LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

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わたしはいい年なのでアカリがプラズマと言う度に大槻教授を思い出すわけですが。


Plasma / Thomas Claveirole


シブヤと母親の確執を解決し、そしてまた、五十嵐の言葉にしなかった想いを掬うことができて、新たに獲得した過去視の力に、ようやく自分なりの意味を見出したタケル。
10年前のできごとを、現実であるかのように体感し、改めて父の、自分に寄せる期待を知って奮い立ちます。
というストーリーだと思うのですが……なんだろう、ところどころセリフが説明的すぎて、1人1人の人物の感情の流れがよくわからない部分もあり、ドラマとしては違和感がありました。
多少つじつまが合ってなくても、ドラマとして面白くて、泣いたり笑ったりした後に番組としてのメッセージ、たとえば「ゴースト」なら<思いは繋がる><命をつなぐ>がいつの間にか胸に残っている、というようなタイプが好きなのです。
いやゴーストがつじつまが合っているかというとそこも疑問なのですが。謎は後に残したいのかもしれませんが、せっかく五十嵐が出てきたのに何もわかっていないしなあ。アクションシーンが短いぶんドラマで魅せてほしかった。
提供画面! 提供画面!

過去視1

大人が子供になる事件が起き、おれには人の記憶を視る力が――。残された時間は、あと39日。

五十嵐の記憶のなかの、大天空寺地下。
10年前のそこには、既にタケルが“おっちゃん”と呼ぶ仙人も存在していました。仙人とタケルの父・天空寺龍が知己の関係であったことが、今タケルにも示されたのです。しかしそのことへの驚きよりも先に、現れた亡き父の姿に動揺するタケル。

「父さんが、生きている……?」

感動に震えるタケル。その前を通り過ぎ、
「ついに、眼魔の計画が?」と五十嵐、西園寺、仙人に問いただす龍。
「大帝は、人間世界への本格的な侵攻を決定した」と仙人。

「おれだよ。タケルだよ!」その龍の背に叫ぶタケル。反応の無さに苛立ち、「父さん!」と抱きついてみますがタケルの手は龍の身体を通り抜けてしまいます。己の手を見つめるタケル。「どういうこと……?」

「……その時期は」まだ会話を続けている仙人。「10年後じゃ」

「もしかして」ようやくその違和感に気づき始めるタケル。そう、これは10年前の世界。

「時間がなさすぎる……!」つぶやく五十嵐。

「これは……10年前の五十嵐さんの記憶……?」

懊悩

大天空寺山門前。見あげるような急な石階段の、半ばに腰かけ、溜息をつくシブヤ。

まだ幼い日のシブヤを伴い、桜咲く公園の木の根元に、今日と同じように花を手向ける母・美穂。
「テツヤは、……お前の父さんは、昔っから弱いものいじめが大っ嫌いでさあ。正義の王子様。男の中の男だった!」誇らしげに語る美穂の言葉に、あの頃はシブヤも嬉しげに聞き入り……。

「もっと大きな声で言いな! 男らしくない!」と進路の相談の時、シブヤの態度を咎めた母。

「知らない! こんな男らしくない、ナヨナヨ顔!」と小学生に戻った状態でも手厳しくシブヤをはねつけた今日の母。


「……ああ、そうさ。ぼくは……父さんとは違うんだ!」突如激した感情のままに、立ち上がり、奥へと駆け込んでいくシブヤ。
とは入れ違いに、山門の中からかけ出してくる、小学生になった美穂。

過去視2

10年前の記憶。
「眼魔の世界には、ガンマイザーと呼ばれる15の守り神が居る」白い眼魂を15個並べ、説明する仙人。「やつを倒さない限り、人間界への侵攻は止められない。だが、ガンマイザーは不滅だ……」
愕然とする五十嵐、西園寺。しかし龍だけは首から下げた武蔵の刀の鍔を手に取り、
「武蔵!」と手で印を結び始めます。「召喚!」
「新免武蔵、見参」現れたのは武蔵の魂。しかしタケルの見慣れた赤いパーカ姿ではありません。
「15の守り神の力に対抗するために、15人の英雄の力を借りよう……命を燃やしきってきた、かれらの魂を」そして仙人、西園寺、五十嵐に振り返り、その姿を示す龍。つまりこれはプレゼンなのです。「わが友よ、信じてくれ……人間の心と力を! その先に広がる、無限の可能性を!」
「無限の可能性か」独り、顔を上げる仙人。「わかった、信じよう」
うむと頷く龍。その頼もしさを、
「父さん」と誇らしげに見つめるタケル。「……おっちゃん」

