LOVE! HEROES!

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ちょっと目を疑う記事でした。真偽はどうなんだろう。

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のパブリシティを請け負っている宣伝会社が雑誌媒体や映画ライターらに向けてメール送信したプレスリリース。「ご紹介&注意ポイント」と題されたそのリリースには、
『アベンジャーズ』はスーパーヒーローじゃない? 配給会社が発した“NGワード”をめぐる小さな波紋

そもそも今回の「アベンジャーズ」には、「愛を知る――全人類に捧ぐ」と不思議にふわふわしたキャッチがつけられていて、一体何の映画なんだろう、どこを対象にしているんだろうと首をひねるものだったので(愛がどうこう、全人類がどうこうってそれこそ何の映画にもつけようと思えばつけられるもので要するに何も言ってない)、

「実は背景にこういうことがあったんだ」

と言われればなるほどと膝を打つ感じもあります。
この記事が事実だとしても噂だとしても、ベースには
「女性はスーパーヒーローものを見に来ない」という認識があるわけで。テレビで前作のおさらいをしつつ、ワクワクしていた気持ちに水をさされてしまいました。
映画が大ヒットするためには、あらかじめ見込まれる固定ファン、以外の層を呼び込む必要があります。
そのために、客を選ぶような宣伝はNGなのかもしれません。
そして、不況期の今も、基本的に消費の主役は女性であり、ターゲットを絞るなら女性客をねらえ、という考え方も、まあありなのかもしれません。
その理屈はわかります。

しかし同じヒーローものの中でも「アベンジャーズ」は比較的間口が広い、いうなれば遊園地感覚の映画じゃないかなあと思いますし、ファミリーで行っても、デートで行っても楽しいはずだと……思うのですけど。
その中に恋愛要素があったり、成長ストーリーがあったりすればなおよし、それがなくとも目を見張る映像美があったり、ヒーロー同士のいがみ合いや見事な連携プレーがあったりすれば。
ハルク可愛い、っていう女性けっこういますしね?
「そんなんじゃ女性は来ない、女性はヒーローを好まない」という感覚は、
「特撮は男のものであり女が見たら魂が腐る」という感覚とは、表裏一体なんだろうなと思います。

それは事実ではないのです。
マギーちゃんセレニティ・フィオナちゃんのような世代が育っているし。
女の子たちのヒーロー願望、正義を愛する心が恋愛や友情やおしゃれと違和感なく結びついた「セーラームーン」、「プリキュア」はもうずっとロングヒットし続けているし。なかでも初代プリキュアに横溢する熱い侠気ときたらただごとではありませんし。

ただ、そうはいっても女性特撮ファンが数としては少ないほうかもしれないとは思うわけなので、まあその方針が正しいとして。
それでも、何の映画かわからない宣伝で
「スーパーヒーローなんて」という人を呼び集め、
「敬遠してたけど面白いじゃない」という反応ならいいけど、
「なにこれ!?」と失望させてしまったら、それは映画にとっても観客にとっても不幸なことですし、どころか、元々の固定ファンを、切り捨ててしまう可能性も大いにありますし。
同じような事例では「ベイマックス」もそうでしたね。
ヒットすればいい、という考えなんでしょうか。
ヒットするのかな。まあするんでしょうけど、でも、あの宣伝で却って行く気がなくなった人、レンタルでいいやと思った人もいるんじゃないのかなあ。
7/1追記。この話題に関するtwを貼りました。やっぱり我々は多々買うべきだし、あと布教でもなんでもして単独行動はやめるべきですね(なぜ一般女性がマーケティングのターゲットになるかというと消費に積極的というのもあるのですが、基本2人組、3人組行動が多くて、1人が「映画に行きたい」と思えば2~3人が来ることになるから)。

あと、今週の「週刊少年マガジン」にエイジ・オブ・ウルトロンの前日譚が載ってましたので読みました。正義のため愛する女性のため身体を張って戦うアイアンマン、トニー・スタークと、銃後は任せろと笑顔で送り出しつつ、いつも心のなかは彼を思い心配と恐怖でいっぱいのペッパーとの、ラブストーリー。的な。意地っ張り同士の2人を、陰ながら微笑ましく見守る他のスーパーヒーローたち。

ものすごいステレオタイプなんですがw

まあそれは少年誌だし本来「アベンジャーズ」はヒーローものなのでよしとして(愛する女性のため戦うというヒロイズムはステレオタイプのなかでも男性が好む定番のステレオタイプのようで、戦争ものや特撮ヒーローものなどアクション映画には頻出)、ここでも宣伝方針とのちぐはぐさを感じます。定番のステレオタイプって言葉は変だな。
女性向けに“愛”を打ち出すのなら、とそういう目で読んでみると、たいへん物足りないです。この宣伝で素敵なラブストーリーみたいだから観よう、と思うものでしょうか。
女性にも女性が好む定番というものがあります。ラブストーリーでいうなら、それは“愛”で人が変わり、世界が変わる物語です。
ある日誰かによって自分に潜む魅力を引き出され、美しい存在へと変身し、男性を魅了して幸せな結婚をし、“灰かぶり”から王子の妃へと劇的なクラスチェンジをするシンデレラパターンとか(自分が変わる)。
心を閉ざした富豪が女性の愛と誠意を知り、より大きく成長したり、人間らしい生活に回帰したりする美女と野獣パターンとか(相手の男性を変える)。
が、Episode 0 でのトニーは恋に落ちてもとくにその行動に変化はないし、ペッパーも相変わらずトニーの補佐役。
そうではなく、ヒーローものに恋愛要素をトッピングした、と思えばこの漫画はじゅうぶん楽しいもので、ペッパー可愛いとかトニーじれったいとか、わたしも作中のホークアイやハルクのような顔で2人のやりとりを楽しんだわけですが。

あと、掲載誌が少年誌でも“愛”でいっちゃうんだなあとその徹底っぷりに感心したり。
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2015.06.30 23:24 | diary 優雅に生きたいけどだめ | トラックバック(-) | コメント(-) |
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