LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

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何となく今回は映画の伏線になるようなお話でしたね。
眼魔世界の王家に何があったのか。長兄アルゴスとはいかなる人物か。
そしてバグの生じたガンマイザー。
どうやらマコトとカノンの兄妹を見捨てて去ったらしいかれらの父・深海。
魂の入れ替わり。
もしかすると、ドッペルゲンガーも。


Fallen flower / Identity Photogr@phy


事件自体は非常に興味深いのですが、アリアの行動が唐突だなあとか、
「アラン様、アリア姫に起こったこと知らないんだろうなあ」とか。何か色々と,他のエピソードとうまく、感情の流れの面でつながらない印象を受けました。ガンマイザーの謎や眼魔世界の謎、すなわち「ゴースト」世界に何が起こりつつあるのか、がまったく解けていないせいかも。
そして何回も書きますが、これが「W」なら絶対篠崎が怪しい。「ゴースト」でもそうなのか、それとも「ゴースト」だから裏をかいて意外な真犯人が登場するのか。次週が楽しみです。
謎のガンマイザー

アデルの野望を阻止しないと……英雄のみんなと、力を合わせて戦うしかない。残された時間はあと、20日。

眼魔世界、地下神殿。
「力の根源を手にするとは、具体的にどうすれば良い」と、アデルマイザーに問うアデル。
「それは、意志の力――」
「意志の力だと?」
「非常に興味深い」靴音高く近づいてきたのはイゴール。振り返り、警戒するかのようにアデルと一体化するアデルマイザー。「その力とはいったい、何ですか?」

「イゴール。下がりなさい」アデルの背後から進み出るアリア。
「いいえ、たとえアリア様といえども」
「お黙りなさい!」ビンタ一閃。アカリのが優しく見えるほどのド迫力。
「きぃっ! なぜわたしばかり!」真っ赤な頬に手をやり、苛立たしげに去っていくイゴールが気の毒です。

「あなたは何を望んでいるのですか」それはただの幕間。何事もなかったかのように弟・アデルに問うアリア。
「父上が目指した、完璧な世界の実現ですよ」相も変わらず同じ回答を繰り返すアデル。
「……わたしたちがこの世界に来て、母上が亡くなり」ならばと話題を変えるアリア。「兄・アルゴスも病に倒れ、亡くなりました。父上は絶望し、その深い悲しみから完璧な世界を作ろうとなさった。向こうの世界の侵略が目的ではなかったはず。父上の想いを、忘れてはいませんか」
「わたしにしかできないことなのです。姉上。これがわたしの手に入れた力です!」
すっくと立ち上がるアデル。いつもの鉄面皮の向こうに苛立ちが見えるのは、アリアが長兄の名を出したからではないでしょうか。

たちまちアデルの身体から現れ出る10数枚のアイコン。美しく輝きながら宙に舞い、かれらの頭上に円を成します。

「これは、この世界の守護者。わたしと1つになったのです」誇らしげに告げるアデル。しかしアリアの答は、
「あなたは最早、アデルではない」。
鼻白むアデル。
「……わたしはわたしだ。これを使いわたしは、力の根源を手に入れる」
「話しても無駄なようですね」
ケープの下から持ち上げられたアリア姫の左腕には、ネクロムの腕輪がつけられています。驚き目を上げるアデルの前で、美しく輝くピンクの眼魂を装填するアリア。
「……変身」
やや動揺したもののそれを抑え、ふんと鼻で笑うアデル。武人として育ったアランすら自分の敵ではないのに、女の身で何ができると言いたげです。
「愚かな」
2枚のアイコンが頭上からネクロムの背後に降りてきて、それぞれ2体のガンマイザーとなります。
「敵対行動を確認。消去開始」
「はっ!」
近づいてくるガンマイザーたちに地を拂うように低く蹴りつけるネクロム。フードがピンクである以外アランと同じスペックのようですが(Yes, ma'amとは言いません)、装着者の体力が全く違います。引き倒され、またなぐりつけても腹に重い反撃を2発もくらうネクロム。足が止まり、身体がくの字に折れます。気を取り直して壁に手をつき、敵の鼻先を身軽に躱したものの、逆方向から蹴りつければまたも反撃で蹴り倒される。勝負になっていません。
「あああああああっ!」ならばと必殺の蹴りの動作に入るネクロム。ガンマイザーたちも気をためるような構えに入っていて、よくて相討ち必至。宙に舞い上がるネクロム。
そこへ近づいてきたイーディスが、両者の元へ進み出つつ灰色の眼魂を手に身構えます。が、かれが何かをする間もなく、回転しながら急降下してくるネクロム、そちらへ向け発射されるガンマイザーたちのエネルギー波――悲鳴とともに弾き飛ばされ、床に転がるネクロム。

