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LOVE! HEROES!

特撮番組全般、そして高岩成二さんと伊藤慎さんを応援します。

ついに黒ウォズが……! ということは予告から知っていたわけですが、これは。
4号出現を楽しみにしてたのにすごい変則変身でした。

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Photo by Roman Koester on Unsplash

長年感想文を続けていると記事タイトルや小見出しのネタが尽きてきて、この「終わりの始まり」だの前回の「ゼロ時間へ」だのが頻出してしまうわけですが、前者は「マクベス」の魔女の予言としてあまりにも有名ですね。後者はアガサ・クリスティの作品タイトル。推理小説というのは冒頭に殺人事件があって、それが発覚、そして警察なり探偵なりの捜査が始まる……というのが典型的な構成ですが、この「ゼロ時間へ(Towards Zero)」では恐ろしい事件が起こると知っているのは読者と犯人だけ、そうと知らない諸関係者たちの動きや思いがずっと丁寧に描かれ続け、それとともに少しずつ進捗する犯人の計画も克明に記録されていきます。徐々に徐々に緊張の度が高まった挙げ句、ほぼ終盤のクライマックスで為す術もなく悲劇に向け怒涛のごとくなだれ込んでいく構成が特徴で、あのスリルがたまらなくて、同様の盛り上がりが感じられる回にはついつい見出しに「ゼロ時間」を使ってしまうのです。
ソウゴたちの過去に起こったこととは。そしてツクヨミの無事は。焦らされますね。
なお<アモーレ交通>というバス会社は実在する――。
預言者の時間

「っつぁっ!」
前回に引き続き、歯が立たぬまでも死闘を続けているジオウⅡ。それを背景に、書を開く黒ウォズ。こんなに背景が気になる前説は初めてです。
「この本によれば普通の高校生・常磐ソウゴ、かれには魔王にして時の王者、オーマジオウとなる未来が待っていた。かれの前に現れたアナザージオウ・加古川飛流はジオウに匹敵する能力を持っていた。さらに明光院ゲイツは、ジオウⅡをも上回るゲイツリバイブの力を手にする。ジオウとゲイツの決着がつきつつある今、わたしもとうとう仮面ライダーゲイツとなる賭けに出るのであった……」ちらりと背後の戦いに目をやる黒ウォズ。「おっと。本を読んでいる場合ではありませんでした」
「……くっ!」
持てる力を振り絞り、必殺の蹴りを見舞うジオウⅡ。慌てずしっかりと受け止めるゲイツリバイブ。
「まだだ、ジオウ……」
反撃に出ようとするゲイツリバイブとジオウⅡの間に割り込んでいく黒ウォズ。
「待つんだ! 我が魔王、そしてゲイツくん。こんなところできみたちに決着をつけられては、もう1人のわたしが喜ぶだけなんでね」
いつもの黒いマフラーを長く伸ばし、己の姿とともに巻き取るのはなんとジオウⅡではなくゲイツのほう。
「えっ」
空に消えていく2人を、取り残され呆然と見上げるだけのジオウⅡ。

どこかのビルの屋上。降ろされたゲイツは当然ながら不機嫌です。
「何のつもりだ黒ウォズ」
「きみのためさ」
「おためごかしは、……」
気色ばむゲイツの前で平然と肩をすくめる黒ウォズ。
「気づいてないのかい?」
「!」
ぽたぽたと垂れる鼻血にその時気づき、手で抑えるゲイツ。それを見ながら
「確かにきみの力は最強だが。……そのぶんリスクもある」
「リスクだと?」
「剛烈のパワーも疾風のスピードも、きみのウォッチが時間を圧縮することで引き出されているようだ。きみの身体に大きなダメージを与える。きみは自分の命を削っているんだ。そこまでしてわが魔王を倒したいとでも」
この時代に来た時から、もとよりそのつもりだと応じるゲイツに、小首をかしげる黒ウォズ。
「そうかな。わたしからすると、きみは我が魔王に友情を感じているようだった。そんなきみがなぜ」
「……おれは見た。ツクヨミが、子供の頃のジオウを襲う瞬間を。おれがグズグズしていたばかりに、ツクヨミが自分の手を汚すことに」
そしてツクヨミは。目撃したばかりの事故を思い起こすゲイツ。

