LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

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いよいよ老獪、かつ大胆な攻勢をかけてきたロイミュード001。
警察機構そのものを武器とするそのやり口に、緒戦は手もなく捻られた進ノ介に、焦るな、この組織に留まれと声をかける本願寺が素晴らしく上司らしく、そして一方、その進ノ介よりも遥かに重いものを抱えて押しつぶされそうになっている剛の危うさに胸がときめくという、苦悩好きにはたまらない回となりました。それを支える竹内さん、稲葉さんの演技がすごい。
時間がないというのは、おそらくは霧子がすべてを知る前に片づけたいということですね。わたしは小さい健気な男の子に弱いのでこれはもう、松島さんじゃないですが剛に溺れざるを得ない。順調にじゅんぐりに、溺れております。


Cartoon House / Stefano A


一方、ライダー変身2回めで早くも戦い慣れた印象のあるチェイサー。今井さんの体型や重々しい動きが斧という武器に合っていて、死神時代よりいいと思います。信号待ちしながらもシリアスさが失われないキャラクターの力もすごい。
頼まれて救いに来た相手に逆に襲い掛かられても気にも留めない、武士か、と言いたくなる剛直さ、生硬さも、機械だからと言われればそれまでなのですが、それだけに剛にはいっそう目障りな存在なのでしょう。
演じる上遠野さんも華奢な体型や中性的な顔立ちに比して、首が太かったり手がごつごつしていたり声がぞくぞくするほど低かったり、ただイケメンで済ませるにはたいへんアンバランスな要素をお持ちの方で、それがチェイスという存在の特異さを引き立てているように思います。
OP。剛と交差するチェイス。おおおこの構図好き。

新興住宅地集団昏倒事件

朝の住宅街。最近整備された新興住宅地らしく、並び立つ家々はまだどれも新しい感じです。同じような規格、同じような広さの家と、ほぼ同時期に移り住んだらしい住人たち。
仲良さそうに路上で談笑する彼らの様子を、物陰から窺っているロイミュード。
「さあて。この中に当りはいるのかな?」
つぶやき、なにか赤いものを住人らに投げつける、その胸のナンバーは050。何十にも分離したそれは、それぞれ住民たちの身体の中へ――。

諍い

免許センターの敷地内なのか、開けた土地。
「みんな、お待たせ!」待機していた進ノ介、霧子、剛の前に現れるのはりんな。
「りんなさん、いったい何が始まるの」となつっこく聞く剛に、
「トライドロンの新装備のおひろめよ!」と上機嫌です。
その声とともに赤、青、2機のライドブースターが飛来しトライドロンと合体。空に舞い上がるトライドロン。
「仮面ライダー3号」にも登場しましたがシリーズ内ではこれが初のお目見えです。進ノ介も驚いていますが、
「いい絵だね、戦力アップ大歓迎!」と剛も楽しげで、ずいぶん心の余裕が出てきました――と思ったら。「ところで、青のブースターは?」
「いずれ、3人のライダーが揃ってから乗るためのよ」とりんな。
中心のトライドロンにドライブ、赤にはマッハ、そして青にはチェイサーが乗り空を飛ぶ勇姿(想像図)が一瞬挿入されます。3人の、と聞いた瞬間に剛の顔色が一変しますが気づきもせず、
「わあ早く見たいな!」とはしゃぐ霧子。
「……おれは認めない。やつを仮面ライダーとは」一転、硬い表情となる剛。
「なんでそんなに嫌うの」あれはロイミュードだ、倒すべき対象だといつもの持論を述べる剛に、今日は食ってかかる霧子。
ヒートアップしていく姉弟喧嘩。
ああ、おいおいと止めようとして止めきれない進ノ介、りんなが言い争う2人の周りをうろうろしていたのも甲斐なく、とうとう霧子は弟の頬を張ってしまいます。
「違う。剛はなんにもわかってない!」
「わかってないのは姉ちゃんのほうだろ!」ショックを受けつつ言い返す剛、自分のしたことに驚いている霧子。
「霧子、霧子?」ようやく口を挟む間ができ、なだめようとし始める進ノ介。

