LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

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3ライダー背中合わせの同時変身キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
今日はもうここが。ここがもう。
燃えまくりです。
剛の謝罪とか進ノ介の謝罪とかを内心期待していたのは先週までのことで、今週はむしろ言葉はなくとも仲間として大切なタイミングははずさないというところに燃えを感じます。これはファイズの、ギクシャクした仲でも問答無用で共闘し、見事な連携を見せるという戦闘パターンにはまったせいかもしれませんが。
たぶん戦いの後、視聴者の見ていないところで剛と進ノ介が和解したはずと信じていますが、別に和解していなくてもそれはそれでいいような気がしています。


handgun-pistol-handheld-pointing.jpg / r.nial.bradshaw


あと、ドラマ上は仁良×進ノ介の攻防が見どころなわけですが、仁良課長が名演過ぎてすごい。
これで退場なのが残念です。
そして、その仁良とがっぷり四ツに組んだ進ノ介こと竹内さんも好演でした。
今週のジャンクション。ロイミュード勢メインで、いよいよ話の山場なのか? と盛り上がりました。
ハート様はやっぱりかっこいいな。卑劣な敵も燃えるけど、かっこいい敵は熱いぜ!

57分30秒前

特状課課室。無言で対峙する2人の背後から、流れるテレビの音声。
『……犯人は警視庁特状課の泊進ノ介巡査。あの仮面ライダーです……』
「泊進ノ介。お前は罠にはまったんだよ!」進ノ介に銃を向けつつ勝ち誇る仁良。その時、周囲の包囲網をどうかいくぐったのか、先ほどまで試験コース上でチェイスと戦っていたはずのブレンが、普通にドアを開けて入ってきます。
「ブレン。チェイスは!?」思わず問う進ノ介。
「今は自分の心配をすべきでは」微笑みつつ仁良の傍らに寄り、背後のテレビを切るブレン。「……今から57分30秒後、きみは射殺されることになる……」
「追い詰められて逆上したお前は、人質のおれを射殺しようとし、逆におれに撃たれるのさ」とシナリオを説明する、仁良。
「ずいぶん手の込んだ罠だな」
緊張の極みにあるのか、目元は潤み、口元がほころびかけている進ノ介。それに対し、
「お前の大切なものすべて否定してから始末するためだよ」と言い放つ仁良。「せーぎのヒーロー! としての名声、すべてをな。だからこの場所で、この拳銃なんだよ。ふっふっふ」

空き地。
「はっ!」
ぶつかり合うハートロイミュードとマッハ。しかし地力に差がありすぎる上に、マッハは手にタブレットを持ったままでの戦い。
力強く蹴り飛ばされ、思わずタブレットを取り落とすマッハ。
「……しまった!」
「よそ見をするな!」
うろたえた、その襟を掴み上げられ、遠くに投げられます。投げつけられた土管が砕け散り、よろよろと起き上がるマッハ。
「今は、おれとの戦いに集中しろ!」それに向け、さらにエネルギーを発射させるハート。
「なら」ゆらりと身構えつつ、手元だけは腰のベルトを素早く操作しているマッハ。「おれも限界越えてくぜ!」
デットドヒート出現。
「うぉぉぉぉぉおおおっ!」
「あああああああっ!」
同時のパンチ攻撃。

アスファルトの上。まだ、大の字に気を失ったままのチェイス。
その手元を、ハンターがこつん、こつんと突くようにしています。
「…………」やがて目を開くチェイス。

48分22秒前

特状課課室。
「おれはあんたを撃ちはしない。必ず逮捕して、法で裁く!」警官の鑑のような進ノ介の言。
これを聞いて忌々しげな仁良とは対照的に、あくまで穏やかに微笑むブレン。そう、この人は元々こういう策士キャラだったなあと思い出します。
「でも、きみは必ず撃つことになる……」言いながら仁良と融合し、シーフとなるブレン。「……48分22秒後に」
「変身!」それを見てすかさずドライブタイプフォーミュラとなる進ノ介。しかし。