阻まれましたが、アリアのキック、かっこいいです! スピニングダンスみたい。
宙でぶつかった両者のエネルギーの残滓が頭上のアイコンたちに飛び、うち2枚がそれに弾かれて落ちて合体しますが、それにはその場の誰も注意をはらいませんでした。

衝撃に変身を解かれたアリア。
「……アデル……あなたは……」その美しい姿は宙に消え去り、本体であった眼魂も、砕け散ります。
玉座にかけたまま、ただ横目だけで姉の最期を見て取るアデル。いやどうせ生身の肉体に戻るのでしょうけど。
それを睨みつけていたイーディスは、無言のまま足早に去っていきます。何をしに来たのでしょうか。


Fallen flowers / Mulberry24


先ほど癒着した2枚のアイコンは、アリアの眼魂の破片を吸い上げて回転し、無様なガンマイザーの姿となります。2体分がくっついたためか異様に横幅の広い姿。それに気づき立ち上がるアデル。
「大切な存在。だが戦う矛盾。相反する2つの感情。分析不能――。観察開始」
そう告げて消える、見知らぬガンマイザー。
「今のは何だ……?」呆然となるアデル。そして、退出していたようにみせて物陰から見守っていたイゴール。先ほど打たれたばかりの頬を指先で撫でつつ、
「非常に興味深い……」

ここでOP。アバンが入るのは久し振りですね。

本気のコスプレ

「まだ、終わらない」

大天空寺地下室。モノリスの前で、ドッペルゲンガーのことを思い出しているマコト。戦いの後の、異様な胸の痛みも。

(おれの身体に、いったい何が)

「何か気になることでもあるのか」その苦しげな顔を、覗きこむアラン。
「いや。何でもない」
マコトの答に納得がいかないのか、じっと注視しています。

上階の研究スペース。
「今のタケルの状態は、おっちゃんでもわからないんでしょ?」と話しているアカリ。「奇跡だって言ってたわ。生き返るためには、あと20日のうちに、グレートアイに頼むしかない……」
階段を降りてくるアカリに、アラン、マコトも振り返ります。
「ガンマイザーと1つになったアデルも、手に入れるって言ってた」
アカリに続き降りてきたタケル、御成、カノン。
「そんなことになったら地球の危機ですぞ」
「おっちゃん。どうすればいいんだ」
タケルが問うて初めて、そこに仙人がいると気づく御成。
ランタンを取り出し照射すれば、
「からんからんからん♪ かつ!」と高下駄を鳴らしご機嫌に歩いている仙人。

頭には冠(のてっぺんには電球)、手には薙刀。背中には紅白の仁王襷、髪はみずらに結って、一体何の仮装か、と想いましたが、下駄を履いた足にはガンホルダーが撒かれ、もう一方にはブーツに鎖。腰には2本刀と矢。いろいろな英雄のいろいろなアイテムをでたらめに身に着けているようです。

足を踏み鳴らし、
「いよいよ! このわしの本気を見せる時が来たァ!」
「本気のコスプレ?」淡淡とつっこむアカリ。
「そう。衣装選びこそ、このわしの生命じゃあっ! ……違う違う。全然そうじゃない」
「なはははははは。ふーだんの行いだなそりゃ」笑うユルセン。
「うるさい。うるさい!」
「ああちょっと!」仙人に槍で突かれて逃げ惑います。呆然と見上げている一同。