しかし、タイミングが悪く、追田が駆け寄ってきます。
「大至急本庁に向かうぞ! ……ついに来たんだ、特状課に、合同捜査要請が! おい?」
喜色満面で走り寄って来る追田。そばまで来て、やっとただならぬ雰囲気に驚きますが、剛は構わず、ぷいと立ち去っていきます。

剛の事件1

運転免許センター正門前。
出ていこうとする剛の横を、追い越すように走り抜けていくワゴン。おそらくは中に、警視庁へ向かう霧子らが乗っているのでしょう。顔を上げ一瞥し、また歩き出そうとする剛。そこへ1人のOLが話しかけてきます。
「あの、特状課、はここでしょうか?」
「今出払ってる。誰もいないよ」ぶっきらぼうな剛。しかし、
「そんな」と困り切った彼女の表情に、つい足を止めてしまいます。根はやっぱり親切なんですね。
「どんな用件?」
「……弟がさらわれたんです」

***

埠頭に立つチェイス。グローバルフリーズの夜、そして霧子の記憶を、それによって起こる自らの心の変化を、独り確かめているようです。

挑発1

捜査一課第二班捜査会議。コの字型に配置された机の一方に、特状課のメンバーが並んでいます。
前方では新興住宅地で起こった集団昏倒事件を説明する捜査官。姉弟喧嘩の影響で浮かない顔の霧子、そして仮死状態の被害者37名という、被害規模の大きさに目を見張る進ノ介。
その進ノ介の前へ、歩み寄ってくる仁良。
「……では、いわゆる機械生命体の事件の専門家である、特状課より一言?」
機械生命体、とはロイミュードの正式な呼び方のようです。
「では課長のわたくしから」立ち上がりかける本願寺。それを
「いや!」と制する仁良。「……ここはせっかくだから、泊巡査の意見を拝聴したいですなあ。12年前に名誉の殉職を遂げられた、泊英介警部のご子息が、今や世紀のヒーロー、仮面ライダーだ! さぞや父上も喜んでおられるだろうなあ?」
声音も、睨めつける表情も下司で下司でたまりません。かっと頬を染め勢い良く立ち上がる進ノ介。
「泊ちゃん?」頭を冷やせというような本願寺の声。
「……今回の事件の最も重要なのは、」起立した後は一転柔和な表情で口を開く進ノ介。落ち着いていてグッドです。「現場に重加速粒子が残っているかどうかです。それが決定的証拠です」
挑発が不発だったことに、悔しげな仁良。

この一幕の間、誰かが廊下を歩いてきて会議室のドアの前に立つシーンが挿入されていました。とうとうそのドアが開く音。
「なるほど、実に興味深い意見です」声の主を見てはっとなるのは進ノ介、霧子。
「紹介しよう!」得意気にその人物を迎え入れる仁良。「アドバイザーとして捜査に参加する、能見さんだ」
「よろしく」にこやかに頷き、輝いているその人物はブレン。

剛の事件2

免許センター食堂。向い合って座る剛と、特状課を訪ねてきた女性。怪人にさらわれたという、弟の話を聞いています。
「……相馬良?」
「不動産会社で、営業しています。高校卒業してすぐ就職して。毎日頑張っていました。家族の笑顔に出会えるのが一番の喜びだって」
「似てるな、おれに」
「え?」
「いや」先を促す剛。しかし、話すうちに感極まり泣きだしてしまう姉。
「……どうして良がこんな目に。あの怪物が憎いです」
支えあう姉弟の姿が、どうしても自分たちと重なってしまう剛。
「おれが助けます」とつい、真顔で言ってしまいます。

挑発2

警視庁の廊下。先を行くブレンを、追って出た進ノ介。
「ブレン! ……何が目的だ」
「教えると思いますか。きみとわたしは敵なのに」
振り返り、ブレンロイミュードの姿になります。こんなところで大胆です。他の一課の刑事が出てくればアウトだと思うのですが。
「!」それを見て身構え、手早くタイプスピードとなる進ノ介。

