LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

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真影によって妨害されていた人間側の防衛体制も整いつつあり、一方で「約束の数」、「約束の地」という宗教めいた言葉の意味も劇中で明言され、とうとう物語は最終段階へ。オールアップの報もあり、後番組である「ゴースト」の正式発表もありでもう残り4回です(今回除く)。
アバンをなくしいきなりOPというスタイルも馴染んできたのにと、しみじみ観てました……が。

ニンニンに引き続き異様におかしいふんだんな回顧シーン。
004もついに正体を表し盛り上がるロイミュード側の熱いドラマと、腑抜けた会話に終始するヒーロー側との対比がすごい。
夏のお笑い回というのはきらいじゃないのですが、ちょっとこの対比が。
そして前回ラストで既に指摘されていましたが、変装がやっぱり甘かった。
国家防衛局の参入

逃げ惑い、袋小路に追い詰められたロイミュード066。
「ええいっ!」もはやこれまでと思い切り、振り返ったそこには、整列した特殊部隊が銃を構えています。
「撃て!」
号令一下、一斉射撃を浴びる066。一矢報いんとどんよりを発生させたその時、
「特殊弾丸!」と飛び出してきた兵士にコアまで破壊され――。
新規に開発された特殊弾、および追田がかつて使用していた、どんより下での活動を可能にするピコピコ2号の成果です。
誇らしげな隊員たちに、頷く隊長。
「ようし。機械生命体、撃破!」

まだ新しい、特殊状況下防衛センター。巨大な建物に整った設備、その中で、長身の男性と面談している本願寺とりんな。
「特殊部隊がロイミュードを1体撃滅したそうです」
「おお。進化前なら警察装備でもコアを破壊できるようになってきましたね。さ」
笑顔で相槌をうつと、本願寺らを奥へ誘うように歩き出す男性は防衛局補佐官・戸賀間明夫
本願寺とは歩幅が違いすぎるようなのですが、ちゃんとついていきつつ
「特防センター、いよいよ本格稼働ですね」と話しかける本願寺。
「いずれ、あなたがた特状課の拠点になる予定です」そう言って、かつての防衛局長官・真影の妨害さえなければとっくに整備され、フル稼働していておかしくなかったこの施設を軽く案内する戸賀間。そうしながら、ついては特状課に2点、依頼したいことがあると言い出します。
「……ひとつは重加速軽減器、いわゆるピコピコの小型化・量産化をはかってほしいんです」
「それならもうばっちり!」すでに着手済みだと身を乗り出すのはりんな。ピコピコの名称が知れ渡っているとは思いませんでした。2号ですけど。
「結構です」彼女に微笑み、そして本願寺に青いファイル(表紙に用いられている紙はレザック!)を差し出す戸賀間。「それともう1点。これは捜査依頼なんですがね、本願寺課長」

約束の地1

特状課課室。
「特防センター、か。グローバルフリーズの跡地に、そんなすごい施設ができるなんて感慨深いね」と言う西城。
「だが」頷きつつも青いファイルから、数枚の写真を取り出してミーティングスペースのテーブルに広げる追田。「特防課からおれたちへの捜査依頼がこれだ……066の所持品だ。地図に、光学分析装置付きカメラ」
「これは。どこかの地域を、調査していた……?」じっと見つめつぶやく霧子。
「そういうこった。でっかいテロかなんかを企んでる可能性が高い」
その目的として誰の頭にも思い浮かぶのは、新たなるグローバルフリーズ。
「地図は都市中心部のものばかりだ」その足跡をたどり、ロイミュードの計画を突き止めると言う追田。頷き、ホワイトボードのロイミュード撃破表を振り返って、
「いよいよ残り22体か! 頑張ろうね」と微笑む西城。
「おおよ!」と拳を打ち合わせようとして……すべる追田。「てか。肝心の進ノ介はどこ行った!」
「それが……」

