LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

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蜘蛛殿はどこへ?
ストーリー上はマコトがパワーアップし(助けに行かなくても強かった)、キュビ&音符という2体の創作系眼魔が旅立っていったというだけの回。物語としての盛り上がりをあまり感じなかったのは、話の展開にちゃんとついていけてなかったからかもしれません。
タケルの身に起こった異変を、みんなあんまり心配してませんでしたよね、本人ですら。
えっ、これもっと深刻な事態じゃないの? というのが最大の違和感でした。
あと、先週からのガンマイザーって何、なんでアデルの顔してるの? 祈りの間のあれとはどういう関係、という疑問はまだ引っ張られている様子ですし。


黯黑的放浪者 Wanderers of the Abyssal Darkness / Yang Mao-lin


ただ、
・アデルに啖呵を切るアラン
・イゴールを叱り飛ばすアカリ
・御成&ジャベル
とこれまでに因縁のあった者同士の見せ場はふんだんで、見応えはありました(;゚∀゚)=3
ディープスペクターも納得の強さで、とくに変身時、紫パーカがマコトの覚悟をじっと確かめているような“間”がよかった。正直いって好みでした。この後激昂するとさらに肩の棘々が翼のように開くわけですね。
炎のガンマイザー1

アランとともに眼魔の世界へマコト兄ちゃんを助けに行ったが、アランのお父さんが……残された時間は、あと60日――。

白い部屋。思い悩むアリア。
「アラン。……アデル」

***

地下神殿、アドニスの幽閉場所。
「お前たちも消去してやる」
父・アドニスを葬り、弟・アランにまで、そう言い放つアデル。
ガンマイザーの1体が炎となって迫ってきます。
「アラン! しっかりしろ!」父親の死の衝撃に茫然となったままのアランを背にかばいつつ叱咤するタケル。
しかしアランは呆けたように、ただうずくまったまま。
この状況でどう戦えばいいのか。
その時緊張するタケルのベルトから15の英雄眼魂が飛び出し、タケルの前で盾を形成します。跳ね返されたガンマイザーは、寸前までのアデルの顔をした人物の姿ではなく、赤く燃え上がる怪人体へ。
「ハイジョ」
「みんな、」
戻ってきた眼魂を迎え、改めて変身するタケル。グレイトフルとなり立ち向かいますが、追い詰めたかと思った瞬間、相手の身体は再び炎と化し、拡散し、グレイトフルの攻撃はその中をすり抜けてしまいます。
あっさり後ろをとられるグレイトフル。
「……ハイジョ」
「なんだ、こいつは……?」

スランプ1

大天空寺居間。
「タケルはマコトを見つけ出せたのかなあ」
「アラン殿も、ちゃんとタケル殿を助けてくれてるんでしょうか」
手の届かない場所へ行ってしまった2人を、ただ案ずるしかできない留守番組。
「アラン様は強い方だから」というカノンの言葉にも、
「なんだか心配なのよねえ」と応じるアカリ。
「眼魔の本拠地ですからねえ」と御成も。2人揃ってため息とともにテーブルに突っ伏します。それに同調するようにキュビも、テーブルに突っ伏し……苛立ったように描きかけの絵を残し、唸りながら立ち去っていくキュビ。今週もスランプが続いているのでしょうか。心配するカノンがついていき、残された御成、アカリは絵を覗き込んで驚きます。
「「はあ……っ?」」
ピカソのようなこれまでの作風とは全く違う、美しい絵。テーブルに盛り合わせたりんごとみかんを、印象派風に描いた絵。

