LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

生気もなく感情もないシグマの異様さ、そしてその卓越した戦闘機能を思いっきりプレゼンしてくれた回でした! 
実態はゾンビでありゴースト、しかしこのシグマの動きには一昔前のSFの人造人間やサイボーグに通じるものがあると感じます。とにかく強い。そして正確無比。次々とその餌食になる主人公側。
シグマのスーツアクターは荒川さんなのでしょうか。対アルファ、対オメガ、この2度の戦闘、アクションが見応えありましてやや興奮気味です。強い敵、大好きです。


Double waiting / angelocesare


そしてそのシグマを調整し大々的に売り出そうとする橘のいかれっぷりがすごい。比べると水澤母がまともに見えるレベル。
Tlaloc作戦に喜ぶ仁もいかれています。あんたもその日は街を出ているんだなと志藤に助言され、
「何で?」と問い返す言葉に、かれがアマゾンすべてを駆除するという、その駆除対象には自分自身をも含めていると知り、驚く悠。
さらにはTlaloc作戦に反発する悠と、志藤との対立。
人間側のドラマも一気に動いていきます。ああ本当に面白い。祝・シーズン2制作配信決定!
「作戦名は、Tlaloc」
「おれも確かめるために来たので……おれの力を。あんたは五手で詰む!」


三十六計

膠着した状態で、荒い息をつくアルファ。追い込まれた自分を笑うように、へ、と息を漏らし、渾身の力でシグマの手を払いのけます。その反動を利用して、身を翻すシグマ。横転しつつ、その回転力で頭上からアルファを蹴りつけます。
「うりゃあああっ!」
もろにくらって吹き飛ぶアルファ。

白銀の駒がクイーンを落とします。丸裸になる赤のキング。

「――三!」
「なるほどね……他のアマゾンとは違う。お前、機械みたいだなァ」
息を整え走り寄るアルファ。軽いジャブのあと、回し蹴りを見舞えば、そのハイキックを首の後ろに受け、文字通り蹴り飛ばされるるシグマ。ばたりと仰向けに倒れますが――しかし、その状態から何の準備動作もなく、ひらりと飛び起きます。
はあはあと息をつき、その様を見守っていたアルファ。
「あれ。……効いてない?」
「効いては……いるらしい」左肩に埋まるほどに傾いでいた首を、ぐいと手で真ん中に戻すシグマが、たしかに機械めいています。
「は。だったらそういうリアクションしてほしいね」
突進するアルファ。再びの蹴りを払いのけ、右手で打ち掛かるシグマ。その手を抱きとめるアルファ。シグマの伸ばした右手を、肩に担ぐ形になっています。
「てめえ……」
「貰った」ぼそり、とまたつぶやくシグマ。

白銀のビショップが、赤のキングに迫るイメージ。

「四!」その瞬間。力を込めアルファに預けていた腕を、鋭く後ろへ引き抜くシグマ。その長い爪がアルファの首を切り裂き、緑色の体液が吹き出します!
「あああああ! ぐぁっ」たまらず首を押さえ膝をつくアルファ。一度その手を外し、緑の体液にまみれたその様をまじまじと見、……改めて次の攻撃が来るかと、シグマへ視線を戻します。
「――チェック」バイオレントストライク。

赤の王を掴み上げようと、手を伸ばす男のイメージ。

なすすべもなく、ただその場に立ち息をつくだけのアルファ。
完全勝利を目前に、じっと獲物を見据えるシグマ。――その時。

「じーん!」
シグマの背後から猛スピードで突進してくる4WD。運転するのは七羽。すかさず駆け出すアルファ。
今まで両者の戦いを撮影していたらしい三脚のスマホを掴むと、車めがけ跳躍します。
走り去る車の荷台に落ち着き、スマホを三脚から外して撮れたかどうか確認するアルファ。運転席の七羽は浮かない顔です。

「――、」それを見送り、深追いは無用とばかり変身を解く前原も、スマホを手にしています。「対象が逃げました……」
『うん、問題ない』報告の相手は橘。自室のPCには先程の対アルファのシグマ視点からの映像が映し出されています。『映像もしっかり受信できた。テスト終了だ、戻り給え』
「了解……」踵を返す前原。下草を踏む音。

農道に逸れ、停車する4WD。
車中では仁も変身を解き、助手席に収まっています。首筋を押さえていた手を今一度見つめ、荒い息をつきながら、己の不首尾を笑う仁。七羽じゃなくてもしっかり傷口を押さえてろと思います。
「は。……来てくれて、助かった」気が遠くなりかけているのか、ほとんど声になっていません。
「出がけに忘れ物をしたでしょ」
「あ?」