胸キュン1

久々登場、免許センター食堂。だだっ広いそのなかの、隅のテーブルに陣取り、向かい合う2人。
窓辺にもたれ、血走った目で相手を睨みつけながら、ちゅっちゅっちゅっちゅっと音高くストローでジュース(推定オレンジ)を吸い続ける進ノ介。
背筋を真っすぐ伸ばし、澄みきった瞳をその進ノ介に据え、氷水をストローで飲み続けるチェイス。
しばしの間。
やがておもむろにストローから口を外すチェイス。
「……答えろ進ノ介……くん。お前の愛する人も霧子なのか」
「ぶわああわあ!」その一言に盛大に動揺し、ストローに吹き、グラスからジュースを溢れさせる進ノ介。身をかがめ咳き込みつつ、「ばっ。……ばか言うな、チェイスくん!
これに対し、あくまで冷静にクールに詰めるチェイス。食堂隅のティッシュや水が置かれているコーナーめがけよろよろと進む進ノ介の後を追いながら、
「とぼけるな。あの時のお前の様子」と続けます。

チェイスの回想。屋上へ霧子を呼び出したチェイス。
「なに、話って」
「実は」と切り出しかけた、その時、塔屋のうえからこちらを覗いている進ノ介に気づきます。
やめろとでも言いたいのか、必死で顔をしかめる進ノ介の表情を見て取ったチェイスは、そのまま霧子の肩を抱き、元来た道を足早に戻っていきます。
「え、なに?」塔屋の中に押し込まれ、わけがわからないという顔の霧子。
「いや、やめておく。この話は進ノ介にする」無表情に告げるチェイスに首を傾げつつも、階段を降りていきます。彼女を見送り、そして塔屋のドアを振り返るチェイス。ひょこっと下から顔をのぞかせる進ノ介。睨み合う間。


食堂。
「あれが、『胸がきゅん♡』、でなければなんだと言うのか!?」あくまでも真顔で、真顔でおかしなことを問い続けるチェイス。
そちらに振り返ることもできず、ひたすらコップに氷水を注ぎ続ける進ノ介。
「おれが、霧子を、異性として好きってこと!?」むせながら、よろめきながら、しかしチェイスの言葉を反芻するのが止められません。「冗談じゃない! バディとしては! 最高だけど! (と捜査時のかっこいい霧子を回想)、あんな小うるさい暴力女(と今まで殴られたりどつかれたりした思い出、ついでに豪快にラーメンをかきこむ霧子を回想)、彼女としては……ない。ない。ナイ。ないです……!」
平静を装い氷水を飲むそばから溢れさせつつ、それでも無言で睨みつけるチェイスの前に、だんだん語尾が弱ってくる進ノ介。
「いや、それにそもそもさ、あいつはお前を」
「泊さん?」その時、背後から呼びかける霧子の声に飛び上がります。
「キタ━(゚∀゚)━!」
「2人の話は終わりましたか。捜査が始まりますよ。……泊さん?」
狼狽する進ノ介を見下ろす霧子。
「泊さん」
その美しい顔に、さらに紗がかかって見える進ノ介。ぐらつく頭をふりふり、
「はい! よしわかった。行こう。すぐすぐ……!」
一瞬の間の後、慌ててその場の収拾をつけるべく元の席へ上着を取りに戻る進ノ介と、その態度に首をひねる霧子。2人を見守るチェイス。

(やはり、進ノ介もそうなのだ……)

「ない。ぜったいにない!」上着片手でチェイスの真顔に今一度怒鳴り、
「よし行こう!」と今度こそ出口へ向かう進ノ介もまた、モノローグ。

(ああ、いまつなが、った。……おれって、霧子に惚れてたんだ。ずーっと)