ディープコネクト社。
「イゴール様、完成いたしました!」手を広げて報告する音符眼魔。
「では、始めましょう?」

炎のガンマイザー2

眼魔世界。ぶつかり合う拳と拳。
「ショウキョ」ガンマイザーが高熱のエネルギー弾を打ち出せば、ベルトから飛び出しタケルを守るのは信長パーカ。
「どうりゃ。信長降臨」
「信長さん」
モーツァルトのトルコ行進曲に乗せて、ゆっくりと振り返る信長パーカ。
6つの銃口がガンマイザーに向け一斉射撃します。
「……タケル、今のうちじゃ」
「ありがとうございます。行くぞ、アラン。……立って!」強引にアランを引き起こし、退避していくグレイトフル。

***

トルコ行進曲を演奏しているのは音符眼魔でした。ディープコネクト社の大会議室。
ステージに置かれたピアノを弾き、イゴールは客席で聴き入っているようです。
弾き終えて立ち上がる音符眼魔。衿を整え
「いかがでしょうか、イゴール様」
「ぜんっぜん、だめです」
「ええっ!」
「これはデミアプロジェクトのオープニングを飾る、重要な曲ですよ!」ステージに上がっていくイゴール。「このイゴール様を称える、完璧な曲でなくてはならないっ!」
「ははあ……」恐縮するばかりの音符眼魔。
「この、無能め!」譜面台から楽譜を手に取り、びりびりに破って投げ上げるイゴール。
「申し訳ございませんっ」ショックを受けつつも一礼する音符眼魔に、宣告します。
「やりなおし」

スランプ2

大天空寺。鐘楼の前に座り込み、鐘の絵を描いているキュビ。やはり作風は印象派のままです。
「ううう」気に入らないのか画板から外した紙をくしゃくしゃに丸め、えいと地面に叩きつけるキュビ。
そこへ近づいてきたのはカノン。絵を拾い上げて広げ、
「あたしは、こういうのも好きよ」
「慰めはうれしいけど、自分がいちばんわかってるんだな」うなだれるキュビ。
そこへさらに、遠くから御成、アカリがりんごとみかんの絵を手に駆け寄ってきます。
「キュビ殿。前より上手に描けてますぞ」
振り返り鐘の絵を差し出すカノン。それを手に取り、
「そうね。普通に描けてるわね」とアカリも。
「ああ」げんなりと溜息をつくキュビ。所詮凡人は芸術家のことを理解などできないのです。鐘楼の下にうずくまり、
「描けないんだな。描けないんだ、描けないんだ、描けないんだ……!」と頭を土台のコンクリートに何度も打ち付けます。
顔を見合わせる御成とアカリ。
「「スランプ」」
「なんだ、それはどうやったら治るんだな?」食いついてくるキュビが必死です。
「えっ」口ごもるアカリ。「そうね……スランプをぬけ出すには、気分を変えたり見聞を広めたりするといい、って言うけど」
「んー。ああ……」それは求める答とは違っていました。落胆し立ち去っていくキュビ。後を追うカノン。

***

ディープコネクト社。
今度は同じモーツァルトの、アイネ・クライネ・ナハトムジーク演奏の指揮を執る音符眼魔。モーツァルト、好きなんでしょうか。わたしは好きです。
「ぜんぜんだめです」
「ええっ」長いため息をつき、うなだれる音符眼魔。
その次も、またその次も。とうとう、
「ああああ、もお、もうっ、無理、だめですうぅぅっ!」錯乱し逃げ去っていく音符眼魔。いや名曲揃いなのですが既存の曲ではだめでしょう。

***

土手の上の道。
「描けないんだな……どうしたらいいんだろうな……」力なく膝を落とすキュビ。
「キュビ」
「あああ……だめなんだな」カノンの励ましにもため息ばかり。
その傍らで、おもちゃのピアノを叩きつつ、土手に腰かけはああ、と一人ため息をついている音符眼魔。
「ん?」
「……わたくしもです」
それを見て相手の正体に驚き飛び退くカノン、キュビ。
「きゃあっ」
「出た!」
「う、わああっ」そしてなぜか音符眼魔もびっくり。立ち上がりキュビの肩をつかみます。
「ままま待つんだな。我が輩はただ、美しい絵を描きたいだけなんだな」
「わたくしも! 美しい曲が書きたいだけなのだ!」いやあなたのはパクリじゃん。
「え?」
「あなたも?」
キュビ、カノンに問い返され目を瞬かせる音符眼魔。お互い眼魔世界では無駄とされるものを愛した者同士の邂逅。

