LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

style="clap"
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
ハート様が相変わらず熱くて萌えました。背中合わせの変身シーンもかっこいい。そして、なんでか鴻上会長の
「ハッピーバースデー!」を思い出したラスト。おめでとうございますブレン。

ストーリー的には泊進ノ介の父、泊英介刑事の死の真相が明らかになる回、なんですが真犯人どころか動機まで大方の予想通りの展開でとくに驚きはなく、簡単な罠に引っかかる犯人には推理の道筋を追う楽しみもなく、なのに来週まで引っ張るの?
真犯人より、今回は過去回と同じロケ地が使われていてそちらのほうが印象深かったり。←勘違いしてたので修正しました。
剛がなかなか戻ってこないのがもどかしいです。


Simmer / Brett Jordan


通報者がマリコさん、なのはたぶん、同じテレ朝の人気シリーズ、「科捜研の女」の主役がマリコさんだからですね。あの番組は半田さんが刑事、泉さんが科捜研研究員の頃からずっと観ています。
ちなみに、タイトルですが、わたしが先日自転車の盗難届を出した警察署のおまわりさんは家まで来てくれたので、
「散らかっていてすみません」と言うと慰めのつもりか、
「おまわりさんは、汚い家には慣れています!」と言ってくれました。逆に失礼ですw
OPはタイプトライドロンが入りましたね!

気がかり

公園の芝生。かつて霧子の手帳に<泊さんのサボり場所候補一位>と書かれていた九瑠間東公園。
仰向けに横たわり、ぼんやりと父の写真を眺めている進ノ介。そのかれの頭上に、ずい、と霧子の顔が突き出されます。
「……久しぶりですね、こんな大胆なサボり。事件ですよ」
「え!」跳ね起きた進ノ介と、屈み込み覗きこんでいた霧子、頭と頭がぶつかります。
「きゃ」
「ごめんごめんごめん!」

車中の人となった2人。
「現場の粒子測定が任務です。緊急に人命に関わる事件でなくてよかったです」おでこに絆創膏を張っている霧子。
「いーやまったくだ。ほんとにすまん!」
「……フリーズの最後の言葉を、気にしているのかね?」おもむろに口を開くベルトさんは進ノ介の傷心を慮っているようです。父親のかたきを討ったと思っているお前が滑稽だと、最後に言い残して砕け散ったフリーズ/001のコア。
「悔し紛れに言ってるだけかもしれませんよ!」奮然と言ってみせる霧子。それが進ノ介を慰める演技であると気づいてはいても、
「ああ。……まずは目の前の事件だ」と表情を引き締める進ノ介。

科捜研侵入&盗難事件

「現場ですよ!」霧子の声に車を降り、首をひねる進ノ介。
「……いや。ここはさ、……警視庁、だよね? おれたちの馴染みの」

警視庁科学捜査研究所。すなわち科捜研。
「いや、まさか科捜研が現場検証されるとは思わなかったわ。ねえ」ものめずらしそうにしている進ノ介とは対照的に、はしゃいでいるような通報者は白衣+小太りメガネの中年女。
「第一発見者はあなただと聞きました」と質問する霧子を突き飛ばし、
「きゃあ! 仮面ライダー♡ 素敵ですぅ」と、ピコピコ背負った進ノ介に突進、嬌声をあげます。研究員・三ノ輪麻里子。「あたし殉職の報道を聞いた時泣いちゃいましたぁ!」
「はあ」
「ああっ。これにサインくれませえん?」差し出されるドライブが表紙の週刊誌には、<ライダー奇跡の復活>の文字が躍ります。
げんなりする進ノ介。

通されたのは、様々な証拠品を管理するための部屋、のはずですがひどく雑然としています。ピコピコ装備していても正直足の踏み場もない。
「実はお昼前にどんよりを感じてえ……」話し始める麻里子。重い時の流れのなか、あの時確かに、動けない麻里子のそばを黒い影がかすめていったのだと。「気づいたら、部屋のものがいくつか失くなっていたの。これは盗難事件よ! 機械生命体による」
「あの、麻里子さん。盗難って……」お手上げの進ノ介。
「我々には皆目わからんねえ」とベルト。
「何が消えてるんです?」と霧子。とにかく散らかりすぎ。
「それがあ……わかんなーい♡」
今ものが失くなったと言ったばかりなのに。

