LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

Thank you very much, ladies and gentlemen. Right now, I got to tell you about -- the fabulous, most groovy, Bellbottoms!



クールな予告に心惹かれ、思わず仕事帰りに観てきました!
なんというか、環境ムービーとして居間で流しっぱなしにしたいような映画。
冒頭いきなりのカースタントと「ベルボトムズ」、そしてコーヒーを買ってドクのアジトに戻るベイビーの軽やかな足取りと「ハーレム・シャッフル」。もうここまででかなりの大満足。スバルWRXにあれほどのポテンシャルがあるとは。シボレーも三菱ギャランもすごいとこ登っていきます。
カーアクション好きな人は絶対に観るべき。
音楽やミュージカル好きも是非。最高に気持ちいい映画です。
BABY

主人公ベイビーは音楽好きを通り越し、No music, no life. の体現者。堪能というよりは耽溺。
いつも音楽を手放せず、iPodを聞きながら時に演奏者のように指先が動き、時に歌手のように歌い踊り、それは耳の聞こえない養父(ステレオに指を触れてベイビーと一緒に楽しんでくれる)のために音楽を“見せて”いるようでもある。
聞くだけではなく、他人との会話を録音してはそれを素材にオリジナルの曲を編集したりもする。
ダイナーのウェイトレスに恋をしたきっかけは彼女の歌声だし、互いの名前をテーマにした曲の話題で親しくなった後はiPodのイヤフォンを片耳ずつ分けあう2人が甘酸っぱい。
音楽はまた、歌手だった母を思い出すよすがでもあり、事故の後遺症を癒やしかれを何とかまともに動かすための薬でもあり――。
天才的なドライビングテクニックを買われ、銀行強盗を指揮するドクからは
「お前がいれば失敗はない。お前はわたしのお守りのようなもの」とまで評価されている(ちょっと「D-live!!」っぽい)かれの生活は、何もかもすべてが音楽に変換されていきます。

この素晴らしいアイディアを見事なまでに表現する素晴らしい編集(銃撃戦ですらリズムにぴったり)と、素晴らしいカースタント。

これだけで映画館の大画面で観るだけの価値があります。

ただ、ストーリーはあまり心に残りません。
わかりやすい破綻者であるバッツはともかく、ドクもバディもダーリンも、可愛いベイビーのことを気に入っていたんじゃないのかなとか、ドクはあの時ベイビーが一言言えば郵便局襲撃も(銀行強盗に比べると響きが牧歌的)一旦中止していたんじゃないのかなとか、なんかもうちょっとやりようがあったんじゃないの? と言いたくなるくらい、わかりやすい破滅に自ら突き進んでいくベイビー。
そこには両親の事故のトラウマがあったのかもしれないのですが。
でも可愛いし、心も優しいのでみんなが庇ってくれてハッピーエンド、みたいな。
やっぱり男は可愛さですよ、みたいな。

関係ないけどバディ&ダーリンお勧めのお店、Bacchanaliaの店名は、酒神バッカスの祭りという意味らしく、名前からして高級店っぽい感じですね。

小ネタ
・車から降りてコーヒーを買うベイビーに、「スバルにあの長身が収まっていたとは!」とびっくりしました。勝手に背の低い人だと思っていた。
・ところどころ「モンスターズ・インク」や「ファイト・クラブ」のセリフが引用されていて、サンプリングで自ら曲を作るベイビーの趣味とも一致しています。
9/5追記。可愛いパンフを買っていたので表紙写真を貼りました。あと、スズキスズキ言ってたけどスバルなので訂正。
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2017.09.03 23:38 | dvd box 観たらめも | トラックバック(-) | コメント(-) |
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