その背後から、
「御成さんちょっと、来てください。喧嘩です」
「墓参りに来た親子がやりあってんだよ」
 と呼びに来たシブヤとナリタ。またも重要ポイントは先延ばし。はぐらかしで消化不良です。

親子喧嘩

山門前。向かい合う制服姿の女子高生とスーツ姿の中年男性。親子喧嘩です。
「今日のこと! ちゃんと約束したわよね!?」
「しょうがないだろ。急な仕事なんだから。聞き分けのないことを言うな」
「パパなんてさいってえ!」
そこへ駆けつけてきた一行。
「2人とも落ち着いてください」と先頭のタケルが声をかけます。
「ああ、すいません。大丈夫です」とIDを取り出してみせる中年男性。本人の写真とともに、

警部 夏目真一郎

と記されています。
「あの、よかったら喧嘩のわけを」
「いえ。これはわたしたち親子の問題ですから」
「よく言うよ!」事態を収拾し、体裁を整えようとする父に反発する娘。「真由のことなんてどうでもいいくせに!」

その言葉に古い記憶が呼び覚まされるマコト。
カノンと2人、前を行く人物を追いながら、
「おれたちのことは、どうでもいいのか!」とその背に叫んだ幼い日。


は、と息を吐き、急な石段を駆け下りていく真由。
「おい、真由!」と窘めるような声をなげる夏目。
「相反する感情発見。観察、開始します」それを遠間から見つめている、謎のガンマイザー。

「刑事は世のため人のため、身を粉にして働く。不可思議現象を解決する我々と、似ておりますな」山門前から引き上げてくる一行。しかし、御成の慨嘆は、背後からの双色の悲鳴に遮られます。
「きゃああああっ!」
「おわああああああ!」
踵を返し駆け出す一同!

駆け下りれば階段の下で腰を抜かしている夏目、その前に立ちはだかる謎のガンマイザー。
「たすたす、助けて!」タケルたちを認めて叫び、停めてあった車の中に隠れる夏目。
「新しいガンマイザーか」目を瞠るアラン。眼魂を取り出し変身体制に入ろうとするマコトとタケル。
「ここはおれに任せて! ビリー・ザ・キッド! 変身!」進み出るタケル。たちまち伝説のガンマンの姿に変わるのを、目撃する夏目。
しかしゴーストが連射を始めると、慌てて躱し、そそくさと逃げ出していく謎のガンマイザー。
動きがコミカルで可愛いです。
「あ……? なんだあいつ」呆れるゴースト。しかし――。

「きゃあああああっ!」女子高生のような悲鳴をあげる夏目。
驚き、変身を解いたタケルらが駆けつけると、夏目はまだ車の助手席に座ったまま、ルームミラーを見上げて怯えています。覗きこむタケルたち。
「なにこれえ……」ルームミラーから目を離せない夏目。「真由が……パパになっちゃった……」
「え?」
「はい?」
異口同音に首を傾げる大天空寺一行でCM。

何度観ても仮面ライダーグミのCM素晴らしいです。先日皇后陛下がラップで歴史を勉強なさったとか話題になった時もこのCMを思い出してしまったのですが。パワフルなリズム、バレエのような静かなターン、そして爆発。この緩急ほんとに素晴らしい。

入れ替わり

「だからあ」一同と共に階段を上がり、戻ってくる夏目(中身は真由?)。「あの変な怪物が急に襲ってきてえ。で気がついたらわたしが、あっ、や、だから、真由があ。パパになっちゃってたのお!」
周囲の皆にわかってほしいとばかり躍起になって説明する、そのせわしなさや舌足らずな話し方は、先ほどタケルたちの前で体裁を取り繕おうとした夏目の物腰とはまるで違います。
「心が入れ替わったんだ」だからなのか、素直にその主張を受け入れるアカリ。「てことは、いなくなった真由ちゃんの身体には、お父さんの心が入ってるってわけね」
「はあ……やっとわかったの」と失礼な夏目(中身真由)。「アタマ、悪いんじゃないの?」
「かっちーん……!」擬態語を口にしつつ睨みつけるアカリ。
「ぷん!」と顔を背ける夏目(中身真由)。