「抵抗は無駄だ。これを見給え」再びTVモニターのスイッチを入れるシーフ。そこには路上に倒れ苦しむゆかりが大写しにされます。誰が撮っているのか。
「ゆかりちゃん?」
大丈夫かと口々に声をかける野次馬なども映っています。
「……彼女に何をした!」
「くくくく」笑いつつドライブへ緑の触手を伸ばすシーフ。
すれすれのところでその身体をかわし、背後にある観葉植物の幹に絡みつきます。
はっと振り返るドライブの目の前で、おもむろに触手を解けば、植物の幹には金色に輝く痕が。
「今の状況、見覚えあるだろう?」

前日、病院の前で退院してきたゆかりを、緑の触手で襲ったシーフ。

「あのとき、わたしは彼女に仕込んだのさ、強烈な毒を」ブレンの声を聞きながら、先ほどの観葉植物が一瞬で枯れ落ちる様に息を呑むドライブ。「毒は体内で増殖し、45分17秒後に彼女の命を奪う……」
毒が増殖するって意味がわかりませんが。侵食するとかじゃないのでしょうか。

45分17秒前

空き地。
「は!」
「やはり!」マッハのパンチを受け止め、うっちゃるハート。「貴様はおれを超進化させる存在ではない……!」
デッドヒートとなってもなお敵ではないということか、すかさず地を走る電撃。
「あああああ!」それがとどめとなったのか、変身を解かれ倒れる剛。
それを見届け、自らも元の姿に戻り、先ほど剛が落としたタブレットのところまで拾いに行くハート。
「タブレットは返してもらうぞ。……これは?」
しかしその手が届く寸前、タブレットのカバーが開き、画面に浮かんだ蛮野の画像からハートへと触手のようなエネルギー体が伸び、電撃が加えられます!
「うあああああ!」
不意打ちに弱いのか、倒れてしまうハート様。

路上。倒れたままのゆかりの元へ、チェイスがバイクで到着します。彼女を取り囲む野次馬や救急隊員を押しのけ、
「人間には治せない」と手首に、ドクターを装填したシグナルチェイサーを押し当てますが。

***

その様を、特状課課室のTVモニターで観ているシーフ。
「いいや、お前にも治せない」とほくそ笑んでいますが誰が映像を撮っているのでしょうか。監視カメラ、の設定なのでしょうがうまいことゆかりの苦悶の表情に焦点があたっています。

40分03秒前

路上。
「……だめか」効果のなさにシグナルチェイサーを外し、改めてゆかりの手首を検めるチェイス。その時彼女の腕に、金色に輝く数字が<40:03>と浮かび上がります。
と同時にその数字は、デジタルクロックの文字盤のように、1秒ずつカウントダウンを始め――。
「これが彼女の残り時間。ふざけた真似を! ……どうすれば救える?」
立ち上がり、次の瞬間ゆかりをバイクの背に載せているチェイス。
「しっかりつかまっていろ」とかける言葉が優しいですが、もちろんその背後でうろたえている救急隊員は無視しています。

特状課課室。衆人環視のなかゆかりを連れ去るチェイスの様子を、やはりTVモニターで見届けほくそえむシーフ。
「計画通り、これでやつも誘拐及び、殺人犯だ!」しかし誰が撮っているのでしょうか。
「貴様!」
「おっと。抵抗は無駄と言ったはずだ!」
怒りに燃えるドライブの動きを、一言で止めるシーフ。軽く指をあげるだけで、机に飾られた花も、植木も一瞬にして朽ち果てていきます。立ち尽くすドライブ。
このシーン、ブレンの声が迫力に満ちていて、ブレン様の中の人もほんとうにうれしいだろうと思います。冴えに冴える悪の魅力。
「……時間まで待たなくても、わたしは彼女を殺せる。つまりきみはどんな命令も、従う以外ない……」
「ブレン、貴様は正真正銘の悪魔だ!」
得々と語っていたのを遮られた不快さのゆえか、
「うるさい子猫だ」の一言でドライブの腰からベルトを抜き取るシーフ。泥棒らしく赤い唐草模様の風呂敷にそのままベルトを包みます。
わたしの耳が確かならばそう聞こえました。ベルトさんは確かに小さくて可愛いですが。それともベルトって言いましたか?