廊下から建物の外へ。舗道で争う2人。
「ヒントをあげよう」闘いながら余裕のブレンロイミュード。「ここに来たのは、001が本格的に動き出したということだ」
「001だと!?」
001はロイミュードの中でも別格なのだと得意げなブレンロイミュード。「……うかつに近づけば虫けら同然に潰される。父親と同じように」
「うちの親父に何の関係がある!」
「さあね♪」
前回同様、父親の殉職をネタに執拗に煽られているのが気の毒です。激昂し、その喉元を掴んで詰め寄るドライブ。
「001とは誰だ!? ――答えろ、ブレン!」
タイプフォーミュラ。苛立ち、攻撃を繰り返すドライブ。
「進ノ介。心を乱されるな、冷静になれ!」というベルトの声も耳に入りません。
「はははははは!」
「答えろ!」なおも吠え、迫るドライブ。
「はははははは」一方的に攻撃を受けながら、楽しげなブレンロイミュード。そうしながら不意に、その姿を人間体に戻します。「ははは! ……助けてくれえ! 殺される!」
「おい、いったい何してる!」そこへ飛び出してくる、一課の刑事たち。普通警備の制服警官とかじゃないでしょうか。人間相手に力をふるうわけにも行かず、たちまち取り押さえられるドライブ。
それを見て、怯えたように蹲り、大げさに震えてみせる能見。助けに現れた仁良に、
「いきなり襲われたんです!」と訴えます。
「いつかこうなると思っていましたよ」声はブレンに言いながらも、憎々しげに振り返る仁良。
「騙されるな! そいつは……!」変身を解き、刑事たちに抑えつけられたまま顔を上げる進ノ介を見て、
「この件は上に報告するからな?」ちょっとうれしそうにも見えます。
メディックにはしてやられているブレンといえども、仁良に比べればブレンが一枚上手。
というより仁良が小物すぎるということなのでしょうが。

インターミッション

国家防衛局。暗い長官室。
「……うまく行っているみたいだね?」窓辺から、振り返る真影。
「はい」と恭しく応えるブレン。「すべてはあなたの計画通りです、001」
「いや、ここでその呼び名は」微笑む真影。「NGだよ?」
「そうでした……真影国家防衛局長官」
ブレンも微笑み会釈した時、大きなデスクの上の電話が鳴ります。

「……お通しして」
来客の知らせに応じた直後、ドアの音高く飛び込んできた中年の男。
「真影長官。あなたは」
「これはこれは、松井官房長官」
「……わたしへの報告を怠っていませんか? 例えば新興住宅地の」
話し続ける相手に、ふ、と小さな毒針のようなものを飛ばす真影。それを首筋に受けた松井は、
「……いや、あれは単なる事故でした」と突然、言うことが変わります。失礼しました、と出て行く松井。001の特殊能力とは記憶、もしくは認識の書き換え。

挑発3

昔、世間の注目を集める裁判などは、いち早く「勝訴」などの紙を持った人がマスコミの前へ飛び出してきたりしてましたが(法曹界ではあの紙を「びろーん」と言うらしいですが)、そんな雰囲気で
謹慎
と大書された辞令を掲げ持ち、得意げな仁良。普通は本願寺へ連絡が来るところ、特状課課室までわざわざ別の課の人間でありながら知らせに来たのです。
「がびーん。謹慎処分……?」むしろショックを受けているのは本願寺。しかし進ノ介以外目にはいらない仁良は、うんざりした表情のかれの周りを、びろーん持ったまま嬉しげにちょろちょろしています。直属の上司の醜態に苦々しげな表情の追田。
「処分が解けるまで、捜査からは離れてもらう。もちろん変身も禁止♪」なおも言う仁良に、ついくってかかる霧子ですが、効果はありません。
「無駄だ霧子。……この人に何を言っても」止める進ノ介。そちらを振り向き、脅すように指をつきつける仁良。
「特状課から一歩も出るなよ! 命令に背いた時は、刑事を辞めてもらうからなあ!」
それでようやく、満足したのか出て行く仁良。
「ちょ、課長!?」追田が呼び止めますが耳にも入りません。

直後、りんなからは、トライドロンまで持って行かれたと電話が入ります。
「どこまで陰険な男だったんだ!」憤る西城。
「もう一度、おれが」説得してみると出て行きかける追田を、止めて自分が出ていこうとする進ノ介。
「現さん、これはおれの問題です。だから、」

