルギャリーでっかすぎ
・ショッカーライダーだろうがなんだろうが早々に攻撃しまくって潰す3号
・ファイズVSマッハに続き、カブトとドライブの高速勝負
・魔神チェイサー参入&RX参入(光太郎を見てドライブの顔が輝くのが微笑ましい)
・マッハ参入
・ファイズ参入
・鎧武、オーズ、アギト、ディケイドがマッハのトマーレで4人一緒に一網打尽

そしてドライブと3号が、再び一対一となります。
トライドロンから降り立ち、拳で語りつつ3号の卑劣さを指摘するドライブ。
勝てば正義、負ければ悪だと言う3号に、
「おれは負けてもいいと思った」と叫びます。「大切なのは勝ち負けじゃない、今何をするかなんだ」
「負け犬の理屈だな。1号2号を殺した以上、おれはショッカーとして生きるしかない」
「間違いはいつからでも正していける……!」

「愚かなる人間どもよ見るが良い」
彼らの言葉が、レースの実況とともに放映されています。街頭に設置されたスクリーンを前に、ただ息を呑み見守る人々。彼らはショッカーにあざ笑われ、虐げられる存在ですから、始めはただ、うなだれて見ているだけです。が、突然一人の少年が
「仮面ライダー、がんばれ!」と叫んだ瞬間、空気が一変。この少年の、レース展開に一喜一憂する表情がとてもいいです。
「!」冷たい目で少年を見返し、反逆罪で捉えようと進み出るゲシュタポ。
とっさにそれに組みつき、少年を守ろうとする周囲の大人たち!
「がんばれ、仮面ライダー!」
そして侑斗の傍らで、監視役を与えられていたショッカー・ユーゲントの少年たちも、ドライブに声援を送ります。驚き、それから微笑む、侑斗と霧子。
「A to Z」でもありましたが、ふだん孤独に戦っているライダーが市民の声援を受ける展開はうれしいです。子役じゃなくてもいいという声もありますが、わたしも別に子役じゃなくてもいいんですが、このあたりは「ディケイド」におけるアマゾンの世界っぽいですよね。ということで子役だって別にいいじゃないかと。

やがてドライブと3号はレースに戻りますが、激しいデッドヒートを繰り返しながら彼らを抜き去っていった4ライダーをも猛追します。
そして、掟破りなまでの速さで最後のストレートを制したのはドライブ!
「泊さんはいつも、正しい道をまっすぐ走るんです!」磔にされたまま、快哉をあげる霧子、微笑む侑斗。

しいたけ食べろ

もちろん勝ったからといって、おめでとうと帰してくれる相手ではありません。
一斉に襲いかかる怪人たち、ライダーたち。
ドライブの危機に、思わず自らをしばる鎖を引きちぎろうともがく侑斗。その枷を外そうと手伝い始めるユーゲントの少年たち。
追田が見咎め、霧子を手にかけようとした時――。
思わぬ方角からの砲撃。デネブです!
「遅い!」
「だって侑斗、お前は目立つから何かあるまで隠れてろってー J( 'ー`)し」
「いいから外せ!」
指の銃で鎖を撃たせ、自由の身となってゼロノス・ゼロフォーム。
「言っとくがおれは、かーなーり、強い!」

この辺り記憶が朦朧としていますが、ここからは混戦に次ぐ混戦。
ドライブに加えゼロノス、マッハ、RX、そしてなぜか気が変わったファイズがレースから引き続き正義側。ファイズは単独行動が好きなはずなんですが。さらに、ゼロノスに情けをかけられ改心したか、ブレイド、カリス、ギャレン、レンゲルも。
その時ショッカー首領はなんと3号を吸収し、1号2号亡き今、自分こそが完全にして最強、唯一の仮面ライダーであると、その巨体をライダーロボ型に変えて自立、高所より地上のライダーたちを攻撃してきます。
万事休すと思われたその時、
「自分たちは死んではいない」と声がして、ライダーロボの体表を打ち抜き飛び出してくる1号・2号!
たちまちライダーたちの洗脳が解け、全員が正義の戦いに参入します。巨体には巨体とばかり、首領に挑むJ。
ところがJの姿は、突然掻き消えてしまいます。驚く全ライダーに対し、とくとくと
自分には歴史を書き換える力がある、その力を持って、この世界をJのいない世界にしたのだと説明する首領。
そんな力があるなら初めから、全ライダーがいない、しかしショッカーは強力な改造人間で世界を整復することに成功した世界にしておけばいいじゃんと思いますが、今ようやくその力の使い方を把握したのか、お前も消してやる、お前も、お前も……とピンポイントでライダーを一人ずつ消していきます。
1号、2号、そしてドライブが成り行きに驚いていると、
「今度は自分が歴史を守る番だ」とかなんとか黒井の声がして、今度は3号が、先ほどの1号2号のようにライダーロボの胴体部分から飛び出してきます。たちまち歴史改変機能を失うライダーロボ。

