LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

style="clap"
--.--.-- --:-- | スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-) |
月に1度の課題をぐずぐずやりたがらず、今月分はとうとう最終日の今朝、ちょっと早起きしてやったスロースターターがわたしです。いちど手をつければ4時間で終わるのに、いかに今月繁忙期だったとはいっても言い訳にならないレベル。
「課題があるから」とドライブの感想文は後回しにしておいて結局昨日はやってないわけですから(ただ「やりたくない」と悩んでいる間に出勤時間になってしまった)……しかしニチアサをリアルタイムで観ることは観ていました。
視聴までこんなくだらないことで後回しにしていたら後悔する感動巨編。


The Red Spectacles. / MIKI Yoshihito (´・ω・)


前回、ヒーロー側のギャグシーンが面白すぎて、シリアスなロイミュードサイドとのギャップがシュールにさえ感じるほどでしたが、今回はそのギャグシーンにもほんのりとした悲しみが混じり、またブレンさんのラストおふざけもそれが彼らの悲劇をいっそう強調するようで、バランスとしてはいいな、と思いました(テンポは仮面ライダー純などでちょっと悪くなった印象もありますが)。
蛮野(作中だれもゴルドドライブと呼ばない)の悪辣さもお見事すぎです。森田さんの笑い声の演技がすごかった……。ハート様の熱さ、公明さも含めドライブは敵役に恵まれていますね(*´ω`*)
阻止

ビルの屋上。ブレンが“約束の数”に加わらないよう、ゴルドドライブらの妨害をするドライブ。
しかしハートが渾身の力で起こした爆風に煽られ、霧子が負傷してしまいます。
「霧子。霧子!」
助け起こすドライブの声にもその目は閉じられたまま。
「上出来だ、ハート!」力尽きたハートの肩をねぎらいに叩き、霧子の傍らで呆然とうずくまるドライブめがけ、駆け寄るゴルドドライブと004。
その攻撃をすんでのところで止め、割り込むマッハとチェイサー!
「進兄さん。姉ちゃんを頼む!」ゴルドドライブと組みながら叫ぶマッハ。
「こいつはおれたちで防ぐ!」とチェイサーも。そこでようやく、我に返りドクターを取り出すドライブ。
「ドクター、頼む……」

「邪魔をするなあああっ!」
苛立ちが募ったのか、一喝、我が子をビルの壁に叩きつけるゴルドドライブ。
ひるまずなおも跳びかかり殴りかかり蹴りつけるマッハが鬼気迫るはたらきです。しかし。

「そろそろブレンは手に入った頃だな」とつぶやく004。
「何!?」
「そうだな、……遊びはここまでだ!」
「うああああっ!」
頃やよしとマッハの腕をねじり上げてうちやり、自らは上空に飛び退きつつライダーたちに射撃を加えるゴルドドライブ。
まだ動けないハートや、その手をとる004に合図してともに姿を消します。
「!」それに気づくもいかんともできず、悔しげに地を打つマッハ、チェイサー。

降伏

その頃。ゴルドドライブらから逃れ、どこかの建物の裏庭を歩むブレン。恐恐と辺りを見回した後、
「い、今のわたしならメディックのプログラムとリンクできるはず」とタブレットを取り出します。いとも簡単に必要なデータを呼び出し、
「やったー!」と歓声を上げるブレン。おしりふりふり、「やはりわたしは聡明で的確で最高だぁ(エコー)! ……ん?」
歓びに天高く突き上げたタブレットの、その画面をまじまじと見直すブレン。
「この身体の構造……まさか、これが彼女のプログラム。そんな……」
メディック、と途方にくれつぶやくブレン。その時、

「わたしがどうか致しまして?」

背後からの静かな声。死神たちを引き連れ、足取りも優雅に歩み寄るメディックロイミュード。さしかかる樹の枝を鬱陶しそうに手でよけながら、
「ゲームオーバー、ですわ」
「!」息を呑み、とっさに踵を返すブレン。しかしそこで足を止めます。しばしの躊躇の後、再び振り返ったその顔には決意の色が。
ゆっくりと近づいてくるメディックロイミュードを見据え、おもむろに――。

「待ってええええええっ!」叫びつつジャンピング土下座。パンツの後ろが裂けんばかりの勢いで。「こおさんですぅぅぅぅっ。だからああああ、乱暴しないでくださいいいいいいぃっ!」

胸キュン5

病院の廊下。連れ立って歩く2人。
「霧子が無事で何よりだ」と、チェイス。「結局ブレンは見つからなかったが」
「やつらにつかまったか……」険しい顔で相槌を打つ剛。ともに長い廊下の角を曲がったところで、思わぬ光景に足を止めます。