「お? ……行ってきますのキス忘れた!」

出がけにそのことに気づき、仁自身も縁起が悪いと思っていました。七羽も同じように思っていたとは。
「なーんか、やな予感したのよね」
車を降り、仁の側の窓へ回ってくる七羽。自分の首から赤いスカーフ? ショール? を外し、手にとって胸元にこぼれた仁の血を拭いていきます。やっぱりそんなことより首筋押さえろと思ってしまいます。
「おれも。やっぱ、七羽さんは幸運の女神だね。改めて」窓外に手を伸ばし甲斐甲斐しい七羽の肩を抱こうとする仁。とっさに傷口ををぐいぐい押さえつける七羽のカウンターが決まります。
「いったー! 痛い痛い痛い……」へえ、へえと情けない息をつく仁。そちらへ今度は袋から取り出したゆで卵を1つ、手渡す七羽。「あ、サンキュ」
首筋を布で押さえつつ、卵を見て笑顔になってしまう仁。その手に2個め、3個めとさらに卵を載せようとする七羽。
「あ。寄ってほしいところがあんだけど」
「その傷で?」
「そりゃ早く帰りたいけどさ」手の上の卵を見る仁。「あ、卵、もういいから。……状況も状況だし、どの程度かもわかったし」
もう一度スマホの画面をかざすと、七羽も一緒に覗き込んで来ます。
「こいつはヤバイ」
いや自分が致命傷を負うシーン、七羽さんに見せるのもまずくないでしょうか。

合流

「研究室か」前原の報告のあと、部下へ電話している橘。「今の戦闘データはとれただろうね?」
『完璧です』
「あ、かれが戻ったら、すぐに身体チェックを。それから、新アマゾン細胞の大量培養にかかってくれ……ボディの調達先は、例の病院とも契約する予定だ」
『わかりました』
さらにデスクに戻り、机上のスイッチを入れる橘。そうすれば直接別の連絡先に指示が出せるようです。椅子に深々とかけ、
「橘だ。ベルトの量産について検討を始めたい。サンプルを百単位で作れないかを……」
その時スマホの画面にメールの着信が表示されます。件名は、トラロック。

***

狩りを終え引き上げてくるノザマペストンサービスの車両の中。
「いっ、痛い……」
「るっせえな、大人しくしてろよ」
「いっていてててて!」
後部座席で半裸のまま悲鳴を上げているのは悠です。その傷の手当をしながら騒ぐなとうんざりした口調の望。
「いててててて!」そして向かい側のベンチでは三崎に手当されながら悲鳴を上げるマモル。
「作戦名、トラロックか」世話をしつつつぶやく三崎。
「とらって、……虎?」前足をかざす身振りをするマモルが可愛い。答えず笑ってしまう三崎。
「トラロック……」運転席の福田もつぶやきます。「雨の神に、そんな名前があった」
「おお。さすがフクさん!」合いの手を入れる三崎。
「要するに、雨を使って街じゅうに殺虫剤ばらまこうってわけだ」ぼそぼそと解説する志藤。その背景では、作業を続ける研究所の映像や、整列したドローン映像を見ている水澤の姿が映し出されます。その水澤からいつになく遠く離れ、背を向けている加納の葛藤も。「4000匹の虫の8割9割駆除できるなら、まさに恵みの雨になるな……」
「や~しかし。この作戦成功したらおれたち無職だな!」おどける三崎。
「馬鹿野郎、虫がいなくなるのにこしたことはねえよ。ま、確かに、稼ぎが無くなるのはきついがな」ぼやきつつも、その声に安堵の色も混じる志藤。

「やめればいいんです、そんな皆殺し作戦」

楽しげな雑談を一瞬で凍らせるような冷たい声。悠です。皆の視線を集めたことに気づかないのか、裸の肩に制服の上着だけをかけ、「何もしてないアマゾンまでまとめて駆除するなんて」

泣いていた新聞配達の男。
レストランから逃げる直前、裏切られたような表情を見せた、長い髪の女。一瞬にしてガスで消され、後にはただ銀の腕輪が転がっていた、あの凄惨な光景。


「……ぼくは違うと思う」昏い悠の目。
「お前なんべん同じことやってんだ!」すかさず飛ぶ志藤の声。驚き振り返る悠に背を向けたまま、助手席で身をかがめ、「悠。今度また邪魔するなら、おれはお前を狩るからな」
最後の一言だけ、振り返り鋭い目を見せる志藤。
「……」答えずただ目を伏せる悠。