***

「ああ……」池の畔。水面に揺れる己の姿を見つめているのは先程の謎ガンマイザー。「あああああああああああああ」
その姿が気に入らないのかなんなのか、奇声を上げせかせかとそこらじゅうを駆け回っています。
蟹っぽい。

***

「パパの姿なんかやーだー!」
大天空寺和室。鏡を覗き込み、それでも前髪をなでつけてみる夏目(中身真由)。
「もう大っ嫌い! 何が刑事よお!」
「立派な仕事だよ」かがみこむタケル。 「悪い人を捕まえて、みんなを守ってるんだ」
「だからって家族のことほったらかしにしていいわけ!?」拗ねる夏目(中身真由)。
「えっ」
「いい刑事でも、家族を犠牲にする最低のパパ!」立ち上がる夏目(中身真由)。「わかる?」
叫び、背後に立つマコトらを押しのけ居間のほうへ抜けていきます。

見送るタケルの懐から覗く、ビリー・ザ・キッド眼魂。なぜか依頼人ではなくカノンにとりつきます。
「ふふん」不敵な笑みを浮かべるガンマン・カノン。二丁水鉄砲を構え、「お前のパパ、ビリー様は気に入ったぞ」
マコトお兄ちゃん、妹が新しいコスプレしてますよ。
「ビリー・ザ・キッド?」はらはらとみまもるタケル。
「すべてを犠牲にしても自分を貫き通す勇気。おれはそういう勇気を持ったやつを尊敬するぜ?」
所在無げにネクタイに手をやる夏目(中身真由)に近づき、至近距離から笑いかけます。
「でも、すべてを犠牲にしちゃだめじゃないかな」割って入るタケル。
二丁水鉄砲を浴びせるカノン。
「お前も自分を犠牲にしてこのこを助けたじゃないか。男の中の男! 大したもんだぜ!」思わず目を閉じたタケルの肩を抱き、ぴしゃりと叩きます。
「ああ……」
「カノンがビリーに」とアラン。
「お父上殿が真由殿に」と御成。
2人顔を見合わせ、
「「ややこしい……」」

「お父さん探さないと」その中で混乱からいち早く立ち直るアカリ。傍らでマコトも頷いています。「ね、真由ちゃんの写真、ある?」
「へ?」

捜索

「この女の子、見ませんでしたか」
オレンジジュース、アイスティーとホットコーヒー。少なくとも3人が同席しているらしいテーブルで、上機嫌ではしゃいでいる少女の写真を、菓子店で差し出すアカリ。
「さあ、見てないですね」
「そうですか。ありがとうございました」アカリが頭を下げるのに合わせ、御成どころかアランまでペコリと礼をするのが可愛い。
「あっ、すぐ行きますね」
「この女の子なんですけど、どっかで見ませんでしたか」
さらに店の前を通り過ぎようとする自転車を止め、やはり話しかける御成、アカリ。

「さあ、見なかったですね」線路脇の公園。同じ写真をタケルに返す通行人。
「そうですか」一礼するカノンとマコトを後に、他の通行人に近づいていくタケル。「済みません。この子見ました?」
「知ってる?」
「知らない」
答える通行人たち。その背後で溜息をつく夏目(中身真由)。スーツのポケットからiPhoneを取り出せば、待受が先程から聞き込みに使われている真由の写真。
「はあ。これやめてほしいんですけど」

仕事と家庭

成果の上がらない捜索から引き揚げてこようとするタケルたち。
「お父さんと何で喧嘩したの」と話を戻します。
「今日は……ママの命日なの」自分自身をもてあましているように、ぶらぶらと歩く夏目(中身真由)。「夜はママの大好きだった夜景を見る約束だったのに……仕事だからって。いっつもそう。……ママの危篤の時だって来なかった」
ベンチに腰かけ目を伏せる夏目(中身真由)。
「最低」
「きっとお父さん、正義のために戦ってたんだよ」
「じゃママはどうでもいいっての?」
「そうじゃないけど……」
「タケルにはきっとわからない」背後から進み出るマコト。「だが、おれは」