愕然としつつ周囲を見回し、その散らかりっぷりに
「片づけられない女、か」と納得したような進ノ介。「科捜研の研究員なのに」
「……ん? シフトカーが敵を見つけたぞ」その時、外の異変に気づくベルトさん。すわと立ち上がり飛び出していく進ノ介、霧子を見て、
「変身するの!? 見たい見たーい!」と叫び後に続こうとする麻里子が物見高いです。しかし机上に積み上げられたあれやこれやに衝突し、道を阻まれてしまいます。こういうオチが来ると思った。

ブレンの思惑

警視庁中庭。シフトカーの牽制を受けつつ暴れる1体のロイミュードを発見した進ノ介たち。胸の番号は106。泥棒、すなわちシーフロイミュード。
「融合進化体だ!」
「ああ」頷き変身動作に入る進ノ介。
「仮面ライダーだ! 逃げろ」106に融合している、人間側の声が響きます。
「……警察施設に盗みに入るとはいい度胸だ。窃盗罪で現行犯逮捕する!」そうはさせないと跳びかかっていくドライブ。場所柄大勢の職員が見守るなかの逮捕劇です。
蹴り倒し、ハンドル剣を手に追い詰めれば、今度は投縄のようなものでそれを取り上げ、愉快そうにクラクションを鳴らしてみせるシーフ。
「手癖の悪いやつだ」逆に剣を振り回され、手こずりながらも相手の腕に取りつこうするドライブ。そこを攻撃され、「……いって!」
突き放されたドライブに、なおもハンドル剣を振りかざすシーフ。
「あっつ……」しかし手を焼いているように見せて、今度は振り向きざまにドア銃を取り出すドライブ。慌ててその銃口から身を隠そうと、ハンドル剣を投げ出すシーフ。それを
「お帰り」と収めるドライブ。

この辺り、おおっと目をみはるようなアクションはありませんが、コミカルでテンポのいい殺陣。
再び手にした剣で斬り上げれば、シーフのポケットのようなところから、書類のような紙片が飛びます。拾い上げるドライブ。
「……科捜研の資料だ。物的証拠だな!」
「まずいな。やっちまえ!」
ブーメラン状のものを投げ、今度は周辺の職員たちに攻撃するシーフ。
建物と建物をつなぐ渡り廊下が崩され、上に立って中庭での逮捕劇を眺めていた職員の1人が落ち、崩れ落ちた瓦礫の下敷きになってしまいます。また、もう1人は危なく落ちるのは免れたものの、中空高くにぶら下がった状態に。
「なんてことを!」
ベルトの連絡か、駆けつけたトライドロンが、この隙に逃げようとするシーフを跳ね飛ばします。
「タイプトライドロンだ、進ノ介!」
頷き、トライドロンを鎧とまとうドライブ。タイプ・トライドロン出現。直後、

・ハンターがジャスティスケースでシーフを捕獲
・クレーンで宙にぶら下がっている人を着地させ
・下敷きになっていた人にはドクターが救出に

と、三つの動作を同時にこなしています。シフトカーの力をいっぺんに3台分使えるのはやはり、かなり便利ですね。
生身の人にドクターは禁物……というわけじゃなく、ちゃんと救助もできるのに安心しました。

「あ」しかし、被害者保護のほうに気を取られたドライブの背後で、ブレンの手引きにより檻を壊し、逃走していく106。深追いもならず、
「……っ、大丈夫ですか」と気持ちを切り替え、被害者に声をかけに行きますが、でもそれこそここ警察組織なんですから、救助は他の人に任せてもよかったんじゃないのかなあ。