タケルは感動してますが、ベルトも何もなく武蔵を召喚する龍のその力はどこからきたのかとか、なぜかれらは仙人と出会ったのかとか、どうしてかれらだけが眼魔の侵攻に気づいたのかとか、なんというかその経緯がなくて、せっかく五十嵐が出てきたのに謎は謎のままなんですよね。

***

大天空寺居間。丸テーブルに座った子供たちに、饅頭と牛乳を提供している御成。
「お饅頭は美味しいですかー?」にこにこと話しかけます。今すぐにでも私立幼稚園とかやっていけそうな感じです。
「美味しい!」
その答えに頷き、
「うーん、みんな大人しくていい子ですな」とナリタに話しかける御成が上機嫌。そこへシブヤが入ってきます。
「おおシブヤ。いったいどこに!」
しかし応じず、子供たちの顔ぶれを確かめるシブヤ。
「あれ、母さんがいない……きっとまたあの町に!」駆け出していきます。
「あっ、シブヤ」追いかけようとするナリタ。それを、ちょちょちょ、と抱きとめる御成。
御成が示す方には、テーブルでお饅頭を食べている子供。
その身体の大きさが、ついさっきよりも格段に小さくなっています。先程までは小学生くらいだったのに、今や3、4歳くらい。
「……この子たち、こんなに小さかったですかな!?」

***

公園。ブランコの前で、宙に画面を開こうとするアラン。
しかし画像も音声も乱れてまったく意味をなしません。
「姉上と通信ができない……向こうの世界では、何が起きていると言うのだ」

***

大天空寺地下室。現在の五十嵐が、アカリに語り続けています。戸口に立ち聞いているのはマコトとカノン。
過去視中のタケル独り、心ここにあらず。
「我々は急いで対抗手段を整えた。眼魂に宿す15人の英雄の選定を終え、そして」

過去視3

10年前の大天空寺地下室。15個並んだ眼魂の、1つを取り上げる龍。
「天空寺龍。そのブランク眼魂をどうするつもりだ?」問う仙人。
「贈ろうと思う。10年後の息子へ」
「こんなことに子供を巻き込むつもりか?」引き止める五十嵐。「それがどんなに危険なことか」
「わかってる」振り返る龍。「だが、わたしはタケルを信じてる……タケルの中にある、無限の可能性を。あいつは必ず、このわたしを超えるに違いない」

「父さん……そこまでおれのことを?」

「ならば」口を開く仙人。「わしも信じよう。その10年後を」

衝突

桜咲く公園。樹の根元に佇む美穂。そこには花が手向けられたままです。
「やっぱりここか!」追いついてきたシブヤ。「さあ、寺に帰ろう」
その手を振りほどく美穂。
「ほっといて! ここにいたいの!」
「もう一度!」叫んでしまうシブヤ。「……王子様に会いたいからだろ?」
見る間にうちしおれ、今にも泣きそうになる美穂に、
「知ってるよ。きみは恋をした、きみを助けた八王子テツヤに。そしてこの場所にきて、ずっとかれを待ち、5年後に再会するんだ。そして」
「嘘!」遮る美穂。「あんたの話はぜんぶデタラメよ!」
走り去る美穂に、慌てるシブヤ。
「あっ、母さん、待って」
追いかけようとする足元を、背後から撃たれます。悲鳴を上げ倒れ転がるシブヤ。後方に何も見えないことを怪しみ、蜘蛛ランタンを灯せば……うようよと現れる雑魚眼魔。
「うわ、ああああああああああっ!」