泣きじゃくる妹の手を引きながら、追っていった背中。
「おれたちのことはどうでもいいのか!」叫んでも、泣いても、足を止めることすらしなかった。いつしかその背中を、睨みつけていたマコト。


「母さんが死んだ時も、あいつは来なかった! ……来てくれたのは、龍さんだった」
傍らでその顔を見あげるタケル。それを見下ろすマコト。
「だからおれは、父親は龍さんだと思っている」
「お兄ちゃん……」その背後で、泣きそうになっているカノン。
自分そっちのけで展開する愁嘆場に目を伏せる夏目(中身真由)。そして、その背後から見つめている謎のガンマイザー。

眼魔世界。地下神殿。人間世界をモニターしているアデル。
「あのガンマイザーは地上で何をしている」
「矛盾した人間の感情の検証。攻撃の傷と、あなたの姉の眼魂のかけらを取り込んでしまったため、バグが発生。感情に興味を持ったと推測。現在破損によるコントロール不能――」
つらつらと答えるアデルマイザー。バグるんかい。
意外な展開に首をひねるアデルでCMです。

2人の男

「この女の子を見ませんでした?」
「さあ」
ショッピングセンター前の舗道。聞きこみを再開しているタケルたちから一歩離れて、ふてくされたように立っている夏目(中身真由)。そこへ
「夏目さあん!」と走り寄ってくる怪しい風体の男。「こんなところにいたのかよ」
「へっ?」完全に腰が引けている夏目(中身真由)の態度をどう見たのか、
「例のアレ、もうすぐ手に入るから」と微笑み耳打ちする男。「わかったら連絡する……任せとけ! 友達だろ?」
顔をひきつらせつつも適当な愛想笑いを返す夏目(中身真由)。その背を叩いて走り去っていく男。
「パパ何であんな人と友達なわけ? もう最低!」
「何か理由があるんだよ」

「夏目!」さらに続いてスーツ姿のジライヤ中年男性が駆け寄ってきます。こちらは真由も面識がある相手らしく、
「あっ、篠崎のおじさん!」
「おじさん?」同年輩の相手に言われていぶかる篠崎。
「……え。あ、いや、その」
成り行きを見守っているタケルたちが気になったのか、しどろもどろの夏目(中身真由)の肩を抱き引き離していく篠崎。
「ちょっとこっち来い」
もちろん姿を消し、後をついていくタケルです。「W」だったらこの篠崎が怪しいんですけどね。

地下道に続く階段。
「最近おかしいぞ。おれに隠してることがあるだろ」詰め寄ってくる篠崎。
うなだれる夏目(中身真由)をしばらく観察し、
「親友のおれにも言えないことか。……お前、まさかアレじゃ」
「え? あ、アレ、って?」逆に切り返す夏目(中身真由)。
「おれたちは、指名手配中の凶悪犯、手島雄一を追い詰めるが、いつも逃げられてしまう。上の人間は情報を教えている裏切り者がいると。お前、……」
「あ、違うわ! 真由じゃない」
「当たり前だ。真由ちゃんなわけがないだろう。……お前、真由ちゃんを悲しませるようなことだけはするなよ」
失言に口を押さえる夏目(中身真由)、苦り切った表情で去っていく篠崎。

追跡

姿を表したタケルは、心配げに夏目(中身真由)に声をかけます。
「今のは?」
「篠崎のおじさんは刑事で、パパの親友。優しい人よ」
「お父さんのこと。心配してくれてたね」
「パパ一体何やってるんだろう……」ため息をつき考えこむ夏目(中身真由)。その眼前を、真由(中身夏目?)がすたすたと通り過ぎていきます。「……いた!」
猛然と突進していく夏目(中身真由)!
「え? あっ、真由ちゃん!」後を追うタケルですが来合わせた自転車に阻まれ出遅れます。