「あああ。助かったぜ、ブレン」やや離れた場所。ドライブが追ってこないと確信し、安堵の息をつくシーフ。
「ただで助かったとは思うなよ」図に乗らせるかとばかり、その前に突如詰め寄るブレン。
「お、おお?」
「お前は愚劣で卑怯で最低な人間だ!」
はっと息を呑むシーフ。その喉元を掴んでいた手で突き放し、しかしにやりと笑うブレン。独りビルの外階段を昇っていきます。
「……だがそれさえも利用してやる。大切な切札を奪われ、さらに001まで敗れた! ……だがわたしは狼狽えない。危機の時こそチャンスと考えよう。あの黄金の輝きを手に入れるんだ! わたしも超進化体に。そして約束の数の1人に。ひゃはははははーっ!」
この長台詞、ブレイドのあの人とかウィザードのあの人とかを思い起しつつ聞いていましたが、最後の笑い声は狂気すら感じられてたいへん説得力がありました。わたしの文章では伝わらないのが残念無念。

改心

科捜研現場。
重田静夫。科捜研物理科の科長だ。かれは盗難事件の前日から姿を消してる」
「それでは、この人が融合進化体の正体でしょうか」
捜査の過程で失踪した関係者が出てきたため、そちらに目を向ける追田・進ノ介と霧子。
「科長はそんな人じゃないわ。超・まじめな人ですよ」しかしそれを聞いた麻里子は奮然と口を挟みます。「こないだだって気になることがあるって言って、過去の事件の証拠品を引っ張りだして……ああ! なくなったものわかった。科長が調べてた証拠品よ」
「そうか。さっきロイミュードが落とした……」拾った資料を改めて広げ、覗きこむ進ノ介、霧子。
「弾丸の分析書だな。英都銀行南九瑠間支店……!?」驚きの声を上げる追田。
「! それって」
「12年前の、親父の事件だ」

特状課課室。仁良もいつの間にか当たり前のように参加しています。一課長というのは暇な仕事ではないはずなのですが。
「いいか、誰にも言うなよ。実は真影が死んで、やつが改竄した人間の記憶が」じわじわと蘇りはじめていると、説明する仁良。
かれらのわかる範囲で、少しずつ解毒剤を与え、正常な記憶を取り戻させてているようなのですが、10年以上もの時間をかけていたこともあり、その影響範囲は途方もないものなのです。仁良、本願寺のコントロール出来ないところでも、どんどん記憶は蘇っていく。蘇るぶんにはほっときゃいいじゃん、とつい思ってしまいますが警察の威信的には大問題なのかも。
「もうぜんっぜん追っつかないんだよ!」いつしか愚痴になる仁良。「火消しに必死だよわたしは。真影に取り入ってた責任も追求されてるしさあ」
それを追求されて、むしろなんで失脚してないのが不思議なくらい。
「そんなの当ったり前だろ」と背後からつぶやく追田の声が、シビアです。
「なんだと追田お前このやろう」
「2人とも落ち着いてください!」追田は落ち着いてると思いますが平等に叫ぶ霧子。「つまりこういうことですか? 12年前に重田課長は科長はこの事件を担当していた。その時真影に記憶を改竄された」
その記憶が溶けはじめ、疑問を持って再調査を始めたが、それをロイミュードに邪魔され、連れ去られた――。そう、ベルトが後を引き取ります。
「……拳銃だ!」大きく目を見開き、立ち上がる進ノ介。「親父殺しの真実。その手がかりが、証拠品の銃に隠されている!」
「泊ちゃん?」飛び出していこうとする進ノ介を、たしなめるような本願寺。「せっかく拾った命です。焦りは禁物ですよ」
「はい、……課長」
足を止め振り返った進ノ介に、今度は仁良が、無言で数枚のリストを押しつけます。これは? という表情の進ノ介。
「真影が私物化していた施設のリストだ。犯人がやつの関係者なら、拠点にしてる可能性もあるだろう」
「仁良さん」
「いろいろ済まなかった」初めて、すっと頭を下げる仁良。「偉大な警察官だったお父さんのために、真実をつかめ」
「……!」
「わたしもかれには、何度も助けられた」