空き地。
「ハート様。ハート様、しっかり?」メディックの黒手袋の手に揺り動かされ、眼を開くハート。
「……」半身を起こし、「白い、仮面ライダーは?」
「どこにもいませんわ」
「………」油断していた。先ほどの戦闘を思い起こすハート。苦々しげにつぶやきます。「これが、蛮野天十郎の力か……」

橋の下。
「助かったよ。……父さん」
ここまで逃げ延びてきて、改めてタブレットに礼を言う剛。父さん、と呼びかける声に逡巡が感じられてまた萌えます。
しかし、人工知能化しているからなのか、それとも元々そういう性質なのか、ドライに話題を変える蛮野。
「泊進ノ介を助けるのはいいが、クリムはどう思うかな」
どういう意味、と目を見開く剛に、
「かれはわたしに対し、あまりいい感情を持っていないはずだ」
ここからまたベルトさんへの疑念をかきたてていって、で劇場版につなげていくのかな。そんな気がします。

30分33秒前

特状課課室。
ベルトを奪われ、強制的に変身を解かれた進ノ介の目の前で、シーフは部屋中に(と言いつつ主に進ノ介のデスクに向け)触手を伸ばし、シフトカーをつかんでは風呂敷へ、つかんでは風呂敷へ。
戦利品を手早くまとめてくくると、よいしょと肩にかけた仁良と、分離するブレン。
「……これで、きみの仲間はいなくなった」そして腕時計を確かめ、「運命の時間まで残り30分33秒。あとはよろしく」
ブレンが去って行き、再び進ノ介に銃を向ける仁良。
「さあ、お前も抜けよ自分の拳銃を」

運転免許試験場門前。
「未だ状況に変化はありません。中の人質の安否はわかっていません……」まだ、カメラの前で中継を続けている女性レポーター。その背後で建物正面玄関の戸が開き、いかにも命からがらというていで、まろび出てくるブレン。
「撃たないで撃たないでドンシュー!」
「人が出てきました。あれは! ……能見さん……?」
自分は犯人でないというブレンの合図を見てどっと駆け寄る人々。

街角のスクリーンに大写しになり、リポーターのマイクに向け、中の様子を語るブレン。
「特状課を全員釈放しろ。さもなければ人質の仁良課長を射殺すると……」
「情報では別にもう1人人質をとっているとのことですが?」
「はい。誘拐されたのは唐沢ゆかりさん。やつらの仲間が……」

橋の下。
スマホの画面でそのニュース映像を観ている剛。その目の前に、今話題となったばかりのゆかりを連れ、現れるチェイス。
「チェイス。……おい、その子どうしたんだよ!」
剛の問いには応えず、気を失ったゆかりの身体を肩で支えつつ、改めて対峙するチェイス。
「……おれはお前の“ダチ”ではない」
「?」
「だが、力を貸せ」

(おそらくは)試験場前門前。狙撃班などをまとめる本部として設置されたであろう簡易テント。
そこへ姿を表し、
「どうだ様子は」と問うブレン。たちまちなかで待機していた3人の警官がロイミュードに変わります。
長机に置かれたTVモニターの前へ進むブレン。
「さあ見せてくれ、最高に絶望的で、惨めで、哀れな顔を!」

