LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

「バナ、バナナ!?」
バロンだ

公式サイト

ようやく、兄妹の言葉に裏が――語られぬ狙いが――あることに気づき始めたタケルとマコト。
それ以上のストーリー展開はなく、殺陣メインの映像で眼福でした。謎解きはたぶん次章以降。前回の御成以上に添え物だった今回のアカリも、きっと推理回なら参加してくれるはず。


Red Spotted Purple / DrPhotoMoto


そしてわたしもようやく、白い怪人が彷徨っているのはその前の章のライダーバトルの舞台、もしくは怪人ゆかりの地なのではと、思い始めたところです。
第2章ラストで歩いているのは第1章でハート様とひとっ走りした埠頭。
そしてこの第3章では、第2章のお父様が出現した、発掘現場。とか。
第4章でこの、舞台のようにも見える円形の中庭(第4会議室前)に現れてくれれば確信が持てるのですが。

恒例の怪人、戒斗さん/ロードバロンの声は、やはり小林豊さんでした。
この人は生前から強敵を求めまくっていた人なので、思惑有りげなハート様、お父様あたりとは異なり、視聴者には
「いつも通り」に見えてしまいますね(*´ω`*)
3章あらすじ

Wの眼魂で見事、テラードーパントを撃破したマコト。
「……あの怪人、何か様子が変だった……」
考えこむその姿を、背後から見つめているフレイア。
「予定通り――これなら、すぐ集まりそうね」

そしてまだ、発掘現場に佇んでいるフレイ。宙に印を結べば、歩み寄ってくる2体の、紅い怪人。
「さあ、頼んだよ……」
「おれは、誰の命令も受けない」うち1体は禍々しく変形した角を頭に生やし、紅い衣をまとっています。「おれはおれのために戦う……」
これが今回のタケルの敵、ロードバロン。

巨大なオフィスビル。ふた手に別れたもう一方の、タケルとアカリ。円形劇場にも見える、中庭にさしかかれば、
「貴様か、天空寺タケルとやらは」と呼び止める低い声。振り返り、相手の異形にも怯えの色を見せないタケル。
「そうだ。……お前もフレイの手先なのか」
「ふ。手先だと……?」ゆっくりと持ち上げられる剣先が宙に円を描き、「笑わせるな。おれは、お前の強さを確かめに来た」
言うや駆け寄ってくるロードバロン。薙ぎ払われる、その剣の上を飛び越え、懐から眼魂を手にするタケル。
「むん!」
さらに振り向きざまの一撃。それすらもひらりと高く飛び退きつつ、パーカを身にまとう、この身軽さはまるで義経のようです。
「はっ!」
着地するや間をおかず剣を取り撃ちかかるゴースト。豪剣で受け止めるロードバロン。
「うりゃ!」
戦い続ける両者の姿が、舞台を背に影絵のようです。
「……その程度か」しかし相手の力を見切ったとばかり低く囁き、突き放し、打ち崩すロードバロン。撃たれるゴーストの、胸の装甲から火花が散ります。必死の抵抗も敵わず、敷き詰められた玉砂利の上に倒れこむゴースト。
「タケル!」
「……がっ、……っ」横たわり、呻くゴースト。好物です。そちらへゆっくりと歩み寄っていくロードバロンの背。好物です。倒れたままのゴーストの、その喉元に突きつけられる剣。超好物です。
「答えろ」のけぞり見上げるゴースト。見下ろすロードバロン。「お前はなんのために戦う?」
「どうして、そんなことを聞くんだ!」
「答えないのなら……この剣を振り下ろすだけだ!」
「!」
まっすぐ下に突き下げられる長剣。振ってないです。危うくかわし、身を起こすゴースト。
「おれはみんなを守るために戦う!」
「ふはは」あざ笑うロードバロン。「……話にならん。その弱さで、何をどう守ると言う? それは力のない者が語る言葉ではない!」
悠然と歩みながら、その心には誰を思い描いているのでしょうか。
こちらに背を向けているにも関わらず、全身から強烈な闘気を発し続ける相手に、じりじりと警戒を崩せないゴースト。
「それでもおれは戦う。この命を、燃やし尽くして! ――変身する、もっと強い自分に!」
「ふ。……おおおっ!」一転、振り下ろされる敵の長剣。身構えた、その時、ゴーストの眼前を舞うように現れた1個の果実。金色に輝くオレンジを手に、印を結べば現れるオレンジと青のパーカ。
「――鎧武」

ほら貝の音とともに生成された眼魂を装填すれば、頭には兜、鋲を打った肩当て、オレンジの長剣。
オレンジバナナそんなバカな! 思わず
「バロンだ」と突っ込んでしまうではありませんか。実際、姿は鎧武でしたが曲はナイトオブスピアーでしたね。

「え」首を傾げつつ覗きこむアカリ。「フルーツ? 鎧武者? ……え、どゆこと?」
「ここからは、おれのステージだ!」
懐かしい友の姿そのままに、駆け寄ってくるゴーストの姿に、低く嗤うロードバロン。「――来い!」

別人のごとく早く力強い斬撃の連続。
「はあっ!」
兜割りに呻きつつ身構えれば、宙高く飛び、オメガトライブ。必殺のその蹴りを、迎撃するかのごとく遅れて飛び上がるロードバロン。
暫時、まばゆい光と轟音があがり、次の瞬間、地に伏せ背中から火を吹き上げているロードバロン。
「……はははは」まだ笑い声をあげながら、「それがお前の強さか。お前だけの強さを求めればいい!」
爆発。巻き起こる紅蓮の炎、立ち上る黒煙。

「タケル」
ようやく立ち上がり、変身を解くタケルのもとへ、近づいてくるアカリ。
「ひょっとして――今のやつ」
何かに気づいたかのようなタケル。物陰からその様子を見守り、タケルに見咎められるのを恐れるかのように、背を向けるフレイ。
フレイが立ち去り始めたその時、タケルのコンドル電話が鳴り響きます。相手はマコト。
「タケル。妙だと思わないか」
「マコト兄ちゃんもそう思う? こっちもそうなんだ。まるで、わざとおれたちにライダー眼魂を使わせようと、仕向けているみたいだよね」

大天空寺地下。モノリスの前に佇むフレイア。
そっと右手をあげれば、宇宙をめぐる惑星のごとく、彼女の周囲を群れ飛ぶいくつもの眼魂。

そして、発掘現場の中を彷徨う、白い怪人で、終幕。
2/19追記。この円形の中庭はユグドラシルタワーにさらわれた舞を奪還するためプロフェッサーの手引で突っ込んだ紘汰が、待ち受けていたレデュエに催眠術をかけられる場所ですね。前から思ってましたが風都/沢芽/東京はめちゃくちゃ近い。
関連記事

style="clap"
2016.02.15 15:03 | ghost ゴースト | トラックバック(-) | コメント(-) |
| ホーム |