LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

「何やってるんだこんな時に!」
仏系ライダー、タケルがめずらしく怒ってましたよね。現時点ではアランの身体を無断で使い、悪ふざけしているようにしか見えませんから仕方ない。御成には何か思惑があるようですが……


Doing Networking / Cea.


そしてデミアプロジェクト。いきなり昔のディストピアものみたいなことになってきましたが(人体を端末としてクラウドと接続する)、集合知すごい、ということになるのかと思ったら雑魚眼魔にして使用するとか相変わらずよくわかりません。
御成が一瞬だけ頭のいい人っぽい話し方になったのは面白かった。
誓い

……イーディス長官は、おっちゃんだった。役者は揃った。皆の力を借りて、おれは必ず生き返る。――残された時間は、あと、5日。

眼魔世界。
「わたしは、世界になる」そう言い残し、アリアの眼前で自らの眼魂を握りつぶしたアデル。これまでの例に倣い、かれの肉体を保存したカプセルが映しだされますが、そこからタンクトップ姿のアデルがめざめることもなく、ただ金色の光に包まれ――。

天井の低い部屋。頭上の光源が膨らんでいくのに、目を止めるアリア。光の中に、見慣れたものが見えます。
「あれは、アデルの肉体?」首を傾げるアリア。
やがて光の中から徐々に、白い繭があらわれ、その中には全裸のアデルが。

***

大天空寺墓所。龍の墓前に集まっている天空寺の人びと。墓石に水をかけ、清めているタケル。
「龍よ。お前の言う通りじゃった。お前の息子は、お前を超えつつある。こやつは、わしらの希望じゃ……」その背後から故人に声をかける仙人。振り返るタケル。
「違うよ。皆の思いが一つにつながった時、それが希望になるんだ。最初は父さんと五十嵐さん、おっちゃんで始めたことかもしれない。今はこんなにたくさんいる」
見回せばその通りと言いたげな人びとの顔。
「残りは、5日ですぞ」御成の心配顔。うなずき、
「ここにいる皆や、たくさんの英雄たちのおかげで、おれはこうしてここにいる。だから、おれは絶対に生き返ってみせる」
父・龍に。そして人びとに誓うタケル。その顔を真っ直ぐ見つめるアラン。そちらへ目をやり、
「アデルも、必ず」と約します。アデルとも必ずわかりあえる。昔のような兄弟の姿に戻れると。
「ああ」頷くアランが、何時にもまして凛々しく。

異変

とある住宅。夜、心配そうに階段を上がっていく主婦。
ヒロキ?」
その先にある子供部屋に声をかけます。
中では布団に籠り、紙切れにマジックで数式のようなものを書き散らしている子供。はちみつのボトルを引き寄せ、中身を吸いあげながら、今書いたものを検分します。
「……勉強もいいけど、明日も学校があるんだから……」そんな子供に、ドアを細めに開け、おずおずと窘める主婦。もっと堂々とドア開け放ち、ベッドの上ではちみつ吸うなと一喝すべきではないのでしょうか。べたべたしますよ。
そちらに向き直り、紙をつきつけるヒロキ。
「今いいところなの! これが書けるまで(起きている)!」
その不遜な態度を叱ることなく、
「ヒロキ、早く寝るのよ」とドアを閉じてしまう主婦が腰が引けています。
邪魔されたことにため息をつき、気分転換のつもりか起きだして窓外を眺めるヒロキ。不思議なメロディの歌を歌い始めると、その背後のテレビが不意に点き、テストパターンだけの画面を表示します。

夜空に響きわたる歌声――聞き入るイゴール。
「順調なようですね。アデル様も、間もなく……」

天井の低い部屋。アリアの見守る前で、繭の中のアデルは未だ眠りから覚めぬまま、OP。

***

大天空寺地下室。ディープスペクターやネクロムの眼魂を解析機にかけるアカリ。
「どう?」現れたタケルに、
「方法はあるはず。ビルズさんも頑張ってるし、あたしも負けてられない!」と明るく応じます。頷き、近づいてくるアラン・マコトに、
「ゲートが使えるようになったら」と声をかけるタケル。
「ああ。すぐ眼魔の世界に行こう」
「残りのガンマイザーはあと3体。アデルがグレートアイとつながるまえに、止めなければ」と言い添える仙人。