「まさか。刑事を辞めるつもりじゃないですよね」呼び止める本願寺。

――振り返る進ノ介の顔が、満面の笑みになっています。泣き笑いにも見えるその表情。
「上の命令なんかより。市民を守ることのほうが大切ですから」そしてまた、特状課の一同に背を向けます。
でもきみは、刑事を辞めてはだめですよ」しかし、進ノ介の決意を知ってもなお、淡々と続ける本願寺。「お父さんの死が、無駄になってしまう」
「……」
「市民を守るのはライダーだけでなく、警察官の使命です。お父さんはそんな警察官を愛し、その誇りを守るために、警察官として死んだんです」
「警察官として……」
思わず、再び振り返った進ノ介で、CM。
このシーン、進ノ介の浅慮をたしなめる本願寺が大人というか、上司らしくて良かったです。

剛の事件3

捜査のため街へ出る剛。バイクに相馬良の姉、頼子を乗せた2人乗りです。
「弟の営業先……? それが何か」
「実は」
新興住宅地で、ロイミュードが関わったとみられる集団昏倒事件が連続して過去3件、起こっているのだと説明する剛。不動産営業を行う良が、現場となった住宅地を取り扱っていたのであれば、その誘拐も事件と関係しているかもしれません。
弟の勤務先・タウンレスト不動産から出てきた頼子。書類を示し、
「確かに剛さんの言う通り、ぜんぶ弟の営業先でした」と報告します。他にも似た条件の住宅地があれば行ってみようと促す剛。

潜入捜査

特状課課室。頭を冷やした進ノ介は改めて事件の資料を読み込んでいます。
「現場はいずれも新興住宅地。被害にあった住人は皆、入居一ヶ月前だ……」パラパラと資料をめくる進ノ介。「異変の起きた住宅地は」
資料の最後には不動産会社の担当者の名刺コピーが添えられています。タウンレスト不動産、相馬良。
「現さん、りんなさん!」

また別の新興住宅地。その一角に、引越業者のトラックが横づけされています。立ち止まり覗きこむ住人たちににこやかに挨拶する当家の主婦らしい女。
「新しく引っ越してきたさわか……いや、追田です!」えへへ、と笑う、それはエプロン姿のりんな。
「新婚ほやほやなんです」後ろから出てきて照れくさそうにしているポロシャツの男は追田警部補です。
「素敵なお宅ですね」
「憧れの一戸建てですぅ」
「夢の新婚生活なんです」
よろしくお願いします、こちらこそと、近所の住民たちと話している2人。

「また新しい家か、へっへっへ」
それを覗き見ているのは、050。

インターミッション

特状課課室。
「泊進ノ介! ちゃんと謹慎してるだろうな?」とまた、入ってくる仁良。
「疑り深い人ですねえ」うんざりしたような本願寺。

もちろんおりますとも、と示したミーティングスペース脇の、長椅子に、ほうけたような表情の進ノ介が横たわっています。たすきのように肩口から「謹慎」と書かれた紙が貼られ、ポリポリとひとやすみるくを口に放り込み続けている進ノ介。

「かあわいそおお。やっはっはっは!」それを見て上機嫌で出て行く仁良がやっぱり下司です。この人よほど進ノ介のお父さんにコンプレックスがあったのでしょうね。
ドアがしまったのを見計らって席を立つ西城。
「うまくいきましたね課長。うぁっと」
うっかり、足元のコマーシャルを蹴り飛ばしてしまいます。すると宙に投影されていた進ノ介の3D映像が、長椅子から宙に吹っ飛んでいき――。
「いつまで通用しますかねえ?」首をひねる本願寺。こういう直接の捜査、捕縛以外でシフトカーが活躍するの結構好きです。