激しい蛇行を繰り返した後、トンネルの壁に激突するバス。たちまち沸き起こる業火の渦。

あれではとても助からない。首を振り、
「ジオウを倒すのはおれの使命だ。友情など感じるはずがない!」と宣して再び変身するゲイツ。ゲイツリバイブ剛烈。
「わたしがゲイツくんに負けたことがないのを忘れたのかい」
「過去の話だ」
未来ですが。前にこれを言われた時は平静を失い手玉に取られたゲイツでしたが、今回は黒ウォズのこのからかいにも動じず、攻撃をしかけていきます。
おっと危ないというように、生身のまま後ずさりする黒ウォズは、手にした本を巨大化し、ゲイツリバイブごと挟み閉じるようにしますが、当然ながらそれで止まることはなく、本ごと打ち破るゲイツリバイブ。
それを見て飛び退りつつスカーフで相手を巻き取ろうとする黒ウォズですが、ゲイツリバイブはそれをも躱します。
「なんと、ここまでか」さすがの黒ウォズも余裕の笑みを消し撤退。……と思いきや、
「逃げ切ったつもりか」とその前に立つゲイツリバイブ疾風。「おれはジオウⅡの予知を上回れる。お前のスピードで逃げ切れると思うな!」
その鋭い爪に倒され、ばらばらになった書物のページが舞い落ちる中、埋もれるような黒ウォズ初の敗北。
「もう1人のわたしめ、恐ろしいものを生み出してくれたな。なんとかしなければ……」

黒ウォズを倒し、資材置き場を抜け、去っていこうとするゲイツ。物陰で待っていた白ウォズ。
「我が救世主、」
「おれはお前の救世主になるつもりはない。黙って見てろ。この力で、必ずジオウを倒す!」
おやおやと見送る白ウォズ。
「いや、きみはまさに救世主だよ。ただし、わたしたちにとっては、だけどね、へ、ははははは。あははははは」不穏極まりない言葉を吐きつつ見上げれば、昼なお明るいレグルスの星でOP。

変化

早瀬は守れず、ゲイツの乱入によって飛流には逃げられ、そのゲイツにはまるで歯が立たず。とぼとぼと帰宅してきたソウゴ。
クジゴジ堂の看板の前に出された立て札に、ふと、目をやります。
<お部屋貸します 店主>
第1話でも出されていましたね。

店内では古めかしい洗濯機の裏のパネルを外し、かがみ込んで何事かしている大叔父。
「ただいま。おじさん、あの札」
ソウゴの声にお帰りと立ち上がりながら、
「ああ、あれ? ほら、上の部屋、空いちゃったでしょ? 新しい入居者募集しようと思ってね」間借りとはいえ食事つきで条件いいですよね。わたしも借りたい。
「そんな、すぐに」ショックを受けているソウゴ。
「だって、ツクヨミくんもゲイツくんももう戻って来ないでしょ」
「ん……」
「さみしくってさ。ご飯だって2人分じゃ作りがいないし。ソウゴくんだって」
「あ、いや……おれは別に」
「そう?」
「だって、元々おれ1人じゃん」
微笑むソウゴを前に、なんとも言えない表情になる大叔父。

***

タイムジャッカーたちが占拠する展望デッキか何か。
「……久しぶりのお客さんが来たみたい」外の気配につぶやくオーラ。果たして隣のビルの屋上に立っているのは黒ウォズ。
「何のつもり? よくもあたしたちの前にのこのこと」
「その節は、実に申し訳なかった」素直に会釈する黒ウォズを見て、
「きみわるんだけど!」
「このままでは、もう1人のわたしの望む通りになるだろう。それだけじゃない。あの加古川飛流と我が魔王が遭遇したあの事件には謎が秘められている」
オーラの背後に立っていたウールが、その時はっと顔色を変えますが、気づかず、乗客名簿の中にあった門矢士の名を思い返す黒ウォズ。
「……。もはやわたし1人では手に負えない。きみたちの力がほしい」
「どの口が言ってるの? 魂胆見え見え。とっとと消えて! あんた、あたしたちの手が借りたいだけでしょ」