***

「!」その情けない悲鳴を聞きつけるアラン。

***

「あああああっ!」
すくみ上がるシブヤ。襲いかかる雑魚眼魔。その間に、飛び込んでくるネクロム!
2、3体をあっさり下し、
「早く行け」とシブヤに促すのがかっこいい。こんなとこ美穂が見たらアラン様ファンになってしまいます。
「はい!」頷き逃げるシブヤ。

過去

大天空寺地下室。過去を語り続ける五十嵐。
「眼魂の力を描き出すドライバーも完成し、眼魔と戦う準備が整った。だが……西園寺が裏切った」

悲鳴を上げモノリスの目の紋章に吸い込まれていく幼い日のカノン。
その手を握り必死に堪える、幼い日のマコト。
その現場に立ち会ってしまうタケル。
2人がもつれ合うように吸い込まれていった、直後、駆けつけてきたのは龍と五十嵐。

「……西園寺」

呼ばれて顔を上げる西園寺。カノンとマコトは、かれの実験の材料とされたのです。

マコト、カノンが地下室のモノリスの目の紋章に吸い込まれていくシーンはこれまで何度も見てきましたが、それがある種の事故だったのか、眼魔の仕業か、原因は明らかになっていませんでした。
おったんかい! と思わず突っ込んでしまいたくなるほど、平然とそこに居ました、西園寺。

「なぜこんなことを!」
憤り駆け寄ってくる龍、五十嵐を阻むように、落ち着き払ってバリアを張る西園寺。
「眼魔の世界との交換条件です。これはもらっていきます……」
完成したばかりのドライバーを手に、姿を消しました。カバーがないと目がむき出しで怖いです、プロトタイプ。


「……大丈夫か」蒼白の面持ちで五十嵐の話を聞き入る妹を、気づかうマコト。
「あたし、すべてをちゃんと聞きたい」緊張しながらも頷くカノン。「……だから」
「わかった。おれが守る」
カノンの肩を支え、ともに階段を降りてくるマコト。カノンは今まで、あの日のトラウマのためこの地下室には立ち入れなかったのです。
「カノンちゃん」それに気づき声をかけるアカリ。
「強いな、きみたちも……」声を震わせる五十嵐。「……だが。あの当時のわたしは」

過去視4

眼魔との戦いに敗れ命を落とした龍。
その衝撃に耐えられなかった五十嵐。
「なぜ死んだ……! 天空寺! すべての希望は、消えた」
10年前の大天空寺地下室。西園寺が開発済みのドライバーを持って逃げ、頼りの龍をも失い、絶望する五十嵐。
その記憶世界にもタケルは居ました。
「その通りです」そこへ、雑魚眼魔を従え入ってくる西園寺が、すっかり服装のセンスが変わってしまっています。
「西園寺! 今更何しに」
「消えてもらおうと思いまして。あなたに」
「やめろ!」襲いかかる眼魔たちに立ちはだかるタケル。しかしその手は虚しく空を掻くのみ。あたりに響く五十嵐の悲鳴――。

***

「はっ」目を見開くタケル。現実世界に立ち戻れば、背後では告白を続ける五十嵐の声。
「わたしは……逃げたんだ! 命乞いをし、たった一人の親友の死を無駄にして……わたしは」
その声に悔いをにじませ、地に両手をつきうなだれます。
「……卑怯で、最低だ!」
「怖かったんですね」見ていられずかがみ込み、西園寺の肩に触れるタケル。「守れなくて、ごめんなさい」
「……もしかして、きみには?」
「はい」タケルの傍らに屈みこむアカリ。「タケルには、視えるんです。人の記憶が」
「おれは感じました。父さんや、五十嵐さん、おっちゃんの強い思いを」
「そうか――これが龍の言っていた、人間の、きみの、無限の可能性なんだね」晴れ晴れとタケルに微笑みかける五十嵐。
見返すタケルの笑顔もくしゃくしゃとはにかんでいるような、なんとも言えない笑みです。西銘さんのこの表情、好きです。
それを見つめるアカリ、マコトとカノン……しんみりした空気。を、打ち破るように鳴り響く御成の声。