感動したのは進ノ介だけではありません。仁良の話の途中からはっとなって席を立ち、近づいてきた追田。よしよし、偉いというように仁良の肩や背中をばんばん叩きまくります。霧子も。
何叩いてんだ、と言わんばかりに追田に食ってかかる仁良。霧子はいいのですか。
そんなコントも目に入ってないような進ノ介。丁寧に一礼した後、高らかに宣言します。
「ありがとうございます。……よし行こう霧子! 頭からしらみつぶしだ」

待ちぶせ

化学工場の研究棟。
「行くぞ」
緊張の面持ちで、霧子とともにリストの一番上にあった、その建物に踏み入る進ノ介。
「重田さん? 重田さん、居ますか」
「……待ってたよ」重田の代わりに、ゆらりと出迎えるのは赤い影。
「ハート!」
身構える進ノ介に対し、笑顔のハートはほんとうに嬉しそうです。

「ほんとによく生きていてくれた、泊進ノ介」旧友に語りかけるようなハートの態度。「フリーズには悪いが、かれを失った悲しみより、お前とまた戦える歓びのほうが上だ」

友だち第一のハート様にはらしくない台詞ですがそれだけ進ノ介復活はハートの存在理由にも関わる重大事だったのでしょう。
言いながら立ち尽くす進ノ介の前を通り過ぎ、背中合わせの位置に来て、ハートロイミュードとなります。
ほぼ同時に、変身しているドライブとは阿吽の呼吸。
「「!」」振り向きざま切り結ぶ2人。火花散る戦い。

「はっはっは!」
2階のガラスを破り、揃って外へ転がり落ちる2人。ハートロイミュードの力強い蹴りにも応じ、蹴り返すドライブ。それを突き飛ばし、「さあ行くぞ」
辺り一帯に高濃度の重加速粒子を射出し、空気を赤く染めるハートロイミュード。
「お前も、……超重加速を……っ、身につけたのか?」
身動きならないまま呻くドライブを見下ろし、周囲を見て嗤うハートロイミュード。
「は。なかなか面白い力だなこいつは」
その時、ドライブのシフトブレスにシフトカーが飛び込んできます。強制タイプフォーミュラ。
「霧子、上に上がれ」
「はい!」霧子の腰のホルダーにもシフトカーが飛び込み、ようやく動けるようになって、傍らのビルの外階段を駆け上がり避難します。
やっと2人きりだな。泊進ノ介ェ!」それすらもうれしげに、改めてドライブに向かっていくハートロイミュード。

彼らの戦いを、その傍らのビル屋上から見下ろしているのは、メディックロイミュードとブレンロイミュード。
「チェイサーを実験台にした甲斐がありましたわ。あの力、わたしがハート様に差し上げたの」
勝ち誇られ、というよりもどうだと見下された気がして、その傍らから離れるブレンロイミュード。
「ブレン?」階段を駆け上がってきてかれらに気づき、足を止める霧子。
「自分のミスの尻拭いは自分でします。……お前の弟はどこにいる!」
後半は、その霧子に叫んでいます。
絶体絶命。しかし彼女を脅かすブレンロイミュードを、背後から仕留める数発の銃弾。仮面ライダー・チェイサーです!
「チェイス?」
飛び込んできてブレンと格闘。ここの図は、地上のハート&タイプフォーミュラ、ビル屋上のブレン&チェイサーと二つの戦いが一緒に収まっていて面白い。シンゴウアックスを一振りすれば、たちまち下に落ち、動けないブレンロイミュード。超重加速って他のロイミュードにも“効く”んですね。
「!」
ブレンが落下してきたのに驚き、顔を上げるドライブに、さらに怒鳴りつけるチェイサー。
「このまま退け。ハートとやり合うために来たのではないはずだ!」
「それもそうだ」
剣を一閃、ハートを退けた隙に一転、霧子を連れ超高速で走り去るドライブが素直です。
「まだ、現れないのか……!?」地に倒れたまま声を上げるブレン。おもちゃを取り上げられてしょんぼりとうなだれるハート様も可哀想。
「呆れましたわブレン」なにもかもお前がぶち壊したのだと心底呆れたように、蔑むメディックロイミュード。