黒ウォズの魂胆は確かにその通りなのですが、前回(昨年末)手を組んだ際は門矢士を紹介したりして、タイムジャッカーにとっても黒ウォズの功績がまったくなかったわけじゃないので、そこまで辛く当たらなくても、と思います。
少なくともスウォルツがいれば違ったのでしょうが、けんもほろろのオーラ。肩をすくめ、立ち去っていく黒ウォズ。

ゲリラ戦1

街を歩むゲイツの前に、立ちはだかる飛流。
「加古川飛流。貴様に用はない」
「お前になくてもおれにはある。常磐ソウゴを消すのはおれだ……!」ソウゴモテモテです。
言い放ちアナザージオウとなる飛流。それを見て、おもむろにゲイツリバイブ疾風となるゲイツ。
先に手を出したのは疾風。スピードクロウの威力になすすべもなく翻弄され、……と見せかけ、疾風が飛び込んでくるであろう地点で予めスピアーを構えていたアナザージオウ。激突。
「!」
衝撃に変身を解かれ倒れる飛流。しかし手応えはあったと振り返れば、ゲイツも地に膝をつき、己の出血を信じがたいというように見ています。但し致命傷ではなく、気を取り直し立ち上がるゲイツ。
「ジオウを倒すのはおれだ。お前はひっこんでろ」
立ち去っていくゲイツ。圧倒的な力の差に、伏して立ち上がれないまま
「ううう。うわあああああ!」と悔しさに咆哮する飛流。

「……まだきみの力じゃ足りないみたいだね」

降ってきたか細い声に顔を上げれば、見知らぬ少年が立っています。
「何だお前は?」
「スウォルツの仲間だ。と言っても、あいつが何を考えてきみに力を与えたのか知らないけど」
「おれは」楽しかったバス旅行。病院でのやりとり。幼い日の哀しみを思い出す飛流。「……おれは常磐ソウゴを倒したいだけだ」
「でもこのままじゃ、きみはジオウにもゲイツにも敵わないだろうね」
ぷいと背を向け、歩き出そうとする少年の前へ回り込む飛流。
「どうすればいい? 教えてくれ」
「ゲイツの他に、もう1人未来のライダーがいる。そいつの力を奪えば……」
手渡されたブランクウォッチを握りしめる飛流。

***

野鳥観察に興じる人々。1人の青年が
「おい」と後ろから呼び止められ、振り返った瞬間。
「うわああああああ!」
問答無用で腹にゴーストのウォッチを埋め込まれ、アナザーゴーストに変じます。呼び止めたのは勿論、飛流。

***

資材を運ぶ工場の作業員。
1人倉庫の外へ出たところで
「うわあああ!」
背後からウォッチを埋め込まれ、アナザー鎧武に。手を下したのはやはり、飛流。

***

廃工場の窓の外で足を止めるウール。
「……これでいいの」と背中越しに問えば、
「ああ」
応じたのは黒ウォズ。建物の内側で、やはり窓ガラスに背を向けながら。

「……とっとと消えて!」
オーラの拒絶を前に、大人しく立ち去るウォズを、呼び止めるウール。
「待てよ。……いいよ、協力する。ぼくも知りたいんだ、僕らの過去や現在に、ほんとは何があるのか、この先の未来に、何が待っているのか……」
にやりと笑う黒ウォズ。
「わたしに考えがある」