その顔色をそっと伺う三崎。唯一この空気をなんとかしようと声を上げるのですが(望は押し黙っているしマモルは空気読めてないし福田は無口で、他に役に立ちそうな人材がいない)奮闘むなしく話す内容は見事に意味を成しませんしだれの注意も惹きつけられません。
「……っ、まあまあほら。それより何よりぃ、坊ちゃまはマモちゃんと一緒に避難しなきゃでしょ? あのガス撒かれたら一緒に駆除されちまうもんなあ」
その途端に車両が急停車し、慣性の法則で前へ投げ出されそうになり、思わず運転席へ目を向ける一同。
「どうした」代表して問う志藤。福田が手で、川沿いの遊歩道を示します。向こうから歩み寄ってくるのは、制服姿の美月。
「あれ、お嬢さん」前へ身を乗り出し、志藤とともに窓の外を見ていた三崎が声をあげます。
「え?」一瞬同様に身を乗り出すと、たちまち後部ドアを開け、降りていく悠。「――美月!」
「悠……!」駆け寄ってきた悠に一瞬足を止め、自分も悠のほうへ走り出す美月。
「お嬢さんどーおもー!」そちらへ車から三崎も叫びます。顔を上げる美月に、「おれの定期報告どうです?」
「あ。いつもその、……ありがとうございます」ぺこりと頭を下げる美月が可愛い。
「かーっ! いんですよぅそんなの、いくらでもやってあげますから」車から降り喋り続ける三崎の背を、望が掴んで引き戻します。
なんで、と抗議している三崎。

「もしかして心配して来てくれたんだ?」2人になった悠と美月。こくりと頷く美月に、「ごめんね。何も連絡しないで」
一生懸命話しかけてくる悠の顔を、まじまじと見あげる美月。頬と顎に生々しい傷跡を残す悠を見て、心配そうに顔を歪めます。
「……ひどい傷。病院行かなきゃ!」
「大丈夫。これくらい、いつものことだから」
「いつもって」息を呑む美月。「ね、悠。こんな危ないこと、もうやめて……一緒にお家に帰ろう?」
「え」悠の笑顔が消えます。
「あたし。お母さんに言って、もっと自由に外に出られるようにする。食事ももっと美味しいのに変えてもらう」
「美月待って」
「熱帯魚も。もっと増やそうよ! 買い物とかも行って」
「聞いて」暴走し、悠の腕をつかむ美月。その手をそっとつかみ、自分から引き剥がす悠。「……そうじゃないんだ。美月の家は、ぼくにとって居心地がよかったよほんとに」
「じゃ、もう戦うのやめて。あんなの悠らしくない
「そう、かな。ぼくらしいって、何だろ」
「え……?」

このシーン、悠は笑顔なのに妙に怖かったです。
その時間近で鳴り響くクラクション。悠、美月も、車の中の駆除班の面々も、一瞬そちらに注目してしまいます。
ノザマペストンサービスの車両のすぐ後ろに停まった4WDには、にやにやする仁と、ふくれっ面の七羽。

「鷹山」驚く志藤。
「よう、駆除班の皆さん」窓から顔を覗かせ言うなり、指さして笑う仁。フロントガラスを見るに全然掃除されていませんこの車。ヘビーデューティーです。七羽にゆずられた赤いスカーフ? をゆるく巻いているのがお気楽そうな外見に拍車をかけています。実は止血帯なのですが。全員を見渡し、「相変わらずぼろぼろだね、……あった……」
笑った拍子に首筋が痛むのか顔を背け、そのために傷口が丸見えになります。
「そっちもそう見えるがな」言い返す志藤。仁の、首筋をべったりと染める血糊に顔をしかめます。
「うん。そ」へらへら笑いながら降りてくる仁は否定しません。己の血まみれの手を見せ、「かなり状況がやばい方に変わった。……聞きたくないか?」
「来い。事務所で聞く」言うなり助手席へ戻っていく志藤。
「さっすが♡」微笑み、しかし歩みだして思い出したように4WDに戻る仁。窓から首をつっこみ、皆の目の前で七羽に口づけて、
「終わったら連絡する」
「ん」
「うえっ。何あれ。うらやまし」降り立ってぼやく三崎。その前で立ち止まって至近距離から
「えへへ」と笑いかける仁。後部ドアからノザマペストンサービス車両に乗り込んでいきます。「おじゃましまーす」
「くぁぁぁぁぁっ」ハンカチを噛まんばかりに悔しがる三崎。続いて乗り込んでいくと、中から、
「あ、乗るの?」と煽る仁。
「乗るよぉっ!?」心外そうな三崎。仁のからかいに一番いい反応を返すため、ここでは必要以上にやられています。

その様を見ていた悠。自分も戻る頃合いと判断し、
「じゃ、」と美月に告げ車まで駆け戻ろうとします。
「あ、待って!」
立ち止まり、振り返る悠。
「ごめん。たぶん、美月と帰ったほうが毎日楽しいと思うんだよね。でも、今のぼくは、そうじゃない方に居たい、って思ってる。戦う選択肢は、ありだって」
思いがけない言葉にぎょっとする美月。
その反応を確かめもせず、ちらりと笑顔を閃かせ、車両に飛び乗り後部ドアを閉める悠。その途端、走り出す車両。

呆然としている美月を見かねてか、七羽が4WDから降りてきます。
「……よちよちの、ひよこだったのに変わったね」
「喜べないです。あんな怪我して」悔しそうに言い、背中を向ける美月。