つながり

眼魔世界、天井の低い部屋。緊迫した空気の中、白い繭に罅が入り、光とともに現れる新しいアデル。
「イゴール!」
呼べばいつの間に戻っていたのか、進み出て跪くイゴール。その前に全裸のまま玉座につき、足を組むアデル。
「……ついに、力の根源と一つになられたのですね」
「デミアはどうなっている」
「でみあ……?」聞きとがめるアリア。みんなまるでこの人が居ないかのように振る舞いますよね。
「ご安心ください。間もなく稼働します」
「頼んだぞ。……長官?」
一礼して退出しつつ、アデルの最後の呼びかけに感激するイゴール。
「長官! いい響きです。ついにわたしの時代です。あの老いぼれ、ざまあみなさい!」

***

「ハックション!」
大天空寺地下室。くしゃみしている仙人に、構わず話しかけているタケル。
「マコト兄ちゃんのことは」
ああ、と応じかけてまたくしゃみする仙人。鼻がむずむずするのか、話しづらそうです。
「ハックション! ……おそらく、あの偽物はガンマイザーと、ディープスペクター眼魂と、ハ、密接につながっている。今、それを調べている、ところだ……」言い終えた、と思ったらタケルの顔に向けてまともにハックション! と浴びせかける仙人。
「おっちゃん……!」よだれがかかったのか顔をぬぐいつつ、タケルは抗議の声をあげます。

「おれのために……済まない」上段の研究スペースから、皆の尽力に感謝するマコト。
「マコト殿。安心召されい。アカリくんとおっちゃん殿がちゃーんとやってくれますぞ! あそうだ、拙僧も何か、お手伝いを!」
笑顔で階段を上がりつつ身を乗り出す御成。しかし、
「大丈夫よ」
「あ、要らない要らない。帰っていいよ……さっさと帰れ」
口々に断るアカリと仙人。ショックを受ける御成に、
「へっへっへ。帰っていいよ、帰っていいよおーw」尻馬にのり囃し立てるユルセン。その後頭部をぐいとつかむのはタケルの手です。
「あいた、痛……!」
「そういう気持ちが大事なんだよ」ユルセンを振り向かせ、窘めるタケル。
「タケル殿!」感激する御成もユルセンの頭を両手ではさみます。叫び声を上げるユルセン。そこへ。

「お客さんです。……不可思議現象の依頼、みたいです」と現れるカノン。

天才と奇行

大天空寺居間。心配そうな顔つきの中年の主婦の話に、
「息子さんが……天才に?」と聞き返しているタケル。
「少し前までは、ふつうの子でした。それが突然、すごく難解な数式を解くのに、夢中になり始めて」
「それは、……将来有望ですなあ」
頭がいいのはいいことじゃないか、とピンと来ない一同。
「でも。独り言が多くなって、甘いものをしきりに欲しがるように。それだけじゃないんです。奇妙な歌を、口ずさむんです」
「歌?」
「これ見てください」その時、タブレットで何ごとか検索していたシブヤが、不可思議現象に関する口コミ投稿を示します。「似たような現象が!」

Rumor posts

福ちゃん(ID省略、以下同)
さっき駅前で男の人が急に
計算式?みたいの叫びだしてびっくりした!
大声で変な歌も歌い始めるし怖かった #不可思議現象

tomo
エレベーターの壁が数式とか
計算式まみれになってる!
床とか天井にまで書いてある! #不可思議現象

タクヤ
久々に大学行ったら学食で変な歌を歌いながら問題解いてる
なんだアイツ?と思ってたらだんだん同じ歌を歌う人が集まって


「ほんとうね」頷くアカリ。「何か、共通点があるはず……」
しかしその思考を打ち破るように、勢い良く立ち上がる御成。
「こ・こ・は! 拙僧にお任せください! アカリくんは分析を続けて」さっとポーズを決めて出ていこうとします。
「御成、……なんか、気合入ってるね」
「なんの! いつも通りでございますぞ。早速ご自宅に伺っても?」
「は、はい」
「ありがとうございます! 参りましょう。ささ忙しい忙しい」
主婦を促しさっさと出ていく御成。
「御成?」あわてて後を追うタケル。
「……おれたちも行く。あとは頼んだ」そして、シブヤのタブレットを今一度覗きこむと、アカリ、カノンに言い置いて別の方向から調査を始めるマコト。