「でも、うまくいくかなこんな作戦」
「一か八かの賭けだ。だがこれしか道はない」
工場の内と外で離散する2人でCM。

大叔父さんはいつもいいことを言う

クジゴジ堂。常磐順一郎、と大書された郵便箱に、後から貼られたであろう常磐ソウゴの名前。
ライン(だと思うのですが……未来人ラインしてる!)の着信音に気づくソウゴ。
<決着をつけよう。土星館パーキングで待つ。>
果たし状のごとく簡潔な文面はゲイツそのもの。時間が書いてない。立ち上がり出ていこうとするソウゴ。

「ソウゴくん、どこ行くの」めずらしく店先の丸テーブルにかけていた大叔父から声が飛びます。
「ああ。……うん、ちょっと行かなきゃいけないところがあって」
「あ、そうなんだ」いつものように見送ろうとして、しかし行ってらっしゃい、を言いよどむ大叔父。「……いや、言うべきか言わないべきかわかんないけど。言うよ?」
「うん……?」
「おじさんね、ソウゴくんと一緒に暮らしてて、1つだけ後悔してることがあるんだ」
「後悔? 何?」
「おじさん、ソウゴくんを叱ったこと一度もなかったよね。もっとちゃんと叱っておくべきだったんだよ。自分の勇気の無さが情けない……!」
何の話が始まるのかと聞き入るソウゴ。
「正直ね、ずっとどうすればいいかわからなかったんだ。両親を失くして1人残されたソウゴくんに、どう接していいのか、どこまで踏み込んでいいのか」
「そうなんだ」
「だけど、2人がいなくなった今こそ、勇気を出すチャンスかも知れない。だから。叱らせてもらうよ」
うんと頷くソウゴ。
「寂しいんだろ!? ゲイツくんと、ツクヨミちゃんがいなくなって。寂しい時くらい、大丈夫なんて言わないで、ちゃんと寂しいって言いなさい!」
「おじさん……」
「寂しい時に、寂しいって言わない、言えない人間なんて、人の痛みがわからない王様になっちゃうぞ!」

ここがオーマジオウへの道と、ソウゴの覇道との、分岐かもしれないなとふと感じました。
これから命の取り合いをしようというのに、ふっと微笑むソウゴ。

「……ふ、ありがと。行ってくる」
出ていくソウゴ。大仕事を終え、肩で息をつく大叔父。

スウォルツの過去

「ツクヨミ。オレはジオウを倒す……!」
果たし合いの場、土星館パーキングへ、ゲイツも向かっています。倉庫街を抜け、カメラの前をゲイツが通り過ぎていくと、背後の物陰からスウォルツがひょっこり姿を表します。ゲイツに声をかけるでもなく、
「……あの日、おれは初めてツクヨミに会ったんだったなあ。2009年4月24日……」といきなり始まる独白!

***

2009年4月24日。三々五々、観光バス乗り場へ集まってくる親子連れ。
「ソウゴ、待ちなさい!」1人先を行く我が子へ、父がかける声。
「だって。ほら、もう急がないと出ちゃうよ!」大きな荷物を持つ両親が、じれったくて仕方ないと言う風に振り返る幼い少年。
「ソウゴはせっかちなんだから」優しい母の声に、
「えへへへ」と嬉しそうに笑い、3人で歩みだすソウゴ。
バスが停まっている前には、<サンサン観光 いちご狩りバスツアー>と春らしい色彩に彩られた立て札があり、このツアーが子供連ればかりだったのも納得です。
その背後に音もなく降りてくる黒いタイムマジーンはツクヨミのもの――。

座席に親子3人並んで座ったソウゴたち。
「ね、まだ出発しないの」
「もうちょっと。落ち着いて?」とソウゴの母。
「ねえお父さん。いちご、いっぱい食べようね」その傍らで、同じように両親と座っている飛流。
「飛流、食べすぎないでよ」と母がからかうのにはにかんだ笑みを向けます。
いちご狩りが楽しみでたまらない子どもたちがざわめく車内へ、遅れて1人、乗り込んでいくツクヨミ。彼女が乗り込んだのを確認するや前を向き、
「出発します」とマイクにつぶやく、ピンクマゼンタのカメラを胸にかけた不審な運転手でCM。