橋の下。横たえられたゆかりの身体へ、タブレットから伸びる細い幾筋ものエネルギー体。その動き、形はやはり触手風です。それを通じ何らかの治療行為を行っているらしい蛮野。
その様を仁王立ちで見守るチェイス。屈み込みゆかりを見守る剛。
「時間がないぞ」
「わかってるよ!」いらいらと答えるのは剛。
「間に合うのか?」
「わかんねえよ!」
「どっちだ」
「知らねえよ!」
「落ち着け」さすがに見かねたのか口を挟む蛮野。「わたしの力を信じろ」
「お前が、蛮野?」目を眇めそちらの方を見るチェイス。さっきまで触手伸ばすタブレットのことを何だと思っていたのでしょうか。

ゼロ時間へ

特状課課室。対峙する2人。
「あんたには警察官としての誇りはないのか!?」問う進ノ介。
「ほんっとに父親そっくりだな」いらいらとつぶやく仁良。いつも通りのおどけた口調に、時折こんな風に本音と思わせる苛立ちが混じります。「警察官の誇り? おれにはそんなものありませーん! 残念でした!」
ぴしりと音を立て進ノ介の額を撃つ仁良の扇子。
思わず目を上げる進ノ介。
「……あははは、びっくりしちゃった? びっくりしちゃった?」

進ノ介の回想。砂浜に並んで腰掛けた、父・英介と幼い日の進ノ介。
「いいか進ノ介。警察官の肩には大いなる責任が載せられている。最後まで、市民を守る責任だ。わかるか」
自分を見下ろし微笑む、その顔は確かな自信に満ちており、見上げる自分も父を誇らしく思った。
頭に置かれた手のひらの、その温もり。


特状課課室。気づけばまだ仁良が、いつもの早口と多彩な声色で話し続けています。嘲弄するように、ふざけた顔を進ノ介に近づけながら。
「かははははは。さて、問題です。お前の父親はなぜ死んだのでしょうか? 真面目だったから。ブーッ、ハズレ! 正解はぁ、マヌケだったからです。お馬鹿だったからでーす! あっはっはっはっはは! お腹痛い。あはははははは!」
「親父を侮辱するな!」震える声、涙に滲む目。
「おお……っ」その怒気に圧されたのか、すっと身体を後ろにかわす仁良。ニヤリと笑い、「……やっと怒った。なら銃を抜け。抜けよ!」
その顔を、ぎりぎりと睨みつける進ノ介。

***

橋の下。ゆかりの身体から何かを読み取った蛮野。
「つながった、すべての情報に」

***

特状課課室。なおも進ノ介を挑発する仁良。
「さあ、どうする? どのみち時間になればあの女は死ぬ! お前も父親と同じようにおれに敗北するのさ。きっひっひ。……なあ、おれがなぜ唐沢ゆかりを選んだかわかるか? ……彼女が死ねば、お前の父親の死が無駄になるからだよ! つ・ま・り、犬死にだあ! わん? わん! わんわんわんわん! わわわん! わんわんわんわん!」

甲高い声でしつこく犬の鳴き真似を繰り返す仁良。この声はスピッツです。それを睨みつける進ノ介。脳裏をかすめるのは本願寺の言葉。
あと一歩のところまで追い詰めた――。そう、追い詰めたはずだったのに。
ゆっくりと懐へ入れる右手。触れた銃把を、握りしめる進ノ介。おまわりさんというのはいつもいつも銃を携行しているわけじゃないんですがそれを言っては野暮なのか。でCM。

リミット

特状課課室。
瞳はひたと仁良に据えたまま、懐のなかで、銃把をぐいと掴む進ノ介。

***

テントの中。
「……いいぞ、抜け、撃て! その瞬間を世間に流せばお前は正真正銘ただの犯罪者だヒハハハハハ」興奮してモニターにかじりつくブレン。
しかし、その映像は突然途切れてしまい、焦れて部下たちに叫びます。
「おい、何とかしろ!」

