LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

ハート様かっけえ!
ハート様でっけえ!
抱かれたい機械No.1!
今週はもうこれにつきますね。メディックが乙女になるのもやむなし。


"22° Halo" aka "Rainbow around the SUN" / { pranav }


さり気なく、進ノ介が剛に声をかけるシーンも有り、これで剛も、帰ってこれるかな?
そして約束の数は4人。あ、それだけでいいの? と思ったり。
そして映画へのつなぎなのか、この間からタブレット蛮野が少しずつベルトさんへの不信感を煽ってきていますね。
OPにもとうとう劇場版の映像が入ってきましたね。少し早いんじゃないの? と思いつつも、なんとなく現さんが熱そうで楽しみです。ていうかトラックの前でゆっくり変身とかコワイw

器の大きさ

連続する暴走・発火事件は、ロイミュードのせいだった。メディックの企みに、敵のボス・ハートまでが怒った。
おれは、ハートに追い詰められた――。


森のなか。よろめきつつ、ただ近づいてくるハートを睨みつけるしかない進ノ介。

***

「泊さん!」そして森の、別の場所。走りながら進ノ介を探している霧子。「泊さぁぁん!」
「……くっ、……」
「クリム!」衝撃で外れたのか、地に落ちているベルトが唸っています。「大丈夫ですか」と屈みこむ霧子。
「……進ノ介は」
「まだ、見つかりません……」
「わたしに任せろ。空から探す……!」
しかしそのベルトさんも、ダメージを受けているようなのですが。

***

森のなか。対峙したままの2人。
「人間を滅ぼすなんて、絶対にさせない……!」
自分を睨みつけるままの進ノ介を見て、人間体となるハート。穏やかな表情。
「まあそう気張るな。……お互いけが人だ。それにおれは、ベルトを持たないお前とやりあうような無粋はしない」
静かな声音で腰を下ろしつつ、何気なく天を仰ぐハート様。思わず自分も空を仰ぎ見る進ノ介。
2人の頭上で、青い空を背景に、木立が風に揺れています。
「……」目を閉じて、吹き抜ける風に聞き入るハート様。「おれの目的はただ1つだ。創造主である人間を真正面から打ち破り、支配することだけだ」
驚きに目を見張る進ノ介。
「人間を支配する? ……滅ぼすんじゃないのか!?」
「ああ」笑顔で振り返るハート様。「滅ぼしたら、おれたちの強さを見せつけてやれないだろ。……それに、お前みたいに面白いやつも中にはいる」
「だったら! 戦わずに済む方法はないのか?」必死に訴える進ノ介。
ちらりとそれを見て、言下に答えるハート様。
「ないね」そして穏やかな表情のまま、子供に言い聞かせるように、続けます。「おれたちは戦い、進化する。人間の歴史と同じじゃないか……」
はっと顔を上げる進ノ介。
「……いや、違うか」。立ち上がり、進ノ介に振り返って、「おれは人間を超えるぞ。泊、進ノ介」
再び立ち上がる相手を、ただ見上げるばかりの進ノ介。
「?」微笑み見返すハート様。長身2人の対峙するシーンがかっこいい。
「ハート。不思議なやつだ。……チェイスもそうだった。お前は前から、ただの悪党には見えなかった」
「そりゃそうさ。こっちは元から悪のつもりはない」

その時かるい、金属音のような不思議な音がします。振り返るハート様。このシーンは気になります。

「お迎えが来たようだ。じゃあな、またいずれ。――全力で戦おう、泊、進ノ介」
フルネームで呼ぶのがロイミュードのルールのようです。にこりと笑い、踵を返すハート様。

***

森のなか。足元の悪い中、ヒールのパンプスでは歩きにくいのでしょう、よろよろと近づいてくるメディック。無事なハートの姿を見て、ぱっと顔を輝かせ
「ハート様!」と叫びますが、しかしその横を、無言で通り抜けていくハート様。
はっとショックを受けたように振り返り、無言でその背を見送るメディック。