衝撃

ノザマペストンサービス・駆除班待機所。志藤は<事務所>って言いましたがここ事務所だったのか。
スマホから駆除班のPCに動画を転送する、仁の手は相変わらず血まみれです。たちまち映しだされたのは、若いスーツ姿の男。
ぎょっと息を呑む一同の前で、ただ1人うれしげに反応するマモル。
「前原くん! 前原くんだ! ねえね、前原くんが生きてたよ! ……ああっ、よかったぁ……!」その様を注意深く観察している仁。
「嘘だろ」声を震わせる三崎。
「何だよこれ……」呆然とする望。
悠だけは何がなんだかわからない顔をしています。
「はいおしまい」駆除班の反応を確かめ動画を止める仁。
「え?」
「……やっぱり、この前のやつだったか?」それが確かめたかったと言わんばかりににんまりします。
「あの。誰です、……か」ただ1人わけがわかっていないのは悠。仕方なく解説する志藤。
「前原淳。おれたちと一緒にやってたやつだが……」

あんたに喰われるんだったらいいか、とつぶやきながら大滝竜介の変身した蜻蛉アマゾンに腹を喰われ絶命した前原。

「じゃ、この人は」つまり死人なのかと悟った悠。
「前原くんだよこの人は!」と躍起になって説明するマモルが可哀想になってしまいます。
「マモちゃん待った」三崎が言いかけるのを遮るように、「おっちゃんはさ、」
「そう。死んでなきゃおかしい」と仁。
「どういう意味だ?」
「おれがまだ野座間にいた頃、1つ没になった研究がある。アマゾン細胞を死んだ人間に移植することだ」身を起こし、座卓に屈みこむ仁。目を剥く悠。「当然元の人間にそっくりそのままのアマゾンになるが、何しろ一度死んでるからな」
座卓に着いたのは、食事のためだったようです。血まみれの手のまま、ゆで卵を向き始める仁。
「……まあ、色々倫理的に問題があるの、わかるだろ。その研究を……掘り返したらしいんだな、国際営業戦略本部長・橘雄悟、ってのが」
「何のために」先を促す志藤がいい聞き手です。気持ちよさそうに喋り続ける仁。
「そりゃ一から人型まで育てるより早い。つまり、コストが安い」
「コストって」絶句する志藤。
「アマゾンって商品なわけ?」抗議する悠。
「もしかして、兵器か」と志藤。え、と息を呑む悠の前で、
「ベルトをつければ完璧、な。はい、続き」軽く頷き再生を再開する仁。

映しだされるのは、アマゾン、と前原がつぶやくなり出現した白銀に輝く怪人の姿。

「アマゾンシグマ。移植したのは新バージョンのアマゾン細胞で、喰う必要もないらしい。おれを呼び出すネタとして教えてくれたよ。ま、半分自慢かもな。こいつはその、サンプルだ」
画面に映し出されるのは自分=アルファがそのシグマに無残に処刑されている光景なのですが、涼しい顔で解説しゆで卵をむさぼり食う仁の精神構造を疑います。トラウマになってないのでしょうか。
かれらの知る中で、戦闘能力では最高レベルだったアルファをも圧倒するシグマの力に、ただ目を瞠るばかりの駆除班の面々。その中で、
「サンプルって」と言葉尻を捉える悠。
「マジで商品なんだ……!」声を震わせる三崎。
前原の身体で。
無言で顔を背ける福田。
「何してくれてんだよほんと……」ぼやく三崎。
「くそ!」サンドバッグを殴りつける望。
「おおっと。そういう暑苦しいのいいからさあ。おれが来たのはさ、あんたらにもこいつを認識してもらって、こいつと」とマモルの肩を抱き、「あ、こいつ? ……この2人のアマゾン、借りられねえかなって」
あ、こいつ? と思い出したように悠を指さすのがひどいです。
え、と息を呑む悠。はあ? と思わず応じてしまう望。かれらに対し、
「……こんなのはサンプルのうちに、もう一度ボツにしとかないと」と言う仁の声がすこしだけシリアスな響きです。
思いがけない用件。しかしその必要はないと、駆除班の面々は知っています。くるりと振り返る福田。
「トラロックがある」
「何? トラロック、って」

***

水澤の執務室。
テキパキとPCのセッティングをしている白衣の男。先週は気づかなかったのですが、確かに「アギト」の尾室ですねこの人。
「これがTlalocシステムの端末です……作戦を開始できるのは、本部長だけに設定してあります」
ぴくりと反応し、まっすぐ水澤のデスクまで行進してきて、正確に90度回転し横顔を見せる加納。
その奇行を気にもとめず、机に置かれた端末のモニターを覗き込む水澤。暗緑色の画面には、