霧子の病室の入り口附近で、花とケーキを抱え、人一倍目立つ長身を小さくかがめながら、なんとか相手に気づかれぬようにそれとなく中を覗きこもうとしている進ノ介。

「あ?」首を傾げるチェイス。
「……ぷっ」その傍らで口に手を当て、あれを見たかと言いたげにチェイスに振り返る剛がすっかり気やすい雰囲気です。ダチじゃねえとか散々言っていたくせに。一転、
「なーにやってんのー(´゚ c_,゚`)」と大声をあげ脅かせば、慌てて振り返る進ノ介。
「おま、……」しかしその背後にチェイスがいるのに気づき、ほっとしたような顔になります。「そうだチェイス。お前が。霧子を見舞ってやってくれ」
つかつかと歩み寄り花とケーキをチェイスに無理やり持たせる進ノ介。
「え、なんで」と声を上げるのはベルトです。
「……頼んだぞ」そのままあきれて見ていた剛の肩を抱き、すごい勢いで立ち去っていく進ノ介。
「あ、ちょっと待っておれもみま、」
「それでいいのかね進ノ介!?」
抗議しつつも連れ去られていく剛、そしてベルト。
大荷物を持たされぽつねんと独り立ち尽くすチェイスがなんだか可愛い。

「今は、今は、今は!」言いながら剛とともに階段まで来る進ノ介。剛の両肩をがっしとつかみ、「第二のグローバルフリーズを阻止することが最優先だ!」
「うん……」圧されて頷く剛の、このうんも可愛い。
「なっ? 霧子のためにも」
「う、うん」
「なっ? おれは、それに! 全力をつくす! べきだ!」

ようやく剛を解放し、さっさと階段を降りていく進ノ介。なんだかんだ言ってますが結局霧子への恋心を自覚して急に怖気づいただけのこと。霧子を“騎士様”であるチェイスに押しつけていくのも、自分が身を引くどうこうではなく緊張から解放されたい一心で。

「よし行こう! よし!」とっとと降りていく進ノ介をため息とともに見下ろす剛。
「やれやれ……押しが弱いんだよなっ、進兄さんは。まったくもう可愛いんだから!」
後に続き階段を下りながら、パンチを繰り出すまねで押しをおっし、と発音する剛。完全に学園ラブコメで2人を応援し焚きつける友人ポジション。
でも、チェイスが本気であるとはまったく思ってもいないのですね(´;ω;`)
霧子を愛していることも。剛自身のダチになりたいと願っていたことも。ロイミュードなどありえないと、自分がにべもなくその望みを断ったことも。
そしてかれらの声が聞こえていたのか否か、まだ、廊下に立ち尽くしたままのチェイス。押しつけられた花束に、頬ずりするような構図。

仮面ライダー純

SSDC特殊状況下防衛センター。
「……そうですか。ついに超進化体が4人、揃ったと見ていいわけですね」報告書をめくりめくり、うなずく戸賀間補佐官。
「避けられないかもしれませんね、第二のグローバルフリーズは」静かに応じる本願寺。
開放感のある大きな窓から、庭の緑が美しく、前回も思いましたがなぜこの人たちはロビーや廊下のようなところでいつも話しているのでしょうか。こういうの会議室の中でも、わざわざ窓にスクリーン下ろして、さらに閉鎖感増し増しで話すものだと思うのですが。
「クリムの計算では、全世界規模の重加速が可能になるようです」解説するりんな。「それが起これば、仮面ライダーとピコピコ装備の警察官しか、動けません」
「量産化は進んでいますか、沢神さん」
「はい」戸賀間の問いに、持参のケースを開くりんな。「ピコピコ4号。このサイズにまで軽量化しました」
2号の頃は追田が動きにくそうにしてましたがこの短期間で変身ベルトサイズにまで。さすがだな、と思いましたが続く言葉にびっくりです。
「現在5機、開発済みです」
それ量産化っていうんですか。家内制手工業ではないですか。
「……そーしてえ、」にっこり笑うりんな。おどけた仕草で指さしつつ、「課長?」
「え?」
つられて本願寺の方へ振り返る追田、ふっと余裕の笑みで応じ立ち上がる本願寺。
かれの腰には、光るベルトが装着されています。その起動音にあっと息を呑む追田。おおと感心する戸賀間。
「警察官用のドライバーも、試作を完了しましたぁ!」
「特別な資質のない者でも」言いながら室内の、障害物のないあたりまで歩いて行く本願寺。「これで仮面ライダーになれるんですねえ」
「ええっ!」思わず立ち上がる追田。「なにそれ、ずるい。ずるいぜ課長さん!」