歓びと絶望

特状課課室。ブラインドをの向こうを目を細めて観ている本願寺が七曲署のボスのようです。渋い。
そこへ飛び込んでくるりんな。
「課長? 進ノ介くんは無事よ!」
「はあ……よかった!」途端にへなへなになる本願寺。
「それから今回の事件、」先週の撲滅表を示すりんな。「すべては、2週間前の086の暴走が原因だったことがわかったの。その時メディックは、料理店・シュプレムのソースに効果があることを知った。」
ロイミュードは感情の高ぶりで進化する。味覚による刺激も、それに含まれる。086の事件によってそのことに気づいたメディックが、実験を繰り返したというのが、進ノ介らの探りだした結論なのです。
「それに、それに、発火の被害がどんどん小さくなってる。つまり、ロイミュードの暴走は次第に収まっていってる」
「なるほど……超進化が近づいてるってこと?」納得する本願寺に、資料をめくりつつ小さく頷くりんな。
それは、メディックの実験が完成に近づいた証左でもあります。
090はシュプレムの3人の料理人のうちの誰かと融合し、融合進化体・クックロイミュードとして、シュプレムのソースに手を加えてきた。
「犯人はこの中の誰か……?」ホワイトボードに貼られた写真を見上げる本願寺。

ドライブピット。半裸になり、自らの傷を手当している進ノ介は、ハート様の言葉を思い返しています。

おれたちは戦い、進化する――。

人間と同じように。考えこむ進ノ介。そこへ台に載ったまま近づいてくるベルト。
「安心したよ進ノ介」と第一声をかけます。「きみと引き離されて、またプロトドライブがやられた時の恐怖が過った」
「心配かけて済まん、ベルトさん」軽く頭を下げる進ノ介。しかし次の瞬間、その顔は決意の表情に満ちています。「とにかく今は、事件を解決しないと……!」

街をとぼとぼと歩くメディック。呆然とした表情で、瀟洒なレストランのテラス席を眺めます。

そこに座る、自分とハートの幻影。
優しく自分に微笑みかけてくれるハートの――。


「どうやらあなたは、ハートの信頼を失ったようですね?」突如その肩口に飛びつき、話しかけてくるブレン/003のコア。ちょっと嬉しそうです。「さあ今こそ超進化体であるわたしに身体をあたえr……」
「!」憤然と自分の肩からコアを叩き落とそうとするメディック。
「……あた! や、やめなさいメディック、落ち着いて……」悲鳴を上げるコア。
それで元気が出たのか、身を起こし、自分の見ていた幻影に背を向けるメディック。
「さっきの死神の様子。あと一歩で、完成するはず……!」

馬脚

森のなか。シュプレムの門前からやや離れた位置にワゴンを止め、張り込んでいる霧子。
こんこん、と窓ガラスを叩かれ顔をあげます。外にはパンの包みを持ち上げて示し、笑っている進ノ介。
「泊さん! もう復帰して大丈夫なんですか?」開くウインドウ。
「ああ。……動きは?」
「まだありません」と応え、店の方を振り返る霧子。「今、3人とも中にいます」

刑事たちの動きを知っているのか、それぞれに自室で時を過ごしている3人の料理人。

「チェイスと追田警部補も、別の場所で張ってくれています」

ここで2人の映像もインサートされます。森のなかに佇むチェイスはともかく、木の上から双眼鏡片手で見張っている追田は危ないです。

「やつらの目論見は発覚した。必ず今日動くはずだ」頷く進ノ介。

決意したように立ち上がる板垣。
シュプレム厨房。いつの間に、誰が変身したのか。090こと融合進化体クックが鍋の前に立ち、またスープを瓶詰めにしています。
それを懐に森を抜けようとするクック。
「!」
その時銃弾の音がして、クックの足を止めます。前方に立つ影は緑のドライブ・タイプテクニック。こちらに銃口を向けたままです。
「やらん。これは大切な……!」
言うや触手を伸ばし抵抗するクック。しかしタイプテクニックの正確なも銃撃に阻まれ、さらには分銅でごんごん殴られまくり。
怯んだところへ今度はタイプワイルドが剣を片手に襲いかかってきます。
「うわわわ、……ああっ」戦い慣れていないのかすぐさま踵を返し、逃げ出すクック。
「逃すか!」
タイヤ交換。レッカーのフックに引っ掛けられ、そのままワイヤーで振り回されて、周囲の木々の幹に身体をぶつけられて動けなくなるクック。
地に投げ出され、090から分離されたコックコートの人物は――。

