LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。


fall flowers / Mark Bonica


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退院しました。杖をつかずに歩き回れるというのはほんとうに快適です。
まだ傷口が痛くはあるので、よちよち歩きですし長距離いけるかどうかもわかりませんが、さっそくスーパーまで買い物に行ったらもう途中の銀木犀が満開になっていました。
今後はお風呂も普通でいいとのことで幸せです。
再入院の経過

記録とってないのでもう曜日や日付が曖昧になっているのですが、

・11/2 入院&手術&点滴で抗生剤投与
・11/3 朝食前に採血 午後、別のドクターが消毒の際、「血液検査の結果は良好」と話す
    点滴で抗生剤投与 痛みはこの時点で5段階評価で「1と0の間」レベル
    腫れも大幅にひいている
・11/4 抗生剤は飲み薬になる(基本自己管理・食後1日3回)
・11/5 シャンプーしてもらった!
    11/6の予定を1件キャンセル
・11/6 再度傷口の消毒実施、別のドクター「だいぶいいですね。退院したい?」と
    とうとう包帯すらなく傷口に傷テープ貼ってるだけになり普通のサンダルが履ける
    歯医者さんの予約キャンセル
・11/7 朝食前に採血 午後、別のドクターが「感染の疑いはまったくなくなった」と
    血液検査結果も見せてくれる
・11/8 午前中レントゲン撮影(早く退院できるよう別のドクターが手配してくれた模様)
・11/9 朝食前に採血 午後主治医により消毒&抜糸
    退院おっけー就労おっけー入浴おっけー
    その足で借りていた松葉杖もリハビリ室へ返却
    退院

という感じで、↑で「別のドクター」と失礼な呼び方をしている方がいろいろ配慮してくださったのですが、それでも大きな病院なのでスピーディーには進まずもどかしかったです。
見ただけで明らかに腫れの収まった週末から、週が改まった11/5-8まで、ほんとに今日退院か明日退院かと毎日やきもきしており、そのさなかに職場から
「いつ退院?」と電話があっても
「こっちが知りたいですよ」と口には出さないまでも、いらっとくるのは抑えられず。

主治医自身も手術時には
「入院は1週間かからないくらいかな」と言われていたので長引いても月・火くらいには出られたんじゃないかと素人判断では思うわけです。別のドクターのお話もそんな感じでしたし。
……なのに、直後主治医がどこかの研修に入ってしまって病院に出てこなくなり、そうなると病院的には退院の可否が判断できないらしいのです。
まあ自己管理でこじれさせるリスクを思えば、抜糸まで病院で管理しちゃえと思われたのかもしれません。
この1週間退屈でしたが、上記のような要らないストレスを抱えた以外はごろごろしまくったおかげで、元気だけはありあまっています。

おばあさんだらけ

図らずも長引いた入院生活でしたが、印象的だったのは周囲がお年寄りだらけだったことです。前回はそうでもなかったのでたまたまなのでしょうが。
大部屋にはベッドが4つ入っていて、基本カーテンでしきられているので物音が聞こえる範囲で判断すると、同室は大手術をしてたいへんそうだった方が1人、回復期らしい元気な方が1人、あとはかなりの年配で、大腿部骨折のため長引きそうな方が1人。

この最後のお年寄り(仮にAさんとします)が一番印象的で、1日中カーテン越しに、誰にともなく大きな声で語りかけているのです。カーテンを開けて、お話ししましょうと。自分は足が悪く動けないからどうぞ立ち寄って欲しいと。

わたしも以前に一度だけ入院した病院は、着替えや睡眠時以外はカーテン全開だった憶えがあります。たまたま同室の患者が全員同じくらいの年で、深刻な状況の人は1人もおらず、元気をもてあまして、まるで女子校のように1日じゅう楽しいおしゃべりで過ごしました。
Aさんが希望しているのはそういうことかなとも思いましたが、全員寝たきりで、なおかつ手術後でうんうん唸ってる人もいるこの病室でそれは無理……と戸惑っていたらすぐ回復期にあるBさんが
「わたしも怪我で立てないのですがそれでよろしければこのままお話ししましょう」とカーテン越しのまま自己紹介をはじめたので、ああ相手をしてくれる人がいてよかった、と思いました。

が、Aさんはどうも、そもそも自分が入院しているということからもうわかっていない(話し相手をしてくれたBさんについても「近所にお住まいの奥さん」と認識していた)ようで、
「話したい、聞きたい」という欲求が起こるとすぐ「ヘルパーさん」「ご近所の奥さん」を呼び立てるわけです。
が、当然ヘルパーさんなどいないし、いつもそばにいる同室の患者は、例えばわたしは退屈の余りゲームをしたり映画を見たりしていましたし、Bさんたちも来客のない折はテレビなどを見られていたようです。病院では、音の出る娯楽の際はイヤフォンを利用することが奨励されていましたので、そういう時、いきなり何か言われてもAさんの声に気づきません。自然と無視してしまうかっこうになり、でもそれは呼んでいるAさんからすると苛々することではあるわけです。