急変

「タケル殿ーっ! たいへんですぞ!」地下室の戸口まで連れてこられた子供たちはどう見ても幼児。明らかに子供化が進行しています。「子供が、子供に!」
「子供が!」目を剥くマコト。「前より小さくなってる!」
その懐から外を覗くような水色の眼魂。
「さらに子供化現象が進行しているんだわ」進み出るアカリ。「このまま若返ったら……」

そこへ足音高く駆け下りてきたのはナリタ。
「みんな! シブヤとお母さんが帰ってこないんだ!」
「え!?」
ちょ、とアカリ、マコトを押しのけるように飛び出していくタケル。それを追っていく水色の眼魂。
「行ってしまわれた……」
「あれがタケルだから。いつだって自分のことより、人のこと」
「タケルらしいな」
「あたしたちも、わたしたちにできることをやりましょう!」
アカリの宣言に、そこにいる皆が頷きます。
これまでアカリというキャラは丹念に描かれてきて、ここでただアカリができることをやりましょうと言えば、それだけで皆頷くのにと引っかかったシーン。ちょっと違和感がありました。

(子供のまま死ぬなんて絶対にさせない! シブヤとお母さんを、仲直りさせなきゃ!)

山門を飛び出していくタケル。いつの間にかその懐に潜り込んでいる水色の眼魂。で、CM。

プラズマ破壊1

「子供化現象の原因は、あのプラズマよ!」
大天空寺地下、研究スペース。不知火マークⅡを取り出し武装しつつ、叫ぶアカリ。
「発生源そのものを破壊すれば、子供たちを元に戻せるかも」
「おそらく、眼魔の世界につながるゲートが発生源だ」応じるマコト。「かなり手強い敵がガードしているが、アランと力を合わせてやるしかない」
「おれはシブヤを探す」とナリタ。頷き、
「拙僧とカノン殿は、引き続き子供たちの世話を」と御成。
「はい」頷くカノン。
「行動開始よ!」真っ先に出ていこうとするアカリ。
「良いチームだな、わたしにも手伝わせてくれ」と、そのアカリに声をかける五十嵐。
「お願いします!」

***

らあめん八王子軒。
灯りをつけ、厨房を覗き込むシブヤ。しかしそこに美穂はいません。
「これだけ探してもいないなんて……いったいどこいっちゃったんだよ、母さん」

ため息をつき客席に座り込むシブヤ。そこからカメラがパンすれば、厨房の調理台の下に、うずくまっている美穂。疲れたのかすやすやと寝入っています。

表のガラス戸を開け、入ってきたのはタケル。
「シブヤ……!」
「タケルさん、どうしてここに?」
「……心配だからに決まってるだろ」
向かい合う2人。タケルのほうが少し背が高いのでしょうか。
「……あ」その言葉に頭が冷えたらしいシブヤ。「あの、色々、ごめんなさい」
「謝るなって。……お母さんは?」
黙って首を振るシブヤ。
「そっか……」
力が抜けたのか、2人して客席に座り込みます。
「一つ、聞いていい? なんでそんなにお母さんと仲悪いの」
問われて顔を歪めるシブヤ。
「ぼくが……男、じゃないから」

プラズマ破壊2

鉄橋の下。先に来ていたアランの元へ、駆けつけるマコト、五十嵐とアカリ。
「来たか。タケルは?」
「あいつにしかできないことをやっている」
マコトのタケルへの心酔が現れているセリフですが、でもいきなり話の流れがわかってない人相手にこんなこと言うかな? と思ったり。

***

らあめん八王子軒。
「……父さんが死んでから、母さんがこのラーメン屋を始めたのも、父さんと初めてデートしたのがラーメン屋だったからなんです」店内を見回すシブヤ。「ぼくが、高校を卒業する時……」

「もっと大きな声で言いな!」という母に、
「ぼくは強い父さんとは違うんだ! 母さんなんか大嫌いだ!」と反発し店を飛び出したシブヤ。その背に母・美穂は
「一人前の男になるまで帰ってくんな!」と叫び――。


