LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

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ということで話題の「Sherlock」。ポップコーン買い込んで観てきました。

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封切り日に観た方々の感想も少し読んで行ったのですが賛否両論。
否の方のご意見もわかるのです、ミステリ映画と思えば確かにちょっと軽い、本編の謎は途中で見当がつくしサスペンスという意味でもそこそこ。しかし皆様、これ公式が全力でやった、ファンサービスの二次作品じゃないですか。
「シャーロックとジョンが、聖典と同じ19世紀ロンドンに移動したらどうなるか?」という。
そしてさりげなく新たなるシリーズへのブリッジ回とも言える。
ラストシーンなんかまさしくサービス。
クリスマス、もしくはお正月のスペシャル番組として、休日TVで観るならば、これ以上望みようのないクオリティ、大声で
「面白かった!」と言える内容だったとわたしは思います。
じゃなんでわざわざ映画館まで足を運んだかというとそこはほら、ミステリファンのためのファンイベントに参加したかったということで。

実際普段映画館で会わないようなばらばらの年齢層、性別、服装なんかもばらばらの客席で、この人達みんなシャーロックファンなんだと思うとものすごくうれしかった。いい休日でした。
感想はネタバレあるので折りたたみ以降。
19世紀ロンドン。
上映前の、「美術スタッフが解説するベイカーストリート221B」的ショートフィルムに見る通り、凝りに凝った「新しくて/古い」シャーロックの居間のセット。髭を蓄えたジョン・ワトソンと、上流の紳士らしく髪を切って整えたシャーロック・ホームズは、時代背景に合わせ互いを
「ホームズ」
「ワトソン」
と呼び合う同居人同士。但しその後ワトソンはメアリーと結婚し、物語の舞台である1895年当時、この部屋に住まうのはホームズ1人。「青い紅玉」を発表し、語られざる「マナーハウスの事件」を解決して戻ってきたばかりの2人を訪ねて、レストレードが現れます。
持ち込まれたのは、百戦錬磨のヤードの警部からして容易には口にできなかった、それほどに恐ろしい、また信じがたい事件。
身分ある紳士が複数の目撃者の前で撃ち殺された。名指しされたのは事件の直前、これまた衆人の前で派手に自殺した花嫁、エミーリア・リコレッティ。
死人による殺人事件。

錯乱する死化粧の女、物憂げな歌、霧の夜に、名家の庭の迷路に、消えていく亡霊。
暗く湿ったホラーテイストで、謎の盛り上げ方としては雰囲気満点。しかし登場人物の誰彼が、それぞれTVシリーズのある場面の台詞を口にする点が「二次作品」でありファンサービスであると思った第一の理由です。
ハドソン夫人も新妻メアリーも極めて現代的な性格で、
「ああこれは19世紀というセットの中に現代のSherlockファミリーを送り込んだらどうなるか、という狙いなんだな」とすぐにわかります。
加えてイニシャルMの人々の大サービス。
モリー。
マイクロフト・賢い方の・ホームズ。
メアリー。
モリアーティー。
この人達がことごとく怪演に次ぐ怪演で、これでパロディ・パスティーシュの意図がないとか言われても信じられません。

それにしても相変わらず、マインドパレスの表現や場面転換が面白い……と思っていたら。
後半の構成はなるほど、賛否分かれるようなあと納得しました。納得しましたけどわたしは嫌いではないので、思い切り楽しみました。
ただそれができたのは、わたしが昨秋立て続けにTVシリーズを観たからであって、そうでない方はDVDなどでざっとおさらいしてから行ったほうが楽しめるだろうと思います。逆に、過去のシリーズを観ていない、観たけどよく憶えていないという方は、
「なんだかわからない」ことになっちゃう可能性も。
内容はおいといて、わたしがBBCものが好きな理由の一つに、
「英語が聞き取りやすい」というものがありまして、今回もなんだか自分が英語が上達したような気がしてかなりいい気分で観られました。実際には発音のきれいな方が俳優陣に揃っていたからだと思いますが。

スタッフロールの後はメイキング兼俳優インタビュー。これは「dtv」で観た気がしますがキニシナイ。わたしもロケ見たいなあ。
同日追記。例のだまし絵が見つかりましたので貼り、ついでに変換ミス等訂正しました。
今回の事件はいわば女性の事件だったのですが、そしてわたしも女性なのですが、事件そのものに対する感銘はさほどありません。
わたしは基本的に、あまり怒っている人は苦手なのです。
だからといってひどい目に遭っても耐えて忍べというのではないし、今回の犯人に怒るだけの理由があるのもわかるのですが、わたしは何でも最小の労力で最大の効果を上げ、うまく機嫌よくやっている人が好きなのです。
ミステリファンとしては逆に不謹慎なのかもしれませんが、だいたいの場合、殺すよりいい方法が、見つかると思うんですよね。もちろん殺すしかないケースというものもありますが、「忌まわしき花嫁」はそこまでいかない、みたいな。
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2016.02.21 21:56 | dvd box 観たらめも | トラックバック(-) | コメント(-) |
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