患者に用のあるナースや病院スタッフ、面会人などはカーテンを開けて入ってくるので、それを見てこちらもイヤフォンを外し、会話するのですが、そういう時、周囲の声を聞きつけて自分のところに客が来たと思うのか、
「どうぞ遠慮なく入ってください。聞きたいことがあるんです。……もうどこか行ってしまわれましたか」というAさんの声がその都度カーテンの向こうから聞こえてくるので、なんともいえない切ない気持ちになったりしました。

ちなみにナースなどのスタッフは、わたしの見る限りではそんな時、
「今こちらで用を務めているから少し待ってね」と声をかけ、後から
「どうしたの」とAさんのベッドに立ち寄ってしばらく話し相手をしていましたが、忙しいドクターは用が済むとすぐ出ていってしまいますし、他の患者に面会に来た外部の方は当然対応しません。また、ナースにしても深夜などはどうしても、まず静かにさせようというところから入ってしまうので、逆にAさんと言い争いになってしまっていることもありました。

「ヘルパーさん」を呼ぶのと、わたしが杖をついて外から病室に戻ってきたのがちょうど同時だったことがあり、そのときには
「ベッドから落としたものを拾ってほしい」という用件だったのでわたしが立ち寄って拾ってあげましたが、介護してほしい、トイレに行きたいなど同じ患者の身では手の出せない用件のこともあります。でも、気がつけばいろいろな人が
「そんなときはナースコールすれば看護師さんが来ますよ」とその都度教えているのに、実行はされません。

・使用法を憶えていられないのか、
・家族とかご近所とかのように声をかければ打てば響くように
 「なあに」と返ってくるおつきあいを望んでいるのか、
・看護師や医師をわざわざ呼ぶのは申し訳ないと思うのか、

理由はわかりません。
だいたいのスタッフは、Aさんをなつっこい、可愛らしいおばあさんと思っていたようで愛想よく相手をしていたものの、逆に言えばそうやって声をあげなければ誰も来てくれないし、急病人の対応などでその余裕がないときは誰もAさんの相手ができないわけなので、そういう声を聞くたびに何とも言えない気持ちになりました。

わたしが退院する2日前、この日はBさんら同室のお年寄りが2人、退院されたのですが、ベッドの開いたところに、今度はさらに年配の、難聴気味の患者さんが入ってきました。
この新しい患者さんについては賑やかになったなあ(本人もスタッフも大声で会話している)としか思っていなかったのですが、病院側がなぜかこの時だけわたしに配慮して
「難聴の方が入られてだいぶ騒がしいので、北側の病室に移られたら? ここより静かです」と手配してくださり、それ以上Aさんの声は聞かずに済むことになりました。

ちなみに手術直後でずっと唸っていたほうのおばあさんは、その後急速に元気になり、上記の退院時には事前にナースに頼んで予約してもらっていた美容院に行ったりして、おしゃれさんでした。

労災手続きにミス

ちなみに、その④-2で知ったかぶって労災事故の際の手続きとか支払いとか書いていましたが、わたしのケースではぜんぜんできていなかったことが、退院後明らかになりました。

その2日前の11/7、勤務先の課長、及び労務担当者からそれぞれ携帯に電話がかかってきたのですが、この時の用件は両者とも
「診断書をもらってきて。労災の時には全治何ヶ月とか、何月何日から就労に復帰していいという、ちゃんと完治しましたという証明が必要だから」という内容でした。が、この病院は前回の入院の時、診断書の申請から実際に発行してもらえる前に1カ月かかったという前科があるので、
「提出がまた遅れると思いますが」と納期を確認しようとしたのですが、最初にかけてきた課長は
「うんまあよろしく。退院したら労災担当者と話して!」と適当な返事だったのです。さらに、労災担当者から電話があった際には、
「さっき○○課長からお電話ありましたよ」と言ったところ、
「あ、大変なときに入れ代わり立ち代わり電話してごめんね。同じ件だから」と早々に切れてしまいました。

・復帰の日自体は前回の入院時、診断書を発行してもらったものと
 変わらないのになぜ今頃そんなことを言うのか?