その間もまっすぐ顔を上げ、すたすたと歩んで行く真由(中身夏目?)。
「パパ!」叫びつつ追う夏目(中身真由)。「わたしよ! 真由!」
しかしその前に、またも謎のガンマイザーが現れます。
「きゃあああ!」しゃがみ込み悲鳴を上げる夏目(中身真由)。
そしてその悲鳴に振り返る真由(中身夏目?)。しかし、とくに心配したような様子も見せず、またすたすたと行ってしまいます。
「さっきのガンマイザー!」入れ替わりに追いついて来たタケル。躊躇なくムゲンゴーストへと変身します。「真由ちゃんから離れろ!」
恐怖にすくむ夏目(中身真由)。興味津々でその前に迫る謎のガンマイザー。押し出し、突き飛ばし、蹴り倒して夏目(中身真由)との距離をとるムゲン。
「うううううううう」憤りか戸惑いか、よくわかりませんが呻く謎のガンマイザー。そうすると磁力が発生するのか、左の鉤爪にゴミ箱の空き缶が、ひいてはゴミ箱自体が、吸い寄せられ吸着します。その勢いで転んでしまうガンマイザー。
「ええ?」呆然となるムゲン。その前でよろめき立ち上がりながら、またカサカサところころとぶざまに逃げていく謎のガンマイザー。
「今のは何だ……?」
変身を解こうと腰へ手をやるムゲン。そこへ横合いからの銃撃。
イゴール変身体が護衛のスペリオル、ウルティマ、各1体を連れて登場します。
「邪魔をしないでいただきたい♡」
「真由ちゃんとお父さんをもとに戻せ!」
3体相手の組手。
さらにディープスペクターが、遠間から銃撃してきます。
「タケル!」
「……せっかくだがこれで失礼する」倒れたところを助け起こそうとするスペリオル、その手を払って立ち上がるイゴール変身体。この小芝居の意味がよくわかりません。目眩ましとともに姿を消すイゴール。
「うっ! ……消えた……」



「パパ……どうして逃げるんだろう。やっぱり」銅像の有る公園。
「何か、理由があるんだよ」捨置けず夏目(中身真由)に適当な慰めを口にするタケル。
「タケル。龍さんみたいな父親ばかりじゃないんだ」と、なぜか真由側の代弁を始めるマコトと口論になりそうな展開でしたが――その時入る着信音。ポケットからiPhoneを取り出す夏目(中身真由)。
「あっ。非通知だ……もしもし?」

***

「東埠頭に13時。先に行ってるから」電話しながら油断なく周囲に目をやり、行動を起こそうとしているのは先程の怪しい男。

***

「あっ、あのう?」しかし通話はそこまで。わけがわからない。怯えつつ
「東埠頭に13時だって……」とマコト、タケルに通話の内容を報告する夏目(中身真由)。
「アカリさんたちにも連絡するね」と、自分のスマホを取り出すカノン。
「時間がない。早く行こう!」緊迫した表情のタケルでCM。

***

埠頭。
「アカリ!」アカリ、御成らと合流し、奥へ進むタケルたち。今しも出ていこうとする船の、賑やかなエンジン音や汽笛。
その中で、幽かなうめき声を耳にするタケル。
「……いてててて。ううう……」
「あれは」
振り返れば物陰から伸びる、白いコンビ靴を履いた男の足。
「みんな! 大丈夫ですか? しっかり」
皆を呼び寄せつつ、男のもとへ駆け寄って行くタケル。御成、タケルに引き起こされたのは果たして、先ほど夏目(中身真由)に話しかけてきたあの怪しい男。
「……この人」