***

:ディープコネクト社社長室。ブラインドの降りた室内は薄暗く、PCに浮かび上がった<7:10:17>の数字は刻々と小さくなっていきます。何かのサービスが始まる前のカウントダウン。
それをイゴールに示し、
「間もなくリリースです」と告げるビルズ。そちらに頷き、
「わたしも仕上げにかかりましょう♪」言うや音符眼魔に姿を変えるイゴール。

***

ヒロキの家。
「あーあーあーあああああー♪」またも窓辺に向かい、朗々と歌い上げているヒロキ。パジャマ姿ですが学校は休んだのでしょうか。
「これが、その奇妙な歌?」その様を主婦とともに覗き込みながら、問うタケル。
「ヒロキ。お客さんよ」そうだと頷き、息子に声をかける主婦。歌いやめたヒロキの背後で、ぷつりと電源が落ちるテレビ。
「こんにちは、ヒロキくん」笑顔で入ってくるタケルを、
「こんにちは」と、意外に礼儀正しく迎えるヒロキ。
「サッカーが、好きなの?」床に落ちていたサッカーボールを拾い上げるタケル。
「ねえ、怒らない?」
「ああ。拙僧は、怒りませんぞ!」笑顔で応じる御成。
「フェルマーの、最終定理って知ってる?」
「ん? ん……ふぇ、ふぇるまー?」どうもタケルは勉強不得意そうですね。
「数学者のピエール・ド・フェルマーって人が残した、数学界最大の謎だったの」タケルの手からサッカーボールを取り上げ壁際に置くヒロキ。その表面にはびっしりとマジックで数式が書き込まれています。そこに貼られたサッカー選手のポスターにも、やはり数式が一面に。「……ポアンカレって人が、複素平面上の関数の研究から、モジュラー形式ってのを開発して。でも、もっともっと簡単に証明できそうなんだ!」
話についていけないまま、ただ少年を見つめるばかりの御成とタケル。
これを見ろとばかりにベッドの上掛けをヒロキがめくれば、その下のシーツいっぱいに、マジックで書かれた数式。デスクの上も、トレイの中も。
「うーん……あ、そうだ!」
小首をかしげて考えこみ、何かひらめいたらしく叫ぶヒロキ。その双眸が赤く光るのを目撃し、心配げな表情のタケルでCM。

ディケイドピンクも目立ったけどエグゼイドの紫もヒーロー大集合では目立つだろうなあ。

***

「そうか。こっちが会いに行った人も同じだ」電話に応じているマコト。
シブヤ、ナリタとともに、埠頭近くの路上に立っています。

車道のアスファルトにかがみ込み、板チョコをかじりながらせっせと数式を書き続けるいかつい男。
「すいません」
「話聞きたいんだけど」
「すいませーん」
マコトたちが口々に声をかけても、近づいてきた車がクラクションを鳴らしても、聞こえていません。

そしてある企業では、口から電子信号のような音を発して直接コピー機を操作する異様なOL。


***

「子供だけじゃないんだ……」ヒロキの家の前で、通話を終えるタケル。
「やはり、ただごとではありませんな」覗き込む御成に、
「気になることがある。さっき、ヒロキくんの目の、コンタクトレンズが光ったような気がして――」と告げます。
「えっ?」

***

大天空寺地下室。タケルと通話しているアカリ。
「わかったわ。突然天才になった人に、ある共通点があったの。みんな、デミアのβ版を使ってるみたい」

人体実験

ディープインパクト社。
屋上でヒロキらの歌声に耳を澄まし、
「おおお。素晴らしい! これこそがわたしが求めていた曲です!」と悦に入る音符眼魔/イゴール。ふと眼下を見下ろせば、横断歩道をわたって近づいてくるタケルと御成が見えます。「ん? ……またあの人たちですか。目障りですねえ!」