という疑問はありましたが、いずれにしても主治医と会ってからの話なのでまあいいかとその場では流してしまいました。
流したわたしも悪かった……

この話を退院時、主治医に伝えたところ、ドクターは
「完治という判断はまだできないからそういうことなら来月ね。仕事は11/12から大丈夫だよ」ということで、その場での診断書はなし。これを自宅に帰って職場への退院の報告時、伝えたところ、労務担当者は
「診断書はともかく就労許可書もないのか」と言い出しました。
しかしその就労許可書についてはわたしは初耳で病院には何も伝えていません。再度直接出向くしかありませんが、地元から病院までは、郡部から県庁所在地へ行くような距離感なので、退院そうそう面倒だなという気持ちも否めませんでした。それが声に出たのかもしれませんが、
「じゃあ明日にでも病院に行って手続きをしてきますが、その場でもらえるとは限りません。郵送でしばらくかかる可能性がありますが」とまた、期限を確認しようとしたところで相手は
「申し訳ないけど必要なのよ」と“ゴネる社員を説得”モードに。
しかも悪いことにその声を聞きつけたらしき労務部の上司が電話を代わり、就労許可書の必要性からわたしに説いて聞かせ始めるのですが、それがまた、

「makiさんは復帰したいと希望していますか?」

 というところからでたいへん回りくどかった(希望していても、医師の文書での許可がないと、働けないことになっているんですと続き、さらに詳しい文書の内容例を列挙していた)ので
「別に復帰は希望していません。この電話で辞めたくなりました」と言いたくなるのを抑えつつ、
「提出しないと言っているのではなく、明日病院まで発行の依頼に行くのですが、この病院は文書の発行に時間がかかるのでいつまでに必要かとお聞きしているんです。文書の必要性はもう伺っています」と途中で割って入ると、
「ああそうですか、色々な人間が同じことをお話しして申し訳ありません」と噛み合わないことを言って引き下がられ、結局いつまでに必要かはわからずじまいでした。

前職では納期のない仕事はしなくていい仕事、とまで言われていたのですが今の職場はこういうことがとても多くて、そのくせ相手の気分で
「まだなの!?」と急かされるので困ります。スケジューリングのしようがありません。

・そもそも本当に職場復帰までに必要なのだったら、なぜ9月の段階で言わないのか?

とも思います。

もう1点、この労務担当者がやりそこなっていたことがありました。
会計時、計算書を持ってきた事務スタッフの方が、困ったような顔をして
「お願いしておりました書類はお持ちでしょうか……?」と言われたのですがこれは「車に轢かれた話 その②」で書いているように、9/22頃職場に発行を依頼していたもののことだったのです。しかし、「同 その④-2」に

この他、わたしの場合は入院した病院(救命センター)と、その後の治療を継続する病院(外来センター)が、同じ○○会のなかでも組織的には別となっていたため、

・様式第16号の3 医療機関変更届(最初にかかった医療機関向け)
・様式第16号の4 医療機関変更届(転院先向け)

という書類も必要になります。これは「その①」「その②」でも少しふれていますが入院後早々に会社に依頼しているため、既に直接病院へ送付済のはず。たぶん。

と書いていたように、自分ではとっくに済んでいたものと思っていました。10月に入って職場ともろもろの書類をやりとりしたときにも何も言われませんでした。
しかし上記の書類は、本人が直接、医療機関に提出すべきものだったようで、また、「同 その⑤」で
「労災病院だから立て替え払いしなくてもいいのに」と病院側が言っていたというのも、
「この書類を早々に提出してくれていればそもそもの支払いが発生しなかったのに」という意味だったようです。労務担当者はそれを、
「makiが労災ということを言わず勝手に支払ったから」と解釈していたようなのですが。

せめて10月の段階で発行してくれていたらその後の医療費は発生しなかったし、それまでの払い戻しだって週に1度の通院のついでに受けられていたし、遅くともこの2回めの入院中に病室あてにでも郵送してくれていれば、入院中に処理することもできました。しかし、そのいずれでもなく、
「退院したら教えて」と言われて入院費を支払い、自宅から電話したら
「実は改めて職場で発行された書類を持って、直接病院へ提出しに行ってほしいんだけど」と言われるこの段取りの悪さ。うちは社員数だけは多くそのなかで社用車を使う者も多く、労災事故を処理するのが初めてとは思えないのですが、いつもこんな調子なんでしょうか。

いずれも小さなミスだし、もともと快気祝いを買いに街まで行かなきゃと思っていたのでついでにやっつければいいといえばいい……のですが、生来噛み合わない会話とか、無駄な作業とか、段取りの悪さとか、そういうものを発生させる人というのが苦手な性質なので、その直前まで自分の部署の人と
「ご迷惑かけて。いついつから出ますので」
「待ってたよ! 辛い時は○○さん(わたしのお休み中出てくれていた人)に代わってもらえるよう頼んであるから無理せず言ってね」
 などと話して弾んだ勤労意欲が一気に下がってしまいました。
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2017.11.09 23:48 | diary 優雅に生きたいけどだめ | トラックバック(-) | コメント(-) |
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