合流

新興住宅地。追田、りんなの入居した家の様子を、遠間から観察しているジャケット姿の若い男。進ノ介の私服のセンスは……たぶん一課時代の周囲の刑事たちの影響を受けてますね。
その背後から驚いたようにかかる声。
「進兄さん?」
「剛」呼ばれてこちらも驚き、振り返る進ノ介。「ここで何を。……そちらは」
「おれの依頼人」肩越しに頼子を振り返る剛。「相馬頼子さん」
どうも、と頭を下げかけ、相馬? と聞き咎める進ノ介。
「ていうか、姉ちゃんは一緒じゃないの」
「霧子は、別行動だ」
「めずらしい♪ ――まさか」

***

埠頭。独り佇むチェイスの前に、現れた霧子。
「あなたに、お願いしたいことがあってきたの」
「おれもお前に頼みたいことがある」
前回ハートに渡されたプロトドライブのシフトカー。それを修復してほしいというのです。
失われた記憶を取り戻したいチェイス。

***

「やっぱりそうか」進ノ介は何も答えていないのに、姉の行き先を一人合点する剛。その推測はあたっているわけですが。
憎しみに満ちた表情が、その危うさが心配になる進ノ介。
「……剛。なんでそんなにロイミュードを目の敵にする?」
「前に言ったろ」また不機嫌になる剛。「あいつらは悪、人の幸せを奪う。だからおれが倒す!」
行きましょう、と頼子を伴い、進ノ介から離れようとする剛。

勃発

しかし、突然騒がしくなったあたりの様子に、それどころではなく顔を上げる進ノ介と剛。路上で、真新しい家の中で、新興住宅地のあちこちで、一斉にものの壊れる音や言い争う声が起こったのです。
「ちょ……?」きょろきょろと辺りを見回す剛。
「突然どうしちまったんだ一体?」同様の進ノ介。
「始まった。ここを動かないで」頼子に言い起き、走りだす剛。

住民たちがあちこちで喧嘩を始めたのが物音の原因。追田・りんなの嘘夫婦も例外ではありません。
「どうしちゃったのよ現八?」戸口の前で乱暴に突き飛ばされかけ、驚くりんな。
「うるせええ! 怪物の名前をちゃんと言えないからって! 馬鹿にしやがって!」いやするでしょロリ少女。 「現さん! どうしちゃったんですか」りんなを守るべく割って入る進ノ介。もみ合うその手のひらに、いつのまにか何やら怪しげな赤い模様が浮き出ています。
進ノ介に追田の注意がとられたところで、背後の引越し業者の車から青い緩衝材を持ち出し、それで追田をぶんなぐるりんな。
「……恋女房」と一言つぶやき失神する追田。

企み

相争う、他の住人たちの手にも、追田同様怪しい印が浮き出ています。
罵り合う両親の喧嘩。やめてよと止めようとして、突き飛ばされてしまう幼い子供。
「おい、子供泣いてんだよ!」と、それを見てつい口出ししてしまう剛。それでもやめようとしない両親に、泣きだしてしまう子供が可愛そうです。
「なんで、なんでこんなこと……ちょっと待ってろ、大丈夫だから」その肩にふれ、何の時だったか、泣きじゃくる自分を大丈夫だから、となだめてくれた幼い日の姉の笑顔を、思い出す剛。「……大丈夫だからな」

***

「ふふ、うふふ♪」この惨状を愉しげに眺めている050。

***

「おいやめろ!」改めて両親の喧嘩を止めようとする剛。必死に掴み止めますが、振り解こうとする相手から、膝蹴りを食らってしまいます。とうとう声を上げて泣き始める子供。
「剛!」腹を抱え呻く剛を見て、思わず声をかける進ノ介。「どうした。いつもの剛らしくないぞ」
何の気無しにかけた励ましの声。ですがそれが剛をさらに苛立たせます。
「おれらしくない? おれが、何を背負ってるのか知りもしないくせに!」突然激昂する剛に、驚く進ノ介。

「へっへっへ♪ さあもっと争え、そして進化してみせろ!」しかしその時飛び出してきた、050。
「――現れやがった」
不敵な笑みでそれを見た剛。050目がけ跳びかかっていきます。
「進化とはどういう意味だ!」