社長室。訪れてきたタケルと御成に、
「デミアの電子コンタクトを入れた人は、インターネットのように様々なものとつながることができる」と説明しているビルズ。「電化製品はもちろんのこと、これを入れた、他の人とも」
「それで頭が良くなるということですか! あっ、では」納得する御成。室内に置かれたデミアコンタクトの箱を手に、「拙僧も、これをつければ?」
「ですが、それはデミアの一側面に過ぎません」御成を無視してつづけるビルズ。「我々は、これが人類の未来を作るプロジェクトと考えています」
「人類の未来」顔を曇らせるタケル。「……これが悪用されているかもしれません」
「それはほんとうですか?」
「β版を使っている人達に、奇妙な現象が起こっています。たとえば、奇妙な歌を歌ったり」
「歌、ですか。そのような副作用は報告されてませんねえ」
「そうですか」
「この電子コンタクトは既に5000万個配布されています。それがリリースと同時に使用可能になります」
「リリースは」
PC画面を示すビルズ。<06:05:06>となっています。
「あと6時間後です。リリースと同時に使用されます。今からストップするのは、極めて困難と言っていいでしょう」
「安心してください、おれたちが必ず何とかします」
「もちろん!」
この時、タケルやビルズに背を向けていた御成が突然、調子を合わせるように振り返り、微笑みます。その笑顔でまたCM。

ディープインパクト社前の路上。デミアコンタクトの箱を開け、中身を指の腹にのせて目を剥く御成。
その向こうで、またアカリに電話しているタケル。
「やはり、ビルズさんのデミアに、眼魔が関わっているみたいだ」
『わかった、調べてみる! ビルズさんの夢を、絶対に悪用なんかさせない!』

アカリはすっかり心酔してますよね。ビルズがイゴールの傀儡であると知ったらどれほどショックでしょうか。

ああ、と応じ電話を切るタケル。その背後で、突如奇声をあげ走りだす御成。わけもわからない衝動にコンクリート柱に取りつくと、円周率を墨書します。数式じゃないのですか(ノ∀`)
「……御成。まさか」
「デミア使っちゃったのか」飛び出すユルセン。「お前……
頭悪いのか!?

「否。拙僧は頭が良くなったんですぞ! ああああ止まらない、3.14……」
落書きをやめさせようとして……その時、卒然と自分の声がでないことに気づくタケル。

あれ? 眼魔か?
ばんばん(射撃音)
うわっ

音が聞こえないことにも気づかず円周率を唱えていた御成は撃たれてよろけてしまいます。
そこに立つのは音符眼魔。
「……っ!」
「いつもながら目障りすぎますねあなたたちは!」
「イゴール。お前がデミアを?」
「デミア! あれは実に素晴らしいシステムです。創った人間の顔を見てみたいものです!」自画自賛を始めたかと思えばノータイムで不協和音をぶつけてくる音符眼魔! 瞬時に変身し、跳びかかる闘魂ブースト。
パンチのラッシュを浴びせれば、さらに不協和音が飛んできます。
「あっ! ……その攻撃ならこいつだ。ベートーベン!」
不協和音に対し完璧なハーモニーを示すゴーストが優雅です。

服は着た

天井の低い部屋。イゴール退出後、ようやく白い軍服――アドニスやアルゴスが着ていたような――をまとったアデルに、尋ねるアリア。
「アデル。デミアとはいったいなんです」
「人間の世界を我々の世界と同じくし、世界を一つにする……。まずは」

***

行く手に現れるドッペルゲンガー。
「!」身構えるマコト、シブヤ、ナリタ。
「マコトさん」
「あいつを倒したら」
またマコトが傷つく、と気づかうシブヤとナリタ。
「大丈夫だ。アカリと長官がきっとなんとかしてくれる!」
捨て身の開眼。ディープスペクター出現。

***

「ああっ」
完璧なハーモニーをぶつけられ、倒れて腹ばいのまま悔しげに地を打つ音符眼魔/イゴールが何だか可愛い。立ち上がると、
「うううう、忌々しい音ですねっ。もうすぐ存分にわたしの曲を聞かせてさしあげます。ふん!」と捨てぜりふを残し、姿を消します。

***

「たあっ!」
宙高くから、飛び蹴りしてくるスペクター。それを叩き落とすディープスペクター。地に転がり、マコトそっくりの姿を見せるドッペルゲンガーを、己も変身を解きつつ見守ります。
「う、……もうすぐだ。おれはお前になる……」
ドッペルゲンガーが消えると同時に、まだ手にしていたディープスペクターの眼魂が、紫の光に包まれます。
「なんだ……? うっ!」
またも胸を押さえ、苦しみ始めるマコト。