少年のような顔で見守る追田の前で、おもむろに桜の代紋のシフトキーを取り出し、ベルトに差し込む本願寺。動作の一つ一つに、いちいち1号変身シーンのシュピーン! シャキーン!という効果音やバイクの音が入ります。きりりと顔を引き締め、低く重々しく
「へんー!」と唸る本願寺。「ヘンシンヘンシン(坂本二郎の“トビマストビマス”)。へんー、しんーっ、とうっ!」
サイレンの音とともに浮き上がる桜の代紋と「特状」の文字。出現する仮面ライダー純に、誇らしげなりんなは当然ながら、思わず拍手する追田が可愛い。
「どうですか。かっこいいでしょう? なかなか決まってるでしょう。ねえ?」はしゃぐ本願寺。ヘルメットがでっかい。
普通はこういうバランスなんですよねえ。高岩さんたちがつけているマスクの窮屈さは推して知るべし。
「いいでしょう、これ? 仮面ライダァァァ、純! ちょあああ!」フェイスオープン、なおもキメ顔ドヤ顔ではしゃぎまくる本願寺を見上げつつ、ただ鷹揚にうんうん頷いている戸賀間がいい人です。わたしだったらしつこいと言いかけるところ。「変身しました変身しました変身し……」

しかしそこで本願寺の身体は固まってしまいます。

「あれ、寝違えた? ……ちょ、動かないんですけど。今あの、……どんより、来てます?」
「全然来てねえよ!」あきれる追田。頭を抱える戸賀間。
「全然動かないんだけどこれ。あのりんなさんこれ、あの、どのようにしたら」
立ち上がり、本願寺の傍らであれこれ調べかけたりんなに、
「沢神さん。まだ改良の余地があるようだね」と戸賀間。「ピコピコの量産化の方を急いでください」
「はい」
「追田警部補は引き続き、ロイミュードの決起場所の捜査を」
「はっ!」
指示を受け去っていく2人を、振り返ることもできない本願寺。
「ちょちょちょまっ、……」
それを尻目に携帯で人を呼んでいる戸賀間。すぐさま現れた部下2人をこっちだと招き、本願寺を指し示します。すぐさま状況を理解し固まったままの本願寺を担ぎあげていくこの部下たちが優秀。わたしだったら、なんですかこれとか、どうしたんですかこれとか、聞いてしまいそうです。
「ちょっとなにこれ。ね。あら、ちょっと。……おれはフィギュアか?」
まっすぐ立ったまま運ばれていくのって大変だと思うんです。

決意1

霧子の病室。花を活けた花瓶を手に、入ってくるチェイス。
「今度はわたしが花をもらっちゃったわね」苦笑する霧子。額の包帯が痛々しいものの、なかなか元気そうです。その前に置かれているいちごのショートケーキ。「ありがとうチェイス。大したことないから、心配しないで」
「無理をするな。いよいよ最後の戦いが近い」花瓶を窓辺に飾るチェイス。あの日霧子がしてくれたように。
「最後の、戦い……?」
こくりと頷き、踵を返すチェイスの動作が、しかしロボットっぽく、ギクシャクしています。ベッドの足元を周り、見舞客用の丸椅子の側へ向かうチェイス。
「その前に、聞いておきたい。お前は」
聞きながらケーキを一口頬張ろうとしている霧子。椅子に腰を落とすチェイス。
「……進ノ介を愛しているのか」
「!」

口元にクリームを付けたまま、硬直する霧子。
じっと澄んだ目でその顔を見つめるチェイス。
霧子の手からゆっくりとフォークが落ち――。

ぶっ、とか、ぐっ、とか、何か濁った音を喉の奥でたてかけ、慌てて自分の口をふさぐ霧子。さすがにケーキは噴出しません。「……え? あたしが、とま、りさんを、……い異性として好きってこと?」
むせかけたためか、頬を紅潮させ目をうるませているのが、本人としては醜態でしょうけれども傍目には可愛い。
その顔をなおもじっと見つめるチェイス。慌てて水を飲もうとして盛大に自分の顔にかけてしまう霧子に、
「……その通りだ」
「……っ!」この追撃にコップを置きフォークを拾い上げる霧子。めちゃくちゃにケーキをつつきたおしながらまた一口すくい上げ、「別にっ。泊さんはっ、バディだけど!」

「バディとしては最高だけど」と慌てて水を顔にひっかけつつ霧子を評した進ノ介。 

「そう、すごく、手のかかる人で!」顔を拭い今度は何を錯乱したか手づかみでケーキを貪り始める霧子。「ふぐふぁぼふひ(すぐサボるし)、そのくせ火が点くとふへっほうで(無鉄砲で)」