***

特状課課室。
無言のまま、まだ仁良を睨みつけている進ノ介。しかし、くっくっと、こみ上げてくる笑いに目を伏せます。
「!? ……何がおかしい」
「仮面ライダーのくせに。手も足も出ない自分の無力さがおかしくてさ」笑いながら、しかしその声音は思いがけず静かな進ノ介。「くやしいなあ。もしも今、空間を飛び越えられたら、仲間を助けられるのに」
まだ肩をふるわせている進ノ介を気味悪げに見守りつつ、
「何だそれ。それが遺言か」と言ってみる仁良。
「ああ」ぽいと手錠を投げ捨て、「最後のメッセージだ……」

***

テントのなか。部下たちとともに数人で配線をいじりまわしているブレン。
「タコ足にしてるからだろ!」
その時、ようやくモニターの映像が回復します。
「……よし間に合った。残り10秒!」

***

特状課課室。ついに銃を抜き、構えた進ノ介を見て、
「ほら。撃てよ! 残り、5秒! 4秒、3秒……」と煽る仁良。

***

テントのなか。固唾をのみモニターにかじりつきつつ、
「2秒……1秒……タイムオーバー!」と叫ぶブレン。タイムオーバーの瞬間人さし指の先が光るのは何か意味があるのでしょうか。

***

「はっはっはっはっは!」心底おかしくてならぬ、というように腹を抱えて笑う仁良。「たった今死んだぞ! 泊英介が、命がけで守った少女が! おれの勝ち!」
「だまれ!」
「……お前ら父子の負けだァ!」
「黙れ黙れ黙れ!」

特状課に響く銃声。
衝撃を受ける門前の報道陣。

肩で息をする進ノ介の、その手から、白く硝煙が立ち上ります。
身動きできないまま、ただそろそろと自分の背後の、壁の銃痕を横目で伺う仁良。
「……外すよなあ、やっぱ。ま、防弾チョッキ着てたけどね。アディオス、仮面ライダー!」
そして魂の抜けたようになっている進ノ介に、改めて銃口を向けます。撃たれ、その場に崩れ落ちる進ノ介。
「正当防衛成立♡ へへっへへっへ、ひ、へっへーい♪」
どれだけうれしいのか、そのまま踊りはじめる仁良で、CM。素晴らしい高速スピンターン。舞台でいうならば、暗転。

記者会見

警視庁の大会議室。再びの記者会見。
「ではわたしから事件の最後の状況を説明します。犯人、泊進ノ介はわたしの説得に逆上。発砲しました。だが弾は外れ揉み合いとなり、拳銃を奪ったわたしが、かれを射殺しました」沈痛な面持ちの仁良。
「つまり、正当防衛だったと?」
記者の質問ににっこりと顔を上げ、立ち上がるブレン。
「ご覧の記録映像」と監視カメラ映像を記者に示し、「また鑑識や科捜研の鑑定結果も仁良課長の証言と一致しています」
「誘拐された女子高生も……?」
「残念ですが。泊進ノ介の仲間によって殺害されました」後を引き取る仁良。目の縁を赤く染め、声を震わせます。「……何の罪もない少女を。……許せません! 警察官の誇りにかけ、共犯の特状課、及び残りの仮面ライダーも、必ずこの手で裁いてみせます!」

涙にくれる仁良の見得きりに応じ、シャッター音が。しかしその時、
「それは無理ですね」と告げる霧子の、凛とした声。

「……無理、って、おま、おまおまおま……お前!?」
入ってきた彼女の顔を見て、驚愕する仁良とブレン。逮捕監禁されていたはずなのですから当然の驚きですが。昂然と頭を上げ、その醜態を見つめ返す霧子。
「なぜなら、あなたたちの言葉は、すべて嘘だからです」
「いったい何を根拠に! 証拠はあるんですか」
「証拠は彼女です」
霧子の後から会議室に入ってきたのは唐沢ゆかりその人。今、殺されたと発表されたばかりの少女が、おずおずとしながらも健康そのものの様子で現れたことに、どよめく記者たち。
「わたしは誘拐なんてされてません」そして、決然と口を開くゆかり。「命を助けられたのです! 仮面ライダーに」