Tlaloc System

USERNAME:REIKA MIZUSAWA

Login

という文字が浮かび上がっています。指紋認証システムのようですね。

***

駆除班待機所。
「へええ」感心したように笑みを浮かべる仁。「トラロックかあ。あはは、おおい」立ち上がり福田の腕を馴れ馴れしく叩きます。
「そいつはいい! これでこの街のアマゾン、一掃できるってことだ! なあ? ……何だそっかぁ。でえ、何時やんだ?」
「次の雨の日だ」答える志藤。「その前に街を出ることだな」
「は? なんで」
「……お前も一応アマゾンだろ」
「ああそうだよ?」にんまりする仁。「おれが1匹残らず殺す、アマゾンの中の1匹だ♡」

その一言でまた凍りつく室内の空気。皆が一様に驚愕し、目を向ける中で、
「仁さん、なんで、そこまで」と悠だけが声を発します。
それには答えず、笑顔で窓の外を見ながら、血まみれの手でまだ殻のついたゆで卵の残りを、口に放り込み咀嚼する仁。

***

水澤の執務室。
「……ファンクションキーを押して頂き、数字の3を押します……」操作法を水澤に教える白衣の男。真剣に聞いている水澤ですが、突如室内中央の螺旋階段を大声を挙げながら降りてきた男に気を取られます。
「聞いたよ水澤くん。トラロックのこと」
「部外秘のはずですが。一体どこから?」瞬時に端末を閉じ、冷たく応じる水澤。所作だけは慇懃に迎えつつも声に怒りがにじみます。構わず歩み寄ってくる橘。
「水臭いねえ、そんな素晴らしい作戦を隠しているとは」
「ご協力して頂けるのでしたら、」言いかけたその声を遮るように、
「いや。実はその作戦の中止を頼みに来たんだ!」
「なぜです」

口を開く前に、白衣の男に、出て行くよう合図する橘。水澤も同意します。一礼して引き下がる白衣の男。人払いが済み、おもむろに口を開いて何を言うかと思えば。

「水澤くん、正直なところ、4000匹ものアマゾンがこの街にいる状況をどう思う?」
「最悪以外ないかと」
「そう! 最悪だ」手を広げ熱弁を振るい始める橘の、その背後には加納が、彫像のように静止しています。加納はほんとうに橘川についてしまったのでしょうか。「……と同時に、最良のフィールドになっているとも思わないかね? 実験と、プロモーションのための。アマゾン細胞から成る実験体を街に放った際のシミュレーション。そして、それを駆除する上位のアマゾン体の戦闘能力テスト……」
「何を言ってるんですか」この男は正気なのかと疑うように、立ちふさがる水澤の背。「元は我が社の事故なんですよ!? それをプロモーションだの、」
「もちろん駆除はするよ」遮る橘。「ただこの状況を一息に潰す必要はない! ……今、うちの新製品が実地テスト段階なんだ」
「ありえません。お断りします」
「そか。残念だな。実に」
あっさり引き下がる橘。
やや離れた場所で聞いている福田の横顔がアップになります。複雑な表情。どこまで橘たちに情報を漏らしたんでしょうか。

野座間製薬。水澤の執務室から自室へ戻る途中なのか、渡り廊下を歩いている橘。スマホの着信に応答します。
「わたしだ」
『研究室です。シグマのチェックを終えましたが、戦闘のダメージ以外に、ベルトの出力が合っていなかった影響が多少ありました。出力の調整具合と回復力を確認したいので、もう1度、戦闘データをとりたいのですが』
半裸で横たわり、無表情のまま己の身体を研究員たちに預けている前原。
ベルトを前にキーボードを叩く手。
「わかった。手配させよう」

怯え

七羽の部屋。
白い清潔な布に、薬草をすりつぶしたような塗り薬を塗り、そのまま仁の傷口に押し当てる七羽。半裸の仁の胸には、過去の戦闘の名残かアマゾン細胞移植の手術痕か、大きな傷跡が斜めに走っています。いつもアルファが戦いの前、胸に手を当てているのはこの傷を無意識に気にしているからかもしれません。
「いててて、いってっててててて……ね、もうちょっと優しくしてよ」
「我慢して!」交換したあて布を手に、立っていこうとする七羽。それを引き止めるのは仁の甘え声。
「も、こんなひどい怪我なんだからさ。ちょっとは心配してよお」
その言葉がショックだったのか、あて布をトレイごと取り落とす七羽。かがみ込み、両手で仁の頬を押さえて自分の方を向かせます。
「あててて! って……」
「心配してないと思うの」
見つめ合う2人。
「仁が出てく時。あたしがなんとも思ってないと思う?」

このセリフで唐突に1話のワンシーンが蘇りました。早朝、眠っている七羽を起こさぬようにキスをして出て行く仁。しかし七羽はほんとうは目覚めていて、仁が出て行ったあともただ薄暗い虚空を見つめていて、切なかった。