「あんな小うるさい暴力女!」

「わたしがいないとだめだから、世話焼いてるだけで」とさらには箱のなかの他のケーキまでむんずとつかみ、めちゃくちゃに頬張る霧子。

「彼女としてはない。ないです……」と水を飲みつつ据わった目で言う進ノ介。

「彼氏としては!」また水をコップに注ぐ霧子。「ないないっ!」
見事に進ノ介の反応とシンクロしています。つながった、という表情のチェイスの背景で、イッテイーヨの効果音。
「もういい、答えはわかった」おもむろに席を立つチェイス。霧子は顔から火が吹き出しそうな熱さを抑えるためか、一生懸命両手を押し当てています。そちらに背を向けながら、「おれは知っている。人は時に、悪意ではない嘘をつく……」

「うううううー! もおっ、なんなのよチェイス!」かれが出て行ったあとで、ようやく顔から手を離す霧子。頬が熱でも出たかのように真っ赤です。「1人でわかったような顔しないで!」

病院の廊下。
「これが失恋……というものか」歩むチェイスの頬が涙に濡れています。病院の正面玄関を出るチェイス。カナカナと蜩の声に見上げる空の色。

(だが、この胸の痛みがむしろ誇らしい……人間に近づけたような気がする。おれは霧子を愛している。だから、彼女の愛を守るために戦おう。人間が未来へと紡いでいく、その絆こそが……愛だ)

ここ感動とともに不安に震えていたのに、上遠野さんのこれ(↓)。しかもtwのタイミングがブレンの大芝居のタイミングだったのがなんともw

インターミッション

おれたち特状課は特防や捜査一課と連携し、約束の地と呼ばれるロイミュードの決起場所を探して、捜査を再開した。
一方街には、緊急警戒態勢が敷かれた――。


進ノ介のモノローグとともに、トライドロンを駆る進ノ介や、
「いっくぞー!」と気勢上がる追田警部補、及び捜査一課の姿が映しだされます。
そしてひと気のない街並み。

「ふええ、もう間に合わない」
「大丈夫よ西城くん、方法はあるわ!」
そしてピットでは着々とピコピコ製造体制が敷かれています(作業員は若干2名)。
「どうせ“寝ない”ってことでしょ」
「ピンポーン!」
彼らの背後には箱買いされた<完全徹夜ドリンク>という危ないシロモノが。
わたしはモカでじゅうぶんでしたが。

決意2

「馬鹿な!」
スクラップ工場のアジト。燃え上がる廃車。たたきつけるようなハートの怒声がこだまします。
にっこりと全開の笑顔で振り返るブレン。
「正気か、ブレン」
「正気ですとも。蛮野博士には敵いません♡」仁王立ちのゴルドドライブの前に土下座した姿勢のままで。「降参し、屈服し、崇拝することにしましたあ♡」
リズミカルに何度もゴルドドライブを仰ぎ、拝み、手をすり合わせるブレン。そちらへ苛立たしげに歩み寄るハート。
「お前!」と相手の襟を掴み上げようとした、しかしその腹を打つゴルドドライブ。
「傷を治してさし上げませんことよ、愛するハート様」そして、苦しげに咳き込みうずくまるハートを、冷たい顔で見下ろすメディック。
「自分の立場を自覚したまえ。ふふふふ」004が言い、ブレンが微笑む、己以外すべてがゴルドドライブに支配されたその場を、ただ睨みつけるしかないハートの絶望。

「004が開発したΣサーキュラーだ」そのハートを前に、銀色の球体を示すゴルドドライブは心なしか得意げです。輝きながら宙に浮き上がる球体を見上げ、「4人の超進化体全パワー発動のリスクを軽減する、制御装置だ」
「おおおなんと素晴らしい! 最高です博士」小躍りし拍手するブレン。
「ブレン、お前だけは」訴えるようなハート様の顔が切ない。「おれを裏切ることはないと信じていたのに」
「わたしは賢いのですよ」そう嘯き、今度ははっきりとハートを嘲るブレン。「あなたと違って。ふ、ふはははは。ひゃはははは!」
「……っ」屈辱か、憤怒か、失望か。名づけがたい激情に身を震わせるハート。
「何よりだブレン」そして、ハートを捨て蛮野につくと明言したブレンを、ねぎらうゴルドドライブがまた嬉しそう。「さ、行こう」

手で合図し出て行くゴルドドライブ。つき従うメディック。一歩遅れ、スキップでついていくブレン。スキップ流行っていますか。
「……」皆が立ち去った後、ようやく立ち上がるハートが切ない。こうなっては皆の後をついていくほかありません。
「約束の地へ!」意気上がるゴルドドライブとご一行様。背後で燃え上がる炎が、彼らの心象風景を映してでもいるかのようです。

(ロイミュードは汗などかかない。今こそ、冷徹な機械に戻ろう)

そして1人心に期し、これまで己のアイデンティティとしてきたハンカチをかなぐり捨てるブレン。
汗はかかずとも涙を拭えばよいのに。
チェイスが言うように、人は悪意なく嘘をつくことがあります。そしてロイミュードもまた――。その決意の表情でCM。