「馬鹿な! お前はわたしの毒で死んだはず!」思わず口走るブレン。周囲の目に慌てて失言を悟り、口を閉じますが後の祭り。
「ついに自白したな、能見、いや、ブレン!」さらに現れたのは進ノ介です。後に続く剛、チェイス。
「泊進ノ介!?」
「ありえない、どうやって生き返った!」
「……おれだけに見えるモニターに、あるメッセージが届いた」ニヤリと笑う進ノ介。その時、奇妙な映像がブレンの背後のモニターにも流れ出します。

進ノ介の回想。
特状課で仁良と退治していた時、ふとその背後のTVモニターに目を留めた進ノ介。
いつしか画面にはチェイスと剛、そしてゆかりの3人が元気にダブルピースやサムズアップを送る映像が映り、その上に無数の<イッテイーヨ>の文字が流れており……これは蛮野が撮ったのでしょうね。
やってくれた――仲間の健闘に、思わず口元を緩めた進ノ介。


「だからあの時笑ったのか!?」合点した仁良。
「どうやって助けた」納得していないブレン。「超進化したわたしの毒を無効にすることなどふか、」
「いいや。可能だったさ」蛮野入りタブレットを示すのは剛。
蛮野はゆかりの身体をデータに分解してタブレット内に取り込み、毒成分だけを除いて再構成したのです。
「まさか、やつが!」絶句するブレン。
「……おれは確かに撃った。泊進ノ介、おれは確かに貴様の心臓を撃ちぬいた!」往生際の悪い仁良に、
「いや、おれに銃弾はあたらなかった。おれの頼れる仲間が、寸前に止めたからだ」と涼しい顔の進ノ介。

「くやしいなあ。もしも今、空間を飛び越えられたら、仲間を助けられるのに」

進ノ介のあの言葉を自分へのメッセージだと悟ったと、解説するベルト。だからシャドウキャブを送ったのだと。しかし映像では進ノ介のもとに送られたのはキャブっぽかったのですが。あとで録画を見直そうと思います。←キャブと言ってました。
唐草模様の風呂敷の中から時空を飛び、進ノ介の心臓を狙う銃弾を、さらに他の時空へ移動させたキャブ。

「……これがその弾丸だ」
証拠物件用のビニール袋にはいった弾丸を示す進ノ介。記者たちは一斉にメモをとり始め、カメラマンはシャッターを切り始めます。
この弾丸は仁良の説明通りなら、進ノ介の銃から発射されているはずのもの。しかし実際には、12年前の強盗事件で泊英介殺害に用いられたのと同一銃から発射されたことが、線条痕鑑定から明らかになっているとの解説に、再び起こるどよめき。
「わざわざおれの親父を撃った証拠品の拳銃を、使ったのが仇になったな。仁良光秀。12年前の泊英介殺害の真犯人として、お前を逮捕する!」

会議室後方からこう叫ばれ、思わずブレンにすがる仁良。シャッターとフラッシュの雨。
「どうするどうする?」
「こうなっては仕方がない」赤いバイラルコアをその手に渡すブレン。ニンマリと笑った仁良が掲げ持ったコアに頭を下げると、たちまち中に吸い込まれ、そのままブレンと融合します。
「ちょ、」
「わあああっ!」
至近距離に出現したロイミュードに、慌てて逃げ出す記者たち。傍らの広報官らしい警察官たちも一斉にロイミュードの正体を表します。
「「「!」」」
進ノ介、剛、チェイスがそれぞれに変身ギアを構えたところで、CM。

アフターケア

警視庁外構。生身のままロイミュードたちと戦う3人。
「この骸骨! 出番ですよ出番ですよー!」
不甲斐ない部下のロイミュードの頭をポンと叩き、叱咤するシーフ(のなかの仁良)。
数を頼みに展開し、ライダー達を取り囲めば、3人背中合わせの陣形となります。いいぞいいぞ。部下ロイミュード、いい仕事しています。
「行くぞ!」進ノ介の合図とともに彼らの周りを回るカメラ。
3人、背中を預け合っての同時変身。全わたしが歓喜しました。
ファイア・オール・エンジン。
シグナルバイク・シフトカー。デッドヒート・チェイサー!(←ここ声が重なっているのです)
ここまでほんとうに長かった……(´;ω;`)