脱出

地下神殿深層。アランに肩を貸しながら、逃げ落ちていくタケル。疲労の色濃いかれらを案じるように、白いケープの女性が現れます。
「誰だ」
「アランの姉です」立っているのはアリア姫。「ここにいては見つかります。こちらへいらっしゃい」
有無を言わさぬ態度につい従ってしまうタケル。

***

土手に腰掛けた芸術系眼魔2体とカノン。
「イゴール様は音楽のことなどぜんぜんわかってない。なのに偉そうに……! わたくしは、あれこれ言われて曲が作れなくなってしまったのだ」
「それはスランプなんだな!」憶えたばかりの言葉で音符眼魔を励ますキュビ。「我が輩も、スランプのことを知って、スランプになってしまったんだな」
「それは、どうやれば治るのだ!?」
「……それは」思い出すのはアカリの言葉。しかし、アカリの説明ではこのスランプから脱することができるとも思えず、うなだれるキュビ。

***

地下神殿。先を行きながら
「あなたが、マコトの友ですね」と断定的なアリア。
「天空寺タケルです」
それにしても腑抜けのようになってしまった我が弟を一瞥し、
「アランはどうしてしまったのです」
「アランをかばって、――お父さんが、亡くなりました」
「父上が……!」突如振り返るアリア。「まさか。アデルが?」
目をそらし、頷くしかできないタケル。息子が父を殺す。兄が弟をつけ狙う。そんな恐ろしいできごとを、まるで前から危惧していたかのような、アリアの振る舞い。

その時、大勢の眼魔たちの足音が近づいてきます。
「ここはわたしに任せて行きなさい」決意の表情で方向を変えるアリアに会釈し、先へ進もうとするタケル。
「タケル? アランのことを頼みます」
「……はい」
そんな会話を、物陰から見守っているイーディス。

スランプ3

「ほら、あそこです! 眼魔も一緒なんですよ」
「カノンちゃんまで仲良く肩を並べちゃってさ」
土手の道。シブヤ、ナリタの知らせを受け、その案内で駆けつけてきた御成とアカリ。
シブヤが指し示した方には、音符眼魔、キュビ、カノンの3者が並んで腰かけ、すっかり意気投合し他様子です。ランタンも何もないのになぜ音符眼魔が見えるのか。
「キュビは追われてるはずなのに」
「おかしいですな」

「裏切り者め!」その3者のほうへ、アカリたちとは反対方向から近づいてきたイゴール。
「イゴール様!」
「ふええ……我が輩は、絵が描きたいんだな」
それには耳をかさず、今度は音符眼魔に
「お前も何をしている。戻ってわたしの曲を作るのです!」
「いやです!」背筋を伸ばし、必死に訴える音符眼魔。「わたくしは、自分の好きな曲が作りたいのです!」

「ここにもいた」その主張はキュビと同じだと理解するアカリと御成。

「2人は友達なの。そっとしといてあげて」カノンの口添えにうんうんと頷くキュビ&音符眼魔。
「お前も不良品とは」しかし聞いちゃいないイゴール。「ならば消去するのみ」
眼魂のスイッチを入れ身構えれば、出現したのはナイフ眼魔。ナイフと言いつつ巨大なハサミを携え、音符眼魔のほうへずいずいと歩んでいきます。
「!」一撃で声もなく倒れ落ちる音符眼魔。キュビのほうを振り返るナイフ眼魔(イゴール)。
「次は、お前だ」