首を横に振る仁。
「思いません」
七羽の目が潤み、しかし泣き出すのをこらえようと微笑みます。
「わかってればいいの」
今度こそ本当に立ち上がり向こうへ行くついでに、ピシャリと平手で仁の背中を叩く七羽。
「いって! へへへへ。七羽さんさあ、もしおれが戻ってこなかったら……」
洗面所。仁の血を吸って真っ赤に染まった布を、流水で洗い流す七羽。ごぼごぼと排水管が鳴ります。いったん蛇口の栓を止め、
「え、何?」と問い返す七羽。
「……なんでもないです」二度言う気にはなれず、ただ笑う仁。
洗面台いっぱいに血で赤く染まった水が溢れ、流れていきます。それを虚ろな表情で見つめる七羽には、たぶん仁の問が、聞こえていたんだろうと思うのです。

***

水槽の部屋。これは美月が悠の部屋に入り込んでいるのか、それとも美月自身の部屋に悠の水槽を引き取ってきたのか。
ベッドに座り込む美月が今度は水槽の魚のようです。トンネルの中の、緑の異形となった悠。

(もう、前の悠じゃないのかな。もう、戻ってこないのかな)

膝を抱える美月。

予感

ノザマペストンサービス、駆除班の待機所。
キッチンスペースのカウンターからぼんやりと皆の様子を眺めている悠の顔が、美月の想いと呼応しているようです。
「良かったね、前原くん生きてて。ねえ」仁の来訪からずっと浮かれているマモル。五円玉の穴を覗きながら誰に言うともなく。
そのはしゃいだ様子が見ていられないのか、
「ちげえんだ。マモちゃん、」と真顔で言いかける三崎を、
「一也、今はそのままにしとけ」とすかさず止める志藤。「幸いというか、あのシグマはおれたちの駆除対象じゃねえ」
「……そか、実験体じゃないもんね」頷く三崎。しかし真顔のままです。「トラロックもあるし」
そちらに頷き返し、今度は悠に釘を刺す志藤。
「悠。まさかとは思うがトラロックの邪魔はしねえよな。さっき言ったことは本気だぞ」

車中での、志藤の言葉。
「今度また邪魔するなら、おれはお前を狩るからな」――。


「……」むっつりとふてくされたようにしている悠が反抗期っぽい。ため息をつき冷蔵庫のドアを開ける志藤。再び繰り返されるこの会話に、無関心ではいられない望、三崎、福田。
「お前言ったよな。人を喰うようになったら、おれたちに駆除されたいって。……作戦を止めれば、間接的に喰ったようなもんだ」
「はい。ただ」自分の立ち位置の危うさに気づいていながらも、どうしようもできない悠。立ち上がり、ビールを手に降りていく志藤の背に、「納得できないものは、できません」
足を止め、振り返る志藤。
「だとすると。駆除班には置いておけねえな」
「えっ!」驚くマモル。その声は、志藤にも、悠にも無視されます。
志藤にこう返されるのはわかっていながら、それでもショックを受けたような顔になる悠が、場違いな感想ながら可愛い。この人は志藤に父性を感じ始めているのかもしれません。
しばし睨み合ったあと、反抗的に
「……わかりました」と告げ、出て行く悠。
「ちょ、坊ちゃま?」
「水澤くん待って、ね、水澤くん!」突然の分裂に混乱し叫ぶマモル。なんとかしてくれというように、志藤を見ます。
「志藤さん!」咎めるような望の声。
それらを無視してビールを飲み干し、そのまま缶を片手で握りつぶして、足元に投げる志藤――。

***

バイクを駆り夜の街を疾走する悠。

***

「………」引き続き、水槽のある部屋で膝を抱える美月。

不安

ノザマペストンサービス。夜が明けつつある駆除班待機所に鳴り響く通信音。
悠を遠ざけたあとまんじりともしなかったのか、マモル以外はだれも横たわってはいず、座したままただ顔を上げます。独り立ち上がり、スイッチを入れる三崎。座卓の上に、ビールの空き缶を並べたまま動かない志藤。
『実験体の識別コードを確認しました』
調査班の声にうなだれ、ふう、と長い息をつく志藤。足元の空き缶を蹴散らして出ていきます。

出動。車両は重機や建築資材を積み上げた広い場所へ。
ノザマペストンサービスは練馬ナンバーだったのですね。
ばらばらと降り立って進みながら、
「一也?」と問う志藤。手にしたタブレットの画面に目を落とし、
「あっちです」と示す三崎。先頭きって資材の奥へと駆け込んでいきます。後に続く一同。「……この辺なんですけどね」
「どこだ」銃を手に警戒しつつ周辺を見回す志藤。
調査班から送られたマップに示された地点はまさにここ。
「……誰かいる」望が唸ったその時、物陰から現れたのは。

