LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

早く観なければ、すぐにGW映画も来てしまうしと焦りに焦って行ってきました!
なるべくネタバレない感想文にしようと思いますが、いわゆる<イースターエッグ>探しの苦手なわたしにも簡単にわかる小ネタがいっぱい。映画に詳しい方ならもっとわかるのでは。

これはできるだけ映画館で観るべき映画。それもお勧めは、
「3Dメガネをかけて、4DやD-BOXなど、臨場感をより増してくれる設備のあるところで」の鑑賞。なんとなくUSJなどのアトラクションに参加しているような気分になれました。

あと、ネタバレというか既に特撮クラスタの間で駆け巡っている話なので言っちゃいますが、確かに、
「仮面ライダーW」の弾吾が、すごくいい役で出ていました!
活躍してたけど、どうせならヘブンズトルネードやればいいのに。
ディストピアものと思わせて

社会問題が、その処理能力を超えて飽和し、人々が何もかも諦めた、そんな近未来。
食事を取り、排泄し、睡眠をとる、リアルに割くのはその、必要最低限度の行為にかける時間だけで、かれらの人生はほぼすべて、仮想現実世界、<オアシス>に投じられています。廃車やトレーラーハウス、廃屋や空き地に張られたテントなどを住まいに、片時もVRのスコープを外さない人々。
5年前、<オアシス>の創造主にして運営企業のトップが
「<オアシス>世界に、新たに特別なイースターエッグを隠した。最初に見出した者に、巨額の遺産と、<オアシス>の運営権すべてを譲渡する」と言い残して死亡し、人々を熱狂させました。ただ、かれの残した課題はあまりにも難しすぎて、既に大方の熱は覚め、<オアシス>ではただ遊ぶだけとなっています。主人公はじめ、一部の諦めの悪い探索者たち以外は。

ある時、主人公が最初の鍵を手にしたために、探索者たちはもちろん、一般大衆も
「あの遺言は本当のことだった。実行不可能ではないのだ」と色めき立ち、主人公は英雄と讃えられ、そして――。

主人公たちが挑むのは、ヒントを得て3つのミニゲーム(但し難易度高し)をクリアし、その都度創造主のアバターから最後の謎解きに必要な鍵を授けられる、言わばアドベンチャーゲーム。
タイトルの「Ready Player 1」とは、昔のゲーム、特にアーケードの大半がスタート画面に用いていた文言です。宝探しの楽しさもあり、トレイラーで面白そうだと思っていたのに、なんだこのディストピア? というのが最初の感想。
しかし現実がダークに描かれているからこそ、直後、主人公とともに体験する<オアシス>の素晴らしさが引き立ちます。

むかーし<セカンドライフ>というSNS? が、「もう1つの現実のなかで、もう1つの人生を生きよう」みたいな宣伝をしていました(志はどうでもただのECサイトになってしまいましたが)。それをほんとうに実現したらこういうことになるのでしょう。
ゲーム世界を臨場感たっぷりに楽しむというのが主な利用法ですが、もちろんアバターを通じ、アクセスしている他の人々との出会いもあるし、結婚する人さえいる。
ゲームを有効に進めるツールには、現実に着用するもの(触感などVR世界での感覚を高める)と、ゲーム内で得る武器やマジックアイテムなどとがありますが、その課金が過ぎて、多額の借金が払えず、運営会社で強制労働させられる人までいます(ただし遊びながら他人の落としたコインを集めたり、自作アイテムを販売したり、勝って賞金を得る以外にもゲーム内通貨を稼ぐことは可能なので、その範囲で遊べばリスクはない)。

映像技術の進化をひしひしと実感しつつ、昔の映画のモンスターがゲームクリアを阻むモンスターとして登場すればその迫力に喜び、主人公たちが自由自在にアニメのマシンや小道具を使い、好みのキャラクターをアバターに選べば、いちいち
「あれ知ってる」だの、
「これ大好き」だのと口に出したくなります。

若い人向けと思わせて

わたしの行った劇場ではお子様連れの観客も多く、もちろん主人公は若い男の子なので、冒険の間に仲間たちと恋や友情を育み合いますし、ラストは
「リアルも悪くない、人生には人とのつながりが必要だ」と思わせてくれるハートウォーミングな締めくくりで、若い人向けの映画と言って言えないこともなかった。

ですが、前述のように「知ってる」ネタが古いものが多すぎて、
「これ若い人わかるの?」だの
「やると思った!」だのと思うこともしばしば。
こう書くとBBAだと証明されてしまいそうですが、ある程度年季の入った人か、とくに映画好きでたくさん見ている人ほど楽しめる映画なのかもしれないと思います。
デュランデュラン好きを言明するのがオタクトークになる時代って……。

謎解きのため、実在の、とある映画を、<オアシス>内で観ようとする主人公たち。
その「映画」をわたし個人は観たことがなかったために、ずいぶんなネタバレをかまされた気がしましたが、古典なのでこれは仕方ないかな。
同日追記。ゲームのお話なのでアタリ(アタリショックとかの)などゲームの歴史っぽい会話も出てくるのですが、吹き替えで観たら声優のみなさん平板アクセントでアタリと読むので「当たり」「当たり」とくじの話のように聞こえたのが何か落ち着かなかったです。語源は囲碁用語らしいので、それが正しいのかも知れませんがアタリのCMのア「タ」リという音声が印象的だったので(日本語ナレーションは「ア」タリと頭にアクセントを置いてました)。
4/24追記。変換ミスを見つけたので修正ついでにアタリのCMの話なんかも足してます。
4/26ちょっとネタバレ追記。最初のレースシーンでマッドマックスに出てきそうなでっかい車が目を引くんですが(マッドマックスシリーズ観てないから自信ないけどたぶんそう)、あれが「仮面ライダー3号」のレースシーンのWのリボルギャリーそっくりで(レース運びも)すごい既視感がありました…
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2018.04.23 21:28 | dvd box 観たらめも | トラックバック(-) | コメント(-) |
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