ツクヨミの過去

緊張の面持ちで周囲に気を配るツクヨミ。
「このバスに何かが起こるはず。一体何が?」
しかしその時、バス前方に黒ずくめの男が現れます。運転手=士がクラクションを鳴らすも動じず、バスを停め中へ乗り込んできます。黒いつばのある帽子と黒いマント、その姿は夢の中でソウゴに王たる運命を説いた、謎の男そっくりです。

「わたしの招待に応じて、よくぞ来てくれた! 王の候補者たちよ……」

言いながら通路を中ほどまで進んでいく男。ツクヨミの傍らも通り過ぎていきます。
「スウォルツ!? なんで!」

「時空を越え、過去と未来をしろしめす時の王者。お前たち2000年生まれの子供たちの中に、その資格を持つものがいる……」

めっちゃ流星塾です。
ぼんやりと振り返り、スウォルツの口上に耳を傾けていた士。その時、バスが勝手に走り出したことに気づき、ブレーキを踏みしめます。

「死をかけた試練を受けてもらう!」言い放ち、最後部座席にどっかりと腰を下ろすスウォルツ。

バスは走り出したばかりか激しい蛇行を始め、士が何度ブレーキを踏んでも制御できません。
沸き起こる子供たちの悲鳴。
「何なんだ、あんたは」
「うちの子に何を」
勇気ある父親たちがスウォルツのところまで立っていって抗議しますが、
「お前たちの意見は求めん」と部分的に時を停めるスウォルツ。保護者全員が動けなくなり、身体の自由が効くのは子供たちとツクヨミ、士、スウォルツだけとなりました。どうせなら子供以外全員、ってしないかな? と思いますがキニシナイ。

「パパ、ママ!?」両親の異変に恐慌状態に陥る子供たち。その中で憤然と立っていき、
「お前、何してんだよ」とスウォルツの巨体の前に立ちはだかるのは幼いソウゴ!
「……おい」スウォルツがすごみ、ソウゴの襟を掴んだまま立ち上がっても睨みつけています。黒ウォズが見れば、
「さすがは我が魔王、栴檀は双葉より芳し」くらい言いそうです。
この成り行きから、怯えつつも目が離せない幼い飛流。
「放しなさい!」子供への蛮行だけは耐え難かったのか、とうとう立ち上がり、叫ぶツクヨミ。「ソウゴ!」
スウォルツを狙った銃弾はしかし弾かれ、飛流のほうへ。驚き失神する飛流。
「この時代で何をしようとしているの!」なおも毅然と問うツクヨミに
「……お前、時間を移動してきた介入者か」驚くスウォルツ。「だが邪魔はさせん!」

子供たちの悲鳴を満載のまま、不自然にロータリーを何周も回った後、蛇行しながらトンネルへ向かうバス。
トンネルの壁に激突し、大爆発を起こします。
その様を上空から為す術もなく見守っているのは赤いタイムマジーン。

「――危ない!」
膨れ上がる火球がバス後部から運転席までも飲み込もうとする寸前。オーロラのカーテンが士や近くに立っていたツクヨミを守ります。

「……」そして、地面の上に投げ出された子供たち。バス爆発の現場ではなく、別の時空へ運ばれています。
「痛、」
「パパ、ママ、どこ?」
「ママどこ……?」
起き上がりあたりを見回す子供たち。率先して立って行くのはソウゴ。飛流は失神したままです。
どうやら投げ出されたのは歩道橋の上らしく、手すりに取りついて外を見下ろせば、巨大なロボットがビルを、通路を破壊しています。
「ソウゴ! ……ダイマジーン……?」その光景に子供たちと同じく、目を見張るだけのツクヨミ。
傍らに立つ士も、言葉を発さず、ただダイマジーンの殺戮を物見高く見ています。