とっさに駈け出していくマモル。
「前原くん!」
「マモル!」
「よせ!」
引きとめようと後を追う駆除班一同の眼前で、まっすぐ前原に向け走り続けるマモル。
両手を大きく広げ、笑顔で迎えるしぐさを見せる前原。
「前原くん、前原くん!」
笑顔で手を振り、その腕の中に飛び込んでいくマモルが、次の瞬間、手早く横に投げ飛ばされます。
「あっ、がっ!」砂利の上を転がりながら、何が起こったのか、理解できていないマモル。
「マモル!」悲鳴を上げる望。
「お久しぶり。……でいいんですかね」続いて、志藤に向き直る前原。
マモルに駆け寄ろうとした姿勢のまま、硬直する駆除班一同。
「……おれたちがわかるのか」志藤が問えば、
「当然ですよ」にやりと笑い、順に「……フクさん。志藤さん。望。一也さん。マモル。竜介さん、……はいませんよね、とーぜん」
言って手にした赤い腕輪を見せ、地に落とす前原。踏みつけて破壊した瞬間、三崎のタブレットの地図上の赤い点が消滅します。

では自分たちは竜介の腕輪から発せられる偽の信号で、目の前の男に呼びだされたのだと、否が応でも気づかされた一同。

「……すいません、呼び立てて」悪びれぬ前原。
「何の用だ」ゆっくり銃口を上げる志藤。
「もう一度、戦闘データをとりたいので。……アマゾン」
シグマ出現。とっさに紫に立ち上る陽炎のような熱量と、そこから起きる爆風を伏せて避け、緊張しつつ起き上がる一同。

***

公園のベンチで寝ていた悠。ただならぬ気配に起き上がります。

破壊

福田、三崎、志藤の銃口が一斉に火を噴きます。の銃弾を躱すシグマがややマトリックス風味。直後突進し、志藤の腹を打ち、三崎を払いのけます。
「ええいっ!」果敢に跳びかかってくる望。それをかわして長身の福田を殴り倒すシグマ。
「前原、くん……?」
理解できない光景に、思考が停止してしまったようなマモル。そちらへ近づいてくるシグマ。マモルの襟をつかみ、
「データをとりたい。変身してもらえるか」
「やだ」
「離せえっ!」背後から再び突進し、電磁レガースの足で蹴りかかる望。そちらへぽいと、マモルの身体を突き放し、自分は避けるシグマ。当然蹴りはマモルに炸裂します。
「……マモル」ほんの一瞬ながら、棒立ちになる望。この人は勇ましいように見えて、周囲も見えているし一人ひとりに繊細な気遣いもできる人なので、このミスはけっこう効いてしまいます。
「くぁっ!」
「きゃっ」
ショックを受けつつも背後に立つシグマに振り返りざま攻撃を加えますが、やはり精度を欠き、旋風脚もかわされ、代わりに腹に蹴りをくらって吹き飛びます。
追ってきて、そのシグマに銃口を向ける、福田も志藤も、口から血を吐いており、一撃で重大なダメージを受けたことがわかります。
よろめき立ち上がりながら、唸る望。
「マモル……こうなって、一番つらいのは淳なんだよ。だから……わたしたちで、ちゃんと狩る!」
「そういうことだ!」志藤がすぐさま賛同し、発砲。体勢を立て直し、再び前原に跳びかかる望。それらをすべて蹴り飛ばすシグマ。
「やめて、前原くん!」たまらず起き上がり、シグマの腰に抱きついて動きを止めようとするマモル。そのマモルを逆に小脇に抱え上げ、跳躍するシグマ。

「ああああ!」抱き合ったまま悲鳴を上げ飛んで行くマモルの図がなんだか妙でした。比較的継承の三崎が後を追って走りだし、望、福田、志藤もよろめきつつ従います。
離れた位置に着地し、その勢いでまたマモルを地に投げ出すシグマ。

「……?」
「協力してくれないと困るんだよ」倒れたまま起き上がれないマモルに、近づいてくるシグマ。うつ伏せの背を踏みつけます!
「嫌だ……っ」苦しい息で答えるマモル。その背を更に強く、踏みにじるシグマの足。「あ、ああ、……やだっ」
「そうか」ボソリと言い、今度は蹴りつけるシグマ。その力はすさまじく、一撃で内臓がやられたのか咳き込み血を吐くマモル。第二撃を加えようと、無表情のまままた近づいてくるシグマ――。

「おおおおっ!」

その前原の前に、突如天から降ってきたオメガ! 雄叫びにドップラー効果かかってました。
建築資材の積み上げられた山と山の、間のトラック用通路に立つシグマ。画面手前側でそれと対峙するオメガ。逆方向からはばらばらと志藤らが駆け寄ってきています。この俯瞰がいい感じ。
「水澤くん」
オメガの背後に倒れ伏したまま、驚きの声を上げるマモル。
対して、緑のアマゾンを目の前に、満足気に頷く前原。
「やっとテストができるな」
「うああああああ!」怒りに猛るオメガに、
「お前は、四手で詰む」と言い渡します。アルファよりも弱いと値踏みされました(´;ω;`)