約束の地2

「また、友の命が消えた……!」
スクラップ工場。憤りと悔しさに、感情を爆発させるハート様。ここまで来るのに、どれだけの仲間を犠牲にしたか。「あと、残り22人……」
「いよいよ真のグローバルフリーズを行う時だ、ハート」その背後から現れるのはゴルドドライブ。メディックを従えています。「ロイミュードが殲滅される前に」
自分も既にロイミュード同様の存在だ、ともに人間を制圧しようと、恩着せがましいゴルドドライブがやっぱりハートの前では背が小さい。
「それがきみの夢だろ」
「あんたに叶えてもらおうとは思わんな」
「すべては、はーとさまのためですわ」
「メディック……!」彼女にあれほどひどいことをしたゴルドドライブ。その張本人を前にここまで従順な彼女が、そのようにプログラミングされた機械の悲しさとはいえ、まだ信じられない思いのハート様。
「ふふふ、その通り」そして、メディックにそう言わせておいて頷くゴルドドライブがマッチポンプです。「……そうは言っても、もはや超進化体になれそうな者は出てきそうにない。わたしが必要不可欠なはずだ。既に約束の地も決まった。あとは約束の数、つまり4人の超進化体を揃えるだけだ。ふ、ふはははははははははは!」
毎日楽しそうでいいですね。

そこへ、飛びこんでくる死神。ゴルドドライブに何ごとかを耳打ちします。
「……どうやら、第4の男が見つかったようだな。だが報告が遅い、この役立たずめ!」しかし朗報をもたらした相手を、思い切り打ちのめすゴルドドライブ。工場のガラクタの中に、音高く倒れこむ死神に、かつて蛮野の暴力衝動を一身に受けていた自分の姿が重なって見えるハート様。
ゴルドドライブは倒れこんだ死神に、まだ気が晴れないのかさらに蹴りつけています。
「やめろ蛮野!」
その前に飛び出し、自らも一緒になって蹴られてしまうハート様。
「失……敬!」言葉だけそう詫びつつもなお蹴り続けるゴルドドライブ。「きみが仲間思いなのを忘れていたよ!」
何度も何度も蹴りつけられながら、顔を歪めるハート様。

(逃げ延びろよブレン。なんとかメディックを救う方法を見つける、その時まで……!)

逃亡1

工場街を走り抜ける白い軽トラ。ドアと荷台にはメガネの意匠。運転席に収まっているのはブレン。
「ひひひ、誰もこんなわたしがブレンとは気づくまい!」と緑の作業着姿でご満悦ですがばればれです。その証拠に次の瞬間、ルームミラーにうつるのはメディックロイミュードの姿。
「そうかしら?」
「メディック? きゃあああああっ!」
背後にはメディックロイミュード、そして軽トラのフロントガラスや屋根にびっしり取りすがるのは死神ーs。
「ひゃああああっ! どけ、どけ化け物、前が見えない! 前を、前を見せろ!」警笛を鳴らしそれを振り切ろうとするブレンに対し、
「変装するならまず、メガネとハンカチから離れないといけないのでは?」と指摘するメディックロイミュードがまともです。従順なだけでは使いにくいので、さらに黒い心を上書きしたのかな?
「う、うるさい!」目的地であるらしいごみ収集所に突っ込んでいくブレン。「これがわたしのアイデンティティなんだ!」

***

「市民通報だよ。ブレンらしきロイミュードが交戦中。みんな急行して!」
西城の声に出動する進ノ介、剛、チェイス。このシーンはほんのワンカットですが、ザ・出動という感じでわかりやすい。

***

停まった軽トラのドアから、相次いで零れるように降り立つ2体の超進化体。
「メディック! 目を覚ましなさい、今のあなたはほんとうのあなたではない!」
「意味がわかりませんわ!」
相手の肩を強く抱き寄せ叫ぶブレンロ イミュード。それを振り払い、蹴り倒し、投げを見舞うメディックロイミュード。
殴り合い、触手を絡ませ合いの戦いは双方互角です。一瞬そうしながら、メディックの肩へ爪を立てるブレンロイミュード、というカットが意味ありげにスローで入ります。