それを他の人々の後ろからこわごわ覗き込んでいた夏目(中身真由)。何気なく目をそらすと、そこに真由(中身夏目?)が立っていることに気づきます。
「パパ!? ……まさかこれ。パパがやったんじゃあ」
無言で目をそらし、立ち去っていく真由(中身夏目?)。入れ替わりに駆け込んでくる篠崎。
「おっ!? ……つけてきたらこれか!」悔しげにつぶやきます。タケルたちを見回し、そして夏目(中身真由)を睨みつける篠崎。「夏目。お前、何をした!?」
「電話がかかってきたの。だから、ここに」
「ほんとに違うんです」タケルも弁護します。
「君たちは黙ってろ!」叫ぶ篠崎。その時近づいてきた金髪の男に目を留めます。「手島か? お前は手島雄一だな?」
「やっべ」逃げていく男。そちらを追う前に、夏目(中身真由)を再び睨みつける篠崎。「夏目。情報を漏らしていた犯人は、やはりお前だったのか!」
言い捨て、手島を追いかける篠崎。
その前へ、通せんぼするようにまた、現れる謎のガンマイザー。
「がああああああ!」
「何だ、こいつは」
「……御成」怪しい男を担ぎ出そうとしていたタケル。もう一方の脇を支えていた御成に男の体を預け、アラン、マコトとともに前へ出ていきます。「この人を頼む」
「お任せ下さい。ああ、カノン殿。お願いしてもよろしいですかな」
「はい」
男を連れだしていく御成とカノン。

混乱

揃ってガンマイザーを見据えつつ変身動作に入ろうとするタケル、アラン、マコト。
しかし一発の銃弾がそれを遮ります。振り返れば
「邪魔をするなといったでしょう」と近づいてくるイゴール。「愚か者め」
「愚か者はどっちよ!」飛び出してくるアカリ。「あんたこそ、いい加減にしなさい!」
手を振り上げるアカリ。届くはずもないのに、それだけでフラッシュバックを引き起こし、恐怖の叫びを上げるイゴール。とんだPTSDです。
「アカリはあの子と隠れていろ」放っておけず声をかけるアラン。頷くマコトとタケル。
アカリが引き下がると、イゴールも落ち着いたのか変身動作に入ります。対するタケルはムゲン進化、マコトはディープスペクターに。そしてネクロムも、パワーアップから初の変身のはず。
「「「変身」」」
イゴールの指揮で駆け出して行くスペリオルとウルティマ、迎え撃つように突進していくムゲン、ディープスペクター、ネクロム。
ただのウルティマとスペリオルにオーバースペック過ぎませんか。

戦いの喧騒から隠れ、……ていたつもりが男の悲鳴に振り返る夏目(中身真由)とアカリ。
謎のガンマイザーに追い回され逃げ惑う篠崎の悲鳴です。その背後で、じっと佇み観察している真由(中身夏目?)。
「……観察」
無表情の顔、冷たい声。わたしはここまでずっと<真由(中身夏目?)>と表記していましたが、どうやらそうではなさそうです。
そのまま謎のガンマイザーと篠崎を、直線的な動きで追っていく真由。
「パパ!」思わず、さらにその後を追う夏目(中身真由)。悲鳴を上げ続ける篠崎。
「真由ちゃん!」引き止めるアカリの声も尻目に、
「パパ、わたしよ!」とその修羅場の中へ飛び込んでいき、折悪しく目の前に現れた謎ガンマイザーを見て
「きゃああああ! きゃああああ!」と悲鳴をあげる夏目(中身真由)。
「真由?」そして驚き足を止める謎ガンマイザー(中身夏目)。

要するに、
・夏目(中身真由)と、
・あくまで観察に夢中な真由(中身は謎ガンマイザー)と、
・謎のガンマイザー(中身夏目)の
3者による玉突き入れ替わりがあの時境内で起こっていた。――ということですよね?
謎ガンマイザーのコミカルな動きや闘争心のなさ、水鏡に映った自分の姿への嘆きも納得です。

「真由ちゃん!」
しかしそうとはつゆ知らず、ただ夏目(中身真由)の悲鳴に反応してしまったムゲンゴースト。戦っていたスペリオルをうっちゃり大ジャンプ、その勢いのまま謎ガンマイザー(中身夏目)にパンチしてしまいます。
「……」かさこそと蟹のようにコンテナの影へ逃げ込んでいく謎ガンマイザー。身体が丈夫でよかった。
「パパ……」そして真由(中身謎ガンマイザー)の去った方を見つめる夏目(中身真由)。
「アカリ、真由ちゃんを頼む」戻っていこうとするムゲン。
「わかった!」