幕間

化学プラントの門を乗り越える、進ノ介と霧子、チェイス。
「助かったぞチェイス。お前はいつも冷静だな!」
「いちいち礼など要らん、泊進ノ介。剛はどうした?」
「いや」チェイスに問われて驚く進ノ介。「最近姿を見てないな」
ピットにも特状課にも顔を出さないの、と霧子。そんな彼らに、というか主に霧子に向かい、
「心配するな霧子。剛には剛の信念がある」となだめるチェイスがだんだん機械人間っぽくなくなってきている気がして逆に心配です。

「今更、仲間面もできない」その剛は、集合住宅の裏手? どこかの路地裏? やや雑然とした場所に腰掛け、タブレットを覗きこんでいます。「まずはこの、蛮野博士の頭脳の活かし方を探すんだ」
「詩島剛」触れられて目覚め、振り返るポリゴンの顔。カメラを使った認識能力もあるようです。「……知ってて助けたのか? わたしのことを」
「もちろん。ぜんぶ知ってるさ――父さん」意味ありげにつぶやく剛のアップで、CM。

剛が蛮野の息子であることは既出ですが、助けるとは?
これは単に蛮野の知能を移したAIというわけではなく、ベルトさんのように過去の蛮野の記憶、蛮野の人格も反映されているということなのでしょうか。
ということは蛮野博士は昔からバーナビー・ブルックスジュニアのようなイケメンボイスだったということなのでしょうか。気にしているのはそこか。そこです。

疑惑

「にしても、ハートのやつ、どうしておれたちの行く場所がつかめたんだ?」
化学工場からの帰り道。霧子と歩きながら、ぼやく進ノ介。
「それは、ブレンから聞いたのでは。かれはもともと、真影と結託していたのですし」
「いや。だとしてもだ。こんだけある施設のなかで、おれたちが真っ先に選ぶ場所がなぜわかった。……まさか」

特状課課室。
特殊ケースを開け、中にいくつも収まった小瓶を一つ、取り上げてみせる本願寺。覗きこむのは進ノ介、霧子と仁良。
「りんなさん最新の解毒剤です! 強力ですよぉ」
「これを、真影の被害者たちに……?」
「みんなの記憶が取り戻せるわけだな!」
期待の表情で目を輝かせる一同。

***

「さあ、重田静雄。思い出せ、12年前の事件を……!」
謎めいた建物のホールで、重田の戒めを解き迫るシーフ。背後ではブレンが見守っています。
目の前に突きつけられた、資料箱を開ける重田。
「……そうだ」それを契機に、記憶を取り戻す重田。「この証拠品の弾丸は、泊刑事を撃ったはずの銃とは、別の銃のものなのだ。……なのにわたしは、ずっとそれを黙っていた」
「本物の銃はどこだ!」
「早く思い出しなさい!」背後で口添えするブレン。「あなたは、『隠せ』と命令されたはずだ。真影壮一に」
「真影。……真影長官に……?」
その名を耳にした途端、怯え混乱する重田。くってかかるシーフ。
「早く思いだせ! その拳銃にはなぁ!」脅しつける声に、にじむ焦りの色。
「あなたの指紋がついている。そうですよね」
そこへ割り込んできたのは、本願寺の声でした。

謎解き

106に融合しシーフとなった泊英介殺害の真犯人は、自分の指紋がついた証拠の銃を、真影の協力により隠させていた――そう、2階の手すりからホール中央の重田らを見下ろしつつ、なおも語る本願寺。
真影が消え、過去の知識があちこちで蘇るなか、自分の犯した罪が露呈するのを恐れた犯人は、改めて証拠隠滅を図ったのだと。
「おのれ生かしておかん!」
その推理が正しいことを証明するように、突然その本願寺へ銃口を向けるシーフ。
「!」
それをかばいつつ、剣を手に2階からホール中央へ飛び込んでいく影は、ドライブ・タイプスピード。ここのシーンが美しくてうっとりします。
着地するなり剣でシーフに斬りつければ、分離された人間――真犯人――が床に倒れこみ、そのポケットから転がり落ちる、“最新”の解毒剤の小瓶。