「奥村さん! ……あなただったのか」

驚きを隠せないまま近づきつつも、まだ傍らに倒れたままの090を仕留めようとするドライブ・タイプワイルド。
慌てて起き上がり、その前へ飛び出す奥村。
「あっ、待ってくれ! 彼女を殺さないでくれ」
「彼女?」
そうするうちに090はまだうら若い女性の姿を取ります。背後から近づいてきていた霧子が驚きの声を。
「増川、美穂?」
「3人の容疑者のうち、2人が犯人だったとは」ベルトさんも驚いています。
どくんだ、と松村を退かせ、090/増川を捕らえようとするドライブ。尚もむしゃぶりつき妨害する松村。
「どくんだ奥村さん!」
「彼女と融合することで、わたしの味覚を、センスを何倍にも上げてくれるんだ!」
「あれほどの味を極めたあなたが。なぜそんなことを」戸惑うドライブ。
「きみたちなんかにわかるもんか!」叫ぶ松村。「味の進化に頂点などないんだ。究極の味ができたと思ってもすぐその上がほしくなる……」
究極の味への渇望。
「その気持ちを抑えることなどできないんだ!」
「その誘惑に負けたあなたはまちがっている」苦々しげに告げるドライブ。
「こんなやつらに惑わされちゃだめよ。あたしのために戦って」と、その松村に背後から寄り添い、囁きかける090。
「ああ!」力強く応じる松村。

「先生……そいつは先生を騙してるんだよ」

少し前から出てきていた板垣。この修羅場を棒立ちになって見ていましたが、ようやくそう、指摘します。しかし、
「騙されていようがかまわない! 彼女はわたしの宝なんだよ!」と叫び、コアスイッチを押す松村。
嬉しげにその腕に手をかけ、寄り添い、再び融合する090。クックロイミュード出現。
「……」師の変わり果てた姿に、なおも言いかける板垣。「せんせい……」
「だまりなさい!」反射的に叫ぶクックの声は美穂のそれです。板垣へ向け手から光弾を飛ばすのを見て、はっとなる進ノ介。
「危ない!」
その時横からチェイスが飛び出し、板垣を抱き込んだまま倒れこみます。
「チェイス?」
背を向けまたも逃げていくクック。
「待て!」はやり立つドライブを制するように、起き上がるチェイス。
「……やつはおれが追う」

ここ、3人のうちの誰か、と言いつつ推理で正体を突き止めるのではなく相手が馬脚を現すのを待ち構える展開だったのはちょっと不満です。まあ今週も先週に引き続きアクションが(とくに雑魚ロイミュードの)いいのでキニシナイ。

バイクで街道をひた走りつつ、変身するチェイス。仮面ライダーチェイサーの出現でCM。

剛の復帰

森のなか。呆然と座り込んだままの板垣。
「先生……」
そこへ歩み寄るドライブ。
「奥村さんはおれが取り戻す。かれは罪を償わなければならない」
それならここは霧子に任せて、チェイスと一緒に移動すればいいんじゃないのかなと思ったり。
チェイスの行動の意味が、ここではあまりないような気がするんですよね。

***

街道。逃げるクック、バイクを駆り、追うチェイサー。
その時横から火弾の雨が襲い、バイクを停め降り立ったチェイサーの前へ、襲いかかるのはメディックの死神軍団!
街道脇の広場のようなところに待機していたようです。
長い柄の鎌を振りかぶり、2対1でチェイサーに斬りかかるアクションがかっこいいです死神s! 身軽に交わすチェイサーもいい感じですが、多勢に無勢で危うくその刃にかかりそうになります。
そこへ飛び出してくるのは追い付いてきたドライブ!