「チェスまで……、真似しないでほしいかなっ!」

待機中にも楽しげに独りチェスに興じていた、前原のイメージ。

ちょうど駆けつけてきた三崎がその口調を聞きつけ、敏感に反応します。
「うりゃぁあぁぁぁっ!」シグマに対し突進してくるオメガ。それを迎え撃とうと、駆除班側に向ける無防備なシグマの背に、とっさに撃ちこまれる三崎の銃弾。
挟み撃ちとなる寸前、くるりと振り返り銃弾を手で止めたシグマ。それと同時に、その首へオメガの飛び蹴りが炸裂します。よろめくシグマ。
その背にさらに飛びつき、ギザギザの棘を、むしり取るオメガ。吹き出す緑の体液。
さらにラッシュして数発のパンチ。相手の肩に飛び乗り、両足で首を捻り倒すオメガ。倒れた相手に、さらに回転力を加えた蹴りでとどめをさします。

――しかし、相手の反応の薄さに戸惑うオメガ。

「……終わりか?」自分の腹を蹴りつけたままのオメガの足をつかみ、引き剥がすように無造作に投げ飛ばすシグマ。転がされて跳ね起き、用心深く身構えるオメガ。同様に起き上がり、深く息をつきながら首を左右に傾けるシグマ。
「はああああっ!」駆け寄って殴りつけようとするオメガ。その手をとってかわし、
「一!」と蹴りあげるシグマ!
よろめいた、オメガの腹へ拳を突き出します。それを手で防ぐオメガですが、構わずガードごと、
「二ィ!」と殴りつけるシグマ。すさまじい勢いに、オメガの身体が水平移動します。
「悠!」また悲鳴を上げる望。
「強え……」思わず漏らす三崎。

***

野座間製薬。水澤の執務室。窓際のモニターには、その三崎視点の映像が映っています。オメガを余裕で退けた、シグマの背。
残心の後姿勢を変え、右手で構える、その爪の鋭さに目を瞠る水澤。
「本部長。新しい気象データです。うまくすると明日の午後にも雨が……」その時、螺旋階段から降りてくる白衣の男。そちらへ歩み寄る水澤。資料に手を伸ばします。

***

「今降られるのは非常に困るなあ……」
同様の映像を、自室で見ている橘。映像だけでなく、水澤の執務室での会話も盗聴しているのでしょうかまさか。

***

衛星からの映像。雷鳴を孕んだ雲が、西日本の上にかぶさっています。

***

「――三っ!」
そして、誰に見せているのか三本指を立てた後、まだ衝撃で棒立ちのオメガの、腹を爪で突き刺すシグマ。その勢いはすさまじく、オメガの背まで一気に貫きます。シグマの手が突き出た拍子に、背後にぶしゃ、と勢い良く吹き出し落ちる緑の体液。
ごふ、嫌な音を発し崩れるオメガ。
同様の技は、オメガも駆除に使っていましたが、この状態の“虫”たちはすべて、即死していました。勝利を確信してか、
「しまった、一手早すぎた」首を振るシグマが憎らしい。指を広げ手を引き抜けば、さらに拡大した傷口から、大量の体液があふれます。
ゆっくりと倒れていくオメガ。
はるか、というように志藤の口が開き、何事か叫ぶ三崎。絶望の表情の福田、目を瞠る望。
そしてマモルは――。
「みずさわくん、……?」
おずおずと、倒れたオメガのそばへ、這いよって行くマモル。
その先に、仰向けに倒れたオメガの、身体の下からじわじわと鮮血が広がっていき、そのさらに先には仁王立ちで冷たくオメガを見下ろすシグマ。そしてそのシグマに銃口を向ける駆除班の面々。
その姿はカメラが遠のくに連れどんどん小さくなっていき、その血の色の赤さからも絶望的な俯瞰図で、以下次週――。
三崎の、前原(生前)に対する呼び方がどうも聞き取れません。ごっちゃん、とか、おっちゃん、って聞こえるのですがおっちゃんってことはないよな、と2話の感想文からは省いてしまったり。ノンちゃん、マモちゃん、フクさんみたいな単純な名前のもじりではないし、悠に対する坊ちゃまみたいな、もう一捻りした言い方なんだろうとは思うのですが。公式は駆除班での互いの呼び方とか表にしてほしいです。
同日追記。誤字を訂正したり一部文字を修飾するついでに見返してみたら別に2話から三崎のセリフを削ったりしてませんでした。
どういう仕組みになっているのかわかりませんが、アマゾン体の時は暗緑色の体液を流すアルファとオメガ。それが人間体に戻ると赤い血に変わっています。
しかし最後のオメガは、まだオメガの姿のまま、広がっていく血の海も、腹の周囲を汚すのも、赤い、人間の血。なのでいっそう死んでしまいそうな気がするのですよね。予告を見ればそんなことはないのですが。
6/10追記。11話に三崎が前原のことを、「前原のおっちゃん」と呼ぶシーンがありましたのでやっぱりおっちゃんということで訂正しました。
関連記事

style="clap"
2016.06.03 12:24 | amazonz ΑΩ | トラックバック(-) | コメント(-) |
| ホーム |