守る

「やめなさい!」キュビ、カノンの前に飛び出していく不可思議現象研究所一同。
「アカリさん」
「む」見覚えのある相手に立ち止まり、次の瞬間アカリに向けダッシュしてきます。不知火の銃撃を巧みにかわし、アカリも土手の下に突き倒すナイフ眼魔。
「あっ、そうだ!」閃いた御成。「キュビ殿、あいつの絵を描くのです」
「むむむ無理。スランプなんだな」
「じゃ、あんたが何か攻撃しなさいよ」土手の下ではアカリが立ち上がり、音符眼魔を叱咤しています。
「わかりました……ドーッ♪」

「…………」立ち尽くす一同。

(あれ? 音が消えました!)
(なんか意味あんのこれ)
(そうだった! こういう眼魔だったぁー!)
(使えねー)

※テレビの故障ではアリマセン。

無音の中で音符眼魔のがっかり具合を語り合うシブヤ、ナリタ、御成、最後のはユルセン。
ナリタの言うとおり、戦闘においてはまったく意味のない音符眼魔の攻撃。
無言でただ、ハサミで殴りつけるナイフ眼魔。
「おおーっ♪」悲鳴を上げ音符眼魔が倒れると、音が戻ってきます。
「消えてもらいましょう」
ならばと錫杖を手に立ちはだかる御成。
「皆は拙僧が守ってみせる!」
「御成、無理よ」
「消去ぉ!」
駆け寄り頭上からハサミを打ち下ろしてくるナイフ眼魔。
雄叫びを上げ錫杖を構える御成でCM。

恩義

眼魔世界、廃墟のような場所。ここまで逃げ延びてきたのに、スペリオルの一団に出くわしてしまうタケルとアラン。
「侵入者発見」
「アラン、しっかりしてくれ!」魂を失ったかのようなアランを、揺さぶるタケル。このままでは戦うこともできません。「……だめか」
苛立ちつつもアランを背に、変身するタケル。燃え盛る赤いパーカがスペリオルたちを牽制し、出現する闘魂ブースト。
しかしその力を持ってしても、我が身を守ることすらせず棒立ちのアランをかばいながら、無事に行き過ぎることはできません。
「ベートーベン!」
音符眼魔によく似た中世風の外衣とかつら。両手を振って指揮すれば、虹のごとく美しいメロディが敵を打倒します。しかし多勢に無勢、おまけに足手まといつき。徐々に劣勢となっていくゴースト。

(……まずい。守り切れない……っ)

***

土手の道。雄叫びを上げ錫杖を構える御成。振りかぶるナイフ眼魔。ついにそのハサミが御成を打つか、という瞬間、飛び込んできたのは1体のスペリオル!
ナイフ眼魔を殴り飛ばし仁王立ち、そのまま相手の腹に、手首に、重い拳を打ち込んでいきます。
たまらず吹き飛び、もんどり打って倒れ、変身の解けるイゴール。

その前で、やはり己の変身を解くスペリオル。その正体はジャベルでした。
「一宿一飯の恩は……返したぞ」
御成にだけ告げ、去っていくジャベル。
あのおむすびで、心を開いたというのでしょうか。いや赤い空も中和してあげたじゃん、というわたしのツッコミなど気にせず目を潤ませて見送る御成。

「……っ。あの不良品共は、消去、しなければ」
よろよろと起き上がってくるイゴール。まだ言うかと向き直る御成。その時アカリが、御成の背後から足音高く歩み寄ってきます。

「いい加減にしなさい!」とビンタ! ヒロインが、悪の敵幹部を。タケルだってそこまでしてもらってないのに。

うめくイゴールに、うれしそうにユルセンが近づいてきます。
「痛いんだよ、これなあ」指さすほっぺには真っ赤な手のひらの痕。
「この2人には心があるの。その価値は検証すればわかるはず。なのに不良品だなんて……あんたそれでも科学者なの!」
「ううううううう」
反論できなかったのか悔しげに立ち去っていくイゴール。この人はもっと口が立つキャラだったのにそんなにビンタがショックだったのでしょうか。
愉快そうに笑う御成。
「さすが、アカリくん!」
「ねえ。どうしてあの男は、あたしたちを助けたの」
「……」ジャベルの去った方へ目をやる御成。「まあ、情けは人のためならず、ということですかな。ハッハッハ」
その背後で、おずおずとした声が聞こえます。
「あのう、我が輩たちは」
「「?」」
振り返り、小首を傾げる御成とアカリ。