融合強化型ロイミュードの適合者は、何もコップキラー・多賀のような、根っからの極悪人でなければならないということではないと、説明する050。ごくふつうの人間であっても、ロイミュードとシンクロするだけの闇を持っていれば。
「だから幸せな人たちを?」
その心のうちに眠る小さな悪感情の種を、増幅させたのがこの喧嘩騒ぎの原因だということなのです。
憤りに燃える剛を見て、
「つまりこれが人間どもの本性ってわけだ」となおもうそぶく050が憎らしい。

やがて一斉に起こった喧嘩は一斉に治まり、全員がその場に昏倒してしまいます。
「あっ」驚く剛、進ノ介。
「ふん。……適合者、ゼロ」つまらなそうに言う050。
「ふざけんなロイミュード! なんでお前らはそんなにも醜いんだ!」怒りに震えながら最小限の動きでの変身。マッハ出現。名乗りすらありません。これは燃える。
「へへへへっ。醜いのは人間のほうだ」
「黙れ!」
「剛?」その激昂ぶりに、戸惑う進ノ介、りんなの表情でCM。

仮面ライダーチェイサー

公園。争う050とマッハ。
猛然と敵に跳びかかっていくマッハですが、その時非進化体ロイミュードたちがばらばらと現れます。
抑えつけられて身動きがきかなくなったところを叩かれ蹴られ、倒れるマッハ。
「融合進化体のこのおれと、どこまで戦えるかな?」楽しげな050、否シーカーロイミュード。とどめにと杖を振りかざし、マッハの身体に突き立てます。
「ああああっ!」悲鳴とともにマッハの身体からほとばしる電流。相当なダメージを受けたように見えます。
「あっ剛!」なすすべもなく、ただ声をあげるだけの進ノ介!

その時、宙に飛来する2機のライドブースター。
「なに。なんだあれは」青に突き当たられ、剛から離れるシーカー。
その間赤いほうは、上空から進ノ介の手にベルトを落とします。
「変身するのか?」訊ねるベルト。
「ああ。命令なんか、」変身ポーズを取りかけて、止まる手。

でもきみは、刑事を辞めてはだめですよ――。

「進ノ介?」
「どうすりゃいいんだよ……!」
逡巡する進ノ介。その背後から、紫の影が現れます。

「霧子から事情は聞いた。ここはおれに任せろ」

その声はチェイス。
進ノ介に声をかけるとシーカーに向き直りさらに銃撃。そうしながらずいずいと歩み寄っていきます。シグナルバイク。変身、ライダー。この、淡々と撃ちながら変身しながら敵に近づいていくの、いいですよね。
「あ、よけいなことすんな」倒れたままのマッハ。自分の眼前を仮面ライダーチェイサーが通り過ぎて行くのを見て、歯噛みしつつ立ち上がります。「待て!」
しかし非進化体に殴られ、また倒れ落ちるマッハ。「……あの野郎は」

<シンゴウaxe>。その間、既に新武器を出し、チャージに入っているチェイサー。待っている間、自らも淡々と敵に銃撃を浴びせ続けていますが、上空のライドブースターがマシンガン射撃の援護でシーカーを牽制していていい感じです。
「イッテイーヨ!」
その声を聞くや斧を手に青のライドブースターに飛び乗りフルスロットル。斧を投げつけられ、爆散するロイミュード。
さらに他のロイミュードたちを跳ね飛ばしつつ斧を拾い、次には逃げ惑う敵を追いながら薙ぎ払っていくチェイサーがまさに処刑者です。
「邪魔だ!」。赤のライドシューターに乗り、そんなチェイサーを攻撃するマッハ。
「剛?」驚く進ノ介の目の前で、2人揃ってライドブースターから地上に落ちるマッハとチェイサー。
「戦う相手を間違えるな!」慌てて叫ぶ進ノ介。まだシーカーが残っています。
「間違ってないぜ? こいつは仮面ライダーじゃない、ロイミュードだ。おれが。おれが倒さなきゃならないんだ……!」
なおも激昂するマッハ。無言でただ、殴られ蹴られるままになっているチェイサー。