その背後では、クックロイミュードがメディックロイミュードにスープの瓶を渡しています。
「メディック様、さあこれを……」
「ああ、これが完成品……」うっとりと眺めるメディックロイミュード。余談ながらこのシーン、2人とも女の声だし、見た目は白地に赤いラインだしでぱっと見がわかりにくい。
その時クックの声が、松村のものに変わります。
「約束したな、これでずっと彼女を、おれのパートナーに」
「ええ、どうぞ?」機嫌が良いのか、鷹揚に頷くメディックロイミュード。「永遠にくっついてなさいw」
すかさず伸びる触手。メディックに捕らえられ戸惑うクックですが、やがて
「あああ! 力が漲ってくるぅぅぅぅっ!」とその処置に歓喜の声を上げるクック。
戦いに飛び込んでいくクックを見て、ほくそ笑むメディック。

***

引き続き街道の脇の広場。
ドライブ・タイプフォーミュラに対し、先ほどメディックに強化されたばかりのクックが、いい勝負をしています。
その様を物陰から垣間見ながら、自分も助太刀しようと身構える剛。
「待て剛」しかし引き止めるのはタブレット蛮野。「今は我々の居場所を敵に知られることの方がデメリットが大きい……」
「でも、このままじゃ……!」

「ふん!」力強く死神sを振り払うチェイサー。
「はっ!」クックと死神、交互に襲い掛かってくる敵を相手に奮戦するドライブ。
「うふふふ……」それを尻目に上機嫌でソースの瓶を眺めているメディックロイミュード。しかし突如、背後からの襲撃に驚き振り返ります。
激しい銃撃。ゼンリンシューターを手に彼女を睨み据えているのは剛。
「お前は!」
「相変わらず手口がえげつないな。レッツ、変身!」
「!」
とっさに伸ばす赤い触手。それを変身効果で跳ね返すのはマッハ・デッドヒート。更に連射。
「追跡! 撲滅! いずれも~マッハー!」あの名乗りが復活です!「仮面ライダ~、マッハー!」

伸びやかにして華やか。待ってましたの変身に、戦いのさなかにあったドライブも思わず振り返ります。

「剛。来てくれたのか!」
ロイミュードを倒すためにと見得を切るマッハ。猛然とメディックへ跳びかかり、蹴りの連続。しかし、それを受けたメディックはたちまち一陣の黒い風となり、竜巻となってマッハの身体を巻き込んで行きます。
「うわっ、ああっ!」

……悲鳴を残し、メディックツイスターごとどこかへ飛び去っていくマッハでCM。

覚醒

「あああっ!」
石切り場のような開けた場所に、投げ出されたマッハ。しかしすぐに跳ね起き、今一度ロイミュード体に戻ったメディックへ立ち向かいます。そこへ死神sもチェイサー、ドライブもなだれ込み、乱戦の様相。
ジャブ代わりに銃撃で牽制し、メディックロイミュードとの距離を詰め、投げるマッハ。その懐からソースのガラス瓶を奪い取っています。
「これ、そんなに大事か?」
「……っ! 返しなさい!」
飛び起き、伸ばす手を鋭い蹴りで退けるマッハ。
「返せえっ!」
苛立つメディックが触手を伸ばし、マッハを捕らえて投げ上げます。瓶を取り落とすマッハ。それを受け止め、ほっと一息つくメディック。
「剛! 大丈夫か!?」駆け寄ってきたドライブ、チェイサー。
「ああ」
マッハの無事を確かめると再び的に向き直ります。
「スタート・オール・エンジン!」
ドライブ・タイプトライドロン出現。
背後で立ち上がるマッハも、素早くベルトを操作、ほぼ時を同じくして
「バーストデッドヒート!」
「うぉぉおおおっ!」そして召喚した斧を振り上げ、死神sをなぎ倒すチェイサー。