「こいつはおれが!」乱戦の中シーフを指し叫ぶドライブ・タイプトライドロン。雑魚の方へ展開するチェイサーとマッハ。
シーフはひょろひょろ逃げ回りますがここの身のこなしがすごいのです。先週から思っていますが中の方はどなたでしょう。
「仁良! 貴様だけは許さない!」追い回しつつコウジゲンバー。
「おほほ♪」軽快に逃げるシーフ。

***

その間、ゼンリンシューターで雑魚を殴りまくるマッハと、シンゴウアックスで斬りまくるチェイサー。逝ってしまったロイミュードたちの番号を控える間もないくらいです。

***

「……」逆に触手で腕ごと胴を締め付けられてしまったドライブ。ならばとコウジゲンバーの力でシーフを中心に、触手はそのまま円を描き超高速で走り回れば、振り回されてヘタれるシーフ。
「へああ」
そこへおもむろにドライブの攻撃が炸裂します。
「おかーさーん!」またも叫び爆散するシーフ。「……おお?」
そして独り、投げ出された仁良は、慌ててそこに立つブレンロイミュードにすがりつきます。
「たたたた助けてくれブレン。仲間だろ」
「仲間?」しかしあくまで冷酷なブレン。「冗談じゃない、貴様は超進化のための道具だ」
すがりついてきた仁良の襟を掴みあげ、もう片手で平手打ちをかまします。ひどい。
「……わたしは最強。3人まとめて葬ってやる!」
おもむろに振り返り、近づいてくるライダー達を一撃に倒すブレンロイミュード。
と、
「進ノ介、運転を代わろう」と現れてくるベルトさん。トップスピードで振り切ろう、とダッシュアンドパンチのコンビネーション。
その攻撃が効いていると見るや、チェイサー、マッハも、それぞれにライダーパンチを加えます。ここ、ベルトさんの攻撃はあまり強力そうに見えないのですがなんで効果があったのでしょうか?
とにかく気勢を失うブレンロイミュード。
「ベルトさん、後は任せろ」
「オーケイ」
「わたしが負けることなどありえない!」
取り囲み必殺の構えを見せる3ライダーに、させるかとばかり無数の弾丸を打ち込んでくるブレンロイミュード。それをバリアで防ぎ、飛び上がって時間差のライダーキックを見舞うマッハ、チェイサー。最後の止めはドライブ。

大爆発とともに、ふわふわと舞い上がる003のコア。
「憶えてろーほおおお!」と気の抜けた声で、コアもひょこひょこ逃げていきます。
はあ、やれやれと言うようにそれを見送り(なぜコア破壊しないのか)、変身を解くと、そこに呆然と座り込んだままの仁良を引き立てる進ノ介。
「仁良光秀。殺人容疑で逮捕する」
しかしまだ拗ねているかのように、ぷいと目をそらす仁良が元気です。ここでがっくりいくのは普通の人。
と、すぐさまそれを、強面の刑事たちが引き取っていきます。
見送る進ノ介の傍らに寄り添い、
「やっと、終わりましたね」と霧子。
「ああ」胸の身分証に挟んでいた写真を取り出し、「やったよ。親父」

「へっへっへっへ!」しかしそれを聞きつけたのか、連行されつつ笑う仁良。「へへへへへへ! まだ終わっちゃいないだろ?」

下司に笑う仁良のアップの横で、苦々しげな強面刑事たちの顔が印象的です。ご苦労さまです。
「ロイミュードとかーめんらいだーw 果たしてどっちが勝つのかな? 最後まで見届けてやるぜ! やっはははっはは!」
いいかげんにしろ、来いと言わんばかりに引き立てていく強面刑事たち。しかし手錠で彼らと繋がれているのに、無理やりスキップスキップ♪しながら去っていく仁良。
連行役にはほんとうにご苦労さまです。