「親父を殺したのは、根岸でも、真影でもなかった」変身を解き振り返る進ノ介がしぶい。「あんただ。仁良光秀」

告発の声に、床に倒れた体勢のままはっと振り返る、仁良のアップでCM。

ここ、あああ……とがっかりしてしまいました。仁良でいいんです。仁良でいいんですが、前々から言われていた通りみんなが仁良だろうと思っていたところなので何より意外性がない。
だから、仁良にたどり着く推理の冴えとか、仁良をはめた手口とか、もしくは昔を知る本願寺が仁良にしぶい説教をするとか、なにかもう一味、あるんじゃないのかなと。ほしかったなあと。
仁良にしても本願寺にしても、英介との過去を語らなすぎるので、ここでいきなりあれこれ告白されてもぴんとこないのです。
俳優さんが名演技過ぎて、仁良を買いかぶっていたのかもしれません。もっと老獪な、手強い敵であってほしかった。

「あんただ。仁良光秀」CM明けはCM前からの巻き戻し。
あああ、バレちゃったと視線を泳がせるブレン。すいと一歩引き下がります。
そこへ駆け込んできて仁良と分離されたロイミュード106のほうを蹴りつける霧子。重田から退けさせ、救助に入ります。
「……なぜわかった。泊巡査?」冷静に聞き返す仁良。
「ハートに襲われたからなあ」冷然と応える進ノ介。「おれがリストを頭から調べると知っていたのは、特状課の仲間以外はあんただけだ」
「では、この場所をかぎつけたのは」小首を傾げるブレン。
「その瓶には発信装置が隠されています」
霧子に言われて視線を落とす仁良。床に落ちた解毒剤の小瓶。
「中身は前と同じですよ。泊ちゃんに言われて一芝居うったんです。あなたがそれを重田さんに使うように」締めくくる本願寺。

終わりですね、とそんな彼らを見て、106とともに立ち去りかけるブレン。

「なぜだ。なぜ、親父を撃った……!」
「……ふふふふふふ」
「?」
「ふふふ、これだからこの親子は!」立ち上がり、きょとんとする進ノ介の顔を、正面から見つめ返す仁良。「お前らは、どんなに他人が自分を妬んでいるか、まったく気づかないんだな」
「なんだと」
「おれは同期の花形である泊が、ずっと妬ましかった。やつを追い抜くために権力に走ったが――」ところでこの、妬ましかった、で足を止め振り返るブレンさんに注目です。「そんなおれに泊は、」
対抗心を持つでもなく。警戒するでもなく。
「情けをかけやがった!」

仁良の回想。出世のためか、実績をあげるためか。仁良の不正に、ある日気づいた泊英介。
「これ以上の癒着はお前の経歴に泥を塗る。もうよせ……おれは、お前の警察官の魂を信じるぞ」
警告だけ残し、立ち去っていった泊英介。
去り際に仁良の肩を、ぽんとたたいて。
その背を見送り、ただ悔しさに打ち震えていた、若き日の仁良。


「……見下された気がして、おれはますますあいつを憎んだよ。あの12年前の銀行襲撃事件は、偶然じゃなかった。タレコミを入れ呼び寄せたのは真影だったのさ。泊は相棒のおれに声をかけ、客のふりをして潜入した」

銀行強盗事件の現場に、若き日の仁良もまた、私服で潜んでいたのです。
赤い風船が割れ、泣き出す少女。激昂した犯人の根岸がそちらへ銃口を向けた時、仁良は根岸の舎弟、丸谷の背後に身構えており――。


「あいつは迷わず子供をかばった。あいつは、心の底から英雄だった。……なんだかまた馬鹿にされたという気がして、おれは……あいつが、いなくなればいいと思ったんだ――」

