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LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

タイトル通りの内容でした! カンフーでヨガでした!
アジア系美男美女がてんこ盛りなのも嬉しい! ルッキズムと言われようとも、どうせ映画館で観るのなら、顔でも風景でも綺麗なほうがいいのです。
ドバイのパトカーまで巻き込んだ高級車カーチェイスは豪華すぎるしパンフレットの表紙はラメラメで、とにかくきらびやかな映画でした。眼福。
途中のセリフでも
「インディ・ジョーンズみたい!」とジャッキー自ら言ったりしていましたが、冒頭から<インディ>を意識した導入です(但し女子学生が愛のメッセージを目蓋に書いて示すのはジャッキーではなくジャッキーの助手に向けて)。

ジャッキー・チェン演じるジャッキーは中国随一の考古学者。その優れた研究成果を見込んで、インドの宮廷博物館に勤めるドクター・アスミタ(超美女)が、財宝の在り処を示す古地図を持ち込んできます。
それは唐代の昔、友好の証として天竺の小国・マガタ王国が献上しようとした財宝。
助手のシャオグァン、ヌゥオミン達(アイドル的美男と気の強そうな美女)とともに地図を修復する傍ら、かつての親友の息子でトレジャーハンターでもあるジョーンズ(無頼な美男)、アスミタの助手にして実は妹のカイラ(気さくな美女)らとの探索チームを組織し、崑崙山脈へ。
しかしその財宝を狙う者(濃い美男)たちが、彼らを衛星を通じ監視していて――。

ともに歴史大国である中国とインドが組むなら<インディ>的な盗墓ものはむしろ十八番。史実ネタにも事欠かず、しかもともにIT大国でもあるので捜索に登場する様々な機械・技術にも興味をそそられます。いいところに目をつけたなと思いました。
<インディ>から西洋的な残酷さを差し引いて、代わりに盛り込まれたのがカンフーとヨガ。
財宝のなかにあった巨大な宝玉、<シヴァの目>を追ってドバイへ、さらにはインドへと向かうジャッキーですが、このあたりも独特のユーモアと明るさがあり、なんとなく教授と助手たちの珍道中っぽい味わいになっているのが好き。敵の横やりだけでなく狼、ライオン、ハイエナ、蛇といった動物とも出くわしますが、これしきのアクシデント、余裕でかわしてくれるだろうという安心感があります(ただし動物たちはかわいそうなのでCGであってほしい)。
大自然から世界有数の都市へ、そしてインド奥地のひなびた寺院へ、移り変わる風景も面白く、極めつけはバザールでの大乱闘!

アクション面では若手に花を持たせて(そちらも激しいアクションを繰り広げる)うまく尺を稼いでいますし、往時の主演作よりは短いながら、ジャッキーメインのシーンではびしっとコミカルに決めてくれます。冒険の間カンフーの名手として大暴れするジョーンズも、ジャッキーと1対1では手玉にとられるばかりで歯が立ちません。木人が登場するのも嬉しい。
これに対しアスミタやヌゥオミンら女性陣がヨガの名手という設定で、敵に襲われた時
「きゃあ! 助けて!」と悲鳴をあげつつも身体の柔軟さを活かしてうまくかわしたり反撃したり、決して敵に負けていないのも楽しかった。
また、<シヴァの目>が見つかるのが崑崙山脈の閉ざされた氷の洞窟のなかであり、発砲すれば雪崩や氷壁の崩落が怖い、というのも良い設定で、自然と体術メインの争いになっていました。

最後は敵と味方入り乱れてダンスというボリウッド風の大団円でこれもいい。

小ネタ
・冒頭の講義シーン、CG部分がちょっと長すぎ、象が大きすぎ
・美女にいいとこ見せようとちゃっかりアピールする教授と、
 「すごいわ、いつもなの?」と感心するアスミタに、いちいち
 「教授がこんなことするの初めてです」と返して足を引っ張る助手
・敵(インド人)の物欲をたしなめようと
 「空即是色一切皆空」と言いかけて、
 「仏教は2000年前にインドから中国に伝わったんだが?」とやり返される教授
・脅迫されしぶしぶ始めた謎解きに、だんだん夢中になっていく教授
・「歴史に敬意を払え!」と突然熱くなる教授
 (でもアクション中大事な宝を相手に投げつけたりする)
・非戦派のくせに救出作戦では男気を見せる助手
・競りのシーンで<素晴らしき青空の会>がストラディバリウス競り落とすの思い出した
・鷹狩かっこいい
・エンドロール謎の無音&NG集なし

何度でも言いますが象は大きいし、あとジャッキー・チェン、ダンスが上手いし柔軟性がすごいです。

西洋的残酷さというのは、白黒つけた相手に容赦ないところ。
「インディ・ジョーンズ」シリーズではネオナチやロシア人が悪の権化として描かれ、悲惨な末路をたどることになります。また、白刃をもって迫る相手を、インディがあっさり銃弾の一発で倒してしまうところがギャグとして描かれます。
敵の時代がかった、勿体ぶった感じはわざと滑稽に演じられていますし、その大仰さに対して淡々と撃つインディが絶妙な間で、ギャグなのは明らかだし
「そりゃそうだ、撃てばいいよね」とつい笑ってしまうのですが、それにしても相手への敬意はないよなと笑った後でちょっと殺伐とする。
「カンフー・ヨガ」にそれはないと感じたのです。みんなで仲良く歌って踊る、たまにはこういういい加減・お気楽な大団円もいいなと思います。
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2017.12.24 01:30 | dvd box 観たらめも | トラックバック(-) | コメント(-) |
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