「なんだ、どうなってるんだこの状況は?」
「仲間割れか?」
そこへ到着した特状課一行。戸惑うドライブ・タイプテクニックとベルトをよそに、
「……なんでもいいだろ、撲滅あるのみだ!」と飛び込んでいくマッハ。軽快に、そのへんにいた死神を殴り飛ばします。
「!」続いて戦いに身を投じるドライブ。そして無言のままやはり死神相手に、重厚な渡り合いをみせるチェイサー。
一斉に必殺技を炸裂させるライダーたちを前に、たちまち3体の死神が爆散します。残るはブレンとメディック。
「ブレン。必ずあなたを約束の地へ連れて行きます!」捨て台詞とともに去っていくメディックロイミュード。
「約束の地?」聞き咎めるドライブ、
「何がどうなっている、ブレン!」問うチェイサー。
「わたしは、捕まるわけにはいかないのだ、お前たちにも、蛮野にも!」しかしブレンロイミュードはハンカチを握りしめ、緑の霧とともに消えていきます。
何が何だかわからないライダーズ。わかっているのは。
「蛮野が、ブレンを狙っていたのか……!」

約束の地3

ドライブピット。
「今回わかったことがいくつかある」集まったライダーたちを見渡し、これまでのまとめを始めるベルト。「1つ、敵の主導権を、蛮野が握りつつあること」
途端に手近なものを叩きつけつつ立ち上がる剛。
「……蛮野め!」
「2つ、約束の数は4体。ゴルドドライブ、ハート、メディック。敵は最後の1人、ブレンを追っている」
「4人揃うと、何が起きるんです?」緊張を隠せない声で問う霧子。じっとベルトを睨み据える進ノ介。それに対し、
「……おそらく、全世界の完全なる同時静止……」と苦々しげに応えるベルト。チェイス、剛も顔色を変えます。
「前回のグローバルフリーズは、重加速は世界全土の4分の1ほどの影響にとどまった。超進化体のコアドライブ4機がシンクロ発動させると、計算上その4~5倍の重加速を出せる」
「……冗談じゃないぜ!」早瀬を失った時の怒りを思い起こす進ノ介。ふと目を傍らにやれば、死の恐怖と雨の思い出に、顔を伏せる霧子。
その肩に、そっとのせられる暖かな掌。
「安心しろ。絶対にさせない」決意を込め誓うようにつぶやく進ノ介。そうしながら、霧子の背後にいたチェイスにも目をやります。ここで無言で頷くチェイスが頼もしい。さらに剛に目をやる進ノ介。やはり頷く剛。
「……」
そんな3ライダーを見上げ、立ち上がって微笑む霧子。
熱い誓いと結束のシーンなのですが、霧子のハーレム、とか思ってしまうのはわたしが邪だからです。

「そして3つ」なおも続けるベルト。「約束の地、という、4体の決起場所があるということ」
「今、追田警部補と西城さんが探している、ロイミュードの襲撃予定地がそれなんじゃないでしょうか」思い出す霧子。
「よし! とっととその場所見つけようぜ!」勢い込んで叫ぶ剛。後に続こうとするチェイス。しかし、出て行くかれらを呼び止めるのはりんな。
「ちょい待ち。今変身は無理だからね!」

なんで? と首をひねるライダーズに示すのは、変身シフトカーや変身ギア、トレーラー砲だけでもゴルドドライブに奪われないための、データコーティングの工程。

「なんだよ!」ぼやく一同。「じゃあしばらく戦闘不能かよ」
「だがやつと戦うには有効な処置だ」と納得するチェイス。
そして、自分はその間にブレンを捜索すると言う進ノ介でCMです。
このカット、トライドロンがどんと真ん中に映っていて、ライダーたちは隅っこに小さく映っている(声も小さい)のが変わった構図だなあと思ったり。

