LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

そんなわけで観てきました。
今日8月7日はスーパー墓参りタイムだなあと思ったら映画でも精霊流し。夏休みというよりお盆意識してますね。


Peacock / garyullah


さて「ゴースト」のテレビシリーズが例年に比べるとどうも大きいお友達人気が低いようだなとはわたしも感じているのですが、今回の映画は良くも悪くもテレビの「ゴースト」をそのまま映画化した、という印象です。サプライズはありません。テレビの「ゴースト」が嫌いな方にはおすすめしがたい。逆にお好きな方にはぜひおすすめしたい。
折りたたみ以降は感想文。同時上映の「劇場版動物戦隊ジュウオウジャー ドキドキサーカスパニック!」も一緒に書いてます。

はじめは枠付。戦隊はシリーズ40作、ライダーは生誕45周年。その歴史をさらっとおさらいしつつ、綿々と続く正義の系譜に連なる者として、ジュウオウジャー、ゴーストを紹介します。
「この映画を、舐めるなよ!」

ジュウオウジャー

……という惹句の通り、まずはジュウオウジャーからスタート。
例によって30分でうまくまとまったお話ですが、今回は枠付の通り記念作品であるので、大和たちの家やサーカステントの控室と、小道具として過去作を想起させるものがあちこち散りばめられています。さっと観ると気づかないかも。
というかわたしはラストのダンスで、やっと
「ああ、小道具!」と気づいた迂闊者です。わたしのようにならないために、未見の方はぜひ小道具に注意してみてください。

いきなりの大苦戦で幕があがるジュウオウジャー。仲間たちを敵に奪われ、一敗地にまみれ、ではなく独り川に叩き落とされたジュウオウイーグル/大和。岸辺で釣りをしていた操の釣り針にかかり、救出されます。
「いったいどうしたんだ?」
「実は……」
ジュウマンばかりの一座によるファンタジックなサーカスショーに、心おどらせるジュウオウジャー。離れ業の連続もさることながら、懐かしい故郷の風景を見せられ陶然となります。
「まだこんなにジュウマンがいたんだ♪」歓声をあげるレオ、アム。見所満載の内容に唸るタスクとセラ。
それだけなら楽しい休日で終わったはずなのに。

今回の敵がまた強敵すぎで笑えるほどです。恒星を輪にして火の輪くぐりするとかそんなの相手にどう勝てと? と思う次第ですが、子供たちの救出と仲間たちの奪還のため、独り挑む大和の、ぼろぼろの戦い。
ここの熱さには燃えますし、恐怖に怯えながらも必死に励まし合い、ジュウオウジャーに声援を送る子供たちの勇気にめろめろになります。ヒーローショーさながらの展開ではないですか。

またサーカス、という要素が良くて、もうあの大テント見ただけでワクワクしますし、人間に擬態できないジュウマンたちが身を寄せあって生きる舞台、人間の目をごまかすカムフラージュとして、有効だと納得もします。
寄る辺ない旅の一座としての物悲しさもありますし、文字通りのサーカスアクションも美しく、予告にもあった宇宙船からの大ジャンプ、ジュウオウジャーそれぞれの空中姿勢が素晴らしくて何度でも観たい。
何よりも黄色い人の足に絡め取られたい!
100人のエキストラの方々は、要は大テントの客席を埋め尽くす観客なのですが、ラストのダンスまで大活躍。とても楽しい映画でした。
操がまだ、大和にしか絡んでないのが惜しかったかな? 本編ではタスクになじんでいるのに、ここでは少しよそよそしかった。撮影の順番からするとしかたないのでしょうが。

ゴースト

そのまま東映マークがもう一度出て、楽しいお誕生日風景からスタート。
夜の公園(に見えますがレストランのテラス席なのかも)。
カノンのお誕生日なのにゴースト&スペクター&ネクロムのケーキというのは誰のオーダーなのでしょうか。
夜空の下、ごちそうやケーキに舌鼓をうつ一同。それを微笑ましく見ながら、ふと席を立つタケル。死んでしまったタケルには、皆と一緒に食事をすることができません。
「また食べられるよ。ちゃんと生き返って、一緒にご飯を食べよう? ……約束」タケルの傍らまで来て、声をかけるアカリ。指切りするシーンがくすぐったい。
タケルの最期まで、ほぼ秒読みの段階とはいえ、まだ希望を捨てていない、大天空寺の面々のかけがえのない日常。