スペリオルと戦うネクロム。ウルティマと戦うディープスペクター。その中へ躍り出るイゴール変身体。お前の相手はおれだとばかり追いすがるムゲン。他の2組はシリアスな殺陣の応酬が続いていますが、イゴールときたらムゲンが少し手を振り上げただけで
「ええーっ!」と悲鳴を上げ頬を押さえて身をすくめています。完璧なPTSDです。身をすくめたところを蹴り落とすムゲンがひどい。
「使って!」
エジソン眼魂をディープスペクターに投げてよこすムゲン。
黄色いパーカをまとい、ウルティマに電撃をくらわせるディープスペクター。さすがウルティマというべきかうまく躱していますが時間の問題です。
「はっ!」修行で得た武器で、強力な銃撃をスペリオルに放つネクロム。
そしてゆっくりと階段の下まで降りていくムゲン。怯えるイゴールに張り手をかましながら、
「アラン!」と新たな武器を投げます。
「おれの生き様、見せてやる!」エジソンで大開眼の準備動作に入るディープスペクター。
自分の武器とタケルから投げ与えられた武器、2つを両手に構えたネクロム。
「心の叫びを、聞け!」
「人間の可能性は無限大だ!」そして、無限大開眼するムゲンゴースト。
「たああっ!」オメガドライブ。ウルティマの防御を突き破り蹴り崩すディープスペクター。
オメガフィニッシュ。ネクロムの2つの銃口から噴き出る強力なエネルギー波に悲鳴をあげるスペリオル。
そして
「ここ、この力……っ。悔しいが興味深い……っ。ああああっ!」
三者爆散。イゴールに至っては飛び出してきた眼魂すらも砕け散りました。生身イゴールが来るのでしょうか。

誤解

埠頭。
「パパが捜査の情報を教えてた……?」もたらされた情報に、衝撃を受ける夏目(中身真由)。
傾きかけた陽光に照らされた水面が眩く、逆光に夏目(中身真由)の横顔が翳ります。
「何が正義よ。……許せない」
「確かめもせずに決めつけちゃだめだよ」タケルの言葉は良識的ですが、思い込んだ真由の心をほぐすまでの力はありません。
「決めた」
「何を」
「こうなったら、わたしがパパの悪事を暴く!」
「えっ」

決然と歩きだしていく夏目(中身真由)。
「えっ? ……ええっ? ちょっと、あ、待って」慌ててその後を追うタケル、そして大天空寺の一行でラストです。でも「W」なら、やっぱり篠崎が犯人だと思うのです。
映画公開前のショートストーリー。

第1/4話 壮大! はじまりの世界!

「うわああ! ……ああ……」追い詰められ野山を逃げ惑う中世フランス風の軍装の男。追い詰め、斬りかかる白い仮面ライダー、ダークゴースト。
斬られたフランス兵士の姿はたちまち宙に掻き消え、1個の眼魂がそこから飛び出します。
はっしと片手で受け止め、笑う仮面ライダー。
「はっはっはっは♪」

***

「わしの蒔いた種だ」
大天空寺地下室。モノリスの前で顔を上げる仙人。
「思った以上に大きくなってしまった! 困つた。困つたぞ!」←誤字にあらず

***

玉座へ向かうマントの人影。収集した眼魂をそこに置き、
「すべての眼魂は、わたしが手に入れる」と嘯きます。一礼してそれを迎え、腕が鳴ってならぬと言いたげに、
「はっ!」
「うらあっ!」
「ふふふ♡」
 とマントの人物の言葉に反応し出て行く3人の、赤・青・黄、色とりどりのライダー。

***

「……アルゴスがすべての眼魂を……一体何を。まさか、あの眼魂を作るつもりではあるまいな!? そんなことをしたら恐ろしいことが起こるぞ!」
叫ぶ仙人。

***

その声が聴こえるはずもなく、しかし振り返り北叟笑むマントの人物――眼魔世界、前王アドニスの長子・アルゴスのアップで、to be continued!
今週もジュウオウジャーはお休み!
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2016.07.11 17:02 | ghost ゴースト | トラックバック(-) | コメント(-) |
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