松並木を抜け、海へと続く一本道。そこを、涙ぐみながら、よろよろと進む003のコア。
「ブレン?」との呼び声に、ぎくりと立ち止まります。背後に現れたのは黒い影。「さあ、じっくり治療してあげますわ♡ ぶーれーんーさーまー♡」
最高の笑顔でひょいとコアを持ち上げるメディック。
「やめてやめてやめて!」と泣き声でもがいても、虚しい抵抗です。
「あははははははは!」カメラに背を向け、俯いて何やらコアに対し、しているメディック。一応治療なんでしょうけれども、バキバキバキと只ならぬ音が響き、その度に悲鳴が。

そんな仲間たちの寸劇にも、青い波打ち際の瀬音にも背を向け、佇むハート様。
「……蛮野。やつを、このままには……」
ついにテレビにも劇場版のトレイラーが。かっこいいです!


George A. Sweet, Pictures & Picture Frames / Miami U. Libraries - Digital Collections


今週ちょっと腑に落ちなかったのは、ブレンがゆかりを殺してしまうところ。いや蛮野が救ったんですけど、ブレンは完全に殺す気でいたところ。
ゆかりが死ねば、それは当然進ノ介の敗北なわけですけれども、しかし、
「言うとおりにしないと人質が死ぬぞ」という脅しの意味では人質の価値を無効化することなわけで。進ノ介に先に発砲させ、正当防衛の口実を得て銃殺する、というストーリーにこだわるなら、あまり賢いやり方じゃないと思うんです。

ゆかりが死ねば進ノ介は敗北感のあまり理性を失う、という読みだったんでしょうか。

あとなんで12年前の銃をここで使ったのか。かなりお馬鹿さんです、仁良。まあそれも、仁良としてはあくまで進ノ介の精神を殺したかった、嘲弄したかった、自分の立場なら証拠はいくらでもごまかせると踏んでいたというふうに解釈はできますが。監視カメラ映像もいいところだけ編集してますし、同じように証拠をいじるつもりだったのだろうとは思うのですが。
でも、それだけ進ノ介に好材料を与えることになってしまうわけですから、万一のことを考えればほんとうに進ノ介の銃を使うべきだのでは。そこまでブレンの力に自信があったのか、それともそこまで進ノ介を侮っていたのか。
いや仁良にしろブレンにしろ、策士を気取るなら二重三重の保険をかけるべきでした。

ブレンのコアを完全破壊しないことも含め、ライダー側ロイミュード側双方つめがあまい。あと、期待の挿入歌がよく聞こえなかったのは痛恨です。
今週の例の荒れ寺。十六夜×スターはミラクルでしたね。相手の刀の上に立つ、という特撮当たり前のシーンがリアルに見えるのも、それまでの見事な殺陣の説得力のゆえ。あと姿勢が綺麗で、本当に立っているようでした。
同日追記。一部見なおして聞き取れていなかった部分を修正しました。しかし何度見てもタブレット蛮野が有能すぎて、ロイミュードから解放されたかったのなら剛の助けなんて要らなかっただろうと思えて仕方ありません。
あと、例のイッテイーヨ動画、にっこりダブルピースのゆかりと両サイドでサムズアップするチェイスと剛→ふとチェイスを睨みつける剛→見られて睨み返すチェイス→サムズアップのまま睨み合う二人の真ん中でずっと笑顔のゆかり、と4コママンガのようで短い間にも芸が細かいですね。さすがにこれを見てしまったら進ノ介も笑わずにはいられません。
ブレンにしろ蛮野にしろネット回線に自在に紛れ込めるので監視カメラの映像は見放題なのでしょうが、蛮野のほうが一枚上手で、特状課での決定的シーンをごまかしてからあの映像を流したのですね。
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2015.07.05 11:57 | drive ドライブ | トラックバック(-) | コメント(-) |
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