「そう言われたから、ぼくなりに考えて大天空寺で修行した。でも、3年ぶりに会った母さんは子供になってて、ぼくの顔も忘れてて……またぼくを、男として認めてくれなかった」
シブヤの苦悩も知らず寝こけている美穂。
美穂がそこにいることも知らず、焦燥に両手を握り合わせるシブヤ。
「そんなことない」思わず立ち上がるタケル。シブヤの前にかがみ込み、下から見あげるように、「……子供のことを、思わない親なんていないよ」
「タケルさん」相手は両親共に亡くしているのだったと、今気づいたシブヤ。
「その想いに応えられたら、立派な男になれるさ」
励まし諭すタケルに、複雑な表情になります。

「うーん……あああ」ようやく目覚めた美穂。背伸びし、あくびをしながら店の奥から出てきます。
「あっ」驚くタケル。
「いた!」そのまま指さすシブヤ。
驚くのは美穂も同じ。退路を妨害しているシブヤを突き飛ばし、店の外へと逃げ出します。すれ違ったナリタが
「今の」と足を止めたところにぶつかるシブヤ、タケル。3人で美穂を追うことに。

プラズマ破壊3

「ゲートを破壊する」ネクロムとなるアラン。
「よし」ディープスペクターとなるマコト。
ネクロムが宙に目の紋章を描けば、その場に現れるゲートの守り人は――ジャイロ。
「今度は、消えてもらいます……お坊ちゃま」
ウルティマ出現。

ウルティマにしろスペリオルにしろそれは眼魔世界の鎧に過ぎないわけで、武官のジャベルと文官のイゴールでは同じものを身にまとってもその威力はまったく異なっていますが、眼魔世界最高の力量を持つ中の人が眼魔世界最高の鎧をまとえばそれは強い。
戦いは激しいものになる――と思ったら。

カメラは後方に立つ、アカリ、五十嵐に向けられます。
ゲートからあちこちに降り注ぐ青い光を目撃するアカリ。
「やっぱりプラズマはゲートの中から? 子供化現象は細胞の若返りじゃなかった」
「ああ、時間そのものが逆行していたんだ」頷く五十嵐。
「うん……あっ」思いついたように不知火を鞄から取り出し駆け出すアカリ。
「おい、きみ! 何を」
「サンプルを採ります!」
アカリに向け降ってくる青い光。不知火をそちらに向け撃ち放てば、プラズマを補足しようとする白い光。しかし両者はすれ違い、青い光は今やアカリに命中しようとしています。
「ああっ、危ない!」五十嵐が息を呑んだその瞬間、飛び出してきたディープスペクターがアカリをかばって青い光を全身に受けます!

小さい可愛いディープスペクターが出現するかも? と一瞬思ったのですが。
特に異常のなさそうなディープスペクター。
「ありがとう、マコト」とアカリが礼を言うのに、
「ああ、援護は任せろ」と軽く頷き、またジャイロとの戦いに戻っていきます。
「相変わらず無茶な女だ!」と言ったのはネクロムでしょうか。
必死の戦い(そっちを見せろ!)に背を向けたまま再び空を見上げ、不知火を構えるアカリでまたCM。

いつか王子様が

桜咲く公園に、戻ってきた美穂。
「ここにいれば、きっとまた王子様に」
しかし駆け寄ってきたシブヤたちの足音に顔をしかめます。
「ここは危険だ。戻ろう」
「離して! あんたに関係ない」強情な美穂。「あんたなんか、」
「ああ」美穂の抗議を遮るシブヤ。「ぼくは男らしくないよ。でも!」
せっかくシブヤが母親に立ち向かおうとしているのに出てくるスペリオル2体が無粋です。ずいと前へ出るタケル。タケルの様子に気づき、ランタンを灯すシブヤ。
「あっ、出た!」ナリタの声に、とうとう美穂も眼魔を目撃しました。
タケル変身。桜を背に、闘魂ブーストの紅が美しい。
「シブヤ、お母さんを連れて早く逃げろ!」
言い捨て敵の元へ突進するゴースト。さすがの美穂も大人しく、シブヤ、ナリタに従います。