レジェンドライダーズが主に戦闘員相手に暴れているのに対し、1人で数体の改造人間を相手に戦うマッハ。
不均衡も感じますが、その素早い身のこなし、苛烈なまでの攻撃力を引き立てるようにも見え、途中までかなり楽しめます。
マッハの前に、まるで歯がたたない追田。しかし、冒頭ドライブをも追い詰めたその特性により、ついにマッハの足を止めます。身体にかけられた粘液に固められ、指一本動かすこともかなわないマッハ。
相手が不利と見て、わらわらと集まってくる改造人間たち――。
「やっべえ」

ロボにはロボ

歴史改変機能を失ったとはいえ、まだまだ強力なライダーロボ。見上げて途方に暮れるドライブの背後から、
「あいつはおれたちに任せて!」と声がします。ロボにはロボ。登場したのは全然忍んでない忍者たち。
「ニンジャ?」
物珍しげに寄っていくドライブの周囲で、一斉に変身するニンニンジャー。アオニンジャーの剣がドライブに刺さってませんか。

「はああ」
蚊帳の外になってしまい、ぼんやりロボ戦を見ているドライブの前に、突如現れる一人の老人。
「あなたは?」
おずおずと声をかけるドライブ。ライダーというと誰にでも「きみ」と話しかけるイメージが有りましたが進ノ介は社会人らしく年長者には「あなた」を用いるようです。

「まだまだ忍タリティが足りぬわい」しかしそれを軽く無視してお茶をすすると、ミッドナイトシャドウから紫色の手裏剣を受け取り、ほれ、とドライブに託して文字通り消える老人。
「え!?」
「ドライブの新しい武器だねえ」
ベルトが言うので恐る恐る装着すると……忍者たちのロボはトライドロンシュリケンジンと変じ、なぜかコックピットにドライブも!
歓迎の声を上げる忍者たちに、
「よーしみんな! ひとっ走りつきあえよ!」

相変わらず一歩も動けないまま、大勢の怪人に襲い掛かられるマッハ。
壮絶な散華――。

一方、わいわいきゃあきゃあ忍者たちと賑やかに戦い、とうとう首領のライダーロボに大ダメージを与えるドライブ。
いよいよとどめをさす、その時になって、気遣わしげに3号に振り返る1号2号。
「いいのか。倒せば、歴史が元に戻る。そうなれば君の存在も消えてしまう」
「構わない。それがたぶん、仮面ライダーとして正しい生き方だ」
その言や良し。頷き、とどめのライダーキックをライダーロボに浴びせる1号2号。
大爆発とともに緑色の熱波が広がり――消えていくショッカー怪人たち。ショッカーの支配の証も、支配されていた人々も、何もかも。
消え行く3号に向かって、
「お前が消えても、おれは憶えている。またいつか会おう、どこかで」と良太郎ばりの台詞を告げる侑斗が泣けるで。
キラキラときらめく光の粒となり、消える寸前の3号の、穏やかな微笑み。
登場時からずっと、黒い羽根を振りまき闇の王子様のようだった3号ですが、ここで羽根がすべて純白に変わるところが美しかったです。