***

天井の低い部屋。
「さあ、わが力を与えよう……」
そこには確かに前回の戦いでタケルが数を3枚にまで減らしたガンマイザーのアイコン。しかしそれが見る間に、十数枚まで増えていきます。手品のような現象に目を瞠るアリア。しかもそれぞれのアイコンは、かつてアデルそっくりの姿になった時のように、今度はすべて、黒い軍服を着たマコトの姿に変わります。
「このマコトは……?」
「わたしが創ったスペクターだ」
余分のアイコンをすべて我が身に収めてしまうアデル。
それと同時に、大勢いたマコトのドッペルゲンガーたちも、1体に集約されます。
アデルの目を見返し、
「ほんとうのおれになった……」と微笑むドッペルゲンガー。

***

ほんとうのおれになった……

「今の声は?」胸の痛みにうずくまったまま、耳元で聞こえた囁きを、いぶかるマコト。
「一旦、帰りましょう?」近づいてくるシブヤとナリタ。
「ああ」かれらの肩を借り、引き上げていくマコトの後ろ姿でまたCM。

あーまーぞーん! まさひこ大きくなった!

第二形態

ヒロキの家。再び訪れてきたタケルとともに、子供部屋の戸口に立ち、ヒロキを見つめている主婦。
「ずっと、見えないだれかと話をしているんです……」
かれらの眼前ではヒロキが独りで、
「諸君。聞いてくれたまえ……声が聞こえたのに。ね、あたしにも聞こえたの……世界が、ついに一つになるんだ!」と様々な声色を使い互いに話し合っているようです。
「ヒロキくん、」なんと声をかけるべきか、戸惑うタケル。その背後から
「実に面白いね。症状が次の段階に移ったようだ」と、まるでフィリップか何かのような口調で明晰に賢げに語りつつ現れる御成。一瞬だれかと思いました。
「ヒロキはどうなってしまうんですか?」
「ヒロキくんは、デミアの電子コンタクトを使っているはずです。それを外せば、」言いかけるタケルを、
「それは不可能だ」と斬り捨てる御成。「拙僧もつけているが……さ、さ、さっきから、まるでとれないっ」
「そんな……」

***

大天空寺地下室。仙人の顔をみつめつつ、タケルとの電話に応じるアカリ。
「……デミアを人と人をネットワークでつなげるシステムとするなら。必ずそれをつなげるためのサーバーがあるはず。電子コンタクトが外れないとしたら」

***

「直接、そのサーバーを止めるしかない」決然とディープコネクト社社屋に向け進んでいくタケル。
「あ、た、タケル殿」後を追う御成。

***

アカリのそばでやり取りを聞いていたアラン。分析器からネクロムの腕輪を取り戻し、
「……わたしも行く」

***

「サーバーの在り処を探し当ててどうするつもりですか」
正面玄関から入ろうとするタケルたちに、背後からかかる声。
「じゃあ、やっぱり!」
そこに立つのはイゴール。
「ええ。デミアを利用させてもらっています。我々の崇高なる目的のためにね」頷く背後から姿を現すナイフ眼魔と青龍刀眼魔。
「お前たちの好きにはさせない!」
ムゲン変身で跳びかかってくる2体をいなし、転がすゴースト。

「流石にお強いw では、これではいかがでしょうか?」
ふとふりかえれば、背後にはデミアコンタクトをつけた人びとが呼び集められています。無表情のその額から金色の光が一筋伸び、クラウドに接続しているようなビジュアルですw
「皆さん! 大丈夫ですか。ああ、こんな」けたたましくその間をかけまわる御成。にも関わらず御成に一切の関心を払わない人びと。
「……デミアの使用者か」イゴールを睨みつけるムゲン。
「我々がデミアを利用すれば、こういうこともできます……」
ブランク眼魂を投げれば、たちまち魂を吸い込まれ、倒れてしまう人びと! そして
「だ、大丈夫ですか? ああっ」介抱しようとして御成も吸い込まれます。
「御成!」
「皆さん?」指を鳴らすイゴール。
その途端に眼魂たちが整列し、地に降りて雑魚眼魔となります。
「拙僧が? デジタルに? ああっ、違う違う違う!」
そのなかで眼魂化しても騒がしい御成。
「さあ、かかりなさい!」
一斉にムゲンへ襲いかかる雑魚眼魔たち。
「やめてください。……っ。目を覚まして。やめるんだ!」困惑し手を出せないムゲン。「このままじゃ……」