しかし逃げた先には雑魚眼魔の群れ!
すくみ上がるナリタ、美穂。ランタンを手に硬直するシブヤ。

「もっと大きな声で言いな! 男らしくない!」と毒づいたあの日の母親。

「ぼくは。ぼくは……!」

「その思いに応えられたら、立派な男になれるさ」優しく諭してくれたタケル。

「!」シブヤ開眼(文字通り)。
必死の形相で前を見据えたまま、
「ナリタ、母さんを頼む!」と母美穂と、蜘蛛ランタンを託します。木切れを手に、雄叫びを上げ突進するシブヤ!
しかしめちゃくちゃに振り回すシブヤが面倒なのか、捉えてぽいと投げ倒す眼魔たち。
美穂がはっと心配げな表情となります。
「シブヤ!」叫ぶナリタ。
それでも起き上がり、眼魔たちのさなかで木切れを振り回し続けるシブヤ。
「やめて!」叫ぶ美穂。「あんたも立派な王子様。男の中の男よ!」
「母さん!」闘いながら顔を上げるシブヤ。笑顔になりかけますが、そこを眼魔に突き倒されます。迫ってくる眼魔たちを前に、泣きそうになるシブヤ。「最後にもう一度、母さんのラーメンが食べたかったよー!」

***

「シブヤ!」その声が聞こえたのかスペリオルを手早く倒すゴースト。

***

「シブヤ!」ナリタがもう一度、悲鳴を上げかけたその時、背後から飛び蹴りの体勢で飛来し、そのまま雑魚眼魔を蹴り倒してしまうゴーストが格が違い過ぎます。
爆散する敵、こわごわ顔を上げるシブヤ。
変身を解いたタケルがかがみこんできます。
「シブヤ。……かっこよかったぞ」

見てないくせに。と思いましたが気にしない。虚をつかれた表情のシブヤ。
「タケルさん……」差し出された手を握り、笑顔で立ち上がります。「ありがとう」

プラズマ破壊4

鉄橋の下。
再び降りてくる青い光に向け、不知火を発するアカリ。
「当たれーっ!」
今度こそ狙いは正しく、四散する青い光。キラキラと光るその破片をシャーレに拾い集めるアカリを見て、
「すごい科学者だ」と賛嘆する五十嵐。

***

地を這うようなカメラ移動。
ウルティマジャイロと戦うネクロム、ディープスペクター。2ライダーを相手に、まったく譲らない教官の早い殺陣。なんとなく腕のしなやかさが中国武術っぽいですウルティマジャイロ。
両の手に宿った光弾をぶつけられ、退くディープスペクター、変身を解かれ倒れ転がるアラン。
「アラン!」
驚くディープスペクター、その眼前でふわりと宙に浮かび上がるウルティマ。
「さよなら、お坊ちゃま……」
何か気を溜めるような間が不吉です。

「やめろーっ!」

それを待っていられないディープスペクター。アランをかばうように立ちはだかり、ベルトを操作。たちまちその背に紫の翼が開き、ウルティマ目がけて跳び上がります。そのままウルティマごとゲートへ体当りするディープスペクター。

……え、ジャイロはこれで終わり? だとすれば2ライダーのパワーアップに比べネクロムの弱さが際立つなあ。限界越えたのに。

***

鳴り響く警報音。眼魔世界地下神殿。
「我々への干渉を確認……危険。危険。危険……」
「何が起きている?」天を仰ぐアデルでCM。

あああああああああああああああああファイズ!