丸谷を取り押さえ、奪った銃。一度は根岸に突きつけたその銃口を、とっさに、少女を庇う泊英介の背へ振り向け、銃爪を引いた仁良。
ことの成り行きに驚きつつも、それを見守っていた001。
もともとは根岸を操り、かれに進ノ介の父を殺させるつもりだったのでしょうが。


「――それをもみ消したのが、真影だ」

「なにやってんだてめえ!」あの時、驚いたように振り返り、仁良に怒鳴りつけた強盗犯・根岸。銀行強盗に入った先で、全然関係ない第三者が銃を振りかざし発砲したのですから当然の反応です。
「きみのような人間の屑は」その根岸の記憶を瞬時に打ち消し、とっさに追い払ったのは001。仁良の立場も、想いも見透かしていたかのように。「必ずロイミュードの進化に役立つ。わたしが、この事件からきみの存在を、すべて消してあげよう。わたしに忠誠を誓いたまえ――」
悪魔に魅入られたかのように、従った仁良。その手から、
「これはその約束の証として、預かる」と銃を取り上げた、001。


「わたしは長官に命じられ、丸谷の銃をデスクの裏の天井に隠したんだ」卒然と、その隠し場所を思い出した重田。
「隠されていたのは、もう一丁の銃と、仁良光秀の存在、ということですか」ホールの方へ降りてきていた本願寺が霧子・重田に合流します。

「どうして」しかし進ノ介だけは、得心がいきません。「どうしてそんなことで人の命が奪えるんだ!?」
「はははは!」進ノ介に喉元を締めあげられながら、笑い出す仁良。「泊巡査? 最初っから仲間に好かれているお前には、決してわからんよ!」
進ノ介を突き飛ばし、しかし逃げるでもなく、尚も足を止めたままの仁良。
「これが人間の本性だ。ひとはみんな、この通り化物と呼び合う心を持ってるんだぁ!」

「はは……っ、仁良!」ずっと2階の手すりからその告白に聞き入っていたブレン。
ことのなりゆきに歓声をあげ、微笑み、行け、と背後の106に促します。ホールへ飛び込んでいく106。
たちまち仁良と融合し、シーフへと。

「はははははははっはっはぁ!」哄笑するシーフをにらみつつ、
「この世界は、そんな人間ばかりじゃない!」と低くつぶやく進ノ介。
決然たる表情で変身動作に入ります。
ファイア・オールエンジン。変身。タイプ・トライドロン出現。高らかなクラクション。非常灯のみの薄暗いホールに眩いライトの煌き。

「重田さん」
「撤退!」
その背後で、重田を伴い、超人の戦いから遁れさせる霧子たち。

向かってくるシーフを捕縛術で捕らえ、その腕を背でねじり上げつつ
「仁良光秀。お前を逮捕する!」と宣するドライブ。
「そうはさせるかよ」見ていたブレンは、ブレンロイミュードとなり2階から飛び込んできます。
三つ巴の様相でCM。

もつれ合いながら建物の外構部分まで出てきている3人。シーフと、ブレンと、交互に切り結ぶドライブ。鍔ぜりのさなかに襲いかかってくるシーフ。
「野郎!」
しかしさっとドライブが避け、その攻撃がブレンにあたってしまいます。
「いったい!」悲鳴を上げるブレンロイミュード。
「あ、ごめごめっ! ごめんごめん!」と、こんな時までギャグを忘れない仁良課長。
そんなシーフに連続攻撃を見舞って退けさせ、タイヤ交換するドライブ。今回は工事セット<コウジゲンバー>です。
錘で殴ってシーフを屋根から落とし、残るブレンも突き倒し、さらにシーフの元へ飛び降りては腕のドリルを剣代わりに獅子奮迅。
そこへ、宙より飛来するトレーラー砲。フルスロットル。
「はっ!」
とっさにタイプテクニックとなり、その恐るべき射撃術で仁良を106から分離するドライブ。
「……え」
「仁良! 観念しろ」
そうはさせるかと襲いかかるブレン。
「ブレン。ぶれん助けてくれ!」腰を抜かし立ち上がれないままりブレンへ手を伸ばす仁良。と、ブレンはそこに棒立ちになっている106をドラゴンのような飛行体(コウモリなんですが)に変え、ドライブにけしかけておいて、
「行くぞ」と仁良の襟首を掴み、去っていきます。