訣別

「はあっ!」アランをかばいつつ敵の攻撃を一身に受けるゴースト。
その時、彼方から走り寄ってきたのはマコト! スペクターに変身しながら
「タケル!」と声をかけます。
「マコト兄ちゃん!?」
振り返ったゴーストの背に、再び敵の剣。
「があっ!」思わず悲鳴を上げつつもアランをかばうゴースト。
「アラン。どうした」明らかにアランが足手まといになっています。驚くスペクター。スペリオルを蹴り倒し、ゴーストを引き起こしながら「何があったんだ、タケル」
「今はこいつらを」
「……ああ」
背中合わせに立ちそれぞれに信長、ビリーザキッドへ換装。撃って撃って撃ちまくってCM。

なんかすごいCM入ってきましたね。グミ小僧、裂けるグミに続いて。

眼魔世界。王宮の外に広がる廃墟の一角で、すでに変身を解いたマコトとタケル。アランは少し離れた場所にうずくまっています。
「……そうか。そんなことが……」タケルから事情を聞いたマコト。少し離れた場所にぼんやりと座るアランの元へ進み出て、強引に引き起こします。
「マコト兄ちゃん」その手荒さをタケルが咎めても、
「アラン。おれを見ろ。目を覚ませ!」
「……ほっといてくれ」しかしうつむいたまま、つぶやくアラン。「わたしにはもう何もない。父上……りそうのせかい……お前たちのような心だってない」
見つめるマコトの口元が一瞬わななき、
「ふざけるな!」と鉄拳が飛びます。倒れるアラン。そのそばに屈みこむマコト。「おれは、お前を信じると言っただろ」
「……!」
「お前には心がある」とタケルも近づいてきます。「心があるから苦しんでるんだ」
「こころ……わたしの心? わたしは」地をつかむ、手が震えます。じっと見つめるマコト、タケル。

その時――。突然そばで、小規模な爆発が起こります。そこに立っているのは、アデルと、アデルの顔をした炎属性のガンマイザー。
「アラン。お前は父上同様、不要な存在だ」微笑むアデル。見返すアランの目に、怒りが宿ります。脳裏をかすめるさまざまな声。

我々の世界は完璧な世界だ。
不要な存在は消去して当然。
アラン、愛してるぞ……


「うああああああああああああっ!」突如喉からほとばしる叫び。身を起こすアラン。「わたしはようやくわかった。この世界はけして完璧などではない」
「……」冷たく見返すアデルに、堂々と言い放ちます、
「そして、わたしはあなたを許さない!」と。そんなアランの復活を、兄との訣別を、心なしかうれしそうに見ているタケル。
「愚かな。消し去ってしまえ!」

炎のガンマイザー3

その瞬間アデルの顔をしたガンマイザーは、再び炎の怪人となります。
「消去、開始」ゆっくり近づいてくるガンマイザーに、緊張するのはマコト、タケルばかりではありません。
マコトの手の中ではイーディスに渡されたディープスペクターが怪しく光り、タケルの前にもまた、英雄眼魂が飛び出して変身を促します。
グレイトフル、スペクター、ネクロム、3ライダー同時変身。駆け出そうとした瞬間。

「……えっ」
タケルの意識は、今まで見たこともない場所に飛ばされていきます。眼魔世界、祈りの間の天井高く浮かび上がっている15枚のアイコンがタケルを取り囲み、不思議なエネルギーを照射して攻撃しようとするビジョン。
「!」感じた衝撃に崩れ落ちるグレイトフル。「なんだ、いまの……っ? 身体が、」