「うぬ!」やはり死神sとチェイサーのアクション、今回はとてもいい感じ。
「うぉぉっ!」と同じく死神sにパンチパンチパンチ、のラッシュをかけるマッハ。
「はっ!」正面のクックに斬りかかるドライブ・タイプトライドロン。さらにキック。倒れ、起き上がるクックの傍らに、加勢のつもりかメディックロイミュードも並び立ちます。
「進ノ介代われ!」この盛り上がりに我慢できないのか参戦したがるベルトさん。クック、メディックからの光線を受けつつ、タイヤカキマゼール。コウジゲンバーで装着したドリルを振りかざし、いつもながらかかとのタイヤで体当たりの繰り返し。

「マッテローヨ」
「必殺フルスロットル」
「必殺フルスロットルトラック砲!」
「イッテイーヨ」
3人がそれぞれ必殺技をクリア出すシーンはちょっと騒がしい。ですが、3ライダーの歌声がいい感じで流れます。
イッテイーヨの直後、斧で死神sをなぎ払うチェイサー。その背後から宙高く飛び上がり、空へ投げ上げられてバランスを失った相手にそのまま蹴りを見舞います。
そして大砲を撃ち放つドライブ。人間体に戻り倒れるメディック、絶叫し爆散する090のコア、そして090から分離され、倒れる奥村。

「……」
その奥村まで歩み寄り、引き起こすドライブ。
「奥村松太郎。機械生命体犯罪幇助の罪で逮捕する」
手錠をかければ、我に返った奥村の嗚咽。愛する女を失った悲しみか、それとも実現するはずだった究極の味への想いか。

その時、甲高い悲鳴があがります。
ドライブの砲撃により取り落とした瓶。こぼれ出た黄金のソース、<オンフルールの夕日>が、見る間に地中に消えていくのを、惜しむように手を伸ばすメディック。
「ハート様のための、黄金のソースが……!」

瀟洒なレストランの、テラス席。
金色に輝く料理を頬張り、微笑むハート。
「食事、か。人間というやつはずるいな。……至る所に歓びがある」
その時ハートの背が金色に輝き、食の歓びにハートの超進化の鍵があると気づくメディック。


「ハート様に歓びをお届けし、超進化していただきたかった。……そのための希望だったのに。これでもう、あの人の心を取り戻せない……!」
地に伏し、子供のように顔をくしゃくしゃにしながら、野方図に、手放しで泣きじゃくるメディック。
「ハートのため、だったのか」あまりの嘆きように、ドライブも胸を突かれます。無言で見守るチェイサー。
「お前も終わりだメディック!」それに対し、何の感慨もないのか軽快に彼女のほうへ駆け寄りざま、「進兄さん借りるよ♪」とフレアを抜き取っていくマッハ。走りつつ手早く装填し、宙に舞います。

「シフトカー。モエール! 必殺バースト! フルスロットル!」
「てえやああ!」

燃え盛る炎。遥か高みから、メディックへ見舞う必殺のキック。にもかかわらず、絶望のあまり顔をあげようともせず、ただ泣きじゃくり続けるメディック。
「うっ、ああっ!」
とっさにその前へ飛び出し、メディックを庇うドライブと、激しく衝突しはじけ飛ぶマッハ。
「……ええっ?」反動で転がり倒れたマッハの方はまだ軽症ですが、思い切り受けたドライブは苦しげに転がったまま。
「進ノ介!」叫ぶベルトさん。
「……何すんだよ」立ち上がるマッハが不機嫌になっています。
「済まない。つい……」自分もよろめき半身を起こしつつ、詫びるドライブ。

「どうした。メディックを撃破できれば、敵の復元能力は激減する。これはチャンスなんだぞ!」
メディックを倒すことはこの戦いには必要なことだと主張するベルト。
「わかってる。だけど、ロイミュードにも、誰かを愛する気持ちがある。そう思ったら……せめて、正々堂々と戦うべきだ。ハートがそうしていたように」
そういうことか、と物わかりのいいのはチェイサーだけ。
「きみの気持ちは、理解はできる」苦々しげに叫ぶベルト。「だがハートやメディックは、チェイスとは違う! かれらは」