ここで鎧武外伝、そして10年後のデカレンジャーCMが流れ、TLが活性化しましたが。

胸キュン6

陽炎のなかを突っ切るように、街を駆けるトライドロン。
ハードボイルドな絵柄のその向こうで、かわされる会話は相変わらずの胸キュンです。
「……進ノ介。その、霧子のことだが」遠慮がちに切り出すベルトに、
「もういいよ、ベルトさん」とあっさり応じる進ノ介。「とりあえずそれを考えるのはやめた」
「そうか。……だがわたしは」笑顔になるベルト。「きみたち2人に結ばれてほしいと、心から思っているよ!」
「え」たちまち相好を崩す進ノ介。でれでれと情けない笑顔で、「……そう? あ、そう!」
「それを見届けることは、できないだろうがね」
意味深につぶやくベルトの表情に、気づいていない進ノ介をつねってやりたい。

そこへ携帯の着信音が鳴ります。かけてきた相手は本願寺。
「痛い! ちょ、痛いって。……あ、泊ちゃん? 仮面ライダー純です。あんね、約束の地の情報が手に入りましたから」まだ4号装備のまま、ピットに運び入れられた本願寺の背後で、西城とりんながそのスーツを物理的に解体しているのです。「ね、あの、ただちに急行して痛い、痛いって! 急行してくださいよ。やめてやめて、怖い怖い」
ちょっと、ここはしつこいかなと思いました。いつものように究ちゃんからの電話指令でいいじゃん。

集結

鬱蒼とした緑の向こうに開ける、小さな湖。
白く枯れ、巨大な動物の骨のごとく汀に横たわる倒木。
続々と集まるロイミュードたちを、物陰に展開し見守る特防、及び捜査一課指揮下の警官たち。
「現さん」そこへ近づいていく進ノ介、チェイス、剛。
「おう、来たか。ロイミュードがぞろぞろ集まってるぜ」
「さすが、見事に場所を掴んだんですね」
「いやあ、それがな」言いよどむ追田。「ここだっていうタレコミがあってよ……ミスターXを名乗る人物から」
途端に剛を振り返る進ノ介、動きは小さいものの横目で睨むチェイス。
「い、いや違うって。……今さらそんな偽名使うかよ」声を潜め弁解する剛が少しうろたえています。
「見ろ」しかしチェイスの指摘でまた向こうを覗きこむ一同。

ゴルドドライブが銀色の球体を宙に浮かべます。その傍らに集まるブレン、メディック、ハート。
「……まずい。4人が揃っちまってるぜ」その光景に緊張する進ノ介。第二のグローバルフリーズが、今しも引き起こされるかもしれないのです。

ゴルドドライブが合図するように手を伸ばすと、球体は輝きながら湖面の上へ。

(蛮野のことだ。これを成功させることが、おれたちにとっていい結果にはならないはず)

黙しがちなハートの前で、嬉しそうな笑い声を立てているゴルドドライブ。ていうか誰もゴルドドライブって呼びませんよね忠実な004ですら。

儀式1

「約束の数、ここに揃う!」いよいよ儀式が始まるのか、球体に向かい芝居がかった仕草で声をはるゴルドドライブ。

(やるしか、……ないのか)

そして苦しげな表情のハート。かれの前で、メディック、ブレンが次々と超進化体となります。やむなく自分もハートロイミュードとなり、そして――。
それぞれのパワーを銀の球体に向け放射する4人の超進化体。

「阻止するんだ。現さんたちは、ここに。……行くぞっ!」
「オーケイッ!」
気合いをいれ、隠れていた場所から飛び出していく進ノ介、剛、チェイス。3人同時変身。

「現れたな」儀式を続けながら、そちらを振り返るゴルドドライブ。飛びかかってくるライダーたちは、しかし004や死神たちが防いでいます。蛮野はこういうところ用意周到で、悪役としてポイント高いです。
周囲の騒がしさに気づかないのか、ただ一心にパワーを球体に注ぎ込み続ける他の3人。
「こいつだけは許さない。運転を代わってくれ」そして、目の前に躍りでた004に思わず叫ぶベルト。

正直、そんな私怨よりも4人を止めるほうが重要だと思うのですが、多勢に無勢のため近づけないライダーズが歯痒く、ここは少し、間延びした感じがしました。もっとさくっと起動したらどうかとゴルドドライブ側に異議申し立てたかった。
……でもそれが、わたしも一杯食わされていた証拠なわけで。