しかし、突如起こった周囲の喧騒に顔を上げるタケル。夜空が奇妙な虹色の光に覆われ、そこから湧き出てきたかのように、それぞれにイグアナを駆る異形――ダークネクロムが、天より3体も現れたのです。いつもの眼魔のやり口とは異なる現象に、戸惑いつつも前へ出るタケル、マコト、アラン。ダークネクロムたちが大きく散開するのでゴースト、スペクター、ネクロムもバラバラにされてしまいます。

「あんたがアラン様ですか」

したたかに打ちのめされ、英雄眼魂を奪われたアラン。そうはさせじと、去っていく相手のイグアナにしがみつき、ともに天上の虹色の光の中へと消えていきます。
同様にマコトも、タケルも。そして成り行きを見ていたユルセン、カノン、御成とアカリらも、やはり空へ。というか、ぶっちゃけ予告されていた不思議な巨大眼魂の中の世界へ。
ねじねじの塔が立つそこは、英雄たちの魂が解放された「英雄村」だったのです――。

今回対象年齢をぐっと引き下げてきているのか、ストーリーは非常に単純。戦隊物を観ているような気になるほどです。
なので見どころは第一に、やはりアクション。特に

・すごい親子喧嘩
・すごい兄弟喧嘩
・すごい師弟対決

の三連発が好きでした。わたしはここのところアラン様のファンなので、
「残念だ、兄上」の台詞にぞくぞくしました。
すごい親子喧嘩の舞台となる浜辺(伊豆の竜宮公園二穴洞窟)は、以前は戦隊映画のロケ地でよく登場するところだったのですがここのところなかったので、久しぶりに見られたのもうれしかったところ。
もちろんアルゴス対タケルのラストも絢爛豪華な映像となっています。
あと、英雄のキャラが立ってます。平田裕香さんの卑弥呼が強い。唐橋充さんの武蔵は線が細い印象ですが渋く画面を引き締めます。石川五右衛門の阿見201さんは役柄ぴったりに派手で陽気。ロビンフッドの小松直樹さんはテクニカルな射撃で敵を圧倒します。
ダークネクロム勢では高山侑子さんが悪女の魅力たっぷりで、こちらも強い。変身ポーズがウィザード風(ヒー! ヒー! ヒー! と言いたい)なのもうれしい。

不満だったのは、英雄眼魂を奪われたタケルがいつまでも闘魂ブーストで戦い続けたことで、既にムゲンに変身できることはわかってるんだから最初の英雄村の段階からそれ出しときゃいいじゃないか、とどうしても思ってしまうところ。一度目負けた、しかし二度目は勝った、というセオリー通りの展開に、そのせいで疑問を持ってしまいます。
ラストのタケルは文字通り決死の覚悟だったのに、よくわからない理屈で還ってくるのもどうかと思いましたが(何しろ人前です)それよりもムゲン。
あと、詳しくは書きませんが仙人はほんとにろくなことをしない。
わたしのなかで鴻上会長と同レベルになりました。

逆にストーリー上良かったところは、死んだタケルの亡骸はどこに? という番組初期からの疑問に応えてくれた点。テレビとパラレルじゃないようなので、ほんとうの復活の時はどういう理屈になるんだろうと思うわけですが。

エグゼイド

恒例、新ライダーのお披露目は、雑魚眼魔の大軍に襲われたタケルたち、英雄たちを救うエグゼイド。
「ここはおれに任せて!」と軽快に躍り込んでくるのですが、そのビジュアルに思わずぼーっと見入ってしまうタケルたちは、
「……早く行けって。先を急ぐんだろ?」とエグゼイドに呆れられてしまいます。
3Dなのにストリートファイター風なのはどうかな、とか、対戦中にコイン取るのか? とか、いろいろなことを思いましたがだいたいわかった。先日の「アメトーク」で見た第一形態でなくてほっとしました。新番組も楽しみです!
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2016.08.07 23:47 | ghost ゴースト | トラックバック(-) | コメント(-) |
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