歴史のとりこぼし

「よーしみんな集まって」
特状課。指示を与えるため、みたび課員たちを呼び集める本願寺。本願寺も追田も正しい歴史の世界ではちゃんと生きていて、りんな・西城は言わずもがな。でもやっぱり霧子と進ノ介はいません。
その頃、子どもたちのカートレースを眺めている進ノ介、霧子。その前に、ふと現れるゼロライナー。
「あいつもあんなことになるなんてな」
正しい歴史の世界では、F1レーサーとなっている黒井。電車から降り立った侑斗が差し出してみせるスポーツ紙には、かれの勝利を報じる活字が踴っています。
進ノ介の活躍によって、歴史は正常な状態に戻され――しかし、戻らない部分もありました。
霧子のモノローグとともに映しだされるのは、彼女の部屋。窓辺に飾られた、剛の遺影。

工エエェェ(´д`)ェェエエ工 ってなりますよね?
剛のぶんまでがんばろう的なまとめでしたが、倒れた時にははっきりした描写がなく、ライダー一同が集まった時もあれマッハは? という話にならず、こんなちょっとした描写だけでその死を暗示され。
本編で剛に何らかのタイムリミットがあるらしいことがずっと描かれて来ましたが、まさか?
これと本編はまったく関係ない、独立した話だととることもできますが、それならわざわざ、黒井ですら生きているのに剛だけ消してしまう必要はないと思うのです。それともこれは4号のWEBムービーに続くの?

エピローグ。1973年、ゴミ捨て場の壊れたテレビに降り注ぐ雨。落雷が影響しているのか、ふと映った「仮面ライダー」の最終回。ショッカーを討ち、旅立っていく2人のライダー。
侑斗とデネブのじゃれあいで微笑ましいラストシーン、エンディング後、再び不気味に響く、首領の笑い声――。

ああやっぱり動搖しています。アクションは好きですよ! 後半、首領周りがだれましたけどそれはまあよくあること。4号、およびパンフDVD見たら追記の予定。
同日追記。4号観ました! そう来たか!
稲葉さんがおいしい役とパンフで語られていましたが、マッハが壮絶に死にすぎて逆に笑えてきました。後の人もループのなかで順調に死んじゃうみたいです。
あと、マッハのお調子者っぷりへの、たっくん、侑斗の反応がおかしくてたまりません。1回目は
「派手だな、いつもやってんのか?」
その次は
「(無視)」。
「ちょっとくらい笑ったら」
「こういう顔なんだ」
「www、どういう顔よ」
たっくんは含羞の人、侑斗はツンアホ、どちらも当りが柔らかい先輩ではないのに、ものともしない剛はすごいやつです。
後半、何か知っていそうな海堂が出てきて先が楽しみ。

「続きは劇場版で!」の「ディケイド」最終回と同じですねこれ。映画だけでは完結してないんだな。面白くはあるけど、映画としては小さいお友達が
「面白かったねー」と言って帰れるのがいいと、やっぱりわたしは思うんです。
3/22追記。試写会挨拶に関するtwを貼りました。あと変な誤字が多かったのでいろいろ修正。ついでに文字装飾や小見出しもいれました。失礼しました。
3/23追記。パンフDVD観ました。
見どころは半田さん、中村さんに
「バイク? バイクで変身って何w」とさんざんつつかれて説明に困り
「いやほんとにバイクなんですよ。マフラーもふわあっと」と繰り返す稲葉さんとか。
及川さんに、シフトカーを装填して変身することについて
「それ入れるの? 練習した?」と聞かれて練習しましたよ、最初入らなかったんですよと笑ったりシフトレバーの説明をしたり、
「今は優しいよう、おれらのころは怖かったもん」と倉田さんにカメラマンさんの話をされて
「はい優しいっす」とカメラ目線で首をこくこくしたり、中村さんに背が高いと言われて
「自分がでかいとは思わないんですけどねえ」と首を傾げたりする竹内さん。
いいですねライダー間世代交流。
メイキング部分短かったので、「4号」のメイキング半田さん密着編をついでに貼っておきます。なぜか「555」の話がメインになっててわたしにはご褒美ですw というのは置いといて、この映画やっぱり「4号」見ないと後味悪いままで終わりそう。
4/3追記。関係者のネタバレtwを貼りました。ということでわたしは藤井さんに惚れたことになります。悔いはない。
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2015.03.21 20:15 | dvd box 観たらめも | トラックバック(-) | コメント(-) |
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