こんな危険物を置いて行かれてはたまりません。タイプスピードに戻り、トライドロンに乗り込んでの空中戦を挑むドライブ。高い塔に106を押し付け、ワイヤーで縛り付けると、タイヤフエール・フレアで全車一体、炎となって突っ込んでいきます。
しかたのないことですが、簡単に敵を逃すよなあ、と残念だったり。
もちろん、警官たるドライブ1人なのですから危険物処理や市民の安全確保が優先されるのは仕方ありませんが、霧子の危機には現れるチェイサーが、こういう時は影も形もないというのはどういうことなのか。
まんまと逃げ去っていく仁良、ブレン。

進化の鍵は嫉妬

科捜研。
重田の記憶に従い、脚立に乗り、デスクの上の天井板を外して中を探ってみている進ノ介。
「ないな……一足早く、ロイミュードに奪われたみたいです」
「すいませんでした」そばで頭を下げる重田が実直です。
「あなたにはまったく罪はありませんよ、重田さん」
「じゃあ、現場検証に行ってみましょうか!」やや落ち込んだ空気を励ますようにはしゃぐのは麻里子。「ここ科捜研の敷地内ですし」
「そうですね麻里子さん」頷く霧子に、いやーんと照れ隠しの肘鉄攻撃。そのまま崩れ落ちてくる書類の下敷きになり、悲鳴を上げる霧子。
相棒の災難を笑いながら(ひどい)、
「よしやろう! 絶対に捕まえてやる」と決意を新たにする進ノ介です。

「……こんどは、あんたがおれを脅迫するのか」
夜。どこかのビルの屋上。銃をつきつけられ怯える仁良を、みつめるブレン。
と、突然、銃を投げ捨て、突進してきてその肩を抱擁するブレン。仁良がびっくりしています。
「嫉妬……」
「工エエェェ(´д`)ェェエエ工」
「泊英介への激しい嫉妬。今わかりましたよ。あなたに力を貸そうと思った、その理由が」
ようやく仁良を解放し、独りでうんうん頷いているブレンが何かに陶酔しています。夜景を見下ろしつつ、
「わたしがあなたと融合し、新しいシーフロイミュードになってあげましょう!」
「ほんとか、ブレン」
その好意(らしきもの)に喜ぶ仁良。投げ与えられた赤いコアをつかみ微笑むと、次の瞬間ブレンと融合しています。
「うぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」満ちてくる力に咆哮するシーフロイミュード。しかし。

次の瞬間。シーフの身体からはじき出される仁良。

「え、ええ……? あっ!? あつ、あつ」
「はははははは」
驚く仁良の目の前で、きらきらと眩いばかりに輝く、新しいブレン。嫉妬による金色の超進化体。
「おお、お、これは……、これは」ブレン自らもおのれの変化に戸惑いますが、すぐに事態を悟ります。「は、ははははははは。ははははははは……!」
響き渡る哄笑で、以下次号。次週やっと仁良編の決着がつくのかも?

そして、劇場版告知キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
今週の通り雨。家(アジト)がわからないのに行きつけのお店がわかっているというのはどういうことなのか。瞬間最大風力的な父の愛には感動でした。次週、背中合わせキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
6/15追記。次週ではないですと?
そして、ロケ地について勘違いに気づいたので修正しました。12年前の仁良さん、前髪と革ジャンが板についてなくて、なんか若作りするにしてももうちょっと品の良い服装のほうがお似合いだったのではとか思ったり。
関連記事

style="clap"
2015.06.14 15:24 | drive ドライブ | トラックバック(-) | コメント(-) |
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。