やがてすべてのパワーを注ぎつくし、力尽きて一斉に崩れ落ち、苦しげに喘ぎ、うずくまる4人。その隙に打って出ようとするライダーたち、警官勢。しかし、その反撃の機を制するかのように、突如黄金の輝きを放ち始める球体。
「おれたちも加勢するんだ!」飛び出しかけていた追田らは激しい衝撃波とともに噴出された重加速粒子に阻まれます。
「いかん、始まった!」息を呑むベルト。
「素敵……」そして上ずった声をあげるメディックロイミュード。「すべては、ハート様の、ために」

儀式2

しかし、次の瞬間、メディックの声は悲鳴へと変わります。
唐突に、彼女ただ1人に向け球体から照射されるエネルギー波!
「きゃああああっ!」たちまち地に転がり、身悶えるメディックロイミュード。あまりの成り行きに驚愕し言葉も無いハートロイミュード。

「ハート……心配するな」それを見て自らも地に膝を屈したまま、口を開くゴルドドライブ。「ただメディックが…………死ぬだけだァ!」

呻き、咳き込みつつ身を起こすブレンロイミュード。その背後ではまだ、メディックの悲鳴が続いています。
「あああああああっ!」
「蛮野……!」そして、突然展開される旧友の蛮行と地獄絵図に、我が目を疑うベルトさんでCM。

「あああっ!」
CM明けはまだ叫び続けるメディックを尻目に、今は岸辺にのんびりと腰を下ろすゴルドドライブ。
「……あのΣサーキュラーは制御装置ではない。4人の超進化体の力を吸収、再現するための装置だ。ここにすべての力が宿り、これからはわたしだけで、自由に真のグローバルフリーズを起こせる!」
その独白を、超弩級の重加速現象のため地に伏し身動きならないまま、聞くしかない3ライダー。
手下として使い続けたロイミュードさえも用済みと見捨てる冷酷さ。マッハの絶望の表情が心に残ります。

「問題は一つだけ、吸収した力の余剰エネルギーの処理だ。それがメディックに逆流するよう、彼女をプログラミングさせてもらった……洗脳手術のついでにねえっ! ふ、はははははははは!」

「あああああああっ!」なおも恐ろしい断末魔の声を上げ身悶え続けるメディック。それを尻目に、とうとう愉快そうに笑いのけぞるゴルドドライブの首ががくがく揺れて、まるで人形のような不気味さです。こういう演技、永瀬さんがお見事だったなあとちょっと思い出したり。

「貴様、最初からメディックを!」そして、ようやく相手のしたことを理解し、憤怒の表情をみせるハートロイミュード。全身から怒気を発するかのような声、しかしすべての力を球体に注ぎ込んだ後では、立ち上がることもかないません。
それを振り返り、
「彼女がいなければ誰もきみらを回復できまい!」

戦闘シミュレーションゲームでは敵の衛生兵(メディック)から撃ち殺すというのは禁じ手であり、しかし最も有効なセオリーとされていますがまさか仮面ライダーで出てくるとは思いませんでした。

「……たとえわたしに牙を向いたところで、倒すのは容易い! クリムの頭脳を持つ004だからこそ、この装置を作れた。わたしは幸運だ! 今、すべての流れが! わたしに味方しているーッ!」
話せば話すほどに高揚するのか、とうとうわめき始めるゴルドドライブ。
苦しみ悶えるメディックロイミュード、全身の自由がきかず、その場に横たわりゴルドドライブの長広舌を聞くしかないライダーズ。
「なんということだ……」
「ほんもんの悪魔だ!」
「ふはははは……」しかしそれも賛辞にしか聞こえないのか、今や立ち上がり、狂気じみた高笑いを続けるゴルドドライブ。「はーっははははははは!」
そして、喘ぎ、呻き、悔しさに涙するハートロイミュード。
「あああっ」
「メディックーッ! メディック」苦しむメディックロイミュードヘ、必死で声をかけ続けています。名前を呼ぶ声が切なくて、この修羅場でも萌えてしまいそうです。「メディック、メディック」

決意3

「……やはり彼女があなたの宝、なのですねハート……」

それまで静かに地獄絵図を見つめていたブレンロイミュード。決然と何かを操作し、その途端、メディックロイミュードに注がれていたエネルギー波は突如向きを変え、勢い、ゴルドドライブをなぎ倒しつつ、一気にブレンロイミュードに襲いかかります。
「ああああああああっ!」先ほどのメディック同様、苦しみに叫ぶブレン。
「なにっ、何をした、ブレン!」狼狽するゴルドドライブがいい気味です。
「ブレン?」かつての仲間に顔をあげるチェイサー。
「ああああああっ! ……っ、お忘れですか蛮野」苦しみに身悶えつつも答えるブレン。「わたしはブレン、頭脳……っ。あなたたちに逆らう、それなりの知恵があったということですよ! あああああああっ!」
たちまち巻き起こる爆風、紅く吹き上がる炎で、CM。