身体が動かない。

うずくまりただうめき声を上げるグレイトフル。その視線の向こうで、スペクター、ネクロムは強すぎる敵に挑んでいます。
「タケル」異変に気づきスペクターが叫んでも、応えるすべもなくただうめき、あえぐだけのグレイトフル。
「ハイジョ」
「行くぞアラン!」
必殺のダブルライダーキック。しかしその攻撃はあっさり跳ね返されてしまいます。
無疵であるどころか、さらに燃え上がり威力を増すガンマイザー。

「……あいつは危険過ぎる」撤退を決めタケルの元へ駆け寄るスペクター。すかさずゲートを開こうとするネクロム。
「急げ!」
ゲートを潜る背にガンマイザーの攻撃が命中し――。

人間世界。ゲートから変身を解かれた状態で落ちてくるマコト、アラン、タケル。下が砂浜でほんとうによかったです。
「なんだったんだ、あれは」起き上がり、あとの2人に目をやるマコト。苦しそうなアランもさることながら、タケルが明らかに異常です。変身が解けてもなお、内側から囚われているような表情と動き。
「タケル!? どうした」
「わからない……からだが」

***

「タケル」
大天空寺地下室。モノリスの前で血相を変えているのは仙人。
タケルの異変を感じ取ったのでしょう。
「大変じゃ、ガンマイザーが発動しおったぞ」
視聴者は先週から知ってましたが。

炎のガンマイザー4

「目標、確認」
そしてタケルらを応用に、砂上に新たなゲートが開き、ガンマイザーが眼魔部隊を引き連れ姿を表します。
はっと立ち上がるマコト。その傍らでまだ立ち上がれないタケルとアラン。
戦えるのは自分しかいない。決意を込め握りしめるディープスペクターの眼魂。

「これは恐ろしい力を持った眼魂だ。うまく使いこなせなければ」

「使いこなしてみせる!」装填すれば飛び出してくる紫のパーカ。その妖気に絞めつけられるかのように立ち尽くすマコト。「うあああああっ」
「マコト兄ちゃん」
「スペクター!」
マコトと対峙する紫のパーカ。それを睨み据え、
「おれは負けん。友のために!」と叫ぶマコト。その意気や良しと見たのでしょうか、そのマコトに従うパーカ。大開眼・ディープスペクター出現。
ものすごくギザギザゴーストです。サングラス銃剣・ディープスラッシャーも持ってます。闘魂ゴーストに匹敵する感じ。
その勇姿を見ながらまたCM。

「行け」
スペリオルの下す号令一下、駆け出す雑魚眼魔。ディープスペクターの連射の前にたちまち血しぶきを上げて消え去っていきます。これじゃ戦闘じゃなく殺戮です。武器を剣モードに変えてふるえばさらに、雑魚どころかスペリオルまで一層。
「……っ」ガンマイザー怪人体の気配に振り返るディープスペクター。
互いに無言のまま対峙します。静寂を煽る風車の回転音。
「………はああああああっ!」
紫の気をため一転、突進するディープスペクター。すかさず火弾を放つガンマイザー。命中しますが気圧されることなく剣を打ち交わすディープスペクター。互いにすさまじい攻撃力ですが、決定打がありません。
「ハイジョ」
横ざまに剣を振るうディープスペクター。炎と燃え上がる拳を振るうガンマイザー。ほぼ同時にぶつかり合い、衝撃に互いの身体がはねとびます。
「……っ!」剣を投げるディープスペクター。「おれの生き様、見せてやる」
天界大開眼。
「ハイジョ」
スペクターギガオメガドライブ。必殺の飛び蹴りに、迎え撃たんと拳を振り上げるガンマイザー。力と力がぶつかり合い、轟音とともに大爆発が起こります。