「大丈夫かタケル!」そこへ飛び込んでくるアラン。かれが無辜の人々を攻撃してはたいへんと慌てるムゲン。
「アラン、この人たちは」
「わかっている。我々の世界と同じなら、眼魂を破壊すれば、魂は身体に戻るはずだ。変身!」
出現したネクロムは、襲いかかる雑魚を手早く倒し、消え残った眼魂を叩きつけます。そこから解放された魂が、後方に倒れたままの身体の一つに飛び込んでいき、はっと気づいたように起き上がる人影。
それを見て取り、安心するムゲン。
「そうか。それなら!」
一気に2体倒し、2つの眼魂を砕きます。起き上がり、目の前の怪人の姿に怯え逃げていく人びと。
「行くよ、アラン」
「ああ!」
デストロイ。ネクロムの光線を受け弱体化した眼魔たちに、ムゲンの飛び蹴り。瞬殺です。

デジタル御成

「……まあ、いいでしょう」敗北にもめげずうそぶくイゴール。「もうあなたがたは、計画を止めることはできないのですから」
ゲートを描き、その向こうへ姿を消します。
「待て!」追いつけなかったムゲン。「……必ず止めてみせる。御成も、すぐに身体に戻してあげる」
「タケル殿、あの」その眼前へ、もじもじと飛んでくる御成眼魂。しかし、その魂を解放してやろうと打ちかかるムゲンの手を、ひょいひょいと避けるのです。戸惑うムゲン。「え? ……え?」
「拙僧は、もう少し眼魂の姿で!」
「どうして」

カメラはその向こうで独り変身を解くアランに向けられています。

「眼魂であればーっ。……にょっ!」言うなりそのアランの胸へ飛び込む御成眼魂! たちまちアランの身体が乗っ取られます。
「こういうこともできるんじゃないかと! ぷうっ!」
「あっ。御成?」
変身を解いたタケルの両肩に、手を置くアラン(中身御成)。
「拙僧でございますぞ、タケル殿w」
「御成が? アランの中に!? 何やってるんだこんな時に!」
端正なアランの姿のまま、いつものおどけた身振り、表情を見せる御成。
「いずれわかりましょうぞ。ふううーん♪」
めずらしく苦虫を噛み潰したような表情になるタケル。

「デミア、まもなくリリースです!」
その時、傍らのビルの壁面に取りつけられたスクリーン上に、カウントダウンの数字とともに、デミア電子コンタクトの写真が映し出されます。
「とにかく、早くビルズさんに会って止めないと」決意のタケルで終わりです。
映画は昨日8/6封切りとあって、1分間予告はおしまい。特別コーナーとして、トレーラーと来場プレゼントのアピールでした。

「おれの眼魂を盗ったのは、お前たちだ!」
「兄上。あなたは死んだはずじゃ――」
「こいつは父親なんかじゃ」
「英雄たちには、新しい世界のために犠牲になっていただく」
「何!? おれは、みんなを連れて帰らなきゃいけないんだ! おれは後悔しない、たとえおれが消えても……」


アランはアルゴスに可愛がられていたような描写がありましたよね。一方相変わらずあんなの父親じゃないと大悟に反発するマコト。この人達の人間関係が映画でどう変わっていくのか楽しみです。
それと、エグゼイドがお披露目のはずなので楽しみです。いやアメトークのほうが早かったけど。
今週の黄泉還り。ゴーストか、と思うような不可思議現象でしたね。そして安定のみっちゃん。
「……大人だ」
美しいままの母、今は亡き母と、語らう大和。二度の喪失から怒りに燃え復帰してくる下りが切ないながら、「記憶を読み取る」特殊技能を戦闘に使う発想がまたいいなあ。そしてなんだ来週。
8/8追記。シブヤのタブレットの内容と字幕部分を追加。ついでに間違っていた部分を改めました。
関連記事

style="clap"
2016.08.07 11:46 | ghost ゴースト | トラックバック(-) | コメント(-) |
| ホーム |