ゲリラ戦2

そして現代。
白ウォズに襲いかかるアナザーゴーストとアナザー鎧武。
「何のつもりだ? 変身」
しかし少しも慌てず、ジカンデスピアーで薙ぎ払う仮面ライダーウォズ。やはり俄仕立てのアナザーライダーでは……と思っていたら、
「もらうぞ、貴様の力」とその背後に現れたのは飛流!
「何だと……うっ」
ウォズにブランクのウォッチを押し当てれば、たちまちその形態はスマートウォッチに変わっていきます。
無理やり変身を解かれる白ウォズ。
「何故だ……」
「仮面ライダーウォズの力は貰ったよ!」横から囃し立てるように現れ、言うウール。
「少年」
「いいざまだ。力を失ったきみをいたぶってあげる」
「させるか!」

ノートを開く白ウォズ。
<仮面ライダーウォズの力、ウォズのもとに戻った>と記せば、たちまちウールの手からウォッチが戻ろうとします。にやりと笑い、手を出してウォッチが飛び込んでくるのを待つ白ウォズ。
……の前に手を差し出し、力を横取りする黒ウォズ! 驚愕する白ウォズに、
「……ふ。仮面ライダーウォズの力、確かにウォズのもとに来た」
「なぜきみが」
「ウォズがきみ1人だと思うな」
「うわあああああ!」悔しさに咆哮するも、その時にはもう、誰もいません。飛流より扱いが悪く気の毒です。

果たし合い

土星館パーキング。
待ち構えるゲイツの前に現れたのは黒ウォズ。
「……またお前か、黒ウォズ」
「言ったはずだよ、きみと我が魔王を戦わせるわけにはいかないと、ね」
「おれも言ったはずだ。お前がおれに負けたことがないというのは過去の話だとな」
ゲイツの言葉にも口元の笑みを消さない黒ウォズ。
疾風に変身したゲイツの前に、ビヨンドライバーを掲げてみせます。
「……何?」
おもむろに装着する黒ウォズ。
「変身……」で終われば渋かったのですが、ここで騒がしいビヨンドライバー(しかしCG効果は歯車!)によって仮面ライダーウォズとなり、さらに手をあげて「祝え! 過去と未来を読み解き正しき歴史を記す預言者・その名も仮面ライダーウォズ! 新たなる歴史の1ページである」と始めてしまうのがウォズです。黙って聞いているゲイツリバイブに振り返り、
「行くぞ。ゲイツくん」
「いいだろう……!」

山道を駆る1台のバイク。ソウゴです。
「行くぞ。ゲイツ!」
いつも自転車ばかりなのでこういうサービスは嬉しいですね。

ということで前回、いろいろな感想を見ているとバス襲撃のツクヨミがまっすぐ腕を伸ばして撃った、という点に着目し、
「子供を狙って撃つ角度じゃない」と見抜いていた方がいらっしゃいましたがまさにその通りでしたね。最後部席に陣取るスウォルツ目指して発射されたものであり、恐怖に失神した飛流はその辺りの記憶が不確かなところへ元凶であるスウォルツに適当なことを吹き込まれたと。
そして未来の時空での生存競争に生き残ったソウゴだけにスウォルツはあの時、王になって人々を救えと吹き込んだと。タイムジャッカーが人の記憶すら操作できるとすればなかなか強力ですね。

このことを知ったウールが今後どちら側につくかも気がかりです。戸谷さんの参戦は、ロケ地が一足早く公表していたのでかなり以前から話題になっていましたね。さすが士のストーカー、出ないはずがないと思っていました。兄さん……
今週の新番組。導入はV-TUBER+考古学と、現代の子供が好きそうな雰囲気だったのですが、リュウソウジャー側は例の採石場や例の天文台と幻想的なロケ地を選び、古城の辺り、汗に濡れた頬が篝火を映し、剣に忠誠を誓う騎士たち……と中世テイスト。
先輩騎士3人(レジェンド出演)と新米騎士3人の構成も贅沢な導入です。悲劇を経て真の覚悟を得たリュウソウレッドたちの初陣が見事でした。火竜が怪獣に見えてもキニシナイ。マスターピンクの微笑み、母の如き慈愛に満ちて美しかった……
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