「……すごい」

倒れたまま、信じがたい思いで見上げるタケル。炎が消えた時、まだそこに立つ影は、ディープスペクター。、

「大丈夫か」戦いを終え、変身を解いたマコトはタケルを引き起こし、さらにアランのほうへ。
「……スペクター」アランの口調の変わりなさに苦笑するマコト。
「マコトだ。マコトと呼んでくれ」
「マコト」素直に言うアランの顔がすこしはにかんでいて可愛いです。うれしそうに頬を緩めるマコト。差し出された手をしっかりと握りしめ、立ち上がるアラン。見つめ合う2人を、タケルも我がことのように喜んでいます。さっきの身体の不調はもういいのでしょうか。

漂泊の画伯

「タケル!」
「タケル殿!」
「お兄ちゃん!」
駆け寄ってくる大天空寺の面々。シブヤ、ナリタもいます。
どうしてこの場所がわかったのでしょうか。
まっすぐマコトの元へ近づくカノン。
アカリはタケルにお帰りなさいと微笑みます。
「アカリ。よくここがわかったね」よくぞ聞いてくれましたタケル殿。
「さっきまでそこで、キュビと居たの」
「キュビが、どうかしたの」
「それがですな」

イゴールをジャベルが叩きのめした後、キュビは御成たちに、一つの申し出をしたのでした。
「あの、我が輩たちはスランプ脱出のために、諸国をめぐる旅に出ることに決めたんだな」と。
傍らでは音符眼魔もうなずいています。
立ち去りながら名残惜しさに振り返るキュビ。ハンカチを振り、
「さよならなんだな。……ありがとなんだな」


「旅に出ちゃったんだ?」思わぬ成り行きに驚いているタケル。その傍らに
「タケルくん」と近づいてくるカノン。キュビが残していった絵を差し出します。「キュビがタケルくんにって」
受け取り広げるタケルの顔に、笑みが浮かびます。落ち着いたトーンで描かれた、大天空寺の仲間たちの絵。
タケルを中心にアカリ、カノンを配し、背後ではうれしそうなキュビ。みな笑顔です。遠景にはマコト、アランも、シブヤとナリタも描かれ、――なぜか御成の頭だけピカソ的なキュービズム。
その幸せな光景を取り囲むいくつもの巨大なたこ焼きと、大きな夕日。
「キュビ……」
皆もその絵を覗き込み、笑い合います。自分の頭がまたキュービズムになっていないか不安になる御成。

アイコンアイコンと便宜上呼んでましたが眼魔世界の祈りの間に浮かんでいた14枚の平べったい、旗のような絵のようなもの。おそらくはガンマイザーの素みたいなもの。力の根源。

――その空隙に燃え盛る炎のようなものが現れ、やがて欠けていた1枚として加わります。これで15枚のアイコンに。

次週、御成がラジカセを背にブラザー風味。
今週の落ち着いて行動してください。5人揃って変身するとき、ギフトが後ろのビルのミラーグラスに映っている構図が好きでした。感動的なストーリーでしたが皆さん言われる通り、ドラえもんを思い出してしまうのは痛い。5人で敵わない相手に1人で立ち向かうというのも無茶が過ぎます。ただ、人間界にやってきて、不安と怒りでピリピリしていたり、見慣れぬあれこれに好奇心を刺激されたり、王者の資格探しに疲れたりと、それぞれのエピソードを通じ5人の心情の変化を丁寧に描いてきているので、

・仲間だからこそ元の世界に帰してやりたいという大和
・そんなかれを捨て置けず、今は残ることを選択したジュウマンたち

という賢者の贈り物的な構図からパワーアップイベントにつながる流れもとても自然でした。そしてライオンやゾウに爪や嘴ではなくパワーで勝つ鳥。武器も大和そっくりで、というより大和がこの人のパワーを受け取ったからこそイーグルになっちゃったんでしょうね。巨大化した今回こそユルセンに見せたい。
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2016.04.26 21:03 | ghost ゴースト | トラックバック(-) | コメント(-) |
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