004出現

スクラップ工場。炎を吹き上げる車の横で、メディックの報告にも妙にうれしそうにただ俯いているハート様。
それをよそに、
「ブレンを逃したか。仕方ない、わたし自ら行こう」と意気上がっているのはゴルドドライブ。背が小さいくせに。
そこへ、1体のロイミュードが近寄ってきて何かをゴルドドライブに渡します。
「ゼロゼロ、よん……?」その様にふと顔を上げ、驚くハート様。
「制御装置が完成したのか。さすがだな」と珍しく上機嫌なゴルドドライブ。
「お前は行方不明だったはずだが」まだ驚きは去らないハート様。「既に蛮野の手下に……?」
「調度よい所に来た。力を貸せ」ハート様に構わず004に命ずるゴルドドライブ。それに応じ、おもむろに人間体をとる004。その顔を見て、さらに驚愕する、ハート様。

胸キュン2

そしてまた免許センター食堂。だだっ広いそのなかの、隅のテーブルに陣取り、向かい合う2人。
窓辺を背にテーブルに肘をつき、小さく屈み込み、敢えて正面に座る相手から目をそらすようにジュース(推定コーラアイスコーヒーであるとのこと)をちゅううううっと吸い続ける剛。
それに対し同じように心持ち屈み込み、澄みきった目を相手に据え、無表情に氷水をストローで飲み続けるチェイス。
しばしの間。
「早く仕上がってくんねえかな、シグナルバイク」いかにもこいつ相手では間が持てないというように、剛。それを無視し、
「……剛、聞いてくれ」とチェイス。
「なんだよ」
「おれは、霧子を愛しているようだ」
「!」

進ノ介と異なり、衝撃にのけぞるや天に向かい盛大に吹き上げる剛。コーヒーが霧のように空中に広がるさまが見事です。これだけ見事なのはウラタロス以来です。
むせて咳き込むその背に、さらに追撃するチェイス。
「霧子は誰を愛していると思う? 霧子は、誰を」
「ふざけてんのかお前!」黙れと言うようにテーブルを叩き、咳き込みつつも立ち上がる様は進ノ介よりはダメージが小さそうです。へ、ぶっとばすぞ。めっちゃこぼしちまったじゃないか、とぶつぶつ言いながら食堂の隅の台拭きや水などが置かれたテーブルへ大股に歩いて行く剛。
その後を追っていくチェイス。
「お前にしか聞けないと思ったから聞いたのだ」
「なんでだよ。おれはお前のダチじゃねって前にも言っただろ」フキンを取り上げ顔や服を拭き始める剛。
「ダチ、とは、心を通わせた友だと解釈している。……お前とはそうなれないのか、剛?」
真正面から見つめるチェイス。真顔で。
「ああ、なれないね。お前はロイミュードなんだ、なれるわけあるか!」
チェイスの本気にたじろぎ、躊躇しつつも、相手の肩をたたき言い返す剛。

しかし両者同時に思い返すのは、これまでのぶつかり合い、助け合った日々。というかもっぱら、剛/マッハがチェイス/チェイサーに腕力という形で激情をぶつけ続けた日々。

(……つまり、人でないものの愛を、霧子は受け取れないだろうということか)

剛の言葉をそう解釈するチェイス。
「あいつ、どっかぶっこわれたのかな? ……はは」
そして独り特状課へ戻りつつ、なぜか笑ってしまう、剛。

胸キュン3

「え、えええっ!」叫び声とともにどこかの路上に急停止するトライドロン。外まで聞こえてきそうなその声はベルト。
「霧子が好き、って!? それまさか、恋愛相談!?」
おもむろに運転席の窓が開きますが中に白い煙が立ち込めているのはどういうことなのでしょうか。咳き込みつつ姿を表し、ぐったりとドアにすがりつく進ノ介が切ないような救助を必要としているような。
「……なんか、どうにももやもやしててさ……」
「そういうことをわたしに聞くかね。わたし、ベルトだぞ? しかも、研究一筋で、生涯独身だったんだぞ!?」
「だっ、だってさ。ほかに相談できる感じの相手がいないんだよ!」
「お?」

ようやく霧子への恋心を自覚した進ノ介の中学生か、と言いたくなる恋愛相談も良かったのですが、ここはベルトさんの狼狽えっぷりがたいへんよかったです。わたしはベルトだぞ? ってw