ピラミッドパワー

桜咲く公園。集合した一同。
美穂を見つめ、
「ゲートを破壊したのに」とマコト。
「なぜ元へ戻らない」とアラン。
「このままじゃ子供たちは……きっと何か方法が」考えこむタケル。その時、先程から何か言いたげだった水色の眼魂が顔を出します。

***

瞬時に、黄金の光に満ちる太陽王の御稜威へと招かれたタケル。
「あなたは、ツタンカーメン!」
「そう、ぼくはツタンカーメン」ツタンカーメンは少年王でしたよね確かに。「ファラオと呼ばれる王となり、だが、大人になる前に命を落とした……それは悲しいことだ」
「おれは子供たちの命を救いたい!」
「わかっている。力を貸そう」

***

「――!」現実に戻ったタケル。改めてグレイトフルとなりツタンカーメンを召喚します。
「タケル、行くよ!」
「はい!」
共に鎌を振れば宙に浮かび上がる巨大なピラミッド。そこから三角錐の光が降り注ぎ、それぞれが子供たちの身体を包みます。

大天空寺居間。子供たちを包む光にはっと目を剥く御成とカノン。
そして公園では美穂も。

「あれ。あたし……?」戸惑うように顔を上げる中年の女。「今まで何を?」
「元に戻った」驚くアラン。
「ということは、他の子供達も?」とマコト。
「そうか、時空を遮断し」と五十嵐。
「時間そのものの歪みを修正したのね」とアカリ。

和解

「母さあん!」泣きそうな顔で飛び出していくシブヤ。しかし美穂に先程までの記憶はありません。
「おや、シブヤ。お前どうしてここに?」
「何も、憶えてないの」
「はっ?」
「……ま、」その顔に広がる笑み。「いいや!」
大きな息子に飛びつかれて戸惑う美穂。
「ちょ、……やめな、みっともないだろ!」
「ああそうさ。ぼくは父さんと違ってみっともない男だ!」歌うように言うシブヤが、ほんとうにうれしそう。その肩をとんとんとたたく美穂。
「ラーメン、食べたいんだろ?」
「え?」どうしてそれを、という表情のシブヤ。

仲睦まじい親子の姿に微笑むタケル。

「お母さんのラーメン美味しい!」
「だからって毎日食べなくても」
「食べる。世界一大好きだもん!」
幼い日のシブヤとラーメンを食べている美穂。
「そう。じゃ……ラーメン屋、始めようか」
「うん!」


なんのことはない、ラーメン屋はシブヤのために始めたのだという落ちに、笑い出します。
「これがおれの力の意味なら」そう悪くない。

「それにしても、しばらく見ないうちに変わったね」しみじみという美穂。「すっかり男の顔になってる」
「そ、そう? ……修行の成果かも」
照れるな照れるなと言いたげにその顔を間近で覗き込むナリタ。

「お母さん、か……」

別れ

その時、空から降ってくる声。

「タケル、ありがとう」

「今の声は?」空を見上げるタケル。しかし、その声は他の皆には聞こえなかったのか、
「本当にきみは、無茶ばかりする」と話しかけてくる五十嵐。「だが、きみらになら、託せる。龍やわたしの想いを。この世界の未来を」
はにかみながらも任せろというように頷くタケル。それを見て、今度はアカリに手帳を示す五十嵐。
「これで暗号が解ける。あとは眼魔の謎を解いてくれ」
「……はい」受け取りながら、著名な科学者に認められたという事実に、震えるような想いのアカリ。
去っていく五十嵐を見送りつつつぶやくタケル。
「無限の、可能性……」
タケルのこのセリフで今回は5回。>無限の可能性
30分で5回は頻出かも? そして「カモシカ」の言い方w
それにしてもファイズのスタイリッシュさはたまりません。改めて、本当に素晴らしい作品だったなあ……。
今週の勝負の世界。耳と目を絶たれ、一方的に狩られる立場となったジュウオウジャーがタスクの知恵だけで窮地を脱するという、こういうストーリーは大好きです。
タスクさんがわざと当たらないギリギリのところを撃って敵を翻弄するのがSでしたね。レオのがさつさはセラやタスクのような繊細・怜悧なタイプとは合わないけど、それだけにそれぞれの能力が活かされればいいチームになるなと思います。敵を羽交い締めにして自分が放った攻撃に当たらせるアクションも面白かった。
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2016.05.22 20:53 | ghost ゴースト | トラックバック(-) | コメント(-) |
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