***

「すべて計画通りだ……! 計画通り。はっはっは!」相手の混乱を喜ぶシーカー。

***

「!」ゼンリンシューターを握りしめた手で、相手の頭部を殴りつけようとするマッハ。刹那、ふいに変身を解くチェイスに、ぴたりと手が止まります。おおおおこの緊迫感。
「……それは一体何の真似だ」静かに問い、次の瞬間、いっそう憎しみに満ちた目で拳を振りかざすマッハ。「うぉおおおおおっ!」
「やめろおおおっ!」捨て置けず走り寄る進ノ介で、CM。

無抵抗無表情のチェイスの前に、とっさに飛び込む進ノ介。それを避けようと拳の軌道を変えたため、勢いで独り、倒れこむマッハ。
地面にうつ伏せに倒れたまま、
「なんでだよ進兄さん。……なんで邪魔すんだよ」と問う声がふてくされているようで可愛くもあります。
「霧子も、きっと同じことをしたはずだ」静かになだめる進ノ介。自分に本願寺、ベルトが声をかけてくれたように。「チェイスを守るため、だけじゃない。剛。お前も守るために」
「……」無言で変身を解く剛。まだうつ伏せに地に伏したまま、ゼンリンシューターを握りしめ泣いています。

前に、
「どうしてドライブばかり」新戦力が追加されるのかと憤り、自分だけが置いて行かれると焦っていた剛について、c(`Д´と⌒c)つ彡 ヤダヤダしているAAが頭に浮かんだのですが、あのAA、今回のほうがぴったり来ますね。このブログだと線がずれてしまうのですが一応。

 〃〃∩  _, ,_
     ⊂⌒( `Д´) < ヤダヤダ!
       `ヽ_つ ⊂ノ
              ジタバタ

    〃〃∩  _, ,_
     ⊂⌒( `Д´) < ヤダヤダ!
       `ヽ_つ__つ
              ジタバタ

      _, ,_
     (`Д´ ∩ < ヤダヤダ
     ⊂   (
       ヽ∩ つ  ジタバタ
         〃〃

    〃〃∩  _, ,_
     ⊂⌒( つД´) < ヤダヤダ
       `ヽ_ ノ ⊂ノ
              ジタバタ

       ∩
     ⊂⌒(  _, ,_) < ヤダヤダ…
       `ヽ_つ ⊂ノ
              ヒック...ヒック...

       ∩
     ⊂⌒(  _, ,_) 
       `ヽ_つ ⊂ノ  zzz…

内容はそんな軽いものじゃなかったのですが、ずっとうつ伏せになってるあたりが。

背負っている闇

新興住宅地。救急車やパトカーなどの緊急車両が集結し、事件の後始末もそろそろ終わり。
追田を乗せた救急車を追って、
「現八。現八ィ……!」と走るりんなさんがまるでほんとうの新妻のようです。

ざわめく現場からやや離れた位置に、座り込んでいる剛。
「剛。……ロイミュードを憎む気持ちは、おれにも理解できる。でも、なんでそんなに焦る?」声をかける進ノ介。

このシーン、終始殆ど動かず、横顔だけを見せている稲葉さんの眼の色と声だけの演技が素晴らしかったです。前日、松島さんが
「マッハに溺れる人、多数でしょう」とtwされてましたが確かに。

「……父親が」
「え?」

「ロイミュードを生み出したのは、おれの父親なんだよ」

ぼそりと絞り出した声を、涙に曇らせる剛。眦が紅く染まっています。
「蛮野天十郎……おれの父親が、やつらを暴走させ、その結果グローバルフリーズを引き起こした。……多くの人間の命を奪ったんだ。おれには……時間がないんだ……!」
とうとう独り抱えていた重い事実を打ち明け、泣きじゃくる剛の横顔が年齢よりもずっと幼く見えます。
ばんの、という名は、ベルトからも聞かされていました。動けないまま立ち尽くす、進ノ介で以下次号。
今週のアカは荷物持ち。八雲の英国修業の成果が発揮される展開のため忍者たちが1人1人退場していくところや、魔法なれどもドロンしますなど、いちいち言い回しの面白い一反木綿(派手)が印象強かったです。なかなか手ごわそうなお母様です。あと、アメリカンは今回、ほんとに顔見せのみ。
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2015.04.26 12:31 | drive ドライブ | トラックバック(-) | コメント(-) |
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