逃亡2

「なんとかメディックを救わなければ……」
カフェのオープンテラスを窺いながら、重加速粒子を発生させるブレンロイミュード。
「どんより!?」悲鳴を上げ、動けなくなる女性客。頂く、と声をかけ、その手元からタブレットを奪っていきます。

「これでメディックとリンクできる……」
その辺の物陰で、せっせとタブレットを操作するブレン。
あの時メディックロイミュードの身体に残した爪が、何かのチップのような働きをするのでしょうか。
「……どこかの情報施設の力を吸収して、彼女の分析をするんだ」それはともかく、どこかに逃げこむ時間も惜しいということでしょうか。ふと、ある施設のサイトに、指を止めます。
中央情報局、と書かれた文字。デスクトップコンピュータの並ぶ室内写真。
魅入られたようになりながら、
「ん? ここはなにか、……見憶えがある」
その表情がひどく無防備です。

中央情報局コンピュータルーム。
そうして、自らをデータと変えたブレンは、ネットを通じて侵入します。数人のオペレータを瞬時に倒し、
「間違いない、ここだ」と周囲を見回すブレンロイミュード。「あのグローバルフリーズの日に来た場所だ……」

グローバルフリーズの夜。プロトドライブ=チェイスの反撃にしたたかに打ちのめされ、ここまで逃げ延びてきたロイミュード003。
今と同じようにこのコンピュータルームに現れ、1人の青年オペレータを打ち倒したあと――。
「全世界の仲間に通達する。……あ、仮面の、ライダーだ。仮面ライダーに、警戒せよ……!」
呻きつつ己の見たプロトドライブの姿を、その構造とスペックを世界に発信し、そして力尽き、コアに還元された003。


「杵田光晴。当時24歳。中央情報局副所長……」その夜、003が姿を借りることとなった青年オペレーターの正体が、今更ながらに気になったのか、彼についての記事を検索してみるブレン。その声が、一瞬歓びに跳ね上がります。「……天才プログラマー? リーダーを支える天才……」
ハートを支える己の天才的な頭脳を誇らしく思い、うっとりするブレン。しかし、続く文言にまた、目を取られます。
「『ハンカチとメガネが手放せない』?」
近眼で汗っかきの杵田が、ハンカチとメガネが手放せないんです、と語った台詞が、そのまま見出しとなっていました。無意識にブレンが己のアイデンティティとし、守り続けてきたそのスタイルは。

「……そうか。すべて、この青年の模倣だったのか」

ここも、自分では人格と思っていたものが、何の意味もない、コピー元の写しでしかないと気づいたブレンの失望、哀しみのようなものが淡々とした声に感じられ、仲間とのパーティーに興じるような杵田青年の記憶の断片=タブレットに再生される動画とともに、切なくなりました。

「イエース!」
しかし独り言に返事されると恥ずかしいですね。いつの間にか狭いコンピュータルームのデスクに腰を下ろしているコート姿の男。その姿の主は。
「……ロイミュードの心など、すべてコピーの産物に過ぎないよ」
「く、クリム・スタインベルト!?」驚愕するブレン。「なぜ! お前は、死んでドライブのベルトになったはず」
そのクリムの横から、ひょいとゴルドドライブも姿を現しまたCM。

胸キュン4

トライドロン車中。進ノ介の告白に溜息つきつつ、話しだすベルト。
「……はあ」
「ううん、霧子のチェイスへの気持ちは、かれの辛い境遇に対する同情が大きいと思うよ」
「そうかな」
「まあ、彼女には今までどおり接することだね。かっこつけてクールガイを気取ると、きみは必ず失敗する……」
必ず、に思いっきりアクセントが置かれています。
「ひでえな」苦笑しながら車を降り立つ進ノ介。しかし確かにベルトの言うとおりです。青空を見上げ、「まあ、とにかく今は第二のグローバルフリーズを止めること。それが一番だ、霧子にとってもな」
打ち明けてスッキリしたのか、極めて社会人としては妥当な結論を出す進ノ介。
「ああ!」そのことを頼もしく思うように、ベルトの相槌にも力がこもります。「……でも、うれしいよ進ノ介。きみが人間的な悩みをわたしに打ち明けてくれて。初めてじゃないか?」
「そうかもな」にっこり笑い、また車の中を覗きこむ進ノ介。
「ふふ。なんだか、回路が、温かい……」
家族と一緒にいたら、こんな気持ちかもしれないとはしゃぐベルトが可愛いです。その声をほっこり聞いている進ノ介も可愛い。
進ノ介と霧子ももちろんですが、進ノ介とベルトもハッピーエンドになってほしい。