辞世

CM明け。今は変身も解け、黒煙のなかで咳き込んでいるハート様。煙が晴れたところで我に返り、
「ブレン!」とその人の名を叫びます。
「ブレン」と同じく、メディックも。
そこには湖畔に横たわったまま、こみあげる笑いにひくひくと息を震わせているブレン。
馬鹿な、と叫んでいるゴルドドライブの声など耳に届いていないように、ただ
「はは、よかった」とハートたちに笑顔を見せます。憑き物が落ちたかのような、穏やかな笑み。「正気に戻りましたねえ、……メディック」
「……っ、」
歯を食いしばり、渾身の力で腕をつっぱって、身を起こすメディック。
同じく力を振り絞り、ブレンの元へ這い寄っていくハート。
「プログラムごとあなたの負担をわたしに移せば、意識も戻ると読んでいました」
「なぜですの」地に爪を立て、掻き、少しずつ這いよるメディック。可憐な衣装が、白い頬が、泥まみれになっています。「あれほどあなたにひどい仕打ちをした、わたしのために」
知りたいのはこっちですよ」愉快そうに言うブレン。「あんなに妬んだあなたを……たぶん、あなたの一途な思いに、共感したからかな」
「……っ」泣いているのか、睨んでいるのか、わからないような顔で、なおも這い寄ってくるメディック。必死に手を伸ばします。「……ブレン」
「それに、」そのメディックに顔を向けるブレン。「ハートが一番愛している仲間は、あなただ」

横たわるその髪に、先に手が届いたのはハート。嗚咽の声がもれます。

そして驚きに目を見張り、ふるふると首を振るメディック。ハートが仲間に序列を付けるはずもないのに。それも見えないのか、言葉を続けるブレン。
「かれの笑顔を、……取り戻したかった……」
「お前」その整った顔を今は崩壊させ、全身で泣いているハート。「それでわざと。……蛮野に従ったふりを」
「ええ……いいアシストだったでしょ?」いかにも爽快そうに、横たわったまま天を仰ぐブレン。ようやくその傍らへ、顔を寄せられるまでに近づいたハート、メディックの手が、画格に入ってきました。「……やはりわたしは。優秀で、誠実で」
泣きじゃくりながら、必死に手を伸ばし、ブレンの頬に触れるハート。
投げ出されたブレンの手を、握りしめるメディック。
仲間の温もり。

「優秀で、……誠実で……」

鏡のような湖面に、かすかに寄る波。再び澄み渡ったその時、うっとりと静かなつぶやきとともに、ブレンの身体が赤銅色に変わっていきます。
「おい。……どした」異変に気づき、しかし認めたくないというハートの怯えた声。「…………3つめ、言えよ……っ!」
吹き抜ける風とともに粉々に崩れ、かき消えていくブレンの身体。そこから舞い上がった003のコアすらも、もはや赤錆色となり、消えていきます。

慟哭

「う。うあああ……っ」声を上げ地に伏せたまま慟哭するハートとメディック。
それを聞きながら、やれやれというように再び身を起こすゴルドドライブ。
「蛮野。許さんぞ」言うベルトを振り返り、笑い声をあげます。この振り返る首の角度にも狂気を感じます。
「ふ、ははははは……あああ、あはははははは! はーっはははは!」
「ベルトさん」歯噛みするベルトに優しくかけられる進ノ介の声……と思ったら、一転、ここで爆発しそうな叫び声。「運転を代わってくれ!」
「わかった」
「おおおおおおおおっ!」そのまま雄叫びを上げゴルドドライブへ跳びかかっていくタイプトライドロン。
そして同じく気合を込め立ち上がるマッハ、チェイサー。

ゴルドドライブを守るように立ちふさがる004を、ハンドル剣で下すドライブ。その間もなお、狂ったように笑い続けるゴルドドライブ。

「おれはロイミュードに、同情なんかしない!」叫びつつまとわりつく雑魚ロイミュードを撃ち倒し、「と思ってたけど、今は超! あったま来てるぜ!」
重加速が起こっていたと思っていたのはわたしの勘違いなのかな、と思いましたけどキニシナイ。また別のロイミュードに殴りかかっていきます。
そしていつもよりも激しく死神ーsを斬りたおしていくチェイサー。