「――違わないさ」高みから降ってくる涼やかな声。崖の上に立ち、彼らを見下ろしているのはハート様。「おれたちも、人間と違わない」
「……」はっと見上げるドライブの視線の先で、真顔で言い放つその姿でCM。

「……ハート」崖の上を振り仰ぐドライブ。
「……」無言で顔を上げる、メディック。
かれらを見渡したあと、突然
「うおおおおっ!」と雄叫びを上げ、そのまま地を打つ動作のハート。一直線に走り来るその衝撃に、3ライダーの身体も跳ね飛びさます。
その間に高みよりひらりと舞い降りたのか、土埃の中をゆっくりと歩み寄ってくるハート。
それでも緊張し、絶望にうなだれるメディックは、傍らに足を止めたハートの気配に、つぶやきます。

「ハート様。今までのこと、お許し下さい。どうせ散るのなら、やつらではなく、貴方様の手で……!」
身を起こし、決意の表情で目を閉じるメディック。
「…………!」
しかし無言のまま、その細い肩を抱きしめるハート様!
はっと目を開けるメディックも驚いたでしょうがこちらもキタワァ……となりました(*´ω`*)
祝福の鐘のごとき効果音。そのままの姿勢で語りかける声の優しさ。
「……メディック。おれたちロイミュードの数は108と限られている。たとえ人間を支配し、コアを再生産できたとしても、これ以上には殖えないんだ」
「ハート様」
「おれを思ってくれるのはうれしいが、そのために貴重な仲間を犠牲にする、そんなきみであってほしくない」
「ああ……ハート様。なんて広いお心……」
感動するメディック。
周囲をぐるぐる回るカメラワークが、まるで2人だけの世界を強調するかのようです。
「あなたの意思に背くことは、もう二度といたしません……」陶然と微笑むメディックが完全に心蕩けていますが仕方ありません。
それでよい、と頷くハート様。

こうして暴走する部下を諭すと、ともに立ち上がるハート様。メディックを下がらせ、ドライブへ振り返ります。
「お前の戦士としての器量に感謝する、泊進ノ介」
「……」それまでずっと半身を起こしただけの姿勢だったのが、ようよう立ち上がるドライブ。「お前がやったことと同じだ。だが、人間を脅かす限り、おれはお前たちと戦う、……そして倒す!」
「それでいいのさ」

柔らかな声に、え、と顔を上げるドライブ。脳裏に過去の戦いがよぎります。

ドライブの眼前で、尚も微笑んだままのハート様。心臓をつかむような仕草は、胸の高鳴りを示すかのようです。
「今わかった。一番大事なことを……やはりお前こそが、おれにとって最高の相手だということだ!」
その声とともに金色に燃え上がる身体。炎の中心でまばゆく輝きながら、一気に超進化していくハートロイミュード。
「うれしいぞ……おかげでおれが、窮まった!」

「ハートがついに!?」身構えるチェイサー。
「超進化した……」と、マッハ。
3ライダーを前に、さらに燃え上がるハート、その咆哮。
「うぅうううああああああああ!」
それとともに、暴走するエネルギーの嵐。大爆発。燦然と燃え盛るハートロイミュードが、まるで太陽のようです。

「…………」
ライダーも去り、死神sも去り、まだ爆発の名残に周囲がくすぶっているなかで、再び人間体をとるハート。
「ハート様!」そこへ駆け寄ってきたメディック。喜び抱きつく彼女に頷き、虚空を睨むハート様。
「約束の数は、超進化体4名。おれとブレン。残るはあと……2人」

変節

やや離れた広場。助けあうライダー達と松村。
「だいじょぶか?」
「やばかったあ……」よれよれの姿で立ち上がり、天を仰ぐ剛。
「ああ。――でも、誰かがハートの攻撃を、一瞬、止めてくれなかったか?」
首をひねる進ノ介。

燃え盛る業火が3人に襲いかかろうとした時、一瞬、冷たい鏡のようなものがかれらを盾となってかばい、ハートの攻撃を跳ね返した。
彼らはそのわずかな間に松村の手を引き、互いに助けあって引き上げてきたのです。