そこに鳴り響く着信音。
「はい、泊」
「ブレン発見の通報です」

逃亡3

「ブレン? ぶーれーん♪」
(おそらくは中央情報局の)ビル屋上。逃げ惑うブレンロイミュードを追い、現れる004とゴルドドライブが楽しそう。
「ゆ、ゆるしてください、やめて……っ」
「待ちたまえ、ブレン」
「ひっ」
超進化体になっているくせにこの弱々しさはなんでしょう。
ゴルドドライブの伸ばした手にとらえられそうになる、その瞬間、飛来するブースター付きトライドロン!

ひらりと舞い降りる進ノ介。睨みつけるゴルドドライブ。その背後で、おもむろにクリムの姿を取る004があからさまに精神攻撃です。
案の定、はっと驚愕の表情をみせる進ノ介。「……ベルトさん」
「なぜわたしが!?」と声を上げるベルト。
「……クリム?」別途屋上へかけつけてきた霧子も驚きます。
「じゃ、あの時のロイミュードは……」
そして、満身創痍の己の腰からベルトを外し奪い去ったロイミュード004のことを、思い出している進ノ介。
「我が配下、004だ」得意気に解説するゴルドドライブ。その後ろで、愉快そうに頷く004。
「クリム・スタインベルト。わたしはきみをコピーした」
「いつそんなことを!?」
「クリム」ベルトの混乱が愉快でたまらぬ、というようなゴルドドライブ。「お前がハートたちに襲われた時、実はこの004もいたのだよ。こいつには、わたしの支配プログラムが仕込まれていた……」

「死ねない、まだ死ねない。こいつらを野放しにしたままでは」
ハートたちに打ちのめされ、瀕死のクリム・スタインベルト。その傍らに進み出て、頭脳データをダウンロードする004。


「004は死の寸前のお前をコピーして、そして、一旦すべてを忘れた」解説するゴルドドライブ。
「蘇った蛮野様に出会い、わたしは部下として再起動した」頷く004。一旦すべてを忘れる意味がわかりませんが。
「こいつをお前たちが倒してなくて良かったよ。お陰でクリムの頭脳まで手に入った」
「そうか、だからそいつはゴルドドライブが作れたのか」納得する進ノ介。
「何度わたしを利用すれば気が済むのだ、蛮野!」たまらず叫ぶベルト。
クリム・スタインベルトの頭脳を持つ部下がいて、なんでまたわざわざハートたちに囚われたふりをしていたのかとか、ますますわけがわかりませんが。
「ほしいものはすべて手に入れる主義だ」微笑むゴルドドライブ。「……そこにいるブレンもわたしのものに」

なる、そう言い放ち、進ノ介の背後にまだ立ち尽くしていたブレンロイミュードヘ一気に飛びかかろうとするゴルドドライブ、004。
「逃げろブレン!」そうはさせじとゴルドドライブを抱きとめ、邪魔をする進ノ介。
「泊さん!」悲鳴をあげる霧子。その霧子よりもいっそう不思議そうなブレンロイミュード。
「泊進ノ介。なぜ、わたしを」
「お前に恨みは山ほどあるが」叩きのめされ、邪険に蹴られつつ、そのゴルドドライブの脚になお抱きついたまま叫ぶ進ノ介。「今こいつに渡すわけにはいかない。逃げろブレン、行け!」

