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LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

めずらしく初日から観られました!
前回、あまりといえばあんまりなところで終わって以来の生殺し状態だったので……映画館にはカイロ・レンのコスプレした人がいて希望者には撮影に応じてくれていたり、妙に豪華な特別版パンフが山と積まれていたり(もちろんグッズはもっと積まれていた)、盛り上がりは感じました。

わたしはスター・ウォーズはまともに見たのが「Episode 4」と前回の「7」くらいなものなのですが、本作は「4」・「5」・「6」辺りを観ているオールドファンこそ楽しめるんじゃないかと思える仕上がりです。
前回のヒキから予想される通り、レジェンドが降臨しますし、若き日のレーア姫のホログラムもありますし、チューバッカの操縦するファルコン号は胸のすくような大活躍。巨大な機構の隙間を縦になり横になりしながら超高速ですり抜ける迫力ある映像は「4」の冒頭シーンを思い出しました。
山あり谷あり、コミカルなシーンと戦いの悲劇(あのシーン無音なのはずるい)がないまぜになり、少なからぬ犠牲を出しつつも次代に希望を残すラスト。最近の映画としては結構長めだったのですが、そんな風には感じませんでした。

動画は今回SNSなどの反応から、「メンタル弱い」と人気の高いカイロ・レンさんが、部下の気持ちを知ろうと扮装してファーストオーダー作業者層に潜り込むお話。
親を求める子どもたち

まず、レンとレイの、互いの“運命の人”っぷりがすごい。
伸ばされた手と手が触れ、握り合う映像では前前前世が流れてくるかと思いました。
ジェダイとしての資質はそれぞれ、“師”ルーク・スカイウォーカーに
「これほどの原石……」 と言わしめるレベル。たぶんポテンシャルはほぼ互角。
親に、師に捨てられたという絶望と孤独、理解者を希求する想いも共通点としてあげられ、そのため、互いに
「自分だけが相手を理解できる」
「この相手なら真に自分を解ってくれるのでは」
 と直感している。恋愛っぽいというより背中合わせの共闘に、
「うおおおおおお!」となる感じですけど、これもある種運命の人なんだろうと思います。支配者側に籍を置くレン、レジスタンスを志すレイ、双方がそれぞれ
「こっちに来い」と相手をかき口説くのでわりと最後の方まで
「どうなっちゃうの?」と思って観てました。
レンが捨てられた仔犬の目をするところが――何度か出てくるのですが――印象的です。

殺陣が時代劇

いやジェダイのライトセーバーの使い方は全員相変わらず、独特の腰の高い(腰が入ってないともいう)、舞踊みたいなあれなのですが、傾いた赤い陽を背景に一対一の決闘とか、ファーストオーダー艦での乱闘時、エリート・プレトリアン・ガード(赤いやつ)が鎖鎌かと思わせる武器を振り回しつつじりじりにじり寄ったり、苦無を両手に変則的な動きをしたりで、どうも構図的に時代劇を観ているような気分になりました。
昔、
「ジェダイという語は時代劇からとった」とか、
「ルーク・スカイウォーカーの衣装は柔道着のイメージ」とか、
その手の噂が聞かれましたが案外前者はほんとうだったのかも?
赤い岩塩のイメージはうまい設定だと思います。

フィンとレイを深掘り

前回共闘したフィンとレイは、今回は別々の役割を担っています。

ついに巡り会えたルーク・スカイウォーカーに対し、教えを受けたい、レーアとともにレジスタンスに加わって欲しいと説得を始めるレイのお話がもちろん主軸なのですが、ほぼ並行して描かれるレジスタンス側の物語、とくにフィンの冒険にもかなりの尺が割かれており、飽きさせないつくり。

レイのほうは、昔懐かしい香港カンフー映画を観ているようでした。もしくはジャッキー・チェンの「ベスト・キッド」。
厭世的になり隠遁していた師が、若く才能ある弟子のひたむきさにほだされつつも、あくまでとぼけた味は失わない、みたいな。あんな小さな孤島では飲水が手に入らないだろうと思ってたらすました顔で動物の搾乳を始めたり。けんもほろろな対応をしていたくせにチューバッカを見ると
「ミレニアム・ファルコンが来てるのか!?」と目の色を変えたり。フォースってなんだか、今回の話を見る限り東洋でいう“気”みたいな感じがしますね。
ジェダイの遺産を焼く焼かないのところもうれしかった。

レジスタンスのお話については、フィンとローズのハラハラドキドキ、明るくコミカルな(もちろん感動シーンもある)冒険譚が楽しいのですが、組織全体としてはところどころ齟齬が生じていて低調です。被害甚大過ぎ。
「自分たちの存在が全宇宙の、ファーストオーダーに虐げられる人々の希望となる、われわれは火花だ」との言葉が何度も聞かれましたが、
「勝機には乗じるべし」というポー(中佐→隊長→パイロットさんとどんどん肩書が下がる)の戦術も、
「犠牲は最小限に」というレーアや提督らの戦略も、
いずれにしろほとんど成り立たないレベルの人数になってしまい、「連合艦隊」観てる気分になりました。
レイという天才が肩入れしてくれていますが、ファーストオーダー側にはレンがいる。この戦いはいったいどうなっていくのかと……終わらせ方を考えておくことは大事ですね。

小ネタ

・献辞じゃなくクレジットに「我らが愛すべき姫君を偲びつつ」って入ってた。PRINCESの前に「OUR」入ってた。
・ファーストオーダー側にも可愛いのいた。BB9E、覚えた。
・BB8八面六臂過ぎ。
・ローズいいキャラ、というか天使なんだけど容姿は「ソロモンの偽証」の松子ちゃんみたいだった。日本人の感覚なら美人を起用するところ。
・DJも好きなキャラだった。あれで体術も強いと申し分なかった(弱いという意味じゃなくかれが格闘するシーンがなかった)。
・捕虜にもちゃんとファーストオーダーの制服を着せてやる律儀なファーストオーダー。
・ (´;ω;`)ゞ(`・ω・´)ゞ
12/17追記。パンフ写真を貼ろうかと思ってましたが(豪華&美麗)、金曜ロードショーか何かで「7」をやったんでしょうか、妙にカイロ・レンさんがSNSで人気のようだったので、変装して部下の心を知ろうとするカイロ・レン動画を貼りました。
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2017.12.15 23:25 | dvd box 観たらめも | トラックバック(-) | コメント(-) |
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