「あの威力を止めるほどの力……」考えこむチェイスの声に、はっとするベルト。
「……まさか」

***

剛といた空き地。そのバイクのシートに安らぎ、つぶやくタブレット蛮野。
「結局救ってしまったが、クリムはどう思うかな?」
回を重ねるごとに、そんなに強いのなら、そんなに自由に動けるなら、この人剛の助けをまたずとも単独で勝手にロイミュードの手から逃げられたのでは、という思いが強くなります。
ということは蛮野は蛮野なりに、何かの狙いがあってしばらくロイミュードと行動をともにしていたのでは。
その用が済んだから、剛に調子を合わせて逃げたふりをしていたのでは。
せっせとベルトへの疑惑の種を小まめに蒔いてきていた蛮野ですが、この人自体そうとう怪しいです。

***

「ハートが超進化したか……」彼らの攻防を、別の高みから見下ろしていたサングラスの男。「ふ、ロイミュードと人間。さあて。どちらが勝者になるのかな」
ほくそ笑み、歩き出す、その姿は生前のクリム・スタインベルトそっくりです。

【1分予告】

「……つながった」
廃墟の片隅。必死の表情でカメラに向かい、熱っぽく語りかける青年。
「2015年の人間たちに告ぐ。ぼくは泊エイジ。ぼくの父親は仮面ライダードライブ。警視庁特状課、泊進ノ介巡査だ。……今、未来は最悪の危機を回避すべく、このメッセージを2035年の未来から、過去のあなたたちに……」
その時爆撃か何かによる大きな振動が襲い、倒れてしまう三脚。襲いかかるロイミュードの一団。
「……だめか」
落胆しつつも立ち上がり、踵を返して逃げる青年。

瓦礫の隙間から外の世界を覗けば、そこは大規模な戦闘でもあったものか、世紀末的な廃墟の山、山、山……くろぐろとした空には硝煙と禍々しい光。そのなかで異様に巨大な街頭スクリーンだけが生きており、流れる映像は颯爽たるクリム・スタインベルトの演説。
浮かび上がるテロップは、「西暦2035年」――。

「……クリム・スタインベルトです。この度は皆さんに、残念なお知らせがあります。仮面ライダードライブは、正義ではない。わたしの野望の捨て石だったのです。皆さんはロイミュードの支配に従っていただきます……」

「未来が、絶望の世界に」逃げおおせても何ら事態は好転していません。嘆くエイジ。「これがクリム・スタインベルトの、真の目的!?」
「GOOD LUCK!」その声が聞こえるはずもないのに、カメラにウインクしてみせるクリムさんでto be continued。

こんな感じでミニドラマと映画トレイラーがリンクするんですね。
しかしそれよりも実は気になっている、次週チェイスの免許取得と、特状課への蛮野のお目見え。教習場の教習原簿に

氏名(ふりがな)チェイス(ちぇいす)
住所 東京都台東区 久瑠間 2-10-48
    久瑠間運転免許試験場内 特状課

って書いてありますが、住所が特状課っていいのか。あと免許証って本籍とか聞かれるはずなんですが。あと1話では「九瑠間市」ってなってた気がしたので都下だと勝手に思っていたのですが台東区に統一されちゃったんでしょうか。
今週のくるくる凪くん。少年はともかく、天晴は夢を奪われても性格は変わらず、おばかテイストのままだったのがよかったです。今の子は野球のルール知らないらしいけど大丈夫なのか? と思いつつ、ちゃんと敵方が実況&解説まで用意してたのがおかしかった。シェケナベイベー♫さんも制服支給されてめでたし。八雲の天晴へのライバル意識って、毎回思いますが (・∀・)イイ!! ですよね。
7/21追記。録画を見直しました。いろいろ間違えていた部分を修正。あと、予告のチェイスの教習原簿を追加しました。4輪の免許を取るんですね。バイクはもうあるということか?
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2015.07.19 11:10 | drive ドライブ | トラックバック(-) | コメント(-) |
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