「……っ、」CM明け。ゴルドドライブの脚と進ノ介の手。その向こうでようやく決意したのか、小さく踵を返すブレンロイミュード。
忌々しげに進ノ介に拳をあげるゴルドドライブ。しかしその攻撃を防ぐのはシフトカーズ。その隙に転がりながら距離をとる進ノ介。手にはシフトカーが握られています。
「なに」奪うつもりが叶わず、驚くゴルドドライブ。
「りんなのコーティングがうまくいったようだ」歓声を上げるベルトに、
「ああ。いくぞ」とつぶやく進ノ介。
ファイア・オール・エンジン。
ドライブ・タイプトライドロン出現。ゴルドドライブ、及びその背後の004、2体まとめてハンドル剣でうちかかり、さらにドア銃で銃撃を浴びせるドライブ。
すかさずそれを奪い取るゴルドドライブ。剣は己の手に、銃は004に。
「やっぱりか」
004の銃撃を受けるドライブ。
「泊さん。泊さん!」悲鳴をあげる霧子。

逃亡4

ゴルドドライブの特殊能力の前には打つ手がないのか。
やはり、と弱々しい声を上げるベルト。コーティングされていない武器は依然、奪われてしまい役立ちません。泣きながら進ノ介の名を呼び、戦う超人たちの後を追う霧子。
「盗られないものがあるだけましだ!」
しかし外野の反応とは別に、自信満々のドライブ。起き上がりトレーラー砲を構えます。初弾は軽く弾かれ、
「それなら」とシフトワイルドを装填、フルスロットル。
「ふ、派手にやってくれるやつを呼ぶとするか」しかしこちらもぽいと進ノ介から奪った武器を捨て、余裕を見せるゴルドドライブと004。
タイプワイルドとなったドライブが砲口を向けた瞬間、その的となり、あるいはゴルドドライブの楯となったかのように、突如出現したのはハートロイミュード。

「うああああっ!」
「ハート!?」

砲撃を胸に受け、苦しむハートロイミュードを前に目を疑うドライブ。
「……ばかな。なぜそんなやつをかばうんだ!?」
「今はそうするしかない。メディックのためだ……」うずくまり、辛うじてそう応えるハートロイミュード。その体表に電流が流れます。
理解できないまま立ち尽くすドライブに、顔を上げ、
「それに。余計な情けはお前の命取りになるぞ泊進ノ介。真のグローバルフリーズは必ず起こる。いずれ、おれたちは戦う運命なのだからな!」

唐突に起こる大爆発。それに紛れ姿を消したであろうロイミュードたちよりも、悲鳴をあげ吹き飛んだ霧子を探し求めるドライブ。
「霧子、霧子! きりこォォォッ!」
次回、霧子の運命やいかに。

……という辺りも気になるのですが、今回機械生命体の哀愁を醸し出していたブレンさんが次週異様にかっこいい感じなので、いよいよ退場かとはらはらします。
「誰がハートを一番愛していたか」とか、そんなタイトルつけたらブレンさんが
「それはわたし!」と言い張って自己犠牲な一発をぶちかましてくれそうでいやです。
ブレンさんには頑張って最終回、元気に工事現場で働く姿を見せてほしいのに。
今週のビリギャル。ここで(予告で見た)再現度高い笑点になるのか! と驚きましたw 小さいお友達はわかったかな? 
凪がすごすぎる、と思ってたら48回ぜんぶ出ましてスタッフの意地もすごい。中間の総集回としても着包み再利用法としても異常に潔く面白かったです。これは伝説レベル。 そしてまた来るのか、そっくりなやつwww
8/25追記。録画見なおして、「進ノ介くん」とか聞き落としていたところを加えました。あと剛が飲んでたのはコーヒーらしいので訂正しました。最後なぜかハートをブレンと書き間違えていたのでもちろん修正しました。毎度間違いが多いです。見なおしてから書けばいいのですが。
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2015.08.23 12:08 | drive ドライブ | トラックバック(-) | コメント(-) |
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