「ひーっ、ああ、はーっははははははは! あははははは!」

倒されても倒されても、ゴルドドライブへ向かおうとする、ドライブの腰にまとわりつき邪魔をする004。やむなく湖に突き倒すドライブ。そちらへ向け炸裂するタイヤカキマゼールは久々のAttack1-2-3。
同様にそれぞれの必殺技を繰り出し、雑魚を片付けていくマッハ、チェイサー。
「ああ……」そちらを振り返り、まだ引き笑いが続いているゴルドドライブ。
「蛮野」
かれの名を呼びつつ順次ドライブ、マッハ、チェイサーが迫っても、ただ周囲を見回すだけで、喉からの笑い声はやむことがありません。
「ひ、ああああ、はは、……ああ……」
「泊、進ノ介」その時ドライブにかけられる声はハート。「こいつ、だけは。お前に倒させない……っ」
「ハート」
「蛮野は、おれが倒す」憎しみを込めゴルドドライブを睨み据えるハート。
「倒す」同じく立ち上がり、こくりと頷く、メディック。
じわじわと縮まる輪の中に、1人立つゴルドドライブは、居並ぶ敵を見回しつつ、それでもまだ愉快そうに笑っています。
「ああ……ひゃはははははは……」

それはわたし、と   が言った

その時、ざば、と水音を立てて立ち上がるロイミュード004。先ほどドライブがとどめを刺したかに思っていたのですが。
皆の注目のなかで、無理だね、と告げる004。
「ここは、約束の地ではない。発動した4人の力を蛮野様に捧げるための、ただの儀式の場だ」
「なに」
「そうだ♡」一同の驚きがよほどおかしいのか、おどけるゴルドドライブ。手を伸ばし、今は金色に輝く球体を呼び寄せます。「約束の地は、他にある。わたしがきみたちをここにおびき寄せた……っ、はっはっはっは……」
「まさか。ミスターXは」

「わたしだよ!」←親子して同じセンス

ドライブの問いに答え、その前から姿を消すゴルドドライブ。残る一同に、一陣の嵐が襲いかかります。
そのさなかに暴れ稲光のように炸裂するエネルギー波。再び、身動きがとれなくなる一同。
「わたしに従わない者は、すべてこの場で消えてもらおう!」いつの間にか安全圏である宙の高みに、浮かび上がっているゴルドドライブ。Σサーキュラーを手に、楽しげに呼ばわります。「さらばだクリム! 仮面ライダー! ロイミュードたち!」
「わたしもここで死に絶える……」そしてその死刑宣告にも従順に、ゴルドドライブを見上げる004。「グッドバイ」

それが合図か、自爆する004。誘爆の仕掛けがなされていたのか、恐ろしいまでの大爆発が起こり、膨れ上がる巨大な火の玉が、湖面に映り眩いばかり。
「進ノ介! みんなあっ!」あまりのことに叫ぶ追田ですが、あの火の勢いでなんでこちらは無事なのか不思議なほど。

「目的は果たした!」日輪を背に、まだ空高く浮かび上がったまま、哄笑するゴルドドライブ。蒼天に映る不吉な影絵となり、「あとは真のグローバルフリーズを、行うだけだ!」

そして次週予告、嘘だといって……(´;ω;`)
まあ剛も進ノ介も霧子も「3号」「4号」で死んでますけど。ベルトさんも劇場版で一度リニューアルされてますけど。
そしてこれを書いていてもまたブレンのくだりで思い出し泣きしてしまったのですが、放送直後、日曜の9時から始まった「居酒屋庄汰8/30」で、松島さんがこの44話について大いに語っていらっしゃったそうです。
ロイミュード同士の3角関係。
はじめはチェイスに、そしてメディックに、激しく嫉妬し、ハートへの独占欲を隠そうともしなかったブレン。それが一転、命をかけてメディックを救った今回の展開を
「つきあってる恋人の浮気相手を守って死ぬ」と表現する松島さん自身、自らを<本命>としている感覚が、ああブレンはほんとうにそう思っていたんだろうなと思います。
このハートをめぐる対立と執着の渦に、しかしいやらしさが感じられないのは、ロイミュードが本来性別のない、機械人間だったからなのかもしれません。どんなにどろどろしてもどこか微笑ましく。

同じ感覚は、霧子への恋心を自覚し、今回お手本のごとく見事な失恋を見せたチェイスにも感じました。
「お前が愛する人もやはり霧子なのか」
「霧子は誰を愛していると思うか」
「進ノ介を愛しているのか」
進ノ介、剛、霧子にそれぞれ、こう質問したチェイス。動揺する相手をじっとみつめ、答えを待つ生真面目な表情は、まだ遠慮を知らない人間の赤ちゃんが、まじまじと人の顔を観察するのと同じ顔でした。

このロイミュードたちの一途さが、とても切なく感じます。やはり「居酒屋」で語っていらっしゃったようですが、アフレコの時、蕨野さんがほんとうにずっとずっと、ご自分の台詞の番でない時もずっと号泣されていて、なぜか松島さんがうるさいと監督? に注意されたそうです。
そして今週の闇堕ち。十六夜さんのほうが蛮野より洗脳の面では優秀かもしれないな、あんな道端でさくっとできるのなら。
関連記事

style="clap"
2015.09.01 11:39 | drive ドライブ | トラックバック(-) | コメント(-) |
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。